県民の皆様へ
       〜伊勢新聞掲載の記事に対する調査結果について〜

 伊勢新聞社の平成15年11月18日付け朝刊に掲載された、上野警察署
職員住宅に関する記事については、調査の結果、次のとおり事実と異なる
記述がありました。
 記事の見出し及び内容の中で、
  @ 「若手刑事ら酔って乱行」などとありましたが、事実は、
      
本年10月21日夜、飲酒して独身寮に帰宅した署員が、
       歩行中つまづいて、独身寮の1室のルーパー窓の一部
      (1枚〜下記写真のとおり)を割ってしまった
  
 というものでした。

  A 「ガラスが割られた部屋は50歳代の巡査の部屋に集中」
     「付近の住民は『署内のいじめだ。』と警察への批判を強めている」
   とありましたが、前述のとおり、
     
○ 複数の部屋のガラスが割られた事実はなく
      ○ 「いじめ」として故意にガラスを割ったわけではなく
      ○ 同巡査に聴取した結果、いじめの事実はなかった

    ことが確認されています。
  B 「交番勤務員の巡査の部屋を中心に、8枚のガラスを割った。」
   とありましたが、事実は、下記写真のとおり、
        
ルーパー窓を構成する10枚のうちの1枚
       (長さ39.5センチ、幅8センチ)が割れた

   というものでした。
 
      【破損窓の全景】               【割れたガラス】
     ※ 指差し部を破損           ※ 1枚のみ(窓枠下)
                         
 このような事実と異なる記事が掲載されたことにより、上野警察署をはじめ三重県警察の信頼が著しく損なわれたことから、同社に対し、厳重に抗議するとともに、記事の訂正を強く要望しましたが、記事の訂正がなかったことから、 同記事に対する三重県警察の調査結果を公表するものです。