2024/03/28 公安委員会定例会議開催概要

1 開催日時
令和6年3月28日(木)14時10分~17時

2 開催状況

1 個別会議(第1部)

⑴ 運転免許の行政処分について(審議:交通部)
警察本部から、運転免許の行政処分(14件)について説明を受け、審議の上、行政処分を決定した。

⑵ 審査請求の受理について(審議:警務部)
警察本部から、審査請求の趣旨や理由等について説明を受け、審議の上、受理を決定した。

2 全体会議

⑴ 令和6年三重県議会定例会2月定例月会議の結果について(報告:警務部)
警察本部から、質疑内容や今後の議会日程等について報告があった。

⑵ 運転免許証の自主返納及び運転経歴証明書交付状況について(報告:交通部)
警察本部から、運転免許証の自主返納及び運転経歴証明書の交付状況や自主返納しやすい環境整備の状況について報告があった。
志田委員から「在宅診療の現場では、『運転免許証を返納してもいいが、なかなか返納に行けない。』という高齢者が多い。訪問による自主返納請の受理は、より積極的に行っていただきたい。」旨の発言があった。
吉田委員から「社会福祉協議会等の関係機関とも連携して訪問による申請の受理ができることについて知ってもらう機会を拡大し、制度の更なる周知を図られたい。」旨の発言があった。
村田委員長から「免許更新時に検査が実施されているが、高齢者は急に発病することもある。更新の合間となる期間をどうするかが課題であり、病院と連携を取るなど方策を考え、運転することが危険な人を見つけ出すことも必要ではないか。」「広報媒体を活用して高齢者の事故率をPRするなどして返納を呼び掛け、返納のきっかけを作ってほしい。」旨の発言があった。

⑶ 愛子内親王殿下のお成り警衛結果について(報告:警備部)
警察本部から、愛子内親王殿下のお成り警衛の実施結果について報告があった。
村田委員長から「愛子内親王殿下に何事もなくお過ごしいただけたことはよかった。ご苦労様でした。」旨の発言があった。

3 個別会議(第2部)

⑴ 自動車運転代行業者の認定取消処分の上申について(審議:交通部)
警察本部から、認定取消処分事由、処分経過、実施結果等の説明を受け、審議の上、取消処分について決定した。

⑵ 当面の警備情勢について(報告:警備部)
警察本部から、当面の警備情勢について報告があった。

⑶ 警察職員の援助の要求について(審議:警備部)
警察本部から、援助要求の内容等の説明を受け、審議の上、その同意について決定した。

⑷ 警察職員等の援助の要求に基づく派遣について(審議:警備部)
警察本部から、援助要求の内容等の説明を受け、審議の上、その同意について決定した。

⑸ 公安委員会宛ての苦情申出に対する調査結果について(審議:警務部)
警察本部から調査結果等の説明を受け、審議の上、回答内容を決定した。

⑹ 公安委員会宛ての意見・要望等への対応状況(令和6年2月中)について(審議:警務部)
警察本部から、申出内容や対応状況等について説明を受け、審議の上、対応結果を了承した。
志田委員から「認知症、病気などが背景にある問題については、縦割りでの解決は難しい。行政の構築している地域連携の枠組みなどを活用して対応するのがよいと思う。」旨の発言があった。

⑺ 公文書及び保有個人情報の開示請求状況(令和6年2月中)について(報告:警務部)
警察本部から、請求内容や開示内容等について報告があった。

⑻ 警察宛てに申し出られた職員の職務執行に関する苦情の処理状況(令和6年2月終結分)について(報告:警務部)
警察本部から、申出の要旨や調査結果等について報告があった。
志田委員から「取調べに関する苦情については、可視化することがベストである。記録していることは、お互いにメリットがある。急に進むものではないが、少しずつでも進めていってもらいたい。」旨の発言があった。
吉田委員から「取調べにおける不適切な言動について、録音録画等の記録がないと、委員がその有無を確認するにも限界がある。職員の側に問題があった場合、そのことに気付き、取調べの方法を改善するきっかけにもなる。制度化していくことが重要だと考える。」旨発言があった。
村田委員長から「録音録画については、国家公安委員会委員等に対し、要望の機会があれば伝えていきたい。」旨の発言があった。

 

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