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災害警備訓練の実施状況

中部管区広域緊急援助隊合同訓練

● 広域緊急援助隊とは

 広域緊急援助隊は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害発生時において、迅速・的確な災害警備活動を行うために、都道府県を越えて広域的に即応でき、かつ高度な救出救助能力と自活能力有する災害対策の専門部隊として、平成7年6月に全国の都道府県警察に設置されました。
同隊は、救出救助を行う警備部隊、緊急交通路の確保を行う交通部隊、検視や遺族等への安否情報の提供等を行う刑事部隊で構成されており、現在は全国で約4,700人の警察官が隊員に指定されています。
また、大規模災害が発生した場合に被災地の都道府県公安委員会の援助要求に基づいて派遣され、被災地の都道府県警察と連携して、各種の災害警備活動に当たることとしています。

                       
                  シンボルマーク                         レスキュー車

● どういう能力を有しているか 

 救助部隊には、高性能な救出救助用資機材を搭載したレスキュー車や夜間活動用の投光車等を配備しています。また、エアーテント、寝袋、非常用食糧(アルファー米、乾パン等)、トイレカー等も配備しており、災害現場では自活しながら災害警備活動を行うことができます。

◇ レスキュー車に搭載する主な救出用資機材
    エンジンカッター、エッジソー、油圧式カッター、エアージャッキ、レスキューフォース、ファイバースコープ等

                            

● 訓練状況はどうか

 中部管区広域緊急援助隊の訓練は、毎年、中部管区警察局内の部隊が一同に会して、各県の連携強化と災害対処能力の向上を図ることを目的に合同で実施しています。三重県での開催は、平成8年度(津市内)、15年度(伊勢市内)、21年度(桑名市内)の3回です。
※ 平成21年度については、大雨の影響で一部の訓練が中止となりました。

          
                  平成21年度(三重県桑名市)                          平成20年度(石川県津幡町)     

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