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集団密航事件の状況について

【集団密航事件の状況】
近年、集団密航事件は大きく減少しており、警察及び海上保安庁の検挙件数、検挙人員はピークであった平成9年には73件、1,360人であったものが平成17年は11件、26人となっています。

集団密航事件には、「船舶を利用するもの」と「航空機を利用するもの」の2つの形態があります。船舶を利用するものでは少人数で船倉やコンテナに潜伏して密航する手法が主となっており、航空機を利用するものでは旅券を偽変造して密航するものが多くなっています。現在では、船舶を利用した事件よりも航空機を利用した事件の割合が多くなっています。

集団密航事件検挙状況の推移(平成13年〜17年)
平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年
件数 43件 25件 26件 16件 11件
人員 419人 170人 139人 44人 26人
※ 「平成18年 警察白書」より


【県内における集団密航事件発生状況】
三重県は南北に長い海岸線を有していることから、過去に何度か集団密航事
件が発生しています。

・ 平成4年には志摩町(現:志摩市)において密航船を用いた集団密航事件が
発生、中国人67人を検挙したほか、最近では平成17年に四日市港においてコ
ンテナを用いて密入国を企てた中国人を検挙しています。

集団密航事件検挙状況(県内)
検挙件数 検挙人員
平成4年 1件 67人
平成9年 1件 1人
平成13年 1件 7人
平成17年 1件 5人

密航に使用されたコンテナの状況
(平成17年)

【警察の対策】
警察では集団密航事件を検挙するため、関係機関と連携するなど水際対策を強化しています。 県民の皆様のご協力をお願いします。

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