2023/07/27 公安委員会定例会議開催概要

第1 開催日時
令和5年7月27日(木)午後1時20分~午後4時45分

第2 開催状況

1 個別会議(第1部)

⑴ 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律等の施行に伴うインターネット異性紹介事業者に係る「処分基準」の改定について(審議:生活安全部)
警察本部から、改定理由や内容等について説明を受け、審議の上、改定を決定した。

⑵ 賞揚等の禁止命令の発出について(審議:刑事部)
警察本部から、命令する対象者や内容等の説明を受け、審議の上、禁止命令の発出について決定した。

⑶ 審査請求の受理について(審議:警務部)
警察本部から、審査請求(2件)の趣旨や理由等について説明を受け、審議の上、受理を決定した。

⑷ 審査請求の受理及び裁決について(審議:警務部)
警察本部から、事案概要や審査関係人の主張等について説明を受け、審議の上、却下を決定した。

⑸ 運転免許の行政処分について(審議:交通部)
警察本部から、運転免許の行政処分(21件)について説明を受け、審議の上、行政処分を決定した。

2 全体会議

全体会議の冒頭、警察本部長から、「本年5月、県内で発生した児童虐待による女児の死亡事案を受け、県では知事出席の下、児童虐待防止対応検討会議が行われ、児童の安全確認を徹底するなどの対応方針が示された。児童虐待事案に対しては、これまで県警においても児童相談所と連携した対応を実施してきたところであるが、今後も、でき得ることを確実に行い、この種事案の防止に取り組んで参りたい。」旨の発言があった。

⑴ 令和5年第2回三重県議会定例会6月定例月会議の結果について(報告:警務部)
警察本部から、質疑内容や今後の議会日程等について報告があった。

⑵ 令和5年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について(報告:警務部)
警察本部から、大会概要や出場選手等について報告があった。

⑶ 令和5年度第1四半期における監察実施結果について(報告:警務部)
警察本部から、実施項目や結果等について報告があった。
志田委員からの「耐刃防護衣はいつも着装するのか。」との質問に対して、警察本部(首席監察官)から「街頭活動中はもちろん、在所警戒中であっても着装することとなっている。」旨の説明があった。
また、長江委員から、「交番・駐在所の施設内の管理がおろそかになると、思いがけない事故につながるおそれがあることから、基本の徹底をお願いする。また、耐刃防護衣の着装の徹底についても併せてお願いする。」旨の発言があった。

⑷ 夏の交通安全県民運動の実施結果について(報告:交通部)
警察本部から、運動期間中の交通事故発生状況や同期間中における取組等について報告があった。
村田委員長から、「交通事故が1件でも減るよう、今後も努力していただきたい。」旨の発言があった。
また、志田委員から、「知名度の高い人を起用した広報啓発は効果的であるので今後もよろしくお願いする。」旨の発言があった。

⑸ 代替施設における災害警備本部設置訓練の実施について(報告:警備部)
警察本部から、目的や訓練内容等について報告があった。
村田委員長から、「災害発生時に戸惑わないよう、事前の準備をお願いする。」旨の発言があった。また、志田委員から、「練度を上げることが重要である。今後も訓練によりレベルアップを図っていただきたい。」旨の発言があり、長江委員からは、「こうした訓練は大事である。大災害が発生した場合に備え、訓練をよろしくお願いする。」旨の発言があった。

3 個別会議(第2部)

⑴ 警戒の空白を生じさせないための組織運営について(報告:警務部)
警察本部から、指針や重点事項等について報告があった。
村田委員長から、「どの組織であっても変革することは難しい。何を変えるべきか、よく考え、まずはしっかりした骨組みを作っていただきたい。」旨の発言があった。
また、志田委員から、「スケジュールはタイトであるが、三重県警察の経験則も活かしながら、三重県の特性に応じたものを作っていただきたい。」旨の発言があり、長江委員からは、「新しいものを取り入れたり変革するには、まず、現状把握を徹底して行い、次に職員の意識改革が必要である。それに加え、これまでの経験則に囚われないようにする一方、培った経験則を活かすバランス感覚が必要である。難しいと思うが是非とも見直しを推進していただきたい。」旨の発言があった。

⑵ 街頭防犯カメラシステムの運用状況について(令和5年第2四半期)(報告:生活安全部)
警察本部から、設置場所や活用状況等について報告があった。

⑶ 小型無人機等飛行禁止法に係る小型無人機等の飛行に関する通報について(報告:警備部)
警察本部から、飛行目的や区域等について報告があった。

⑷ 警察宛てに申し出られた職員の職務執行に関する苦情の処理状況(令和5年6月終結分)について(報告:警務部)
警察本部から、申出の要旨や調査結果等について報告があった。

 

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