公安委員会定例会議開催概要

1 

2 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり15件の行政処分を決定した。

3 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年第1回三重県議会定例会(2月会議)について
警務部長から、2月14日開会の平成23年第1回三重県議会定例会(2月会議)について報告があった。
○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、平成23年1月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○ 平成22年中における子ども・女性安全対策室の活動状況について
生活安全部長から、平成22年中における子ども・女性安全対策室の活動状況について報告があった。
委員長から、「子ども・女性に対する犯罪の抑止は、何より先制・予防的活動の充実が重要である。」との発言があった。
これにつき、本部長から、犯罪の前兆事案である声かけ・つきまとい等の情報を早期に把握し、集約・分析して、抑止対策を執るとともに、前兆事案の行為者に対する警告等を含めた先制・予防的活動を充実させたいとの説明があった。
○ 第4回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について
交通部長から、2月20日開催の第4回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成23年1月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○ 関係機関との共同訓練の実施について
警備部長から、関係機関との共同訓練の実施について報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 検視臨場について
委員長から、「警察庁は、検視の臨場率等を発表したが、三重県の状況はどうか。」との質問があり、刑事部首席参事官から、検視体制の強化により、臨場率、解剖率ともに向上しているとの説明があった。

4 議決事項

(1) 放置違反金納付督促異議申立ての却下について
交通部長から、放置違反金納付督促異議申立ての却下について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり21件の行政処分を決定した。

5 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年度警察費当初予算案の概要について
警務部長から、平成23年度警察費当初予算案の概要について報告があった。
委員長から、「緊急雇用創出事業の振り込め詐欺撲滅事業とは、どういうものか。」との質問があり、刑事部長から、継続中の事業であり、犯行に使用された携帯電話に警告電話をかけ、一方で、犯行に使用された口座等の情報から検挙につなげていこうとするものであるとの説明があった。
○ 平成22年度第3四半期における実地監査等の実施結果について
警務部長から、平成22年度第3四半期における留置施設に対する実地監査等の実施結果について報告があった。
委員から、「適正な留置管理について厳しく指導してもらいたい。一方、被留置人に対し人権への配意を欠かさないよう、教養も徹底してほしい。」との発言があった。
また、委員長から、「留置担当官の勤務意欲の高揚が図れるよう組織でしっかりと対応してもらいたい。」との発言があった。
○ 平成22年度第3四半期における監察実施状況について
警務部首席監察官から、平成22年度第3四半期における監察実施状況について報告があった。
○ 平成22年度下半期職務質問短期派遣研修会の実施について
生活安全部長から、平成22年度下半期職務質問短期派遣研修会の実施について報告があった。
○ 平成22年中における少年警察関係情勢について
生活安全部長から、平成22年中における少年警察関係情勢について報告があった。
○ サイバー犯罪防止のための情報セキュリティ対策推進月間について
生活安全部長から、サイバー犯罪防止のための情報セキュリティ対策推進月間について報告があった。
○ 平成22年中の振り込め詐欺対策活動の総括について
刑事部長及び生活安全部長から、平成22年中の振り込め詐欺対策活動の総括について報告があった。
○ 平成22年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部長から、平成22年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について報告があった。

(2) その他
○ 情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年1月14日から平成23年1月27日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

6 議決事項

(1) 飲食店営業所に対する行政処分(営業停止命令)について
生活安全部長から、飲食店営業所に対する行政処分(営業停止命令)について
説明があり、原案どおり決定した。
(2) 三重県暴力団排除条例の施行に向けた公安委員会規則(案)の制定について
刑事部長から、三重県暴力団排除条例の施行に向けた公安委員会規則(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分を決定した。

7 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年2月中業務計画について
警務部長から、平成23年2月中業務計画について報告があった。
委員から、「業務計画にコーチング研修会とあるが、どのような内容か。」との質問があり、警務部長から、外部講師を招き、職員の業務に必要なコーチング手法について実演形式で勉強させているとの説明があった。
○ 平成22年度警察署協議会代表者会議の開催について
警務部長から、2月16日に開催される平成22年度の警察署協議会代表者会議の概要について報告があった。
○ 平成22年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成22年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
○ 平成22年中の懲戒処分等の状況について
警務部首席監察官から、平成22年中の懲戒処分等の状況について報告があった。
○ 街頭犯罪等の情勢について(平成22年中)
生活安全部長から、平成22年中の街頭犯罪情勢について報告があった。
委員長から、「平成23年中の刑法犯認知件数等の抑止目標はどうするのか。」との質問があり、生活安全部長から、昨年の実績を踏まえた抑止目標を設定しているとの説明があった。
○ 平成22年中の110番受理及び緊急配備実施状況について
生活安全部長から、平成22年中の110番受理及び緊急配備実施状況について報告があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成22年中の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

8 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)の制定について
警務部長から、職員の増員に伴う「三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)」の制定について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分を決定した。

9 報告事項

(1) 実戦的総合訓練点検の実施について
警務部長から、平成22年度実戦的総合訓練点検の実施について報告があった。
(2) 三重県警察音楽隊定期演奏会の開催について
警務部長から、2月11日に開催される平成22年度三重県警察音楽隊定期演奏会の概要について報告があった。
(3) 職務執行に関する苦情・処理状況について
警務部長から、平成22年12月中の中の職務執行に関する苦情・処理状況について報告があった。
(4) 三重県警察認定「子ども安全・安心の店」について
生活安全部長から、三重県警察認定「子ども安全・安心の店」について報告があった。
委員から、「募集の広報はどうするのか。また、認定時講習はするのか。」との発言があり、生活安全部長から、募集広報は、年末に各営業所等に対する説明会を開催するとともに、マスコミ等を活用した広報を行っている。また、認定時の講習については、子どもの保護活動等の実績を認定制度の基本的要件にしていることから、行わない旨の説明があった。
(5) 犯罪情勢(平成22年中)について(暫定値)
刑事部長から、平成22年中の犯罪情勢(暫定値)について報告があった。
(6) 高齢運転者標識の様式変更について
交通部長から、高齢運転者標識の「もみじマーク」の様式変更について報告があった。

10 議事事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、20件の行政処分を決定した。

11 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年度地方警察官の増員について
警務部長から、平成23年度地方警察官の増員に伴う本県警察の増員内容等について報告があった。
○ 平成22年度三重県警察けん銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、1月20日に開催される平成22年度三重県警察けん銃射撃競技大会の概要について報告があった。
○ 平成22年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について
交通部長から、平成22年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について報告があった。
委員長から、「交通死亡事故抑止については、昨年の結果を踏まえ、また、愛知県で、歩車分離帯等の高齢者対策に取り組んでいることなどを参考に、実効ある対策に取り組まれたい。」との発言があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成22年12月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○ 内閣総理大臣ほか閣僚の神宮参拝に伴う警護警備の結果について
警備部長から、1月4日に実施した内閣総理大臣ほか閣僚の神宮参拝に伴う警護警備の結果について報告があった。
(2) その他
○ 少年非行防止・健全育成キャンペーンソングの制作について
生活安全部長から、昨年開催された三重県公安委員会と三重県教育委員会と
の意見交換会にて提起された、少年非行防止・健全育成キャンペーンソングを制作した旨の説明の後、同キャンペーンソングを鑑賞した。
○ 110番の日(1月10日)広報用DVDの制作について
生活安全部長から、通信指令課(110番センター)とZTV共同制作による110番の日(1月10日)広報用DVDについて説明の後、同DVDを鑑賞した。
委員長から、「よくできているが、配信範囲が限定されているため、県内全域での配信が望ましい。」との発言があった。

12 議決事項

1) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理及び裁定
について
警務部長から、オウム真理教犯罪被害者等給付金申請の受理案件について説明があり、原案どおり裁定された。
(2) 行政手続法に基づく処分基準等改定について
生活安全部長から、政令改正に伴う行政手続法に基づく処分基準等の一部改定について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律に基づく営業停止命令等の基準に関する規程を廃止する規程の制定について
生活安全部長から、政令改正に伴う風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律に基づく営業停止命令等の基準に関する規程を廃止する規程の制定について説明があり、原案どおり議決された。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、12件の行政処分を決定した。

13 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年第2回三重県議会定例会(11月会議)の結果について
警務部長から、平成22年第2回三重県議会定例会(11月会議)の結果について報告があった。
委員長から、「警察官の増員による効果はいかがか。」との質問があり、本部長から、刑法犯認知件数は、平成14年と比較して格段に減少しているが、その要因は警察官の増員を含めた複合的な効果によるものと考えるとの説明があった。
○ 第5回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
警務部長から、第5回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について報告があった。
○ 犯罪被害者等給付金(遺族給付、重傷病給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付、重傷病給付)申請の受理について報告があった。
○ 平成23年「110番の日」の広報活動について
生活安全部長から、平成23年「110番の日」の広報活動について報告があった。
○ 年末の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、年末の交通安全県民運動の実施結果について報告があった。
○ 高速道路等における速度規制見直し検討結果について
交通部長から、高速道路等における速度規制見直し検討結果について報告があった。
委員長から、「よく検討されていると思う。今後、早期実現に向け、対応願いたい。」との発言があった。
○「総理大臣ほか閣僚の神宮参拝」に伴う警護警備について
警備課長から、「総理大臣ほか閣僚の神宮参拝」に伴う警護警備について報告があった。
(2) その他
○ 情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成22年12月10日から12月23日の間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

14 議決事項

1) 飲食店営業所に対する行政処分(営業停止命令)について
生活安全部長から、 飲食店営業所に対する行政処分(営業停止命令)について説明があり、行政処分を決定した。
(2) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の申請について
警備部長から、街頭宣伝に伴う示威行進及び集団示威運動に関する条例の申請について説明があり、議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、14件の行政処分を決定した。

15 報告事項等

1 報告事項
○ 平成23年1月中業務計画について
警務部長から、平成23年1月中の業務計画について報告があった。
○ 警察署長会議の開催について
警務部長から、平成23年1月開催の警察署長会議について報告があった。
○ 平成22年三重県警察10(重)大ニュースについて
警務部長から、平成22年中における三重県警察の10(重)大ニュースについて報告があった。
○ 指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について
刑事部長から、平成22年11月中、全国一斉に実施された指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について報告があった。
委員長から、「警察庁指定の特別手配と重要手配とは何か。」との発言があり、刑事部長から、特別手配はオウム真理教の信者3名を殺人等にて手配しているものであり、重要手配は殺人等の凶悪犯罪のほか、広域的で悪質、常習的な窃盗、詐欺等の被疑者を手配しているものであるとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成22年11月末における三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○ 年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員長から、「解消対策の項目に、警察署長、高速隊長権限による臨時の交通規制の実施とあるが、どういう場合か。」との発言があり、交通部長から、通常、交通規制は公安委員会によるものであるが、道路交通法に公安委員会は、適用期間の短いものに限り、通行禁止等の規制を警察署長(高速隊長を含む。)に行わせることができると規定されており、この権限に基づき、臨時の交通規制を実施するものであるとの説明があった。

16 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、11件の行政処分を決定した。

17 報告事項

(1) 報告事項
○ 平成22年度車両運転技能認定試験の実施結果について
警務部長から、平成22年度車両運転技能認定試験の実施結果について報告があった。
委員長から、「認定試験は、一般の運転免許試験より難しいのか。」との質問があり、警務部長から、警察車両を運転することとなるため、認定試験は、より難易度が高くなっているとの説明があった。
○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、平成22年11月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○ 平成22年度三重県警察通信指令協議会の実施結果について
生活安全部長から、平成22年度三重県警察通信指令競技会の実施結果について報告があった。
○ 飲酒運転取締り強化月間の実施結果について
交通部長から、飲酒運転取締り強化月間の実施結果について報告があった。

(2) その他
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、平成22年11月19日から12月9日の間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

18 議決事項

1) 警察官等の援助要求について
警備部長から、内閣総理大臣ほか閣僚の神宮参拝に伴う警護警備のため、三重県公安委員会から関係府県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

19 報告事項

(1) 報告事項
○ 平成23年三重県警察運営の重点目標(案)について
警務部長から、平成23年三重県警察運営の重点目標につき、執務の基本方針を「県民とともに築く安全で安心な地域社会」、サブタイトルを「強く・正しく・温かく」とすること及び執行の重点について報告があった。
○ 平成22年度国家公務員倫理週間に伴う啓発活動の実施について
警務部長から、平成22年度国家公務員倫理週間に伴う啓発活動の実施について報告があった。
委員長から、「国家公務員である地方警務官に対しては、国家公務員倫理法等が制定されているが、地方公務員である三重県警察職員に対する倫理規程を作った方がよいのではないか。」との発言があり、警務部長から、現在、三重県警察職員に対しては、国家公務員倫理法等に準じて指導を行っているが、それについては、今後、検討していきたいとの説明があった。
○ 平成22年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について
警務部首席参事官から、平成22年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について報告があった。
委員長から、「先日の全国公安委員会連絡会議において、優秀な人材の確保が討議されたが、各県の発言を聞く中、三重県警察はよく取り組んでいると感じた。」との発言があった。
○ 万引き防止対策会議の開催について
生活安全部長から、三重県における万引き事犯の発生状況と万引き防止対策会議の開催について報告があった。
委員長から、「万引きの動機を調査し、その結果を万引き防止対策に生かしてもらいたい。」との発言があり、生活安全部長から、現在、調査を行っているところであり、これを分析して、今後の対策に生かしていきたい旨の説明があった。
○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、平成22年11月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ 「交通死亡事故多発警報発令」に伴う交通死亡事故抑止対策の強化について
交通部長から、11月28日、亀山市で発生した死傷者多数の交通事故により、同日で三重県での交通事故死者数が115人、前年対比プラス20人となったことから、県内全域に「交通死亡事故多発警報」が発令され、今後、年末に向け、交通死亡事故抑止対策を強化していくとの報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成22年11月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2) その他
○ 県民しあわせプランについて
警務課企画室長から、県民しあわせプランについて報告があった。

20 平成22年11月26日(金)

1 警察官の援助要求について
警備部長から、福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
2 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、14件の行政処分を決定した。

21 報告事項

1 平成23年度警察費当初予算要求状況について
警務部長から、平成23年度警察費当初予算の要求状況について報告があった。
2 「三重県警察政策大綱」の策定について
警務部長から、「三重県警察政策大綱」の策定について報告があった。
委員から、「三重県警察の当面の課題と推進施策が体系的にまとめられ、健康管理対策についても随所に記載されるなど、よくできていると思う。」との発言があった。
本部長からは、おおむね5年を目途に策定したものであるが、新たな課題にも対応できるよう、常に見直しを図っていくとの説明があった。
3 「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
生活安全部長から、平成22年12月11日から平成23年1月10日までの間実施される「年末・年始特別警戒取締り」の実施重点及び主要行事等について報告があった。
4 「年末の交通安全県民運動」の実施について
交通部長から、現在の三重県内における交通事故発生状況と12月11日から12月20日までの間に実施される「年末の交通安全県民運動」について報告があった。
委員から、「警察としては、交通指導取締りのほか、交通安全キャンペーン等、手を尽くしているが、交通死亡事故の抑止は難しい。先般、津市内の中学生による交通事故防止弁論大会を拝聴したところ、多くの学生が交通事故を自分の事としてとらえる必要性を発表していた。」との発言があり、本部長から、今後とも、小・中学生の交通マナーの向上を図るため、交通安全教育を推進していきたいとの説明があった。
5 第2回教育委員会と公安委員会との意見交換会の開催結果について
生活安全部長から、11月24日に開催された第2回教育委員会と公安委員会との意見交換会の結果について報告があった。
委員から、「今回は、テーマが絞られていたこともあり、活発に意見交換ができ、具体的な方向性が見えてきた。」との発言があった。


22 議決事項

(1) 警察官の援助要求について
刑事部長から、愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、14件の行政処分を決定した。

23 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年12月中業務計画について
警務部長から、平成22年12月中の業務計画について報告があった。
○ 平成22年度全国警察逮捕術・けん銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、平成22年11月30日、東京で開催される平成22年度全国警察逮捕術・けん銃射撃競技大会について報告があった。
委員から、「三重県選手の実力は、どのようなものか。」との質問があり、
警務部長から、気力旺盛な若い選手が中心で、士気も高まっており、健闘を期待しているとの説明があった。
○ 通信指令システムの更新整備について
〜3月1日運用開始に向けて〜
生活安全部長から、通信指令システムの更新整備概要について報告があった。
委員長から、「今回の更新整備は、すべて県費予算か。」との質問があり、生活安全部長から、今回、更新整備するものは、すべて県費となっている。
また、車載ビデオカメラの新規導入等、非常に有効なシステムとなる旨の説明があった。
○ 犯罪のグローバル化対策の推進状況について
刑事部長から、犯罪のグローバル化対策の推進状況について報告があった。
委員から、「ヤード対策における関係法令の多角的運用とは、どのようなものか。」との質問があり、刑事部長から、犯罪のグローバル化のインフラともなるヤードに対して、古物営業法、出入国管理及び難民認定法、都市計画法、建築基準法、使用済自動車の再資源化等に関する法律等のあらゆる法令を適用し、摘発することによって組織実態を解明するものであるとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について(平成22年10月末・概数)
交通部長から、平成22年10月末における三重県の交通事故発生状況について報告があった後、急増する交通死亡事故に歯止めを掛けるため、年末に向け、警察官を最大限動員して交通取締りを推進するとの説明があった。
(2) その他
○ 情報公開請求対応状況について(H22.11.5〜11.18)
広聴広報課次長から、平成22年11月5日から11月18日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○ 損害賠償事件の判決について
警務部監察官から、損害賠償事件の判決について報告があった。
○ 三重県警察政策大綱の策定について
警務課企画室長から、三重県警察政策大綱の策定について報告があった。

24 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、15件の行政処分を決定した。

25 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年第2回三重県議会定例会(11月会議)について
警務部長から、平成22年第2回三重県議会定例会(11月会議)における警察本部関係議案等について報告があった。
○ 狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について
生活安全部長から、平成22年11月15日から平成23年2月15日までの狩猟期間中における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について報告があった。 ○ 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
 刑事部長から、10月中実施した重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について報告があった。
○ 全国一斉車両検問の実施結果について
交通部長から、11月5日から翌6日にかけての全国一斉車両検問の実施結果について報告があった。
委員長から、「三重県は、全国に比べ飲酒運転が多いようであるが、何か理由はあるのか。」との質問があり、交通部長から、三重県は、全国的に運転免許、車両保有者の比率が高く、車両依存の社会構造となっていることや、交通マナーの低さが問題と考えている。このため、今後とも、飲酒運転取締りを徹底していくとの説明があった。
○ 警察職員による交通事故防止の徹底について
警務部長から、年末に向けての警察職員による交通事故防止の徹底について報告があった。
(2) その他
○ 監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 中部弁護士会連合会の決議について
刑事企画課次長から、中部弁護士会連合会の決議について報告があった。

26 議決事項

(1) 道路交通法の改正に伴う審査基準等の改正(案)について
交通部長から、道路交通法の改正に伴う審査基準等の改正(案)について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、15件の行政処分を決定した。

27 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年三重県警察年頭視閲式の実施について
警務部長から、平成23年三重県警察年頭視閲式の実施概要について報告があった。
○ 初動警察刷新強化への取組み状況等について
警務部長から、通信指令技能及び現場執行力等を始めとする初動警察刷新強化への取組み状況等について報告があった。
委員から、「警察署通信室と現場双方のレベルアップが重要である。」との発言があり、本部長から、一刻を争う初動警察活動においては、まず、警察署通信室の指揮能力の向上を図らなければならない旨の説明があった。
○ 児童虐待への対応について 生活安全部長から、三重県内における児童虐待への対応状況について報告があった。
委員から、「児童相談所職員にとって、当事者宅への立入調査時における警察との連携は、心強いと思う。更なる連携を願いたい。」との発言があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、平成22年10月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2) その他
○ APEC警備状況について
警備部長から、APEC警備派遣部隊の活動状況について報告があった。
委員長から、「APEC警備は、日本警察の威信がかかっている。与えられた任務を全うしてもらいたい。」との発言があった。
○ 三重県の交通情勢等について
交通部長から、交通事故の発生状況及び交通死亡事故激増に伴う緊急対策の実施について報告があった。

28 議決事項

(1) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例案について
生活安全部長から、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例案について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、16件の行政処分を決定した。

29 報告事項

(1) 平成22年第2回三重県議会定例会(9月会議)の結果について
警務部長から、平成22年第2回三重県議会定例会(9月会議)の結果について報告があった。
(2) 平成22年度第2四半期における実地監査実施結果について
警務部長から、刑事収容施設法第18条に基づき、平成22年度第2四半期において実施した実地監査の結果について報告があった。
(3) 平成22年度第2四半期における監察実施状況の報告について
首席監察官から、平成22年度第2四半期における随時監察を始めとする監察実施状況について報告があった。
委員から、「交番等に対する随時監察については事前通知しているのか。」との発言があり、首席監察官から、勤務表で所在を確認の上、抜き打ち実施しているとの説明があった。
(4) 平成22年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
首席監察官から、警察功労叙勲者に対する平成22年秋の叙勲勲章伝達式の実施について報告があった。
(5) 飲酒運転取締り強化月間の実施について
交通部長から、11月中を飲酒運転取締り強化月間として、飲酒運転抑止対策を強化する旨の報告があった。
(6) 第42回全国大学駅伝対校選手権大会開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
交通部長から、11月7日開催される第42回全国大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理の実施について報告があった。
委員長から、「本大会はテレビ放映され、交通安全広報の良い機会と思うが、何か考えているのか。」との質問があり、交通部長から、給水場所における交通安全横断幕の掲出や、先導白バイにも交通安全標語を貼付するなど、広報を徹底したいとの説明があった。
また、委員から、「先導白バイには、ベテランを配置するのか。」との質問があり、交通部長から、安全な誘導ができるよう、優秀な白バイ隊員を配置するとの説明があった。
(7) 平成22年度上半期の情報技術解析業務実施状況について
情報通信部長から、平成22年度上半期の情報技術解析業務実施状況について報告があった。

30 議決事項

(1) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理及び裁定について
警務部長から、オウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金の支給に関する法律に基づく給付金申請受理及び裁定について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 警察職員等の援助要求について
生活安全部長から、APEC首脳会議開催に伴う神奈川県公安委員会から三重県公安委員会への警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 警察官の援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会への警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(4) 交通規制の実施について(平成22年度第3回交通信号機新設関係)
交通部長から、交通信号機の新設について、県内調査結果を踏まえ、県内17か所を選定した旨の説明があり、原案どおり議決された。
議決に際し、委員から、「設置に際し、判断基準はあるのか。」との質問があり、交通部長から、まず、信号機が設置できる道路構造であることが必要で、その中で、交通事故の発生状況、人車の通行量、その他、道路の状況を総合的に勘案し、設置を決定している旨の説明があった。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

31 報告事項等

(1) 報告事項
ア 罪被害者週間(11/25〜12/1)に伴う各種行事の実施について
警務部長から、犯罪被害者週間(11/25〜12/1)に伴い実施される各種行事の概要について報告があった。
委員から「行事の一つである一行詩「い・の・ち」の入賞者が表彰され、その作品は広報されるのか。」との質問があり、警務部長から、例年、入賞作品を翌年のカレンダーに掲載するなどして、広報されているとの説明があった。
イ 家出少年及び福祉犯被害少年等の発見保護活動の強化期間における福祉犯取締り結果について
生活安全部長から、家出少年及び福祉犯被害少年等の発見保護活動の強化期間における福祉犯取締り結果について報告があった。
ウ 平成22年度近畿府県合同防災訓練への参加について
 警備部長から、10月31日、津市内において実施される平成22年度近畿府県合同防災訓練への三重県警察の参加について報告があった。
エ 2010年APEC首脳会議警備に伴う特別派遣部隊について
警備部長から、2010年APEC首脳会議警備に伴い三重県警察から派遣されている三重連合機動隊・管区機動隊・警護部隊の現地活動状況について報 告があった。
委員長から、「勤務は更に厳しさを増すが、隊員の健康管理には万全を期してもらいたい。」との発言があった。
オ 三重県内の交通事故情勢について
交通部長から、10月21日現在の交通事故死者は、95名となり、昨年比プラス15名と非常に厳しい情勢となっており、引き続き集中指導取締りを実施して交通事故抑止を図っていきたいとの報告があった。

(2) その他
ア 情報公開請求等対応状況について(平成22年10月8日〜10月21日)
警務部広聴広報課長から、平成22年10月8日から10月21日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
イ 保有個人情報非開示決定取消等請求上告受理申立事件の上告受理申立書の受理について
警務部監察官から、保有個人情報非開示決定取消等請求上告受理申立事件の上告受理申立書の受理について報告があった。

32 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、13件の行政処分を決定した。

33 報告事項等


(1) 報告事項
○ 平成22年11月中業務計画について
警務部長から、平成22年11月中の業務計画について報告があった。
委員長から「業務が多岐にわたっており大変だと思うが、頑張っていただきたい。」との発言があった。
○ 暴力団排除条例案の県議会における審議経過について
警務部長から、暴力団排除条例案の県議会教育警察常任委員会における審議経過について報告があった。 本部長からは、暴力団排除条例については、今後、更に社会対暴力団という構図を明確化するとともに、県民が暴力団を恐れず、排除活動に取り組めるよう、警察が支援・保護活動を徹底することを、県民に分かりやすい形で周知していきたいとの説明があった。
○ 街頭犯罪等の情勢について(平成22年第3四半期) 生活安全部長から、平成22年第3四半期における街頭犯罪の認知状況等について報告があった。
委員長から、「今後とも、街頭犯罪の抑止に向け、頑張ってもらいたい。」との発言があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について(平成22年9月末・概数)
交通部長から、平成22年9月末現在における三重県の交通事故発生状況について報告があり、中でも交通死亡事故が続発している現状から、交通安全教育の徹底はもとより、交通指導取締りを強力に推進していくとの報告があった。
(2) その他
運転免許の更新(一般運転者)にかかる異議申立て処分取消請求訴訟事件について
警務部監察課から、運転免許の更新(一般運転者)にかかる異議申立て処分取消請求訴訟事件について報告があった。


34 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、26件の行政処分を決定した。

35 報告事項等

(1) 報告事項
○ 全国地域安全運動の実施について
生活安全部長から、平成22年10月11日から20日までの10日間、実施される全国地域安全運動の県内行事等について報告があった。
委員から「各警察署ともに、管内の犯罪発生状況に応じて取組んでいただいている。」との発言があった。
○ 改正貸金業法の施行に伴うヤミ金融事犯対策の推進状況について
生活安全部長から、改正貸金業法の施行に伴うヤミ金融事犯対策の推進状況について報告があった。
○ 英語による運転免許学科試験の実施状況について
 交通部長から、英語による運転免許学科試験導入後6か月間における実施状況について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱について
警備部長から、平成22年9月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱について報告があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
監察課長から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開請求等対応状況について
担当課から、平成22年9月24日から10月7日までの間における情報公開請求等の対応状況について報告があった。

36 議決事項

転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、24件の行政処分を決定した。

37 報告事項等

1) 報告事項
○ 平成22年度中部管区内警察逮捕術・けん銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、平成22年度中部管区内警察逮捕術・けん銃射撃競技大会の開催について報告があった。
○ 第3回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について
警務部長から、四日市西警察署勤務の駐在所員が第3回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞を受賞する旨の報告があった。

委員長から、「これまで住民は受賞していないのか。」との発言があり、警務部長から、この制度は平成20年から始まったもので、今年で3年目となるが、これまで当県で住民の受賞はないとの説明があった。

これに対して、委員長から、「地域の安全・安心のために活動している住民にも是非受賞していただきたい。」との発言があった。
○ 平成22年度「職務質問専科」の実施結果について
生活安全部長から、平成22年度「職務質問専科」の実施結果について報告があった。
委員から、「専科において指導員が同行指導し、覚せい剤取締法違反等、多数の検挙をしていただいた。非常に心強く感じている。」との発言があった。
○ 指名手配被疑者捜査強化月間の実施について(全国一斉)
刑事部長から、11月中、全国一斉に実施される指名手配被疑者捜査強化月間について報告があった。
○ 秋の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、9月21日から30日の間実施された秋の全国交通安全運動の結果について報告があった。
委員長から、「どうしても高齢者の死亡事故が減少しないが、高齢者の死亡事故抑止に有効な施策はないのか。」との質問があり、本部長から、高齢者宅訪問等をねばり強く実施し、交通ルールを守っていただくよう、指導を反復、継続することが重要と考えているとの説明があった。

(2) その他
監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。

38 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付、障害給付)の
支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付、障害給付)の支給2件について説明があり、原案どおり裁定された。
委員から、「制度が制定された時期と給付限度額について説明していただきたい。」との質問があり、本部長から、本制度は、新宿バス放火殺人事件、三菱重工爆破事件等の発生を受け、昭和55年に制定されたものであり、給付限度額については、時代の変遷により、増額されているとの説明があった。
(2) 警察職員等の援助要求について
生活安全部長から、「APEC中小企業大臣会合」の開催に伴い、岐阜県公安委員会から三重県公安委員会に対して警察職員等の派遣援助要求があった旨の説明があり、原案どおり承認された。
(3) 警察職員等の援助要求について
警備部長から、「APEC首脳会議」等の開催に伴い、神奈川県公安委員会及び東京都公安委員会から三重県公安委員会に対して警察職員等の派遣援助要求があった旨の説明があり、原案どおり承認された。
承認に際し、委員長から、「派遣中、激務となると思うが、体調管理に配意して頑張っていただきたい。」との発言があった。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、27件の行政処分を決定した。

39 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年10月中業務計画について
警務部長から、平成22年10月中の業務計画について報告があった。
○ 三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について報告があった。
○ 第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)の出場選手について
警務部長から、第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)につき、三重県警察からの出場選手等について報告があった。
委員長から、「頑張っていただきたい。」との発言があった。
○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年8月中)
警務部長から、平成22年8月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○ 初任科第147期生の卒業式の挙行について
警務部長から、初任科第147期生の卒業式の挙行について報告があった。
○ 初任科第149期生の入校式の挙行について
警務部長から、初任科第149期生の入校式の挙行について報告があった。
○ 第26回似顔絵講習会の開催結果について
刑事部長から、9月7日、警察本部で開催された第26回似顔絵講習会の結果について報告があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について(平成22年8月末・概数)
交通部長から、平成22年8月末現在における三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「8月の交通事故死者が昨年と比べ減少しているのは、対策の効果か。」との質問があり、交通部長から、確かに減少しているが、8月中、 県内の交通事故総数は、5,939件で、昨年比プラス461件、8.4%増加しており、予断を許さない状況であるとの説明があった。
○ APEC特別派遣部隊の本部長査閲について
警備部長から、APEC特別派遣部隊の本部長査閲について報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 情報公開請求対応状況について(平成22年9月3日〜9月16日)
広聴広報課長から、平成22年9月3日から9月16日の間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○ 県民しあわせプラン第三次戦略計画(仮称)について
担当課から、県民しあわせプラン第三次戦略計画(仮称)の概要について報告があった。






40 議決事項

(1) 風俗営業者に対する行政処分(風俗営業許可の取消し)について
生活安全部長から、風俗営業者に対する行政処分について説明があり、原案どおり決定した。 (2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、26件の行政処分を決定した。

41 報告事項

1 報告事項
○ 平成22年第2回三重県議会定例会(9月会議)について
警務部長から、9月15日から開会される平成22年第2回三重県議会定例会(9月会議)につき、会期日程及び暴力団排除条例案の上程を始めとする警察本部関係議案等について報告があった。
○ 地域の安全・安心確保活動従事者育成事業(緊急雇用創出事業)の実施について
生活安全部長から、地域の安全・安心確保活動従事者育成事業(緊急雇用創出事業)の実施について報告があった。
委員から、「新規の被雇用者が取得できる警備業の資格種別は何か。」との質問があり、生活安全部長から、施設警備や交通誘導警備等の種別があり、被雇用者が将来の就職に生かせるよう、いずれかの資格検定を受けていただくこととしているとの説明があった。
委員長からは、「これらの被雇用者を地域の安全・安心に資する今後の施策に活用できるよう考えてもらいたい。」との発言があった。
○ 秋の全国交通安全運動の実施について
交通部首席参事官から、9月21日から30日までの間実施される秋の全国交通安全運動について報告があった。
(2) その他
○ 監察の取扱事案について
監察課長から、監察の取扱事案について報告があった。

42 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、26件の行政処分を決定した。

43 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、26件の行政処分を決定した。

44 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年度全国警察剣道大会及び全国警察柔道大会の開催について
警務部長から、9月15、16日に開催される平成22年度全国警察剣道大会及び全国警察柔道大会について報告があった。
委員長から、「上位入賞を目指し、健闘を祈る。」との発言があった。
○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成22年8月中】
生活安全部長から、平成22年8月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施結果について報告があった。
○ 高速道路等における速度規制基準の改定について
 交通部長から、8月19日に改定された高速道路等における速度規制基準について報告があった。
委員長から、「実態に応じた速度の見直しについて、よろしく願いたい。」との発言があった。
○ 第42回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
交通部長から、9月11日、12日に開催される第42回全国白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員長から、「頑張っていただきたい。」との発言があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて(平成22年8月中)
警備部長から、平成22年8月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
委員長から、「街宣コースは、どのように決めているのか。」との質問があり、警備部長から、申請コースの道路交通状況等を勘案し、申請者と事前協議の上、決定しているとの説明があった。
○ 無罪判決の概要について
交通部長から、平成20年12月20日、伊勢市内において発生した自動車運転過失致死事件の無罪判決の概要について報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
本部長から、人事案件について報告があった。
○ 監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開請求等対応状況について(平成22年8月20日〜9月2日)
担当課から、平成22年8月20日から9月2日の間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

45 議決事項

(1) 交通規制の実施について(平成22年度第2回交通信号機新設・移設関係)
交通部長から、平成22年度第2回交通信号機新設・移設に関し、新設2基、移設1基についての説明があり、意思決定により決裁した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

46 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年9月中業務計画について
警務部長から、平成22年9月中の業務計画について報告があった。
○ 第27回三重県青年警察職員意見発表大会の開催について
警務部長から、第27回三重県青年警察職員意見発表大会について報告があった。
○ 平成22年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
警務部長から、8月26日に開催される平成22年度全国警察柔道剣道選手権大会について報告があった。  
○ 平成22年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催について
警務部長から、8月31日に開催される平成22年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催について報告があった。
○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年7月中)
警務部長から、平成22年7月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況等について報告があった。
委員から、「職務執行は基本・手順が大切と考えるが、マニュアルは備えているのか。」との質問があり、警務部長から、マニュアルは備えているが、やはり個別教養が重要であるので、今後とも、その徹底を図っていくとの説明があった。
○ 犯罪が起きにくい社会づくりの推進状況について
生活安全部長から、犯罪が起きにくい社会づくりの推進状況について報告があった。
委員から、「犯罪が起きにくい社会づくりの推進には、若い世代の自主的なボランティア活動が欠かせない。既存の防犯団体等の高齢化問題を含め、活性化も必要ではないか。」との質問があり、生活安全部長から、大学生や企業の若手社員によるヤングボランティア組織が県内に21団体組織化されており、これらの団体の協力を得ていきたいと考えている。また、本施策が軌道に乗るようにするには関係行政機関の協力を得ることが重要であり、先般、鈴鹿市において関係機関・団体が集まり、犯罪抑止対策緊急会議を開催したところであ るとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について(平成22年7月末・概数)
交通部長から、平成22年7月末における三重県の交通事故発生状況について報告があった。
特に、高齢者の交通死亡事故に歯止めが掛からない現状から、高齢者宅訪問や創意工夫した交通安全教室の開催等を推進するとともに、指導取締りの徹底を図っていくとの報告があった。
○ 平成22年度三重県警察本部防災訓練の実施について
警備部長から、平成22年度三重県警察本部防災訓練の実施について報告があった。
○ 8月9日菰野町地内における局地的集中豪雨の警備措置について
警備部長から、8月9日、菰野町地内において発生した局地的集中豪雨の警備措置について報告があった。

(2) その他
○ 情報公開請求等対応状況について(平成22年8月6日〜8月19日)
担当課から、平成22年8月6日から8月19日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

47 議決事項

(1) 三重県暴力団排除条例案について
刑事部長から、三重県暴力団排除条例案について説明があり、原案どおり決裁された。
委員長から、「全国の状況はどうか。」との質問があり、本部長から、福岡県が先進県であるほか、佐賀県、長崎県等の近隣県においても制定され、直近では京都府で制定されている。中部・東海では、三重県が最も早く制定となる見込みであるが、愛知県ともしっかり調整し、暴力団が三重県へ流れ込むといったことのないよう対応していきたいとの説明があった。
(2) 警察職員の援助要求の同意について
警備部長から、和歌山県公安委員会から三重県公安委員会になされた警察職員の援助要求に対する同意について説明があり、原案どおり承認された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、21件の行政処分を決定した。

48 報告事項等

(1) 報告事項
○ 警察署長会議の開催について
警務部長から、警察署長会議の開催について報告があった。
○ 警察官A(1回目)採用候補者試験の実施結果について
警務部長から、警察官A(1回目)採用候補者試験の実施結果について報告があった。
委員長から、「競争倍率が向上したことは、募集活動の努力の現れと考えている。優秀な人材を確保してもらいたい。」との発言があった。
○ 被害者支援推進事業〜平成22年度「命の大切さを学ぶ教室」の実施について
警務部長から、被害者支援推進事業平成 22年度「命の大切さを学ぶ教室の実施」について報告があった。
委員から、「事件、事故の被害者に講演していただくことは、子供たちのいじめ防止の観点からも非常に良いことであり、継続して実施してほしい。」との発言があった。
○ 警察学校落成式の実施について
警務部長から、警察学校落成式の実施について報告があった。
○ 第21回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について
警務部長から、第21回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について報告があった。
委員長から、「三重県警察は、過去に全国でも優秀な装備や鑑識機材を開発しており、全国審査会での入賞を期待している。」との発言があった。
○ 「犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方に関する研究会」について 〜中間取りまとめ〜
刑事部長から、「犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方に関する研究会」の中間取りまとめについて報告があった。
委員長から、「検視官の体制はどのようになっているのか。」との質問があり、刑事部長から、捜査経験を有し、法医学の専門研修を受けた警部以上の検視官3名にそれぞれ補助官を付けた3班体制で行っているが、一層緻密かつ適正な死体取扱業務を推進するため、更なる増員が必要と考えているとの説明があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて(平成22年7月中)
警備部長から、平成22年7月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○ 2010年APEC首脳会議警備に伴う対応について
警備部長から、2010年APEC首脳会議警備に伴う対応について報告があった。
委員長から、「三重県へ要人の来県予定はあるのか。」との質問があり、警備部長から、未定であるとの説明があった。

○ 「通つうキャラバン」第一線警察要望把握活動の実施結果について
情報通信部長から、「通つうキャラバン」第一線警察要望把握活動の実施結果について報告があった。

(2) その他
○ 情報公開請求等対応状況について(平成22年7月9日〜8月5日)
担当課から、平成22年7月9日から8月5日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○ 原告の駐車違反が存在しないことの確認請求等事件について
担当課から、原告の駐車違反が存在しないことの確認請求等事件について報告があった。

49 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2) 放置違反金納付命令異議申立てに対する却下について
交通指導課次長から、放置違反金納付命令異議申立てに対する却下について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

50 報告事項等

1 報告事項
(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について報告があった。
(2) 警察官及び警察事務官の採用候補者試験について
警務部長から、9月に実施する警察官及び警察事務官の採用候補者試験について報告があった。
委員から、「他県の受験倍率はどうか。」との質問があり、警務部長から、昨年度の受験倍率は、愛知県警が6.8倍、岐阜県警が5.7倍、三重県警は4.1倍などとなっているとの説明があった。
委員長から、「できる限り、優秀な人材を確保していただきたい。」との発言があった。
(3) 平成22年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
警務部長から、平成22年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について報告があった。 委員長から、「健闘を期待する。」との発言があった。
(4) 平成22年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について
生活安全部長から、平成22年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について報告があった。
(5) 平成22年上半期における少年警察関係情勢について
生活安全部長から、平成22年上半期における少年警察関係情勢について報告があった。
(6) 夏の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、7月11日から7月20日までの間実施した夏の交通安全県民運動の実施結果について報告があった。
委員長から、「夏の交通安全県民運動や上半期の交通事故原因を分析して、下半期の交通死亡事故抑制に努力願いたい。」との発言があった。
(7) 第43回二輪車安全運転全国大会の開催について
交通部長から、7月31日と8月1日の両日開催される第43回二輪車安全運転全国大会について報告があった。
委員長から、「三重県は開催県であるので、出場選手には頑張っていただきたい。」との発言があった。
(8) 平成22年上半期の情報技術解析業務実施状況について
通信庶務課長から、平成22年上半期の情報技術解析業務実施状況について報告があった。

2 その他
(1) 監察の取扱事案について
担当課から、監察の取扱事案について報告があった。
(2) 留置施設内の事案報告について
担当課から、留置施設内の事案について報告があった。

51 議決事項

(1) 放置違反金納付督促に対する異議申立てについて
交通部長から、行政不服審査法の規定に基づく放置違反金納付督促に対する異議申立てについて説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、19件の行政処分を決定した。

52 報告事項

(1) 平成22年8月中業務計画について
警務部長から、平成22年8月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「8月は行事が多いことから、幹部が適正に業務管理を行い、全職員が夏期休暇を計画的に取得できるよう指導していただきたい。」との発言があった。
(2) 平成22年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成22年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状について報告があった。
(3) 平成22年上半期の懲戒処分等の実施状況及び交通事故発生状況について
首席監察官から、平成22年上半期の懲戒処分等の実施状況及び交通事故発生状況について報告があった。
委員長から、「職員の交通事故については、これから猛暑による注意力の減退も考えられるので、十分指導していただきたい。」との発言があった。   
(4) 街頭犯罪等の情勢について(平成22年上半期)
生活安全部長から、平成22年上半期の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
委員から、「部品ねらいと車上ねらいの形態はどう違うのか。」との質問があり、生活安全部長から、部品ねらいとは、カーナビやタイヤ等、自動車等の部品として装着されているものを盗むものであり、車上ねらいとは、車内に置かれたカバン等を盗むものであるとの説明があった。
(5) 平成22年上半期のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について
生活安全部長から、平成22年上半期のストーカー・配偶者暴力対策の推進状況について報告があった。
委員長から、「警察の広報が浸透したことにより、これまで潜在化していたストーカーや配偶者暴力が顕在化してきたものと感じている。ただ、これらの事案は、警察が警告しても再燃することが考えられるので、継続した対応を願いたい。」との発言があり、生活安全部長から、更なる対策の推進と相談窓口の広報に努める旨の説明があった。
(6) 犯罪情勢(上半期)について
刑事部長から、平成22年上半期の犯罪情勢について報告があった。
(7) 三重県の交通事故発生状況について(平成22年6月末・概数)
交通部長から、平成22年6月末現在における三重県の交通事故発生状況について報告があった。
委員長から、「6月中に10件の交通死亡事故が発生したことは誠に残念だ。今年は猛暑になると予想されているが、暑さによる事故の増加も懸念されるので、引き続き諸対策を徹底してほしい。」との発言があった。
(8) 暴走族取締強化月間の実施結果について
交通部長から、6月中に実施された暴走族取締強化月間の実施結果について報告があった。
(9) 監察実施状況報告(第1四半期)について
平成22年度第1四半期の監察実施状況について担当者から報告があった。

53 議決事項

(1) 交通規制の実施について(平成22年度第1回交通信号機新設関係)
交通部長から、交通信号機の新設につき、県内調査結果を踏まえ、他に優先して設置が必要な21か所を選定した旨の説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「多くの設置要望の中、今回21か所を選定していただいたが、運用開始までは時間がかかると聞いている。その他のところも、できる限り早く進めてほしい。」との発言があった。
(2) 警察官等の援助要求に対する受諾について
警備部長から、「第46回献血運動推進全国大会」開催に伴う島根県公安委員会から三重県公安委員会への警察職員の派遣援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、18件の行政処分を決定した。

54 報告事項

(1) 平成22年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について
警務部長から、平成22年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について報告があった。
(2) 子ども・女性安全対策室の活動状況について
生活安全部長から、平成22年上半期における子ども・女性安全対策室の活動状況について報告があった。
委員長から、「思いの外、子どもに対する声かけ事案の発生が多いと感じる。」との発言があり、生活安全部長から、声かけ等の前兆事案に対しては、指導・警告のほか、あらゆる法令を適用しての検挙措置を講ずることにより、先制・予防活動を推進して、脅威事案への発展を未然防止する必要があるとの説明があった。
(3) 飲酒運転取締り強化月間の実施結果について
交通部長から、6月に実施した飲酒運転取締り強化月間の実施結果につき報告があった。
委員長から、「飲酒運転者は減らない。ゼロにはできないものか。」との質問があり、交通部長から、平成21年の道路交通法改正にて飲酒運転の行政処分が強化されるなどし、一時減少したが、再度増加傾向にあり、常習者の問題もあって、飲酒運転をなくすことは難しい問題であるとの説明があった。
(4) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、6月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(5) 不法滞在外国人の検挙摘発状況(1〜6月)について
警備部長から、本年上半期における不法滞在外国人の検挙摘発結果について報告があった。
(6) 四日市市内における殺人・死体遺棄事件の捜査状況について
刑事部長から、本年5月、ため池で男性の他殺死体が発見された事件の捜査状況について報告があっ
た。

55 議決事項

(1) 警察官等の援助要求に対する受諾について
刑事部長から、愛知県警察・岐阜県警察・三重県警察合同捜査事件につき、愛知県公安委員会からの援助要求に対する受諾について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、24件の行政処分を決定した。

56 報告事項

1 報告事項
(1) 育児・介護を行う職員を支援する各種制度の変更について
警務部長から、地方公務員の育児休業等に関する法律・関係条例等が改正され、6月30日から施行されている育児・介護を行う職員を支援する各種制度の変更内容について報告があった。
委員から、「警察官の代替制度はあるのか。」との質問があり、警務部長から、一般職員については業務補助職員で代替できるが、警察官の代替制度はないとの説明があった。
(2) 「警察改革旬間」の実施について
警務部長から、「警察改革要綱」が策定され、今年で10年の節目を迎えることから、7月13日から22日までの間を「警察改革旬間」として設定し、公安委員会委員長の特別講演を始めとする職務倫理教養等を実施するとの報告があった。
委員長から、「公安委員会委員としての6年間を通じ、私なりに感じた一般社会と警察社会の違いなどについて話したい。」との発言があった。
(3) 「警察と児童相談所との連絡会議」の開催について
生活安全部長から、警察と児童相談所との連携を強化し、児童虐待事案への迅速かつ適切な対応に資するため、6月中、「警察と児童相談所との連絡会議」を開催し、事案を想定した実務訓練を行うなど、有意義であったとの報告があった。
委員から、「実務訓練について、児童相談所の反応はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、児童相談所からは、具体的な想定に基づく訓練を継続的に実施し、更に連携を強めたいといった要望を得ている旨の説明があった。
(4) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施結果について 【平成22年6月中】
生活安全部長から、6月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施結果について報告があった。
委員から、「警告に反した場合、どのように措置するのか。」との質問があり、生活安全部長から、一般的には、被害者の告訴により事件化することとなるとの説明があった。
(5) 運転免許証の様式変更について
交通部長から、ICカード免許証の全国的導入に伴う本籍欄の削除及び改正臓器移植法の施行を踏まえた臓器提供の意思表示欄の設置等、運転免許証の様式変更について報告があった。
(6) 交通死亡事故の発生状況について
交通部長から、交通死亡事故が増加しており、その特徴の中でも、昨年1件であった高校生以下の自転車乗用中の事故が既に4件発生しており、更に学校と連携した交通安全教育の徹底を図っていくとの報告があった。
(7) 平成19年(ワ)第50号損害賠償請求事件の終結について
警務部担当者から、平成19年2月1日、津地方裁判所に提訴された「平成19年(ワ)第50号損害賠償請求事件」の終結について報告があった。

57 議決事項

(1) 放置違反金納付督促に対する異議申立てについて
交通部長から、行政不服審査法の規定に基づく放置違反金納付督促に対する異議申立てについて説明があり、原案どおり議決した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、18件の行政処分を決定した。

58 報告事項

(1) 平成22年三重県警察記念日表彰式の実施について
首席監察官から、平成22年三重県警察記念日表彰式の実施について報告があった。
(2) 家畜伝染病「口蹄疫」に係る三重県警察の対応について
生活安全部長から、家畜伝染病「口蹄疫」に係る三重県警察の対応について報告があった。
委員から、「警察では、「口蹄疫」のような突発的な事案が発生した際に、対策本部の設置基準を設けているのか。」との質問があり、生活安全部長から、災害警備実施等に関しては基準を設けているが、新型インフルエンザや口蹄疫等の突発事案については、その態様に応じて必要とされる対策本部を設置することとしているとの説明があった。
(3) 「津駅前地区不当要求拒否宣言の街」設立について
刑事部長から、飲食店街における暴力団によるみかじめ料の不当な請求の拒否を主眼とする「津駅前地区不当要求拒否宣言の街」設立について報告があった。
 委員から、「拒否宣言に期待する効果はどのようなものか。」との質問があり、刑事部長から、これまで暴力団を畏怖して不当な支払に仕方なく応じてきた個々の店舗が、その地区全体として、安全・安心な飲食店街を作るとの考えに立ち、団結して拒否宣言を行うことに意義があるとの説明があった。
委員長から、「この種問題は、支払う側が毅然たる態度を取ることが重要であるが、そのためには、警察や関係機関の強力なサポートが必要だと思う。この活動の広がりを期待する。」との発言があった。
(4) 第44回交通安全子供自転車三重県大会の開催について
交通部長から、第44回交通安全子供自転車三重県大会の開催について報告があった。
委員長から、「小さなころから自転車のマナーを身に付けてもらうことは良いことと思う。本大会が多くの子どもたちにそのチャンスを与える場となってもらいたい。」との発言があった。
(5) 伊勢道・紀勢道無料化(社会実験)に伴う諸問題と対策について
交通部長から、伊勢道・紀勢道無料化(社会実験)に伴う諸問題と対策について報告があった。
委員から、「高速道路において逆走車が増加することが危ぐされるとは、どういうことか。」との質問があり、交通部長から、これまで高速道路の利用経験のないドライバーが、サービスエリアの出口ランプを間違えるなどして、逆走することが考えられるため、その防止対策をNEXCOと連携して検討しているとの説明があった。

59 議決事項

1 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
  警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定した。
2 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、19件の行政処分を決定した。

60 報告事項

1 報告事項
(1) 平成22年7月中業務計画について
警務部長から、平成22年7月中の重点及び各部の業務計画について報告があった。
委員から、「7月中の重点は、夏の交通安全県民運動とされているが、ちょうど夏休みも始まる時期でもあり、交通死亡事故の抑止に全力を挙げてもらいたい。」との発言があった。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年5月中)
  警務部長から、平成22年5月中の職務執行に関する苦情処理及び処理状況について報告があった。
(3) 職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間(5月中)の実施結果について
生活安全部長から、平成22年5月中の職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間の実施結果について報告があった。
 委員から、「1か月間の職務質問による犯罪検挙件数を見ると、職務質問を積極的に実施していることが良く分かる。こうした活動が更なる事件防止につながると考えられるので、さらに、職務質問での検挙を目指してもらいたい。」との発言があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について(平成22年5月末・概数)
  交通部長から、平成22年5月末の交通事故発生状況について報告があった。
  委員から「交通死亡事故抑止については、地道な努力が必要であり、一生懸命頑張ってもらいたい。」との発言があった。
2 その他
○ 保有個人情報非開示決定取消等請求控訴事件について
  担当課から、平成22年(行コ)第19号保有個人情報非開示決定取消等請求控訴事件の争点等について報告があった。


61 議決事項

(1) 警察職員等の援助要求について
警備部長から、APEC大臣会合開催に伴う福井県公安委員会からの援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、13件の行政処分を決定した。

62 報告事項

(1) 平成22年第1回三重県議会定例会(6月会議)について
警務部長から、平成22年第1回県議会定例会(6月会議)の会期日程、警察本部関係議案等について報告があった。
委員から、専決処分報告に関し、「緊急車両の交差点内での交通事故における過失割合はどの程度だったか。」との発言があり、警務部長から、今回のケースでは、交差点進入時の徐行義務があり、これを怠ったことなどにより、警察側に相当の過失が認められるとの説明があった。また、本部長から、これらの事故を防止するためには、緊急車両が緊急走行中、感知機との相互通信によって、進行方向の信号機を青色現示とする現場急行支援システムが有効で、日本国内でも導入が始められているとの説明があった。
(2) 緊急雇用創出事業を活用した「地域の安全・安心確保推進事業」の運用開始について
生活安全部長から、緊急雇用創出事業を活用した「地域の安全・安心確保推進事業」の運用開始について報告があった。
委員から、「パトロールは駐輪場のある駅前周辺となるのか。」との発言があり、生活安全部長から、警察署管内の犯罪の多いのは駅周辺であるが、犯罪情勢を勘案して弾力的に運用していくとの説明があった。
さらに委員から、「警備会社が一般人を採用して行うのか。」との発言があり、生活安全部長から、警備会社が失業者を募集し、警備員として必要な教養を行った後、パトロール等を行うとの説明があった。
(3) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて(平成22年5月中)
 警備部長から、5月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて、全件許可した旨の報告があった。
(4) 交通情勢について
交通部長から、交通死亡事故が連続して発生していることから、交通安全広報と指導取締りを徹底する旨の報告があった。
委員から、「県民に交通死亡事故が増えていることを広報し、我が身のことととらえさせることが重要である。あらゆる広報手段を活用してもらいたい。」との発言があった。

63 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

64 報告事項等

○ 報告事項
(1) 「COOLBIZ(クールビズ)」の実施について
警務部長から、6月1日から9月30日までの間、庁舎内においてクールビズを実施する旨の報告があった。
委員から、「公安委員会としても同様にクールビズで対応する。」との発言があった。
(2) 夏期における年次休暇等の取得奨励について
警務部長から、夏期における年次休暇等の取得奨励について報告があった。
委員から、「管区内でも当県は夏季休暇の取得率が低い。」との発言があり、警務部長から、夏季休暇を取得しやすくするため、従来より取得期間を長くしているとの説明に続いて、本部長から、問題は管理者がいかに業務を工夫・調整して休暇を取得させるかであり、この点について指導をしていきたいとの説明があった。
(3) 三重県警察サイバーパトロール・モニターの委嘱について
生活安全部長から、三重県警察サイバーパトロール・モニターの委嘱について報告があった。
委員から、「募集目標は何人であったのか。」との発言があり、生活安全部長から、当初募集目標は、20人であったとの説明があった。
(4) 第38回二輪車安全運転三重県大会の開催について
交通部首席参事官から、6月6日に開催の第38回二輪車安全運転三重県大会の概要について報告があった。
(5) 平成22年度第二機動隊の部隊編成等について
警備部長から、平成22年度第二機動隊の部隊編成等について報告があった。
委員から、「第二機動隊とは、どういうものか。」との質問があり、警備部長から、各警察署配属の若手警察官を中心として編成された部隊であるとの説明があった。
○ その他
(1) 四日市市楠町地内における死体発見事案について
  刑事部長から、四日市市楠町地内における死体発見事案の捜査状況について報告があった。
(2) 情報公開請求対応状況について(H22.5.21〜5.27)
担当課から、5月21日から5月27日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

65 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、11件の行政処分を決定した。

66 報告事項

(1) 報告事項
ア 平成22年度三重県議会役員改選結果について
警務部長から、去る5月17日開催の県議会定例会において実施された、平成22年度三重県議会役員改選の結果について報告があった。
イ 平成21年度会計監査実施結果について
警務部長から、平成21年度三重県警察会計監査及び平成21年度警察庁会計監査結果について報告があった。
委員から、「捜査費の執行が減っているが、積極的な活用に努めてもらいたい。」との発言があり、本部長から、捜査費を積極的に活用するため、より一層、教養を実施いたしたいとの発言があった。
ウ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年4月中)
警務部長から、4月中に発生した、職務執行に関する苦情の受理及びその処理結果について報告があった。
エ 「平成22年度三重県警察被害者支援推進計画」の策定について
警務部長から、「平成22年度三重県警察被害者支援推進計画」について報告があった。
委員から、「被害者支援連絡協議会とは、どのようなものか。」との質問があり、警務部長から、本部長を会長とする県、国の行政機関、医療、司法及び民間等29の関係機関・団体からなる協議会であるとの説明があった。
続いて、委員から、「犯罪被害給付金にはどのようなものがあるのか。」との質問があり、警務部長から、遺族、重疾病、傷害の各給付金について説明があった。
オ 通信指令技能指導者制度に基づく準技能指導員指定書交付式及び研修会の実施結果について
生活安全部長から、通信指令技能指導者制度に基づく準技能指導員指定書交付式及び研修会の実施結果について報告があった。
委員から、「警察官である以上、誰もが通信による指令ができなければならない。本制度の運用は、その体制の確保という点で期待できる。」との発言があり、本部長から、通信指令の要諦は、いかに端的に指令し、現場を動かせるかであり、本制度を通じて、その体制を確立していきたいとの説明があった。
カ 2010年APECに向けた警備諸対策の推進状況等について
警備部長から、2010年APECに向けた警備諸対策の推進状況等につい て、現状認識を踏まえた課題と、その対策方針について報告があった。

(2) その他
ア 四日市南署管内における暴力団組長等の逮捕について
刑事部長から、四日市南署管内における暴力行為事犯につき、指定暴力団組長等を逮捕した旨の報告があった。
イ リフォーム名下の特定商取引法違反容疑者の逮捕について
生活安全部長から、県下の老人等を対象とした屋根工事名下の特定商取引法違反容疑者を逮捕した旨の報告があった。

67 議決事項

(1) 指定自動車教習所(大型自動二輪車免許)の公安委員会指定について
交通部長から、新たに指定自動車教習所1所に対し、大型自動二輪車免許の公安委員会指定を行う旨の説明があり、原案どおり決定した。
(2) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の申請について
警備部長から、条例申請の概要及び警備実施計画について説明があり、原案どおり決定した。
決定に際し、委員から、「あらゆる事案を想定し、万全を期して臨んでもらいたい。」との発言があった。
3 警察官の援助要求について
警備部長から、福井県公安委員会から施設警戒に伴う警察官の援助要求に伴う職員の受派遣について説明があり、原案どおり決定した。
決定に際し、委員から、「福井県は、『原子力発電開発機構もんじゅ』に対する反対運動もあり、これを含めて問題のないように対応してもらいたい。」との 発言があり、本部長から、派遣期間内に福井県で開催されるAPECエネルギー大臣会合との関連も含め、より一層、慎重を期することとしているとの説明があ った。
(4) 平成22年度警察署協議会委員の委嘱について
担当課から、平成22年度警察署協議会委員の委嘱について説明があり、原案どおり決定した。
(5) 運転免許の行政処分につい
て 運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、12件の行政処分を決定した。

68 報告事項

(1) 報告事項
ア 平成22年6月業務計画について
警務部長から、6月中の活動重点及び主要行事日程等について報告があった。
イ 平成22年度三重県警察情報管理業務監査及び情報セキュリティ監査の実施(案)について 警務部長から、情報流出事案の防止に向け、平成22年度三重県警察情報管理業務監査及び情報セキュリティ監査を実施する旨の報告があった。
    委員から、「情報セキュリティ対策で、特に問題となる部分はどこか。」との発言があり、警務部長から、いかにして、警察官一人一人に意識付けをさせるかが重要である。そのため、本人自筆の確認書を書かせ、その後、所属長等による個々面接を行うことにより、情報流失防止に対する意識付けを行っているとの説明があった。
続いて委員から、「警察で取り扱う情報には、どのようなものがあるのかなどを含めて、情報セキュリティに関する勉強会を、近々開催していただきたい。」との発言があった。
ウ 第42期(平成22年)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
刑事部長から、去る4月20日に開催の嘱託警察犬審査会において平成22年の嘱託警察犬が選考されたとの報告があった。
 委員から、「候補犬とは、どのような位置付けか。」との質問があり、刑事部長から、選考基準にわずかに及ばなかったものの、将来が期待できることから引き続き訓練をしていただく犬を、候補犬としている旨の説明があった。
エ 三重県の交通事故発生状況について(平成22年4月末・概数)
交通部長から、平成22年4月末までの県内の交通事故発生状況及び死亡事故の特徴について報告があった。 委員から、「月を追うごとに死亡事故が減少しているので、このまま順調に減少させてもらいたい。」との発言があり、本部長から、状況に甘んずることなく、気を引き締めて対策を講じていくとの発言があった。
(2) その他
ア 英語による運転免許学科試験の実施状況について
 交通部長から、去る4月1日から実施している英語による運転免許学科試験について報告があった。 委員から、「受験者にブラジル人が含まれていることから、ポルトガル語やスペイン語等、他のニーズもあるのではないか。」との質問があり、交通部長から、英語の実施状況を検証し、全国的な取組みを踏まえて検討していく旨の説明があった。
イ 大阪府警との合同捜査推進状況について
刑事部長から、広域連続窃盗事件にて大阪府警と合同捜査を行い、主犯格を逮捕して事件の全容解明を進めているとの報告があった。
ウ 自殺に関する県内の現状について
生活安全部長から、12年連続、全国で3万人を超えている自殺事案につき県内での自殺者数及び自殺原因に関する報告があった。
エ 情報公開請求等対応状況について(H22.5.7〜5.13)
担当課から、平成22年5月7日から5月13日までの情報公開請求等の対応状況について報告があった。

69 議決事項

(1) 三重県留置施設視察委員会委員の任命及び再任について(案)
警務部長から、三重県留置施設視察委員会委員の任命及び再任ついて説明があり、原案どおり決定した。
決定に際し、委員から、「視察委員会委員には、県下全警察署の留置施設を効率的に視察できるよう、配意してもらいたい。」との発言があった。
(2) 風俗営業所に対する行政処分(風俗営業許可の取消し・飲食店の営業停止)について
生活安全部長から、風俗営業所に対する行政処分について説明があり、原案どおり決定した。
決定に際し、委員から、「飲食店の営業停止処分のみの場合は、保健所に処分権限があるが、風営適正化法では風俗営業許可の取消しと連動して飲食店の営業停止処分ができるのか。」との質問があり、生活安全部長から、風営適正化法第26条を根拠として行う旨の説明があった。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、13件の行政処分を決定した。

70 報告事項

(1) 報告事項
ア 平成22年春の叙勲勲章伝達式の実施について
警務部首席監察官から、平成22年春の警察功労(危険業務従事者)叙勲勲章伝達式の実施概要について報告があった。
委員から、「危険業務従事者の対象職種はどのようなものか。」との発言があり、警務部首席監察官から、警察官、消防官、自衛官であり、年齢70歳以上が上申対象である旨の説明があった。
イ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について(平成22年4月中)
生活安全部長から、平成22年4月中に実施した、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告状況について報告があった。
    委員から、「警告後も被害者に対する親身な対応を継続してもらいたい。」との発言があった
ウ 厳格な銃砲行政の推進について
生活安全部長から、平成17年以降における猟銃等の所持者数等の推移及び改正銃刀法に基づく厳格な銃砲行政の推進状況について報告があった。
 委員から、「私人で、けん銃を所持できる資格要件はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、私人は所持できないが、例外として、競技に使用する目的で所持許可を受けた場合には所持できる旨の説明があった。
エ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて(平成22年4月中)
警備部長から、平成22年4月中の上記条例の取扱いについて、25件の許可申請を受理し、すべて許可したとの報告があった。
(2) その他
ア 連休中の刑法犯の発生・検挙状況
刑事部長から、連休中の重要犯罪、重要窃盗犯罪等の発生状況及び検挙状況
について報告があった。
イ 連休中の交通事故発生状況等について
交通部長から、連休中の死亡事故、人身事故、物損事故の発生状況及び交通渋滞状況等について報告があった。
ウ 連休中の県内観光地の人出集計結果について
生活安全部長から、連休中における伊勢神宮を始めとする県内観光地の人出集計結果について報告があった。
委員から、「多数の観光客が来県した割には、事件・事故ともに抑えられたと感じている。」との発言があった。
エ 情報公開請求等対応状況について
        (H22.4.23〜5.6)
担当課から、平成22年4月23日から5月6日までの情報公開請求等の対応状況について報告があった。

71 報告事項

(1) 「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について
交通部長から、「無事故・無違反チャレンジ123」実施の趣旨、概要、期間等について報告があった。
委員から、「県主催の行事であるが、参加者が多く、多額の参加費をもって運営されることとなる。その割に賞品が少なく思うが、その他に参加者に特典があるのか。」との発言があり、交通部長から、記載の賞品は、例示的なものであること、目標達成者全員に期間中の無事故証明等が授与される旨の説明があった。
(2) 暴走行為採証実戦塾の開催について
交通部長から、警察署暴走族Gメン等を対象とした「暴走行為採証実戦塾」の開催について報告があった。
委員から、教養担当者、過去の受傷事故の有無、暴走ぐ犯者についての質問があり、交通部長から、質問に対する説明があった。
これを受けて委員から、「受傷事故防止に最善を期してもらいたい。」との発言があった。
(3) 平成22年度「通つうキャラバン」の実施について
情報通信部長から、情報通信部と三重県警察との協定に基づき、警察通信確保に資する現場警察官からのニーズ把握施策について報告があった。
委員から、「APR無線機、署活系無線機の不感地帯対策はどのように推進しているのか。」との発言があり、情報通信部長から、ニーズに基づき、分散基地局を設置して対応していること、山岳地帯等においては、情報通信部員の指導による簡易無線中継基地局設置訓練等を実施している旨の説明があった。
更に、本部長から、無線機の特徴(事案対応者が同時に情報を共有可)を踏まえ、初動警察活動における無線通話の重要性についての発言があった。

72 その他

(1) 県警ヘリによる公安委員会委員の緊急搬送について
警備部長から、本会議開催前に実施した「県警ヘリによる公安委員会委員の緊急搬送訓練」の趣旨及び県警ヘリの性能等について報告があった。
続いて、生活安全部長から、最近における県警ヘリの効果的活動事例について報告があった。
2 口蹄疫病について
生活安全部長から、宮崎県で発症している口蹄疫病に関し、警察としての対応方針等について報告があった。

73 議決事項

(1) 交通規制の実施について(平成22年度第1回交通
信号機新設関係)
交通部長から、亀山市内の管理移管による交通信号機1基の設置について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、21件の行政処分を決定した。

74 報告事項

(1) インターネットカフェ等の現状及び対策について
生活安全部長から、県下のインターネットカフェ40店舗、漫画喫茶4店舗に対する営業実態調査結果と、調査結果を踏まえたサイバー犯罪や少年非行を防止するための指導方針等について報告があった。
委員から、「夜間における青少年の立入り制限はあるのか。」との発言があり、生活安全部長から、18歳未満は、深夜時間帯の立入り制限対象となっている旨の説明があった。
(2) 春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、4月28日から5月9日にかけての12日間、東名阪自動車道を始めとする県内の交通渋滞予測及び事前広報等による解消対策について報告があった。
委員から、「最も観光客が集中する伊勢神宮は、期間中を通してパークアンドバスライドを活用してはどうか。」との発言があり、交通部長から、渋滞予測に基づき、5月1日から5月4日の4日間、活用することとしている旨の説明があった。
(3) 第81回メーデーの開催について
警備部長から、4月23日から5月1日にかけてのメーデー行事開催に伴い、集会、デモ行進が実施されるため、所要の体制で交通規制等を実施する旨の報告があった。
(4) 平成21年度補正及び平成22年度の主な通信施設整備計画について
情報通信部長から、昨年度から本年度にかけての通信施設整備計画につき、地域警察デジタル無線システム構築等、7項目の整備計画について報告があった。
委員から、「予算額は、相当規模になるのではないか。」との発言があり、情報通信部長から、予算は国が所管しており、その額は承知していないが、これらの通信施設については適切に整備していきたい旨の報告があった。
(5) 平成21年度情報技術解析業務実施状況について
情報通信部長から、平成21年度中の電磁的記録解析を始めとする技術支援の実施状況等についての報告があった。
委員から、「防犯カメラの解析があると思うが、個人プライバシーの関係はクリアできているか。」との発言があり、情報通信部長から、コンビニ等の集客施設には、出入口に表記するなど、対策を取っている旨の説明があった。

75 議決事項

(1) 警察職員等の援助要求について
刑事部長から、警察職員等の援助要求について説明があった。
   委員から、「派遣期間はどのくらいか」旨の発言があり、刑事部長から、「捜査が終了するまで」との説明があり、原案どおり決定した。
(2) 警察職員等の援助要求について
警備部長から、警察職員等の援助要求について説明があり、原案通り決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、20件の行政処分を決定した。

76 報告事項

(1) 平成22年5月中業務計画について
   警務部長から、5月中の重点は「総合力を発揮した街頭犯罪等抑止・検挙活動の強化」とした説明がなされた後、各部の主要行事等について報告があった。
    委員から、「三重県警察株主総会特別警戒本部はどういう体制なのか」旨の発言があり、刑事部長から、「現場の署長が本部長となり、警戒するようにな る」旨の説明があった。
  (2) 平成21年度中の被疑者取調べ監督の実施状況について
警務部長から、平成21年度中の被疑者取調べ監督の実施状況について報告があった。
    委員から、「視認は誰がするのか」旨の発言があり、警務部長から、「警務課長が実施するが、警務課長が配置されていない署は副署長となります。」旨の説明があった。
(3) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請受理について報告があった。
  (4) 街頭犯罪等の情勢について(平成22年第1四半期)
生活安全部長から、街頭犯罪等の情勢について(平成22年第1四半期)報告があった。
    委員から、「今までの対策が実ったと考えます。今後もがんばっていただきたい。」旨の発言があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成22年3月末・概数)
交通部長から、三重県の交通事故発生状況について(平成22年3月末・概数)報告があった。
    委員から、「交通事故死者のシートベルト着用率が低いが、徹底させる良いアイデアはないのか。」旨の発言があった。本部長から、「しっかり広報はしているが、なかなか隅々まで行き届かない。継続指導することが重要と認識している。」旨の説明があった。
(6) 自転車安全利用促進事業(緊急雇用創出事業)の結果について
交通部長から、自転車安全利用促進事業(緊急雇用創出事業)の結果について報告があった。
    委員から、「子供が自転車に乗って事故に遭うのは、高齢者よりも少ないと思えるが。」旨の発言があった。本部長から、「子供は、交通安全教室などで 交通安全の話を聞く機会が多いが、65歳以上の場合は、逆に、そのような機会が少ないと考えられるので、これについての対策を推進してまいりたい。」旨の説明があった。
(7) 情報公開請求対応状況について(H22.4.2〜4.15)
担当課から、平成22年4月2日から4月15日までの情報公開請求等対応状況について報告があった。
(8) 平成21年行ウ第18号保有個人情報非開示決定取消等請求事件の判決について
担当課から、平成21年行ウ第18号保有個人情報非開示決定取消等請求事件の判決について報告があった。

77 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、23件の行政処分を決定した。

78 報告事項

(1) 警察署長会議の開催について
警務部長から、各警察署の新体制発足に伴う意思統一を図ることを目的として、来る4月28日、警察署長会議を開催するとの報告があった。
委員から、「議題の発表・協議については、総論ではなく、各論での協議が望ましい。発表署に論点を明確に発表できるよう指示してください。」との発言があった。
(2) 津南警察署新庁舎落成式の実施について
警務部長から、来る4月19日、旧合同庁舎の利活用による津南警察署新庁舎落成式を実施するとの報告があった。
委員から、「新庁舎は、大変広くなって、素晴らしい施設である。今後、より一層の住民サービスの向上を期待している。」との発言があった。
(3) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年3月中)
警務部長から、平成22年3月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況についての報告があった。
  委員から、「職務執行に関する苦情は、組織的な把握と対応が大切である。今後とも、現場で放置することのないよう、指導を徹底してもらいたい。」 との発言があった。
(4) サイバーパトロールモニター員の公募について
生活安全部長から、インターネット上の違法・有害情報対策として、本年度も、県警ホームページでサイバーパトロールモニター員を公募するとの報告があった。
委員から、「大勢の目で見ることが大切である。積極的に委嘱していってほしい。」との発言があった。
(5) 第42期(平成22年)嘱託警察犬審査会の開催について
刑事部長から、来る4月20日、第42期(平成22年)嘱託警察犬審査会の開催及び県下における嘱託警察犬の出動状況について報告があった。
委員から、「三重県警察では、警察犬を訓練していないのか。」との質問があり、刑事部長から、「警察単独で警察犬を訓練しているのは、警視庁のみで、当県はすべて嘱託である。本審査は大変厳しく、合格する犬も少ないが、そういう意味では、優秀な犬を嘱託できている。」との説明があった。

79 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、18件の行政処分を決定した。

80 報告事項

(1) 平成21年度退職に伴う辞令交付及び表彰式等の実施について
首席監察官から、3月31日(水)警察本部において実施予定の「平成21年度退職に伴う辞令交付及び表彰式」の式次第等について報告があった。
(2) 初任科第146期生の卒業式の挙行について
警務部長から、昨年10月1日採用の短期課程24名の卒業式の式次第等について報告があった。
委員から、「本部長賞、努力賞等の基準について説明願いたい」との質問があり、本部長から「総合評価で決定する」旨の説明があった。
(3) 春の全国交通安全運動期間中の主要行事について
交通部長から、3月25日現在の交通事故発生状況と「春の全国交通安全運動」の重点等、及び運動期間中の主要行事予定について報告があった。
委員から、「本県の交通事故の特徴は、交通事故の死傷者数に対して死者数が多いが、一例としてシートベルト不着装が多いとかの要因があるのか」との質問があり、本部長から、「特に高齢者が被害者となる事故が多く、致死率を高めている」との説明があった。
これに対し、委員から、「高齢者の交通事故防止に重点を置いて、取り組んでほしい」との発言があった。
(4) APEC情勢について
警備部長から、国内各地で開催されるAPEC担当閣僚会議の概要及び国内外の情勢について説明があった。

81 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について
警務部長から、三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 公安委員会関係三重県情報公開条例施行規則及び公安委員会関係三重県個人情報保護条例施行規則の一部を改正する規則(案)の制定について
警務部長から、公安委員会関係三重県情報公開条例施行規則及び公安委員会関係三重県個人情報保護条例施行規則の一部を改正する規則(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(3)「西東海広域捜査隊の編成に関する協定」等の一部改正による協定の再締結について
刑事部長から、「西東海広域捜査隊の編成に関する協定」等の一部改正による協定の再締結について説明があり、原案どおり決定した。
(4) 新たな速度規制基準に基づくより合理的な速度規制の推進について
交通部長から、新たな速度規制基準に基づくより合理的な速度規制の推進について説明があり、原案どおり決定した。
   決定に際し、委員から「生活道路とはどんなものか」旨の質問があり、本部長及び交通部長から、生活道路の定義等について説明があった。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、12件の行政処分を決定した。

82 報告事項

(1) 警察改革の推進状況について
  警務部長から、平成21年中の三重県警察における警察改革の推進状況に関し、警察改革要綱の着実な実施と充実、治安の回復、幹部を始めとする職員の意識改革、不祥事の防止等について報告があった。
 委員から「警察改革の推進状況については、これまでにも定期的に報告を受けているが、着実に改革が進んでいることを感じている。先日、我々委員に対するアンケートも行われたが、我々としても真剣に取り組んでいく所存である」旨の発言があった。
(2) 平成22年度警察本部通常点検、初動警察に関する実戦的総合訓練、実戦的逮捕術訓練及び救急法訓練の実施について
警務部長から、平成22年度警察本部通常点検、初動警察に関する実戦的総合訓練、実戦的逮捕術訓練及び救急法訓練の実施計画(実施回数、実施時間、実施方法等)について報告があった。
   委員から「訓練内容は毎月それぞれ変わるのか」旨の質問があり、警務部長から、「各部門が責任を持ち、かつ、組織横断的に取り組むことによって、組織全  体の能力の底上げを図るものである」旨の説明があった。
(3) 「春の全国交通安全運動」の実施について
交通部長から、本年4月6日(火)から4月15日(木)まで実施される「春の全国交通安全運動」の基本を「子どもと高齢者の交通事故防止」とすること、重点については「すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「自転車の安全利用の推進」「飲酒運転の根絶」とすることのほか、主要行事として「春の全国交通安全運動出発式」を4月6日(火)に三重県庁玄関前駐車場で開催することなどについて報告があった。
 委員から、「交通安全に関しては、何度も繰り返し注意喚起を図ることが重要であり、効果的な広報啓発活動を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(4) 大規模災害の発生等における公安委員会委員(長)の対応等について
警備部長から、大規模災害発生時等における公安委員会委員(長)等の緊急輸送方法等について報告があった。
(5) 児童ポルノ問題について
本部長から、政府における「児童ポルノ排除対策ワーキングチーム」設置の趣旨、児童ポルノ問題の現状等のほか、今後、広報啓発活動や被害防止対策等が展開される予定であることなどについて報告があった。
(6) 監察実施状況報告(第4四半期)について
担当課から、監察実施状況報告(第4四半期)について報告があった。

83 議決事項

(1) 地方自治法180条の2に基づく協議について
警務部長から、地方自治法180条の2の規定に
より「委員会の職員等に関する知事の権限の一部委
任等に関する規則」の一部改正の協議を申し入れる
ことについて説明があり、原案どおり決定した。
(2) 飲食店営業所に対する行政処分(営業の停止処分)
について
生活安全部長から、飲食店営業所に対する行政処
分(営業の停止処分)について説明があり、原案どお
り決定した。
(3) パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受
託法人の認定について
交通部長から、パーキング・メーター等の運用管
理業務に係る受託法人の認定について説明があり、
原案どおり決定した。
(4) 運転免許に係る講習等に関する規程(案)の制定
について
交通部長から、運転免許に係る講習等に関する
規程(案)の制定について説明があり、原案どおり
決定した。
(5) 警察官の援助要求の同意について
   警備部長から、警察法第60条第1項の規定に基
づき、他県公安委員会から本県公安委員会に対して
警察官の援助要求があったことについて説明があ
り、原案どおり同意することを決定した。
(6) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分に
ついて説明があり、17件の行政処分を決定した。

84 報告事項

(1) 平成22年4月中業務計画について
  警務部長から、4月中の重点を「春の全国交通安全運動」とし、平成22年第1回三重県議会定例会、新学期における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境浄化活動の強化、春の行楽期における雑踏事故・山岳遭難の防止、春の行楽期における交通渋滞解消対策等の主要行事のほか、女性相談交番の開設など日別の行事等について報告があった。
   委員から、「女性相談交番の開設とはどういったものか」との質問があり、警務部長から、「『相談しやすい環境作りを』との視点から、主要駅等付近の交番において女性警察官等により相談を受けるもので、利用者も相当数認められる」旨の説明があった。
(2) 職員意識調査の結果(速報値)について
警務部長から、職場の風通しを良くするとともに、危機管理面を一層強固なものとすることなどを目的として実施した「職員意識調査の結果(速報値)」につい  て報告があった。
   委員から「アンケートの結果を各所属にフィードバックして有効活用されたい。今後は、質問内容を更に具体的なものへと進化させるなどの取組みも有効である」旨の発言があり、警務部長から、「業務の性質や年齢・階級別等の詳細な部分にまで踏み込んだ分析を行い、課題を抽出した上で改善措置を講じる」旨の説明があった。
(3) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成22年2月中)
警務部長から、2月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について(平成22年2月末・概数)
交通部長から、2月末現在における県内の交通事故発生状況、全国・管区内のの死者数、人口10万人以上の県内6市の全国ワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
   委員から、「死亡事故の増加は全県的なものか、また、特殊な事情等があるのか」との質問があり、交通部長から、「中勢、北勢、伊賀等で集中している傾向がある。運転手が漫然と運転している場合もあるので、今後は街頭活動、広報活動等を一層強化していく」旨の説明があり、委員から、「見える、見せるキャンペーンなどは非常に効果があると思われるので、今後もより一層推進してもらいたい」旨の発言があった。

85 議決事項

(1) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について
警務部長から、組織改編等に伴い、三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)の制定について
警務部長から、平成22年度地方警察官の増員及び組織・定員の見直しに伴い、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 運転免許取得者教育の認定に関する規程の一部を改正する規程(案)の制定について
交通部長から、運転免許取得者教育の認定に関する規程の一部を改正する規程(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(4) 旅客自動車の運転に関する教習所の指定に関する規程の一部を改正する規程(案)の制定について
交通部長から、旅客自動車の運転に関する教習所の指定に関する規程の一部を改正する規程(案)の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

86 報告事項

(1) 平成22年春の主な組織改編等について
   警務部長から、平成22年春の主な組織改編等として、生活安全部に「犯罪抑止対策監」、生活安全企画課に「犯罪抑止対策室」、通信指令課に「指令指導担 当」、刑事企画課に「刑事指導室及び現場指導担当」、捜査第一課に「検視室」、国際捜査課に「情報・解明担当」をそれぞれ新設するほか、検視体制や繁忙警察署の鑑識・捜査体制等を増強することなどについて報告があった。
   委員から、「犯罪抑止対策などの課題を的確に捉えて新しい組織を設けたという印象がある。組織改編をするという三重県警察の決意が伝わってくる」旨の発言があったほか、「繁忙警察署における鑑識体制の強化は望ましいところであるが、他の警察署の鑑識体制はどうなっているのか」との質問があり、警務部長から、「他署の場合も適任者を配置しているほか、犯罪の発生状況が深刻な警察署に鑑識専務員を増強することで、夜間帯等における体制強化を図るものである」旨の説明があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成22年2月中】
生活安全部長から、平成22年2月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(3) 航空「すずか」の更新について
生活安全部長から、3月19日に更新予定をしている航空「すずか」が配属されることに伴い、運航開始式を三重県警察航空基地で実施することなどについて報告があった。
(4) 公安条例の申請について(平成22年2月中)
警備部長から、2月中の示威行進等20件の許可について報告があった。

87 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、17件の行政処分を決定した。

88 報告事項

(1) 平成21年度警察費最終補正予算(案)について
  警務部長から、平成21年度警察費最終補正予算案について、事業名ごとの補正予算額及び減額補正の主なものとして退職手当の減額等があり、増額補正の主なものとして高齢者講習委託料等があることなどについて報告があった。
(2) 第二期次世代育成支援行動計画について
警務部長から、職員の子どもが健やかに生まれ、育成される職場環境を醸成することなどを目的として、「第二期次世代育成支援行動計画」を策定すること、第一期行動計画における検証結果、第一期行動計画と第二期行動計画との主な変更点及び実施事項等について報告があった。
(3) 平成21年度三重県警察けん銃射撃競技大会の実施について
警務部長から、3月10日(水)、三重県警察学校射撃場において、平成21年度三重県警察けん銃射撃競技大会を開催することのほか、競技種目等についての報告があった。
(4) 狩猟期間中の取締り結果について
生活安全部長から、狩猟期間(平成21年11月15日から平成22年2月15日まで)中における銃砲刀剣類所持等取締法等の違反状況及び事故発生状況、事故防止のために講じた事前指導や指導取締りの状況、期間中の取締り状況等について報告があった。

89 議決事項

(1) 三重県公安委員会等の所管する行政手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について
警務部長から、「三重県公安委員会等の所管する行政手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部を改正する規則(案)」の制定について説明があ り、原案どおり決定した。
(2) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
交通部長から、「三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)」の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 三重県自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
交通部長から、「三重県自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律施行細則の一部を改正する規則(案)」の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(4) 安全運転管理者等講習実施要綱の一部を改正する規程(案)の制定について
交通部長から、「安全運転管理者等講習実施要綱の一部を改正する規程(案)」の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(5) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程(案)の制定について
交通部長から、「三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程(案)」の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(6) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、23件の行政処分を決定した。

90 報告事項

(1) 平成22年3月中業務計画について
  警務部長から、3月中の重点を「街頭活動等各種警察活動の強化」とし、平成22年第1回三重県議会定例会、学年末及び新学期における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境浄化活動の強化等の主要行事のほか、業務計画について報告があった。
(2) 三重県の交通事故発生状況について(平成22年1月末・概数)
交通部長から、1月末現在における県内の交通事故発生状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の県内6市の全国ワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等に加え、事故の増加に対する緊急対策を講じている旨の報告があった。
   公安委員から、「事故が増加していることから、県民に対して様々な啓発を効果的に進めてもらいたい。」旨の発言があり、これに対して交通部長から、「県民に対して注意を喚起するような広報など、対策を講じていく。」旨の発言があった。

91 議決事項

(1) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理及び裁定について
警務部長から、「オウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金の支給に関する法律」に基づく給付金申請受理及び裁定について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
警務部長から、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の仮給付について
警務部長から、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく給付金(重傷病給付)の仮給付について説明があり、原案どおり決定した。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、13件の行政処分を決定した。

92 報告事項

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
   警務部長から、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく給付金(重傷病給付)の申請受理について報告があった。
(2) 職員意識調査の実施について
警務部長から、職場の風通しを良くするとともに、危機管理面を一層強固なものとすることを目的として、全警察職員を対象に実施する「職員意識調査」の具体的内容、方法等について報告があった。
   委員から「調査結果を各所属にフィードバックして情報共有を図ることは非常に大切なことであり、是非とも有効活用されたい。」旨の発言があった。
(3) 職員の新型インフルエンザ感染状況について
警務部長から、職員の新型インフルエンザ感染状況に関し、月別・年代別感染者数、部門別感染者数、感染源等について報告があった。
   委員から「重篤な職員はおらず仕事への影響は少なかったようであるが、新型インフルエンザに限らず、今後も職員の健康管理に十分配意してもらいたい。」旨の発言があった。
(4) 子ども・女性を犯罪の被害から守るための取組状況について
生活安全部長から、子ども・女性を犯罪の被害から守るための取組状況に関して、平成21年中の先制・予防的な活動状況、被害防止対策の実施状況等についての説明があり、今後は警察各部門はもとより関係機関・団体等との一層の情報共有及び連携を強化し、積極的な先制・予防的活動や広報啓発活動等を推進することなどについて報告があった。
(5) 中国人等グループによる高級住宅等を対象とした広域組織窃盗(空き巣)事件の検挙について
刑事部長から、中国人等のグループによる高級住宅等を対象とした広域組織窃盗(空き巣)事件について説明があり、関係道府県警察と合同・共同捜査を行い、被疑者を検挙して事件を解決したことなどの報告があった。
(6) 平成21年中の犯罪情勢について(統計数値確定数)
刑事部長から、第3回公安委員会定例会議(1月22日開催)で報告のあった刑法犯認知・検挙状況等の統計数が確定したことなどについて報告があった。

93 議決事項

(1) 交通規制の実施について(高齢運転者等専用駐車区間制度)
交通部長から、交通規制の実施(高齢運転者等専用駐車区間制度)について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 三重県公安委員会事務の専決について
交通部長から、改正道路交通法の施行に伴い、新たに公安委員会の権限に属することとなる事務、公安委員会から警察本部長の専決とする事務等について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、19件の行政処分を決定した。

94 報告事項

(1) 平成22年第1回三重県議会定例会(2月会議)について
  警務部長から、平成22年第1回三重県議会定例会(2月会議)の会期日程、警察本部関係議案等について報告があった。
(2) 平成22年度警察費当初予算(案)の概要について
警務部長から、平成22年度警察費当初予算(案)については、大規模臨時的経費として鳥羽警察署の新築事業等7本、第二次戦略計画に関連する重点的な取組みとして生活安全センターとしての交番機能強化事業等8本、緊急雇用・経済対策として地域の安全・安心確保推進事業等5本を上程する予定であることなどの報告があった。
(3) 平成21年度全国警察逮捕術大会及び全国けん銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、2月16日(火)、警視庁術科センターにおいて開催される全国警察逮捕術大会及び全国けん銃射撃競技大会の競技種目、出場選手、過去の成績等について報告があった。
   公安委員から「けん銃競技では国体で優秀な成績を挙げた選手もいると聞いているので期待している。平素の訓練で培った力を存分に発揮してもらいたい。」旨の発言があった。
(4) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成22年1月中】
生活安全部長から、平成22年1月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(5) 平成21年中における少年警察関係情勢について
  生活安全部長から、平成21年中の非行少年に関し、不良行為少年は前年より減少したが、刑法犯少年が6年ぶりに増加し、特別法犯少年も前年より増加しているほか、児童虐待に関しては、認知件数・児童への通告件数とも前年より減少していることなどについて報告があった。
   公安委員から「少年問題の対応は、行政を始めとした関係機関等との連携が重要であり、今後一層の連携強化を図るなど、的確な対応・対策を進めてもらいた い。」旨の発言があった。
(6) 第3回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について
交通部長から、2月21日(日)、「第3回美し国三重市町対抗駅伝」が開催され、交通対策として総数933名(警察官等325名、自主交通整理員608名)、白バイ、パトカーなどによる交通規制と交通整理を行うことなどについて報告があった。
(7) 公安条例の申請について(平成22年1月中)
警備部長から、1月中の示威行進等33件の許可について報告があった。

95 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、22件の行政処分を決定した。

96 報告事項

(1) 平成21年度警察署協議会代表者会議の開催について
  警務部長から、警察署協議会活動の更なる充実を図ることなどを目的に、2月4日(木)、警察本部において、「平成21年度警察署協議会代表者会議」を開催すること、初めての試みとして「分科会と全体会」の方式で実施することなどについて報告があった。
 公安委員から、「活発な議論が展開され、各警察署協議会の今後の活動に役立つものにしたいと考えている」旨の発言があった。
(2) 平成21年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成21年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況に関して、その受付件数、処理状況、特徴等について報告があった。
(3) 平成21年中の振り込め詐欺対策活動の総括について
刑事部長及び生活安全部長から、平成21年中の振り込め詐欺対策活動の総括について、振り込め詐欺認知件数及び被害額とも大幅に減少したほか、振り込め詐欺関連事件の検挙状況、振り込め詐欺予防対策の実施状況等について報告があった。
   公安委員から、「手口の変化に応じた迅速な対応について、引き続き万全の対策を講じてもらいたい」旨の発言があった。
  (4) 英語による運転免許学科試験の実施について
交通部長から、日本に定住する外国人の増加に伴い、外国語による運転免許試験の導入要望が寄せられたため、全国の実施状況や受験実態等を含め調査を行い、英語による学科試験を本年4月から導入する予定であることなどについて報告があった。

97 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)の制定について
警務部長から、三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)の制定について、その改正理由、改正内容、施行期日等の説明があり、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、22件の行政処分を決定した。

98 報告事項

(1) 第4回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
  警務部長から、3月7日(日)、四日市市文化会館において、「第4回犯罪被害者支援チャリティコンサート(主催:公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター、後援:三重県警察本部等)」が開催され、地域社会における犯罪被害者への理解と協力を訴えるとともに、同センターの運営基盤である寄附、会員等の募集を広く呼びかけるための広報・啓発を行うことなどについて報告があった。
公安委員から、「犯罪被害者支援の輪がだんだんと広がっていくように、このようなイベントを含め、創意工夫を凝らした各種施策を積極的に推進してもらいたい」旨の発言があった。
(2) 平成21年中の110番受理及び緊急配備実施状況について
   生活安全部長から、平成21年中に受理した110番の総受信件数のほか、通報事案の内容(内訳)、警察署別・時間帯別の有効件数等について報告があった。   また、緊急配備については、その実施件数及び検挙件数が増加したほか、事件別・警察署別の緊急配備実施・検挙状況等の報告があった。
(3) 平成21年中の犯罪情勢について
刑事部長から、平成21年中の犯罪情勢に関し、平成15年から6年連続で減少を続けていた刑法犯認知件数が増加に転じ、刑法犯の検挙件数・検挙率共に減少(低下)したほか、重要犯罪を始めとする主な類型別の推移状況等について報告があった。
   公安委員から「僅かながらではあるが、検挙率が低下したことに県民は大きな不安を感じるものであり、原因をよく分析して対策を講じてもらいたい」旨の発言があった。

99 議決事項

(1) 放置違反金の納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金の納付命令に対する異議申立てについて説明があり、原案どおり棄却することを決定した。
(2) 指定自動車教習所(大型自動二輪車免許)の公安委員会指定について
指定自動車教習所(大型自動二輪車免許)の公安委員会指定について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について
三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(4) 行政手続法に基づく審査基準等の改正について
行政手続法に基づく審査基準等の改正について説明があり、原案どおり決定した。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分27件を決定した。

100 報告事項

(1) 平成22年2月中業務計画について
  警務部長から、2月中の重点を「重要窃盗犯、告訴・告発事件等各種捜査活動の強化」とし、主要行事は、平成22年第1回三重県議会定例会等とすることについて報告があった。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成21年11月・12月中)
  警務部長から、平成21年11月・12月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
   また、苦情対応に関して警務部長から、「以前、委員から提言していただいた『マニュアルの作成・活用等により苦情対応に万全を期すこと』に基づき、県の実情に即したマニュアルを作成し、有効活用の促進と内容の充実を図っていく」旨の説明がなされた。
   公安委員から「委員の提言に対する県警の真摯な対応は、大変評価できるものである。今後も本マニュアルを効果的に活用してもらいたい」旨の発言があった。
(3) 三重県警察音楽隊演奏会の開催について
警務部長から、2月6日(土)、津市白山総合文化センターにおいて、「三重県警察音楽隊演奏会」を開催すること等について報告があった。
(4) 街頭犯罪等の情勢と今後の取組みについて
生活安全部長から、平成21年中の街頭犯罪等の情勢について説明があり、今後の取組みとして、警察の各部門間における連携強化及び関係機関・団体等と連携した各種対策を推進すること等について報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年中・概数)
交通部長から、三重県内における平成21年中の交通事故発生状況(概数)については、死者は2人増加したが、人身事故件数、負傷者数、物損事故件数が減少したこと、死亡事故(112人)の特徴として、高齢死者が半数を超えたこと等について報告があった。

101 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分30件を決定した。

102 報告事項

(1) 「平成21年度初動対応訓練点検」の実施について
警務部長から、組織全体の迅速・的確な執行力の向上を図ることを目的として、各警察署に対する初動対応訓練点検を実施するとともに、点検実施結果と平素の実戦的総合訓練等の実施状況を加味して総合的評価を行うこと等について報告があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年12月中】
生活安全部長から、平成21年12月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(3) 情報セキュリティの日に伴う広報イベントの開催について
生活安全部長から、政府が定めた「情報セキュリティの日(毎年2月2日)」に伴い、1月31日(日)、「イオン明和ショッピングセンター」において、ワンクリック詐欺の手口等が疑似体験できるコーナーの設置、インターネット・オークション詐欺等の被害防止啓発ビデオ上映など、サイバー犯罪(被害)防止のための情報セキュリティ対策等に重点を置いた広報啓発を実施すること等について報告があった。
   公安委員から「イベントを行うための広報等について工夫してもらっているが、効果を測るためにアンケート調査を行うことなども検討してもらいたい」旨の発言があった。
(4) 公安条例の申請について【平成21年12月中】
警備部長から、平成21年12月中の示威行進等10件の許可について報告があった。

103 議決事項

(1) 三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について
三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分26件を決定した。

104 報告事項

(1) 平成21年第2回三重県議会定例会(11月会議)の結果について
警務部長から、平成21年第2回三重県議会定例会(11月会議)における代表質問・一般質問・質疑の状況、予算決算常任委員会・教育警察常任委員会の状況、今後の議会日程等について報告があった。
(2) 年末の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、年末の交通安全県民運動の実施結果として、期間中の交通事故死者は、6件6人(前年同期比2件2人減少)であったことのほか、今後の対策として、「飲酒運転をはじめ、信号無視や一時停止違反等の重大事故につながる悪質・危険違反の取締りを強化すること」、「飲酒運転の根絶、高齢者の交通事故防止、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用、『ちょっと早めのライト・オン運動』等に関する広報啓発活動を推進すること」等について報告があった。
   公安委員から「運動期間中の交通事故死者数と負傷者数が減少したのは、各種の対策を講じてきた結果であり、今後も引き続き、効果的な各種対策を推進してもらいたい」旨の発言があった。

105 議決事項

(1) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令に対する異議申立てについて説明があり、原案どおり決定した。
(2) 放置違反金滞納処分に対する異議申立てについて
放置違反金滞納処分に対する異議申立てについて説明があり、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分28件を決定した。

106 報告事項

(1) 平成22年1月中業務計画について
警務部長から、1月中の重点を「年始における警察活動の強化」とし、主要行事は、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化期間、年始特別警戒取締り、年始における暴走族取締り、年始における交通渋滞解消対策等とすることについて報告があった。
(2) 警察署長会議の開催について
警務部長から、平成22年1月26日(火)に開催される警察署長会議に、三重県知事、津地方検察庁検事正が出席すること、会議の議題を「平成22年三重県警察運営の重点」及び「当面の重要課題」とすること等について報告があった。
(3) 平成21年三重県警察10(重)大ニュースについて
警務部長から、平成21年の三重県警察10大ニュースについて、「JA鈴鹿本店における多額強盗事件の検挙」、「交通事故死者数の減少傾向の定着」等とすることについて報告があった。
(4) 平成22年「110番の日」の広報活動について
   生活安全部長から、110番制度の周知と正しい利用の促進を図ることを目的に、毎年1月10日を「110番の日」として設定しているところであるが、今回は、津警察署管内の大型ショッピングセンターにおいて「110番フェア」を開催し、110番教室等の広報を実施すること等について報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年11月末・概数)
   交通部長から、11月末現在における県内の全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の県内6市の全国ワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
   公安委員から「『交通死亡事故の減少定着』が胸を張って言えるように、特に事故が多発することが懸念される年末年始に向け、県民への広報啓発活動や交通安全教育、交通指導取締りなどを効果的に推進してもらいたい」旨の発言があった。
(6) 飲酒運転取締り強化月間の実施結果について
   交通部長から、11月1日から同月30日までの間実施された飲酒運転取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の飲酒運転検挙件数のほか、飲酒運転による交通事故発生状況等について報告があった。

107 議決事項

(1) 銃砲刀剣類所持等取締法施行令等の一部を改正する政令等の施行に伴う関係規則の整理に関する規則の制定について
銃砲刀剣類所持等取締法施行令等の一部を改正する政令及び銃砲刀剣類所持等取締法施行規則等の一部を改正する内閣府令の施行に伴う関係規則の整理に関する規則の制定について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分30件を決定した。

108 報告事項

(1) 平成22年三重県警察運営の重点目標(案)について
警務部長から、平成22年三重県警察運営の重点目標(案)に関し、執務の基本方針、執行の重点及び主な変更点、執行の重点の趣旨等について報告があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年11月中】
   生活安全部長から、平成21年11月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(3) 振り込め詐欺撲滅のための強化推進期間実施状況等について(平成21年10月15日〜同年11月14日)
生活安全部長及び刑事部長から、振り込め詐欺撲滅のため、10月15日から11月14日までの間を強化推進期間に設定して取締活動及び予防活動を集中的に推進し、全国一斉の予防対策に加えて、芸能人を1日署長に委嘱する等広報啓発活動などの県独自施策を展開したこと、強化推進期間中の振り込め詐欺関連犯の検挙状況、振り込め詐欺の認知件数と被害額が前年対比及びピーク時の平成17年と比較して減少していること等について報告があった。
   公安委員から「認知件数や被害額が減少しているのは、積極的な各種施策が功を奏しているものと思われ、評価できる。今後も効果的な広報啓発等に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(4) 指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について
刑事部長から、11月1日から同月30日までの間、実施された指名手配被疑者捜査強化月間において、三重県では12人(前年比+7人)の指名手配被疑者を検挙した結果に加え、同月間の結果を踏まえ、全ての警察職員に対する意識の向上を図り、重要指名手配被疑者等の追跡調査の徹底を図っていくこと等について報告があった。
(5) 公安条例の申請について(11月分)
警備部長から、11月中の示威行進等28件の許可について報告があった。

109 報告事項

(1) 平成21年度国家公務員倫理週間に伴う啓発活動の
実施について
   警務部首席参事官から、12月1日から7日まで実施される国家公務員倫理週間において、全国的に各種啓発活動等が展開されること、県警察においても各種会議や職場教養等の機会を活用して効果的な啓発を行い、倫理意識の向上に努めること等について報告があった。
 2 「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
   生活安全部首席参事官から、12月11日から1月10日までの間に実施する「年末・年始特別警戒取締り」について、実施重点を「金融機関等多額現金取扱所及びコンビニエンスストア等深夜に営業する営業所に対する犯罪の抑止と検挙」「街頭犯罪、振り込め詐欺等各種犯罪の抑止と検挙」「交通死亡事故の抑止」とし、合同出動式や県内一斉特別警戒日を設ける等の報告があった。
 3 「年末の交通安全県民運動」の実施について
交通部長から、12月11日から12月20日までの間に実施する「年末の交通安全県民運動」について、運動の重点は「高齢者の交通事故防止」「全ての座
席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」とし、三重県交通安全県民大会や交通安全キャンペーン出発式等が行われること等について報告があった。
   公安委員から「死亡事故は、夕方以降の暗い時間帯に多いようであり、年末年始に向けて、高齢者に対する広報啓発の徹底や効果的な指導取締りを推進してもらいたい」旨の発言があった。

110 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり決定した。
(2) 交通規制の実施について(平成21年度第3回交通信号機新設関係)
平成21年度交通信号機新設事業に関し、設置計画40基中の未実施12基分の新設について説明があり、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分20件を決定した。

111 報告事項

(1) 平成21年第2回三重県議会定例会について
警務部首席参事官から、平成21年第2回三重県議会定例会(11月会議)の議会日程、警察本部関係議案等のほか、11月会議開会までの各種委員会等の開催状況等について報告があった。
(2) 平成21年度警察費12月補正予算案の概要について
警務部首席参事官から、平成21年度警察費12月補正予算案の概要について報告があった。
(3) 平成21年度三重県警察通信指令競技会の実施結果について
生活安全部長から、11月12日(木)に開催された平成21年度三重県警察通信指令競技会の実施結果、今後の取組み等について報告があった。
公安委員から、「競技会の結果については、反省検討を加えて各警察署に還元するなど、現場警察活動の充実強化に繋げてもらいたい」旨の発言があった。

112 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分23件を決定した。

113 報告事項

(1) 平成21年12月中業務計画について
   警務部長から、12月中の重点を「年末・年始特別警戒取締り」「年末の交通安全県民運動」とし、主要行事は、平成21年第2回三重県議会定例会、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化期間、年末年始における暴走族取締り等とすることについて報告があった。
(2) 部外講話の開催について
刑事部長から、プロファイリングに対する理解を深め、その効果的活用により犯罪検挙向上を図ることなどを目的に、科学警察研究所から講師を招いて、第1部「講話」、第2部「検討会」を開催すること等について報告があった。
   公安委員から「科学捜査の重要性をよく認識し、従来の捜査手法を側面から支援する手法を用いて実績が向上するよう期待している」旨の発言があった。
(3) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年10月末・概数)
交通部長から、10月末現在における県内の全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の県内6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等のほか、10月末では死亡事故が減少したが、年末にかけては多発する時期であるので、交通安全教育や交通指導取締りを強化する旨の報告があった。
公安委員から「運転手のマナーなどは、土地柄や道路環境等によっても異なるようであり、これから年末にかけて、こういった点も考慮しながら効果的な交通指導取締り及び広報啓発等を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(4) 全国一斉車両検問の実施結果について
交通部長から、11月6日(金)午後8時から翌7日(土)午前5時までの間、主要幹線道路、盛り場周辺、高速道路の出入口付近、署境付近等において実施した全国一斉車両検問の実施結果について報告があった。

114  議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分17件を決定した。

115 報告事項

(1) 平成22年三重県警察年頭視閲式の実施について
警務部首席参事官から、平成22年1月8日(金)、メッセウィング・みえ北側駐車場において、平成22年三重県警察年頭視閲式を実施すること、警察本部、警察学校並びに中部管区警察局三重県情報通信部の部隊員ら総数約450名が参加し、式典内容として部隊視閲、視閲官訓示、来賓祝辞、部隊訓練、車両部隊出動等を行う予定であること等について報告があった。
(2) 平成21年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の実施について
警務部首席参事官から、11月18日(水)に津市安濃中央総合体育館において開催される「平成21年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会」の実施要領について、各種目の団体戦がA、B、Cの組別20チームで、逮捕術の個人戦が女性警察官約20名で行われ、各1位から3位の団体及び個人が表彰されることなどについて報告があった。
(3) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年10月中】
生活安全部長から、平成21年10月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(4) 公安条例の申請について(10月分)
警備部長から、10月中の示威行進等11件の許可について報告があった。

116 その他

(1) 公安委員会の新体制について
   公安委員長から「前委員が退任されて新体制となりましたが、気を緩めることのないように努めたい」旨の発言があった。
(2) 鈴鹿署管内における公務執行妨害事案の概要及び捜査経過等について
刑事部長及び警務部首席参事官から、鈴鹿署管内における公務執行妨害事案の概要及び捜査経過等について報告があった。

117 議決事項

(1) 深夜酒類提供飲食店営業所に対する行政処分(営業の停止処分)について
被処分者を、風営法の年少者接客業務従事禁止違反及び従業者名簿の備え付け義務違反により、飲食店営業の営業停止処分とすることを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分30件を決定した。

118 報告事項

(1) 平成21年第2回三重県議会定例会(9月会議)の結果について
警務部首席参事官から、9月24日から9月30日までの県議会一般質問・質疑の状況、10月6日の予算決算常任委員会教育警察分科会及び教育警察常任委員会の状況、今後の議会日程等について報告があった。
(2) 平成21年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
 首席監察官から、11月5日(木)、平成21年秋の叙勲勲章伝達式が三重県警察本部において行われ、受章者は14人であること、これまで285人が受章していること等について報告があった。
(3) 携帯電話専用サイト(オークション)を利用した偽ブランド販売(商標法違反)事件の検挙について
生活安全部長から、携帯電話専用サイト(オークション)を利用した偽ブランド販売(商標法違反)事件の検挙について、事案概要、捜査状況等のほか、同事件を
検挙したことを通じて、大きな社会問題となっている不正商品を大量に排除して大規模な販売組織を壊滅させ、密売業者や購入者に警鐘を発することができた旨の報告があった。

119 その他

(1) 委員の提言に対する措置について
交通部長から「委員から提言をいただいた『交通安全標語等を広くアピールすること』に関し、前回報告したとおり、大学駅伝の給水所5箇所及びパトカーへの交通安全標語掲示に加え、駅伝を先導する白バイに『地域安全、生活安全』のステッカーを貼付することとした」旨の報告があった。
(2) 委員の退任あいさつ
 本部長から、10月31日付けで退任する委員に対して、在任中における三重県警察に対する適切かつ数多くの提言等についての謝辞があり、これに対して委員から「公安委員の仕事は、非常に有意義なものであったし、自分自身も大いに勉強になった。警察職員の皆さんには、今後も誇りを持って仕事に邁進してほしい。私も、警察の活動について地域住民の方々の理解が一層深まるよう努力したいと考えている」旨の発言があった。

120 議決事項

(1) オウム真理教犯罪被害者等給付金の支給について
7月29日に受理したオウム真理教犯罪被害者等給付金の申請について、給付金を支給することを原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分24件を決定した。

121 報告事項

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病・障害給付)申請受理について
 警務部長から、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく犯罪被害者等給付金(重傷病・障害給付)の申請受理について報告があった。
(2) 犯罪被害者週間(11/25〜12/1)における広報活動について
 警務部長から、「犯罪被害者支援キャラバン隊」による市長等へのメッセージ伝達、「犯罪被害者支援を考える集い」の開催、「犯罪被害者支援地区研修会」の開催など、犯罪被害者相談窓口の積極的な利用と地域社会における被害者支援活動への積極的な参加の促進及び犯罪被害給付制度の周知を図ることを目的として、「犯罪被害者週間(11/25〜12/1)」における広報活動を積極的に展開していくこと等について報告があった。
(3) 家出少年及び福祉犯被害少年等の発見保護活動の強化期間における福祉犯取締り結果について
 生活安全部長から、準備期間を含め2か月間にわたり実施された「家出少年及び福祉犯被害少年等の発見保護活動の強化期間」における福祉犯取締り結果とし  て、児童福祉法違反事件など、22人(前年比+14人)を検挙したこと等について報告があった。 
(4) 飲酒運転取締り強化月間の実施について
 交通部長から、年末に向けて飲酒の機会が増える時期を迎え、飲酒運転による事故の多発が懸念されることから、飲酒運転の根絶を期すため、11月中を「飲酒運転取締り強化月間」として飲酒運転抑止対策を強化することのほか、飲酒運転取締り状況、飲酒運転による事故発生状況について報告があった。
(5) 第41回全日本大学駅伝対校選手権大会開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
交通部長から、第41回全日本大学駅伝対校選手権大会が、11月1日(日)熱田神宮西門から伊勢神宮宇治橋前までの8区間106.8キロメートルにおいて  大学生26チームが出場して実施されること、選手の走行区分は、第1車線又は車道の左側端とし、信号は青色現示で通過させること等について報告があった。
公安委員から「先日、白バイ隊員の訓練状況を視察したが、そのレベルの高さに驚いた。隊長から『指導員の教えを素直に聞いてコツコツ努力する者が成長す る』と聞いて感心している。訓練は実戦に基づくものであり、今後も駅伝の先導や交通指導取締り等での活躍を期待する。大学駅伝など県民が多数集まる機会を利用して交通安全を広くアピールしてはどうか」旨の発言があり、交通部長から、「以前、委員から『交通安全標語等を広くアピールすること』との提言をいただき、駅伝大会関係者等に強力に働き掛けていたところであるが、大会参加車両(マイクロバス等)への交通安全標語の掲示はできなかったものの、駅伝大会の給水所5箇所への掲示が可能となり、また、パトカーのボディに標語を掲示する等により、交通安全を広くアピールすることとした。今後、市町駅伝大会等においても、同様に関係者に働き掛けていきたいと考えている」旨の説明がなされた。

122 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分21件を決定した。

123 報告事項

(1) 平成21年11月中業務計画について
11月中の重点を「総合力を発揮した各種犯罪抑止・検挙取締り活動の強化」とし、主要行事は、平成21年第2回三重県議会定例会、風俗関係事犯等取締り強化期間、指名手配被疑者捜査強化月間、飲酒運転取締り強化月間等とすることについて報告があった。
(2) 松阪警察署新庁舎落成式の実施について
11月30日(月)、松阪警察署において新庁舎落成式が実施されること、出席者は三重県知事、三重県議会議長、津地方検察庁検事正、松阪市長等をはじめ、関係団体、地元自治会等から100名を超える予定であること等について報告があった。
(3) 街頭犯罪等の情勢について(平成21年第3四半期)
平成21年第3四半期における街頭犯罪等の情勢について、刑法犯総数、重点対象9類型(空き巣、忍込み、自動車盗、車上ねらい、ひったくり、路上強盗、強姦、強制わいせつ、略取誘拐)、総量抑制対象4類型(オートバイ盗、自転車盗、部品ねらい、自販機ねらい)ともに前年比で増加するなど厳しい状況にあり、当面の取組みとして、街頭犯罪等抑止強化月間の実施、緊急雇用創出事業(防犯パトロール事業)等に取り組んでいくことについて報告があった。
公安委員から「自転車盗や車上ねらい等の発生を減少させることは、街頭犯罪等の抑止に欠かせないものであるので、各部門がよく連携を図って対策を講じてもらいたい」旨の発言があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年9月末・概数)
9月末現在における県内の全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の県内6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
公安委員から「依然として高齢者が犠牲となる事故や、シートベルト非着用による死者が多いことから、効果的な交通指導取締り及び広報啓発等を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(5) 「反射材フェアinみえ」の開催について
  10月24日(土)、25日(日)の2日間、夕暮れや夜間の交通死亡事故抑止を図ることなどを目的として、第1日目は津市北河路町「メッセウィング・みえ」において、第2日目は「マイカル桑名」など県内6箇所において、それぞれ反射材の普及啓発キャンペーンを開催することについて報告があった。

124 報告事項

1 初動警察刷新強化への取組みについて
初動警察刷新強化への取組みについて、通信指令体制の強化を始めとする具体的施策の紹介のほか、今後の取組みとして、通信指令システムの充実強化、技能指導官による教養等の実施、通信指令競技会の開催、実戦的総合訓練点検の実施等に取り組むことについて報告があった。
公安委員から「初動警察刷新強化に向けて、体制の強化や指揮能力の向上に努めるなど、非常に効果的な取組みを展開してもらっている。今後も、最新の通信指令機器の導入や現場で真に活用できるマニュアルの作成等々、強力に推進してもらいたい」旨の発言があった。
2 平成21年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会の開催について
10月20日(火)と21日(水)の2日間、日本武道館において全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会が開催され、三重県警察からは柔道選手5名が第3部に、剣道選手6名が第2部に出場することのほか、本大会における試合方法、過去5年間の成績等について報告があった。
3 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成21年8月・9月中)
平成21年8月・9月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
   公安委員から「苦情対応については、相手との対話の中で生じるトラブル等も見受けられることから、指導的立場にある署長や主管課長に対する教養も含め、マニュアルの作成・活用等により万全を期してもらいたい」旨の発言があった。
 4 ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年9月中】
平成21年9月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。

125 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分17件を決定した。

126 報告事項

(1) 平成21年度中部管区内警察逮捕術・けん銃射撃競技大会の開催について
10月8日(木)、中部管区警察学校柔道場及び射撃場において、中部管区内警察逮捕術及びけん銃射撃競技大会が開催され、それぞれ団体戦・個人戦等が行われること等について報告があった。
(2) 第2回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について
10月7日(水)、グランドアーク半蔵門において、第2回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の表彰式が行われ、全国25都道府県から推薦を受けた64名(警察官42名、地域住民22名)のうち、財団選考委員会から選考された16都道府県の20名(警察官13名、地域住民7名、うち三重県警察1名)が受賞すること等について報告があった。
公安委員から「今回の表彰を受賞する警察官には、駐在所で面接したことがあるが、直接話を聞いてみて、不良少年の立ち直り支援などに真剣かつ献身的に取り組んでいる様子や情熱が伝わってきた。地域住民の安全・安心のために頑張っている警察官が表彰されることは大変喜ばしいことであり、今後も表彰の趣旨に沿って積極的な表彰上申をしてほしい」旨の発言があった。
(3) 全国地域安全運動の実施について
10月11日から10月20日までの間、地域安全に資する関係機関等の一層の連携強化などにより、安心して暮らせる地域社会の実現を図ることを目的とする「全国地域安全運動」が展開されること、三重県の運動重点は車上ねらい等駐車中の車両を対象とする犯罪の防止及び自転車の盗難防止、全国の運動重点は子どもと女性の犯罪被害防止及び住宅を対象とする侵入犯罪の防止並びに振り込め詐欺の被害防止であること、事前行事として10月8日(木)三重県総合文化センターにおいて「地域安全・暴力追放三重県民大会」を開催すること等について報告があった。
(4) 秋の全国交通安全運動の実施結果について
9月21日から30日までの間に実施された「秋の全国交通安全運動」の実施結果について、交通事故死者数が前年同期比で減少したこと、人身事故及び負傷者数は減少したが物損事故は増加したこと、今後の対策として、例年、年末にかけて薄暮から夜間の交通事故が増加していることから、飲酒運転をはじめ信号無視や一時停止違反等の重大事故につながる悪質・危険違反の取締りを強化していくこと等について報告があった。
 公安委員から「引き続き高齢者の交通事故防止、シートベルト着用率の向上に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(5) 第41回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
10月10日、11日の2日間、茨城県ひたちなか市新光町の自動車安全運転センター「安全運転中央研修所コース」において、「第41回全国白バイ安全運転競技大会」が開催され、全国警察から47チームが参加(三重県警察からは4名の選手が出場)し、バランス走行操縦競技、トライアル走行操縦競技等4種類の競技種目によって競技が行われること等について報告があった。
(6) 公安条例の申請について(9月分)
9月中の示威行進等19件の許可について報告があった。

127 議決事項

(1) 銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の制定について
銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則を制定することについて、原案どおり決定した。
(2) 銃砲刀剣類所持等取締法等に基づく公安委員会が指定する医師の指定の公示について
銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則第2条に基づき、公安委員会の指定医を公示することについて、原案どおり決定した。
(3) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律及び警備業法に基づく公安委員会が指定する医師の指定の告示の一部改正について
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第41条の2の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則第2条及び警備業法第51条の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則第2条の規定に基づく指定医の公安委員会告示の一部改正を行うことについて、原案どおり決定した。
(4) 交通規制の実施について(平成21年度第2回交通信号機新設関係)
平成21年度信号機新設事業に関し、6月補正予算による9基分の新設について、原案どおり決定した。
(5) 指定自動車教習所「鈴鹿サーキットモーターサイクルスクール」の自主廃業による指定の取消等について
指定自動車教習所「鈴鹿サーキットモーターサイクルスクール」の自主廃業による指定の取消等について、原案どおり決定した。
(6) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分27件を決定した。

128 報告事項

(1) 三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
10月19日(月)午前10時30分から、津市広明町地内の偕楽公園内招魂碑前において、三重県警察本部が主催する三重県殉職警察職員慰霊祭を執行し、参列者として遺族約25名、来賓として、三重県知事、三重県議会議長、三重県議会教育警察常任委員会委員長、津地方検察庁検事正、三重県警察官友の会会長、三重県警友会会長等を招き、殉職警察職員65名の慰霊を弔うこと等について報告があった。
(2) 第64回国民体育大会(トキめき新潟国体)の出場選手について
新潟県で開催予定の第64回国民体育大会において、剣道競技(成年男子)、ライフル射撃競技(センター・ファイア・ピストル)、空手道競技(混成組手団体戦・個人戦)にそれぞれ警察選手が出場すること等について報告があった。
(3) 第25回似顔絵講習会の開催結果について
9月15日(火)、有効な捜査資料としての似顔絵作成技術の向上を目的として警察本部において、洋画家の新開諭氏を講師に招いて似顔絵講習会を開催したこ と、似顔絵を活用した最近の効果事例として強盗殺人未遂や性犯罪等の事件で被疑者を検挙したこと等について報告があった。
   公安委員から「似顔絵の長所が捜査に十分活用されるよう、今後も技術力の向上を図ってもらいたい」旨の発言があった。

129 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分26件を決定した。

130 報告事項

会議の冒頭に、公安委員から「JA鈴鹿本店における多額強盗事件の被疑者検挙 は、警察のたゆまぬ努力が実を結んだものであり、県民の大きな不安を取り除き、警察の威信を高めることとなった。事件の全面解決に向け、今後も気を緩めず適正 に捜査を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(1) 平成21年10月中業務計画について
10月中の重点を「地域安全運動の推進及び各種犯罪捜査等の強化」とし、主要行事は、平成21年第2回三重県議会定例会、全国地域安全運動、街頭犯罪等抑止強化月間等とすることについて報告があった。
(2) 警察署長会議の開催について
平成21年10月9日(金)に開催される警察署長会議の議題を「犯罪の抑止及び検挙向上方策について」、「当面の重要課題等について」とすること等について報告があった。
公安委員から「警察署長会議において活発な議論が展開され、実のあるものとなるよう期待している」旨の発言があった。
(3) 平成21年第2回三重県議会定例会(9月会議)について
9月16日(水)から開会する平成21年第2回三重県議会定例会(9月会議)の日程、警察本部関係の議案等について報告があった。
(4) 平成21年度警察官採用試験の実施状況について
平成21年度警察官採用試験の実施状況として、警察官A(2回目)、警察官B及び事務官採用試験の申込み状況、警察官A(1回目)採用試験の実施結果、今後の試験日程について報告があった。
   公安委員から「警察職員の募集については、6月に行われた民間企業との合同就職説明会のような方法も効果があると思われる。今後も創意工夫を凝らし、優秀な警察職員の採用に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年8月末・概数)
8月末現在における県内の全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
公安委員から「シートベルトの非着用による死者が多いことから、チャイルドシートを含め、運転席だけでなく助手席や後部座席のベルト着用に向けた広報啓発等を推進してもらいたい」旨の発言があった。

131 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付1件)の支給について決定した。
(2) 講習予備検査結果に基づく臨時適性検査(認知症関係)医師の委嘱について
道路交通法及び道路交通法施行規則に基づき、講習予備検査結果に伴う臨時適性検査(認知症関係)医師の委嘱について、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分24件を決定した。

132 報告事項

(1) 「警察改革旬間」における取組み結果について
警察改革の持続的断行を図ることなどを目的として三重県警察が設定した「警察改革旬間(7/13〜7/22)」における取組み結果について、7月13日の「警察改革の日」に実施した部外者講演、年代別グループ討議、全体討議等の取組み結果及び上記旬間中に実施した各所属における取組み結果等について報告があった。
公安委員から「7月13日のグループ討議等に陪席したが、活発な議論が交わされ、真剣に取り組んでいる様子が伝わってきた。今後も継続して取り組んでもらいたい」旨の発言があった。
(2) 平成21年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
9月11日、日本武道館において開催される全国警察柔道・剣道選手権大会の概要について、三重県警察から柔道2名、剣道3名の選手が出場し、トーナメント形式で試合が行われること等について報告があった。
(3) 耐暑訓練の実施について(警察本部)
警察本部の耐暑訓練が、9月7日から9月18日までの10日間、それぞれ柔道、剣道、体育等に分かれて実施されること等について報告があった。
(4) 振り込め詐欺「抵抗力」強化キャンペーンの実施について
振り込め詐欺被害については、本年7月末現在で認知件数は69件、被害額は約5,200万円(前年同期比−157件、被害額−2億1,770万円)と大幅に減少しているが、警察官を騙りキャッシュカードや現金を詐取するオレオレ詐欺等新たな手口が発生するなど、依然として厳しい情勢にあることから、期間を定め全国一斉で集中的な広報啓発活動を展開すること等について報告があった。
 公安委員から「犯人は、手を換え品を換え犯行に及ぶことから、警察としてもそれに対応していく必要がある。特に、被害者となりやすいお年寄りに対しては実際の事例を活用するなどの方法により被害を防止することが効果的である」旨の発言があった。
(5) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年8月中】
平成21年8月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(6) 「秋の全国交通安全運動」の実施について
秋の全国交通安全運動が9月21日から9月30日までの10日間展開され、
運動の基本は「高齢者の交通事故防止」とし、運動の重点は「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」とすること、期間中の9月21日、イオンスーパーセンター津河芸店駐車場において三重県交通対策協議会等が主催する「秋の交通安全運動出発式」及び「交通安全フェスタ」が開催されること等について報告があった。
(7) 公安条例の申請について(8月分)
8月中の示威行進等9件の許可について報告があった。

133 議決事項

(1) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理及び裁定について
オウム真理教犯罪被害者等給付金の申請を受理し、申請どおり給付金を支給することを決定した。
(2) 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案について
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律の公布を受け、地方公共団体の手数料の標準に関する政令が施行されることとなり、同政令の施行にあわせて三重県警察関係手数料条例の一部を改正することについて、原案どおり決定した。
(3) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて(2件)
放置違反金納付命令に対する異議申立て2件について、棄却することを決定した。
(4) 指定講習機関の指定(大型二輪免許及び普通二輪免許に係る初心運転者講習)について
四日市自動車学校を大型二輪免許及び普通二輪免許に係る初心運転者講習を行う指定講習機関として指定することについて、原案どおり決定した。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分26件を決定した。

134 報告事項

(1) 平成21年9月中の業務計画について
平成21年9月中の業務計画について、重点を「秋の全国交通安全運動」とし、主要行事として、振り込め詐欺「抵抗力」強化キャンペーン等に取り組むとの報告があった。
(2) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理について
オウム真理教犯罪被害者等給付金の申請1件を受理したことについて報告があった。
(3) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年7月末・概数)
   7月末の交通事故発生状況について、全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
公安委員から「高齢者の死亡事故が依然として多く、酒酔いや最高速度違反などの悪質・危険違反による事故も前年対比で増加していることから、事故原因等を詳細に分析して交通指導取締りや安全教育等を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(4) 夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞結果について
平成21年8月6日から8月16日までの夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞の結果について報告がなされるとともに、交通渋滞予測の広報や交通情報提供を実施したこと、自治体・観光協会による臨時駐車場の確保や道路管理者・工事関係者との連携による道路工事の抑制などの交通渋滞対策を行ったこと等について報告があった。

135 議決事項

(1) 交通規制の実施について(平成21年度第1回交通信号機新設関係)
平成21年度第1回交通信号機新設事業に関し、設置計画31基中19基の新設について、原案どおり決定した。
(2) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令に対する異議申立て1件について、棄却することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分20件を決定した。

136 報告事項

(1) 第20回警察装備開発改善・鑑識実務研修発表会の開催結果について
   8月3日の第20回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の結果、装備部門は、跳弾防止型防弾楯の開発、安心(反射防護衣等)の開発等4作品が入賞し、鑑識部門は、水濡れ検体からの指紋検出法の開発等3作品が入賞したことについて報告があり、定例会議終了後、公安委員に対し入賞作品等が披露された。
   公安委員から「創意工夫して開発をしている努力に敬意を表するとともに、本県で開発された優秀作品が、全国でも活用されるよう期待している」旨の発言があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年7月中】
平成21年7月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(3) 平成21年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について
平成21年上半期は、携帯電話からの通報が前年同期比で増加していること、また、凶悪犯罪発生に伴う緊急配備の実施が前年同期比で倍増していること等について報告があった。
   公安委員から「110番の正しい利用方法等を促進するよう、効果的な広報等に配意した取組みを進めてもらいたい」旨の発言があった。
(4) 「交通安全啓もう全国キャラバン隊」交通安全メッセージ伝達式の実施について(社)全国交通安全母の会連合会による「交通安全啓もう全国キャラバン隊」のメッセージ伝達式が8月20日、三重県警察本部において行われること及び伝達式以後の活動予定等について報告があった。
(5) 公安条例の申請について(7月分)
7月中の示威行進等43件の許可について報告があった。

137 議決事項

○ 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分19件を決定した。

138 報告事項

(1) 平成21年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
平成21年上半期の情報公開開示請求について、受付件数及び処理状況等の報告があったほか、個人情報開示請求の状況、不服申立て等の状況等について報告があった。
(2) 警察職員の健康状況(平成21年度第1四半期)について
平成21年度第1四半期における警察職員の健康状況について報告があった。
公安委員から「適度なストレスは良いが、ストレスが仕事に悪影響を及ぼすことも多い。職員のストレス解消のための各種施策を計画的に進めてもらいたい」旨の発言があったため、警務部長から「本年は心理相談員を兼ねた健康運動指導士による研修会や、臨床心理士や保健士を警察署に派遣しての取組みを展開しているほか、三重大学大学院助教から助言・指導を得るなど、効果的な健康管理対策を推進している。今後も計画的に進めていく所存である」旨の回答を行った。
(3) 平成21年上半期の少年非行の状況について
平成21年上半期の少年非行の状況について、前年同期比で刑法犯で検挙された少年は減少したこと、特別法犯で検挙された少年は増加したこと、不良行為少年は減少しているが、依然として、深夜はいかいと喫煙行為が大多数を占めていること等について報告があった。   公安委員から「夏休みシーズンを迎え、少年による深夜はいかい等が懸念される。早い段階で保護者等を含む適切な補導措置がなされるように心がけてもらいたい」旨の発言があった。 
(4) 平成21年上半期の検視業務の概要について
平成21年上半期の検視業務について、月別死体取扱・解剖状況、所属別死体取扱状況・検視官臨場率、死亡種別取扱状況等について報告があった。
(5) 夏の交通安全県民運動の実施結果について
7月11日から7月20日までの10日間に実施した夏の交通安全県民運動の結果について、運動期間中の交通事故死者は0人であり、昨年同期間より6件6人減少したことや、運動期間中の交通事故の発生状況、交通指導取締り結果等について報告があった。今後とも飲酒運転等悪質・危険な違反を重点とした取締りを推進するとともに、関係機関団体と連携した広報啓発活動を推進すること等について報告があった。
公安委員から「依然として飲酒運転や無免許運転等の悪質な違反も発生しているので、今後も引き続いて効果的な指導取締り等を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(6) 夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
夏季行楽期及び旧盆期である8月6日(木)から8月16日(日)までの11日間における渋滞予測等について説明があり、交通渋滞解消対策として、渋滞予測の広報など交通情報の提供、必要に応じた臨時の交通規制・信号制御等、関係機関等との連携を図ることなどについて報告があった。
(7) 第42回二輪車安全運転全国大会の開催について
二輪運転者の安全運転技能と交通マナーの向上を図ることにより、交通事故を防止することを目的として、二輪車安全運転全国大会が8月1日(土)、2日(日)  の両日、鈴鹿サーキット交通教育センター等で開催され、各都道府県代表の188名が法規履行走行及び技能走行の競技種目で競技を行い、団体賞は上位3チーム、個人賞は上位8位まで表彰されること等について報告があった。
(8) 情通部職員による第一線現場研修結果について
「初動警察刷新強化」に向けた各種取組みと連動して、三重県情報通信部の若手職員が警察署等において、第一線警察が真に必要とするものを第一線警察官の  立場に立って考え、有用な活動・提案等を行っていくこと等を目的として、6月22日(月)から6月29日(月)の間、現場研修を実施し、第一線警察官と情報通信部員との相互理解と意思疎通が促進されたこと、今後も継続して実施していく予定であること等について報告があった。

139 議決事項

会議に先立ち、公安委員長から「本日で公安委員としての任期が満了となる。これまで大過なく、無事に任務を全うできることに感謝している。今後も警察が県民の安全・安心のために力を発揮してくれることと期待している」旨の発言があった。

○ 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

140 報告事項

(1) 平成21年8月中業務計画について
平成21年8月中の業務計画について、重点を「夜間街頭活動の強化」とし、主要行事として、夏期における水難及び山岳遭難の防止、夏祭り等における雑踏事故の防止、夜間街頭活動強化月間等に取り組むとの報告があった。
公安委員から「これからの季節は各地で夏祭り等の行事が開催されるが、これらの催しに関し、いろんな事故、トラブル等の発生が懸念されるので、その実態をよく把握し、適切な雑踏警備対策を講じてほしい」旨の発言があった。
(2) 街頭犯罪等の情勢について(平成21年上半期)
平成21年上半期における街頭犯罪等の状況についての説明とともに、当面の取組みとして、緊急対策の延長・継続、自転車盗総量抑制対策の推進、万引き対策の推進、ひったくり被害防止対策の推進のほか、きめ細かな犯罪分析とその結果に基づく各種取組みの強化等について報告があった。
(3) 振り込め詐欺撲滅のための取組み結果について(平成21年3月〜6月)
平成21年3月から6月までの間における、振り込め詐欺の認知状況と前年対比、振り込め詐欺の認知・検挙状況、予防対策の実施状況等について報告があっ た。
公安委員から「関係部間が緊密に連携して、予防と検挙に努めてもらっている。今後も気を緩めることなく強力に取り組んでもらいたい」旨の発言があった。
(4) 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
6月中に実施された重要窃盗犯捜査の実施結果として、飲食店を対象とした広域金庫破り等事件、大規模病院を対象とした広域病院荒し等事件、クレー射撃場における散弾実包盗難事件等の検挙について報告があったほか、鑑識活動強化月間における効果事例等について報告があった。
公安委員から「効果的な事例の紹介は、若手警察官等への教養にも効果があると思うので、どんどん紹介していただきたい」旨の発言があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年6月末・概数)
6月末の交通事故発生状況について、全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
公安委員から「死亡事故が前年同月対比で減少傾向にあることは、諸対策を講じてもらった結果であり、下半期に向けて事故原因等を詳細に分析して交通指導取締りや安全教育等を更に推進してもらいたい」旨の発言があった。
(6) 講習予備検査(認知機能検査)の実施状況について
6月1日施行の改正道路交通法に基づく、講習予備検査の実施状況、講習予備検査に関するアンケート結果等について報告があった。

141 議決事項

○ 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

142 報告事項

(1) 第20回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催について
警察装備資機材の開発及び鑑識技術の研究を推進するとともに、その成果を発表し、その実用化と今後の開発・研究意欲の向上を図ることを目的として、平成21年7月23日(木)午前9時30分から午後3時45分までの間、警察本部8階大会議室において発表会を開催すること等について報告があった。
公安委員から「アイデアを出し、意欲を持って開発改善に努めていることは大変心強いことであり、警察活動基盤の充実強化を図ってもらいたい」旨の発言があった。
(2) 平成21年上半期のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について
平成21年上半期のストーカー対策及び配偶者暴力対策の推進状況等について報告があった。
(3) 飲酒運転取締り強化月間の実施結果について
   本年6月中に実施された飲酒運転取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の取締り件数、逮捕事案の状況等のほか、今後の取組みとして、飲酒運転の実態に応じた取締り場所、時間を選定し、取締り手法に創意工夫を凝らすとともに、飲酒運転周辺者3罪等の取締りも強力に推進すること等について報告があった。
(4) 暴走族取締り強化月間の実施結果について
本年6月中に実施された暴走族取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の広報状況、検挙状況、110番受理状況等のほか、今後の方針として、暴走行為が多発する週末夜間を中心として、暴走族取締りを更に強化し、暴走行為の封圧と積極的な事件化を図ること等について報告があった。
公安委員から「夏は暴走行為が増加することが予想され、計画的かつ適切な指導取締りを推進してもらいたい」旨の発言があった。

143 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「7月1日の三重県警察記念日表彰式に出席して、改めて地道にコツコツと頑張っている警察官や駐在所夫人等が受賞する姿に感動を覚えた次第である。今後も使命感をもって職務に精励してもらいたい」旨の発言があった。

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付・障害給付、重傷病給付)の支給について(2件)
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(重傷病給付・障害給付1件、重傷病給付1件)の支給について決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分20件を決定した。

144 報告事項

(1) 平成21年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について
   6月4日(木)から6月30日(火)の間、三重県議会定例会(6月会議)が開催され、6月22日(月)の予算決算常任委員会教育警察分科会及び教育警察常任委員会の状況、6月26日(金)の予算決算常任委員会の状況等について報告があった。
(2) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について報告があった。
(3) 子ども・女性を犯罪の被害から守るための取組みについて
子ども・女性を犯罪の被害から守るための取組みについて、子ども・女性が被害者となる犯罪の情勢、「子ども・女性安全対策室」との連携等による先制・予  防的な活動の実施、教育委員会・学校・自主防犯活動団体等と連携した予防的な対策の実施等について報告があった。
公安委員から「夏を控えて女性が軽装となる機会も増えるなど、この種犯罪の発生が懸念されることから、取締り等の活動に当たっては時間帯や場所等をよく検討し効果的な対策を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(4) 公安条例の申請について(6月分)
6月中の示威行進等57件の許可について報告があった。

145 議決事項

(1) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて(3件)
放置違反金納付命令に対する異議申立て(3件)について、原案どおり棄却することを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

146 報告事項

(1) 緊急雇用創出事業を活用した「地域住民の安全・安心確保推進事業」の実施について
緊急雇用創出事業を活用した「地域住民の安全・安心確保推進事業」により、「地域安全・安心サポーター」として非常勤職員を採用し、駅周辺の駐輪場警戒等を行う街頭犯罪等抑止対策及び犯行ツールを遮断する振り込め詐欺対策を強化すること等について報告があった。
(2) 「夏の交通安全県民運動」の実施について
「夏の交通安全県民運動」を、平成21年7月11日(土)から7月20日(月)までの10日間実施し、運動の重点を
   ○ 子どもと高齢者の交通事故防止
   ○ シートベルトの正しい着用の徹底
   ○ 飲酒運転の根絶
  とすること等について報告があった。
   公安委員から「暑くなると運転者等の注意力が散漫となることから、運動の重点に沿って組織力を十分に発揮し、交通事故の防止に努めてほしい」旨の発言があった。

147 議決事項

(1) 警備業法第17条第1項の規定に基づく護身用具の携帯の禁止及び制限に関する規則の一部改正(案)について
警備業法第17条第1項の規定に基づく護身用具の携帯の禁止及び制限に関する規則の一部改正について、原案どおり決定した。
(2) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
自転車の乗車制限の例外規定として、「幼児2人同乗用自転車を16歳以上の運転者が運転する場合には、@幼児用座席に幼児(6歳未満)2人を乗車させているとき、A4歳児未満の者1人を背負い、ひも等で確実に緊縛し、かつ、幼児用座席に幼児1人を乗車させているとき」の規定を盛り込む内容の三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について、原案どおり決定した。
(3) 道路交通法等の改正に伴う審査基準等の改正(案)について
悪質・危険な運転者の運転免許を受けることができない期間の延長及び講習予備検査の導入を内容とする道路交通法等の一部改正に伴い、行政手続法に基づく審査基準及び標準処理期間並びに処分基準のモデルについて警察庁から改定通知があり、三重県行政手続条例の規定に基づく審査基準及び標準処理期間並びに処分基準を改定することについて、原案どおり決定した。

148 報告事項

(1) 平成21年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
平成21年度の中部管区内警察柔道・剣道大会が、平成21年6月25日(木)名古屋市港区丸池町の愛知県武道館において開催され、柔道は登録選手10名、剣道は登録選手9名が試合に臨む予定であること等について報告があった。
   公安委員から「日頃の訓練の成果を発揮して優勝を目指して頑張っていただきたい」旨の発言があった。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成21年4・5月中)
   平成21年4月及び5月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(3) 平成21年三重県警察記念日表彰式の実施について
平成21年三重県警察記念日表彰式が、平成21年7月1日(水)午前9時から10時30分までの間、三重県警察本部8階大会議室において、三重県知事・三重県議会議長・三重県議会教育警察常任委員会委員長・三重県警友会会長ほかが出席のもと、実施される予定であること等について報告があった。
(4) 「消費者月間」の実施に伴う取締結果について
平成21年5月1日から1か月間にわたり実施された「消費者月間」の取締結果として、競馬投資名下による詐欺(多額現金)事件の検挙など、月間中7事件(検挙件数30件、検挙人員15人)の検挙があったこと等について報告があった。
(5) 第43回交通安全子供自転車三重県大会の開催について
児童が正しい交通ルールと安全な技術を身につけ、交通安全意識を向上させることにより、子どもの自転車安全利用の促進と交通事故防止を図ることを目的と  して、平成21年7月4日(土)、津市安濃町田端上野の安濃中央総合公園内体育館において「第43回交通安全子供自転車三重県大会」を開催すること等について報告があった。
   公安委員から「保護者を含めた県民全体の交通安全意識の高揚が大切であり、あらゆる角度から効果を検証してもらいたい」旨の発言があった。

149 議決事項

(1) オウム真理教犯罪被害者等給付金申請受理及び裁定について
オウム真理教犯罪被害者等給付金の申請を受理し、申請どおり給付金を支給することを決定した。
(2) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金の支給(遺族支給)について決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分15件を決定した。

150 報告事項

(1) 平成21年7月中業務計画について
平成21年7月中の業務計画について、重点を「夏の交通安全県民運動」とし、主要行事として、夏期における水難及び山岳遭難の防止、夏祭り等における雑踏事故の防止等に取り組むとの報告があった。
(2) 平成21年度前期車両運転技能認定の実施結果について
平成21年5月23日(土)、30日(土)の2日間、三重県運転免許センターにおいて実施された車両運転技能認定の実施結果を踏まえ、運転者及び補助者に対する安全確認の意識付けを図っていくこと等について報告があった。
(3) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく申請(重傷病給付)の受理について報告があった。
(4) 職務質問による街頭犯罪等抑止検挙活動強化月間(5月中)の実施結果について
職務質問による街頭犯罪等抑止検挙活動強化月間の実施結果として、刑法犯等の検挙状況、主な検挙好事例等について報告があった。
   公安委員から「検挙好事例の報告を受け、警察のプロ意識を感じている。職務質問等において、決してあきらめないという姿勢は非常に重要であり、これらの好事例が生きた形で多くの警察官に浸透していくよう指導教養に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(5) 振り込め詐欺助長犯罪取締強化月間の結果報告について(平成21年5月中)
平成21年5月中に実施した振り込め詐欺助長犯罪取締強化月間の結果について、三重県内における振り込め詐欺全体の認知件数・被害額が前年同期に比べ大幅に減少している状況や、振り込め詐欺関連犯の検挙状況等について報告があった。
(6) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年5月末・概数)
三重県の交通事故発生状況について、三重県内の全事故状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市のワースト順位、死亡事故の特徴、警察署別の状況等について報告があった。
公安委員から「高齢者の死亡事故が依然として多い。自転車も一つのキーポイントになっているようであるので、事故原因等を詳細に分析して交通指導取締りや安全教育等を推進してもらいたい」旨の発言があった。
(7) 情通部職員による第一線現場研修の実施について
「初動警察刷新強化」に向けた各種取組みと連動して、三重県情報通信部の若手職員が警察署等において現場研修を行い、第一線警察が真に必要とするものを第一線警察官の立場に立って考え、有用な活動・提案等を行っていくこと等について報告があった。
公安委員から「情報通信部門は、いわば血管のようなものであり、警察活動には欠かせないものである。研修に当たっては真剣に取り組み、成果を挙げてもらいたい」旨の発言があった。

151 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分8件を決定した。

152 報告事項

(1) 初動警察刷新強化ワーキンググループの編成等について
「精強な第一線警察構築のための総合プラン」について、「34施策を盛り込んだ新総合プランを策定し、施策を4つの取組みに分類して、それぞれの取組みに対するワーキンググループを編成すること」、「同ワーキンググループの取りまとめ所属を指定して責任を明確化するとともに、関係所属と連携しつつ具体的な取組みを推進すること」等について報告があった。
   公安委員から「時代の要請に応じた新しい取組みは非常に評価できる。初動対応を誤ると事件解決は困難になることから、今後も初動警察刷新強化の趣旨を踏まえ、施策の優先順位を検討しながら強力に推進してもらいたい」旨の発言があった。
(2) 初動警察(通信指令)専科及び警察庁指定広域技能指導官による教養の実施結果について
初動警察刷新強化施策の一環として、各所属における地域警察部門の指導的立場にある係長等を対象とした初動警察(通信指令)専科を新たに実施し、警察庁指定広域技能指導官による実技指導、実戦的な総合訓練など、レベルの高いカリキュラムにより教養効果を高め、第一線における初動警察力向上に向けた指導体制の強化を図ったこと等について報告があった。
   公安委員から「初めての取組みの中で、専科生から新鮮な感想や反響が得られており教養効果は大きい。今後も教養や実戦的訓練を通じて能力向上に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(3) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について【平成21年5月中】
平成21年5月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(4) 公安条例の申請について(5月分)
5月中における示威行進等17件の公安条例の申請について報告があった。
(5) 平成21年度「通つうキャラバン」の実施結果について
三重県情報通信部が、情報通信に関する各警察署等の要望を把握し、適切に対応することを目的とした「通つうキャラバン」を5月中に実施して、18警察署  からの要望を把握したこと、当該要望内容を検討して改善するなど対応していくこと等についての報告があった。
公安委員から「現場の警察官にとって通信手段は非常に重要であり、要望への対応をはじめ、今後も引き続き連携強化に努めてもらいたい」旨の発言があった。

153 議決事項

(1) 三重県留置施設視察委員会委員の任命及び再任について
平成20年6月1日に任命(再任)された三重県留置施設視察委員会委員4名のうち、2名を再々任、2名を新任として平成21年6月1日から1年間の任期で任命することについて、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分8件を決定した。

154 報告事項

(1) 「COOLBIZ(クールビズ)」の実施について
夏期における電力・冷房用燃料使用量の削減など省エネルギー対策の推進、地球温暖化防止等の環境対策の推進を目的として、夏期における庁舎内冷房温度を28℃に設定し、効率的かつさわやかに勤務できるよう執務時間中、状況に応じてネクタイ・上着の着用を省略したCOOLBIZを奨励することについて報告があった。
(2) 車上ねらい撲滅キャンペーン「ドアロックして!車内に何もおかないで!」運動の実施等について
「ドアロックして!車内に何もおかないで!」を統一標語とする、車上ねらい撲滅キャンペーンを、平成21年6月1日から当分の間実施することについての報告があった。
   公安委員から「創意工夫を凝らした広報啓発活動の推進、パトロールの強化、自主防犯団体等との連携強化などにより、キャンペーンの効果が大いに挙がるよう努めてもらいたい」旨の発言があった。
(3) 第37回二輪車安全運転三重県大会の開催について
二輪車の安全運転技能と交通マナーの向上を図り、二輪車による交通事故を防止することを目的として、平成21年6月7日(日)、三重中央自動車学校において「二輪車安全運転三重県大会」が開催されること、各クラスの上位者が8月1日、2日に鈴鹿サーキットで行われる「第42回二輪車安全運転全国大会」への出場者として選考されること等についての報告があった。
   公安委員から「安全運転に向けた県民の更なる意識高揚に向け、交通安全の各種イベントやキャンペーンの場に、優勝者等が参加してもらうような方法を考慮すると効果的である」旨の提言があり、交通部長から「イベント内容等を吟味して検討したい」旨の発言があった。

155 議決事項

(1) 特定交通安全施設等整備事業の実施計画の作成について
交通安全施設等整備事業の推進に関する法律第4条第1項の規定に基づく、特定交通安全施設等整備事業の実施計画について、原案どおり決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分14件を決定した。

156 報告事項

(1) 平成21年度三重県議会役員改選結果について
平成21年第1回三重県議会定例会(5月15日本会議)において正副議長、監査委員などの他、常任委員会、予算決算常任委員会等の役員が改選されたこと、  今後の議会日程として、教育警察常任委員会が5月26日、平成21年度第1回三重県議会定例会(6月会議)が6月4日から6月30日までの間開催されること等の報告があった。
(2) 平成20年度三重県警察会計監査実施結果について
平成20年度中、三重県警察の全所属に対して実施した、平成19年度及び平成20年度の会計文書等に対する監査結果について報告があった。
   公安委員から「適正な会計事務がなされているが、今後も引き続き厳格な監査を行い、より一層の適正な会計経理の保持に努めてもらいたい」旨の発言があった。
(3) 平成20年度警察庁会計監査実施結果について
平成20年度に実施された警察庁会計監査の結果について報告があった。
(4) 鳥羽警察署新庁舎建設概要について
平成23年度に供用開始予定の鳥羽警察署新庁舎の建設概要について報告があった。
   公安委員から「先日、防災対策の一環として、県警ヘリで上空から視察する機会があり、新庁舎の建設予定地周辺の地形や環境も確認した。本日、建設概要の報告を受け、管内住民の安全・安心の確保や治安拠点として期待できるものであり、今後も供用開始に向け万全を期してもらいたい」旨の発言があった。

157 議決事項

(1) 三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例(案)の制定について
三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例(案)について、原案どおり決定した。
(2) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
道路交通法の改正に伴う三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について、原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分12件を決定した。

158 報告事項

(1) 平成21年6月中業務計画について
平成21年6月中の業務計画について、重点を「総合力を発揮した街頭犯罪等抑止・検挙活動の強化」とし、主要行事として、平成21年第1回三重県議会定例会、情報通信運用技能向上期間、外国人犯罪対策及び不法滞在・不法就労防止のための活動強化月間、暴走族取締り強化月間、等に取り組むとの報告があった。
(2) 部外者講演及び再任用者による伝承教養の実施について
警察職員の意識改革及び資質の向上並びに若手警察官の早期戦力化等の精強な第一線警察構築を一層推進させることを目的に、部外有識者の講演及び再任用のベテラン警察官が有する知識や経験等の伝承教養を実施することについての報告があった。
公安委員から「警察職員の視野を広げ、意識改革、資質向上、若手の早期戦力化といった観点から、非常に良い取組みであり、大きな成果が得られることを期待している」旨の発言があった。
(3) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について(平成21年4月中)
平成21年4月中における「ストーカー行為等の規制等に関する法律」に基づき警告した事案について報告があった。
(4) 第41期(平成21年)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
平成21年4月28日、津市牧町の雲出川緑地グランドにおいて、嘱託警察犬審査会を開催し、参加頭数49頭の中から選考した結果、嘱託犬27頭について嘱託・指定すること、嘱託・指定期間は平成21年6月1日から1年間で、各警察署において嘱託書・指定書を交付する予定であることについて報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(平成21年4月末・概数)
三重県内の交通事故発生状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市の死者ワースト順位、死亡事故の特徴等について報告があった。
公安委員から「交通事故死者については、依然として高齢者の占める割合が高い。シートベルト非着用者が多いのも気になるところであり、交通指導取締りや交通安全教育等の各種対策・施策を効果的に推進してほしい」旨の発言があった。
(6) 暴走行為採証実戦塾の開催について
暴走族の活動が活発化する夏季を控え、夜間採証技術の向上による共同危険行為等の禁止違反等の積極的な事件化と採証活動中の受傷事故防止の徹底を図ることを目的として、5月中県内3か所において、警察署暴走族Gメン等を対象として「暴走行為採証実戦塾」を開催すること及び暴走族等の実態把握状況、検挙状況等について報告があった。
   公安委員から「実戦塾における実習や訓練が実際の現場で最大限活かされるよう努めてほしい」旨の発言があった。

159 議決事項

犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について決定した。

160 報告事項

(1) 平成21年度警察官A採用候補者試験の申込状況等について
平成21年度警察官A採用候補者試験の申込状況、採用試験の日程等について報告があった。
(2) ゴールデンウィーク中における行楽地の人出状況等について
主要行楽地の人出数(約145万人で前年に比べ約11万人減少)、山系別登山者数、山岳遭難状況等について報告があった。
   公安委員から「高速道路休日特別割引の関係で多くの人出が予想されたが、大きな混乱もなく、また、山岳遭難者も大事に至らず無事であった。今後も雑踏対策には万全を期してほしい」旨の発言があった。
(3) 春の行楽期における交通渋滞結果について
平成21年4月24日から5月6日までの交通渋滞の発生状況、その解消対策として講じた措置、特異事案(交通事故発生による通行止め)等について報告があった。
(4) ゴールデンウィーク中における交通事故発生状況について
ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況、交通死亡事故の特徴等について報告があった。
   公安委員から「高齢者が被害者となる事故が多いので、今後も交通安全教育や交通指導取締りなど各種の対策を推進して事故防止に努めてほしい」旨の発言があった。
(5) 公安条例の申請について(4月分)
4月中の示威行進等34件の許可について報告があった。

161 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「新型インフルエンザ問題をはじめ、社会情勢は依然厳しいものがあり、危機管理意識を持って万全を期してほしい」旨の発言があった。
 これを受けて本部長から「警察としても有事即応が基本であり、特に新型インフルエンザ対策については、医療活動等への支援やトラブル等の防止を視野に入れた活動を展開したいと考えている。既に対策本部を立ち上げて対応中であるが、今後も情勢をよく見て冷静に対応していく所存である」旨の発言があった。
○ 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分5件を決定した。

162 報告事項

(1) 平成21年春の叙勲勲章伝達式の実施について
平成21年春の叙勲勲章伝達式が、5月11日(月)、三重県警察本部において行われ、受賞者は29人であること等について報告があった。
(2) 平成20年度の交番相談員の活動状況について
平成20年度は、交番相談員を15警察署・57交番に57名(男性56名、女性1名)配置しており、それぞれの活動状況や「熱中症で倒れていた運転手を  発見し、救急車の手配や看護等を実施した」などの効果的事例等について報告があった。
   公安委員から「交番相談員は、交番の不在対策としても大きな効果があると思われる。交番は地域社会にとって非常に重要なものであり、効果的に運用してほ  しい。また、交番相談員の持つノウハウを若い警察官に伝えられ、継承されていくことも大切なことである」旨の発言があった。
(3) 運転免許欠格期間の延長等について
6月1日から施行される、悪質・危険な運転者に対する欠格期間の延長、酒気帯び運転等の基礎点数の見直し等について報告があった。
   公安委員から「施行に向けて県民への広報啓発を十分図ってほしい。また、部内への周知徹底も重要であるので、教養を推進してもらいたい」旨の発言があった。

163 議決事項

(1) 道路交通法等の改正に伴う審査基準等の改定(案)について
道路交通法等の一部改正に伴い、三重県行政手続条例の規定に基づく審査基準及び標準処理期間並びに処分基準を改定することについて了承した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分15件を決定した。

164 報告事項

(1) 「平成21年度三重県警察術科大会」の日程について
平成21年度の三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会が平成21年8月26日(水)津市安濃中央総合体育館において、三重県警察けん銃射撃大会が平成21年11月18日(水)三重県警察学校射撃場において、それぞれ実施される予定であるとの報告があった。
   公安委員から「県民のため、強く・正しく・温かい警察組織を支える警察官の心身を鍛えてもらいたい。大会に向けて、さらに技能の向上に努めていただきた い」旨の発言があった。
(2) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(遺族給付)の受理について報告があった。
(3) 三重県警察株主総会特別警戒本部の設置について
三重県警察株主総会特別警戒本部が、平成21年5月1日(金)から同年6月30日(火)までの間、設置されることについて報告があった。
   公安委員から「経済情勢は厳しく、景気が悪化していることから、それらの影響を受け、何らかの不穏な動きがあるのでは?」との質問があり、刑事部長から  「昨年は特異な事案はなく、本年も現在まで特異な動きを把握していないが、対策には万全を期すこととしたい」旨の回答を行った。
(4) 「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について
 三重県生活・文化部 交通安全・消費生活室内「チャレンジ実行委員会」主催の「無事故・無違反チャレンジ123」の概要、チャレンジ期間等について報告があった。
(5) 講習予備検査(認知機能検査)について
講習予備検査(認知機能検査)の目的、実施の背景、内容、検査導入の時期等について報告があった。
   公安委員から「県民への周知を徹底するとともに、職員の理解を深めることに努めてほしい。また、高齢者の安全運転行動を積極的に支援するという意味から  も、講習予備検査等を適正に推進してほしい」旨の発言があった。

165 議決事項

(1) 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例の一部の施行期日を定める規則(案)の制定について
「認知機能検査講習手数料」を新設するため、県議会定例会において三重県警察関係手数料条例の一部が改正され、その施行は県規則で定める日とされているところから、本規則を制定することについて了承した。
(2) 認知機能検査に係る講習に関する公安委員会規則(案)の制定について
道路交通法の一部を改正する法律の規定により認知機能検査の施行に対応するため、新たに認知機能検査に係る講習に関する規則を制定することを了承した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

166 報告事項

(1) 平成21年5月中業務計画
平成21年5月中の業務計画について、重点を「総合力を発揮した街頭犯罪等抑止・検挙活動の強化」とし、主要行事として、春の行楽期における雑踏事故及び山岳遭難防止対策、自転車の利用者に対するルール遵守徹底のための広報キャンペーン等に取り組んでいくとの報告があった。
   公安委員から「大変忙しい時期であるが、県民の安全・安心に向け犯罪の検挙率アップを図ってほしい。また、5月は大型連休を控えているため、各地の雑踏等に対して万全の体制で臨めるように取り組んでほしい」旨の発言があった。
(2) 被疑者取調べ監督制度の試験運用実施結果等について
   被疑者取調べ監督制度の試験運用期間中の実施結果、被疑者取調べ監督の本格実施、今後の取組み等についての報告があった。
   公安委員から「被疑者取調べ監督の実施については、警察を挙げて取り組むべきものであり、適正に推進するようにしてほしい」旨の発言があった。
(3) 初動警察刷新強化に向けた取組みについて
初動警察刷新強化の経緯(新総合プランの策定、4つの柱等)、今後の取組み等について報告があった。
   公安委員から「早く立ち上がり、早く捕まえることが基本であり、マンネリ化を防止して目標達成に向け邁進してほしい」旨の発言があった。
(4) 街頭犯罪等の情勢について(第1四半期)
第1四半期における街頭犯罪等の認知状況、緊急対策等の実施等について報告があった。
(5) 警察における取調べの録音・録画の試行について
警察における取調べの録音・録画について、試行の目的、対象事件、録音・録画する取調べの範囲等について報告があった。
   公安委員から「任意性の確保にも極めて有効と理解できる。適正に運用できるように努めてほしい」旨の発言があった。
(6) 第41期(平成21年)嘱託警察犬審査会の開催について
第41期(平成21年)嘱託警察犬審査会が、平成21年4月21日(火)、津市牧町地内雲出川緑地グランドで開催され、「足跡追及、臭気選別、警戒」について審査されること等について報告があった。
   公安委員から「優秀な警察犬が育成され、捜査や行方不明者の捜索などで活躍できるような環境を構築してほしい」旨の発言があった。
(7) 三重県の交通事故発生状況(平成21年3月末概数)について
交通事故の発生状況、特徴的傾向、対策等について報告があった。
   公安委員から「高齢死者が増加傾向にあり、また、交通弱者の事故も依然として多いことから、現状に見合った取組みを実施してほしい」旨の発言があった。
(8) 春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
4月24日(金)から5月6日(水)までの13日間における県内の主な渋滞予想箇所等と交通渋滞解消対策等について報告があった。
   公安委員から「特に今年は、高速道路休日特別割引による渋滞が予想されることから、サービスエリアの滞留対策とも併せて対策を講じてほしい」旨の発言があった。

167 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付)1件の申請に対して全額支給することを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分14件を決定した。

168 報告事項

(1) 警察署長会議の開催について
本年4月27日、警察本部大会議室で開催される「警察署長会議」の議題等について報告があった。
   公安委員から、「テーマは時機に合致しており、当日は、活発な意見を聞かせてもらいたい。実のある協議となることを期待している」旨の発言があった。
(2) 高速道路休日特別割引に伴う交通情勢等について
高速道路休日特別割引に伴う交通量、事故発生状況、交通渋滞等について報告があった。
   公安委員から、「交通渋滞は認められるものの、交通事故が多発する等の問題もなかったようで安心している。今後も休日の対応には万全を期すようにしてほしい」旨の発言があった。
(3) 公安条例の申請について(3月分)
3月中の示威行進等22件の許可について報告があった。

169 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付)1件の申請に対して全額支給することを決定した。
(2) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
   放置違反金納付督促に対する異議申立てについて棄却することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分9件を決定した。
(4) 審査請求に係る裁決について
平成20年10月14日受理した審査請求について却下する旨決定した。

170 報告事項

(1) 平成21年第1回三重県議会定例会(2月会議)の結果について
2月16日(月)から3月23日(金)の間行われた三重県議会定例会の結果について報告があった。
(2) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
 「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理1件について、報告があった。
(3) 「春の全国交通安全運動」の実施について
本年4月6日(月)から4月15日(水)まで実施される春の全国交通安全運動の基本・重点、主要行事等の概要について報告があった。
公安委員から運動の重点であるシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底に関して「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用方法等について、  引き続き保護者等に対し指導・啓発を行ってほしい」旨の発言があった。
(4) ETC料金割引に伴う諸問題と対応について
高速道路料金のETC割引に伴う交通量・交通渋滞・交通事故の増加等の問題点、対応等について報告があった。

171 議決事項

(1) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について
平成21年春の組織改編等について、これを了承した。
(2) 三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)の制定について
組織改編に伴い、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程を改正する旨、了承した。
(3) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について
警察官を増員するための三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則を制定する旨、了承した。
(4) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正について
四日市北警察署に川越富州原交番の新設に伴い、名称、位置及び所管区等を変更することについて三重県公安委員会告示を変更する旨、了承した。
(5) 公安委員会関係三重県情報公開条例施行規則及び公安委員会関係三重県個人情報保護条例施行規則の一部改正(案)について
大量請求・公文書の特定が困難な請求等の新たな課題に対応するために、三重県情報公開条例が改正されることに伴い、必要となる様式等を定めた三重県公安委員会規則を改正する旨、了承した。
(6) パーキング・メーター等の管理委託に係る公安委員会が認める法人について
パーキング・メーター等の管理委託に係る公安委員会が認める法人について、中部安全サービス保障(株)及び(財)三重県交通安全協会を公安委員会が認める法人とする旨、了承した。
(7) 三重県道路交通法施行細則及び三重県公安委員会事務専決規程の一部改正(案)について
身体障害者に係る駐車規制から除外する対象範囲の改正及び背高車両が通行できる区間の追加について、三重県道路交通法施行細則の一部を改正する旨、了承した。また、身体障害者に係る駐車規制から除外する対象範囲の改正に伴う三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する旨、了承した。
(8) 指定自動車教習所(普通自動車第二種免許)の公安委員会指定について
普通自動車第二種免許に係る法整備の概要及び自動車教習所の公安委員会指定までの経緯について説明があり、指定の運営基準を満たした公安委員会指定(普通自動車第二種免許)の教習所として「三重県南部自動車学校」を新たに指定する旨、了承した。
(9) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

172 報告事項

(1) 平成21年4月中の業務計画について
平成21年4月中の業務計画について、重点を「春の全国交通安全運動」とし、主要行事として交通部における「ゴールデンウィーク中の総合的な暴走族抑止対策」、生活安全部における「学年末及び新学期における少年非行及び犯罪被害防止対策の推進」「銃砲刀剣類の一斉検査の実施」「春の行楽期における雑踏事故・山岳遭難の防止」等を行っていく旨、報告があった。
公安委員から「4月からは新年度であるが、春の全国交通安全運動をはじめ、さまざまな行事が予定されている。県警の体制も変わることでもあり、安全で安心な地域社会実現のために、新たな気持ちでしっかりと仕事に取り組んでいただきたい」旨、発言した。
(2) 平成21年春の組織改編等について
県内の犯罪情勢を踏まえた体制の強化等に重点を置いた、平成20年春の組織改編等について報告があった。
 公安委員から「組織改編が治安維持にとってプラスとなるように、その運営についても大いに留意していってほしい」旨、発言した。
(3) 振り込め詐欺対策強化推進期間の結果報告について(平成21年2月中)
三重県内における振り込め詐欺犯罪の認知状況について、振り込め詐欺全体の認知件数は、前年同期比約6割減少し、被害額についてはほぼ半減となった。また振り込め詐欺予防対策の実施状況として、高齢者等の被害者層に焦点を絞った広報啓発活動の強化、年金支給日を「集中警戒日」としたATM等の対策の実施、広報啓発活動の推進、「定額給付金」事業に絡む予防対策等について報告があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況(平成21年2月末概数)について
三重県内の交通事故の発生状況について、総事故件数等は減少しているが、死亡事故は18件20名と昨年同期比3件5名増加している。死亡事故の特徴として、高齢死者は増加傾向にあり、酒酔い、最高速度違反などの悪質・危険違反は7件(前年対比+6件)、飲酒運転による死亡事故は1件(前年比−2件)となっている等の状況について報告があった。
 公安委員から「1、2月は交通死亡事故が多かったが、3月になって落ち着いてきている。4月以降の新年度においても交通死亡事故抑止対策に万全の措置を図っていってほしい。また、飲酒の死亡事故件数は減っているが規範意識の低下につながらないよう事故防止対策の強化を図っていただきたい」旨、発言した。

173 議決事項

(1) 監査の結果について
地方自治法第199条第7項の規定に基づき、三重県監査委員が警察本部の所管する団体として、財団法人暴力追放三重県民センターと財団法人警察職員互助会に対して行った監査の結果について報告があり、これを了承した。
(2) 飲食店営業所に対する行政処分(営業停止処分)について
被処分者を、風営法の年少者接客業務従事禁止違反により、飲食店営業の営業禁止処分とすることを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

174 報告事項

(1) 警察改革の推進状況について
平成20年中の三重県警察における警察改革の推進状況に関し、警察改革要綱の着実な実施と充実、治安の回復、幹部を始めとする職員の意識改革、不祥事の防止等について報告があった。
 公安委員から「各警察署の警察署協議会に陪席しているが、警察署協議会の活動が年々活発的なものとなってきており、警察改革が前進しているのを感じる。今後も、今の状況に安心せず気を抜かずに改革を進めてほしい。私たちもその進捗状況を見守っていきたい。また、警察改革についての自己評価はどうか、学校等では学生や職員による評価も得たうえでやっている。警察も似たような視点での評価方法についても考えていってほしい」旨、発言した。
(2) ストーカー規制法に基づく警告の実施について【平成21年2月中】
2月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。

175 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「各署の駐在所を視察した折りに、勤務員から様々な話を伺い、駐在所勤務員が如何に地域にとけ込み、陰の力となって地域の安全を支えているかを知る機会を得ている。本日もそのような地域安全に貢献している駐在所勤務員4名に対し公安委員会表彰を行ったが、今後の励みとしてもらうとともに、後輩を育成していくうえでの糧としてほしい」旨、発言した。
 ○ 交通信号機の設置・管理委任について
鈴鹿橋の老朽化による架け替え工事に伴う市道高岡487号線鈴鹿橋仮橋北詰交差点東における信号機の新設については、鈴鹿橋完成までの間に暫定的に運用する信号機であることから、設置管理を道路管理者である三重県に委任することとした。

176 報告事項

(1) 高茶屋共同宿舎・尾鷲警察署宿舎の竣工について
県警の新しい待機宿舎である高茶屋共同宿舎3棟及び尾鷲警察署共同宿舎1棟が完成し、平成21年3月10日に竣工される。また、スケールメリットによるコストダウンとして有事即応体制の確保を主眼に置いた共同宿舎の導入及びデザインビルド方式(設計・施工一括発注)による建設方式の見直しによる低廉で良質な住環境の確保を整備方針とした旨、報告があった。
公安委員から「有事に即応しなければならない警察官の職業柄、心身共に休息できるような待機宿舎の整備に配意してほしい」旨、発言した。
(2) 三重県警察広報用キャラクターの運用について
犯罪抑止、交通事故防止などの警察行政を推進する上において、警察広報は地域住民の安全や安心に係る意識の高揚を図るための重要かつ有効な手段であり、その内容については、県民の耳目を集める構成、表現とすることが求められることから、振り込め詐欺対策室において企画・製作した「女性警察官をモデルとした県警独自のアニメキャラクター」を各部門の広報に幅広く使用することにより、街頭犯罪等の防止、交通安全意識の高揚等を図る旨、報告があった。
公安委員から「地域安全のために行う警察広報は重要な役割があり、このような印象に残る、親しみやすいキャラクターを大いに活用していってほしい」旨、発言した。

177 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

178 報告事項

(1) 平成21年3月中業務計画について
平成21年3月中の業務計画について、重点を「各種街頭活動の強化」とし、主要行事として「平成21年第1回三重県議会定例会」「学年末及び新学期における少年の非行」「犯罪被害防止と有害環境浄化活動の推進」「運転免許受験者増加に伴う3月期対策」等を行っていく旨、報告があった。
  公安委員から「3月は卒業や新学期前の時期であり、少年非行や新たな犯罪の発生も懸念されるところから、重点である各種街頭活動の強化についてはしっかりとやっていただきたい」旨、発言した。
(2) 全日本柔道選手権及び都道府県対抗剣道県予選会の結果について
三重県柔道選手権大会兼全日本柔道選手権三重県予選会が2月8日、三重武道館において開催され、1位となった警備部機動隊平野孝治選手及び2位となった同前田憲吾選手の2名が柔道日本一を決める全日本選手権への出動を懸けた東海地区予選会に出場する。また、全日本都道府県対抗剣道優勝大会三重県予選会が2月15日、三重武道館において開催され、警察からは警備部機動隊岸本誠選手が三将として、山村勝弘選手が大将として第57回全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場する旨、報告があった。
公安委員から「2月26日に津南警察署協議会に陪席する際、剣道特錬生の訓練を視察する予定であるので、その機会に選手を激励したい」旨、発言した。

179 報告事項

(1) 平成21年第1回三重県議会定例会(2月会議)について
三重県議会定例会(2月議会)が2月16日(開会)から3月23日(採決)までの会期日程で行われる。警察関係議案等として平成20年度警察費補正予算  案、21年度警察費当初予算案のほか、三重県警察関係手数料条例の一部改正条例案、三重県警察職員定員条例の一部改正の条例案等の提案及び専決処分の報告がなされる旨、報告があった。
(2) 勤務時間条例の一部改正に伴う勤務時間の割振り等の改正(案)について
県が、三重県人事委員会の「職員の給与等に関する報告及び勧告」及び知事部局職員組合と副知事との検討等を受けて、平成21年第1回三重県議会定例会(2月会議)に勤務時間の短縮を盛り込んだ条例案を上程することに伴い、休憩時間を45分から60分に改正するなど勤務時間の割振り等の改正が必要となる旨、報告があった。
   公安委員から「勤務時間の見直しにより、休憩時間が15分延びることになるので、有効に活用してもらい、めりはりをつけて職務に精励できるような効果を期待したい」旨、発言した。
(3) 三重県の交通事故発生状況(平成21年1月末概数)について
本年1月中の三重県の交通事故発生状況については、総事故件数5330件(前年比+314件)、人身事故件数969件(同−16件)、内死亡事故件数12件(同+1件)、死者数14人(同+3人)等の状況であり、死亡事故が多発している。死亡事故の特徴として、高齢死者が増加傾向、四輪乗車中の死者全員がシートベルト非着用、幹線道路の非市街地で多発、夜間に多発傾向等の状況があり、夜間帯における交通指導取締りの強化や高齢者に対する安全教育の強化などの対策をとっていく旨、報告があった。
   公安委員から「夜間や幹線道路の非市街地において死亡事故が多いとのことであり、自転車の夜間点灯の励行、歩行者用反射材の活用、道路横断時の確認等、交通弱者の安全意識の向上を図ってもらいたい。また、シートベルト非着用者の死亡事故の増加についても、意識の向上だけでなく、シートベルトの着用方策についてメーカー側と一体となったハード面の取組みも必要になってくるのではないかと考える」旨、発言した。

180 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「2月4日に警察署協議会代表者会議を開催したが、協議会の活動は年々活性化しており、協議会代表者の方々も自信を持って発表しているのが感じられた。今後も住民の意見を代表する警察署長の良き諮問機関として積極的な活動してもらうよう願っている」旨、発言した。

(1) 審査基準の改正について
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い審査基準を改正することについて了承した。
(2) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付金)1件の申請に対して、全額支給することを決定した。
(3) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付督促に対する異議申立てについて棄却することを決定した。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

181 報告事項

(1) 平成21年度警察費当初予算(案)の概要について
平成21年度警察費当初予算については、総額41、100、348千円で、主な事業に関しては、大規模臨時的経費として松阪署・津南署・鳥羽署の新築・改修事業等11本、第2次戦略計画に関連する重点的な取組として生活安全センターとしての交番機能強化事業(交番相談員の拡大配置)等9本、重要課題対応枠経費として交通信号灯器等緊急整備事業等4本、緊急雇用創出事業として地域住民の安全・安心確保推進事業等2本を議案上程する予定である旨、報告があった。
公安委員から「財政事情の厳しい中でも、緊急雇用対策によって、失業している人を雇用することは、治安の維持に役立つという考え方もでき、社会貢献という意味で、県民からも賛同を得られる対策である」旨、発言した。
(2) 平成20年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
平成20年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
(3) 第2回美し国三重市町対抗駅伝開催に伴う交通規制及び交通整理の実施について
2月22日(日)、第2回美し国三重市町対抗駅伝が開催され、津市県庁前から伊勢市県営総合陸上競技場までの10区間42.195キロメートルにおいて  競技される。県警からは警察官331名、白バイ25台、パトカー4台、ヘリ1機が交通整理要員として配置に付く。交通規制として、走路に進入してくる車両の全コース一時通行禁止規制や全コースにおける車両通行帯規制等を行うことについて報告があった。
公安委員から「配置に付く関係者は大変であるが、事故のないように気をつけて交通規制に従事していただきたい」旨、発言した。
(4) 公安条例の申請について(1月分)
1月中の公安条例の申請2件について報告があった。

182 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「1月26日に行われた県下警察署長会議では、各 警察署長が熱心に討議され、時間も足りないくらいであったが、各署長は細かいところにまで気を配って職務に当たっており、その苦労がよくわかった。また、今日 執り行われた初任科第143期生の卒業式についても、警察学校を巣立っていく初任科生のきびきびした態度を見て、私自身、すがすがしい感動を与えて貰った。警 察学校の教官もあそこまで育てるのは大変であろうと感じた次第である。もう一点1月28日に三重県警察けん銃射撃競技大会に臨席させていただいたが、所属の代 表選手として、地道な訓練の積み重ねと努力の成果を一発一発の射撃に精魂を込めて撃っていることが推察され、これにも感動を覚えた」旨、発言した。

(1) 深夜酒類提供飲食店営業所に対する行政処分(営業停止処分)について
年少者を接客業務に従事させて風俗営業法違反になった飲食店について、風営法第34条第2項の規定により飲食店営業の営業停止処分とすることを決定した。
(2) 特定交通安全施設等整備事業を実施すべき道路の指定に係る公安委員会の意見の提出について
補助事業を実施すべき道路の指定にあたり、公安委員会として提出する意見について了承した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分13件を決定した。

183 報告事項

(1) 平成20年度警察署協議会代表者会議の開催について
平成20年度警察署代表者会議を、2月4日(水)午後1時30分から警察本部8階会議室において開催する。出席者は各警察署協議会代表者のほか、公安委員、本部長以下各部長であり、会議では、各協議会会長等が協議会の意見・提言等を警察署の業務運営に反映した事例や効果的な取組み、活動事例を発表するほか、活動についての意見交換を行う予定である旨、報告があった。
   公安委員から「各警察署協議会代表者による警察行政への思いのこもった発表や忌憚のない意見をいただきたいと思っている」旨、発言した。
(2) 平成20年中の巡回指導結果と交番・駐在所の効果的活動について
平成20年中の巡回指導実施結果と交番・駐在所勤務員の効果的な活動推進事例について説明があり、四日市南署四郷交番の外国人を対象とした地域安全活動、四日市西署桜駐在所の20数年連続ミニ広報紙の毎月発行、津署美里駐在所「ピアノを弾く駐在さん」の地域密着活動、尾鷲署賀田駐在所の管内実態把握活動等について報告があった。
   公安委員から「地域に密着した交番、駐在所が本来の警察の在り方であり、いかに地域にとけ込むかが重要であるが、剣道や料理など自己の特技を活かして住民から頼りにされている警察官もおり、まだまだ沢山の優れた警察官が地域と密着した活動を行っているので、警察本部の巡回指導等の際には激励の言葉をかけていただきたい」旨、発言した。
(3) 平成20年中の少年警察関係の情勢について
平成20年中の非行少年は、刑法犯少年が前年比−158人で5年連続減少、特別法犯少年が前年比−5人と6.3%減少、不良行為少年が前年比−850人と2.9%減少している。また、児童虐待は、認知件数88件、児童への通告件数56件といずれも前年と比較して微増となっている情勢等について報告があった。
   公安委員から「児童虐待事案については、検挙した後も行政とよく連携をとりながら的確な対応をしていただきたい」旨、発言した。
(4) 平成20年中の振り込め詐欺対策活動の総括について
平成20年中の振り込め詐欺対策活動の総括として、振り込め詐欺の認知状況、振り込め詐欺実行犯及び助長犯罪の検挙状況について説明するとともに、予防対策として、振り込め詐欺対策プロジェクトチームの編成及び三重県警察振り込め詐欺対策室を設置し、広報啓発活動、高齢者に的を絞った対策、金融機関と連携した活動等を実施してきた旨、報告があった。
公安委員から「あの手、この手と振り込め詐欺対策が強化され、被害件数が下がり、検挙率も上がった。さらに継続、徹底した対策を推進されたい」旨、発言した。

184 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付金)1件の申請に対して、3分の1減額支給することを決定した。
(2) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
近畿自動車道尾鷲多気線の供用延長に合わせ背高車両(4.1メートル)が通行できる区間を変更することや聴覚に障害のある方に対する運転免許の取扱い等について三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)を制定することを了承した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分11件を決定した。

185 報告事項

(1) 女性警察官スキルアップ研修の実施について
警部補及び巡査部長の女性警察官が、部内外で活躍する女性からの講義を聴講することにより、自らの立場と役割を再認識するとともに職業人としての意識をさらに高めるため、2月13日(金)午後0時20分から午後5時までの間、警察本部8階会議室において、女性警察官スキルアップ研修を開催する旨、報告があった。
   公安委員から「女性の立場と役割の再認識という意味の研修は大変良いことである。また、クレーマー対策の研修も予定されているが、誤った権利主張も多い中、当初の対応如何によって適切に措置できる場合も、異なった方向に展開する場合もあるので、実のある研修となるようしていただきたい」旨、発言した。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年12月中)
平成20年12月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(3) 平成20年中の警察安全相談等受理状況について
平成20年中の警察安全相談等受理件数は、31,891件であり、前年に比べ、2,519件増加した。主な相談内容として、犯罪被害防止、悪質商法、刑事事件関係が多かった。また、苦情の受理状況として、公安委員会あて12件、警察あて36件、計48件と昨年比15件増加した旨、報告があった。
公安委員から「以前、警察安全相談に携わる職員から、相談業務への対応は精神的な負担が大きいと聞いたが、相談担当者個人に負担がかからないよう、組織的な対応と併せて、担当者のメンタルヘルス対策にも引き続き配意してほしい」旨、発言した。
(4) 平成20年中の地域課執行隊の業務推進結果について
地域課執行隊である、自動車警ら隊、水上警察隊、鉄道警察隊、警察航空隊それぞれの活動状況について報告があった。
(5) 平成20年中の犯罪情勢について
平成20年中の犯罪情勢について、刑法犯認知件数は25,355件前年対比−609件、−2.3%で平成15年以降6年連続して減少している一方、その減少率は鈍化しており、刑法犯の検挙件数は、6,656件(前年対比−1,508件−18.5%)と大きく減少し、刑法犯検挙人員等も減少した旨、報告があった。
(6) 現場鑑識活動の強化について
裁判員裁判制度の開始を目前に迎え、客観的証拠がより一層求められる捜査環境の中で、警察官の現場指紋の採取技術の向上を目指して上級検定を実施する。  また、犯罪現場におけるDNA型鑑定資料採取の強化のため、簡易DNA型鑑定資料採取キットを配布する旨、報告があった。
公安委員から「科学捜査の一層の推進を期待している」旨、発言した。

186 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「三重県警察年頭視閲式は小雪もちらつく中、参加 職員全員が元気よく、しかも勇壮に行進するのを見て、公安委員会としても頼もし く感じた。特に印象的だったのは機動隊員の基本訓練であり、統率のとれた部隊行 動がよくできていた。これからも治安維持のために練度の向上をお願いしたい」旨、 発言した。

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)及び三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について
平成21年度における地方警察官の増員について、三重県では16人の増員が認められたことから、これに伴い、三重県警察職員定員条例に規定する三重県警察官の定員を改正することを了承した。
(2) 三重県公安委員会等の所管する行政手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について
三重県公安委員会、三重県警察本部長及び警察署長に対して行われる申請等で、三重県警察電子申請・届出システムにより申請できる法令等のうち、遺失物取扱規則及び三重県道路交通法施行細則が改正されたことにより所要の改正を行うことを了承した。
(3) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付)1件の申請に対して全額支給することを決定した。
(4) 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例(案)の制定について
法令等の改正に伴い、三重県警察関係手数料条例に係る手数料について改正することを了承した。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分17件を決定した。

187 報告事項

(1) 平成21年2月中業務計画について
2月中の業務計画について、重点を「告訴・告発事件等各種捜査活動の強化」とし、主要行事として、平成21年第1回三重県議会定例会、振り込め詐欺撲滅のための取締活動及び予防活動の強化推進等がある旨、報告があった。
(2) 耐寒訓練の実施について
術科訓練を通じて強じんな体力とおう盛な気力を養うとともに、有事に即応できる技能の向上を図るために、1月19日から2月27日までの間に5日以上を指定して、耐寒訓練を実施する。実施種目は、柔道・剣道・体育(ジョギング等)であり、警察本部においては2月23日から同27日までの5日間訓練を実施する旨、報告があった。
   公安委員から「寒い中であるが、体力・気力を奮い立たせるためにも効果的に訓練をやっていただくともに、怪我のないよう配意されたい」旨、発言した。
(3) 平成21年街頭犯罪等抑止総合対策(案)について
県民しあわせプランにおける政策目標「刑法犯認知件数を24,000件以下にする。」を達成するため、県内の犯罪情勢に的確に対応した抑止対策を推進する。抑止対象犯罪は、自動車盗・車上ねらい・強姦・空き巣等の重点対象9類型及びオートバイ盗・自転車盗等総量抑制対象4類型であり、そのうち、特に増加傾向にある犯罪を指定したり、抑止対象地域を指定し、警察署と連携した諸対策を推進する旨、報告があった。
   公安委員から「駐輪場がよく整備されている所と、そうでない所がある。整備されていない所での盗難被害が多いように思われるので、行政や住民防犯団体等とよく連携して盗難等抑止効果を挙げていただきたい」旨、発言した。
(4) 平成20年中の110番受理及び緊急配備実施状況等について
平成20年中の110番受理件数は、総受信件数165、716件、うち有効件数
102、101件、1日平均279件であり、有効件数が過去最高となり、携帯電話からの通報は有効件数の約70%となった。また、緊急配備は、平成20年中の実  施件数が83件、検挙件数が29件、34.9%の検挙率であった旨、報告があった。
   公安委員から「不要不急の用件を110番する方がいるが、110番の正しい利用方法などについて、広報することはもちろん、学校関係等教育の場でもお願いをしてほしい」旨、発言した。
(5) 三重県の交通事故発生状況(平成20年中・概数)について
三重県内における平成20年中の交通事故発生状況(概数)については、人身事故件数、死者数、負傷者数、物損事故件数のいずれも減少した。死亡事故(109件110人)の特徴として、高齢死者が約半数を占めるほか、酒酔い、最高速度違反などの悪質・危険違反は31件発生している旨、報告があった。
(6) 紀勢自動車道の延伸供用開始について
紀勢自動車道は、大阪府松原市を起点として紀伊半島沿岸部を経て伊勢自動車道に接続する近畿自動車道紀勢線のうち、伊勢自動車道勢和多気ジャンクションから尾鷲北ICまでの55.3kmを結ぶ道路を近畿自動車道尾鷲多気線(紀勢自動車道)として建設しているもので、大宮大台IC〜紀勢大内山IC間が平成21年2月7日(土)午後3時00分に延伸供用開始となる旨、報告があった。
(7) 平成20年の技術支援状況について
情報通信部による平成20年の技術支援について説明があり、技術支援件数は年を追うごとに増加しており、平成20年は前年比36%増加している。技術支援の73%を携帯電話の解析が占め、次にパソコン等の電磁的記録解析となっている。また、中部管区警察局における昨年中の「技術解析上の特殊効果事例」のとりまとめで、三重県警察への技術支援が13件あり、管区内他県警察に比べ極めて多く、捜査上多大の効果が認められた旨、報告があった。

188 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

189 報告事項

(1) 平成20年度三重県警察けん銃射撃競技大会の実施について
1月28日(水)午前10時00分から、三重県警察学校射撃場において、平成20年度三重県警察けん銃射撃競技大会を開催する。
出場チームは、本部5チーム、警察署18チームの合計92名であり、制服の部、私服の部について競技を行い、団体及び個人の3位までと、その他満点賞、特別賞を表彰する予定である旨、報告があった。
公安委員から「高レベルのけん銃射撃大会となることを期待している」旨、発言した。
(2) ストーカー規制法に基づく警告の実施について【平成20年12月中】
平成20年12月中のストーカー規制法に基づく警告の実施状況について報告があった。
 公安委員から「軽い相談事案だと思って対応していたところ、重大な結果を招いてしまった、ということも有り得るので慎重な対応をお願いしたい」旨、発言した。
(3) 年末年始における交通事故発生状況等について
平成20年12月29日から平成21年1月3日までの年末年始における交通事故の発生状況等については、人身事故73件の7件増、死者2人の1人減、負傷者91人の20人増、物件事故814件の24件減であり、三重県では飲酒事
  故は発生しなかったが、全国では飲酒運転による人身事故が72件、同じく死亡事故が2件発生した。また、交通渋滞の状況として、1月3日に東名阪自動車道で最大約37.8キロの渋滞があったほか、名阪国道で最大約11キロの渋滞があった旨、報告があった。
(4) 公安条例の申請について(12月分)
12月中の示威行進等7件の許可について報告があった。

190 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「この1年、県警を挙げて様々な犯罪や交通事故に対応していただき、無事新年を迎えることができそうである。来年も安全で安心な地域社会実現のために努力していただきたい」旨、発言した。
(1) (財)暴力追放三重県民センターの特定公益増進法人の認定更新について
暴追センターの特定公益増進法人の認定にかかる協議書を財務省あてに送付し、協議した結果、財務省から「異存がない」旨の回答がなされたことから、暴追センターに証明書を発行する旨了承した。
(2) 放置違反金納付督促に対する異議申立てについて
放置違反金納付督促に対する異議申立てがあったことについて了承した。
(3) 指定自動車教習所(普通自動車第二種免許)の公安委員会指定について
名張自動車学校を普通自動車第二種免許に係る届出自動車教習所として公安委員会指定を行う旨決定した。

191 報告事項

(1) 平成20年第2回三重県議会定例会(11月議会)の結果について
第2回定例会(11月会議)の一般質問において警察に対し「外国語による運転免許試験の導入について」「少年が被害者となる性犯罪の発生状況について」  の質問があり、本部長が答弁したことのほか、11月28日から12月4日までの県議会代表質問・一般質問・質疑の状況、12月8日の予算決算常任委員会の状況、12月11日の予算決算常任委員会教育警察分科会及び教育警察常任委員会の状況等について報告があった。
(2) 平成21年度地方警察官の増員について
平成21年度地方警察官の増員が決定し、全国で959人増員された内、三重県では16人の増員があった。増員項目は、子どもと女性を性犯罪等の被害から  守るための体制強化と一層緻密かつ適正な死体取扱業務を推進するための体制強化である旨報告があった。
公安委員から「増員分も含めて三重県警察が優秀な人材を確保できるよう努めていただきたい」旨、発言した。
(3) 第3回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
平成21年2月15日(日)13時00分から16時10分までの間、松阪市民文化会館において、社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター主催の「第3回  犯罪被害者支援チャリティコンサート」を開催する。内容として、地元出身歌手「あつ」のセンターイメージソングオープニング、相可高校吹奏楽部コンサート、沖縄出身歌手池田卓&しおりコンサート、チャリティオークション等が行われる旨報告があった。
公安委員から「こういう機会を、県警が行っている様々な活動に対する広報の場として活用していただきたい」旨、発言した。
(4) 年末の交通安全県民運動の実施結果について
年末の交通安全県民運動の実施結果として、期間中の交通事故死者は、8人(8件)、前年同期間比5人増加であった。
今後の方針として、12月に入ってから交通死亡事故が急増し、更に、年末にかけて交通事故の多発が懸念されることから、
○ 飲酒運転、信号無視等交通事故に直結する悪質・危険違反の取締り強化
   ○ 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の指導
   ○ 「夕暮れ時、ちょっと早めのライト・オン運動」の推進
  等を重点に年末・年始特別警戒取締りと並行して街頭活動を強化する旨、報告があった。

192 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金   (障害給付金)1件の申請に対して、被害者の受領した損害賠償金の額が障害給  付金を上回ることから障害給付金を支給しないことを決定した。
(2) 飲食店営業所に対する行政処分(営業の停止処分)について
年少者を深夜業に従事させて労働基準法違反になった飲食店について、風営法  第34条第2項の規定により飲食店営業の営業停止処分とすることを決定した。
(3) 風俗営業所店に対する行政処分(許可の取消し等)について
年少者接待業務従事禁止違反と従業者名簿備付け義務違反の風営法違反をしていた風俗営業店について、風営法第26条第1項及び同条第2項の規定により風  俗営業の取消し及び飲食店営業の営業停止処分とすることを決定した。
(4) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分24件を決定した。

193 報告事項

(1) 平成21年1月中業務計画について
平成21年1月中の業務計画について、重点を「年始における警察活動の強化」とし、主要行事として「年末年始特別警戒取締り」「年末年始の暴走族取締  り」のほか、年始における雑踏事故の防止や交通渋滞解消対策の推進を図っていく旨、報告があった。
公安委員から「先日、伊賀警察署協議会に陪席させていただいた折りに、若い警察官5名の意見発表とともに、協議会委員との意見交換があり、委員の方々も青年警察官の治安に懸ける情熱を温かく聞いておられた。1月30日に初任科生の卒業式が予定されているが、是非、警察署協議会の委員も卒業式に来ていただき、使命感に勇躍している若者の姿を見ていただきたい」旨、発言した。
(2) 平成21年三重県警察年頭視閲式の実施について
平成21年1月15日(木)午前10時30分から午前11時30分までの間
メッセウィング・みえ北側駐車場において、平成21年三重県警察年頭視閲式を実施する。本部、警察学校並びに中部管区警察局三重県情報通信部の部隊員ら総数464名が参加予定であり、式典内容として部隊視閲、視閲官訓辞、来賓祝辞、機動隊訓練、車両部隊出動等を行うほか、式典終了後、一般観覧者に対して車両見学会を実施する予定である旨、報告があった。
  公安委員から「当日は、メッセウイングに多くの人に来てもらい、警察の勇壮な姿を見ていただきたい。園児や学生など、これから将来を担う子供たちにも是  非来てもらうよう広報していただきたい」旨、発言した。
(3) 平成20年三重県警察10(重)大ニュースについて
平成20年の三重県警察10大ニュースについて、1位「連続で発生した未成年者を対象とする誘拐事件の検挙」、2位「皇太子殿下の行啓警衛警備及びサミットに伴う警戒警備の実施」、3位「交通事故死者数が大幅に減少した昨年より更に減少」等、本年中、県内で発生した事件・事故等を決定した旨、報告があった。
(4) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理1件について、報告があった。
(5) 平成21年「110番の日」の広報活動について
毎年1月10日を110番の日として、全国一斉に110番に関する広報や諸対策を実施し、110番制度の周知と正しい利用の促進を図っている。平成21年は、110番制度の啓発をメインに「110番啓発キャラバン車」を運行し、110番通報が県内で最も多い四日市市内大型ショッピングセンターにおいて110番通報の広報啓発活動を行うほか、「110番フェスタ」を開催し広報を実施することなどについて、報告があった。
(6) 交通死亡事故多発に伴う緊急対策について
12月中の死者数(12月18日現在)が9人(前年同月比プラス7人)となり、交通死亡事故が多発していることから、交通死亡事故多発に伴う緊急対策について、街頭活動の強化として薄暮時間帯の街頭監視活動等を実施するほか、広報啓発活動の強化としてFM三重放送による緊急広報や日本道路交通情報センターによる広報活動等を実施していく旨、報告があった。
 公安委員から「交通事故抑止のため種々の対策を講じており、そのお陰で交通事故死者数が減少してきている。これらの目に見えないところで講じている対策内容も県民の方に知ってもらう広報も大切である」旨、発言した。

194 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「被疑者取調べ監督の試験実施がされており、現在まで問題なく順調に運用されているとの報告を受けました。今後も適正な捜査活動をお願いしたい」旨、発言した。
(1) (財)暴力追放三重県民センターの特定公益増進法人
の認定更新について
  暴力追放三重県民センターは、平成4年12月25日に特定公益増進法人の認定を受けて以来、2年ごとの更新を受けており、今回8回目の更新手続きを行うことについて了承した。
(2) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分16件を決定した。

195 報告事項

(1) 被疑者取調べ適正化施策の推進状況について
被疑者取調べ監督試験運用の実施状況として、各警察署での取組み状況、本部担当者による巡察状況、適正な取調べに関する指導教養の実施状況等が説明され、今後の課題として、施策の浸透化の推進、監督実施者と捜査主任官との緊密な連絡の保持、被疑者取調べ監督制度施行に向けた関係規定等の整備を行っていくことについて報告があった。
公安委員から「被疑者取調べ監督に対する指導教養や適正な取調べに関する指導教養が法曹関係者の招へいも含め、しっかりと実施されており、今後も施策の浸透を推進されたい」旨、発言した。
(2) 平成20年度後期車両運転技能認定の実施結果について
11月22日と12月6日の2日間、三重県運転免許センターで実施された、平成20年度後期車両運転技能認定の分析結果として、1級及び2級受験者の学科合格率が過去最高であったことや運転知識検査、技能検査の結果について正解率の低かった部分、減点が目立った部分等について説明がなされた。また、今回の技能認定結果を受けて、警察職員による交通事故を防止するために、実戦的な指導教養等により、目視による安全確認のほか、合図の早期履行を徹底させる等の方策を取っていくなどの報告があった。
公安委員から「公用車による交通事故のないよう警察職員に対する安全運転について指導教養を徹底していただきたい」旨、発言があった。
(3) 初詣等に伴う人出予想について
来年1月1日から3日までの三重県内における初詣等の人出予想(主催者側予想)は、対象となる神社16箇所、観光地4箇所の計20箇所において、延べ約181万人となり、昨年、「椿三十郎」の映画の宣伝効果で増加した椿大神社が大幅減という予想から、総数的には減少すると予想している。
また、警察として、初詣客等の雑踏に伴う各種事故・事件防止と交通の円滑を図ることを目的に、各神社・観光地に警察官延べ653人、伊勢神宮・二見興玉神社に延べ343人を配置するなど対応していく旨、報告があった。
(4) 風俗関係事犯等取締り強化期間の結果について
11月1日から同月30日までの間実施された、風俗関係事犯等取締り強化期間の結果について、主な検挙事案や検挙向上方策について説明がなされた。
(5) 指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について
11月1日から同月30日までの間実施された指名手配被疑者捜査強化月間中、三重県では5人の指名手配被疑者を検挙したこと及び全国、中部管区の状況について説明するとともに、今後の取組みとして、全ての職員に対する意識の向上を図り、重要指名手配被疑者等の追跡調査の徹底を図っていく旨、報告があった。
公安委員から「指名手配被疑者の写真が駅などにたくさん貼られていると、一方で不安を覚えるものである。今後も犯罪を犯して逃走している被疑者を検挙し、安全・安心な地域社会を実現してほしい」旨、発言した。
(6) 年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について
本年12月26日から来年1月4日までの渋滞予測について説明がなされるとともに、渋滞解消対策として、事前広報の実施、信号制御、交通規制等による交通渋滞の早期解消、伊勢市におけるパークアンドバスライド等を実施していく予定である旨、報告があった。

196 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「年末年始の特別警戒取締りの時期となり、世間が忙しくなると共に事件事故も多くなるが、県警一丸となって県民の安全安心の確保に努めてもらいたい」旨、発言した。

(1) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分19件を決定した。

197 報告事項

(1) 警察署長会議の開催について
平成21年1月26日に開催される警察署長会議の議題を「平成21年三重県警察運営の重点」及び「当面の重要課題」とし、発表・協議項目を「街頭犯罪等抑止総合対策の効果的な推進方策について」とすることについて報告があった。
   公安委員から「年頭の警察署長会議であり、本県警察の運営の重点等について協議することになるので活発な意見を期待する」旨、発言した。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年10・11月中)
10月及び11月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
 公安委員から「サービス事業においても教訓とすることであるが、同じ対応をしていても、相手の心情、立場などといったものから受け取り方が全く異なることがあるので状況に応じた対応を心がけなければいけない」旨、発言した。
(3) 積極的な広報活動の推進について
テレビ局3社による密着取材を受けることとなった。県民の生命・身体を守るために日夜努力する警察官の姿を積極的に広報することは、警察活動に対する県民の理解と協力を得る上で極めて重要であり、現場で奮闘する個々の警察官の姿(警察官という職業の意義と魅力)を県民に正しく伝えるための方策の一つとして対応したい旨の報告があった。
   公安委員から「警察の活動を積極的に広報するということは極めて大事なことである。警察官が県民の安全安心に向け、様々な困難を排して懸命に活動をしていることを広報することで県民の理解を深め、そこから協力、支援の輪を広げることができる」旨、発言した。
(4) ストーカー規制法に基づく警告の実施について
11月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について(11月末・概数)
三重県内における今年11月末の交通事故発生状況については、物損事故が増加している関係で総事故件数は増加しているが、人身事故件数、死者数、負傷者数はいずれも減少傾向にある。死亡事故の特徴として、高齢死者や、酒酔い、最高速度違反などの悪質・危険違反による事故は減少しているが、死亡事故に占める高齢者の割合は相変わらず高く、飲酒運転による死亡事故の構成率も全国平均より高いことなどについて報告があった。
   公安委員から「飲酒運転、高齢者の事故、シートベルトの3点が特にキーワードになっている。さらに効果的な指導取締りを期待する」旨、発言した。
(6) 飲酒運転取締り強化月間の実施結果について
11月1日から同月30日までの間実施された飲酒運転取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の飲酒運転検挙件数は89件で前年比マイナス39件、逮捕事案は3件であり、取締り件数は全国的に減少している。今後の取組みとして、年末にかけて、飲酒する機会が増え、飲酒運転に起因する重大事故が多発する傾向にあるため、取締り手法に創意工夫を凝らすなど取締りを強化していくことについて報告があった。
(7) 公安条例の申請について(11月中)
11月中の示威行進等3件の許可について報告があった。

198 議決事項

(1) 三重県公安委員会の所管に属する公益法人の設立、監督等に関する規則を廃止する規則(案)について
公益法人制度における様々な問題に対応するため、主務官庁による設立許可制度の見直しが図られた結果、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律等法令が新たに制定され、民法に規定する主務官庁による設立許可等の規定がことに伴い条例等が改正され、関連する規則にあっても廃止することについて了承した。
(2) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について
公益法人制度の改正に伴い公益法人の監督等の事務を知事が行うことになったことから組織規則の規定の整備を行うことについて了承した。
(3) 地方自治法第180条の2に基づく協議について
新たな公益法人制度において、主務官庁制が廃止されることとなり、都道府県知事が公益法人の認定、監督等を行うことについて、警察本部長に補助執行させるよう知事から公安委員会に協議の申し入れがあり、これを了承した。
(4) 委託を受けて確認事務を行おうとする法人の登録等の手続に関する規則の一部  を改正する規則の制定について
新公益法人制度の施行に伴い、委託を受けて確認事務を行おうとする法人の登録等の手続に関する規則の一部を改正する規則を制定することについて了承した。
(5) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程(案)について
新公益法人制度に伴う関係法令の改廃、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部改正、道路交通法の一部改正に伴う三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について了承した。
(6) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程(案)について
探偵業の業務の適正化に関する法律、準空気銃の所持の禁止等銃刀法の一部改正等に伴う三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について了承した。
(7) 行政手続法に基づく処分基準(案)について
インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い三重県公安委員会が行う処分基準を定めることについて了承した。
(8) 平成20年度第3回交通信号機新設事業について
平成20年度第3回交通信号機新設事業の予算措置状況、新設箇所等について説明があり、事業内容について了承した。
(9) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
 放置違反金納付命令に対する異議申立て1件について棄却することを決定した。
(10) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分21件を決定した。

199 報告事項

(1) 平成20年12月中の業務計画について
12月中の重点を「年末・年始特別警戒取締り」「年末の交通安全県民運動」とし、主要行事として、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化期間、年末年始における暴走族取締り等を実施する旨、報告があった。
(2) 平成20年第2回三重県議会定例会(11月会議)について
第2回定例会(11月会議)について、会期日程、議案内容、予算決算常任委員会の審議結果等について報告があった。
(3) 平成20年度警察費12月補正予算案の概要について
平成20年度警察費の12月補正予算案の概要について報告があった。
(4) 犯罪被害者等給付金(障害給付)申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(障害給付)1件の受理について報告があった。
(5) 「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
12月11日から1月10日までの間に実施する「年末・年始特別警戒取締り」について、実施重点を「金融機関等多額現金取扱所等に対する犯罪抑止と検  挙」「街頭犯罪、振り込め詐欺等各種犯罪の抑止と検挙」「交通死亡事故の抑止」とし、出動式や県内一斉特別警戒日を設ける等の報告があった。
   公安委員から「元厚生労働省事務次官の殺害等の凶悪事件や振り込め詐欺事件があとを絶たないなど厳しい治安状況の中、年末年始特別警戒が始まるが、県民  の安全安心のため組織を挙げて頑張っていただきたい」旨、発言した。
(6) 地域警察官による犯罪検挙活動について
交番勤務員が的確な機動検索活動によりひったくりの窃盗被疑者を検挙した事例及び自動車警ら班が鋭敏な感覚による職務質問により強盗被疑者を逮捕した事例について報告があった。
   公安委員から「鋭敏な感覚によって、いち早く検挙し、連続発生を防止したことが大きい。職務質問に大切な鋭い感覚を磨くというのは不断の訓練と努力によって身につくものと思われるので、今後も活躍を期待したい」旨、発言した。
(7) 振り込め詐欺対策強化推進期間の結果報告について (10月中)
10月中に実施された振り込め詐欺対策強化推進期間の結果について、三重県内における振り込め詐欺犯罪の認知件数・被害額が大幅に減少していることや、振り込め詐欺・助長犯罪の検挙件数が昨年比で大幅に増加していること、振り込め詐欺防止対策の実施状況等について報告があった。
   公安委員から「様々な被害防止対策によって振り込め詐欺被害が減少しているが、そのうち融資保証金詐欺被害については景気の悪化に伴って発生の増加が懸念される。住宅ローン借り換えを装った手口など新たな手口を考え出し、繰り返し敢行されているので、根絶に向けてさらに頑張っていただきたい」旨、発言した。
(8) 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
10月1日から同月30日までの間実施された重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について、重要窃盗犯関係として、伊賀方面における建設重機等対象の自動車盗事件等の検挙事例、鑑識関係として、津南署管内における殺人未遂事件において効果的なタイヤ痕の採取により被疑者の犯行を裏付けた事例等について報告があった。
   公安委員から「不断の努力によって成果が現れている。特に本県警察の鑑識活動は優秀であるから、良い結果が出ている。検挙件数の多寡は問題ではなく、日々の地道な活動の積み重ねが大切である」旨、発言した。
(9) 「年末の交通安全県民運動」の実施について
12月11日から同月20日までの10日間、年末の交通安全県民運動を実施
予定であり、運動の重点は「高齢者の交通事故防止」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」とする。運動中の主な行事として、12月11日の交通安全キャンペーン出発式、12月17日の三重県交通安全県民大会が予定されている旨報告があった。
(10) 全国一斉車両検問実施結果について
11月7日夜間から同月8日未明にかけて実施した全国一斉車両検問の実施結果について報告があった。

200 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「立冬というのに異常気象のせいか暖かい日が続いているが、世相は不景気風が吹いている。年末に向け治安の悪化が懸念されるところであるから、治安対策に一層の配意を願いたい」旨、発言した。
(1) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
桑名市の区域内において、町の区域の設定が行われたことから、当該区域を管轄する大山田交番及び桑名駅前交番の所管区を一部改正することについて了承した。
(2) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令に対する異議申立て1件について棄却することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分17件を決定した。

201 報告事項

(1) 平成20年度全国警察逮捕術大会及び全国けん銃射撃競技大会の開催についてについて
平成20年11月18日に、東京都江東区の警視庁術科センターにおいて実施される「全国警察逮捕術大会及び全国けん銃射撃競技大会」の、競技種目や出場選手、過去の成績等について報告があった。
   公安委員から「特に、けん銃射撃競技では、平成15年、16年と準優勝、優勝と華々しい成績を挙げているので、是非とも選手の健闘を期待している」旨、発言した。
(2) ストーカー規制法に基づく警告の実施について【平成20年10月中】
10月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(3) 在住外国人総合対策 平成20年度上半期推進結果等について
平成20年4月1日から9月30日の間における在住外国人総合対策の推進結果等について説明があり、四日市市四郷地区における外国人対策として、自治会が外国人のゴミ分別問題を解決するために、ゴミ集積場を見回るクリーンパトロールの実施や、迷惑駐車対策キャンペーンの実施、また、伊賀市において、日本人と在住外国人がお互い理解を深め共に生きる社会を築くために「伊賀国際交流フェスタ2008」を開催していることなどについて報告があった。
   公安委員から「在住外国人総合対策の推進等によって、在住外国人の生活習慣等の違いから発生していた住民とのトラブルの解消に努力しているところである  が、最近の経済の先行きがきわめて厳しい状況下において、外国人の雇用調整もすぐに悪影響を受けることが懸念される。地域住民と在住外国人のよりよい共生に向けた活動をさらに活発化していく必要がある」旨、発言した。
(4) 第18回(平成20年)三重県警察嘱託警察犬訓練競技会の開催について
今年6月1日、第40期三重県警察嘱託警察犬に委嘱した警察犬の日頃の訓練実態を把握し、アスファルト舗装における足跡追求等の実戦に即した嘱託警察犬の育成に資するため、嘱託犬による競技会を11月18日、津市藤方の津競艇場駐車場において開催する旨報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況(10月末概数)について
三重県内における今年10月末の交通事故発生状況については、総事故件数、人身事故件数、死者数、負傷者数、物損事故件数のいずれも減少している。
   死亡事故の特徴として、高齢死者は増加傾向にあり、原付以上の第1当事者事事故のうち、酒酔い、最高速度違反など悪質・危険違反による事故が26件発生したことなどについて報告があった。
   公安委員から「四輪乗車中に亡くなった人のシートベルトの着用率が低く残念である。シートベルト非着用は自動車保険の給付減額にもなることを運転者に訴えてほしい」旨、発言した。
(6) 公安条例の申請について(10月分)
10月中の示威行進等14件の許可について報告があった。
(7) 三重県警察新型インフルエンザ対策行動計画の策定について
鳥インフルエンザが鳥から人に感染して、このウィルスが突然変異し、人から人に感染する新型インフルエンザ発生の危険性が危惧され、その脅威への対応が国際的な課題となっているところから、政府・知事部局及び警察庁の行動計画の策定に合わせ、本年6月「三重県警察新型インフルエンザ対策委員会」を設置し、「三重県警察新型インフルエンザ対策行動計画」を策定したことについて報告があった。
   公安委員から「引き続き、関係機関との連携を図られたい」旨、発言した。

202 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「全国の警察で、振り込め詐欺被害防止対策が講じられているが、最近では私書箱や宅配便などを悪用したり、警察官を装って訪問したりする等の新たな手口が増加してきている。これら新たな手口に対する被害防止対策も講じていただきたい」旨、発言した。

(1) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分21件を決定した。

203 報告事項

(1) 平成20年第2回定例会(9月会議)の結果について
第2回定例会(9月会議)の結果について、9月19日から10月1日までの県議会代表質問・一般質問・質疑の状況、10月6日の教育警察常任委員会の状況、10月14日の予算決算常任委員会の状況及び今後の議会日程等について報告があった。
(2) 秩父宮賜杯第40回全日本大学駅伝対抗選手権記念大会に伴う交通規制・交通整理の実施について
秩父宮賜杯第40回全日本大学駅伝対抗選手権記念大会が、11月2日(日)午前8時10分熱田神宮西門をスタートして開催され、伊勢神宮宇治橋前までの8区間106.8キロメートルについて大学生26チームによって争われる。
交通規制として、全コースにおける選手の走行区分は、第1通行帯又は車道の左側端とし、信号は青色現示で通過させることなどについて報告があった。
   公安委員から「三重県警察は、過去の経験や教訓などが豊富にあると思うが、交通整理等に当たって事故のないよう円滑な交通規制に万全を期されたい」旨、発言した。 
(3) 平成20年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練実施状況について
10月21日(火)、石川県河北郡津幡町「河北潟緑のアメニティ広場」において実施された平成20年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施状況について説明があり、訓練参加部隊531名のうち三重県から広域緊急援助隊48名、機動警察通信隊2名、警察航空隊4名の合計54名が参加し、訓練では、自活・野営訓練、情報収集訓練、多重事故からの救出救助訓練、検視・遺体取扱い訓練等に三重県の部隊が参加した旨の報告があった。
 公安委員から「来年は、三重県でこの合同訓練が行われるとのことであるが、三重県沿岸のリアス式海岸地形に伴う津波被害、南北に長い地形に伴う道路交通等の寸断などの実態にあった災害訓練をしていただきたい。また、災害発生時の迅速な立ち上がり等は反復した訓練によって練度が上がるものであるから、平素から繰り返し訓練をしていただきたい」旨、発言した。

204 報告事項

会議に先立ち、公安委員から「先日、殉職警察職員慰霊祭に参列した。地域の安全確保に身を張って職に殉じられた方が居られたことに想いを新たにし、こういう方々によって培われてきた警察に対する県民の信頼を感じさせていただいた」旨、発言した。

1 平成20年11月中の業務計画について
11月中の重点を「職務質問による犯罪抑止・検挙・取締りの強化」とし、主要行事は、風俗関係事犯等取締り強化期間、指名手配被疑者捜査強化月間、飲酒運転取締り強化月間等とする旨報告があった。
   公安委員から「警務部の行事中に『こころの健康相談』があるが、警察官の業務によるストレスは大変なものだと思う。若い警察官は勿論、中高年の方にもいろいろな面で悩みがあると思うので、組織を挙げてメンタルヘルス対策を講じるのは大変いいことである。うまく運用して精悍な組織を構築して欲しい」旨、発言した。
 2 「交通安全学習フェスタ」の開催について
10月25日(土)午前9時から午後4時までの間、運転免許センター内の三重県交通安全研修センターにおいて、子どもと高齢者の交通死亡事故抑止と飲酒運転の根絶を目的とした「交通安全学習フェスタ」を開催することについて報告があった。
   公安委員から「幼稚園や学校等と連携して交通安全教育をすることは大切なことである。幼稚園児など小さいうちに交通ルールに関心を持たせ、家族で交通安全について話し合い、注意を喚起し合うということは交通安全教育の原点である」旨、発言した。
3 平成20年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について
10月20日(月)、石川県河北郡津幡町の河北潟緑のアメニティ広場において、中部管区広域緊急援助隊合同訓練を開催する。訓練は、大規模災害に備え、中部管区内の各県警察広域緊急援助隊が集結して、管区内機動警察通信隊、航空隊及び関係機関との合同訓練を実施することにより、各部隊の練度の向上及び部隊相互並びに関係機関との緊密な連携を図ることを目的とするものである旨報告があった。
   公安委員から「他県の新しい資機材や訓練内容の高度化等について、よく視察をするとともに、野営など実際に沿った訓練を行う中で、はたして混沌とした現場で機能的に連絡が取り合えるのか、迅速に活動に入れるのか、問題点を意識しつつ訓練に参加してほしい。また、毎年持ち回りである開催県における訓練の反省点・教訓点をよく研修して今後に役立ててほしい」旨、発言した。

 会議の中で、紀北町において女子高校生が行方不明になっていた事案について、本日、女子高校生を無事保護するとともに被疑者を緊急逮捕した旨報告があった。

205 議決事項

(1) 飲食店営業所に対する行政処分(営業停止処分)について
被処分者を、無許可風俗営業・従業者名簿の備付け義務違反により、風営法第34条第2項(飲食店営業の営業禁止)の行政処分とすることを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分9件を決定した。

206 報告事項

(1) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年8・9月中)
8月及び9月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
公安委員から「適正な職務執行であっても、相手の立場、その時の感情等によって誤解を生じたりする場合があると思う。業務の特殊性から、特に対人能力の研鑽に努めてもらいたい」旨、発言した。
(2) 街頭犯罪等の情勢について(平成20年第3四半期)
6月〜9月からの街頭犯罪等の情勢について、刑法犯総数及び街頭犯罪等抑止対象13類型(空き巣、忍込み、自動車盗、ひったくり等)の総数ともマイナスとなっているがその減少率は低下している。また、重点対象9類型のうち、ひったくり、車上ねらい、路上強盗、強姦、強制わいせつは前年比増となっており、9類型以外でも、自販機ねらい、自転車盗が増加に転じているなど厳しい情勢となっている旨の報告があった。
公安委員から「空き巣、忍込み等が減少傾向を示してきているのは、各種施策が実を結んできたものと思っている。しかし、9月中は自販機ねらい、部品ねらいの増加率が高くなってきているので、気を引き締めて対策を講じてもらいたい」旨、発言した。
(3) ストーカー規制法に基づく警告の実施について(平成20年9月中)
9月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
公安委員から「ストーカー問題に関する相談の受理に当たっては、今後とも状況をよく確認して慎重に対応していただきたい」旨、発言した。
(4) 三重県の交通事故発生状況(平成20年9月末概数)
三重県内における9月中の交通事故発生状況については、人身事故、死者、負傷者、物損事故のいずれも減少している。死亡事故の特徴として、死者は70件、71人、高齢死者の構成率は50.7%と高く、悪質・危険違反は19件、飲酒運転による死亡事故は6件発生している。今後、高齢者の死亡事故抑止対策等を強化していくなどの報告があった。
(5) 女性自動車運転免許技能試験官の養成について
平成19年中の運転免許センターでの運転免許受験者は、大型免許試験に路上試験等が加わったことから技能試験受験者が減少した。しかし、外国免許から日本免許への切り替え受験者(半数がブラジル国籍者)は増加傾向にあり、なかでも女性受験者の増加が顕著である。そこで、女性職員の職域拡大、外国免許から日本免許へ切り替える女性受験者等に的確に対応するため、女性事務官1名を技能試験官として養成していることについて報告があった。

207 議決事項

(1) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正について
鈴鹿市の区域内において、町及び字の区域並びにその名称の変更が行われることから、当該区域を管轄する久間田駐在所の所管区を一部改正することについて了承した。
(2) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(重傷病給付金)2件の申請に対して全額支給することを決定した。
(3) 平成20年度第2回交通信号機新設事業について
平成20年度第2回交通信号機新設事業の予算措置状況、新設箇所等について説明があり、事業内容について了承した。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分15件を決定した。

208 報告事項

(1) 平成20年度中部管区内警察けん銃射撃競技大会について
10月9日(木)、中部管区警察学校射撃場において、中部管区内警察けん銃射撃競技大会が開催され、団体戦1チーム4名が出場し、総合得点で順位を決定することについて報告があった。
(2) 平成20年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会の開催について
10月15日(水)と16日(木)の2日間、日本武道館において全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会が開催され、三重県からは柔道選手5名(登録選手8名)が第3部に、剣道選手6名(登録選手8名)が第2部に出場することについて報告があった。
(3) 犯罪被害者等給付金(重傷病・遺族給付)の申請について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(重傷病・遺族給付)2件の受理について報告があった。
(4) 秋の全国交通安全運動の実施結果について
9月21日から30日までの10日間実施された「秋の全国交通安全運動」の実施結果については、運動期間中の交通事故の発生件数、死者数、人身事故及び負傷者数、物損事故など全てが減少したが、高齢者が3人亡くなり、四輪乗車中にシートベルト非着用の3人が亡くなるというような状況であった。今後の方針として、例年、年末にかけて薄暮から夜間の交通事故が増加していることから、信号無視や一時停止違反及び飲酒運転等の重大事故につながる悪質・危険違反の取締りを強化していくことなどについて報告があった。
公安委員から「引き続き高齢者の交通事故防止、シートベルト着用率の向上に努めてもらいたい」旨、発言した。
(5) 公安条例の申請について
9月中の示威行進等6件の許可について報告があった。

209 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「昨日、鳥羽警察署協議会への陪席と協議会終了後、答志島警察官駐在所への視察を行った。駐在所勤務員から管内情勢等の説明を受けたが、その勤務員が観光案内ができるほど地域の実情に精通していることや、日常生活の中でも、子供達に剣道を教えるほか、得意とする手料理を島の方々に振る舞うなどして地域にとけ込み、住民の方に愛される活動をされていることがよく分かった。町のおまわりさんという感じがして感激した」旨、発言した。


(1) 公安条例の許可について
平成20年9月28日(日)に伊勢市内で街宣を行うために申請のあった公安条例について許可することを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分14件を決定した。

210 報告事項

(1) 平成20年10月中業務計画について
10月中の重点を「地域安全運動の推進及び各種犯罪捜査等の強化」とし、主要行事は、全国地域安全運動、職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間、全国一斉飲酒運転根絶キャンペーン月間等とすることについて報告があった。
(2) 三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
10月15日(水)午前10時30分から午前11時00分の間、津市広明町
  偕楽公園内招魂碑前において三重県警察本部が主催する三重県殉職警察職員慰霊祭(祭主 三重県警察本部長)を執行する。参列者として遺族約25名、来賓として、三重県知事、三重県議会教育警察常任委員会委員長、津地方検察庁検事正、三重県警察官友の会会長、三重県警友会会長等を招き、殉職警察職員65名の慰霊を弔うことについて報告があった。
(3) 指名手配被疑者捜査強化月間の実施について
11月中を全国一斉の指名手配被疑者捜査強化月間とし、本部長を推進本部長とする推進本部を設置する。捜査重点被疑者は、警察庁指定特別手配被疑者、警察庁指定重要指名手配被疑者等であり、月間の重点施策は、警察庁指定特別手配被疑者の捜査強化、捜査重点被疑者の捜査強化、国外逃亡被疑者の捜査強化とすることについて報告があった。
(4) 「全国一斉飲酒運転根絶キャンペーン月間」の実施について
昨年9月に飲酒運転等の罰則を強化する改正道路交通法が施行されたが、依然として飲酒運転等が後を絶たないことから、改正法施行1年を機に10月中の1か月間に全国一斉の広報啓発キャンペーンを展開する。重点とする内容は、広報啓発活動の強化、交通安全教育の推進、指導取締りの強化であり、本部及び各警察署において様々な行事を執り行う予定であると報告があった。
   公安委員から「孫や子供から、後部座席もシートベルト付けて、と言われると大人はシートベルトの装着を意識するし、無視できない。子供たちから親に注意する、交通弱者からドライバーを指導して貰うといった逆転の発想も大切だと思う。飲酒運転根絶も含めて幼稚園、小学校といった所でのキャンペーンも必要だと感じる」旨、発言した。
(5) 第40回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
10月11日から12日の2日間、茨城県ひたちなか市新光町の自動車安全運転センター「安全運転中央研修所コース」において「第40回全国白バイ安全運転競技大会」が開催され、全国警察から47チームが参加、三重県警察からは4名の選手が出場し、バランス走行操縦競技、トライアル走行操縦競技等4種類の競技種目によって競技が行われるとの報告があった。

211 議決事項

会議に先立ち、公安委員から「先の署長会議において、署長等の真剣な発表、討議等を目の当たりにして大変頼もしく思った。県民の幸せのため頑張って貰いたい」旨、発言した。

○ 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分5件を決定した。

212 報告事項

(1) 平成20年度教育警察常任委員会県内調査の結果について
本年7月と9月に鈴鹿警察署白子交番及び津警察署で行われた教育警察常任委員会県内調査の結果について報告があった。
(2) 女性一般職員に対する事務服貸与制度の廃止について
平成20年度分を最後に女性一般職員に対する事務服の貸与制度を廃止することについて、貸与廃止の理由として、他の行政機関との均衡、男女雇用機会均等法から制服貸与に関する労働局の見解、職員意識の変化、従来の予算の見直しが上げられるほか、貸与廃止の効果として、女性幹部職員の士気向上、職場環境の改善、省エネ等に有効である等の報告があった。
公安委員から「女性一般職員の事務服貸与制度の廃止には賛成であり、制服のないほうが女性としておしゃれ心を持って、センスを磨き、私服で身なりに配意するものである」旨、発言した。
(3) 夜間街頭活動強化月間の実施結果について
8月中に実施された「夜間街頭活動強化月間」の実施結果について、刑法犯及び特別法犯の検挙状況が報告されるとともに、月間中の好事例として、忍込み犯の逮捕事例、事務所荒らし犯の逮捕事例、指名手配犯と覚せい剤所持犯の逮捕事例等が紹介された。また、今後の取り組みとして、本年10〜11月を「職務質問による街頭犯罪抑止・検挙活動強化月間」として設定することについて報告があった。
公安委員から「深夜の活動は住民としても安心である。また、積極的な職務質問で窃盗犯人を検挙するなど、大変よくやっている。各署の職務質問競技会等によって職務質問技能向上の成果が現れていると思う」旨、発言した。
(4) 似顔絵講習会の開催について
似顔絵作成に必要な基礎知識及び技術を習得させ、面接犯事件等に対応できる警察職員の育成を図るため、9月26日(金)警察本部において、元警察官で洋画家の新開諭氏を講師に招いて似顔絵講習会を開催する。講習は、経験者コースと初心者コースに分けて行われ、女性の受講者が多い。また、最近の効果事例として、強制わいせつ致傷事件の被疑者の似顔絵が刑事課員の以前に取調べた被疑者に酷似していたことから被疑者を逮捕できた事例があることなどについて報告があった。
(5) 振り込め詐欺撲滅に向けた支援活動の実施について
振り込め詐欺撲滅に向けた対策として、機動通信課員が三重県警察振り込め詐欺対策室ワーキンググループのオブザーバーとして参画し作成した住民の疑似体験用仮想ATMプログラムが紹介され、同プログラムは、本物のATM画面に似せた画面をタッチパネル仕様のパソコンで使用すれば、犯人の指示どおり携帯電話を使用してATMからお金を振り込んでしまうことの疑似体験が可能となることから防犯教室等で活用していることについて報告があった。
 被害者役として疑似体験用仮想ATM画面のタッチパネルを犯人役警察官の指示どおりに操作してみた公安委員から「良くできたプログラムである。被害防止教室などで疑似体験する県民の方々にも、振り込め詐欺の巧妙な手口がよく理解して貰えると思う。あらゆる機会に活用して貰いたい」旨、発言した。
(6) 振り込め詐欺被害防止啓発DVDの上映
振り込め詐欺被害防止啓発用として、学生時代に落語研究会に入っていた県警の警部がその経験を生かして作成した、振り込め詐欺の様子を落語調にして撮影したDVDが紹介され、今後、防犯教室で上映したり、希望者に提供したりして活用することについて報告があった。

213 議決事項

(1) 自動車運転代行業者に対する認定の取消しについて
自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律第7条第1項第3号後段の規定に基づき、三重県公安委員会から自動車運転代行業の認定を受けている自動車運転代行業者に対する認定の取消処分を決定した。
(2) 指定自動車教習所(普通自動車第二種免許)の公安委員会指定について
道路交通法及び同法施行令の規定に基づき、普通自動車第二種免許に係る自動車教習所として尾鷲自動車学校を新たに指定することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分12件を決定した。

214 報告事項

(1) 平成20年第2回三重県議会定例会(9月会議)について
9月16日から開会する平成20年第2回三重県議会定例会(9月会議)の日程、警察本部関係の議案等について報告があった。
(2) 視聴覚教材DVD「実戦的総合訓練実施要領」の作成について
実務経験の少ない若手警察官の現場対応能力の強化や在級年数が短く捜査実務経験の少ない幹部の事件捜査指揮能力強化を図るために実戦的総合訓練を各警察署において実施しており、更に訓練を促進するために、県警察学校において開催した「実戦的総合訓練指導員研修会」の想定訓練撮影記録を視聴覚教材としてDVDに編集して警察署に配分することについて報告があった。
  公安委員から「現場での対応能力の向上は大事であり、様々な手段で若手警察官の早期育成を図っていただきたい」旨、発言した。
(3) 平成20年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
9月12日、日本武道館において開催される全国警察柔道・剣道選手権大会の概要について、三重県警から柔道2名、剣道2名の選手が出場し、トーナメント形式で試合が行われること等について報告があった。
公安委員から「三重県警察のすばらしいところを見せてやってほしい。健闘を期待している」旨、発言した。
(4) ストーカー規制法に基づく警告の実施について【平成20年8月中】
8月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況(平成20年8月末概数)について
三重県内における8月中の交通事故発生状況については、総事故、人身事故、死者、負傷者、物損事故のいずれも減少している。死亡事故の特徴として、死者は60件61名前年対比−10件−9人で、高齢死者は30人前年対比+2人と増加傾向にある。原付以上の第1当事者事故は58件発生し、悪質・危険違反は16件、飲酒運転による死亡事故は6件発生している状況である等の報告があった。
公安委員から「依然として高齢者の死亡事故、シートベルト非着用者の死亡事故、歩行者の死亡事故等が多いので、対策を進めてほしい」旨、発言した。
(6) 「秋の全国交通安全運動」の実施について
秋の全国交通安全運動が9月21日から9月30日までの10日間開催され、
運動の基本は「高齢者の交通事故防止」とし、運動の重点は「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」とする。また、期間中の9月21日鈴鹿サーキット内において三重県交通対策協議会等が主催する「交通安全県民フェア」が開催されること等について報告があった。
(7) 平成20年度三重県総合防災訓練について
9月7日、伊勢市朝熊町 県営サンアリーナ駐車場において「平成20年度三重県総合防災訓練」が開催され、訓練参加者1,600名中、三重県警察からも50名が参加し、情報収集訓練や救出訓練、救援物資輸送訓練等に当たることについて報告があった。
(8) 公安条例の申請について(8月分)
8月中の示威行進等13件の許可について報告があった。

215 議決事項

(1) 三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例(案)について
三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例案について了承した。
(2) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則の制定について
三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則を制定することについて了承した。
(3) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令に対する異議申立て1件について、棄却することを決定した。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分19件を決定した。

216 報告事項

(1) 平成20年上半期における被害者支援実施状況について
平成20年1〜6月の上半期における被害者支援要員の運用状況として、認知件数746件中被害者支援が必要と認めた事件が150件、内支援要員を運営した事件が138件あり、犯罪被害者給付制度の運用として5件の申請に対し1件  を裁定した。また、社団法人みえ犯罪被害者総合支援センターの活動として193件の相談を受理し7件の支援を実施したことや被害者支援の下半期への取組予定等について報告があった。
(2) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年6・7月中)
6月及び7月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
公安委員から「現場の警察官はいろいろな意味で苦労しているが、適切な市民応接に心がけるように指導していただきたい」旨、発言した。
(3) 在住外国人総合対策の推進結果と今後の対応について
4月から6月における在住外国人総合対策の推進結果として、4月開催の重点地区警察署別検討会、ワーキング・グループ検討会等の開催状況や重点地区における主要な取組みとして、四日市市四郷地区における四郷交番の女性警察官(通訳官)や交番相談員の活躍等が紹介され、今後の具体的推進事項として、県、市町、関係団体との連携の強化を図っていくことなどの報告があった。
公安委員から「在住外国人は今後ますます増加していくであろうから、不法就労問題を含めて、しっかりとした対策を取っていっていただきたい」旨、発言した。
(4) 平成20年度三重県警察本部防災訓練の実施について
平成20年度三重県警察本部防災訓練を9月3日(水)早朝から午後0時15分までの間、警察本部北側駐車場及び8階大会議室において実施する。
訓練は、大震災が発生したとの想定で、警察本部に勤務する警察職員約800名が非常参集訓練に応じて集合した後、本部長、公安委員による部隊視閲、航空  レンジャー隊員による救助活動、部外講師(三重大学准教授 川口 淳氏)による講演等を実施する予定であると報告があった。

217 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分24件を決定した。

218 報告事項

(1) 警察署長会議の開催について
平成20年9月17日(水)に開催される警察署長会議の議題を「平成20年度前半の業務推進状況の検証と後半に向けた取組方針、当面の重要課題等について」とし、発表・協議項目を3項目とすることについて報告があった。
(2) 平成20年9月中の業務計画について
9月中の重点は「振り込め詐欺対策の強化」「秋の全国交通安全運動」とし、主要行事として、振り込め詐欺被害防止強化月間等に取り組むことについて報告があった。
(3) 被疑者取調べ監督の試験運用の実施概要等について
被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則が平成21年4月1日から施行されることに伴い、その円滑かつ適正な運用を期するため、制度の趣旨、内容等の周知、実践的教養の観点から全国で試験運用が実施され、本県においても平成20年9月1日から平成21年3月31日までの間、試験運用を実施することについて報告があった。
公安委員から「来年4月1日の施行に向けて適正な運用ができるように万全を期してもらいたい」旨、発言した。
(4) 第19回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について
7月30日に開催された第19回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について、装備部門にあっては、硫化水素ガス中和装置の開発、圧縮浮き機能付耐刃防護衣の開発等4作品が入賞し、鑑識部門にあっては、PW法の開発(パールホワイト法)、セルタックシートによるDNA型鑑定資料採取法の考案等4作品が入賞したことについて報告があり、定例会議終了後、公安委員に対し入賞作品等が披露された。
(5) 平成20年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の実施について
8月27日に津市安濃中央総合体育館において開催される「平成20年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会」の実施要領について、各種目の団体戦がA、B、Cの組別20チームで、逮捕術の個人戦が女性警察官20名で行われ、各1位から3位の団体及び個人が表彰されることなどの報告があった。
(6) 平成20年上半期の警察安全相談受理状況について
平成20年上半期の警察安全相談の受理件数が、前年同期比16%増加し、主な要因として、架空請求に係る相談及び犯罪被害防止に関する相談の大幅な増加  等が上げられる。今後の取組として、相談への適切な対応、とりわけ身に危険が及ぶ相談に対する迅速的確な組織的対応及び関係機関・団体との緊密な連携について徹底を図るため、警察安全相談業務研修会の開催、巡回業務指導等を実施していく予定であると報告があった。
(7) 振り込め詐欺被害防止強化月間の実施について
振り込め詐欺被害は、本年7月末現在で226件、被害額にして約2億7千万円と昨年に比べて認知件数で+53件、被害額で約1億3千万円の増加となって  いるもので、年末にかけて増加した昨年の傾向を考慮すると、今後、さらに被害の増加が見込まれる。そのため、9月中を振り込め詐欺被害防止強化月間に設定するとともに、「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」を展開し、ATM対策及び県民に対する被害防止広報対策等を実施することについて報告があった。
 公安委員から「ATMを使ったことのないようなお年寄りが被害に遭いやすいようであり、実際の事例等を活用して被害防止の広報啓発をしてほしい」旨、発言した。
(8) 三重県の交通事故発生状況について(平成20年7月末・概数)
三重県内における7月末の交通事故発生状況について、死亡事故の特徴として、死者は45件46人前年対比−14件−13人で、内高齢死者は22人、構成率は47.8%を占めている。シートベルト非着用者の死亡事故構成率は60.0%と高い。原付以上の第1当事者事故は44件発生し、そのうち、酒酔い、最高速度違反などの悪質・危険違反は9件発生している状況である等の報告があった。
公安委員から「交通死亡事故を起こした車両のシートベルト着用率が低いのはシートベルトを着用しない運転者の交通モラルの低さがそのまま発生実態に現れているのではないか。シートベルト着用の指導取締りも大切である」旨、発言した。
(9) 第30回「交通安全啓もう全国キャラバン隊」の活動について
(社)全国交通安全母の会連合会が展開している交通安全啓もう全国キャラバン隊による三重県での活動として、8月21日から翌22日の2日間、三重県交通安全母の会連合会が県庁を出発して、警察本部において交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)から警察本部長へのメッセージの伝達等を行った後、松阪市、鈴鹿市、桑名市、東員町を回り、市長、町長にもメッセージを伝達したり、キャンペーンを行う予定であるとの報告があった。
(10) ICカード化運転免許証の導入について
運転免許証の偽造変造防止、券面から本籍を削除することによるプライバシーの保護、警察業務の合理化、国際標準化への対応等を目的として、平成21年度  末を目途に、ICカード免許証を交付する。そのため、運転免許管理システム等の改修及び整備を図っており、三重県においては平成21年1月4日から導入予定であるとの報告があった。
(11) 公安条例の許可について
7月中の示威行進等6件の許可について報告があった。

219 議決事項

会議に先立ち公安委員から「昨日は警察学校において初任科第141期生の卒業式に出席させていただき、卒業生の若々しい、はつらつとした姿に感動するとともに、新しい人材が第一線の新しい活力になるよう期待している」旨、発言した。

(1) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する三重県公安委員会の事務の三重県警察本部長への委任等に関する規則の一部を改正する規則の制定について
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する三重県公安委員会の事務の三重県本部長への委任等に関する規則と一部を改正する規則の制定について了承した。
(2) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について
上記規則の一部改正に伴う三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程の制定について了承した。
(3) 特定交通安全施設等整備事業(補助事業)を実施すべき道路(4号道路)の指定に係る公安委員会の意見の提出について
特定交通安全施設等整備事業を実施すべき道路として県内56地区を指定し、同地区内の道路を4号道路と指定することについて意見の提出を行った。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

220 報告事項

(1) 警察官A採用候補者試験の実施結果と警察官A(2回目)・警察官B及び警察事務官の募集について
平成21年4月1日採用予定の警察官A採用候補者試験の実施結果については、採用予定者数60名のところ受験者数304名、合格者数76名であり、受験者の傾向として三重県出身者が多く、地元指向が強くなっている。
警察官A(2回目)、警察官B及び警察事務官の募集については、受付期間が
8月1日から8月29日までの間で、試験日程に従って第1次試験があり、合格発表が11月21日に行われる予定である等の報告があった。
公安委員から「優秀な警察職員を採用できるよう最善を尽くしていただきたい」旨、発言をした。
(2) 平成20年度中部管区内警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催について
平成20年度の中部管区内警察柔道・剣道・逮捕術大会が、平成20年8月7日(木)、名古屋市港区丸池町の愛知県武道館、において開催され、柔道は登録選  手9名、剣道は登録選手8名、逮捕術は登録選手8名と女子個人戦選手2名が出場する予定であり、訓練の成果を発揮して優勝を目指して戦うことについて報告  があった。
(3) 「夏の交通安全県民運動」の実施結果について
7月11日から7月20日までの10日間に実施された夏の交通安全県民運動の結果について、運動期間中の交通事故死者は5件6名であり、昨年同期より1名増加したことや運動期間中の交通事故の発生状況、取締り結果等について説明があり、今後の交通安全対策として、交通事故に直結する悪質・危険違反の取締りの強化、歩行者、自転車等の安全対策の推進、等を行っていくことについて報告があった。
公安委員から「昨年公安委員会からの提言で作成した交通事故防止用DVDで示した目の錯覚に起因する交通事故について、高齢者の交通事故防止に役立つような啓蒙活動をしていただきたい」旨、発言をした。
(4) 夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
夏季行楽期及び旧盆期である8月8日から8月17日までの10日間における主な渋滞箇所における渋滞予測について説明があり、交通渋滞解消対策として、
○ 交通渋滞予測に基づく広報の徹底
○ 信号制御、交通規制等による交通渋滞の早期解消
○ 関係機関等との連携
を図ることについて報告があった。
(5) 振り込め詐欺被害防止用ビデオ上映
振り込め詐欺対策室において作成した振り込め詐欺被害防止用のビデオ(DVD)が上映され、今後関係機関や各警察署に配布して振り込め詐欺防止の広報啓発に活用するとの報告があった。

221 議決事項

(1) 交通信号機の設置管理委任(変更)について 
熊野尾鷲道路のアクセス道路における新設信号機について、一般地方道(県道)三木里インター線の部分供用に伴い、信号機を移設することから、設置管理委任の区間を変更することについて了承した。
(2) 平成20年度第1回交通信号機新設事業について
平成20年度第1回交通信号機新設事業の予算措置状況、新設箇所等について説明があり、事業内容について了承した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分12件を決定した。

222 報告事項

(1) 平成20年8月中の業務計画について
8月中の重点は「夜間街頭活動の強化」とし、主要行事として、夏期における水難及び山岳遭難の防止、夏期における雑踏事故防止対策の推進等に取り組むことについて報告があった。
公安委員から「夜間の街頭活動の強化については、地域社会ともしっかり連携をして推進していただきたい」旨、発言した。
(2) 平成20年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
上半期の情報公開に対する開示請求について、受付件数及び処理状況等について報告があったほか、個人情報開示請求の状況、不服申立て等の状況、開示請求の特徴等について報告があった。
(3) 平成20年上半期の街頭犯罪等の情勢について
上半期における街頭犯罪等の認知状況について説明がなされるとともに、今後の取組みとして、空き巣、忍込み、自動車盗等重点抑止対象9類型の犯罪に対する抑止対策の強化及び発生場所として比率の高い駐車場(駐輪場)を対象とした抑止対策の強化等について報告があった。
(4) 平成20年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について
上半期の110番受理状況について、総受理件数が82,203件前年比プラス7,427件で、携帯電話からの通報が増加の一途をたどっており、虚偽通報  等の無効件数が総受理件数の4割を占めていることなどのほか、緊急配備実施件数が51件あり、うち20件検挙し39.2%の検挙率であったこと等について報告があった。
   公安委員から「110番受理件数に占める無効件数が多いので、正しい110番通報に関する広報を徹底されたい」旨、発言した。
(5) 平成20年上半期の少年非行の状況について
上半期の少年非行の状況について、非行少年のうち刑法犯で検挙された少年は風俗犯を除くすべての罪種において減少している。また、特別法犯で検挙された少年は増加したが、薬物事犯の覚せい剤取締法違反、毒劇物法違反等は減少している。一方、不良行為少年は減少しているが、依然として、深夜はいかいと喫煙行為が90%以上を占めている状況である等の報告があった。
(6) 青少年健全育成条例に基づく有害な刃物の指定について
東京都秋葉原において発生した無差別大量殺傷事件を機に、形状、構造、機能等が人体に危害を及ぼすおそれがあり、犯罪を助長するおそれのある刃物につい  て、青少年育成審議会委員の理解を得たうえで、ダガーナイフを含めた有害・危険性の高いナイフ5種類を新たに有害指定することについて報告があった。
(7) 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
6月中に実施された重要窃盗犯捜査の実施結果として、南勢方面における窃盗常習者らによる空き巣事件、暴力団員らによる多額自動車盗事件、ゴルフバック  対象の連続車上ねらい事件等の検挙について報告があったほか、鑑識活動強化月間の実施結果について報告があった。
(8) 来日外国人犯罪対策及び不法滞在・不法就労防止のための活動強化月間の実施結果について
来日外国人犯罪の主要な検挙事例について報告があったほか、不法滞在・不法就労防止のための指導啓発活動として実施しているラジオによる広報、交番や自治体発行による広報誌、警察署作成のパンフレット等による広報状況、その他研修会・講習会の開催及び企業等に対する指導状況等について報告があった。
(9) 第41回「二輪車安全運転全国大会」の開催について
二輪車運転者の安全運転技能の向上と交通マナーの向上を図ることにより、交通事故を防止することを目的として、「二輪車安全運転全国大会」が、8月2日と3日の両日、鈴鹿サーキット交通教育センター等において開催され、各都道府県代表の188名が、法規履行走行及び技能走行の競技種目で競技を行い、団体賞は上位3チーム、個人賞は上位8位まで表彰されること等大会の運営方法について報告があった。
(10) 平成20年上半期の不法滞在外国人の検挙・摘発状況について
政府の「不法滞在外国人の半減政策」及び国際テロ対策の一環として、入国管理局と連携した合同摘発を積極的に推進した結果、6月末現在、245人の不法滞在外国人を検挙・摘発したこと、特徴点として、中国、インドネシア及びフィリピンの3か国が多く、違反態様別で不法残留が大半を占める状況であった。また、最近5年間の三重県の検挙・摘発人員は昨年過去最高となっており、本年後半も不法滞在者の検挙・摘発に力を入れていきたいとの報告があった。

223 議決事項

会議に先立ち公安委員から「厳しい治安情勢が続く中、警察は自主防犯団体等民間と一体となって治安維持に努めていかなければならない」旨、発言した。

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について決定した。
(2) 深夜酒類提供飲食店営業所に対する行政処分(営業停止処分)について
被処分者を、風営法第32条第3項の準用規定による同法第22条第1項第4号(年少者接客業務従事禁止)違反により、行政処分(営業停止処分)とすることを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分16件を決定した。

224 報告事項

(1) 第19回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催について
警察装備資機材の開発及び鑑識技術の研究を推進するとともに、その成果を発表し、その実用化と今後の開発・研究意欲の向上を図ることを目的として、平成20年7月30日(水)午後1時から警察本部8階大会議室において発表会を開催することについて報告があった。
(2) ストーカー・配偶者暴力対策推進状況(平成20年1月〜6月)
平成20年上半期のストーカー対策及び配偶者暴力対策の推進状況について報告があった。
   公安委員から「ストーカー・配偶者暴力に関する相談窓口について広報を徹底するとともに、相談しやすい窓口作りに努めてほしい」旨、発言した。
(3) 振り込め詐欺対策推進強化期間の結果について(平成20年5月〜6月)
本年5月から6月中に実施された「振り込め詐欺対策推進強化期間」の結果について、三重県内における匿名性の高い知能犯罪の認知・検挙状況、犯罪抑止のための施策の件数、振り込め詐欺対策推進強化期間中の結果等について報告があった。
公安委員から「振り込め詐欺の手口も、社会情勢などを巧みに利用しながら変化しているので、警察としても、先手を打った対策が必要である」旨、発言した。
(4) 飲酒取締り強化月間の実施結果について
本年6月中に実施された飲酒運転取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の取締り件数、全国及び中部管区内の飲酒運転取締り状況、悪質性等から逮捕事案となった強制事件の状況等のほか、今後の取組みとして、飲酒運転の実態に応じた取締り場所、時間を選定するほか、取締り手法に創意工夫を凝らすとともに、飲酒運転周辺者3罪等の取締りも併せて強力に推進すること等について報告があった。
(5) 暴走族取締り強化月間の実施結果について
本年6月中に実施された暴走族取締り強化月間の実施結果について、強化月間中の暴走族等の検挙状況、暴走族対策推進状況、特異事案等のほか、今後の方針として、暴走行為が多発する週末夜間を中心として、暴走族取締りを更に強化し、暴走行為の抑止と集団暴走発生時の積極的な事件化を図ることについて報告があった。
(6) 平成20年上半期の技術支援状況について
通信部が実施した平成20年上半期中の技術支援状況について、月別技術支援件数、内容別技術支援件数、主な技術支援状況等について報告があった。

225 議決事項

会議に先立ち公安委員から「洞爺湖サミットの応援部隊はしっかりと警備に携わっているようである。来週はサミット本番であり、警戒警備に万全を期してほしい」旨、発言した。

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金の支給(障害給付)について決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分17件を決定した。

226 報告事項

(1) 平成20年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について
本年6月10日(火)から6月30日(月)までの間行われた第1回三重県議会定例会について、一般質問においては「交番相談員の現状と効果について」等について質問があったこと、教育常任委員会においては「2008年版県政報告書(案)について」「犯罪情勢・交通情勢について」「地域の安全安心対策について」質疑がなされたこと、人事案件として、永井康興公安委員の再任について議案上程され、同意が得られたこと等について報告があった。
(2) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(重傷病給付)の受理について報告があった。
   公安委員から「犯罪被害者等給付金の申請等に関して、この種申請等の漏れがないようにシステムが構築され、本年6月から本格的に運用が開始されたと聞いている。この制度の漏れがないよう広報を徹底されたい」旨、発言した。
(3) ストーカー規制法に基づく警告の実施について
6月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況(平成20年上半期・概数)について
三重県内における平成20年上半期中の交通事故発生状況について、昨年比では、人身事故件数がマイナス437件、死者数がマイナス12人、負傷者数がマイナス620人、物損事故件数がプラス467件となっていること等のほか、6月中県下で発生した7件7人の死亡事故の特徴等について報告があった。
公安委員から「夏にはビアガーデン等で飲酒の機会も増える。また、死亡事故の原因として速度の出し過ぎが大きいのではないか、飲酒運転や速度違反の防止を図り、交通死亡事故を抑止して欲しい」旨、発言した。
(5) 公安条例の許可について
6月中の示威行進等2件の許可について報告があった。

227 議決事項

(1) 放置違反金納付命令に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令書に対する異議申立て2件について、棄却することを決定した。
(2) 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例の一部の施行期日を定める規則の制定について
 ICカード運転免許証の運用開始に向け、平成21年1月4日を施行日とする県規則の制定について了承した。

228 報告事項

(1) 情報セキュリティ対策の推進状況等について
情報セキュリティ対策強化のための環境整備として、私有パソコン等の一掃、外部記録媒体の自動暗号化ソフトウェアの導入、個人用ファイルサーバの整備、リユースパソコンの運用等を行っていること、さらに、情報セキュリティ対策として、全警察署に対する業務指導、本部所属に対する情報セキュリティ指導等を推進し、情報流出事案の再発防止を更に徹底していくことについて報告があった。
(2) 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律の施行及び留意事項について
 振り込め詐欺等の被害回復のための法律に関して、失権手続きや支払い手続き等の法の流れについて説明がなされるとともに、法が対象としている犯罪行為、金融機関への適切な対応、被害者等への適切な対応、口座名義人等への対応等の留意事項について報告があった。
公安委員から「伊勢警察署の警察署協議会において、伊勢署員が演じる振り込め詐欺防止の寸劇を見せていただいたが、大変上手く演技をしており、振り込め  詐欺の手口がよく理解できた。高齢者クラブ等でやって貰うと効果が高いと思う。是非活用されたい」旨、発言した。
(3) 夏の交通安全県民運動の実施について
夏の交通安全県民運動を、平成20年7月11日から7月20日までの10日間実施し、運動の重点を、
○ 子どもと高齢者の交通事故防止
○ 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
○ 飲酒運転の根絶
○ 自転車の安全利用の推進
とすること等について報告があった。
(4) 三重県警察新型インフルエンザ対策委員会の設置について
警察庁においては、本年4月に次長を長とする「警察庁新型インフルエンザ対策委員会」を設置し、7月を目途に警察の行動計画を策定することとしており、  三重県警察においても6月16日に「三重県警察新型インフルエンザ対策委員会」を設置し、新型インフルエンザ対策に関する行動計画を策定することについて報告があった。

229 議決事項

会議に先立ち、公安委員が「今日は午前中に『公安委員会表彰』を行った。地域に根ざした地道な活動により管内地域住民から信頼を得たと認められた3人の駐在所勤務警察官を表彰し、懇談を行ったが、三人とも管内治安維持に強い情熱を傾けるとともに大変な努力をされており、また夫婦ともども地域にとけ込んで活躍されている話を聞き、改めて深い感銘を受けた」旨、発言した。

(1) 店舗型性風俗特殊営業所に対する行政処分(営業停止処分)について
被処分者を、労働基準法第61条及び風営法第36条違反を犯し、風営法第30条第1項、同条第3項に該当することから「8月(240日間)」の営業停止とすることについて決定した。
(2) 自動車運転免許技能試験官の指定に関する規程の一部改正について
道路交通法の一部を改正する法律、道路交通法施行細則の一部を改正する内閣府令の施行に伴い「運転免許技能試験実施基準の制定について」が新たに制定されたことから「自動車運転免許技能試験官の指定に関する規程」について所要の改正を行うことを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分21件を決定した。

230 報告事項

(1) 平成20年7月中の業務計画について
業務重点を「夏の交通安全県民運動」とすること及び各部における7月中の主な業務計画について報告があった。
(2) 図柄入り公用名刺様式の新規追加について
県警察の公用名刺については、平成9年度から2様式を定め、予算化の上、運用しているところであるが、新たに県警モバイルサイトへのアクセス可能なQRコードを入れた公用名刺を追加することについて報告があった。
(3) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
4月及び5月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(4) 平成20年三重県警察記念日表彰式の実施について
平成20年三重県警察記念日表彰式が、平成20年7月1日(火)午前10時00分〜午前11時30分ころまでの間、三重県警察本部8階大会議室において、三重県知事・三重県議会議長・三重県議会教育常任委員会委員長・三重県警友会会長ほかが出席のもと、実施される予定であることについて報告があった。
(5) 「消費者保護対策強化月間」における取締り結果について
 平成20年5月7日から1か月間にわたり実施された「消費者保護対策強化月間」の取締り結果として、元貸金業者「ゾーン」における貸金業法(無登録)及  び出資法(超高金利受領等)違反事件の検挙等、月間中9件の生活経済事犯検挙があったことについて報告があった。
(6) 第42回交通安全子供自転車三重県大会の開催について
小学生が正しい交通ルールと安全な技術を身につけ、交通安全意識を向上させることにより、子どもの自転車安全利用の促進と交通事故防止を図ることを目的として、平成20年7月5日(土)、津市安濃町椋本の津市芸濃総合文化センターにおいて「第42回交通安全子供自転車三重県大会」を開催することについて報告があった。

231 議決事項

(1) 猟銃所持者に対する行政処分(許可の取消し)について
被処分者を、銃砲刀剣類所持等取締法第11条第1項第1号に規定する法違反を犯し、同法第11条第1項第3号に規定する許可の基準に該当する法第3条第  1項(けん銃等不法所持)の規定に違反したことにより、行政処分(猟銃所持許可の取消し)とすることについて決定した。
(2) 運転免許の行政処分について  
運転免許の行政処分20件を決定した。

232 報告事項

(1) 実戦的総合訓練の推進について
各警察署では、県民に信頼される強じんな執行力を備えた精強な第一線警察の構築に向け、松阪署多気駐在所において駐在所員が的確な判断により公務執行妨害被疑者を逮捕した事例等過去の教訓とすべき事案を題材とした想定に基づき、実戦的総合訓練に積極的に取り組んでいる。本部では、本年7月に実戦的総合訓練指導者研修会を開催予定であることや本部術科指導員による巡回指導により訓練技法の向上を図っていること等について報告があった。
   公安委員より「現場対応はケースバイケースであるから、このような実戦的訓練が望まれる。また、秋葉原の事件において、逮捕した警察官は周囲の状況を判断した上けん銃を構えており的確な対応であったと感じた」旨、発言した。
(2) 職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間(5月中)の実施結果について
職務質問による街頭犯罪抑止・検挙活動強化月間の実施結果として、刑法犯等の検挙状況、主な検挙好事例、職務質問指導班の活動、職務質問技能指導員等研修会の開催状況等について報告があった。
公安委員より「警察署協議会に陪席した際に、現場指紋・足跡の採取等について、実際の鑑識のやり方などを見せてもらった。職務質問にも関連して犯罪検挙率向上のためには、このような活動もいかに大切かを感じた」旨、発言した。
(3) 自転車利用者対策の推進について
改正道路交通法における自転車利用者対策として、普通自転車の歩道通行要件の明確化や児童・幼児のヘルメット着用の推進を図っていることについて説明が  なされるとともに、これら改正法及び自転車の基本的ルールの周知への取り組み状況、自転車利用者に対するルール遵守に重点を置いた活動状況等について報告があった。
   公安委員より「高校生による自転車通学時のマナーの悪さが目につくことから、今後も交通安全教育等の徹底によるマナー向上対策を図っていく必要がある」旨、発言した。 

233 議決事項

警察職員等援助派遣の同意について
警察法第60条第1項の規定に基づき、他県公安委員会から本県公安委員会に対して警察職員の援助要求があり、これに同意することを決定した。

234 報告事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(遺族給付)の受理について報告があった。
(2) 積極的な広報活動の推進について
テレビ局2社による密着取材を受けることとなった。県民の生命・身体を守るために日夜努力する警察官の姿を積極的に広報することは、警察活動に対する県民の理解と協力を得る上で極めて重要であり、現場で奮闘する個々の警察官の姿(警察官という職業の意義と魅力)を県民に正しく伝えるための方策の一つとして対応したい旨の報告があった。
公安委員より「テレビで警察官の活動を見ていただくことは県民の理解と協力を得るうえで極めて重要なことである」旨、発言した。
(3) 三重県警察取調べ適正化推進委員会の設置について
国家公安委員会決定を受けて警察庁から示された「取調べの適正化指針」に基づき、各種施策の企画、立案及び総合調整、警察庁との連絡調整を行い、同施策の迅速かつ着実な実施と、円滑で効率的な推進を図ることを目的として、平成20年6月2日に「三重県警察取調べ適正化推進委員会」を設置したことについて報告があった。

235 議決事項

(1) 三重県留置施設視察委員会委員の再任について
平成19年6月1日に任命された三重県留置施設視察委員会委員4名について平成20年6月1日から1年間の任期で再任することを決定した。
(2) 警察職員等援助派遣の同意について
警察法第60条第1項の規定に基づき、他県公安委員会から本県公安委員会に対して警察職員の援助要求があり、これに同意することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分21件を決定した。

236 報告事項

(1) 「COOLBIZ(クールビズ)」の実施について
夏期における電力・冷房用燃料使用量の削減など省エネルギー対策の推進、地球温暖化防止等の環境対策の推進を目的として、夏期における庁舎内冷房温度を28℃に設定し、効率的かつさわやかに勤務できるよう執務時間中、状況に応じて、ネクタイ・上着の着用を省略したCOOLBIZを奨励することについて報告があった。
(2) 第63回国民体育大会秋季大会への出動について
平成20年5月18日、三重武道館において行われた国民体育大会秋季大会柔道競技及び剣道競技の予選結果について報告があり、更に平成20年9月及び10月に大分県内で行われる第63回国民体育大会秋季大会柔道・剣道競技への出場選手について報告があった。

237 議決事項

会議に先立ち委員から「5月19日に、中部公安委員会連絡会議に出席したが、国家公安委員会の委員から、7月開催予定の全国公安委員会連絡会議について概要の説明があった。また、警察署協議会等行事への私たちの陪席も年々増加しており、私たちの仕事内容が年々密になってきている。公安委員であることに重責を感じている」旨の発言があった。

(1) 店舗型性風俗特殊営業店に対する行政処分(営業停止)について
被処分者を、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」第27条第2項・同第36条違反により、同法第30条第1項、同条第3項に基づく行政処分(営業停止処分)とすることについて決定した。
(2) 放置違反金納付命令書に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令書に対する異議申立て1件について、棄却することを決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分20件を決定した。

238 報告事項

1) 平成20年6月中の業務計画について
業務重点を「各種犯罪抑止のための街頭活動及び検挙活動の推進」とし、行事計画として、平成20年第1回三重県議会定例会(6月議会)、暴走族取締り強化月間、飲酒運転取締り強化月間等に取り組むとの報告があった。
(2) 平成20年度三重県議会役員改選結果について
平成20年第1回三重県議会定例会(5月16日本会議)において正副議長、監査委員などの他、常任委員会、予算決算常任委員会等の役員が選任されたほか、今後の議会日程として、教育警察常任委員会が6月2日、平成20年第1回三重県議会定例会が6月10日から6月30日までの間開催されること等の報告があった。
(3) 平成19年度三重県警察会計監査実施結果について
平成19年度中、三重県警察の全所属に対して実施した、平成18年度及び平成19年度の会計文書等に対する監査結果について報告があった。
公安委員から「今後も適正経理に努め、手続等に誤りの無いようにしていただきたい」旨の発言があった。
(4) 平成19年度警察庁会計監査実施結果について
平成19年度に警察庁において実施された会計検査の結果について報告があった。
(5) 平成20年度前期車両運転技能認定の実施結果について
平成20年5月10日(土)、17日(土)の2日間、三重県運転免許センターにおいて実施された車両運転技能認定の実施結果を踏まえて、警察職員による交通事故を防止するために、実戦的な指導教養等により、運転者及び同乗者双方による安全確認の徹底を励行させ、注意力の欠如による些細なミスを防止することが重要である等の交通事故防止対策について報告があった。
(6) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(重傷病給付)の受理について報告があった。
(7) 第40期(平成20年)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
平成20年5月2日(金)、津市牧町の雲出川緑地グランドにおいて、嘱託警察犬審査会を開催し、参加頭数49頭の中から選考した結果、嘱託犬22頭、候補犬1頭について嘱託・指定すること、及び嘱託・指定期間は、平成20年6月1日から1年間で、各警察署において嘱託書・指定書を交付する予定であることについて報告があった。
(8) 第36回二輪車安全運転三重県大会の開催について
二輪車の安全運転技能と交通マナーの向上を図り、二輪車による交通事故を防止することを目的として、平成20年6月8日(日)、三重中央自動車学校にお  いて「二輪車安全運転三重県大会」が開催されること、及び各クラスの上位者は、8月2日、3日に鈴鹿サーキットで行われる「第41回二輪車安全運転全国大会」への出場者として選考されることについて報告があった。
(9) 暴走行為採証実戦塾の開催について
暴走族の活動が活発化する夏季を控え、夜間採証技術の向上による共同危険行為等の禁止違反等の積極的な事件化と採証活動中の受傷事故防止の徹底を図ることを目的として、5月中県内3か所において、警察署暴走族Gメン等を対象として「暴走行為採証実戦塾」を開催すること、及び暴走族等の実態把握状況、検挙状況等について報告があった。
(10) 新名神高速道路における交通事故の現状と対策について
新名神高速道路の現状と交通事故の特徴について報告があり、更に、交通事故抑止対策として、
・ 速度抑止対策及び案内の明確化対策等の道路管理者への働き掛け
・ 新聞、テレビ等マスメディアへの情報提供
・ 交通指導取締りの強化
等の諸対策を行っていることについて報告があった。
   公安委員から「高速道路と一般道路では運転者のカーブに対する視覚的認識が異なり、高速道路での速度錯覚の違いからカーブを曲がりきれないことが多い。  冬場は特に運転に気をつけてほしい」旨の発言があった。

239 議決事項

会議に先立ち委員から「先日、警察安全相談業務研修会に出席して、本部・各署の相談員の日常業務の大変さを感じた。県民の要望の中で、非社会的な相談が多くなっている。現場で相談業務に当たる方たちの苦悩をかいま見た。先日、朝日新聞のアンケートで『人を信じて生きているか』との質問に67%の人が『信じていない、隣を歩いている人が何をしでかすか判らない』等と答えていた。それに加え有名な割烹や企業に対する不信感・不安感が増大している。人を信じる以前の問題が企業などから続々と露呈し、今後ますます大きな社会問題となろう。本日も議題がたくさん出ているが、県民が安全・安心を感じにくいという中で、警察の業務が一層難しくなってきていると感じている」旨の発言があった。

(1) 特定性風俗物品販売等営業所に対する行政処分(営業の停止)について
被処分者を、「刑法第175条」(わいせつ図画販売・わいせつ図画販売目的所持)違反により、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」第35条の2に基づく行政処分(営業停止処分)とすることについて決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分15件を決定した。

240 報告事項

(1) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年3月中)
  3月中における職務執行に関する苦情受理・処理状況等について報告があった。
(2) ストーカー規制法に基づく警告の実施について(平成20年4月中)
  4月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(3) ゴールデンウイーク中、行楽地における人出状況及び登山者数等について
○ 本年の主要行楽地の人出数は約158万人となり、前年に比べ約5万人が減少したこと
  ○ 山系別登山者数と山岳遭難発生状況(軽傷救出1、疲労救出1)
  ○ その他、多度大社「上げ馬神事」で祭礼馬が逆走して関係者等6人が重軽傷を負った事案及び白山町家城地内の河川での水難事故
等について報告があった。
(4) 食品への異物混入事案対策推進状況
   本年4月末から発生している「スーパーマケット等で販売されていたパン等に縫い針等が混入されていた異物混入事案」について、
  ○ 警察本部の対策として、店舗等における自主警戒の強化、販売物品の適正な保管と管理、防犯カメラの増設等警備体制の強化、不審物、不審者の早期発見と警察への速報、について文書で依頼
  ○ 警察署の対策として、警察官によるスーパーマーケットやコンビニエンスストアに対する訪問指導等を推進
  していること等について報告があった。
   公安委員から「一日も早く解決してほしい」旨の発言があった。   
(5) 在住外国人総合対策の推進結果と今後の対応について(平成19年度10月〜3月)
在住外国人との共生社会づくりの推進について、在住外国人総合対策推進本部での推進事項、三重県及び重点地区における主要な取り組みと警察署の対応、今後の具体的推進事項等について報告があった。 
   公安委員から「外国人の子どもの教育という面では、言葉がなかなか通じないため日本の学校に通っても『いじめ』に遭う、本国に帰りたいが帰っても本国の  学校にもなじめない、など悩みが深刻である。また、景気が良くなると進学率も良くなるなど、親の経済的余裕の有無によって左右される部分も大きいと思うが、  関係機関との連携を強化し、共生社会づくりに努めて欲しい」旨の発言があった。
(6) 三重県の交通事故発生状況について(平成20年4月末及びゴールデンウイーク中の概数)
三重県内の交通事故発生状況、全国・管区内の死者数、人口10万人以上の6市の死者ワースト順位、死亡事故の特徴及びゴールデンウィーク中の交通事故発生状況について報告があった。
(7) 公安条例の許可について
4月中の示威行進等13件の許可について報告があった。

241 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づき、犯罪被害者等給付金の支給(遺族給付)について決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分18件を決定した。

242 報告事項

(1) 平成20年3月末現在における情報公開及び個人情報の開示請求状況について
平成20年3月末における情報公開及び個人情報開示請求の受付件数、処理件数等について報告があった。
(2) 平成20年春の叙勲勲章伝達式の実施について
平成20年5月7日(水)三重県警察本部8階大会議室において実施される、平成20年春の叙勲勲章伝達式(授賞者26人)について、栄典制度の改革として、平成14年8月の閣議決定により、それまでの春秋叙勲とは別に警察官、自衛官、消防官など著しく危険性の高い業務に精励した者を対象とする叙勲の種類が設けられ、平成15年秋の叙勲から「危険業務従事者叙勲」が授与されることとなった経緯などについて報告があった。
(3) ゴールデンウィークの行楽地等の人出予想について 
平成20年4月26日から5月6日までの11日間について、
○ 雑踏警備対象箇所数(延べ26箇所)と同対象予想人出数(延べ175万人)
○ 人出10万人以上の「長島温泉」等対象行楽地
○ 登山者関係として、鈴鹿山系、台高山系の登山者予想と、近年、中高年代を中心とした県外ツアー登山客、単独登山者が増加していること及び過去の遭難事故事例
等について報告があった。
公安委員から「ゴールデンウィーク中、東名阪自動車道の交通渋滞がどの程度に収まるか懸念している。この期間中の潮干狩りにおける潮目の状態なども渋滞予想のポイントになる」との発言があり、担当者から渋滞予測の資料を示し、期間中における東名阪上下線の渋滞予想のほか、高速道路の走行時間による割引によって渋滞時間の分散化を図っている等の説明があった。
さらに公安委員から「近年、中高年の登山等での事故が増えている。登山にかかわらず一人旅が多くなった。女性の一人旅も多い。登山者ら各自が事故防止の配意を十分にしてほしい」旨の発言があった。
(4) 平成19年度の交番相談員の活動状況について
平成19年度は、交番相談員を14警察署・47交番に47名(男性46名、女性1名)配置しており、19年度から、特別活動として交番相談員による交番施設付近における警戒活動を実施することにより、付近住民から礼状が届く等好評を得ている旨の報告があった。
公安委員から「交番相談員の制服ができて、市民からよくわかってもらってよい。交番は地域社会にとって重要なところである。小学生から交番相談員の見守り活動に対して『ありがとう』といった手紙が届いたとのことであるが、喜ばしいことである。小さなことをコツコツと続けてもらいたい」旨の発言があった。
(5) 被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則の制定について
平成20年4月3日に公布された「被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則」(平成21年4月1日施行、一部は今年9月施行)の趣旨、概要、監督対象行為等について報告があった。
公安委員から「監督制度の実施に伴い書類等の作成事務も増えるが、書類等の紛失防止にも万全を期されたい。」旨の発言があった。
(6) 犯罪捜査規範の一部を改正する規則の制定について
犯罪捜査規範の一部を改正する規則の制定について、概要、公布・施行の時期等について報告があった。
(7) 振り込め詐欺対策の更なる推進について
振り込め詐欺にあっては、平成16年から全国警察をあげて検挙活動及び抑止対策の両面での取り組みを行っているにもかかわらず、被害状況が悪化傾向にあ  り、更なる対策が必要となっていることから、今後の新たな取組み方法等について報告があった。
公安委員から「振り込め詐欺の防止には、防犯広報が大切であり、口コミ広報の効果が大きい。インターネット等あらゆる広報媒体を活用して広報してほし   い」旨の発言があった。

243 議決

会議に先立ち委員長から「4月14日に保護司選考会に出席させていただいた。保護司になられる方も高齢化しており、だんだん少なくなっているようである。無職の保護観察対象者の再犯率が有職者と比べて5倍と高いが、地域格差もあってなかなか仕事に就けない保護観察対象者がいるようである。保護観察対象者が、犯罪に巻き込まれないよう社会が一体となって犯罪防止に取り組む必要性を感じている。」旨の発言があった。

(1) 行政事件訴訟(免許取消処分)について
運転免許取消処分の行政事件訴訟2件について受理し、応訴することを決定した。
(2) 平成20年度実地監査計画について
平成20年度の実地監査計画案について了承した。
(3) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分24件を決定した。

244 報告

(1) 平成20年5月中の業務計画について
重点としては、「総合力を発揮した街頭犯罪等抑止・検挙活動の強化」とし、主要行事として、春の行楽期における雑踏事故等各種事故の防止、振り込め詐欺  (恐喝)等事件捜査及び被害拡大対策推進強化、自転車利用者に対するルール遵守徹底のための広報キャンペーン等に取り組むとの報告があった。
(2) 平成20年度部外者講演会の実施について
平成20年4月から12月の間、警察本部で実施される警察職員の意識改革を目的とした部外有識者による講演の実施について報告があった。
   公安委員から「部外有識者による講演は、警察以外の世界を知り、識見を広める上でいい機会である。積極的に進めてもらいたい。」旨の発言があった。
(3) 平成20年度三重県警察術科大会の日程について
平成20年度の三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会が、
平成20年8月27日(水)、津市安濃中央総合体育館において、
三重県警察けん銃射撃大会が、
平成21年1月28日(水)、三重県警察学校射撃場において実施される予定であるとの報告があった。
(4) 平成20年度監察実施計画について
平成20年度の監察実施計画について、総合監察、随時監察、特別監察の実施方法等について報告がなされた。
公安委員から「監察結果を踏まえて、各部署へのフィードバック、その後の対策もしっかりやってもらうようにお願いしたい。」旨の発言があった。
(5) 街頭犯罪等の情勢について
平成20年第1四半期の街頭犯罪等の情勢について報告があり、抑止目標重点対象9類型(空き巣、忍込み、自動車盗、ひったくり、車上ねらい、路上強盗、  強姦、強制わいせつ、略取誘拐)では、特に空き巣・忍込み、ひったくりが増加したこと等について報告があった。
(6) カー・ナビゲーションによる新たな情報提供の開始について
本田技研工業株式会社が運営するカー・ナビゲーションの情報に県内の「車上ねらい、部品ねらい、自動車盗」の多発地点情報を登録して直接ドライバーに犯  罪情報を提供することにより、更なる犯罪被害の防止を図るシステムが運用されることについて報告があった。
(7) けん銃110番報奨制度の実施について
最近の厳しい銃器情勢をふまえ、幅広くけん銃その他の銃器等に関する情報の提供を受けるため、実名・匿名を問わず、事件の検挙に欠かせない情報の提供を  受けた場合で、けん銃その他の銃器が押収され、かつ、被疑者の検挙に至ったときに、通報者に対して、個別の事案に応じて報奨金が支払われる制度が実施され  ることについて報告があった。
(8) 三重県警察株主総会特別警戒本部の設置について
三重県警察株主特別警戒本部が、
平成20年5月1日(木)から同年6月30日(月)までの間、設置されることについて報告があった。
(9) 第40期(平成20年)嘱2託警察犬審査会の開催について
第40期嘱託警察犬審査会が、
平成20年4月24日(木)、津市牧町地内雲出川緑地グランド
において開催され「足跡追求、臭気選別、警戒」について審査されることが報告された。
(10) 春の全国交通安全運動の実施結果について
  平成20年4月6日から4月15日の間実施された「春の全国交通安全運動」
の実施結果について、昭和42年以来交通安全期間中の交通事故死者がゼロとなったこと等について報告があった。
(11) 春の行楽期における交通渋滞予想及び解消対策について
平成20年4月25日から5月6日までの12日間における県内の主な渋滞予想箇所等と交通渋滞解消対策について報告があった。

245 議決事項

(1) 放置違反金納付命令書に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令書に対する異議申立て1件について、棄却することを決定した。
(2) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分22件を決定した。

246 報告事項

(1) 警察署長会議の開催について
   本年4月30日、警察本部大会議室で開催される「警察署長会議」の議題等について報告があった。
   公安委員から、「前回の署長会議では若手警察官の育成が発表・協議項目のテーマであり、いい議論であった。今回の職員の身上把握の徹底というテーマも大  切なことである。身上把握、身上指導の徹底等について活発に協議されたい。」旨の発言があった。
【開催日時】
平成20年4月30日(水)
午後1時30分から午後5時15分までの間
【開催場所】
警察本部8階大会議室
(2) 三重県警察犯罪被害情報総合管理システムの運用について
被害者支援活動推進の一環として本年6月から本格運用される三重県警察犯罪被害情報総合管理システムについて報告があった。
   公安委員から「犯罪被害支援制度をもっと県民に周知させていただきたい。支援活動の拡充について積極的に推進してほしい。」旨の発言があった。
(3) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付、障害給付)申請受理について
「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」に基づく申請(重傷病給付、障害給付)の受理について報告があった。
(4) 通訳官の指定状況について
通訳官の指定状況、運用状況等の報告があった。

247 報告

会議に先立ち、4月1日付で着任された入谷本部長から公安委員に対するあいさつがあった。
1 平成20年度第1回三重県議会定例会(2月会議)の結果について
2月19日(火)から3月19日(水)の間行われた三重県議会定例会の結果について報告があった。
2 平成20年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員の指名及び特別訓練の実施について
平成20年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員の編成、指名式、支援体制、術科大会日程等について報告があった。
○ 平成20年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式
・日時 平成20年4月18日(金) 午前9時30分
・場所 警察本部8階大会議室
3 平成19年度総合監察及び第4四半期監察実施結果について
総合監察及び随時監察の監察項目、実施内容・結果等について報告があった。
公安委員から「監察は抜き打ちで実施されるのか」との質問があり、「総合監察以外は事前連絡なく実施している」旨の回答がなされた。これに対し公安委員から「毎日緊張感のある勤務が保たれるようによろしく」旨の発言があった。
4 警察用航空機の効果的活用事例について
  本年3月25日、航空「いせ」が警ら中、健康に不安のある方が行方不明になった事案でその方が運転する自動車を早期に発見し、無事保護した旨の報告があった。
公安委員から「よく発見した。今後もいい成果が出るようにしてほしい」旨の発言がなされた。
5 三重県の交通事故発生状況(平成20年3月末概数)
  交通事故の発生状況、特徴的傾向、対策等のほか、飲酒運転が増加してきているので、4月6日から始まる春の全国交通安全運動における飲酒運転根絶対策を強化することについて報告された。
 公安委員から「飲酒取締りの強化等をしなければならない最近の状況を住民の方が感じていただかなければいけない。春の全国交通安全運動をしっかりやってもらいたい」旨の発言があった。
6 新名神高速道路開通1か月後の状況について
  本年2月23日に供用開始された新名神高速道路開通1か月後の状況について、開通効果の反面、東名阪自動車道の交通量が増加したこと、交通渋滞の緩和対策について報告があった。

248 報告事項

会議に先立ち委員長から「先日警察学校の卒業式に行かせてもらったが、卒業生には、清く正しく明るい警察官となるよう期待したい。警察の力強さをいつまでも県民に与えてほしい」旨の発言があった。
1 平成20年度警察本部通常点検等の実施について
平成20年度の通常点検と本年4月から新たな試みとして通常点検の後に実施する現場対応措置訓練の実施計画等について報告があった。
公安委員から「警察官の技能が落ちていると言われていることを念頭に訓練を実施するのか」「警察署ではどのような訓練をしているのか」等の質問があり、  これに対して「従前から実戦に近い逮捕術訓練を行っており、それに4月からは職務質問等実務的なものを取り入れて実戦的な現場対応訓練を実施する」「各種専科教養、伝承教養や警察署における兄友制度により技能を継承している」等の回答があった。
2 職務執行に関する苦情受理・処理状況について(平成20年2月中)
平成20年2月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
公安委員から「警察の仕事は、相手の受け止め方によって理解されないこともあるが、現場では理解を得られるような対応に心がけていただきたい」旨の発言があった。
3 春の全国交通安全運動の実施について
本年4月6日(日)から4月15日(火)まで実施される春の全国交通安全運動の基本、重点、主要行事等の概要について報告があった。
公安委員から自転車指導取締りの強化に関連して「学校や老人会等あらゆる機関、団体を通じて自転車の正しい乗り方やマナーの向上に向けた教育を強化してほしい」旨の発言があった。
【開催期間】
 平成20年4月6日(日)から4月15日(火)
【運動の基本・重点】
◇ 基本
子どもと高齢者の交通事故防止
◇ 重点
1 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
2 自転車の安全利用の推進
3 飲酒運転の根絶

249 議決事項

(1) 三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程(案)について
道路交通法の一部改正、道路交通法施行令の一部改正及び三重県道路交通法施行細則の一部改正に伴う「三重県公安委員会事務専決規程の一部を改正する規程」案について了承した。
(2) 国民保護法・施行令等に関する事務専決関係規程の一部改正(案)について
  国民保護法その他関係法令に規定された三重県公安委員会の権限に関する事項を決定するための「国民保護法・施行令等に関する事務専決関係規程の一部改正」案について決定した。
公安委員会から「この業務は、県民にとっても非常に重要なものであり、配意していただきたい」旨の発言があった。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分23件を決定した。

250 報告事項

(1) 平成20年4月中の業務計画について
重点は、「春の全国交通安全運動」とし、主要行事として、学年末及び新学期における少年の非行防止及び犯罪被害防止対策の推進、管内実態把握活動強化、 春の行楽期における交通渋滞解消等に取り組む旨の報告があった。
   公安委員から「行事の中に『こころの健康相談日』等が計画されているが、引き続き職員のメンタルヘルスの対策に配意いただきたい」旨の発言があった。
(2) 最近の警備情勢について
最近の警備状況について報告があった。

 定例会議の最後に公安委員から「今回の人事異動で多くの職員が今の職場を異動することとなるが、今後も引き続き情熱を持って取り組んでいただきたい」旨の発言があった。

251 議決事項

定例会議の開催に先立ち、委員長から平成19年の警察改革の推進状況の報告に関し「一番関心を持ったことは『警察活動を支える人的基盤の強化』の中の『教育の充実』についてである。上司がいかに指導教養するかにかかっている。」「人を育てることは、『その人に考えさせること』『日頃の考え方を伝授し実践させること』が大切であり、これが教育ではないかと考える。」旨の発言があった。
(1) 三重県公安委員会表彰規程(案)の制定について
警察責務の遂行に関し多大な功労があると認められる三重県警察職員又は三重県警察の部署及び警察運営に関し多大な協力があると認められる三重県警察以外の個人又は団体に対し三重県公安委員会から表彰を行うことができる「三重県公安委員会表彰規程」案について了承した。
(2) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
交番・駐在所の立替え、統廃合等に伴い、交番・駐在所の位置及び所管区を変更するための「幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正」(案)について了承した。
公安委員から「新しい白子交番は、建物も大きく立派である。地域のコミュニティーの場としての活用も大いに期待できると感じた」旨の発言があった。
【主な変更内容】
○ 四日市西警察署菰野警察官駐在所の位置を変更 
現 行  菰野町大字千草
改正後 菰野町大字菰野
○ 鈴鹿警察署白子交番の所在地を変更
現 行  鈴鹿市白子本町
改正後  鈴鹿市白子駅前
○ 尾鷲警察署矢口警察官駐在所を廃止し、引本警察官駐在所と統合

(3) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則について(公安委員会規則)
  公安委員会が定める車両の積載物の車高制限区間を新たに指定するため等にともなう「三重県道路交通法施行細則の一部改正を改正する規則」案について了承した。
(4) パーキングメーター等の管理委託に係る公安委員会が認める法人について
パーキングメーター等の管理委託に係る一般競争入札に関し、締切日までに入札参加確認申請書の提出があった1法人について、入札参加資格を認定することを了承した。

252 報告事項

(1) 実地監査結果について
平成20年1月15日から2月8日の間、三重県警察の全留置施設に対し実施した監査について、その実施日、対象留置施設、監査官、監査結果及び指導事項等について報告があった。
(2) 「職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間」(2月中)実施結果について
平成20年2月に実施した「職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動強化月間」中における刑法犯等の検挙状況、検挙の好事例、月間の優秀・優良警察署等について報告があった。

253 議決事項

(1) 放置違反金納付命令書に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令書に対する異議申立て2件につき審査した結果、棄却する  ことを決定した。

254 報告事項

(1) 警察改革の推進状況について
平成19年中の三重県警察における警察改革の推進状況に関し、警察改革要綱の着実な実施と充実、治安の回復、幹部を始めとする職員の意識改革、不祥事の防止等について報告があった。
   公安委員から
    「警察改革の推進状況を他県と比較してみるのも良いことである。また、他県の好事例を参考とすることも必要である」
    「このような形で、毎年とりまとめて公安委員会に報告することは、警察業務全体に一種の緊張感を保持することになり良いことである」
    「警察改革を推進していく過程で問題点を抽出し、検証していくことは組織にとって良いことだ」
旨の発言があった。
(2) 第2回犯罪被害者支援チャリティコンサートの実施結果について
   平成20年3月2日(日)、三重県総合文化センターで実施した第2回犯罪被害者支援チャリティコンサートの来場者数、反響等について報告があった。
  公安委員から「チャリティコンサートは盛況であった。会場の雰囲気も良く犯罪被害者支援に期待できる啓発活動であった」旨の発言があった。
【来場者数】
1,200人
(3) ストーカー規制法に基づく警告の実施について
   平成20年2月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(4) インドネシア人による地下銀行事件の検挙について
   インドネシア人による銀行法違反「無免許営業」の検挙に関し、犯行実態、手口等について報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況(平成20年2月末概数)について
平成20年2月末現在における三重県の交通事故発生状況と交通死亡事故の特徴等についいて報告があった。
【交通事故発生状況(1〜2月)】
○ 総事故件数   10,791件(前年同期対比+872件) 
○ 人身事故件数 2,021件(前年同期対比 −44件)
○ 死者数         15人(前年同期対比  −2人)
○ 負傷者数     2,690人(前年同期対比−106人)
○ 物件事故     8,770件(前年同期対比+916件)
【死亡事故の特徴等(1〜2月)】
○ 高齢死者数        8人(前年同期対比+2人)
○ 交通弱者         9人(前年同期対比+1人)
※ 交通弱者とは、自転車乗車中及び歩行者
○ 飲酒運転による死亡事故3件(前年同期対比+1件)

(6) 公安条例の許可について(平成20年2月中)
平成20年2月中に申請のあった示威行進等5件の許可について報告があった。

255 議決事項

会議に先立ち、公安委員長から「先日、亀山警察署の関交番に立ち寄った。この中で、一部地区では高齢化が進んでおり、自主防犯活動も容易ではないとの住民の声を聞かせてもらい、地域により自主防犯活動への取組み実態が異なっていることが分かった」旨の発言があった。
 それを受けて本部長から「亀山市は旧来の住宅地域が残っている一方、工場誘致等より団地が増えるなど、旧来の住民と新しい住民が混在している地域であり、防犯活動を活発に行うためには新旧住民の連携が必要である。このような中で住民の警察に対する期待は大きく、警察としてはやるべきことを確実にやっていくことが大事なことである」旨の発言があった。

(1) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について
平成20年度の組織改編に伴う「三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(公安委員会規則)」案について了承した。
(2) 三重県警察の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について
平成20年度の組織改編に伴う「三重県警察の組織に関する規程の一部を改正する規程(公安委員会規程)」案について了承した。

256 報告事項

(1) 平成20年春の組織改編等について
県内の犯罪情勢を踏まえた体制の強化等に重点を置いた、平成20年春の組織改編等について報告があった。
(2) デジタルテレビによる新たな情報提供の開始について
デジタルテレビ向けのインターネット情報サービス企業との連携により、同社が運営する防犯情報サイト「くらしの防犯サイト」に、県内の犯罪情報を掲載し、テレビ視聴者に対し犯罪情報提供を行うことに関し、情報提供の内容、方法等について報告があった。
【運営会社】
株式会社「アクトビラ」
【運用開始日】
平成20年2月28日(木)午前10時から
【くらしの防犯サイト】
情報サービスサイトの一つで、防犯対策、防犯機器の紹介等各種防犯情報を提供している。
【情報提供の方法】
インターネット接続されたデジタルテレビを使用し、視聴者がサイトにアクセスすることにより視聴することができる。
【情報提供の内容】
現在、携帯電話利用者を対象にメール配信を行っている「事件事故情報」「不審者情報」の2種類
【今後の予定】
カーナビゲーションによる情報提供の実施に向けて準備中

257 議決事項

(1) 風俗営業店に対する行政処分(営業停止)について
被処分者を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」第9条第3項第1号、第36条及び第36条の2第2項の規定に違反したことにより、同法第26条第1項及び同条第2項に基づく行政処分(営業停止処分)とすることについて決定した。
(2) 放置違反金納付命令書に対する異議申立てについて
放置違反金納付命令書に対する異議申立て2件について、棄却することを決定した。

258 報告事項

(1) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
平成20年1月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況等について報告があった。
公安委員から「警察署には、交通安全協会の職員等警察職員ではない者も業務を行っているが、一般人からすれば警察職員の一人であると見ている。他団体の職員であっても市民応接要領を教養し、苦情のないようにしていただきたい」旨の発言があった。
(2) 銃砲一斉検査等に係る諸対策の推進状況等について
平成20年1月28日(月)から同年2月15日(金)までの間に実施した三重県内における銃砲一斉検査の推進状況、防犯指導の実施結果、立入検査の実施状況、諸対策の効果等について報告があった。
公安委員から「残弾の返納についても適正処理の指導を徹底していただきたい」旨の発言があった。
【狩猟期間中(平成19年11月15日から平成20年2月15日までの間)猟銃による事故の発生はなかった。】
(3) 美し国三重市町対抗駅伝の開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
「美し国三重市町対抗駅伝」が平成20年3月16日(日)に津市から伊勢市間のコースで開催されることに伴い、交通整理体制、交通規制上のポイント等について報告があった。
【開催日時】
平成20年3月16日(日)午前9時00分から
【コース等】
 津市三重県庁前から伊勢市県営陸上競技場
 10区間:42.195q
(4) その他(公安委員会からの提言)
   公安委員から「交番・駐在所で住民と良好な関係を保持し、地道ではあるが頑張っている警察官を公安委員会として表彰してはどうか。表彰できるのなら、表彰の方法を考えたいと思う」「地域のお巡りさんとして信頼されている警察官、地域の実態を把握し地域との交流を深め、警察の土台を支えてもらっている警察官に対し、公安委員会として感謝の気持ちを表したい。このことで、交番、駐在所員の励みとなる」旨の提言があった。
   これに対して本部長から「警察記念日表彰での駐在所夫人に対する表彰、毎年初めには実績を上げている駐在所員を表彰している。これらは本部長表彰である  が、公安委員会による表彰については早急に検討させていただく」旨の発言があった。

259 議決事項

(1) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
松阪警察署七日市警察官駐在所の移転建て替えによる駐在所の名称及び所管区の変更に伴う、「幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正」案について了承した。
(2) 工事期間中の信号機の設置・管理委任について
熊野尾鷲道路のアクセス道路における新設信号機について、道路交通法、同法施行令、三重県道路交通法施行細則に基づき、道路管理者(県)に設置管理を委任することを決定した。

260 報告事項

(1) 平成20年3月中業務計画について
重点目標は、「年間目標を見据えた各種活動の強化」とし、主要行事としては学年末及び新学期における少年の非行防止及び犯罪被害防止対策の推進、高校生等の運転免許受験対策等に取り組む旨の報告があった
(2) 平成20年第1回三重県議会定例会について
平成20年第1回三重県議会定例会の会期日程、警察関係議案等について報告があった。
(3) 平成19年の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
平成19年の情報公開及び個人情報の開示請求受付件数、受理状況、特徴等について報告があった。
【情報公開】
○ 開示請求受付件数
公安委員会   1件
 警察本部長  30件
合   計  31件
【個人情報】
○ 開示請求受付件数
公安委員会   0件
  警察本部長  13件
合   計  13件
(4) 平成19年の交番・駐在所に対する巡回指導結果について
平成19年の交番・駐在所に対する巡回指導に関して、実施日数と施設数、業務指導の結果、検証と記録化等について報告があった。
また、巡回指導結果の中で、地道で目立たないが見習うべき交番・駐在所員の実例の紹介があった。
公安委員からは
     「すばらしい立派な警察官がいることが分かった。派手な活動はないが、住民から愛され、信頼される警察署員は警察の鑑であるばかりでなく、人間の鑑である」
     「より多くの警察官が、このような姿勢で業務に従事しておれば、更に警察は良くなるだろう。このような立派な警察官が他の警察官にも影響を与えれることができれば良いと思う」
  旨の発言があった。
(5) 平成19年の暴走族取締り状況について
平成19年の暴走族取締りに関し、暴走族等総検挙状況、共同危険行為等の禁止違反検挙状況、暴走族関係110番受理状況、県内暴走族の特徴的傾向等について報告があった。
  【暴走族等総検挙状況】
○ 検挙件数  123件  
○ 検挙人員  176人(逮捕人員を含む)
○ 逮捕人員 47人
【特徴的傾向】
グループの小規模化の進行・・・1グループ平均約6人

261 議決事項

(1) 新名神高速道路等における交通の取締り等に関する警察官の職権行使及び細目的事項の協定について
新名神高速道路が平成20年2月23日に開通することに伴い、滋賀県警察と「新名神高速道路等における交通の取締り等に関する警察官の職権行使及び細目的事項」の協定の締結について了承した。
(2) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分18件を決定した。

262 報告事項

(1) 平成19年中におる警察安全相談受理状況について
平成19年中の生活安全相談の受理に関し、年別受理件数、各警察署別受理件数、部門別受理件数等について報告があった。
   公安委員から「安全相談だけで措置できない場合は、担当する機関を適切に教示してあげていただきたい」旨の発言があった。
【平成19年中の警察相談】
○ 受理件数・・・29,372件
○ 前 年 比・・・−4,111件(−12.3%)
(2) 平成19年中におる苦情の受理状況について
平成19年中の苦情の受理に関し、苦情受理件数、内容別受理件数、原因別受理件数等について報告があった。
公安委員から「例えば、事件現場では、警察官が発する普通の言葉が被害者に厳しくとらえられることがある。このようなことも考えて、ひとつの言葉を大切にして警察業務を執行していただきたい」旨の発言があった。
(3) ストーカー規制法に基づく警告の実施について
平成20年1月中におけるストーカー規制法に基づき警告した事案について報告があった。
(4) 視聴覚教材の作製について
三重県警察が逃走車両捕捉技術の習得と受傷事故防止を主眼とした車両走行訓練及び逃走防止用装備資機材の検証等を実施した状況の映像を編集しDVDを作製したことについて報告があった。
(5) 三重県の交通事故発生状況について
平成20年1月末現在における三重県の交通事故発生状況と交通死亡事故の特徴等について報告があった。
公安委員から「昨年の交通事故対策は集中してよく頑張ってもらい成果を残した。本年1月は増加傾向が見られたが、2月に入り少なくなってきており、このまま気を引き締めて取締り等の対策をよろしく願いたい」旨の発言があった。
【死亡事故の特徴等】(1月末)
○ 死者数  11人(前年同期対比+2人)
○ 高齢死者数 6人(前年同期対比+5人)
○ 交通弱者  6人(前年同期対比+3人)
(交通弱者とは、自転車乗車中及び歩行者)
○ 飲酒運転による死亡事故2件(前年同期対比+1件)

263 議決事項

(1) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則について(公安委員会規則)
新名神高速道路開通に伴う「三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則」案について了承した。
【改正内容】
 ○ 三重県公安委員会が、車両積載物の車高制限を4.1メートルとする
     1区間(亀山〜滋賀県境)を新たに指定するもの。                        (車高制限の原則は3.8メートル)
【施行期日】
平成20年2月23日(土)〈新名神高速道路一部供用開始日〉

264 報告事項

(1) 「一定の公職にある者等からの要望等」の受理状況について
一定の公職にある者等からの要望等の受理状況に関し、月別受理状況、「公職にある者等」別受理状況、県における取扱要領の見直しの状況等について報告があった。
(2) 平成19年の被害者対策実施状況について
平成19年の被害者対策実施状況に関して、被害者支援要員の運営状況、犯罪被害者給付制度の運用状況、社団法人みえ犯罪被害者総合支援センターの活動状況等について報告があった。
   公安委員から「1月30日の警察署協議会代表者会議終了後、被害者家族の方の講演があり、その気持ちがよく理解できた。今後、みえ犯罪被害者総合支援センターの存在がますます重要となってくるので、警察の支援をよろしくお願いしたい」旨の発言があった。
【社団法人みえ犯罪被害者総合支援センターの活動状況】(平成19年中)
    ○ 相談件数・・・・・486件(電話、面接、その他)
    ○ 支援実施事件・・・ 20件
    ○ 支援回数・・・・・ 84件(法廷付添い、病院付添い、家庭訪問等)
(3) 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
平成19年12月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(4) 平成19年の水難及び山岳遭難の発生状況について
平成19年中の水難及び山岳遭難に関して、態様別発生状況、特徴等について報告があった。
【平成19年の水難発生状況】
○ 発生件数・・・・32件(前年比+ 5)  ○ 水難者数・・・・53人(前年比+21)
【平成19年の山岳遭難状況】
○ 発生件数・・・・30件(前年比+20) ○ 遭難者数・・・・48人(前年比+37)
【特徴】
@ 夏期から秋期にかけて、発生件数は17件、全体の56.6%
A 鈴鹿山系が15件と半数を占め、台高山系が4件と続く
B 原因別では道迷いが最も多く、次いで滑落・転落である
C 遭難者の内、40歳以上の中高年が32名で、全体の66.6%を占める    
D 遭難者からの救助要請は、30件中21件が携帯電話からの通報による
E 登山届けを提出していたのは、30件中3件のみ
(5) 平成19年の警察航空隊の業務推進結果について
平成19年の警察航空隊の業務推進結果に関して、運航時間、運用状況、今後の取組み等について報告があった。
公安委員から「夜間飛行の技術もあるようだが、事故の絶無を期すようお願いしたい」旨の発言があった。
(6) 「警察捜査における取調べ適正化指針」について
   警察捜査における取調べ適正化指針に関して、取調べに対する監督の強化、取調べ時間の管理の厳格化、捜査に携わる者の意識向上等について報告があった。
公安委員から「公安委員会への報告も多くなるが、悪に対しては毅然とした態度で向かっていただきたい」旨の発言があった。
(7) 平成19年の不法滞在等外国人の検挙・摘発状況について
平成19年の不法滞在等外国人の検挙・摘発状況に関して、警察署別、地域国籍・性別、態様別等について報告があった。
(8) 公安条例の許可について
1月中の示威行進等2件の許可について報告があった。

265 議決事項

運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分17件を決定した。

266 報告事項

(1)平成19年度警察署協議会代表者会議の開催について
平成20年1月30日(水)、警察本部で開催される平成19年度警察署協議会代表者会議の目的、出席者、会議次第等について報告があった。
   公安委員から「警察署協議会の進め方が徐々に良くなっている。警察署協議会委員の方各々の考え方を生かすことが大切である」旨の発言があった。
  【開催目的】
 県下18警察署の会長等が一堂に会し、警察署協議会の運営及び当面の課題等について検討・協議し、今後の警察署協議会活動の更なる充実を図ることを目的する。
  【出席者】
○ 警察署協議会代表者
   ○ 公安委員会委員
   ○ 警察本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官等
(2) 平成19年中における地域警察官による刑法犯等検挙状況について
平成19年中における地域警察官による刑法犯等検挙状況、平成20年の刑法犯等検挙活動の取り組み等について報告があった。
(3) 平成19年中における少年警察関係の情勢について
平成19年中における三重県の非行少年、不良行為少年、福祉犯等について報告があった。
公安委員から「少年非行の減少とともに暴走族も少なくなってきたように思う。これは、暴走族排除の教育、広報が効を奏しているのではないか。この意味からも、本年の年頭視閲式に子ども達が見学に来たことは良いことである」旨の発言があった。
(4) 情報セキュリティーの日に向けた取組について
   平成20年2月2日(土)、イオンモール鈴鹿ベルシティーで実施される「情報セキュリティの日」に関連したイベントに関し、実施内容、参加者等について報告があった。
公安委員から「イベントの集客は、広報だけでなく学校等に呼びかけることも大切である。この内容をアピールするのには、いかに多くの人に参加していただけるかが重要である」旨の発言があった。
【実施日時場所】
○ 平成20年2月2日(土)10時00分〜18時00分
○ 鈴鹿市庄野羽山4丁目1−2
  イオンモール鈴鹿ベルシティ 1階催事場(時計広場)
【実施内容】
・ 携帯電話事業者の講演
 「携帯電話の安全利用について」 
・ 警察庁監修ビデオ上映
「サイバー犯罪事件簿2」
「出会い系サイトの罠」
・ フィルタリングに関する広報
・ インターネット安心・安全相談受付窓口の開設
・ 警察情報通信部の講話
 「家庭で対策!情報セキュリティ」
(5) 自転車利用者に関する県民の意識調査結果について
三重県警察が、改正道路交通法の施行に伴い実施した自転車利用者に関する県民の意識調査に関し、調査対象、調査結果、県民の意識調査結果を踏まえた今後  の対応等について報告があった。
【意識調査の目的】
  改正道路交通法の施行に伴い、自転車利用者に対する県民の意識を把握して、ニーズに応じた自転車対策を推進するため。
【実施期間】
平成19年12月17日(月)から平成20年1月15日(火)までの間
【調査対象】
  総数1,700人を対象に実施(運転免許センター及び各警察署) 
(6) 化学テロ初動対処合同訓練の実施について
平成20年1月31日(木)に実施される化学テロ初動対処合同訓練に関し、訓練参加機関、訓練想定、訓練項目等について報告があった。
公安委員から「今年はサミットもあるので、更なる訓練を重ね、日本の警察の力を示していただきたい」旨の発言があった。

267 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分23件を決定した。

268 報告事項

(1) 平成20年2月中業務計画について
重点は、「未処理事案等の確実な処理の徹底」とし、主要行事は、銃砲刀剣類の一斉検査、サイバー犯罪防止のための情報セキュリティ対策の推進、職務質問による街頭犯罪等抑止・検挙活動の強化、告訴告発事件等捜査の強化、交通事故捜査業務の推進等に取り組む旨の報告があった。
(2) 平成19年度第3四半期監察実施結果について
 平成19年12月中に実施した、平成19年度第3四半期監察に関して、対象所属、監察実施者、監査項目等について報告があった。
公安委員から「監察の実施は、組織の中で緊張感を保持するために大事なことである。本年から総合監察の対象を全警察署にしたことは、その意味でも良い方法である。」旨の発言があった。
(3) 平成20年街頭犯罪等抑止総合対策について
街頭犯罪等抑止総合対策に関し、平成19年中の抑止結果、平成20年街頭犯罪等抑止総合対策の概要等について報告があった。
公安委員から「刑法犯の発生件数を抑止するためには、地域での防犯コミュニティーをしっかり作ることが重要ではないか。高齢者のボランティアを募るなど、いかにその輪を広げるかがポイントである。そのためには警察が地域住民をうまくバックアップしていく必要がある。」旨の発言があった。
【平成20年街頭犯罪等抑止総合対策の概要】
○ 目的
県民が不安を感じている路上強盗、ひったくり等の街頭犯罪及び侵入窃盗等の侵入犯罪について、発生を抑止することを目的とする。
抑止対象犯罪
○ 重点対象犯罪
  県民の身近な不安となっている犯罪で、重点指向して抑止対策を行っていく必要がある犯罪
自動車盗、ひったくり、車上ねらい、路上強盗女性、子どもが被害者となる割合が高い強制わいせつ、強姦、略取誘拐
空き巣、忍び込み
○ 犯罪情勢に応じた対象犯罪
重点対象犯罪以外で県民の身近な不安となっているもので、刑法犯認知件数に占める比率が高い犯罪オートバイ盗、自転車盗、部品ねらい、自動販売機ねらい
上記以外で、地域住民の身近な不安となっているもの、地域における犯罪発生件数に占める比率の高いもの等で、警察署が抑止対策を行うことが必要と認めたもの
(4) 平成19年中におけるストーカー・配偶者暴力対策実施状況について
   平成19年中におけるストーカー・配偶者暴力対策に関し、認知件数、相談件数、対応状況、被害者の状況等について報告があった。
(5) 平成19年の犯罪情勢について
平成19年の刑法犯の認知・検挙状況、重要犯罪・重要窃盗・暴力団犯罪・匿名性の高い知能犯罪等の推移について報告があった。
(6) 平成19年改正道路交通法の施行に向けた取組みについて
平成19年改正道路交通法の施行に関し、改正道路交通法1年以内に施行するもの、自転車利用者対策に係る取組み、後部座席シートベルトの着用義務付けに向けた取組み等について報告があった。
   公安委員から
「自転車利用者に対する啓発活動やルールを指導することは非常に大切なことである。」
「自転車は車道を通行しなければならないというのが原則であるが、自転車が通行する道路の安全性の確保も必要である。」
「後部座席シートベルトの着装を三重県警察全職員に徹底し、県民へ範を示すことは良いことである。」旨の発言があった。
【平成19年道路交通法改正後1年以内(H20.6.19)に施行するもの】
○ 自転車利用対策・・・自転車の歩道通行要件の見直し等
○ 被害軽減対策・・・・後部座席シートベルト着用の義務付け
○ 高齢運転者対策等・・75歳以上の高齢運転者の高齢運転者標識の表示義務付け等
【自転車安全利用五則】
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4 安全ルールを守る
○ 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
○ 夜間はライトを点灯
○ 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5 子どもはヘルメットを着用

269 議決事項

1 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について
警務部長から、平成23年春の三重県警察の主な組織改編と、これに伴う三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)の制定について説明があり、原案どおり議決された。
2 三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)の制定について
警務部長から、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)の制定について説明があり、原案どおり議決された。
3 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について
交通部長から、三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)の制定について説明があり、原案どおり議決された。
4 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分を決定した。

270 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年3月中業務計画について
警務部長から、平成23年3月中業務計画について報告があった。
委員から、「振り込め詐許o滅の日を毎月15日としている理由は何か。」
との質問があり、生活安全部長から、偶数月の15日が年金の振込日であり、多くのお年寄りが金融機関を利用することが理由であるとの説明があった。
○ 平成22年度警察費最終補正落Z案について 警務部長から、平成22年度警察費最終補正落Z案ついて報告があった。
委員長から、「今年度の退職者数が、見込み数より下回っている理由は何か。」との質問があり、警務部長から、落Z編成の時点では、退職者数が未確定であり、勧奨退職者等が当初の見込みより減少したことによるとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成23年1月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部長から、人事案件について報告があった。
○ ジャスコ四日市尾平店における窃盗未遂事件の送致について
刑事部捜査第一課次長から、ジャスコ四日市尾平店における窃盗未遂事件の送致について報告があった。

271 議決事項

○ 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
警務部長から、幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について説明があり、原案どおり議決された。
○ 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○ 警察官の援助要求について
警備部長から、福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
○ 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分を決定した。

272 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成22年中のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について
生活安全部長から、平成22年中のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について報告があった。
委員から、「法に基づく警告とは何か。」との質問があり、生活安全部長から、事案が発生した場合、まず書面による警告を行い、従わない場合は、禁止命令から強制措置へと進むが、法に基づく警告は、この書面による警告であるとの説明があった。
○ フィルタリングの100%普及を目指した関係事業者に対する要請活動等の実施について 生活安全部長から、児童の使用する携帯電話について、フィルタリングの100%普及を目指した関係事業者に対する要請活動等の実施について報告があった。
○ 交通安全教育技法に関する指導者研修会の開催について
交通部長から、交通安全教育技法に関する指導者研修会の開催について報告があった。

(2) その他
○ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年1月28日から平成23年2月24日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。

273 議決事項

1 交通規制の実施について
交通部長から、平成22年度第4回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
2 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり15件の行政処分を決定した。

274 報告事項等

(1) 報告事項
○ 警察改革の推進について(総合評価書(案))
警務部長から、警察改革の推進(総合評価書(案))について報告があった。
委員長から、「今回、国と県が総合評価書を作成したが、警察改革は今後どうしていくのか。」との質問があり、警務部長から、今後は、警察改革の精神を具現化した施策について、三重県警察政策大綱の中で、更なる定着化、深化を図っていくとの説明があった。
○ 平成22年度総合監察の実施結果について 警務部首席監察官から、平成22年度総合監察の実施結果について報告があった。
○ 平成23年度監察実施計画について
警務部首席監察官から、平成23年度監察実施計画について報告があった。
○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、平成23年2月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ 初動捜査の高度化について
刑事部長から、夜間等における初動対応の強化のための装備資機材を始めとする初動捜査の高度化について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成23年2月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
○ 人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○ 人事案件について
警務部長から、人事案件について報告があった。

275 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「本日で平成22年度最後の定例会議となった。今春の異動は大規模であることから、引き継ぎに遺漏のないようにしていただきたい。」との発言があった。
本部長からは、「人事異動に際し、漏れのないよう、引き継ぎを徹底する。」との報告があった。

276 議決事項

(1) 平成23年度実地監査計画(案)について
警務部長から、刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律に基づく平成23年度実地監査計画(案)について説明があり、原案どおり承認された。
承認に際し、委員長から、「平成23年度から導入されるキャリアパス制度によって、若手の全警察官に留置管理業務を経験させることとなる。未経験者に対して、教育・指導をしっかりやってほしい。」との発言があった。
(2) 風俗営業者に対する行政処分(風俗営業許可の取消し及び飲食店営業の営業停止命令)について
生活安全部長から、風俗営業者に対する行政処分(風俗営業許可の取消し及び飲食店営業の営業停止命令)について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 風俗営業者に対する行政処分(風営適正化法第8条第2号に基づく風俗営業許可の取消し)について
生活安全部長から、風俗営業者に対する行政処分(風営適正化法第8条第2号に基づく風俗営業許可の取消し)について説明があり、原案どおり承認された。
(4) 三重県暴力団排除条例の施行に伴う専決規程の一部改正について
刑事部長から、三重県暴力団排除条例の施行に伴う専決規程の一部改正について説明があり、原案どおり議決された。
(5) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分を決定した。

277 報告事項

(1) 報告事項
○ 平成22年度「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について
警務部長から、平成22年度「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について報告があった。
委員から、「事件・事故は、連日、報道されているが、その陰で被害者はもとより、その家族等、多くの人が苦しんでいることを学ぶことは、大変意義深い。」との発言があった。
○ 平成22年度第4四半期における実地監査等の実施結果について
警務部長から、平成22年度第4四半期における留置施設に対する実地監査等の実施結果について報告があった。
委員長から、「護送業務の頻度は、どれくらいか。また、三重県において、最近、逃走事故はあるのか。」との質問があり、警務部長から、護送業務は、日々行われる業務である。近年、三重県では、護送業務における逃走事故は発生していないとの説明があった。

(2) その他
○ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年2月18日から平成23年3月10日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。

278 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「春の定期異動が終わり、新体制となった。しっかりやっていきたいので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
本部長からは、「先週は、まさにこの公安委員会定例会が開催されているときに東北地方太平洋沖地震が発生した。三重県警察としては、早々、被災地に広域緊急援助隊を派遣するなど、災害警備活動を実施しているところであるが、新体制のもと、治安維持に万全を期してまいりたい。」との報告があった。

279 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について
警務部長から、三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(案)の制定について説明があり、原案どおり承認された。
(2) パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について
交通部長から、パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「認定のポイントは何か。」との質問があり、交通部長から、「法人格を有すること。」など、8項目について審査したが、いずれも適正であったとの説明があった。
(3) 愛知県警察との警察官の職権行使に関する協定の改正について
交通部長から、愛知県警察との警察官の職権行使に関する協定の改正について説明があり、原案どおり議決された。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分を決定した。

280 報告事項

(1) 報告事項
○ 平成23年4月中業務計画について
警務部長から、平成23年4月中業務計画について報告があった。

○ 「三重県警察職員の倫理に関する訓令」の制定について
   警務部長から、「三重県警察職員の倫理に関する訓令」の制定について報告があった。
委員長から、「全国的には同様の規定を15府県で制定しているとの説明であるが、条例として制定しているところはあるのか。」との質問があり、
   警務部長から、青森、宮城、福島など、6県で条例を制定しているとの説明があった。
○ 平成23年度警察官採用募集活動用ポスター等の作成について
   警務部長から、平成23年度警察官採用募集活動用ポスター等の作成について報告があった。
委員長から、「MKB68というポスターの見出しは、若い人の関心を引くよいネーミングだと思う。多くの若者が応募するよう、募集活動をしっかりやって欲しい。」との発言があり、警務部長から、MKB68は「三重県警察官募集68人」の頭文字を冠したものであり、このポスターを活用して、多くの若者に啓発し、よい人材を採用していきたいとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成23年2月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○ 警察職員等の援助要求について
警備部長から、平成23年東北地方太平洋沖地震発生に伴い、災害警備活動に従事する警察職員等の援助要求について報告があった。
委員から、「災害警備に出動する職員の水などはどうしているのか。」との質問があり、警備部長から、現地ではガソリンが不足し、水もないことから、食料や水は帯同させ、1週間くらいを目途に交代させているとの説明があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。

281 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、本県の警察官が詐欺事件により逮捕されるという不祥事案が発生したが、誠に残念であり、遺憾である。しっかりと再発防止対策を講じてほしい。」との発言があった。
本部長からは、「県民の安全・安心を守るべき警察官としてあるまじき行為であり、厳しく対応していく。今後、身上把握や身上指導などの再発防止対策を徹底し、非違事案の絶無を期していきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、本県から多くの警察官を被災地に派遣している。これらの活動は長期になると予想されることから、県内の治安維持を含め、しっかりと対応していきたい。また、4月1日から暴力団排除条例が施行されるが、社会対暴力団という構図を定着させていくため、啓発を強化していきたい。」との報告があった。

282 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2) 放置違反金納付命令に対する異議申立ての却下について
交通部長から、放置違反金納付命令に対する異議申立ての却下について説明があり、原案どおり決定された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。

283 報告事項等

(1) 報告事項
○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、平成23年2月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○ 初任科第149期生(短期課程)卒業式の挙行について
   警務部長から、昨年10月1日採用の初任科第149期生(短期課程)22名の卒業式の挙行について報告があった。
○ 初任科生入校式の挙行について
   警務部長から、本年4月1日採用予定の初任科生124名の入校式の挙行について報告があった。
○ 職務質問強化月間の実施結果について
生活安全部長から、平成23年2月中の職務質問強化月間の実施結果について報告があった。
委員から、「月間中、研修生として受け入れた新潟県と和歌山県の警察官は、どのように運用したのか。」との質問があり、生活安全部長から、本部地域課の職務質問技能指導員による同行指導を実施し、各種事件に対応させたとの説明があった。
さらに、委員長から、「三重県から研修に行くことはあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、警視庁や愛知県警察などの大規模警察に派遣しているとの説明があった。
(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年3月11日から平成23年3月24日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
○ 運転免許の更新(一般運転者)に係る異議申立て処分取消請求控訴事件の判決について
警務部監察課副参事から、運転免許の更新(一般運転者)に係る異議申立て処分取消請求控訴事件の判決について報告があった。

284 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、警察学校の卒業式に参列し、卒業生の頼もしい姿に接した。本日から新年度となり、警察学校を卒業した学生も各警察署に配属されたところであるが、県民のためにがんばってほしいと思う。」との発言があった。
本部長からは、「卒業生については早期に一人前となるよう、指導・教養を徹底していきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「本年5月20日には、民事介入暴力対策の全国大会が三重県で開催されるが、これを契機に暴力団排除活動を盛り上げていきたい。また、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生に伴い、少しでも被災された方々のお役に立てればという思いから、昨日、職員から募った義援金を日本赤十字社に寄託したところであるが、引き続き、広域緊急援助隊等の派遣など、被災地の支援にしっかりと対応していきたい。」との報告があった。

285 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

286 報告事項

(1) 平成23年第1回三重県議会定例会の結果について
警務部長から、平成23年第1回三重県議会定例会の結果について報告があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
  生活安全部長から、平成23年3月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
   委員から、「警告を無視して、つきまとい等を行った場合はどうするのか。」との質問があり、生活安全部長から、公安委員会から禁止命令を出すほか、被害者から告訴を受ければ「ストーカー行為等の規制に関する法律」違反により、検挙することとなるとの説明があった。
(3) 高病原性鳥インフルエンザの対応結果について
  生活安全部長から、本年2月に発生した高病原性鳥インフルエンザの対応結果について報告があった。
委員長から、「流動警戒では、具体的にどのような活動を行ったのか。」との質問があり、生活安全部長から、パトカー等により移動しながら、消毒ポイント等でトラブルが発生しないように警戒を行ったとの説明があった。
(4) 防犯カメラ等の画像解析について
刑事部長から、防犯カメラ等の画像解析について報告があった。

287 報告事項

(1) 平成23年第1回三重県議会定例会の結果について
警務部長から、平成23年第1回三重県議会定例会の結果について報告があった。
(2) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
  生活安全部長から、平成23年3月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
   委員から、「警告を無視して、つきまとい等を行った場合はどうするのか。」との質問があり、生活安全部長から、公安委員会から禁止命令を出すほか、被害者から告訴を受ければ「ストーカー行為等の規制に関する法律」違反により、検挙することとなるとの説明があった。
(3) 高病原性鳥インフルエンザの対応結果について
  生活安全部長から、本年2月に発生した高病原性鳥インフルエンザの対応結果について報告があった。
委員長から、「流動警戒では、具体的にどのような活動を行ったのか。」との質問があり、生活安全部長から、パトカー等により移動しながら、消毒ポイント等でトラブルが発生しないように警戒を行ったとの説明があった。
(4) 防犯カメラ等の画像解析について
刑事部長から、防犯カメラ等の画像解析について報告があった。

288 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、警察学校の入校式に参列した。彼らが立派な警察官となるよう、よく教育してやってほしい。また、4月1日には暴力団排除条例が施行されたが、本県から暴力団を排除するための活動を強力に推進してほしい。一方、選挙違反取締りにもしっかり取り組んでほしい。」との発言があった。
本部長からは、「入校した初任科生については、立派な警察官となるよう、また、良識ある社会人となるよう、しっかり教育していく。」との報告があった。
さらに、本部長から、「本県では、県を始め、すべての市町で4月1日から暴力団排除条例が施行されたところであり、今後、暴力団排除活動を強力に推進していきたい。また、選挙違反取締りについては、政治的中立性に配意しつつ、厳正公平な取締を実施していきたい。」との報告があった。

289 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員から、「給付金等の支給に関して、みえ犯罪被害者総合支援センターとの関わりはあるのか。」との質問があり、警務部長から、みえ犯罪被害者総合支援センターでは主に心のケアなどの被害者支援を行っており、犯罪被害者等給付金制度についても教示しているとの説明があった。
さらに、委員から、「この制度はいつできたのか。」との質問があり、本部長から、昭和55年に制定されたとの説明があった。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どお り11件の行政処分が決定された。

290 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員の指名及び特別訓練の実施について
警務部長から、平成23年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員の指名及び特別訓練の実施について報告があった。
○ 平成22年度第4四半期における監察実施状況について
   警務部首席監察官から、平成22年度第4四半期における監察実施状況について報告があった。
○ 緊急雇用創出事業を活用した「青色回転灯犯罪抑止パトロール事業」の運用開始について
   生活安全部長から、緊急雇用創出事業を活用した「青色回転灯犯罪抑止パトロール事業」の運用開始について報告があった。
委員から、「この事業は民間に委託しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、民間の警備業者に委託したとの説明があった。
また、委員長から、「緊急雇用ということであるが、採用する人の条件はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、この事業に従事する職員の    2/3以上は、新規雇用の失業者であることなどを条件にしているとの説明があった。
さらに委員から、「東日本大震災の発生に伴って節電が呼びかけられ、各地のコンビニがかなり暗くなっているのを見かけるが、このことによって犯罪が増加したなど、治安に影響はあったのか。」との質問があり、生活安全部長から、特に影響は把握していないが、この事業でもコンビニの警戒活動を実施することとしており、犯罪の防止に努めていきたいとの説明があった。
○ 狩猟期間中の取締り結果について
生活安全部長から、平成22年度の狩猟期間中の取締り結果について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成23年3月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2) その他
○ 監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年3月25日から平成23年4月7日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

291 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「最近、交通事故が減少傾向で推移しているが、詳細な事故分析のもとに諸対策を講じている結果だと思う。引き続き、交通事故抑止対策を推進してほしい。」との発言があった。
本部長からは、「3月まで交通死亡事故は減少傾向で推移していたが、4月に入り、既に4人の方が亡くなっている。今後、交通事故抑止対策を強化していく。」との報告があった。
 さらに、本部長から、「4月21日から新知事となり、業務説明を実施することとなるが、知事の政策方針等を踏まえ、県民の安全・安心を確保していくためにしっかりと対応していきたい。また、東日本大震災の発生に伴い、引き続き、広域緊急援助隊等の派遣など、被災地を支援していくとともに、本県がこのような大地震により被災した場合を想定して、どのように対応していくのか、よく検討していきたい。」との報告があった。

292 議決事項

(1) 放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり決定された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。

293 報告事項

(1) 平成23年5月中業務計画について
警務部長から、平成23年5月中業務計画について報告があった。
(2) 警察署長会議の開催について
  警務部長から、平成23年4月26日開催予定の警察署長会議について報告があった。
委員長から、「発表・協議事項が「大規模地震への対応について」とあるが、東日本大震災の発生を踏まえ、本県での被災を想定して対策を協議するのか。」との質問があり、警務部長から、大震災の対応マニュアルは既にできているが、今回のように想定外の津波が発生した場合に住民の避難誘導はどのようにするのかなど、具体的な対応について協議することとしているとの説明があった。
委員長から、「今回の津波の大きさを考えると想定は難しいと思うが、しっかりと協議してほしい。」との発言があった。
(3) 街頭犯罪等の情勢について
  生活安全部長から、平成23年第1四半期の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
(4) 万引き被疑者に関する調査結果について
生活安全部長から、万引き被疑者に関する調査結果について報告があった。
委員から、「万引きの発生状況はどの程度か。」との質問があり、生活安全部長から、平成22年は2,230件発生した。今年は3月末現在で443件発生しており、前年と比較して117件減少しているとの説明があった。
また、委員長から、「万引き防止ネットワークとはどのようなものか。」との質問があり、生活安全部長から、スーパーマーケット等の店舗と警察がネットワークを構築し、情報交換や情報共有を図って、万引き防止に努めているとの説明があった。
(5) 平成23年度暴力追放三重県民大会の開催について
刑事部長から、平成23年5月20日開催予定の平成23年度暴力追放三重県民大会について報告があった。
(6) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成23年3月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「交通死亡事故は減少しているものの、高齢者の死者が多いが効果的な抑止対策はないのか。」との質問があり、交通部長から、特に高齢歩行者の死者が多いが、反射材の活用が低調である。交通安全キャンペーンや高齢者宅の訪問指導を通じて反射タスキを相当配布したが、今後は確実に着用していただけるよう、創意工夫を凝らして啓発していきたいとの説明があった。

294 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「新知事が就任されたが、新知事の考え方を踏まえて、適切に業務運営を行ってほしい。」との発言があった。
本部長からは、「昨日、県の部長会議があり、新知事から「私は県民の皆さんから変化を期待して当選させていただいた。県民の皆さんに変化を実感していただけるよう取り組んでほしい。」との指示があった。このような知事の考え方を踏まえて、しっかり対応していきたい。」との報告があった。
 さらに、本部長から、「先日、桑名警察署において誤認逮捕事案が発生したが、業務管理を徹底し、再発防止を図っていきたい。このため、4月26日に開催する警察署長会議では、大規模地震への対応と併せて、適正な捜査管理について協議することとした。また、最近、交通死亡事故が多発傾向にあることから、交通事故抑止対策も強化していきたい。」との報告があった。

295 議決事項

(1) 三重県留置施設視察委員会委員の任命について(案)
警務部長から、三重県留置施設視察委員会委員の任命について説明があり、原案どおり決定された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

296 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成22年度中の被疑者取調べ監督の実施状況について
 警務部長から、平成22年度中の被疑者取調べ監督の実施状況について報告があった。
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、平成23年3月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
 ○ 第43期(平成23年)三重県警察嘱託警察犬審査会の開催について
   刑事部長から、第43期(平成23年)三重県警察嘱託警察犬審査会の開催について報告があった。
 ○ 「春の全国交通安全運動」の実施について
 交通部長から、5月11日から5月20日までの10日間実施される「春の全国交通安全運動」について報告があった。
 委員長から、「この運動の基本・重点項目は、全国統一で実施されるのか。」との質問があり、交通部長から、春と秋の交通安全運動は全国統一して実施され、夏と年末の運動は県独自に実施しているとの説明があった。
    さらに、本部長から、例年、春の全国交通安全運動は4月に実施されるが、今年は第17回統一地方選挙があったことから5月の実施となったとの説明があった。
 ○ 春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
 交通部長から、春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。

(2) その他
 ○ 人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
  ○ 桑名警察署における誤認逮捕事案について
刑事部長から、桑名警察署における誤認逮捕事案について報告があった。
 ○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

297 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「ゴールデンウィークが終了し、今後、県議会や春の全国交通安全運動等の重要な業務が予定されていることから、これらの業務を積極的に推進してほしい。」との発言があった。
本部長からは、「本日午前中、知事に対して業務説明を行ったが、今後、知事の政策方針等を踏まえながらも、公安委員会の管理の下、治安維持にしっかりと取り組んでいきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「この連休中は、特に大きな事件・事故の発生はなかったが、引き続き、県民の安全・安心を確保するため、春の全国交通安全運動等の各種業務を積極的に推進していきたい。」との報告があった。

298 議決事項

(1) 警察職員等の援助要求について
警備部長から、富山県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

299 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年4月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ サイバーパトロールモニターの公募について
   生活安全部長から、インターネット上の違法・有害情報対策として、三重県警察のホームページでサイバーパトロールモニターを公募したとの報告があった。
委員長から、「どのような年齢層の人が応募しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、年齢層は若い方から年配の方まで幅広いとの説明が
あった。
    さらに委員長から、「具体的に検挙に結びついた情報はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、具体的に検挙に結びついた情報はないが、今後、効果的な運用に努めたいとの説明があった。
また、委員から、「昨年に引き続き、応募した人はいるのか。」との質問があり、生活安全部長から、昨年、モニターとして委嘱した人の大半が、再度、応募しているとの説明があった。
○ 春の全国交通安全運動期間中の主要行事について
   交通部長から、本年5月11日(水)から5月20日(金)までの10日間実施される春の全国交通安全運動期間中の主要行事について報告があった。
○ 「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について
交通部長から、「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について報告があった。
委員長から、「無事故・無違反の確認は、どのようにして行うのか。」との質問があり、交通部長から、運転記録証明により確認しているとの説明が
あった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年4月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
○ 情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年4月8日から5月2日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○ 本部長説明
本部長から、東日本大震災を受けて4月28日に臨時で開催された「全国警察本部長会議」の出席結果について報告があった。

300 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「平成16年2月、四日市市内のショッピングセン
ターで発生した窃盗未遂容疑事案に関し、新聞で「誤認逮捕」と大きく報道されていたが、説明を受け、内容を理解したところである。」との発言があった。
本部長からは、「事件捜査に当たっては、緻密かつ適正な捜査を推進していく。」との報告があった。
さらに、本部長から、「先日、県議会が開会したが、議案説明等、しっかり対応していきたい。また、5月20日には民事介入暴力対策の全国大会である三重大会並びに暴力追放三重県民大会及び暴力追放三泗地区市町民大会が四日市市で開催されるが、これを一つの契機として暴力団対策を強力に推進していきたい。」との報告が
あった。

301 議決事項

(1) 警察官等の援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う岐阜県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「岐阜と三重の2県で合同捜査を行うのか。」との質問があり、刑事部長から、他県でも発生はあるが岐阜と三重の捜査が進んでいることから、2県で合同捜査を行うこととしたとの説明があった。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

302 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年第2回三重県議会定例会について
   警務部長から、本年5月9日に開会された平成23年第2回三重県議会定例会について報告があった。
委員から、「議会への報告案件である公用車の事故は、パトカーによるものか。」との質問があり、警務部長から、パトカーだけではなく、捜査用車両や白バイもある、今後、事故防止を徹底していくとの説明があった。
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、本年4月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○ タクシー事業所との振り込め詐欺ネットワークの運用について
   生活安全部長から、振り込め詐欺防止対策の一環として、タクシー事業所との振り込め詐欺ネットワークの運用について報告があった。
○ 暴力団排除条例に関する県民アンケートの実施結果について
   刑事部長から、本年4月に行った暴力団排除条例に関する県民アンケートの実施結果について報告があった。
○ ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について
交通部長から、ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について報告があった。
○ 暴走行為採証実戦塾の開催について
交通部長から、本年5月下旬から6月上旬にかけて開催予定の暴走行為採証実戦塾について報告があった。
委員から、「暴走族グループは昨年と比較して減少しているが、その理由は何か。」との質問があり、交通部長から、継続して暴走族取締りを実施し、グループを解散させていることから、その効果が現れてきているものと思われるとの説明があった。

(2) その他
 ○ 損害賠償請求訴訟事件の争訟経過について
警務部監察課副参事から、損害賠償請求訴訟事件の争訟経過について報告があった。
 ○ 本部長説明
 本部長から、我が国における外国人犯罪の現状とその対策に関して理解を深めるため、
・ 外国人犯罪の現状
・ 犯罪のグローバル化
・ 警察の対策
について報告があった。

303 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、愛知県警察において、刑法犯認知件数が適切に計上されていなかったとの報道がなされていたが、このようなことがないよう、本県においてもよく指導をしてほしい。」との発言があった。
本部長からは、「統計数値は信頼が置けるという前提の下に、目標設定をするための道具として用いているものであることから、統計数値に誤りがないよう、しっかりと指導をしていきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「今後、夏に向けて、事件・事故の多発が懸念されることから、犯罪抑止や事故抑止にしっかりと取り組んでいきたい。」との報告があった。

304 議決事項

1 三重県情報公開条例施行規則の一部を改正する規則(案)の制定について
警務部長から、三重県情報公開条例施行規則の一部を改正する規則(案)の制定について説明があり、原案どおり議決された。
2 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり13件の行政処分が決定された。

305 報告事項等

(1) 平成23年6月中業務計画について
  警務部長から、本年6月中の業務計画について報告があった。
(2) 「COOLBIZ(クールビズ)」の実施について
  警務部長から、本年5月19日から実施している「COOLBIZ(クールビズ)」について報告があった。
委員長から、「制服については、着用期間の変更はあるのか。」との質問があり、警務部長から、制服の着用期間については変更せず、例年どおり、6月1日から夏服となるとの説明があった。
(3) 第43期(平成23年)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
  刑事部長から、第43期(平成23年)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について報告があった。
委員長から、「臭気選別では、嘱託警察犬として嘱託される犬はいないが、全国的にはどうか。」との質問があり、刑事部長から、臭気選別は難しいことから、昨年に引き続き、該当がなかったが、全国的には臭気選別のできる警察犬がいるとの説明があった。
   また、委員から、「出動回数はどの程度か。」との質問があり、刑事部長から、第42期(平成22年)の嘱託警察犬では、事件関係で9回、行方不明者等の捜索で27回、合計36回出動しているとの説明があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年4月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。

306 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日、東京地検における取調べの全面可視化について報道されていたが、取調べの可視化に関して全国及び本県での取組状況等について、報告願いたい。」との発言があった。
本部長から、「取調べの可視化に関しては、別に機会を設けて報告させていただく。」旨答えた。また、「本日、三重県議会の教育警察常任委員会において、警察の所管事項を報告したところ、各委員から質疑がなされた。今後もしっかりと丁寧に対応していきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「本日から梅雨入りし、交通事故の多発が懸念されるとともに、梅雨が明ければ夏期行楽期を迎え、犯罪の多発も懸念されることから、交通事故抑止や犯罪抑止にしっかりと取り組んでいきたい。」との報告があった。

307 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
委員から、「給付金算定の根拠は何か。」との質問があり、警務部長から、犯罪被害者の生前の収入や扶養家族数等であるとの説明があった。
(2) 警察官の派遣に係る援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。

308 報告事項

(1) 報告事項
 ○ 平成22年度会計監査実施結果について
   警務部長から、平成22年度三重県警察会計監査実施結果及び平成22年度警察庁会計監査結果について報告があった。
 ○ 「春の全国交通安全運動」の実施結果について
   交通部長から、本年5月11日から5月20日までの10日間実施した「春の全国交通安全運動」の実施結果について報告があった。
○ 第39回二輪車安全運転三重県大会の開催について
   交通部長から、本年6月5日、三重中央自動車学校において開催される
第39回二輪車安全運転三重県大会について報告があった。

(2) その他
 ○ 監察の取扱事案について
 警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
 ○ 本部長説明
本部長から、東日本大震災の被災状況等を正しく理解して、今後の震災対策に資するため、宮城県警察本部長が実施した被災地の視察状況等について報告があった。
 ○ 東日本大震災に伴う派遣部隊の活動について
警備部警備第二課長、刑事部捜査第一課上席検視官、交通部交通機動隊小隊長及び警備部機動隊小隊長から、東日本大震災に伴う派遣部隊の活動について報告があった。
委員長及び委員から、連日連夜にわたり、被災地における警察活動に従事している派遣部隊員に対して敬意と謝意が表されるとともに、ねぎらいや激励の言葉がかけられた。

309 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、暴力団排除条例に関する県民アンケートの実施結果が新聞で報道されていたが、条例の制定やその内容が県民に十分周知されていないと認められることから、広報啓発に努力してほしい。」との発言があった。
本部長からは、「県や市町等、関係機関・団体と連携し、工夫を凝らした広報啓発活動を推進して、条例を周知するとともに、社会対暴力団という構図を確立していきたい。」との報告があった。
さらに、本部長から、「最近、振り込め詐欺が多発し、昨年と比較して大きく増加していることから、検挙活動や広報啓発活動等の防止対策を強化していきたい。」との報告があった。

310 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり15件の行政処分が決定された。

311 報告事項等

(1) 報告事項
 ・ 田尾国家公安委員会委員による県内視察について
   警務部首席参事官から、本年6月16日及び翌17日に予定されている田尾国家公安委員会委員による県内視察について報告があった。
委員から、「田尾国家公安委員会委員は、平成20年の県内視察時において外国人居住地域を視察しているが、それはどこか。」との質問があり、警務部首席参事官から、四日市市の笹川団地であるとの説明があった。
 ・ 庁舎内の全面禁煙化について
   警務部首席参事官から、受動喫煙防止対策の一環として実施する庁舎内の全面禁煙化について報告があった。
委員長から、「全面禁煙化に関する課題等を検討している衛生委員会は、警察内部の組織か。」との質問があり、警務部首席参事官から、警察官や保健師、健康管理医等で構成する警察内部の組織であり、衛生委員会において課題等をしっかりと検討していきたいとの説明があった。
・ 夏期における年次休暇等の取得奨励について
   警務部首席参事官から、夏季における執務能率の向上と健康の保持・増進等を図るため、年次休暇等の取得奨励について報告があった。
委員長から、「年次休暇等の取得を促進するためのよい方法はあるのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、各所属が諸情勢に応じた創意工夫に努め、職員の意識を高めていきたいとの説明があった。
・ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年5月中におけるストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
・ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱について
警備部長から、本年5月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱について報告があった。

(2) その他
 ・ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年5月6日から6月2日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ・ 省エネ・節電対策について
警務部首席参事官から、本年3月11日に発生した東日本大震災に伴い、電力が逼迫するおそれがあることから、防犯対策や治安維持に配意しつつ、省エネ・節電対策を強化するとの報告があった。

312 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「神奈川県では、少年を暴力団事務所に立ち入らせたとして、暴力団排除条例に基づく中止命令を発出した旨報道されていたが、県民に暴力団排除条例を周知するためには、検挙や中止命令の発出など、具体的な事例を示して広報啓発することが効果的であると思う。」との発言があった。
刑事部長からは、「暴力団取締りを強化するとともに、関係機関・団体と連携し、工夫を凝らした広報啓発活動を推進して、条例を周知していきたい。」との報告が
あった。

313 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。

314 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ セクシュアル・ハラスメント苦情相談窓口の運用開始について
   警務部長から、本年6月1日から運用を開始したセクシュアル・ハラスメント苦情相談窓口について報告があった。
委員長から、「相談員の業務は難しいと思うが、研修などはしているの
か。」との質問があり、警務部長から、今後、セクハラ防止等に関する専門家を招いて研修会を開催するなど、相談員の技能向上に努めていきたいとの説明があった。
 ○ 平成23年度車両運転技能認定検査等の実施結果について
   警務部長から、本年5月に実施した平成23年度車両運転技能認定検査等の結果について報告があった。
委員から、「車両運転技能認定検査を実施することは、運転技能の向上と交通事故防止に効果的であると思う。効果的に運用してほしい。」との発言があり、警務部長から、県民の交通事故防止対策を推進している警察が事故を起こすことのないよう、指導教養を徹底していきたいとの説明があった。
○ 職務質問強化月間の実施結果について
   生活安全部長から、本年5月の職務質問強化月間の実施結果について報告があった。
○ 少年警察学生ボランティア「若樫サポーター」委嘱式及び研修会の開催結果について
   生活安全部長から、本年6月1日に実施した少年警察学生ボランティア「若樫サポーター」委嘱式及び研修会の結果について報告があった。
委員から、「少年警察学生ボランティアは、街頭補導活動も行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、警察官や少年補導員と共同で補導活動を実施していただくことを考えているが、若者の目線で声を掛けることにより、少年の感性に訴え、非行防止を図るものであるとの説明があった。

(2) その他
 ○ 取調べの可視化について
刑事部首席参事官から、取調べの可視化に関して理解を深めるため、
・ 可視化をめぐる動向
・ 取調べの現状
・ 警察における取調べに関する主な施策
・ 録音、録画の現状と今後の取組
などについて報告があった。

315 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、警察署協議会への出席と併せて、建て替え整備された鳥羽警察署を視察したが、海抜8mの地点に建てられた免震構造の立派な施設であった。地震対策も講じられており、治安維持の拠点として、有効に活用願いたい。」との発言があった。
本部長からは、「昨日、田尾国家公安委員会委員による県内視察を受け、刑法犯認知件数や交通事故死者数が減少傾向にある旨報告したが、最近刑法犯の減少傾向が鈍化しつつあるとともに、基本的な交通ルールが守られていない交通事故が散見される。今後、検挙活動とともに、犯罪抑止対策や交通事故抑止対策をしっかりと推進していきたい。」との報告があった。

316 議決事項

(1) 放置違反金納付命令に対する異議申立ての却下について
交通部長から、放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり決定された。
(2) 指定自動車教習所(大型自動二輪車免許)公安委員会指定について
交通部長から、指定自動車教習所(大型自動二輪車免許)公安委員会指定について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「公安委員会指定後のチェック等はどのようにしているのか。」との質問があり、交通部長から、年1回の定期検査や随時検査において確認しており、適切に教習が行われていないと認められる場合には、行政処分として監督命令の発出や指定の取消を行う場合があるとの説明があった。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり15件の行政処分が決定された。

317 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年7月中業務計画について
   警務部長から、本年7月中の業務計画について報告があった。
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、本年5月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
委員長から、「苦情の受理件数が増加しているとの報告であるが、苦情を
   しっかりと受け止めて、適切に対応してほしい。」との発言があった。
○ 平成23年春の叙勲勲章伝達式の実施について
   警務部首席監察官から、本年6月23日に実施する平成23年春の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
   交通部長から、本年5月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○ 第45回交通安全子ども自転車三重県大会の開催について
   交通部長から、本年7月2日に開催される第45回交通安全子ども自転車三重県大会について報告があった。

(2) その他
○ 事業所の土・日操業に伴う交通対策について
   交通部長から、夏場の電力不足を回避するため、土・日操業を決めた事業所が多いことから、交通状況の変化に適切に対応するため、信号調整等の検討について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年6月3日から6月16日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
○ 暴力団対策について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、暴力団対策に関して理解を深めるため、
・ 暴力団情勢等
・ 暴力団対策法と公安委員会
・ 暴力団排除条例と公安委員会
などについて報告があった。

318 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日、平成23年春の叙勲勲章伝達式に出席したが、式は厳粛に執り行われ、敬虔な気持ちになった。」との発言があった。
本部長からは、「叙勲の栄に浴された方々には、長年にわたり警察の各分野において御活躍され、今日の三重県警察を築いていただいた。今後も御支援・御協力を賜りつつ、治安維持に万全を期していきたい。」との報告があった。

319 議決事項

(1) 警察官等の派遣に係る援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。

320 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 女性警察官の採用・登用の拡大に向けた計画の策定について
   警務部長から、女性警察官の採用・登用の拡大に向けた計画の策定について報告があった。
本部長から、女性警察官が女性としての能力や特性等を生かして、警察組織の各部門で懸命に活動している現状を県民に周知していくことにより、女性警察官はもとより、警察組織全体における女性警察官の必要性等に係る一層の意識高揚に努めるとともに、計画的に女性警察官の採用・登用の拡大を図っていきたいとの説明があった。
 ○ 平成23年三重県警察記念日表彰式の実施について
   警務部首席監察官から、本年7月1日に実施する平成23年三重県警察記念日表彰式について報告があった。
○ 「薬物及び暴力団等取締活動強化月間」の実施結果について
   刑事部長から、本年5月9日から6月8日までの1か月間実施した「薬物及び暴力団等取締活動強化月間」の実施結果について報告があった。
○ 「夏の交通安全県民運動」の実施について
   交通部長から、本年7月11日から7月20日までの10日間実施する「夏の交通安全県民運動」について報告があった。
 委員長から、「運動の重点は、どのように決めているのか。」との質問があり、交通部長から、三重県交通対策協議会において、交通事故、とりわけ交通死亡事故などの重大事故の特徴を踏まえて決定しているとの説明があった。
    さらに、委員長から、「高齢死者が多いことから、特に高齢者対策に重点をおいて推進してほしい。」との発言があった。

(2) その他
○ 検視について
刑事部刑事企画課から、検視に関して理解を深めるため、
・ 検視対象の死体
・ 死体の取扱区分
・ 医師法による異常死体等の届出義務
  ・ 警察の死亡証明
 などについて報告があった。

321 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「本日、平成23年三重県警察記念日表彰式に出席したが、受賞された方々にお祝いを申し上げるとともに、今後益々の活躍を期待する。」との発言があった。
本部長からは、「今朝、社会を明るくする運動の街頭啓発を実施した。この運動は、犯罪を犯した人や非行少年の立ち直りに理解ある社会を築くために昭和26年から実施しているものであり、7月の強調月間の初日、津駅前で広報啓発活動を実施した。」との報告があった。
 さらに、本部長から、「本年上半期は、刑法犯の認知件数及び交通死亡事故ともに前年と比べて減少した。下半期は、更なる減少を目指し、検挙活動と併せて、犯罪や事故の抑止活動を強化していきたい。」との報告があった。

322 議決事項

(1) 人事案件について
警務部警務課から、人事案件について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 交通規制の実施について
交通部長から、平成23年度第1回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。

323 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 「警察改革旬間」の実施について
   警務部長から、本年7月13日から7月22日までの10日間実施する「警察改革旬間」について報告があった。
 ○ 「全国協働捜査方式」の正式実施について
   生活安全部首席参事官から、本日(7月1日)から正式実施となった新たな捜査の仕組みである「全国協働捜査方式」について報告があった。
 委員から、「インターネット・ホットラインセンターの運営主体はどこか。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、大手のインターネット接続業者等で組織している財団法人インターネット協会が運営しているとの説明があった。
○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部首席参事官から、本年6月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ 高速道路無料化社会実験期間中の交通事故等発生状況について
   交通部長から、平成22年6月28日から平成23年6月19日までの357日間実施された高速道路無料化社会実験期間中の交通事故等発生状況について報告があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年6月17日から6月30日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
○ 震災対応について
警備部警備第二課危機管理室長から、
・ 東日本大震災に伴う部隊派遣の状況等
・ 三連動地震(東海・東南海・南海地震)をめぐる動向
・ 三重県警察の取組
などについて報告があった。

324 はじめに

会議に先立ち、委員長から、本年7月4日に開催された中部公安委員会連絡会議の出席結果について伝達があり、「協議事項である暴力団対策と公安委員会の在り方については私から、警察署協議会の活動については西本委員から、それぞれ本県の現状と取組について報告するとともに、田中委員から公安委員会の管理機能の強化策の一環として実施している警察業務の重点ヒアリングについて報告した。」との発言が
あった。
警務部長からは、「来週から夏の交通安全県民運動が始まるが、下半期に入り、各部ともに業務管理、人事管理を徹底し、交通事故防止を始め、県民の安全・安心の確保に努めていきたい。」との報告があった。

325 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付)申請取り下げの受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)申請取り下げの受理について説明があり、承認された。
委員長から、「加害者の刑事処分はあったのか。」との質問があり、警務部長から、罰金30万円の処分が下されているとの説明があった。
(2) 放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり決定された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

326 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年第2回三重県議会定例会(6月会議)の結果について
   警務部長から、平成23年第2回三重県議会定例会(6月会議)の結果について報告があった。
 委員長から、「街頭緊急警報装置とはどのようなものか。」との質問があり、生活安全部長から、防犯カメラ、赤色灯及びサイレンが一体となった警報装置であるとの説明があった。
 また、委員から、「運転免許を保有していない高齢者の交通事故防止対策について質問されたが、どういうものか。」との質問があり、交通部長から、高齢者宅の訪問指導や多くの高齢者が集まる会合において交通安全講習会を実施するなどして、高齢者の交通安全意識を高めているとの説明があった。

 ○ 平成23年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について
   警務部長から、平成23年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について報告があった。
 委員から、「募集人数は、どのように決めているのか。」との質問があり、警務部長から、退職者数を予測するなどして、募集人数を決定しているとの説明があった。
さらに、委員から、「男女共同参画基本法の基本理念を踏まえ、女性の採用・登用の拡大に努めていただきたい。」との発言があった。
○ 子ども・女性安全対策活動推進状況について
   生活安全部長から、本年上半期中の子ども・女性安全対策活動推進状況について報告があった。
○ 平成23年夏期における雑踏警備実施予定について
   生活安全部長から、本年7月から8月の2か月間における人出予想数1万人以上のイベントに係る雑踏警備実施予定について報告があった。
○ 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
   刑事部長から、本年6月の重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について報告があった。
○ 飲酒運転取締強化月間の実施結果について
   交通部長から、本年6月の飲酒運転取締強化月間の実施結果について報告があった。
 委員長から、「飲酒運転車両への同乗罪など、飲酒運転周辺者3罪の検挙はあったのか。」との質問があり、交通部長から、飲酒運転取締強化月間中の検挙はなかったことから、飲酒運転を助長する飲酒運転周辺者3罪の取締りを強化していきたいとの説明があった。
○ 東名阪自動車道における暫定3車線化計画について
   交通部長から、東名阪自動車道における暫定3車線化計画について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年6月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
○ 駐車監視員制度について
交通部交通指導課次長から、
・ 制度制定の経緯
・ 制度の要点
・ 放置駐車違反取締り関係事務の民間委託
などについて報告があった。

327 はじめに

会議に先立ち、西本委員から、「取調べに係るドキュメンタリー映画を見たが、適正な取調べはもとより、適正な捜査の重要性を強く感じた。今後とも適正捜査に努めてほしい。」との発言があった。
 本部長からは、「冤罪事件を発生させることがないよう、取調べの可視化の議論を踏まえつつ、緻密かつ適正な捜査を推進していきたい。」との報告があった。
 さらに、本部長から、「先日、四日市市内において、自転車と自動車の正面衝突による交通死亡事故が発生したが、夏季行楽期には事件・事故の多発が懸念されることから、しっかりと対策を講じていきたい。」との報告があった。

328 議決事項

1 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり18件の行政処分が決定された。

329 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年8月中業務計画について
   警務部長から、平成23年8月中の業務計画について報告があった。
 委員から、「夏休みは取れるのか。」との質問があり、警務部長から、一度にまとめて取得するのは難しいが、努めて取得してくとの説明があった。
 ○ 鳥羽警察署新庁舎落成式の実施について
   警務部長から、鳥羽警察署新庁舎落成式の実施について報告があった。
 委員から、「津波の問題はないのか。」との質問があり、警備部長から、海側から山側に、海抜7.4メートルの内陸部に建設されたので問題ないとの説明があった。
○ 平成23年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について
   警務部長から、平成23年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
    委員から、「工事設計書に関する開示請求は以前から多かったのか。」との質問があり、本部長から、次の入札の参考とするため、既に建築された建物の材料などを積算することから増加しているとの説明があった。
○ 街頭犯罪等の情勢について(平成23年上半期)
   生活安全部長から、平成23年上半期の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
委員から、「先日、カーナビを500件盗んだ四人の犯人が捕まったという報道があったが、検挙率はどのように計上されるのか。」との質問があり、生活安全部長から、検挙率は検挙件数を認知件数で割った値なので、被疑者の人数は関係ないとの説明があった。
○ 平成23年上半期のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について
   生活安全部長から、平成23年上半期のストーカー・配偶者暴力対策推進状況について報告があった。
    委員から、「ストーカーや配偶者暴力に関する相談件数は多いのか。」との質問があり、生活安全部長から、全体として増加しており、その要因としては、これまで早め早めに相談をするように広報啓発活動をしてきた成果と考えているとの説明があった。
    また、委員からは「女性が男性にという逆のDVの場合もあるのか。」との質問があり、本部長から、過去には女性が男性を死亡させるという事件もあったとの説明があった。
○ 平成23年上半期の犯罪情勢について
   刑事部長から、平成23年上半期の犯罪情勢について報告があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について(平成23年6月末・概数)
   交通部長から、三重県の交通事故発生状況について報告があった。
    委員から、「交通死者抑止対策を徹底し、交通死亡事故を押さえ込んでほしい。」との発言があった。
○ 暴走族取締強化月間の実施結果について
交通部長から、平成23年6月中に実施した暴走族取締強化月間の実施結果について報告があった。
  ○ 平成23年上半期における不法滞在外国人の検挙・摘発状況について
警備部長から、平成23年上半期における不法滞在外国人の検挙・摘発状況について報告があった。

(2) その他
○ 情報公開等請求対応状況について
警務部広聴広報課長から、平成23年7月1日から7月14日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。

○ 刑事判例研究について
本部長から、最高裁の決定があった「他の者を搭乗させる意図を秘し、航空会社の搭乗業務を担当する係員に外国行きの自己に対する搭乗券の交付を請求してその交付を受けた行為が、詐欺罪に当たるとされた事例」(平成22年7月29日最高裁第一小法廷決定)を取り上げ、これまでの人を騙して財物を巻き上げる詐欺から、他人名義の航空券や預金口座を使用した犯罪等、その先にある重大犯罪を摘発するためには、取引実務において何が重要視されているかを見極め、その上で重要視されている事実に関し虚偽があった場合に、犯罪に擬律できるかどうかを検討するという過程が不可欠となっているとの説明があった。

330 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「7月18日付けで三重県公安委員会委員長の大役を仰せつかった。身に余る重責であるが、前委員長の御指導・御助言を頂きながら職務を全うしていきたい。」との発言があった。
 さらに、委員長から、「先日、サッカーの女子ワールドカップで、日本女子代表(なでしこジャパン)が、悲願の初優勝を果たした。久しぶりに明るいニュースが新聞の第1面を飾り、日本中に元気を与えてくれたように思う。」との発言があった。
本部長からは、「明るく元気な社会の構築に関連し、県の総合経営会議において、新県政ビジョン(仮称)について検討を重ねているところであり、県民の安全・安心を確保するために、三重県警察としての考え方を反映させていきたい。」との報告があった。

331 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

332 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 第22回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催について
    警務部首席参事官から、本年8月3日に開催する第22回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会について報告があった。
 ○ 平成23年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について
   生活安全部長から、平成23年上半期の110番受理及び緊急配備実施状況について報告があった。
 委員から、「伊賀警察署の110番受理件数が、前年比で大きく増加しているが理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、今年の1〜2月は雪の日が多く、スリップ事故が多発したことなどから、110番の受理件数が増加したとの説明があった。
さらに、委員から、「110番の続報とは何か。」との質問があり、生活安全部長から、同一の事件・事故に対する複数の目撃者からの通報、事案の進展状況(被害者搬送先病院等)の通報、事件・事故の詳細通報等であるとの説明があった。
○ 平成23年上半期における少年警察関係情勢について
   生活安全部長から、平成23年上半期における少年警察関係情勢について報告があった。
 委員長から、「非行少年等が前年比で相当減少しているが理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、地域に密着した総合的な非行防止活動を継続して実施しており、その効果が現れてきているものと考えられるとの説明があった。
 また、委員から、「窃盗犯少年が大きく減少しているが理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、中学校や高校を自転車盗難防止モデル校に指定するなど、自転車の盗難防止対策や万引き防止対策を強化していることから減少しているものと考えられるとの説明があった。
    さらに、委員から、「モデル校だけでは、地域の学校全体に防犯意識を高めることができないのではないか。」との質問があり、生活安全部長から、モデル校は、おおむね2か月くらいでリレー方式により指定しており、地域全体に波及するよう努めているとの説明があった。
○ 夏の交通安全県民運動の実施結果について
   交通部長から、本年7月11日から7月20日までの10日間実施した夏の交通安全県民運動の結果について報告があった。
○ 夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
   交通部長から、対象期間を本年8月5日から8月14日までの10日間とする夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員から、「渋滞を定義している根拠は何か。」との質問があり、交通部長から、資料に記載している40km毎時以下の高速道路における渋滞の定義は、道路交通法第109条の2第3項の規定に基づき、国家公安委員会告示「交通情報の提供に関する指針」に定められているとの説明があった。
○ 第44回二輪車安全運転全国大会について
   交通部長から、本年8月6日及び7日の2日間、鈴鹿サーキットにおいて開催される第44回二輪車安全運転全国大会について報告があった。
○ 平成23年上半期の情報技術解析状況について
   情報通信部長から、平成23年上半期の情報技術解析状況について報告があった。

(2) その他
○ 被災地における犯罪情勢について
生活安全部長から、震災への対応を含めた警察の取組に関して、より一層理解を深めていただくため、被災地(岩手県、宮城県及び福島県)における犯罪情勢について報告があった。
○ 本部長説明
本部長から、震災への対応に関連し、警察公論に特別寄稿された首都大学東京法科大学院教授 前田雅英 氏の「警察官としての生き甲斐」を引用して
○ 警察の責務・職務の重大性・特殊性
○ 警察活動が国民に与える影響
○ 警察官としての仕事のやり甲斐、生き甲斐
   について報告があった。
○ 人事案件について
警務部警務課から、人事案件について報告があった。
○ 監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。

333 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日、警察本部が主催した大学教授による講演会を聴講させていただいた。現代社会における犯罪予防と今後の警察政策についてという演題で、社会情勢の変化に伴う警察政策の在り方等に関して分かりやすく説明され、大変勉強になった。」との発言があった。
本部長からは、「安全・安心を確保する上で、社会情勢や民意に識見を深めることが重要であることから、この度、3回にわたり、大学教授等による講演会を企画したものである。このほか、大学との連携については、我々が講師となって学生に対して治安に関する講義を行っているところであるが、今後、共同取組の可能性等を検討するなど、更に連携を強化していきたい。」との報告があった。

334 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり23件の行政処分が決定された。

335 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 警察署長会議の開催について
   警務部長から、平成23年9月7日開催予定の警察署長会議について報告があった。
  ○ 警察官A(1回目)採用候補者試験の実施結果について
警務部長から、警察官A(1回目)採用候補者試験の実施結果について報告があった。
委員長から、「女性の競争倍率が低いが、受験者数が少なかったのか。」との質問があり、警務部長から、今回から新たに県内唯一の女性専用雑誌に募集広告を掲載するなどしたが、結果として、男性と比較すると女性の競争倍率が低くなったものであり、今後、更に募集活動を強化していきたいとの説明があった。
また、委員から、「合格者全てを採用するのか。」との質問があり、警務部長から、例年、合格者の中から辞退者が出ることから、採用予定者数に予想される辞退者数を加えた人数を合格させているとの説明があった。
  ○ 第22回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について
警務部長から、本年8月3日に開催した第22回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の結果について報告があった。
 ○ 平成23年上半期における警察安全相談等受理状況について
   警務部長から、平成23年上半期における警察安全相談等受理状況について報告があった。
○ 平成23年度第1四半期における監察実施状況について
   警務部首席監察官から、平成23年度第1四半期における監察実施状況について報告があった。
○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年7月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ 無差別殺傷事件を想定した初動対応訓練の実施結果について
   生活安全部長から、本年8月3日に実施した無差別殺傷事件を想定した初動対応訓練の結果について報告があった。
 委員から、「今後予定されている愛知県警察との合同訓練の想定はどのようなものか。」との質問があり、生活安全部長から、現在、まだ詳細は決定していないが、今回の訓練結果を踏まえた内容で実施を予定しているとの説明があった。
 また、委員から、「ショッピングセンターが訓練場所の1つとなっているが、来客を規制して実施したのか。」との質問があり、生活安全部長から、
   ショッピングセンターの協力を得て、開店間もない時間帯に実施し、既に来店しているお客様には協力を依頼したとの説明があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年7月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○ 平成23年上半期の機動警察通信隊活動状況について
   情報通信部長から、平成23年上半期における機動警察通信隊の活動状況について報告があった。
 委員長から、「警察通信は、警察活動を支えるいわゆる「縁の下の力持ち」として極めて重要な業務であることを再認識した。」との発言があった。
    また、委員から、「2月15日から16日にかけて実施した身の代金目的誘拐事件捜査訓練は、他県との合同訓練か。」との質問があり、情報通信部長から、高速道路を活用した岐阜県、滋賀県及び三重県の三県合同訓練であるとの説明があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年7月15日から8月4日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。

336 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、久居の花火大会の警備状況を視察したが、多くの警察官が交通整理や雑踏警備に従事していた。旧盆期は、交通量の増加に伴う事故の多発や地域の祭礼等で大変忙しかったことと思う。」との発言があった。
本部長からは、「旧盆期等の諸行事において、大きな事件、事故は発生していないが、今後も引き続き、気を引き締めて、県民の安全・安心の確保に努めていきたい。」との報告があった。

337 議決事項

(1) 人事案件について
警務部長から、人事案件について説明があり、承認された。
(2) 犯罪被害者等給付金(障害給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員から、「今回は、心的障害に対する給付金の申請であるが、怪我についての補償はないのか。」との質問があり、警務部長から、怪我については保険で補償されているので対象外であるとの説明があった。
(3) 放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり決定された。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

338 報告事項

(1) 平成23年9月中業務計画について
  警務部長から、本年9月中の業務計画について報告があった。
(2) 平成23年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催について
  警務部長から、本年8月30日開催予定の平成23年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会について報告があった。
(3) 三重県の交通事故発生状況について
  交通部長から、本年7月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「自転車乗用中の死者は5人との説明であるが、子どもは何人か。」との質問があり、交通部長から、5人全員が大人であり、その内3人が高齢者であるとの説明があった。
(4) 平成23年度三重県警察本部防災訓練の実施について
警備部長から、本年9月1日に実施予定の平成23年度三重県警察本部防災訓練について報告があった。
委員長から、「これは警察本部の訓練か。」との確認があり、警備部長から、警察本部の防災訓練であり、警察署については別途計画しているとの説明があった。
また、委員から、「この訓練の特徴は何か。」との質問があり、警備部長から、東日本大震災の事例を踏まえ、警察本部庁舎が地震により被害を受けたとの想定の下、災害警備本部機能を代替施設に移転する訓練を、初めて実施するもの  であるとの説明があった。
(5) 平成23年度三重県総合防災訓練への参加について
警備部長から、本年9月4日に実施される平成23年度三重県総合防災訓練への参加について報告があった。

339 はじめに

会議に先立ち、委員長から本部長に対して、「三重県警察本部長に着任され、お祝いを申し上げる。今後、三重県の治安維持のために、頑張っていただきたい。」との発言があった。
本部長からは、「8月31日付けで三重県警察本部長を命ぜられた。三重県は初めての勤務地であるが、三重県民の安全・安心を確保するため、気を引き締めてしっかりと取り組んでいきたいので、よろしくお願いいたしたい。」との報告があった。

340 議決事項

(1) 三重県暴力団排除条例に基づく勧告の実施について
刑事部長から、三重県暴力団排除条例に基づく勧告の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「三重県暴力団排除条例に基づく初めての勧告であるが、今後もこの条例を効果的に運用されたい。」との発言があった。
(2) 警察官等の派遣に係る援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり28件の行政処分が決定された。

341 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年第3回三重県議会定例会(9月会議)について
   警務部長から、本年9月14日に開会される平成23年第3回三重県議会定例会(9月会議)について報告があった。
委員長から、「公用車の事故が議会に報告されるが、しっかりと対策を講じてほしい。」との発言があり、警務部長から、引き続き、効果的な事故防止対策を講じていきたいとの説明があった。
  ○ 第27回似顔絵講習会の開催結果について
刑事部長から、本年8月24日に開催された第27回似顔絵講習会の結果について報告があった。
委員長から、「講習会の受講者は、警察署員か。」との質問があり、刑事部長から、警察本部職員と警察署員であるが、技能を高めるとともに裾野を広げていきたいとの説明があった。
  ○ 秋の全国交通安全運動の実施について
   交通部長から、本年9月21日から9月30日までの10日間実施する「秋の全国交通安全運動」について報告があった。
 ○ 台風12号接近に伴う被害状況等について
 交通部長及び警備部長から、台風12号接近に伴う交通障害状況、被害状況並びに警備体制について報告があった。

(2) その他
 ○ 損害賠償請求控訴事件の判決対応について
警務部首席監察官から、損害賠償請求控訴事件の判決対応について報告があった。
○ 人事評価について
警務部首席参事官から、人事評価について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年8月5日から9月1日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ 新県政ビジョンの概要について
 警務部警務課企画室長から、新県政ビジョンの概要について報告があった。

342 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「一昨日、台風12号により被災した熊野市、紀宝町を視察した。実際に現地を訪れ、大きな被害を受けたことがよくわかった。改めて、被災された皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げる。」との発言があった。
本部長からは、「熊野警察署や紀宝警察署を始め、三重県警察が一体となって、台風12号の災害警備を実施したが、犠牲者や行方不明者が出たことは誠に残念である。引き続き、関係機関と連携して、行方不明者の捜索や警戒活動など、被災地の治安維持にしっかりと取り組んでいきたい。また、先日、判決が言い渡された損害賠償請求控訴事件に関して、委員長を始め、委員の皆様には大変御心配をおかけしたが、上告はしないこととした。三重県警察としては、一人の男性が亡くなられたという事実を重く受け止め、このような不幸な事案を二度と繰り返さないようにするとともに、県民の安全・安心の確保に向けて全力で取り組んでいきたい。」との報告があった。

343 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(障害給付金)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付金)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2) 警察官等の派遣に係る援助要求について
生活安全部長から、警衛警備に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決され た。
(3) 運転免許に関する審査基準等の一部改正(案)について
交通部長から、アルコール中毒者に係る運転免許に関する審査基準等の一部改正(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分並びに運転免許の行政処分に対する異議申立の棄却について説明があり、原案どおり22件の行政処分並びに2件の異議申立の棄却が決定された。

344 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年10月中の業務計画について
   警務部長から、本年10月中の業務計画について報告があった。
  ○ 三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、本年10月14日に執行する三重県殉職警察職員慰霊祭について報告があった。
  ○ 平成23年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
   警務部長から、本年9月27日に中部管区警察学校において開催される平成23年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。
  ○ 初任科第150期生(短期課程)卒業式の挙行について
   警務部長から、本年9月28日に三重県警察学校において挙行する初任科第150期生(短期課程)の卒業式について報告があった。
 ○ 職務質問強化月間の実施結果について
   生活安全部長から、本年8月に実施した職務質問強化月間の結果について報告があった。
委員長から、「検挙件数が前年比で増加しているが、特別な理由があるのか。」との質問があり、生活安全部長から、各警察署が一生懸命に取り組んだ結果であるとの説明があった。
また、委員から、「出刃包丁などの刃物を携帯してもよい場合はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、包丁を購入後、自宅に持ち帰る際や料理職人が仕事のために携帯しているときなど、業務その他正当な理由がある場合は認められているとの説明があった。
  ○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年8月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
  ○ 三重県の交通事故発生状況について
   交通部長から、本年8月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「まもなく秋の全国交通安全運動が始まるが、この運動を契機に、さらに事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。

 ○ 台風12号に伴う被害状況と警察措置について
 警備部長から、本年9月3日に上陸した台風12号に伴う被害状況と警察措置について報告があった。
 ○ 東日本大震災に伴う部隊派遣の状況について
 警備部長から、発生から6か月が経過した東日本大震災に伴う部隊派遣の状況について報告があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、本年8月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
 ○ 損害賠償請求控訴事件の判決対応について
警務部首席監察官から、損害賠償請求控訴事件の判決対応について報告があった。
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年9月2日から9月15日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ 子ども・女性の安全対策について
 生活安全部生活安全企画課子ども・女性対策室長から、子ども・女性の安全対策について報告があった。

345 議決事項

(1) 交通規制の実施について
交通部長から、平成23年度第2回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「田園の見通しのよい交差点に信号機が設置予定であるが、必要性は何か。」との質問があり、交通部長から、見通しはよいが、周辺の整備が進  み、交通量も増加して、事故が多発していることから、交通事故防止対策の一環として整備するものであるとの説明があった。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

346 報告事項等

(1) 報告事項
  ○ 三重県警察音楽隊定期演奏会の開催について
   警務部長から、本年11月3日、津市白山総合文化センターにおいて開催する三重県警察音楽隊の定期演奏会について報告があった。
委員長から、「毎回、多くの人に来ていただいているが、今回は津市消防音楽隊の友情出演も予定されていることから、例年以上に多くの人に鑑賞していただけることを期待している。」との発言があった。
  ○ 第4回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について
   警務部長から、第4回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について報告があった。
委員から、「JPファミリー生きがい振興財団とはどのような財団か。」との質問があり、警務部長から、警察職員の生活の安定と福祉の向上のほか、警察業務の能率的な運営を確保するとともに、安全で安心できる地域社会の実現に資することを目的に設立された財団であるとの説明があった。
  ○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年9月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
 ○ 「警察、児童相談所及び教育委員会の連絡会議」の開催について
   生活安全部長から、本年8月10日から9月16日にかけて開催した「警察、児童相談所及び教育委員会の連絡会議」の結果について報告があった。
委員長から、「児童虐待は表面に現れにくく、警察の関与の仕方も難しいと思うが、児童相談所や教育委員会との連携を強化して、迅速かつ適切に対応願いたい。」との発言があった。
  ○ 秋の全国交通安全運動の実施結果について
   交通部長から、本年9月21日から9月30日の10日間実施した秋の全国交通安全運動の結果について報告があった。
委員長から、「その他違反の取締りはどのような状況か。」との質問があり、交通部長から、携帯電話使用等の違反が多かったとの説明があった。
また、委員から、「昼間に飲酒運転取締りを行うのか。」との質問があり、交通部長から、飲酒運転事故を始め、昼間の飲酒運転事案が続発していることから、実施するものであるとの説明があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、本年9月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
 ○ 損害賠償請求控訴事件の判決対応について
警務部首席監察官から、損害賠償請求控訴事件の判決対応について報告があった。

347 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「本日、三重県殉職警察職員慰霊祭に参列させていただいたが、式はしめやかに執り行われ、改めて、治安維持のために命を賭して職務を完遂された65柱の御霊に敬意を表するとともに、安らかならんことをお祈り申し上げる。御霊の崇高な精神を忘れることなく、殉職事案の未然防止にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

348 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり23件の行政処分が決定された。

349 報告事項等

(1) 報告事項
  ○ 平成23年度警察費等10月補正予算(案)について
   警務部長から、平成23年第3回三重県議会定例会に上程(10月18日)する平成23年度警察費等10月補正予算(案)について報告があった。
委員長から、「台風12号により被災した紀宝警察署相野谷警察官駐在所はいつごろ建てられたのか。」との質問があり、警務部長から、平成21年に建   て替えられ、築後2年の駐在所であるとの説明があった。
  ○ 平成23年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
   警務部長から、本年10月19日、愛知県武道館において開催される平成23年度中部管区内警察柔道・剣道大会について報告があった。
 ○ 三重県警察犯罪被害者支援要綱・推進計画の策定について
   警務部長から、本年9月に策定した三重県警察犯罪被害者支援要綱・推進計画について報告があった。
委員長から、「新しい施策である「命の大切さを学ぶ教室作文コンクール」は効果的な取組であると思う。被害者の体験発表等を聴講すると大きな感動があり、将来の防犯・交通安全につながると思う。」との発言があった。
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、本年9月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
  ○ 平成23年地域安全三重県民大会等の開催結果について
   生活安全部長から、本年10月5日、松阪コミュニティ文化センターにおいて開催された平成23年地域安全三重県民大会等の結果について報告があった。

(2) その他
  ○ 交通死亡事故抑止のための出発式の実施結果について
交通部長から、本年10月11日、松阪市内のショッピングセンターにおいて実施した交通死亡事故抑止のための出発式の結果について報告があった。
委員長から、「高齢者が犠牲となる交通死亡事故は多いのか。」との質問があり、交通部長から、最近、交通事故により亡くなった方10人中、9人が高齢者であることから、引き続き、高齢者対策を推進していきたいとの説明があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年9月30日から10月13日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ ポリグラフ検査について
 刑事部科学捜査研究所副所長から、ポリグラフ検査について実演を交えて報告があった。

350 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「本部長が着任されて一か月経過するが、その間、台風12号に伴う災害警備を始め、強盗事件や交通死亡事故の続発、県議会等、多くの事件事故や行事等があり、多忙を極めたことと思うが、引き続き、三重県の治安維持に万全を期していただきたい。」との発言があった。
本部長からは、「判決が言い渡された損害賠償請求控訴事件に関して、委員長を始め、委員の皆様には大変御心配をおかけしたが、今後、このような事案を二度と繰り返さないよう、組織の総力を挙げて再発防止に取り組むとともに、県民の安全・安心の確保に努めてまいりたい。」との報告があった。

351 議決事項

(1) 飲食店営業者に対する行政処分(飲食店営業の営業停止命令)について
生活安全部長から、飲食店営業者に対する行政処分(飲食店営業の営業停止命令)について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 警察官の派遣に係る援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う大阪府公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

352 報告事項等

(1) 報告事項
  ○ 初任科第152期生(短期課程)入校式の挙行について
   警務部長から、本年10月4日に三重県警察学校において挙行する初任科第152期生(短期課程)の入校式について報告があった。
  ○ 平成23年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催結果について
   警務部長から、本年9月27日に中部管区警察学校において開催された平成23年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の結果について報告があった。
 ○ 全国地域安全運動の実施について
   生活安全部長から、本年10月11日から10月20日までの10日間実施する全国地域安全運動について報告があった。
委員長から、「三重県警察認定「子ども安全・安心の店」の取組は、いつから実施しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、本年3月に25店舗を認定して実施しているが、本年度以降も、子どもたちの通学路沿いの店舗を中心に拡充していきたいとの説明があった。
  ○ 平成23年度三重県警察通信指令競技会の実施結果について
   生活安全部長から、本年9月26日に実施した平成23年度三重県警察通信指令競技会の結果について報告があった。
委員から、「競技の評価項目は何か。」との質問があり、生活安全部長から、被害状況の聞き取り、報告、指令等、通信・通話技術に関する項目に基づいて評価し、それらの合計点で順位を決定しているとの説明があった。
  ○ 指名手配被疑者捜査強化月間の実施について
   刑事部長から、本年11月、全国一斉に実施する指名手配被疑者捜査強化月間について報告があった。
委員から、「多くの被疑者の中から、どのような基準で警察庁指定重要指名手配被疑者として指定しているのか。」との質問があり、刑事部長から、犯人としての確実性、事案の悪質性、反復性等を踏まえて、警察庁が指定しているとの説明があった。
  ○ 秋の全国交通安全運動の実施状況について
   交通部長から、本年9月21日から展開している秋の全国交通安全運動の実施状況について報告があった。

(2) その他
 ○ 損害賠償請求控訴事件の判決対応について
警務部首席監察官から、損害賠償請求控訴事件の判決対応について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年9月16日から9月29日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ 第9次三重県交通安全計画について
 交通部交通企画課次長から、第9次(平成23年度〜平成27年度)三重県交通安全計画について報告があった。

353 はじめに

会議に先立ち、警務部長から、「先日、愛知県武道館において開催された「中部管区内警察柔道・剣道大会」の結果は、柔道4位、剣道3位であった。試合は接戦で僅差であったことから、来年はさらに上位を目指したい。」との報告があった。

354 議決事項

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(2) 警察官等の派遣に係る援助要求について
警備部長から、警戒警備に伴う福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の派遣に係る援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

355 報告事項等

(1)報告事項
  ○ 平成23年11月中業務計画について
   警務部長から、本年11月中の業務計画について報告があった。
 委員から、「三重県公共料金等暴力等対策協議会とはどのような組織か。」との質問があり、刑事部長から、電気、ガス等の公共事業者で構成している協議会であり、公共料金の支払いをめぐるトラブル等に適切に対処するため、事業者と警察が連携を強化し、情報交換と対策等について協議しているとの説明があった。
  ○ 犯罪被害者週間に伴う各種行事の実施について
   警務部長から、犯罪被害者週間(毎年11月25日から12月1日までを設定)に伴う各種行事の実施について報告があった。
 委員長から、「まだ、犯罪や事故は自分が被害に遭わなければ、他人事と考えている人がいる。今回、多くの行事を計画していただいているが、効果的に推進し、被害者支援の意識を高めていただきたい。」との発言があった。
  ○ 平成23年度第2四半期における監察実施状況について
   警務部首席監察官から、平成23年度第2四半期における監察実施状況について報告があった。
 委員から、「若年警察官に対する応問は、事前に対象者に通知しているのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、平素の意識や倫理観、教養効果を確認するものであり、事前通知はしていないとの説明があった。
 さらに、委員長から、「引き続き、監察を的確に実施して、非違事案等の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
 ○ 街頭犯罪等の情勢について
   生活安全部長から、平成23年第3四半期末の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
  ○ 刑事警察スキルアップ講座の開設について
   刑事部長から、本年10月下旬から12月上旬にかけて開設する刑事警察スキルアップ講座について報告があった。
 委員から、「どの程度の参加者数を予定しているのか。」との質問があり、刑事部長から、昨年は警部補を中心に約300人が受講しており、本年も多くの警察官の受講を促進して、捜査能力の向上を図っていきたいとの説明があった。
さらに、委員から、「参加できない人のためにDVDに記録化するなどして、視聴させてはどうか。」との発言があった。
  ○ シルバー交通安全指導者養成研修会の開催について
   交通部長から、本年11月8日、三重県交通安全研修センターにおいて開催するシルバー交通安全指導者養成研修会について報告があった。
 ○ 三重県の交通事故発生状況について
 交通部長から、平成23年9月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。

(2) その他
  ○ 被災地における地方警察官の緊急増員について
警務部警務課企画室長から、被災地(岩手県、宮城県及び福島県)における地方警察官の緊急増員について報告があった。

356 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、福島第一原発事故の初期対応に当たった警察官等に、その行為の勇敢さと献身に対してスペインのアストゥリアス皇太子賞が授与されたが、大変名誉なことであり、改めて敬意を表したい。」との発言があった。
本部長からは、「栄誉ある賞が贈られ、受賞された方はもちろん、日本警察に
とっても励みになったと思う。」との報告があった。

357 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

358 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年第3回三重県議会定例会(9月会議)の結果について
   警務部長から、平成23年第3回三重県議会定例会(9月会議)の結果について報告があった。
 委員から、「損害賠償請求事件関係の議案採決において、附帯決議はなかったのか。」との質問があり、警務部長から、附帯決議ではなく、委員長報告において、遺族に謝罪の意を明らかにすること及び責任を持って再発防止に取り組むことの要望があったとの説明があった。
○ 平成23年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
   警務部首席監察官から、本年11月7日に実施する平成23年秋の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○ 狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について
生活安全部長から、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について報告があった。
委員長から、「特定鳥獣以外の狩猟鳥獣には、どのような動物が該当するのか。」との質問があり、生活安全部長から、鳥類が多く、一般的に知られているものとしてはキジやカモなどであるとの説明があった。
  ○ 飲酒運転取締強化月間の実施について
   交通部長から、本年11月に実施する飲酒運転取締強化月間について報告があった。
委員長から、「飲酒運転事故は多発しているのか。」との質問があり、交通部長から、今年の飲酒運転による死亡事故は7月までは1件であったが、8月以降に4件発生している。今後、年末に向け、飲酒の機会も増えることから、取締りを強化して飲酒運転事故の抑止を図っていくとの説明があった。
また、委員から、「今年6月の飲酒運転取締強化月間は、過去の月間と比較して検挙件数が大きく増加しているが、理由は何か。」との質問があり、交通部長から、飲酒運転事案が後を絶たないことから、飲酒事故の分析結果を踏まえ、取締りを強化したためであるとの説明があった。
○ 全国一斉車両検問の実施について
交通部長から、全国一斉車両検問の実施について報告があった。
 ○ 第43回全日本大学駅伝対校選手権大会開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
 交通部長から、本年11月6日に開催される第43回全日本大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理の実施について報告があった。
 委員から、「先導白バイには、ベテランを配置するのか。」との質問があり、交通部長から、安全な誘導ができるよう、優秀な白バイ隊員を配置するとの説明があった。
 また、委員から、「この駅伝大会は、沿道やテレビで多くの人が応援・観戦をすることから、白バイに標語を掲出するなどして、交通安全を啓発願いたい。」との発言があった。
    さらに、委員長から、「交通規制・交通整理は長時間に及ぶが、事故のないようにしっかりと実施願いたい。」との発言があった。

(2) その他
 ○ 人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年10月14日から10月27日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。

359 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日、三重県警察音楽隊の定期演奏会を鑑賞させていただいたが、感動的で大変良かったと思う。」との発言があった。
本部長から、「今後も多くの人に鑑賞していただけるよう、演奏技能の向上を図るとともに内容を充実させていきたい。」との報告があった。
 さらに、本部長から、「10月31日、伊賀市で発生した死亡ひき逃げ事故は、早期に被疑者を検挙することができた。検挙の端緒は、防犯カメラの映像から被疑車両を割り出したものであり、今後も科学捜査を推進し、初動捜査の高度化を図っていきたい。」との報告があった。

360 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり25件の行政処分が決定された。

361 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年度後期車両運転技能認定検査等の実施結果について
   警務部長から、本年10月に実施した平成23年度後期車両運転技能認定検査等の結果について報告があった。
 委員長から、「公用車の事故が前年より増加しているが、県民の交通事故防止対策を推進している警察が事故を起こすことのないよう、しっかりと取り組んでほしい。」との発言があった。
○ 「非行少年を生まない社会づくり」の進捗状況について
   生活安全部首席参事官から、少年非行防止対策として重点的に取り組んでいる「非行少年を生まない社会づくり」の進捗状況について報告があった。
委員長から、「立ち直り支援等は地道な活動であるが、関係機関と連携しつつ、継続的に実施して少年非行の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○ 暴力団排除条例に関するアンケートの実施結果について
刑事部長から、本年9月29日から10月14日にかけて実施した暴力団排除条例に関するアンケート調査の結果について報告があった。
委員長から、「条例の認知度は、前回調査時から比較すると相当上がっているが、引き続き啓発等を推進して、暴力団排除機運の高揚に努めてほしい。」  との発言があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、本年10月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
 ○ 東日本大震災に伴う特別派遣状況について
警備部長から、東日本大震災に伴う特別派遣状況について報告があった。
委員から、「現地の支援は長期に及び、これから寒さも厳しくなることから、健康管理には十分留意されたい。」との発言があった。
 ○ 平成23年度の監査委員による定期監査及び行政監査(県単補助金)の受監結果について
警務部会計課監査室長から、平成23年度の監査委員による定期監査及び行政監査(県単補助金)の受監結果について報告があった。

362 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日報道されていた都道府県の「幸福度ランキング」では、三重県が9位にランクされているが、安全・安心が幸福度の評価対象の一つになっていることもあり、より一層、三重県の治安維持にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

363 議決事項等

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分並びに運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却及び却下について説明があり、原案どおり19件の行政処分並びに行政処分に対する異議申立ての棄却1件及び却下1件が決定された。

364 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成24年三重県警察年頭視閲式の実施について
   警務部長から、平成24年1月17日に実施予定の三重県警察年頭視閲式について報告があった。
 委員長から、「非常に寒い時期に実施することから、健康管理には十分配意されたい。」との発言があった。
○ 重要窃盗犯捜査及び鑑識活動の現状について
   刑事部長から、重要窃盗犯捜査及び鑑識活動の現状について報告があった。
委員長から、「鑑識活動は犯罪捜査の基本でもあることから、鑑識活動の更なる強化に努めていただきたい。」との発言があった。
○ 平成23年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部長から、本年11月15日及び16日、福井県において実施予定の平成23年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について報告があった。
委員長から、「東日本大震災に伴う被災地の支援では、広域緊急援助隊が大いに活躍していただいているが、今後の有事に備え、しっかりと訓練に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「被災者を捜索する警備犬(災害救助犬)は、消防機関が保有しているのではないのか。」との質問があり、本部長から、警察で唯一、警視庁が生存している人を捜索する警備犬を保有しているとの説明があった。

(2) その他
 ○ 犯罪の起きにくい社会づくりに向けた取組について
生活安全部長から、犯罪の起きにくい社会づくりに向けた取組について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年10月28日から11月10日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ 暴力団対策の推進状況について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、暴力団対策の推進状況について報告があった。
 ○ 公安委員会補佐機能の充実強化について
警務部総務課公安委員会事務室から、公安委員会補佐機能の充実強化について報告があった。
 ○ 非行少年を生まない社会づくりについて
生活安全部少年課から、非行少年を生まない社会づくりについて報告があった。

365 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「今週は、四日市における大麻栽培容疑事案や鳥羽警察署における指名手配被疑者の検挙など、社会的反響の大きな事件が報道されたが、引き続き、県民の安全・安心の確保にしっかりと取り組んでいきたい。」との発言があった。

366 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり21件の行政処分が決定された。

367 報告事項

(1) 平成23年12月中業務計画について
  警務部長から、本年12月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「12月16日に実施予定の痩せま専科セミナーとは何か。」との質問があり、警務部長から、肥満者を対象として、メタボ解消を目的に実施するセミナーであるとの説明があった。
さらに、委員長から、「警察官は食事が不規則になりがちであることから、健康管理には十分配意願いたい。」との発言があった。
(2) 平成23年第3回三重県議会定例会(11月会議)について
  警務部長から、平成23年第3回三重県議会定例会(11月会議)について報告があった。
委員長から、「公用車の事故が議会に報告されるが、県民の交通事故防止対策を推進する警察が事故を起こすことのないよう、緊急走行時においても安全運転に努めてほしい。」との発言があった。
 (3) サイバー空間の脅威に対する総合対策委員会の設置について
  生活安全部長から、サイバー空間の脅威に対する総合対策委員会の設置について報告があった。
委員長から、「サイバー犯罪は目に見えない難しい犯罪であり、大きな社会問題に発展しかねないことから、しっかりと対応願いたい。」との発言があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成23年10月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「交通事故死者数は前年と比較して減少しているが、今後、年末に向けて人や車の動きが激しくなり、交通事故の多発が懸念されることから、効果的な事故防止対策を推進していただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「自転車は場所により歩道と車道のどちらを走行すればよいのかなど、自転車の通行ルールがわかりにくいのではないか。」との質問があり、交通部長から、自転車は車両であるが、歩道を通行できる場合もあることから、良好な自転車の交通秩序を実現するため、今後、しっかりと啓発していきたいとの説明があった。
(5) 平成23年度高齢ドライバー安全運転大会の開催について
交通部長から、本年11月28日、亀山自動車学校において開催予定の平成23年度高齢ドライバー安全運転大会について報告があった。
委員長から、「高齢者事故が増加していることから、高齢者に対する安全指導を、しっかりと実施していただきたい。」との発言があった。

368 はじめに

会議に先立ち、警務部長から、「まもなく12月に入るが、年末に向け、犯罪や交通事故の多発が懸念されることから、県警察を挙げて、事件・事故の抑止に努めていきたい。」との発言があった。

369 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり14件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

370 報告事項

(1) 報告事項
 ○ 夏期における年次休暇等の取得結果について
   警務部長から、夏期における年次休暇等の取得結果について報告があった。
 委員から、「連続休暇は取得することができるのか。」との質問があり、警務部長から、基本的には連続して休暇を取得するよう、奨励しているとの説明があった。
○ 「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
生活安全部長から、本年12月11日から翌年1月10日までの間実施する年末・年始特別警戒取締りについて報告があった。
○ 年末の交通安全県民運動の実施について
交通部長から、本年12月11日から12月20日までの10日間実施する年末の交通安全県民運動について報告があった。
委員長から、「年末に向け、事故の多発が懸念されることから、交通事故抑止対策を推進し、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「パトカーや警察官の姿を見せることにより、安全意識を啓発できることから、街頭活動を推進していただきたい。」との発言があり、交通部長から、交通指導取締りを始め、街頭活動を強化し、事故防止を図っていきたいとの説明があった。

(2) その他
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年11月11日から11月24日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 ○ みえ県民力ビジョン行動計画(仮称)最終案について
警務部警務課企画室長から、みえ県民力ビジョン行動計画(仮称)最終案について報告があった。
 ○ 自動車塗膜及びプラスチックの分析について
刑事部科学捜査研究所長から、自動車塗膜及びプラスチックの分析について、実演を交えて報告があった。

371 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「昨日、県議会の一般質問において、自転車の交通安全対策に関して答弁したが、その要旨は「自転車は車両である」という基本原則を踏まえて、自転車のルールやマナーを徹底すると共に、自転車の通行環境の整備を推進することである。また、「自転車は車道」と大きく報道されているが、自転車を一律に歩道から排除するものではない。」との報告があった。
 委員長からは、「自転車の通行ルールが分かりにくいので、しっかりと啓発願いたい。」との発言があった。

372 議決事項

○ 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○ 警察官等の援助要求について
警備部長から、警護警備に伴う4府県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
○ 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり18件の行政処分が決定された。

373 報告事項等

(1) 報告事項
  ○ 平成24年度警察費当初予算要求状況について
   警務部長から、平成24年度警察費当初予算要求状況について報告があった。
 委員長から、「深刻な財政状況ではあるが、安全・安心のために必要な予算は確実に措置願いたい。」との発言があった。
  ○ 平成23年度国家公務員倫理週間に伴う啓発活動の実施について
   警務部長から、平成23年度国家公務員倫理週間(12月1日から12月7日までの1週間)に伴う啓発活動の実施について報告があった。
 委員長から、「職員の倫理意識を高揚し、非違事案の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
  ○ 平成23年度総合監察の実施結果について
   警務部首席監察官から、本年9月5日から10月26日までの間に実施した平成23年度総合監察の結果について報告があった。
 委員から、「監察項目に受傷事故防止とあるが、受傷事故はどのような場合に発生するのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、被疑者を逮捕するときのほか、交通検問、交通事故処理時などに発生することが多いとの説明があった。
 さらに、委員から、「夜間検問時には、受傷事故防止にどのような配意をしているのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、夜光チョッキや照明器具等を必ず活用するとともに、随時、幹部による現場点検を実施し、検問現場において、規制線の設定やパトカーの配置位置など、受傷事故防止のための具体的指導を行っているとの説明があった。

(2) その他
警務部教養課から、若手警察官の指導育成状況について、パワーポイントを活用して報告があった。

374 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「本日、公安委員会終了後に年末年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動合同出発式を実施するが、年末年始は犯罪や事故の多発が懸念されることから、県民が穏やかな新年を迎えられるよう、組織の総力を挙げて事件事故の抑止を図っていきたい。」との発言があった。

375 議決事項

(1) 警察職員等の援助要求について
警備部長から、警護警備に伴う京都府公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり23件の行政処分が決定された。

376 報告事項等

(1) 報告事項
  ○ 平成24年三重県警察運営の重点目標について
   警務部長から、平成24年三重県警察運営の重点目標について報告があった。
 委員長から、「執務の基本方針のサブタイトル「正しく・強く・温かく」を基本姿勢として、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
  ○ 平成23年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について
   警務部長から、平成23年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について報告があった。
 委員から、「英語の語学採用は行わなかったのか。」との質問があり、警務部長から、語学採用は平成11年度から三重県独自に実施しているが、英語については過去に採用していることから、今回は実施しなかったとの説明があった。
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、本年11月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
  ○ ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
   生活安全部長から、本年11月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
  ○ 職務質問強化月間の実施結果について
   生活安全部長から、本年10月及び11月の2か月間実施した職務質問強化月間の結果について報告があった。
 委員から、「覚せい剤の所持と使用では罰則に相違はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、いずれも10年以下の懲役であり、相違はないとの説明があった。
  ○ 指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について
   刑事部長から、本年11月、全国一斉に実施した指名手配被疑者捜査強化月間の結果について報告があった。
  ○ 飲酒運転取締り強化月間の実施結果等について
   交通部長から、本年11月に実施した飲酒運転取締り強化月間の結果等について報告があった。
委員長から、「飲酒運転による検挙は、11月末現在583件であるが、年末年始は飲酒の機会も増えることから、より一層、飲酒運転事案の抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、本年11月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
 ○ 「三重県警察政策大綱」に係る検証及び改訂版の策定について
 警務部警務課企画室長から、「三重県警察政策大綱」に係る検証及び改訂版   の策定について報告があった。

377 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先日、鈴鹿市上野町地内において発生した女性殺人事件の被疑者を検挙すると共に、交通死亡事故も減少傾向で推移しているが、年の瀬も押し迫り、犯罪や事故の多発が懸念されることから、県民が穏やかな新年を迎えられるよう、組織の総力を挙げて事件事故の抑止を図っていきたい。」との発言が
あった。

378 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり27件の行政処分が決定された。

379 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成24年1月中業務計画について
   警務部長から、平成24年1月中の業務計画について報告があった。
委員から、「女性機動警察隊とはどのような組織か。」との質問があり、警備部長から、警察本部や警察署で勤務する女性警察官で組織されている部隊であり、普段はそれぞれの所属で通常の業務を行っているが、警衛・警護や大規模災害などの重大事案等が発生した場合に部隊として編成し、女性の特性を生かして、被災者の心のケアやソフトな警衛・警護等を実施しているとの説明があった。
  ○ 仕事納め式・仕事始め式の実施について
   警務部長から、本年12月28日に実施する平成23年三重県警察仕事納め式及び翌年1月5日に実施する平成24年三重県警察仕事始め式について報告があった。
  ○ 平成23年三重県警察10(重)大ニュースについて
   警務部長から、平成23年三重県警察10(重)大ニュースについて報告があった。
委員から、「全国協働捜査方式とはどのようなものか。」との質問があり、生活安全部長から、サイバー犯罪に対処するために導入された全く新しい形態の捜査方式であり、具体的には、インターネット・ホットラインセンターから警察庁に対して通報された違法情報のうち、発信元がどの都道府県にあるか推認できないものを警察庁から警視庁に送付し、警視庁で違法情報の発信元を割り出す捜査を行い、これによって発信元が判明した違法情報について、警察庁の調整により、発信元を管轄する都道府県警察がその後の捜査を行う方式をいうとの説明があった。
  ○ 平成23年度三重県警察拳銃射撃競技大会の開催について
 警務部長から、翌年1月25日に開催する平成23年度三重県警察拳銃射撃競技大会について報告があった。
 委員から、「遅撃ち、速撃ち、高撃ちの違いは何か。」との質問があり、警務部長から、標的の動作や使用標的の相違等による区分であるとの説明があった。
  ○ 薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について
 刑事部長から、薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について報告があった。
 委員から、「不当贈与要求行為と不当物品購入要求行為の違いは何か。」との質問があり、刑事部長から、暴力団対策法に暴力的要求行為としてそれぞれ規定されており、不当贈与要求行為とは、人に対して名目のいかんを問わず、みだりに金品等の贈与を要求する行為であり、不当物品購入要求行為とは、縄張内で営業を営む者に対し、その営業所における日常業務に用いる物品を購入すること等を要求する行為をいうとの説明があった。
  ○ 三重県の交通事故発生状況について
 交通部長から、平成23年11月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「昨日現在、交通事故死者数は、89人で前年比−37人であるが、引き続き、交通死亡事故の抑止に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
  ○ 年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について
 交通部長から、年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
  ○ 平成24年総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について
 警備部長から、平成24年総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について報告があった。

(2) その他
○ 監察の取扱事案について
警務部監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年11月25日から12月15日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
○ 暴力団排除対策の推進について
 刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、暴力団排除対策の一環として作成した学校教育用DVDビデオについて、同ビデオを視聴しつつ報告があった。

会議の終わりに、委員長から、「本年の定例会議も最後となったが、本年は先の10(重)大ニュースにもあったように東日本大震災や紀伊半島大水害を始め、鈴鹿市内の殺人事件など多くの重大事案が発生したが、これらに適切に対応していただいた。来年も治安維持にしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

380 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨年は刑法犯認知件数や交通事故死者数が減少し、いい形で終えることができた。新年も比較的平穏に幕が開けたが、本年も治安維持にしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
 本部長から、「昨年は交通事故死者数が95人と過去最少を記録すると共に、重大事件も解決することができた。本年はこれに満足することなく、更に高みを目指してまいりたい。」との報告があった。

381 議決事項

(1) 放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり決定された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対す  る異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり19件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

382 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年第3回三重県議会定例会(11月会議)の結果について
   警務部長から、平成23年第3回三重県議会定例会(11月会議)の結果に
   ついて報告があった。
 ○ 警察署長会議の開催について
   警務部長から、平成24年1月23日開催予定の警察署長会議について報告   があった。
 ○ 平成24年度地方警察官の増員について
   警務部長から、平成24年度地方警察官の増員について報告があった。
  (4) 第6回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
   警務部長から、本年2月25日に開催予定の第6回犯罪被害者支援チャリティコンサートについて報告があった。
 委員から、「年末の新聞に「警察から犯罪被害者支援団体に情報が提供されていない」旨報道されていたが、本県はどうか。」との質問があり、警務部長から、まず、犯罪被害者や遺族の方に「みえ犯罪被害者総合支援センター」を紹介した上で、情報提供に関して確認をとり、承諾を得られた被害者の情報については「みえ犯罪被害者総合支援センター」に提供しているところであり、引き続き、「みえ犯罪被害者総合支援センター」と連携をとりつつ、被害者対策を充実させていきたいとの説明があった。
  ○ 平成24年「110番の日」の広報活動について
   生活安全部長から、平成24年「110番の日」の広報活動について報告があった。
  ○ 年末年始における刑事事案について
 刑事部長から、年末年始における刑事事案について報告があった。
 委員長から、「前年と比較して、重要窃盗犯が大きく増加しているが理由は何か。」との質問があり、刑事部長から、例年、正月明けに被害の届出が多いが、今年は年末に多かったことから、大きく増加したとの説明があった。
  ○ 平成23年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について
 交通部長から、平成23年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について報告があった。
 委員長から、「昨年は交通事故死者数が95人、前年比でマイナス40人と大きく減少したが、今年は更に減少させることを目指して、交通事故抑止対策にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「昨年から自転車対策が大きくクローズアップされたが、今年も自転車対策に力を入れていくのか。」との質問があり、交通部長から、自転車乗用中に犠牲になる人も多いことから、引き続き、良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策を推進していくとの説明があった。

(2) その他
○ 平成24年総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備の実施結果について
警備部長から、本年1月4日に実施した総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備の結果等について報告があった。
委員長から、「適切に警護警備を実施しており、良かったと思う。」との発言があり、警備部長から、今回の警護警備活動を今後に生かしてまいりたいとの説明があった。
○ 鈴鹿市内における強盗殺人事件の概要について
   刑事部捜査第一課長から、昨年12月に被疑者を検挙した鈴鹿市内における強盗殺人事件の概要について報告があった。

383 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「昨年は交通事故死者数が95人と過去最少を記録したが、本年は交通死亡事故が続発していることから、今後、しっかりと対策を講じて、事故抑止に努めてまいりたい。また、治安当局の不手際が新聞等で大きく報道されているが、三重県警察において、このようなことがないよう、基本を遵守すると共に、緊張感を持って職務に当たるよう、徹底してまいりたい。」との発言があった。

384 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)の制定について
警務部長から、職員の増員に伴う「三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例(案)」の制定について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 警察官の援助要求について
警備部長から、警戒警備に伴う富山県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

385 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 平成23年中の被疑者取調べ監督の実施状況について
   警務部長から、平成23年中の被疑者取調べ監督の実施状況について報告が   あった。
 委員長から、「取調べをめぐる情勢は厳しいと思うが、不適正な事案を防止するため、指導教養を徹底し、職員の意識改革を図っていただきたい。」との発言があった。
    また、委員から、「制作中のDVD教材とはどのようなものか。」との質問があり、警務部長から、監督対象行為を具体的に演じて収録し、映像でわかりやすく表現するものであるとの説明があった。
  ○ 平成23年度情報管理業務監査及び警察情報セキュリティ監査の実施結果について
   警務部長から、平成23年度情報管理業務監査及び警察情報セキュリティ監査の実施結果について報告があった。
 委員長から、「引き続き、情報の管理を徹底し、情報流出事案の絶無を期していただきたい。」との発言があった。

(2) その他
○ 情報公開請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、平成23年12月16日から平成24年1月12日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

386 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日の三重県警察年頭視閲式では、警察官の規律ある行動と凜々しい姿に接し、大変頼もしく感じた。本年も治安維持にしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

387 議決事項

(1) 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案の制定について
交通部長から、道路交通法施行令及び道路交通法施行規則の一部改正に伴う
  「三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案」の制定について説明があり、原案どおり承認された。
委員から、「運転経歴証明書が改正され、身分証明書としての機能が充実されることをもう少し啓発してはどうか。」との発言があり、交通部長から、バス定期券の割引制度など、運転免許証の自主返納者に対する支援施策が充実されつつあるが、これらの施策拡充の促進と併せて啓発を推進し、高齢者等の交通事故抑止に資することと致したいとの説明があった。
(2) 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準を定める条例案の制定について
交通部長から、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴う「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準を定める条例案」の制定について説明があり、原案どおり承認された。
委員長から、「高齢者等の利便性の向上と安全を確保するため、必要性等を精査し、バリアフリー対応型信号機等の整備を推進していただきたい。」との発言があった。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。

388 報告事項

(1) 平成24年2月中業務計画について
  警務部長から、平成24年2月中の業務計画について報告があった。
(2) 平成23年度警察署協議会代表者会議の開催について
  警務部長から、本年2月2日に開催予定の平成23年度警察署協議会代表者会議について報告があった。
(3) 実戦的総合訓練点検の実施について
  警務部長から、本年2月に実施予定の実戦的総合訓練点検について報告があった。
委員から、「訓練指導者も点検を受けるのか。」との質問があり、警務部長から、指揮・指導を適切・的確に行うことが重要であることから、点検の対象としているとの説明があった。
 (4) 街頭犯罪等の情勢について
  生活安全部長から、平成23年中の街頭犯罪等の情勢(暫定値)について報告があった。
委員から、「防犯カメラは警察が整備するのか。」との質問があり、生活安全部長から、警察ではカメラ機能を有するスーパー防犯灯や街頭緊急警報装置等の整備を推進しているが、一般的な防犯カメラは自治体や商店街、施設管理者等による設置を促進しているとの説明があった。
 (5) 少年警察関係情勢について
  生活安全部長から、平成23年中の少年警察関係情勢(暫定値)について報告があった。
 (6) 犯罪情勢について
刑事部長から、平成23年中の犯罪情勢(暫定値)について報告があった。
委員長から、「前年と比較して、振り込め詐欺の件数や被害額が大きく増加しているが、しっかりと対策を講じて、被害の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
 (7) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成23年中の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「昨年は交通事故死者数が大きく減少したが、今年は更に減少させることを目指して、交通事故抑止対策にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

389 第1議決事項

1 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

390 第2報告事項等

1 報告事項
  (1) 情報公開及び個人情報の開示請求状況について
   警務部長から、平成23年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
委員長から、「情報公開では、どのような文書の開示請求が多いのか。」との質問があり、警務部長から、工事設計書や工事設計仕様書の開示請求が全体の6割を超えているとの説明があった。
 (2) 「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について
   警務部長から、平成23年度中の「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について報告があった。
委員長から、「このような取組は、法令遵守の精神を培う上でも有効であり、犯罪や事故の抑止につながることから、今後も積極的に推進されたい。」との発言があった。
 (3) 平成23年度実地監査の実施結果について
   警務部長から、平成23年度実地監査の実施結果について報告があった。
 委員長から、「警察署を視察した際、留置担当者の規律ある態度に接し、頼もしく思っている。引き続き、基本を遵守し、事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。
    また、委員から、「担当者の若返りを図った効果が表れており、良かったと思う。」との発言があった。
  (4) 初任科第151期生(長期課程)卒業式の挙行について
   警務部長から、本年1月31日に挙行予定の初任科第151期生(長期課程)卒業式について報告があった。
 委員から、「警察本部長賞の表彰は、どのような基準で実施しているのか。」との質問があり、警務部長から、本部長賞は各科目の得点が70点以上、全科目の平均得点が90点以上で、かつ、最上位の成績の学生に対して授与しており、これらの基準に満たない場合は表彰対象者がいない場合もあるとの説明があった。
  (5) 110番受理及び緊急配備実施状況について
   生活安全部長から、平成23年中の110番受理及び緊急配備実施状況について報告があった。
委員から、「緊急配備とは、どのようなものか。」との質問があり、生活安全部長から、殺人や強盗等の凶悪犯罪等のほか、発生間近の窃盗等、初動対応することが必要な犯罪の発生に対し、緊急配備という形で警察活動を展開し、被疑者の早期検挙や事犯の拡大防止等を図ろうとするものであり、緊急配備の種別により、配備範囲、配備箇所、人数等が異なるとの説明があった。
  (6) サイバー空間の脅威に対処するための情報セキュリティ対策推進月間について
 生活安全部長から、本年2月に実施予定のサイバー空間の脅威に対処するための情報セキュリティ対策推進月間について報告があった。
 委員から、「イベントは、毎年異なる場所で開催しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、多くの人に啓発できることから、今年は昨年と同じ「イオンモール鈴鹿」で開催予定であるとの説明があった。
  (7) 振り込め詐欺対策活動の実施結果について
 刑事部長及び生活安全部長から、平成23年中の振り込め詐欺対策活動の実施結果について報告があった。
 委員長から、「振り込め詐欺が、前年と比較して大きく増加していることから、関係機関との連携を強化するなど、しっかりと対策を講じて、抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「留守番電話機能の活用とはどういうことか。」との質問があり、生活安全部長から、振り込め詐欺の被疑者は自身の声が録音されることを嫌うことから、留守番電話機能を活用して被害防止を図ろうとするものであるとの説明があった。

2 その他
(1) 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
(2) 情報公開請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年1月13日から1月26日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
 (3) 組織的な健康管理対策の推進について
 警務部厚生課次長から、組織的な健康管理対策の推進について報告があった。

391 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「昨日、警察署協議会代表者会議を開催したが、活発に発表・協議が行われ、大変有意義であり、積極的な活動に心強く思った。また、昨晩、鈴鹿警察署員が交通事故現場活動中に受傷したが、事故原因等を検証し、再発防止に努めていきたい。」との発言があった。

392 第1 議決事項

1 人事案件について
警務部長及び警務部首席参事官から、人事案件について説明があり、原案どおり同意された。
2 人事案件について
   警務部警務課から、人事案件について説明があり、原案どおり承認された。
 3 交通規制の実施について
交通部長から、交通信号機の移設に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
 4 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

393 第2報告事項等

1 平成24年第1回三重県議会定例会(2月会議)について
  警務部長から、平成24年第1回三重県議会定例会(2月会議)について報告があった。
委員から、「公用車は任意保険に加入していないのか。」との質問があり、警務部長から、任意保険に加入しており、資料に記載されている賠償額は任意保険から支払われる金額であるとの説明があった。
 2 平成24年度警察費当初予算(案)の概要について
  警務部長から、平成24年度警察費当初予算(案)の概要について報告があった。
委員から、「暴力団排除条例広報啓発事業では、どのようなことをするのか。」との質問があり、刑事部長から、事業者からの暴力団排除活動の一環として、事業所や店舗に掲げるプレートを制作するものであるとの説明があった。
 3 平成23年度第3四半期における監察実施等の状況について
  警務部首席監察官から、平成23年度第3四半期における監察実施等の状況について報告があった。
委員から、「通常点検の目的は何か。」との質問があり、警務部首席監察官から、厳正な規律を保持するため、姿勢・態度・服装の点検と併せて、警察手帳等の必要な携帯品を良好な状態で所持しているかを確認するものであるとの説明があった。
4 子ども・女性安全対策室の活動状況について
  生活安全部長から、平成23年中の子ども・女性安全対策室の活動状況について報告があった。
委員長から、「子どもや女性に対する犯罪は、再犯率が高いのか。」との質問があり、生活安全部長から、特に幼児や児童に対する性的犯罪の再犯率が高いことから、再犯防止対策を強化しているとの説明があった。

394 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「最近、交通死亡事故が続発し、昨日現在の交通事故死者数は12人、前年比プラス2人と増加傾向にあることから、しっかりと対策を講じて、事故抑止に努めていきたい。」との発言があった。

395 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり21件の行政処分が決定された。

396 報告事項等

(1) 報告事項
 ○ 職務執行に関する苦情受理・処理状況について
   警務部長から、本年1月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
委員長から、「苦情について、しっかりと対応していただいているが、引き続き、組織的かつ適切な処理に努めていただきたい。」との発言があった。
  ○ ストーカー・配偶者暴力対策実施状況について
   生活安全部長から、平成23年中のストーカー・配偶者暴力対策実施状況について報告があった。
委員長から、「ストーカー対策の警告は、どのように行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、ストーカー規制法に基づく警告は文書を交付して行い、その他の指導警告は誓約書の提出や口頭による警告を行っているとの説明があった。
    また、委員から、「配偶者暴力相談支援センターはどこにあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、津市内に設置されているとの説明があった。
 ○ 交通安全教育指導員研修会の開催について
    交通部長から、本年2月17日に開催される交通安全教育指導員研修会について報告があった。
委員長から、「交通安全教育指導員と交通安全アドバイザーの相違は何か。」との質問があり、交通部長から、いずれも学校や老人クラブ等において交通安全教育を実施している人の名称であるが、交通安全教育指導員は市町が運用しており、交通安全アドバイザーは県下全域をカバーするため、三重県警察の委託を受けて交通安全協会が運用しているとの説明があった。
 ○ 第5回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について
   交通部長から、本年2月19日に開催される第5回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について報告があった。
  ○ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部長から、本年1月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 情報公開請求等対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年1月27日から2月9日までの間における
   情報公開請求等対応状況について報告があった。
 ○ 「みえ県民力ビジョン」及び「みえ県民力ビジョン・行動計画」について
 警務部警務課企画室長から、「みえ県民力ビジョン」及び「みえ県民力ビジョン・行動計画」について報告があった。

397 おわりに

警務部長から異動に伴う転任の挨拶があり、委員長から、「健康に留意され、新任地での活躍を祈念申し上げる。」との発言があった。

398 議決事項等

(1) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員から、「犯罪被害者等給付金の原資は何か。」との質問があり、警務部長から、犯罪被害者等給付金の申請受理や裁定は都道府県公安委員会で行うが、支給は国費であるとの説明があった。
   また、委員から、「このような制度があることを教示しているのか。」との質問があり、警務部長から、被害者支援要員等、担当した警察官が教示しているとの説明があった。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

399 報告事項

(1) 平成24年3月中業務計画について
  警務部長から、本年3月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「3月は異動期であるが、異動の際にはしっかりと引継ぎをして、治安維持に間隙が生じないようにしていただきたい。」との発言があった。
(2) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成24年1月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「今年は交通事故死者数が増加しているが、年により波のようなものがあるのか。」との質問があり、交通部長から、増減を繰り返しているが、長期的には減少傾向で推移しており、今後、しっかりと対策を講じて事故抑止に努めていきたいとの説明があった。
(3) ポルトガル語による学科試験の実施について
   交通部長から、自動車の運転免許試験に関して、本年4月2日から実施予定のポルトガル語による学科試験について報告があった。
委員長から、「学科試験の合格率はどの程度か。」との質問があり、交通部長から、試験の種別により異なるが普通免許は約70%であるとの説明があった。
また、委員から、「ポルトガル語の学科試験を実施するに至った経緯は何か。」との質問があり、交通部長から、ニーズが高まっていることや近県でもポルトガル語の学科試験を実施することを踏まえて検討した結果、本県においても実施が可能であると判断したものであるとの説明があった。
 さらに、委員から、「試験問題はどのように作成するのか。」との質問があり、交通部長から、警察庁から示された試験問題を参考に、本県において複数の種類の問題を作成し、出題することとしているとの説明があった。

400 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先ほど、公安委員会表彰を行い、駐在所勤務員3人、少年補導員1人が受賞されたが、それぞれ、地道な活動を長年にわたって続けており、本当によく頑張っていると感じた。引き続き、地域に密着した活動を推進し、地域住民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

401 議決事項等

(1) 三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について
警務部長から、平成24年春の三重県警察の主な組織改編と、これに伴う三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「治安情勢を踏まえて、適切に組織改編を実施していただきたい。」との発言があった。
(2) 三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について
警務部長から、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について説明があり、原案どおり議決された。
   委員から、「機動捜査隊には、小隊が幾つあるのか。」との質問があり、刑事部長から、3小隊あり、隊員の約3分の1は管区機動隊を兼務しているとの説明があった。
(3) 幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
警務部長から、幹部交番、交番、警察官駐在所及び検問所の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(4) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

402 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成23年度警察費最終補正予算(案)について
警務部長から、平成23年度警察費最終補正予算(案)ついて報告があった。
○ 「東日本大震災」の災害警備等に係る「特殊勤務手当」の一部改正について
警務部長から、「東日本大震災」の災害警備等に係る「特殊勤務手当」の一部改正について報告があった。
委員長から、「東日本大震災の災害警備は大変困難な業務であり、特殊勤務手当が改正されることにより、派遣された警察官の励みになると思う。」との発言があった。
  ○ サイバー犯罪捜査検定要綱の制定について
   生活安全部長から、平成24年度から実施するサイバー犯罪捜査検定要綱の制定について報告があった。
委員長から、「インターネットが社会基盤の一つとして定着している一方で、不正アクセス等のサイバー犯罪が多発している。この種犯罪は、目に見えない難しい犯罪であるが、国民生活の大きな脅威となることからしっかりと対応願いたい。」との発言があった。

(2) その他
○ 情報公開請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年2月10日から2月23日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
 ○ 平成24年度警察費当初予算について
 警務部会計課長から、平成24年度警察費当初予算について報告があった。

403 議決事項

(1) 三重県情報公開条例審査基準及び三重県個人情報保護条例に基づく処分に係る審査基準の改正について
警務部長から、三重県情報公開条例審査基準及び三重県個人情報保護条例に基づく処分に係る審査基準の改正について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

404 報告事項等

(1) 報告事項
○ 異動期におけるメンタルヘルス対策の推進について
警務部長から、異動期におけるメンタルヘルス対策の推進について報告があった。
    委員長から、「メンタル疾患は、発症者を発見した場合の対処が難しいと思う。臨床心理士や保健師による健康相談を推進するなど、しっかりと対策を講じていただきたい。」との発言があった。
○ 平成24年度監察等実施計画について
警務部首席監察官から、平成24年度の監察等実施計画について報告があった。
委員から、「ブロック別監察実戦塾ではどのようなことをするのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、予防監察の観点から、身上把握や身上指導の効果的な実施要領などについて、実戦方式で実施することとしているとの説明があった。
さらに、委員から、「随時監察を行う場合は、事前通知をしているのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、基本的には事前に通知しているが、交番・駐在所や休日・夜間に実施する場合は、抜き打ちで行っているとの説明があった。
また、委員長から、「しっかりと監察を実施し、非違事案の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
  ○ 通信指令技能検定(初級)の実施結果について
   生活安全部長から、平成23年度中の通信指令技能検定(初級)の実施結果について報告があった。
委員長から、「実技試験は、どのように実施しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、今回は万引き被疑者の逃走事案を想定し、110番の受理要領と指令要領について審査を行ったとの説明があった。
また、委員から、「技能検定を取得することのメリット(効果)はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、通信指令に係る人材育成と資格取得により士気高揚が図られ、自信を持った執行務につながっているとの説明があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
 ○ 長崎県西海市西彼町における女性2名被害の殺人事件に関する千葉・長崎・三重県警察の対応の検証結果概要について
 生活安全部首席参事官及び刑事部捜査第一課長から、長崎県西海市西彼町における女性2名被害の殺人事件に関する千葉・長崎・三重県警察の対応の検証結果概要について報告があった。

405 おわりに

委員長から、「昨日、津南警察署協議会に出席し、白バイの技能走行や県警音楽隊の演奏を視察したが、いずれも技術が高く、よく訓練されていると感じた。引き続き、それぞれの特長を生かし、県民の安全・安心の確保や県民との音の架け橋に努めていただきたい。」との発言があった。

406 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「今週に入り、交通死亡事故や殺人事件が続発した。異動を控え、気を引き締めて業務に取り組み、県民の安全・安心の確保に努めてまいりたい。」との発言があった。

407 議決事項

(1) 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(3) 平成24年度実地監査計画(案)について
警務部長から、留置に関する平成24年度実地監査計画(案)ついて説明があり、原案どおり承認された。
委員長から、「災害に係る訓練の監査とは、どのようなものか。」との質問があり、警務部長から、大規模災害等の発生を想定し、被留置者の避難訓練(模擬)等の実施状況を監査するものであるとの説明があった。
さらに、委員長から、「留置業務は大変であると思うが、しっかりと実地監査を行い、不適正事案の未然防止に努めていただきたい。」との発言があった。
(4) 銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医  師の指定に関する規則の一部改正(案)について
生活安全部長から、銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の一部改正(案)について説明があり、
  原案どおり議決された。
(5) 銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定(公安委員会告示)の一部改正(案)について
生活安全部長から、銃砲刀剣類所持等取締法第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定(公安委員会告示)の一部改正(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(6) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

408 報告事項等

1 報告事項
(1) 職務質問強化月間の実施結果について
生活安全部長から、本年2月に実施した職務質問強化月間の結果について報告があった。
委員長から、「職務質問は、犯罪の予防や検挙のために、警察官に与えられた大きな権限である。職務質問の技能の向上を図り、安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
  (2) 平成23年度上級鑑識技能検定の実施結果について
   刑事部長から、平成23年度上級鑑識技能検定の実施結果について報告があった。
委員長から、「受検対象者は全警察署員か。」との質問があり、刑事部長から、全ての職員が対象であるが、特に現場活動を行う職員に検定の取得を奨励しているとの説明があった。
    また、委員から、「合格基準が低いように思うが如何か。」との質問があり、刑事部長から、高度な技術や技能を要する項目があることから、全国的な基準を踏まえて定めているとの説明があった。
    さらに、委員から、「先日、警察署の女性職員との意見交換会を行ったが、その席で警察官になろうとした理由を尋ねたところ、鑑識ができるからと答えた女性警察官が複数いた。その職員は鑑識に非常に魅力を感じているようであり、引き続き、このような取組を推進し、士気の高揚に努めていただきたい。」との発言があった。
  (3) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
 警備部首席参事官から、本年2月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

2 その他
(1) 人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
(2) 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
(3) 情報公開等請求対応状況について
   警務部広聴広報課長から、本年2月24日から3月8日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
 (4) 平成23年度財政的援助団体の受監結果について
 生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長及び警務部会計課監査室長から、平成23年度財政的援助団体の受監結果について報告があった。
 (5) 三重県警察の組織及び業務内容等について
 警務部警務課から、本年4月1日現在における三重県警察の組織及び業務内容等について報告があった。
(6) 適正な取調べに向けたDVDビデオ教材の作成について
 警務部総務課取調べ監督室長から、適正な取調べに向けて作成したDVDビデオ教材について、同ビデオを視聴しつつ報告があった。
 (7) 松阪市上川町地内におけるトラック運転手殺人事件について
 刑事部捜査第一課次長から、本年3月5日に認知した松阪市上川町地内におけるトラック運転手殺人事件について報告があった。

409 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「本日、第一次異動を内示したが、引継ぎを徹底し、治安維持に間隙が生じることのないよう万全を期してまいりたい。」との発言があった。

410 議決事項

(1) 三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について
交通部長から、三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(2) パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について
交通部長から、パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。

411 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成24年4月中業務計画について
警務部長から、平成24年4月中業務計画について報告があった。
委員長から、「4月は異動後の会議や教養、研修がたくさん計画されているが、早期に新態勢を確立し、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
    また、委員から、「間もなく始まる警察官の募集用ポスターはどのようなデザインか。」との質問があり、警務部長から、募集用ポスターを示しつつ、これらのポスター等を活用してしっかりと啓発し、優秀な人材を確保していきたいとの説明があった。
○ 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年2月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「今月に入って、交通死亡事故が増加傾向にあるように思う。   今後、春の行楽期に向けて、事故の多発が心配されることから、しっかりと対策を講じて、交通事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。

(2) その他
 ○ 3県(千葉、三重、長崎)に係るストーカー絡みの殺人事件に関するその後の対応等について
 生活安全部首席参事官から、3県(千葉、三重、長崎)に係るストーカー絡みの殺人事件に関するその後の対応等について報告があった。
 ○ 松阪市飯南町地内の山林内における死体遺棄事件について
 刑事部捜査第一課次長から、本年3月11日に遺体が発見された松阪市飯南町地内の山林内における死体遺棄事件について報告があった。

412 終わりに

委員長から、「今朝の新聞に「暴力団総数が最少になった」旨、報道されていたが、暴力団排除条例の施行など、暴力団対策を強化した効果が現れてきているものと思われる。」との発言があり、刑事部長から、全国及び三重県の暴力団情勢について報告しつつ、引き続き、暴力団の壊滅に向けた総合的な対策を推進してまいりたいとの発言があった。

413 議決事項

(1) 三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施行期日を定める
   規則(案)について
   警務部長から、三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例の施
  行期日を定める規則(案)について説明があり、原案どおり承認された。
(2) 古物営業法等に係る行政手続法に基づく処分基準の改定について
  生活安全部長から、古物営業法等に係る行政手続法に基づく処分基
  準の改定について説明があり、原案どおり議決された。
(3) 運転免許の行政処分について
   運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政
  処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり19
  件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

414 報告事項等

(1) 報告事項
○ 平成24年第1回三重県議会定例会(2月会議)の結果について
 警務部長から、平成24年第1回三重県議会定例会(2月会議)の結果について報告があった。
委員長から、「先日、新聞に「通学路の横断歩道等の補修予算が減額」と報道されていたがどういうことか。」との質問があり、本部長から、平成23年度については22年度の交付金を繰り越し執行したことから事業費が多くなっているが、この「次世代支援のための安全な道路交通環境整備事業」は23年度から4年間、計画的に推進していくものであるとの説明があった。
○ 平成24年度警察官採用候補者試験(1回目)の公告等について
  警務部長から、平成24年度警察官採用候補者試験(1回目)の公告等について報告があった。
委員から、「一般的に採用試験の競争倍率が高くなれば優秀な人材を確保できると考えられるが、実際のレベルはどうか。」との質問があり、警務部長から、毎年、採用試験の問題や採用数が異なることなどから一概に競争倍率とレベルの比較や相関関係、検証は難しいと思われるが、今後、確認・検討を行い、よい人材を採用していきたいとの説明があった。
○ 初任科第152期生(短期課程)卒業式の挙行について
  警務部長から、昨年10月1日採用の初任科第152期生(短期課程)19名の卒業式の挙行について報告があった。
○ 暴力団排除条例施行一周年キャンペーンの実施について
  刑事部長から、本年4月2日に実施する暴力団排除条例施行一周年キャンペーンについて報告があった。
委員長から、「暴力団排除条例を県民にアピールし、社会全体で暴力団排除活動を推進するとともに保護対策を徹底されたい。」との発言があった。

(2) その他
○ 人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○ 情報公開等請求対応状況について
  警務部広聴広報課次長から、本年3月9日から3月22日までの間における情報公開等請求対応状況について報告があった。
○ 三重県警察情報セキュリティシステムについて
警務部情報管理課から、三重県警察情報セキュリティシステムについて報告があった。

会議の終わりに、生活安全部長、交通部長及び警備部長から、それぞれ異動に伴う転任及び退職の挨拶があった。

415 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「春の定期異動が終わり、新体制となった。しっかりやっていきたいので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
本部長からは、「先程、退職者のお見送りをしたところであり、新体制のもと、治安維持に万全を期してまいりたい。」との報告があった。

416 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

417 報告事項

(1)初任科生入校式の挙行について
警務部長から、本年4月5日、三重県警察学校において挙行する初任科生の入校式について報告があった。
(2)平成24年度サイバーパトロール・モニターの公募について
生活安全部長から、本年4月1日から募集する平成24年度サイバーパトロール・モニターの公募について報告があった。
委員長から、「交通関係の情報提供が多かったとの説明であるが、具体的にどのような情報が提供されたのか。」との質問があり、生活安全部長から、例えば、自動車の走行中に撮影されたと思われる映像がインターネット上に流れていたことから、運転中に撮影したのであれば、道路交通法上、問題があるのではないか旨の情報が提供されたが、確認したところ違反は認められなかったとの説明があった。
また、委員から、「提供された情報が直接検挙に結びついた事例はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、直接検挙に結びついた事例はないが、有害情報として削除した事例はあり、引き続き、積極的な情報提供を依頼してまいりたいとの説明があった。
さらに、委員から、「モニターとして再委嘱することはあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、公募であるので、前年に引き続き応募した人で、適任者については再委嘱しているとの説明があった。
(3)平成24年春の全国交通安全運動の実施について
交通部長から、本年4月6日から4月15日までの10日間実施する平成24年春の全国交通安全運動について報告があった。
委員から、「交通安全母の会とはどのような組織か。」との質問があり、交通部長から、子どもの交通事故防止に資することを目的に、小学生及び幼稚園児の保護者が中心となって、各地区に組織された任意団体であるとの説明があった。
また、委員長から、「今後、春の行楽期に向けて、事故の多発が心配されることから、しっかりと交通安全対策に取り組んでいただきたい。」との発言があった。

418 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「松阪警察署管内で発生した死体遺棄事件に関して、新聞紙上等で大きく報道されているが、早期検挙に向けて鋭意努力してまいりたい。また、本日から春の全国交通安全運動が始まったが、本県の交通事故死者数は、昨日現在27人で、前年比プラス5人と増加傾向にあることから、しっかりと対策を講じて事故を抑止してまいりたい。」との発言があった。
 また、委員長からは、「松阪の死体遺棄事件は、発生から長期間経過して遺体が発見されたことなどから、難しい捜査になると思うが頑張っていただきたい。」との発言があった。

419 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

420 報告事項等

1 報告事項
(1) 警察署長会議の開催について
警務部長から、本年4月24日開催予定の警察署長会議について報告があった。委員長から、「ストーカー事案や児童虐待事案は潜在性が強く、他機関との連携も必要なことから対応が難しいと思うが、しっかりと協議して、迅速・適切な対応に努めていただきたい。」との発言があった。また、委員からも、「恋愛感情等を起因とした暴力的事案等への対応は、鋭敏な感覚が必要で、かつ抽象的な部分もあって難しいと思うが、しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があり、警務部長から、署長、副署長の実質的な関与や指揮の在り方、相手方の真意をくみ取る工夫も含めて、具体的な協議をしてまいりたいとの説明があった。
(2) 街頭緊急警報装置の運用開始について
生活安全部長から、本年3月30日から運用を開始した街頭緊急警報装置について報告があった。委員長から、「この装置は、被害者等が現場で通報ボタンを押すことにより、作動するのか。」との質問があり、生活安全部長から、通報ボタンを押すことにより、赤色回転灯が点灯するとともに、警報音が吹鳴し、併せて周辺映像が録画されるとの説明があった。また、委員から、「通報ボタンを押した人や周辺住民の人は、通報ボタンが押されたことにより、警察に通じていると思うのではないか。」との質問があり、生活安全部長から、整備に併せて地元で説明会を開催し、住民への周知と協力依頼を行っているところであるが、引き続き、啓発に努めてまいりたいとの説明があった。さらに、委員から、「同種の装置は既に整備されているのか。」との質問があり、生活安全部長から、平成16年からスーパー防犯灯とミニスーパー防犯灯を整備してきたが、ランニングコストが高く、装置を制御するためのソフトウェアの製造が終了したことなどから、今後、スーパー防犯灯等の老朽化に伴って街頭緊急警報装置への更新を推進し、地域の安心感を高めていきたいとの説明があった。
(3) ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年3月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。委員長から、「ストーカー行為等に関して、今年初めての警告であるとの説明であるが、警告に至らない相談等はどのくらいあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、ストーカー行為等の認知件数は66件、前年比プラス5件と増加傾向にあり、悪質な事案の発生も懸念されることから危機感を持って対応してまいりたいとの報告があった。
(4) 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年3月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
2 その他
(1) 情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年3月23日から4月5日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

421 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「今朝、北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイルが発射されたことに関し、本県においては特に治安維持上、問題となるような事案は発生しておらず、平穏に推移しているが、引き続き、警戒を強化してまいりたい。」との発言があった。

422 議決事項

運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。

423 報告事項等

(1)報告事項
○県下警務官・警務課長等会議の開催について
警務部長から、本年5月7日開催予定の県下警務官・警務課長等会議について報告があった。
委員長から、「会議開催の趣旨は何か。」との質問があり、警務部長から、警務部門の業務は、例えば、被害者支援や警察安全相談、被疑者の取調べ監督業務など、多岐にわたることから、この会議において、当面の重点推進事項等について意思統一を図ることを目的に開催することとしたとの説明があった。
○平成24年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について
警務部長から、平成24年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について報告があった。
委員長から、「駅伝競走大会は警察署対抗として実施するのか。」との質問があり、警務部長から、大会の詳細は検討中であるが、気力・体力の向上と職員相互の融和や連帯意識を高めるために、しばらくの間中止していた駅伝大会を再開することとしているとの説明があった。
また、委員から、「術科特別訓練の支援体制はどのように定めているのか。例えば、生活安全部長は逮捕術が得意だから、逮捕術支援部長を担当するのか。」との質問があり、生活安全部長から、得手不得手により担当するのではなく、昨年と同様、役職により、担当分野を定めているとの説明があった。
○東日本大震災に伴う部隊の派遣状況について
警備部長から、発災から1年が経過した東日本大震災に伴う部隊の派遣状況について報告があった。
委員長から、「多くの職員が被災地において困難な災害警備活動に従事され、敬意と謝意を表する。派遣された職員の報告会においては、警察官としての使命感・責任感があふれる言動に接し、大変頼もしく感じたところであり、引き続き、被災地のために頑張っていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「派遣された職員で体調不良者はいないのか。」との質問があり、警備部長から、特に問題となるような体調不良者はいないが、引き続き、メンタルケアを含め、健康管理対策をしっかりと講じてまいりたいとの説明があった。
(2)その他
○北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射事案に関する対応について
警備部長から、北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射事案に関する三重県警察の対応について報告があった。

424 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

425 報告事項等

(1) 報告事項
○平成24年5月中業務計画について
警務部長から、平成24年5月中業務計画について報告があった。
委員長から、「ゴールデンウィークを含め、5月は行事が多いことから、それらの行事にしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
 また、委員から、「三重県鉄道警察連絡協議会はどのような事業者で構成されているのか。」との質問があり、生活安全部長から、JRや私鉄など鉄道関係8事業者で組織されているとの説明があった。
○街頭犯罪等の情勢について
生活安全部長から、平成24年第1四半期の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
委員長から、「刑法犯の認知件数が増加傾向にあるが、県下全域で増加しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、例えばひったくりは松阪で増加しているなど、罪種によって増加地域は異なるが、全体的に北勢・中勢方面で刑法犯の発生が多いとの説明があった。
 また、委員から、「犯罪の類型別では自転車盗の認知件数が最も多いが、どのようなところで多発しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、地域により異なるが主要駅の駐輪場で発生することが多く、各警察署では発生時間帯や発生場所を分析して警戒を強化しているとの説明があった。
 さらに、委員から、「無施錠の自転車が被害に遭うのか。」との質問があり、生活安全部長から、施錠された自転車も盗難被害に遭っていることから、盗難防止に効果がある二重ロックを啓発しているとの説明があった。
○捜査員及び鑑識員に対する実践研修の試行実施について
刑事部長から、本年度から試行実施する捜査員及び鑑識員に対する実践研修について報告があった。
委員長から、「機動鑑識隊はどこに配置しているのか。」との質問があり、刑事部長から、機動鑑識隊は刑事部鑑識課に所属し、警察本部、四日市南警察署及び松阪警察署に配置して、各地域で発生した事件・事故現場に出動し、鑑識活動を実施しているとの説明があった。
また、委員から、「実践研修を本格実施した場合、研修生の人数はどの程度になるのか。」との質問があり、刑事部長から、試行実施の結果を踏まえて検討することとしているが、検挙力の向上を図るため、効果的に運用してまいりたいとの説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年3月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「交通安全キャンペーンなどで夜光反射材が多数配布されているが、着用状況はどうか。」との質問があり、交通部長から、交通事故により亡くなられた方は、夜光反射材を着用していない場合が多いことから、実際に着用していただけるよう、工夫を凝らして啓発してまいりたいとの説明があった。
○平成24年春の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、本年4月6日から4月15日までの10日間実施した平成24年春の全国交通安全運動の結果について報告があった。
○春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員長から、「ゴールデンウィーク中は激しい交通渋滞が予測されることから、しっかりと対策を講じて、安全で円滑な交通の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
○当面の警備情勢について
警備部長から、当面の警備情勢について報告があった。
(2)その他
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年4月6日から4月19日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

426 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先日開催した警察署長会議において、「恋愛感情等を起因とした暴力的事案等への迅速・適切な対応」について協議したところ、この種事案の再発防止に向けて、警察安全相談システムの拡充や110番通報に係る特定通報者自動表示システムの運用を見直したところであり、今後、全体的かつ統一的な情報共有システムの構築に向けて、更に検討してまいりたい。」との報告があり、委員長から、「しっかりと対策を講じて再発防止に努めていただきたい。」との発言があった。

427 議決事項

1 運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり9件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

428 報告事項等

(1)報告事項
○「COOLBIZ(クールビズ)」の実施について
 警務部長から、本年5月1日から10月31日までの間実施する「COOLBIZ(クールビズ)」について報告があった。
○平成23年度第4四半期における監察実施状況について
首席監察官から、平成23年度第4四半期における監察実施状況について報告があった。
 委員長から、「警察改革要綱が制定された時代を知らない若い警察職員が増えてきているが、警察改革の精神をしっかりと教養し、非違事案の未然防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成24年春の叙勲勲章伝達式の実施について
首席監察官から、本年5月8日に実施する平成24年春の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○自転車安全利用促進月間の実施について
交通部長から、本年5月1日から5月31日までの1か月間実施する自転車安全利用促進月間について報告があった。
 委員長から、「昨年開催した「教育委員会と公安委員会との意見交換会」において、自転車の通行ルールとマナーの遵守を徹底していく必要があるとの意見が出されたところであり、啓発や教育を推進し、自転車の安全利用を図っていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「電動アシスト自転車の事故が全国的に増えているようであるが、三重県はどうか。」との質問があり、交通部長から、三重県では電動アシスト自転車の事故はあまり報告されていないが、電動アシスト自転車の特性を踏まえて、事故防止に努めていきたいとの説明があった。
○「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について
交通部長から、本年7月1日から10月31日までの123日間をチャレンジ期間とする「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について報告があった。
委員長から、「関係機関と連携して、このような交通安全対策を推進することは、大切なことである。しっかりと取り組んで、事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「参加記念品は何か。」との質問があり、交通部長から、参加記念品は毎年「チャレンジ実行委員会」で選定されており、本年はまだ決まっていないとの説明があった。
さらに、委員から、「チームはどのように編成するのか。」との質問があり、交通部長から、家族や職場の同僚、知人など、3人一組で編成するものであり、チャレンジ期間が長いことから、多くの人に参加していただき、交通安全意識の持続・高揚を図ってまいりたいとの説明があった。
(2)その他
○知事部局における政策協議等の案件について
警務部警務課企画室長及び警備部警備第二課危機管理室長から、知事部局における政策協議等の案件について報告があった。
○犯罪現場における客観証拠の収集について
刑事部鑑識課から、犯罪現場における客観証拠の収集について、現場資料採取要領の実演を交えて報告があった。

429 はじめに

会議に先立ち、警務部長から、「明日と明後日の2日間、本年度1回目の警察官採用候補者試験を実施するところ、受験申込者数は544人で、前年度比約10%減少と採用情勢は厳しいが、しっかりと選考し、優秀な人材を確保していきたい。」との報告があった。

430 議決事項

(1)三重県留置施設視察委員会委員の任命について
警務部長から、三重県留置施設視察委員会委員の任命について説明 があり、原案どおり議決された。
委員長から、「委員には留置施設をしっかりと視察していただき、 積極的な御意見・御提言をいただきたい。」との発言があった。
(2)交通規制の解除について
交通部長から、交通信号機の撤去に係る交通規制の解除について  説明があり、原案どおり議決された。
(3)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

431 報告事項等

(1)報告事項
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年4月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○緊急雇用創出事業を活用した「青色回転灯犯罪抑止パトロール事業」の運用開始について
生活安全部長から、緊急雇用創出事業を活用した「青色回転灯犯罪抑止パトロール事業」の運用開始について報告があった。
委員長から、「パトロールに従事する人に対して、実施目的等をしっかりと教養していただきたい。」との発言があり、生活安全部長から、従事者に対しては事前講習を実施したところであり、県民の安全・安心を確保するため、この事業が効果的に機能するよう、努めてまいりたいとの説明があった。
また、委員から、「パトロールに従事する人は、警備員としての経験者
か。」との質問があり、生活安全部長から、緊急雇用創出事業であることから、パトロールに従事する人の多くは新規雇用の失業者であり、事業の運用開始前に警備員講習と青色防犯パトロール講習を受けてもらっているとの説明があった。
さらに、委員から、「昨年もこの事業は実施しているが、その効果は検証しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、実施地区における刑法犯認知件数が減少したほか、顕示性の高い青色回転灯や制服警備員による
パトロール活動により、地域住民等の安心感を醸成しており、一定の効果があったものと考えているとの説明があった。
○第44期(平成24年度)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
刑事部長から、第44期(平成24年度)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について報告があった。
委員から、「臭気選別では、嘱託警察犬として嘱託される犬はいないが、理由は何か。」との質問があり、刑事部長から、臭気選別は臭気を付着させた多くの白布から対象を選別させるものであり、選別結果については証拠能力も認められるが、厳格な審査がされていることから、これまでも臭気選別で嘱託された犬は極めて少ない状況にあるとの説明があった。
○ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について
交通部長から、ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について報告があった。
委員から、「交通渋滞はどのようにして予測しているのか。」との質問があり、交通部長から、過去の交通渋滞結果とNEXCO提供に係る高速道路の渋滞予測をベースにして、一般道路も含めて予測しているとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成24年4月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年4月20日から5月10日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○東日本大震災に伴う派遣部隊の活動及び大震災対策の推進状況について
警備部警備第二課長、警備部警備第二課危機管理室長及び中部管区機動隊第4大隊副官から、東日本大震災に伴う派遣部隊の活動及び大震災対策の推進状況について報告があった。
委員長及び委員から、派遣部隊員に対する敬意が表されるとともに、ねぎらいと激励の言葉がかけられた。

432 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先週、警察庁において、警察改革の精神を踏まえた非違事案防止対策の推進について協議したが、本県においては、警察改革の精神の徹底等に向けた総合的な施策検討委員会、通称「マインド・アップ委員会」を立ち上げたところであり、今後、具体的な施策を検討し、非違事案の防止を徹底することといたしたい。」との報告があり、委員長から、「しっかりと対策を講じて、県民の期待と信頼に応えていただきたい。」との発言があった。

433 議決事項

(1) 運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり15件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

434 報告事項

(1) 平成24年6月中業務計画について
警務部長から、平成24年6月中業務計画について報告があった。
委員長から、「交通安全の日は、どのような取組をするのか。」との質問があり、交通部長から、毎月11日は「交通安全の日」として、交通指導取締活動を強化するほか、各地で関係機関・団体と連携して街頭活動を推進するなど、集中的に交通安全を啓発しているとの説明があった。
(2) 平成24年三重県議会役員改選結果について
警務部長から、本年5月15日に実施された平成24年三重県議会役員改選結果について報告があった。
(3) 「若樫サポーター」による「非行少年を生まない社会づくり」キャンペーンの実施について
生活安全部長から、「若樫サポーター」による「非行少年を生まない社会づくり」キャンペーンの実施について報告があった。
委員長から、「若樫サポーターの非行防止に関する意識が高まり、この施策が拡大することを期待する。」との発言があった。
(4) 三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年4月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「紀州方面は、本年、死亡事故が発生していないところ、事故抑止対策を推進し、今後も死亡事故「ゼロ」を続けていただきたい。」との発言があり、委員からも、「交通事故分析を徹底し、県下全域で事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
(5) ポルトガル語による運転免許学科試験の実施状況について
交通部長から、本年4月2日から運用を開始したポルトガル語による運転免許学科試験の実施状況について報告があった。
委員から、「日本語とポルトガル語では、同じ内容の試験問題か。」との質問があり、交通部長から、同様の問題であるが、ポルトガル語でも受験することができるようになり、受験者の選択肢が広がったものと思うとの説明があった。

435 議決事項

(1)放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「放置違反金に対する延滞金は発生するのか。」との質問があり、交通部長から、放置違反金納付督促の納付期限の翌日から延滞金が発生するとの説明があった。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

436 報告事項

(1)平成23年度会計監査実施結果について
警務部長から、平成23年度三重県警察会計監査実施結果及び平成23年度警察庁会計監査結果について報告があった。
委員から、「捜査費はどのように配分しているのか。」との質問があり、警務部長から、各所属長からの申請に基づいて配分しており、重大事案が発生するなどして不足した場合は、追加申請により交付しているとの説明があった。
(2) 「平成24年度三重県警察犯罪被害者支援推進計画」の策定について
警務部長から、「平成24年度三重県警察犯罪被害者支援推進計画」について報告があった。
委員長から、「犯罪被害者に対しては、適切かつ効果的な支援が重要であることから、推進計画に基づいてしっかりと対策を講じていただきたい。また、高校生等に対する「命の大切さを学ぶ教室」や性犯罪被害者支援に関する講演について、若い人の心に訴える上でも有効と思われることから、積極的に推進されたい。」との発言があった。
また、委員から、「犯罪被害者等早期援助団体とは、どのような団体か。」との質問があり、警務部長から、みえ犯罪被害者総合支援センターを犯罪被害者等早期援助団体として指定しており、犯罪被害者等の負担軽減等を目的に、効果的に情報提供するため、推進計画において「情報提供制度の適切な運用」を新たに追加したものであるとの説明があった。
(3) 夏期における年次休暇等の取得奨励について
警務部長から、夏季における執務能率の向上と健康の保持・増進等を図るため、年次休暇等の取得奨励について報告があった。
委員から、「駐在所員は一人勤務であることから、休暇が取りにくいのではないか。」との質問があり、生活安全部長から、駐在所員が休暇を取る場合には、警察署や近隣の交番・駐在所員が警ら等で補完し、治安維持に間隙が生じないようにしているとの説明があった。
(4) 少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動(三重県版コネクションズ)等推進強化月間の実施結果について
生活安全部長から、本年4月に実施した少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動(三重県版コネクションズ)等推進強化月間の結果について報告があった。
委員から、「支援を打ち切った理由の「保護者支援辞退」とは何か。」との質問があり、生活安全部長から、支援対象少年の選定は保護者の同意を前提としており、対象少年が就職するなどして支援の必要がなくなり、辞退の申し出がなされたものであるとの説明があった。
(5) 第40回二輪車安全運転三重県大会の開催について
交通部長から、本年6月3日、三重中央自動車学校において開催される
第40回二輪車安全運転三重県大会について報告があった。
委員長から、「交通事故が多発する中で、このような大会が開催されることは大変意義のあることである。多くの人に参加していただき、事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。

437 その他

(1)「警察改革の精神」の徹底等に向けた総合的な施策検討委員会について
警務部参事官(監察課長)から、本年5月10日に設置した「警察改革の精神」の徹底等に向けた総合的な施策検討委員会(マインド・アップ委員会)について報告があった。
委員長から、「警察改革の精神が後退することのないよう、しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
(2) 情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年5月11日から5月24日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

438 おわりに

会議の終わりに、委員長から、「先日開催された津南地区交通安全協会総会において、永年無事故・無違反優良運転者表彰(50年以上)の対象者が118人もいた。大変すばらしいことであり、無事故・無違反の人が増加することを願う。」との発言があった。

439 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「本日から平成24年第1回三重県議会定例会6月会議が始まったが、三重県警察として、しっかりと丁寧に対応してまいりたい。」との発言があった。

440 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(遺族給付)申請受理について
警務部首席参事官から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員長から、「犯罪被害給付制度制定の趣旨を踏まえ、今後、適切に裁定してまいりたい。」との発言があった。
(2)自動車教習所(普通自動車第二種免許に係る教習)の公安委員会指定について
交通部長から、自動車教習所(普通自動車第二種免許に係る教習)の公安委員会指定について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「公安委員会が指定するための基準は全国統一か。」との質問があり、交通部長から、指定自動車教習所の指定の基準は法により定められており、その運用についても警察庁から示されていることから、運用上の裁量はあるものの、全国的に同様であるとの説明があった。
(3)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり21件の行政処分が決定された。

441 報告事項

(1)平成24年第1回三重県議会定例会(6月会議)について
警務部首席参事官から、平成24年第1回三重県議会定例会(6月会議)について報告があった。
委員から、「一般会計補正予算で上程された「伊賀市新庁舎建設に伴う交番の建て替え」とはどういう意味か。」との質問があり、警務部首席参事官から、伊賀警察署の丸の内交番は、伊賀市役所の敷地内に建てられており、この度、伊賀市の新庁舎建設に伴い、移転が必要となったことから、建て替えるものであるとの説明があった。
さらに、委員から、「丸の内交番の建て替え経費はどこが負担するのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、県単警察施設整備費として計上したが、財源は、全額、伊賀市からの物件移転補償費で充当しているとの説明があった。
(2)平成24年度前期車両運転技能認定検査等の実施結果について
警務部首席参事官から、本年5月に実施した平成24年度前期車両運転技能認定検査等の結果について報告があった。
委員長から、「しっかりと取り組んで運転技能の向上を図り、公用車の交通事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「交通事故を起こした人の認定はどうするのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、運転に必要な適性等に問題があると認められれば、認定の取消しや降級もあり得るとの説明があった。
さらに、委員から、「白バイ隊(交通機動隊)を希望する人は、白バイ技能認定1級を事前に取得しておく必要があるのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、交通機動隊に配属になってから、技能認定を取得してもよいとの説明があった。
(3)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年5月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員長から、「警告に至った理由は様々であるが、重大な結果に発展しないよう、引き続き、適切に対応願いたい。」との発言があった。
(4)学習塾安全サポート・ネットワークの運用(新規)について
生活安全部長から、本日、運用を開始した学習塾安全サポート・ネットワークについて報告があった。
委員長から、「メール送信の対象者は、学習塾に通っている子どもたちの保護者か。」との質問があり、生活安全部長から、そのとおりであり、学習塾において既に構築されている「携帯メールによるネットワーク」を活用させていただくこととしたものであるとの説明があった。
また、委員から、「学校に対して、不審者情報等はどのように提供しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、各警察署が教育委員会や関係機関と構築しているファックスネットシステム(Fネットシステム)を活用して提供しているとの説明があった。
(5)三重県警察サイバーパトロール・モニターの委嘱について
生活安全部長から、本日委嘱式及び研修会を実施した三重県警察サイバーパトロール・モニターについて報告があった。
委員から、「モニターへの応募は何人あったのか。」との質問があり、生活安全部長から、応募は16人であり、審査の結果、16人全員をモニターとして委嘱したとの説明があった。

442 おわりに

会議の終わりに委員長から、「5月29日、中部公安委員会連絡会議に出席したが、その席上、福井県公安委員会委員長から、原子力発電所の警戒警備に関する各県の応援派遣について、感謝の意が表された。」との発言があった。
また、委員から、「先日、証拠品の集中管理について報道されていたが、本県はどのように保管しているのか。」との発言があり、本部長から、各警察署において保管しているが、引き続き、適切な保管・管理に努めてまいりたいとの報告があった。

443 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先日、伊勢警察署において、保管文書の紛失事案が発生したが、今後、このようなことがないよう、しっかりと再発防止対策を講じて、文書の適切な保管・管理に努めてまいりたい。」との発言があった。

444 議決事項

(1)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

445 報告事項等

(1)報告事項
ア三重県警察技能指導官の新規指定について
警務部長から、三重県警察技能指導官の新規指定について報告があった。
委員長から、「福祉犯とは具体的にどのような犯罪か。」との質問があり、生活安全部長から、児童買春に係る犯罪や児童の心身に有害な影響を与える行為をさせる犯罪など、少年の福祉を害する犯罪をいうとの説明があった。
また、委員から、「技能指導官の指定換えの理由は何か。」との質問があり、警務部長から、今春の定期異動に伴う配置換えなどにより5人の指定を解除し、新たに専門的技能や知識を有する適任者5名を新規指定するものであるとの説明があった。
イ職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年5月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
委員長から、「若い人は、時に冷静さを欠いた言動がなされることから、しっかりと教養し、苦情の申出に対して組織的かつ適切な処理 に努めていただきたい。」との発言があった。
ウ職務質問強化月間の実施結果について
生活安全部長から、本年5月に実施した職務質問強化月間の結果について報告があった。
委員から、「窃盗事件の検挙に関して、任意同行して通常逮捕したとのことであるが、現行犯逮捕はできなかったのか。」との質問があり、生活安全部長から、逮捕の要件を慎重に判断したものであり、引き続き、適正捜査を推進するとの説明があった。
さらに、委員から、「刑務所を出所した人が生活の拠点とするような施設はないのか。」との質問があり、生活安全部長から、刑務所出所後、帰る家のない人が、自立できるまでの間、一時的に住むことのできる施設として、更生保護施設などがあるが入所を嫌う人もいるとの説明があった。
エ通学路における交通安全の確保に向けた緊急合同点検の実施について
交通部長から、本年7月から実施する通学路における交通安全の確保に向けた緊急合同点検について報告があった。
委員長から、「しっかりと取り組んで、子どもたちの交通事故防止を図っていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「通学路における危険箇所点検は以前から実施していると思うが、今回実施する理由は何か。」との質問があり、交通部長から、交通安全総点検など、以前から通学路の点検は実施しているが、今回は通学児童死傷者多数事故が連続発生したことを受け、道路管理者や教育委員会、警察、学校、PTAなど、関係者が連携して緊急かつ集中的に合同点検を実施するものであるとの説明があった。
オ示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成24年5月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
ア情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年5月25日から6月7日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
イ保管文書の誤廃棄と認められる事案の発生について
交通部交通規制課次長から、伊勢警察署における保管文書の誤廃棄と認められる事案の発生について報告があった。

446 おわりに

会議の終わりに警務部長から、「6月1日に開催された全国警察本部長会議に代理出席したが、その席上、警察庁長官から、東日本大震災に伴う各都道府県の支援に対する感謝と引き続きの協力依頼がなされた。」との発言があった。

447 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「地下鉄サリン事件などで警察庁から特別手配されていた、オウム真理教の元信者である高橋克也容疑者が、本日、警視庁に検挙された。三重県警察を含め、全国警察が捜査を推進していたところであり、公安委員各位には、御支援に感謝申し上げる。」との発言があった。

448 議決事項

(1)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。

449 報告事項

(1)平成24年7月中業務計画について
警務部長から、平成24年7月中業務計画について報告があった。
(2)特定通報者自動表示システムの運用状況及びシステムの更新について
生活安全部長から、特定通報者自動表示システムの運用状況及びシステムの更新について報告があった。
委員から、「システム入力は誰が行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、相手の同意を得た上で、生活安全部長等の承認を得て通信指令課の職員が行うとの説明があった。
さらに、委員から、「DV被害者等の安全・安心を確保するため、本システムを効果的に運用願いたい。」との発言があった。
(3)薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について
刑事部長から、薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について報告があった。
(4)三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年5月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「交通死亡事故は減少傾向にあるが、引き続き、しっかりと対策を講じて、交通事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
(5)第46回交通安全子ども自転車三重県大会の開催について
交通部長から、本年6月23日に開催される第46回交通安全子ども自転車三重県大会について報告があった。
委員から、「地区予選は実施しているのか。」との質問があり、交通部長から、以前は予選を行っていた地区もあったが、現在は教育委員会の推薦等により、三重県大会の出場校を決定しているとの説明があった。
さらに、委員から、「このような取組を通じて、自転車の安全利用を啓発し、子どもたちの交通事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。
(6)入管法等の改正による新たな在留管理制度の導入について
警備部長から、入管法等の改正による新たな在留管理制度の導入について報告があった。
委員から、「外国人登録原票は外国人登録法に基づいて作成しているのか。」との質問があり、警備部長から、外国人登録法に基づいて、市町村が作成・保管しているが、外国人登録法廃止以降は法務省で保管され、ファイリングシステムに移行されることとなるとの説明があった。
さらに、委員から、「在留カードはどこが発行するのか。」との質問があり、警備部長から、入国管理局が発行するが、具体的には国際空港などにおいて発行されることとなるとの説明があった。

450 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先日、本県を通過した台風4号により、県内では負傷者や家屋への浸水被害が出たほか、交通機関やライフラインへの影響が相次いだが、本県警察では早期に被害が予想された紀州方面に機動隊を事前配置するなど、三重県警察が一体となって災害警備を実施した。幸い、機動隊が出動しなければならないような事態には至らなかったが、今後、梅雨末期の大雨や台風の来襲も懸念されることから、災害警備に万全を期してまいりたい。」との発言があった。
 また、委員長からは、「今回の台風では、三重県内においても避難勧告が発令された地域があったが、被害を未然に防止するためには住民一人一人が避難勧告や避難指示に適切に対応する必要があると思う。」との発言があった。

451 議決事項

(!)警察官等の援助要求について
警備部長から、警戒警備に伴う福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「この警戒警備は年間を通じて行うのか。」との質問があり、警備部長から、福井県警察では全国から支援を得て、年間を通じて警戒警備を実施しているとの説明があった。
さらに、委員から、「長期間の派遣であるが、宿舎はどうするのか。」との質問があり、警備部長から、福井県警察が宿舎として準備した民宿に宿泊することとなるとの説明があった。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり11件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

452 報告事項等

(1)報告事項
○女性警察官スキルアップ等研修会の開催について
警務部長から、本年6月27日に開催する女性警察官スキルアップ等研修会について報告があった。
委員から、「特別講演では自分の経験を踏まえて、「女性が仕事を続けていくに当たって」と題して、女性として社会に出ている職業人の立場からお話をさせていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「子どもが生まれて退職する女性職員は多いのか。」との質問があり、警務部長から、退職する人は少なく、子どもが生まれても継続して働くことができる環境が整いつつあるものと考えているとの説明があった。
さらに、委員から、「本県は、全警察官に占める女性警察官の割合は高いのか。」との質問があり、警務部長から、本県の女性警察官の割合は7.4%で、全国平均と比較して若干高いとの説明があった。
○平成24年三重県警察記念日表彰式の実施について
警務部首席監察官から、本年7月2日に実施する平成24年三重県警察記念日表彰式について報告があった。
○身辺警戒員の指定及び訓練の実施について
刑事部長から、身辺警戒員の指定及び訓練の実施について報告があった。
委員長から、「このような取組は初めて行うのか。」との質問があり、刑事部長から、今まで必要に応じて個別に保護対策を実施していたが、暴力団排除気運の高まりを背景として、暴力団との関係を遮断しようとする企業等に対して危害行為が続発していることから、保護対象者に対する危害を未然に防止するため「三重県警察保護対策実施要綱」を制定して、組織的に保護対策を実施することとしたものであり、全国的に同様の取組を行っているとの説明があった。
(2)その他
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年6月8日から6月21日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○警察改革の精神の徹底について
警務部警務課企画室長、生活安全部生活安全企画課子ども・女性安全対策室長、警務部監察課調査官及び警務部広聴広報課警察安全相談担当補佐から、警察改革の精神の徹底について報告があった。

453 議決事項

(1)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

454 報告事項等

(1)議決事項
○平成24年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について
警務部長から、平成24年第1回三重県議会定例会(6月会議)の結果について報告があった。
○第62回「社会を明るくする運動」街頭広報活動の実施について
生活安全部長から、本年7月2日に実施する第62回「社会を明るくする運動」街頭広報活動について報告があった。
○平成24年夏の交通安全県民運動の実施について
交通部長から、本年7月11日から7月20日までの10日間実施する「夏の交通安全県民運動」について報告があった。
委員長から、「交通安全県民運動に多くの人・団体に参加していただくことにより、広く県民の皆さんに交通安全を啓発し、事故防止を図っていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「交通安全県民運動の出発式において、高齢者と中学生に贈呈される反射材は何か。」との質問があり、交通部長から、高齢者には反射タスキが、中学生には自転車用スポークリフレクターが贈呈されるとの説明があった。
さらに、委員から、「先日、四日市南警察署協議会に出席した際、協議会委員から「交通安全街頭キャンペーンで、自転車用スポークリフレクターを直接取り付けていただいた」という話を聞いたが、大変良い取組であると思う。」との発言があり、交通部長から、配布するだけでは取り付けていただけない人もいることから、直接取り付けて事故防止を啓発しているとの説明があった。
○関西電力の計画停電に伴う三重県警察の対応について
交通部長から、関西電力が準備している今夏の計画停電に伴う三重県警察の対応について報告があった。
(2)その他
○特定通報者自動表示システムについて
生活安全部長及び生活安全部通信指令課長から、特定通報者自動表示システムについて、デモ実演を交えて報告があった。
○マインド・アップ委員会(「警察改革の精神」の徹底等に向けた総合的な施策検討委員会)における検討状況について
警務部監察課副参事から、本年5月10日に設置したマインド・アップ委員会(「警察改革の精神」の徹底等に向けた総合的な施策検討委員会)における検討状況について報告があった。

455 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、全国公安委員会連絡会議に出席したところ、会議においては「警察改革の精神の徹底に向けた公安委員会の管理の在り方」をテーマに討議を実施した。複数の県から事例発表等が行われたが、本県においても警察改革の精神の徹底に向けた総合的な施策をしっかりと推進し、非違事案の未然防止に努めていただきたい。」との発言があった。

456 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
委員から、「給付金の支給総額は、一人当たりに対する金額か。」との質問があり、警務部長から、支給総額は申請者全てに支給する全体の金額であり、本件は第一順位の遺族二人が申請者であることから、一人当たりの給付金の額は支給総額の1/2であるとの説明があった。
(2)運転免許の行政処分について 運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり20件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

457 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について警務部長から、平成24年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について報告があった。
委員から、「体験・体感型説明会とは具体的にどのようなことをするのか。」との質問があり、警務部長から、説明会場において警察官の制服の試着や指紋採取の実演など、参加者に実際に体験していただくことにより、関心を高め、受験者の拡大を図ろうとするものであるとの説明があった。
さらに、委員から、「英語の試験区分で採用された警察官がスペインに派遣されたと聞いたことがあるが、このような制度はあるのか。」との質問があ
り、警務部長から、一定期間、外務省に出向し、各国の大使館・領事館において勤務する制度があるとの説明があった。
○「警察改革旬間」の設定について
警務部長から、本年7月13日から7月22日までの10日間設定する「警察改革旬間」について報告があった。
委員長から、「警察改革の精神の徹底に向け、各種施策にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について生活安全部長から、本年6月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員長から、「警告に至った理由や当事者の年齢層は様々であるが、重大な結果に発展しないよう、引き続き、適切に対応願いたい。」との発言があった。
また、委員から、「身柄が拘束されている者に対して、警告する意味はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、身柄拘束が解除された場合の被害を未然に防止するため、被害者からの申出により警告するものであるとの説明があった。
○平成24年夏期(7〜8月)における雑踏警備実施予定について
生活安全部長から、平成24年夏期(7〜8月)における人出予想数1万人以上のイベント等に係る雑踏警備実施予定について報告があった。
委員長から、「花火大会等の大規模なイベントは多くの人出があり、雑踏警備も大変であろうと思うが、事故を未然に防止するため、しっかりと安全対策に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○飲酒運転取締強化月間の実施結果について
交通部長から、本年6月に実施した飲酒運転取締強化月間の結果について報告があった。
委員から、「酒類提供罪の検挙はないのか。」との質問があり、交通部長から、今年は未だ酒類提供罪の検挙はないが、飲酒運転が後を絶たないことか
ら、飲酒運転を助長する飲酒運転周辺者3罪の取締りを強化していきたいとの説明があった。
さらに、委員から、「飲酒運転の検挙は夜間が多いのか。」との質問があ
り、交通部長から、夜間が多いが、二日酔いと思われる午前の時間帯や昼食後の時間帯の検挙も少なくないことから、創意工夫を凝らして飲酒運転の実態に応じた取締りを推進いたしたいとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、本年6月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○運転免許取消処分取消請求事件について
警務部監察課副参事から、運転免許取消処分取消請求事件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年6月22日から7月5日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○犯罪被害者等支援総合対策について
警務部広聴広報課長から、犯罪被害者等支援総合対策について報告があった。

458 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先週から今週にかけて交通死亡事故が続発したが、7月11日から始まった夏の交通安全県民運動にしっかりと取り組み、交通事故を抑止してまいりたい。」との発言があった。

459 議決事項

(1)交通規制の実施について
交通部長から、平成24年度第1回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「信号機の設置要望箇所はどれくらいあるのか。」との質問があり、交通部長から、三重県全体で約700か所であるが、道路構造や交通量、交通事故発生状況などを踏まえて、必要な箇所に適切に整備してまいりたいとの説明があった。
また、委員から、「信号機1か所あたりの整備費用はどの程度か。」との質問があり、信号機の種別等によって異なるが1か所あたり平均500万円であり、道路環境に応じて種別を選択して整備しているとの説明があった。
(2)警察職員等の援助要求について
警備部長から、警衛警備に伴う滋賀県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり9件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

460 報告事項

(1)第23回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催について
警務部長から、本年7月18日に開催する第23回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会について報告があった。
委員長から、「工夫を凝らした多くの作品が出展されるが、警察装備の充実・発展を図るために、引き続き開発改善に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「全体の応募件数はどの程度か。」との質問があり、警務部長から、装備部門で57件、鑑識部門で35件の応募があり、事前審査でそれぞ  れ10件と12件を選定したものであるとの説明があった。
(2)平成24年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
警務部長から、本年7月25日に愛知県武道館において開催される平成24年度中部管区内警察柔道・剣道大会について報告があった。
委員長から、「是非頑張っていただきたい。」との発言があった。
(3)職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年6月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
(4)子ども・女性安全対策(先制・予防的活動)の推進状況について
生活安全部長から、本年上半期中の子ども・女性安全対策(先制・予防的活動)の推進状況について報告があった。
委員長から、「警告と検挙はどのように区別しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、行為が悪質で法に違反する場合は検挙し、行為の態様等により検挙に至らない場合は警告としているとの説明があった。
さらに、委員長から、「先制・予防的な活動を強化し、子ども・女性の安全確保に努めていただきたい。」との発言があった。
(5)110番受理、緊急配備実施状況及び特定通報者自動表示システム登録状況について
(6)生活安全部長から、本年上半期中の110番受理、緊急配備実施状況及び特定通報者自動表示システム登録状況について報告があった。
委員長から、「非常に多くの110番通報を受理しているが、それぞれの110番通報に適切に対応し、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
(6)暴走族取締強化月間の実施結果について
交通部長から、本年6月に実施した暴走族取締強化月間の結果について報告があった。
委員から、「一時停止違反で逮捕することはあるのか。」との質問があり、交通部長から、道路交通法違反であっても行為が悪質であり、証拠隠滅や逃走のおそれが認められる場合は逮捕しているとの説明があった。
また、委員から、「最近は大規模な集団暴走はあまり見かけなくなったのではないか。」との質問があり、交通部長から、最近は少人数によるゲリラ的な暴走が多いとの説明があった。
さらに、委員から「旧車會とは何か。」との質問があり、交通部長から、暴走族風に改造した旧型のバイクや自動車を運転する者のグループをいうが、不法改造車も多いことから関係機関と連携した取締りを引き続き推進していくとの説明があった。
(7)第45回二輪車安全運転全国大会について
交通部長から、本年8月4日及び5日の2日間、鈴鹿サーキットにおいて開催される第45回二輪車安全運転全国大会について報告があった。
委員から、「大会の出場者はどのように選出しているのか。」との質問があり、交通部長から、本年6月3日に実施した県大会の優秀者が出場するが、県大会への出場者が減少してきていることから、二輪車販売店等と連携して幅広い参加者の募集に努め、多くの二輪車ライダーに事故防止を啓発していきたいとの説明があった。

461 おわりに

会議の終わりに、委員長から、「先日、津南警察署協議会に出席したところ、交通トラブルの適切な対応に感謝する手紙が披露され、大変嬉しく思ったが、このようなことが当たり前となるよう、引き続き、県民のための警察の確立に向け、しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

462 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「一昨日、「警察改革の精神の徹底」のために実現すべき施策(案)について検討・協議するために、公安委員会臨時会議を開催し、公安委員会としての意見等を申し上げたところであるが、今後、警察改革の精神の徹底に向けて、検討した施策等にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

463 議決事項

(1)警察職員等の援助要求について
警備部長から、東日本大震災に伴う災害警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり24件の行政処分が決定された。

464 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年8月中業務計画について
警務部長から、平成24年8月中業務計画について報告があった。
委員から、「8月1日に締結する手話通訳者運用に関する協定とは何か。」との質問があり、刑事部長から、通常、手話通訳は県や市の関係機関を通じて依頼しているが、本年4月1日に発足した「三重県聴覚障害者支援センター」と手話通訳者の運用に関する協定を締結し、休日・夜間を含め、通訳体制の充実を図ろうとするものであるとの説明があった。
○第23回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について
警務部長から、本年7月18日に開催した第23回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の結果について報告があり、優秀作品が披露された。
委員長から、「それぞれの作品には、日常業務を通じて創意・工夫を凝らしていることが強く感じられる。引き続き、警察装備の充実・発展を図るために、開発改善に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○街頭犯罪等の情勢について
生活安全部長から、平成24年上半期の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
委員長から、「コンビニ強盗への管理者対策とは、どのような対策か。」との質問があり、生活安全部長から、例えば、夜間の複数勤務や防犯カメラの設置、駐車場照明の整備など、犯罪の未然防止に資する対策をいうとの説明があった。
○少年非行の状況について
生活安全部長から、平成24年上半期の少年非行の状況について報告が
あった。
委員から、「小学生はどのような非行行為で補導されているのか。」との質問があり、生活安全部長から、万引きや火遊び(火気乱用)などであるとの説明があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、平成24年上半期の犯罪情勢について報告があった。
委員長から、「融資保証金詐欺の被害額が大きく増えているが、被害者は高齢者が多いのか。」との質問があり、刑事部長から、融資保証金詐欺の被害者は40歳代から60歳代の男性であり、認知件数は前年比で減少しているものの、被害額は大きく増加していることから、振り込め詐欺等の被害防止対策を推進してまいりたいとの説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年6月末現在の三重県の交通事故発生状況(確定数)について報告があった。
○夏の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、本年7月11日から7月20日までの10日間実施した夏の交通安全県民運動の結果について報告があった。
○夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、対象期間を本年8月10日から8月19日までの10日間とする夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
(2)その他
○「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策(案)について
警務部参事官(監察課長)から、本年7月25日の公安委員会臨時会議において検討・協議した「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策(案)について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年7月6日から7月26日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○振り込め詐欺等の被害防止対策の推進について
生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長から、振り込め詐欺等の被害防止対策の推進について報告があった。

465 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日、福島県に赴き、本県警察の東日本大震災特別派遣部隊を督励するとともに被災状況を視察したが、部隊員は皆、しっかりと警戒警備を実施しており、頼もしく感じた。また、現地を直接見て、被害の甚大さを実感したところであり、引き続き、現地の復興に向けて支援をお願いいたしたい。」との発言があった。

466 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(2)交通規制の実施について
交通部長から、平成24年度第2回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「信号機整備の年度計画について、複数回に分けて執行しているが理由は何か。」との質問があり、交通部長から、信号機を整備する必要性や緊急性、道路整備の進捗状況などを踏まえて複数回に分けて執行しているものであり、引き続き、効果的かつ適切な整備に努めてまいりたいとの説明があった。
(3)警察官の援助要求について
警備部長から、警戒警備に伴う兵庫県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(4)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり20件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。

467 報告事項等

(1)報告事項
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年9月3日開催予定の警察署長会議について報告があった。
○平成24年度情報管理業務監査及び警察情報セキュリティ監査の実施結果について
警務部長から、平成24年度情報管理業務監査及び警察情報セキュリティ監査の実施結果について報告があった。
委員長から、「監査結果における指摘事項の是正確認はどのように行うのか。」との質問があり、警務部長から、監査事項の不備等を指摘した所属に対しては、第3四半期の巡回業務指導において是正結果を確認することとしているとの説明があった。
○警察改革旬間における取組結果について
警務部長から、本年7月13日から7月22日までの10日間設定した「警察改革旬間」における取組結果について報告があった。
委員長から、「警察改革旬間には、部外講師による講演会や小集団討議、福祉事業体験など、創意工夫を凝らして様々な取組を実施しているが、引き続き、警察改革の精神の徹底に向け、各種施策にしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○平成24年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会の開催について
警務部長から、本年8月28日開催予定の平成24年度三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会について報告があった。
委員長から、「この大会には多くの警察官が参加するが、平素から切磋琢磨して術科技能の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、平成24年上半期における警察安全相談等の受理状況について報告があった。
委員長から、「困り苦しむ人のために苦情や相談を正面から受け止め、
しっかりと対応願いたい。」との発言があった。
また、委員から、「法定の苦情とは何か。」との質問があり、警務部長から、法定の苦情とは、国家公安委員会規則で定める手続に従って、文書により申出がなされた苦情をいうが、メールや電話で申出のあった苦情についても、法定の苦情と同様に受理し対応しているとの説明があった。
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成24年上半期における情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
○平成24年度第1四半期における監察実施状況について
警務部首席監察官から、平成24年度第1四半期における監察実施状況について報告があった。
委員長から、「身上把握・指導により非違事案を防止できた、という好事例はあるか。」との質問があり、警務部首席監察官から、抑止効果はあると思われるものの、非違事案が発生して初めて身上把握・指導の足りなかった部分がわかってくるのであり、事前の効果を測定することは難しいが、今後も効果的な身上把握・指導に努めてまいりたいとの説明があった。
さらに、委員長から、「警察改革に関するSA試験の実施対象者はどのように選定したのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、随時監察を実施した交番・駐在所の勤務員を中心にSA試験を実施したとの説明があった。
また、委員から、「身上把握は、具体的にどのような方法で実施しているのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、日常の職務等を通じて把握することが基本であるが、自己申告や個々面接、また、若年警察官については家庭訪問を実施して把握する場合もあるとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年7月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員から、「警告に至った理由や当事者の年齢層は様々であるが、重大な結果に発展しないよう、引き続き、適切に対応願いたい。」との発言があった。
また、委員長からも、「(訪問看護を受けていた高齢者による)ヘルパーに対するストーカー行為事案は、今後、増加すると思われるが、このような事案に対しても適切に対応願いたい。」との発言があった。
○平成24年度三重県警察通信指令競技会の実施結果について
生活安全部長から、本年8月6日に実施した平成24年度三重県警察通信指令競技会の結果について報告があった。
○不法滞在外国人等の検挙・摘発状況について
警備部長から、平成24年上半期における不法滞在外国人等の検挙・摘発状況について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年7月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の
取扱いについて報告があった。
(2)その他
○「「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策」に基づく各施策の着実な実施について
警務部参事官(監察課長)から、「「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策」に基づく各施策の着実な実施について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年7月27日から8月9日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

468 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「8月28日に三重県警察柔道・剣道・逮捕術大会を開催するが、委員各位には暑い中ではあるが視察・激励をお願いいたしたい。」との発言があり、委員長からは、「来週は、術科大会や防災訓練など、重要な行事が続けて予定されているが、有事に備えてしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

469 議決事項

運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり28件の行政処分が決定された。

470 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年9月中業務計画について
警務部長から、平成24年9月中業務計画について報告があった。
委員から、「警備業者に対する立入検査推進月間を設けている趣旨は何か。」との質問があり、生活安全部長から、立入検査は日常的に実施しているものの、警備業務の適性を図るため、月間を設けて集中的に実施しようとするものであるとの説明があった。
委員長から、「全国外事担当課長会議には誰が行き、また、どのような業務を担当しているのか。」との質問があり、警備部長から、三重県警察では警備第一課長が外事担当であり、スパイなどの対日有害活動や国際テロなどを担当しているとの説明があった。
さらに、委員長から、「9月20日の「夕暮れ時交通安全フェスタ」ではどのようなことをするのか。」との質問があり、交通部長から、秋の全国交通安全運動の出発式に代わるものとして、その前日に大型ショッピングセンターにおいて、子どもから高齢者まで楽しんで参加していただける交通安全啓発活動を実施するものであるが、秋から冬にかけては夕暮れ時の交通事故が多発することから、県民の皆さんの注意を喚起し、交通安全意識を高めようとするものであるとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年7月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について
報告があった。
委員から、「駐在所では、休日や夜間においても地域住民からの届出等があるので大変だと思うが、警察署や隣接する交番・駐在所で補完するなどして、しっかり対応していただきたい。」との発言があった。
○平成24年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
警務部長から、本年9月7日、日本武道館において開催される平成24年度全国警察柔道・剣道選手権大会について報告があった。
委員長から、「出場する選手の皆さんには、三重県警察のために頑張っていただきたい。良い成績を期待している。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年7月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○平成24年度三重県警察本部防災訓練の実施について
警備部長から、本年8月31日に実施予定の平成24年度三重県警察本部防災訓練について報告があった。
○平成24年度三重県総合防災訓練への参加について
警備部長から、本年9月2日に実施される平成24年度三重県総合防災訓練への参加について報告があった。
(2)その他
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年8月10日から8月23日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○より合理的な交通規制の推進について
交通部交通規制課長から、より合理的な交通規制の推進について報告があった。

471 おわりに

会議の終わりに、委員から、「先日、滋賀県警察において3人の女性警察官を再採用した旨報道されていたが、三重県警察ではこのような取組はしていないのか。」との質問があり、警務部長から、三重県警察では再採用は実施していないが、今後、必要により検討し、優秀な人材の確保に努めてまいりたいとの説明があった。

472 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「早朝から実施された警察本部防災訓練を視察したが、全員が真剣に取り組み、大変頼もしく感じた。本日の訓練で得られた教訓を生かし、いつ発生するかわからない災害に備えていただきたい。」との発言があり、本部長からは、「本日は、警察本部と警察署が連携して、実戦さながらの防災訓練を実施した。本日の結果を検証し、更なる対処能力の向上を図って、災害の発生に備えてまいりたい。」との発言があった。

473 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり28件の行政処分が決定された。

474 報告事項等

(1)報告事項
○初動警察刷新強化に向けた取組の検証結果について
警務部長から、初動警察刷新強化に向けた取組の検証結果について報告があった。
委員から、「今まで取り組んできた多くの施策や整備したシステムを有効に活用し、迅速・的確な初動警察活動を実施して、県民の安全・安心の確保に
努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員長からも、「新たな取組を推進し、初動警察活動の更なる高度化を図っていただきたい。」との発言があった。
○耐暑訓練の実施について
警務部長から、耐暑訓練の実施について報告があった。
委員長から、「耐暑訓練の実施に当たっては、暑い時期でもあることから、熱中症対策等、健康管理に十分配意願いたい。」との発言があった。
○「三重県警察防犯の絆ネットワーク」の運用について
生活安全部長から、本年9月3日から運用(情報提供)を開始する「三重県警察防犯の絆ネットワーク」について報告があった。
委員長から、「子どもたちの安全・安心を確保するため、学校や教育委員会と連携を強化し、ネットワークの拡大を図っていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「絆ネットワークにより、報道されないような地域に密着した犯罪情報や不審者情報、防犯情報が広く県民に提供されることは、犯罪の未然防止、拡大防止を図る上で、非常に効果的であると思う。」との発言があった。
さらに、委員から、「警察署ごとにネットワークを構築するとのことであるが、登録件数のばらつきはないのか。」との質問があり、生活安全部長から、鈴鹿警察署が登録件数39件と最も多く、10件以下の警察署もあることから、絆ネットワークの広報啓発を推進し、ネットワークの拡大に努めてまいりたいとの説明があった。
(2)その他
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。

475 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日開催された署長会議では、治安情勢を踏まえた各種対策の推進に関する指示や協議が熱心に行われ、大変有意義な会議であったと思う。今後、示された各種対策を効果的に推進し、治安維持に万全を期していただきたい。」との発言があり、本部長からは、「先日来、愛知県と広島県において小学生女児が略取、監禁されるという凶悪犯罪が相次ぎ発生したことを受けて、子どもの犯罪被害防止対策の徹底を指示したところであり、今後、通学路の安全対策も含め、関係機関と連携して、子どもの安全確保に努めてまいりたい。」との発言があった。

476 議決事項

(1)銃砲刀剣類所持等取締法第4条の3第2項及び第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の規定による医師の指定について
生活安全部長から、銃砲刀剣類所持等取締法第4条の3第2項及び第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の規定による医師の指定について説明があり、原案どおり議決された。
(2)銃砲刀剣類所持等取締法第4条の3第2項及び第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の規定による医師の指定の公示について
生活安全部長から、銃砲刀剣類所持等取締法第4条の3第2項及び第12条の3の規定に基づく公安委員会が指定する医師の指定に関する規則の規定による医師の指定の公示について説明があり、原案どおり議決された。
(3)再発防止命令発出に伴う意見聴取について
刑事部長から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に基づく再発防止命令発出に伴う意見聴取の実施について説明があり、原案どおり議決
された。
(4)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり26件の行政処分が決定された。

477 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年第2回三重県議会定例会(9月会議)について
警務部長から、平成24年第2回三重県議会定例会(9月会議)について報告があった。
委員から、「緊急雇用創出事業の自動車部品画像検索システムデータ収集事業とはどのような事業か。」との質問があり、警務部長から、ひき逃げ事件等の交通事故事件捜査を迅速かつ的確に実施するため、自動車の外観画像や部品データを収集し、データベース化するものであるとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年8月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○街頭活動強化月間の実施結果について
生活安全部長から、本年8月に実施した街頭活動強化月間の結果について報告があった。
委員から、「件数の増減だけでは治安情勢を一概に語ることはできないと思うが、刑法犯の認知件数や検挙件数が前年比で減少していることから、結果をよく分析・検証し、今後の対策に生かしていただきたい。」との発言があった。
また、委員長から、「街頭活動強化月間を実施した目的は何か。」との質問があり、生活安全部長から、例年8月は、職務質問強化月間として職務質問による検挙活動を重点に実施してきたが、本年は犯罪の抑止活動を強化し、犯罪の検挙と未然防止を図ろうとしたものであるとの説明があった。
さらに、委員長から、「警察官の姿がよく見えるよう、街頭活動を強化し、より一層、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成24年「秋の全国交通安全運動」の実施について
交通部長から、本年9月21日から9月30日までの10日間実施する平成24年「秋の全国交通安全運動」について報告があった。
委員長から、「交通安全フェスタで実施する「飲酒疑似体験」とは何か。」との質問があり、交通部長から、視覚や平衡感覚の麻痺など酒に酔った状態を作り出す「酒酔い体験ゴーグル」を着用して、歩行や障害物の回避を体験することにより、飲酒の影響と危険性を実感していただき、飲酒運転の未然防止を図ろうとするものであるとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年8月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年8月24日から9月6日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

478 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「本日から秋の全国交通安全運動が始まったところ、交通事故死者数は前年比で減少しているものの、今後年末に向けて、事故の多発が懸念されることから、この運動を契機に、より一層事故抑止に努めてまいりたい。」との発言があり、委員長からは、「先日、警察学校において、初任科生に対して訓育を行ったが、皆、真剣に聴講しており、大変すがすがしく、かつ頼もしく感じた。今後も日々研さんを重ねて、立派な警察官になっていただきたい。卒業式を楽しみにしている。」との発言があった。

479 議決事項

(1)三重県警察署協議会の委員の委嘱等に関する規程(案)について
警務部長から、三重県警察署協議会の委員の委嘱等に関する規程(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(2)犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(3)意見聴取結果及び再発防止命令の発出について
刑事部長から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に基づく再発防止命令発出に伴う意見聴取結果及び再発防止命令の発出について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「再発防止命令に違反した場合はどうなるのか。」との質問があ
り、刑事部長から、罰則により担保されており、命令違反は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金となるとの説明があった。
(4)交通規制の実施について
交通部長から、平成24年度第3回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「本年度の信号機の新設については、今回で全て執行することとなるのか。」との質問があり、交通部長から、本年度の信号機の新設計画30基分については、今回で全て意思決定を受けることとなり、今後、関係機関と調整しつつ、入札を行って事業を執行することとしているとの説明があった。
さらに、委員から、「入札の結果、予算が余った場合はどうするのか。」との質問があり、交通部長から、予算の執行残が生じた場合には、効果的な活用を検討してまいりたいとの説明があった。
(5)警察職員等の援助要求について
警備部長から、警衛警備に伴う岐阜県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(6)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。

480 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年10月中業務計画について
警務部長から、平成24年10月中業務計画について報告があった。
委員長から、「福島県の原子力発電施設警戒のため、銃器対策部隊を派遣する理由は何か。」との質問があり、警備部長から、テロ警戒要員として、全国持ち回りで派遣しているものであるとの説明があった。
○三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、本年10月3日に執行する三重県殉職警察職員慰霊祭について報告があった。
○初任科第153期生(短期課程)卒業式の挙行について
警務部長から、本年9月27日に三重県警察学校において挙行する初任科第153期生(短期課程)の卒業式について報告があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年8月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について
報告があった。
委員から、「苦情の理由として、相手方に対して説明が足りなかったり、冷静さを欠いた言動によるものが大半であることから、しっかりと指導・教養を実施し、相手の立場に立った適切な職務執行に努めていただきたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年8月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「交通事故死者数は前年比でマイナスではあるものの、更なる減少を目指して、事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○通学路における交通安全の確保に向けた緊急合同点検の実施結果について
交通部長から、本年7月及び8月に実施した通学路における交通安全の確保に向けた緊急合同点検の結果について報告があった。
委員長から、「今回の点検結果を踏まえ、必要な対策にしっかりと取り組んで、子どもたちの交通事故防止を図っていただきたい。」との発言があった。
(2)その他
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○術科訓練の恒常的な実施に向けた取組について
警務部教養課長から、術科訓練の恒常的な実施に向けた取組について、映像射撃訓練の実演を交えて報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年9月7日から9月20日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

481 議決事項

(1)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり30件の行政処分が決定された。

482 報告事項

(1)三重県警察音楽隊定期演奏会の開催について
警務部長から、本年11月17日、津市白山総合文化センターにおいて開催する三重県警察音楽隊の定期演奏会について報告があった。
委員から、「音楽隊と競演するのはどのような人か。」との質問があり、警務部長から、現在、ドラマーとして活躍している四日市市の小学校4年生女子児童であるとの説明があった。
また、委員長から、「地域に密着した演奏会として、多くの人に鑑賞していただけることを期待している。」との発言があった。
(2)初任科第155期生(短期課程)入校式の挙行について
警務部長から、本年10月4日、三重県警察学校において挙行する初任科第155期生(短期課程)の入校式について報告があった。
(3)全国地域安全運動の実施について
生活安全部長から、本年10月11日から10月20日までの10日間実施する全国地域安全運動について報告があった。
委員から、「「子ども安全・安心の店」はどのくらいあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、現在、51事業所を認定しており、今年度、25事業所を追加認定する予定であるとの説明があった。
また、委員長から、「「子ども安全・安心の店」は通学路に設置しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、大半が子どもたちの通学路沿いに設  置しており、引き続き、通学路沿いの事業所を中心に拡充していくこととしてい  るとの説明があった。
さらに、委員長から、「ヤングボランティアとはどのような人か。」との質問があり、生活安全部長から、各警察署管内に勤務、又は居住する概ね30歳未満の若者ボランティアであり、高校生や大学生が多いとの説明があった。
(4)第43回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
交通部長から、本年10月6日及び7日の2日間、茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センターにおいて開催される第43回全国白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員から、「バランス走行操縦競技とはどのような競技か。」との質問があり、交通部長から、白バイの運転において重要なバランスの技術をパイロンスラロームや八の字走行、小道路旋回、回避制動等によって競うものであるとの説明があった。
さらに、委員から、「モトクロス車は、実際の警察活動において、どのような場合に使うのか。」との質問があり、交通部長から、モトクロス車の特性を生かし、災害警備で使用することが多いとの説明があった。
また、委員長から、「白バイ隊員は普段からこのような訓練(バランス走行、トライアル走行等)をしているのか。」との質問があり、交通部長から、普段から行っているが、特に大会出場者については、強化訓練を実施しているとの説明があった。
さらに、委員長から、「全国大会では頑張っていただきたい。」との発言があった。

483 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「秋の全国交通安全運動期間中の交通死亡事故は1件1人と、統計記録が残る昭和42年以降過去最少であったが、10月に入り交通死亡事故が続発し、昨日現在で既に4人の方が亡くなっている。今後年末に向けて、事故の多発が懸念されることから、より一層事故抑止に努めてまいりたい。」との発言があり、委員長からは、「先日、初任科第155期生の入校式に出席したが、入校生の規律正しく、かつ凛々しい姿に接し、大変さわやかな気持ちになった。今後、警察官として必要な知識・技能の習得と併せて、人格の陶冶に励み、立派な警察官になっていただきたい。」との発言があった。

484 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(2)警察職員等の援助要求について
刑事部長から、合同捜査に伴う愛知県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求2件について説明があり、原案どおり議決された。
(3)警察職員等の援助要求について
警備部長から、警衛警備に伴う岐阜県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(4)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

485 報告事項等

(1)報告事項
○第5回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について警務部長から、第5回JPファミリー生きがい振興財団地域安全功労賞の受賞について報告があった。
委員長から、「受賞者は交通安全の啓発にどのような功労があったのか。」との質問があり、警務部長から、長年にわたり、交通安全と記載した大きな文字看板やキャラクター看板を自主制作して多くの箇所に掲出し、地域住民の交通安全意識の高揚に尽力したものであるとの説明があった。
○暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部改正について
刑事部長から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部改正について報告があった。
委員長から、「暴力的要求行為の規制の強化に関して、公共事業に関する規制の強化はどのような内容か。」との質問があり、刑事部長から、従来は公共工事に関する不当要求だけが規制対象であったが、今回の改正により、公共事業のあらゆる契約に関する不当要求が規制対象となったものであるとの説明があった。
○秋の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、本年9月21日から9月30日までの10日間実施した秋の全国交通安全運動の結果について報告があった。
委員から、「交通安全運動には多くの人が参加しているが、悲惨な交通事故が後を絶たないことから、更なる啓発を推進し、交通事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○大規模災害対策の推進状況と今後の取組について
警備部長から、大規模災害対策の推進状況と今後の取組について報告が
あった。
委員長から、「先日、警察本部の防災訓練と三重県総合防災訓練を視察したが、いずれも全員が真剣に取り組み、実戦さながらの訓練であった。訓練で得られた教訓を生かし、災害の発生に備えていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「官民との連携強化に関して、株式会社トーカイとはどのような協定を結んだのか。」との質問があり、警備部長から、災害発生時において、警備部隊の使用する布団・毛布等の寝具の供給について、協定を締結したものであるとの説明があった。
(2)その他
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○損害賠償請求事件について
警務部参事官(監察課長)から、損害賠償請求事件について報告があった。
○「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策について
警務部参事官(監察課長)から、「警察改革の精神」の徹底のために実現すべき施策について、公安委員会の意見やコメントに関する報告があった。
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年9月21日から10月4日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

486 議決事項

(1)暴力団対策法及び暴力団対策法施行規則の一部改正に伴う関係規程の改正について
刑事部長から、暴力団対策法及び暴力団対策法施行規則の一部改正に伴う関係規程の改正について説明があり、原案どおり議決された。
(2)警察官等の援助要求について
警備部長から、原子力関連施設の警戒警備に伴う福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「先日、本県の東日本大震災特別派遣部隊を督励するとともに現地の被災状況を視察し、被害の甚大さを実感したところであり、今回の警戒警備も大変ではあると思うがよろしくお願いいたしたい。」との発言があった。
また、委員からも、「防護服等の装備資機材を有効に活用し、しっかりと警戒警備に当たっていただきたい。」との発言があった。
(3)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

487 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年度後期車両運転技能認定検査等の実施結果について
警務部長から、平成24年度後期車両運転技能認定検査等の実施結果について報告があった。
委員から、「今回の合格率75.3%は、過去と比較すると高いのか低いのか。」との質問があり、警務部長から、前期の合格率は75.8%であり、過去若干のバラツキはあるものの70〜80%で推移しており、今回の合格率も平均的な数値であるとの説明があった。
また、委員長から、「筆記試験はどのような問題を出題しているのか。」との質問があり、警務部長から、緊急車両に関する問題のほか、自動車の運転に関する一般的な問題を出題しているとの説明があった。
さらに、委員長から、「運転技能の向上を図り、公用車の交通事故防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○犯罪被害者週間に伴う各種行事の実施について
警務部長から、犯罪被害者週間(毎年11月25日から12月1日までを設定)に伴う各種行事の実施について報告があった。
委員長から、「12月2日に開催される「犯罪被害者支援を考える集い」において、いわゆる「闇サイト殺人事件」の被害者遺族の講演があるが、この事件は大変痛ましい事件であった。今回、この講演を始め、各種行事を計画していただいているが、多くの人に参加していただき、被害者支援の意識を高めていただきたい。」との発言があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年9月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○第43回全国白バイ安全運転競技大会の結果について
交通部長から、本年10月6日及び7日の2日間、茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センター「安全運転中央研修所コース」において開催された第43回全国白バイ安全運転競技大会の結果について報告があった。委員長及び委員から、「優勝おめでとうございます。白バイ隊の技術の高さが認められ、大変嬉しく思う。引き続き、来年に向けて、技能の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年9月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○伊勢神宮に対するインターネットの「2チャンネル掲示板」における威力業務妨害事件について
刑事部参事官(捜査第一課長)及び生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室長から、伊勢神宮に対するインターネットの「2チャンネル掲示板」における威力業務妨害事件について報告があった。

488 はじめに

会議に先立ち、警務部長から、「本日、本部長は全国警察本部長会議に出席するため、この定例会議を欠席するが御了承願いたい。」との発言があり、委員長からは、「最近、大きく報道されている兵庫県尼崎市の死体遺棄事件は、被害の拡大が懸念されるところ、角田被告は以前から近隣住民とのトラブルが絶えなかったとのことから、この種犯罪の未然防止を図るため、管内実態の把握に努めるとともに地域住民の声にしっかりと耳を傾け、安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

489 議決事項

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の仮給付について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の仮給付について説明があり、原案どおり決定された。
○三重県暴力団排除条例の一部を改正する条例案について
刑事部長から、暴力団対策法の一部改正に伴う三重県暴力団排除条例の一部を改正する条例案について説明があり、原案どおり承認された。
○警察職員の援助要求について
警備部長から、東日本大震災に伴う災害警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

490 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年11月中業務計画について
警務部長から、平成24年11月中業務計画について報告があった。
○三重県議会における文書質問制度の導入について
警務部長から、三重県議会における文書質問制度の導入について報告が
あった。
○平成24年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会の開催について
警務部長から、本年10月22日及び23日に日本武道館において開催される平成24年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会について報告があった。
○平成24年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年10月26日に中部管区警察学校において開催される平成24年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。委員長及び委員から、「最近、この大会の成績は芳しくないが、平成21年度の逮捕術女子個人戦では準優勝している。全国警察柔道大会、同剣道大会を含めて、今回出場する選手の皆さんには、頑張っていただきたい。」との発言があった。
○街頭犯罪等の情勢について
生活安全部長から、平成24年9月末現在の街頭犯罪等の情勢について報告があった。
委員から、「車上狙いの認知件数が多いが、どのような方法が用いられているのか。」との質問があり、生活安全部長から、無施錠やガラスのたたき割りなどによる被害が多いが、車内に貴重品を置かないことが被害の未然防止には重要であることから、確実な施錠と併せて、その旨の啓発を強化してまいりたいとの説明があった。
○特定通報者自動表示システムの現在の登録状況及び効果的活用について
生活安全部長から、本年9月末現在の特定通報者自動表示システムの登録状況及び効果的活用について報告があった。委員から、「三重県警察WANシステムは誰でも利用できるのか。」との質問があり、生活安全部長から、三重県警察WANシステム自体はほとんどの警察職員が利用できるが、WANシステム上に構築する特定通報者管理システムについては、利用者を制限し、情報管理の徹底を図ることとしているとの説明があった。
○第1回三重県警察現場鑑識競技会の開催について
刑事部長から、本年11月28日に開催する第1回三重県警察現場鑑識競技会について報告があった。委員から、「鑑識代行員には、どの程度指定しているのか。」との質問があり、刑事部長から、警察署地域課員の大半を鑑識代行員として指定しており、鑑識活動の徹底を図っているとの説明があった。さらに、委員から、「鑑識技能は、どのように認定しているのか。」との質問があり、刑事部長から、総合上級、科目別上級及び初級を認定する鑑識技能検定制度を設けているとの説明があった。また、委員長から、「この競技会を継続して実施し、鑑識技能の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年9月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。委員から、「10月に入って交通死亡事故が多発しているが、年末に向け、しっかりと対策を講じて、交通事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○ポルトガル語による運転免許学科試験の実施状況について
交通部長から、本年4月2日から運用を開始したポルトガル語による運転免許学科試験の実施状況について報告があった。委員から、「外国人が日本国内で車を運転するには、どのような方法があるのか。」との質問があり、交通部長から、日本国内で運転免許試験を受験して日本の運転免許を取得する方法、国際運転免許証による方法、外国免許から日本の運転免許に切り替える方法等があるとの説明があった。
(2)その他
○伊勢神宮に対するインターネットの「2チャンネル掲示板」における威力業務妨害事件に関する相手方(逮捕被疑者)への説明結果について
刑事部参事官(捜査第一課長)から、伊勢神宮に対するインターネットの「2チャンネル掲示板」における威力業務妨害事件に関して、被疑者として逮捕した相手方への説明結果について報告があった。委員から、「おわびしたときに相手方は何か言っていたか。」との質問があり、刑事部参事官から、「逮捕されたことはショックであったが、早く真犯人を捕まえてほしい。」旨のコメントがあったところ、今後、このようなサイバー犯罪は特に慎重に捜査を推進し、早期検挙に努めてまいりたいとの説明があった。
○平成25年度当初予算調整方針について
警務部会計課長から、平成25年度当初予算調整方針について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年10月5日から10月18日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

491 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先週は全国警察本部長会議のため、この定例会議を欠席したが、その日の朝、インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件に関して、伊勢警察署長から相手方に対して、犯人ではない人を逮捕したことについて謝罪したところ、昨日は、定例記者会見において、改めて私から相手方男性並びにその御親族の皆様に対して謝罪を申し上げるとともに、県民の皆様に御心配をおかけしたことをおわび申し上げたところである。本件事案については、現在検証を行っているところであり、検証結果を公安委員会に報告し、御指摘をいただきたいと考えている。いずれにしてもこの種サイバー犯罪については、特に慎重な捜査の必要性を身にしみて実感したところであり、二度とこのような事案を発生させないよう、慎重な捜査と捜査能力の向上を図ってまいりたい。」との発言があった。

492 議決事項

(1)警察官等の援助要求について
警備部長から、原子力関連施設の警戒警備に伴う福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。

493 報告事項等

(1)報告事項
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年9月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○平成24年第2回三重県議会定例会(9月会議)の結果について
警務部長から、平成24年第2回三重県議会定例会(9月会議)の結果について報告があった。
○平成24年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
首席監察官から、本年11月7日に実施する平成24年秋の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について
生活安全部首席参事官から、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について報告があった。
委員から、「鳥獣保護法違反とはどのような違反か。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、例えば、1日当たりの捕獲制限数を超えて捕獲する狩猟鳥獣の捕獲数制限違反などがあるとの説明があった。さらに、委員から、「狩猟にはどのような方法があるのか。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、狩猟の方法として「網猟、罠猟及び銃砲による猟」があるとの説明があった。また、委員長から、「取締りは警察独自で行うのか。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、警察独自で実施する場合もあるが、県下一斉取締りでは猟友会等の関係機関・団体と連携して実施しているとの説明があった。さらに、委員長から、「啓発活動や取締りを推進し、狩猟事故の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成24年度高齢ドライバー安全運転大会の開催について
交通部長から、本年11月5日に名張自動車学校において開催する平成24年度高齢ドライバー安全運転大会について報告があった。委員から、「年齢によるハンディはあるのか。」との質問があり、交通部長から、運転能力を自覚していただくことが重要であり、年齢によるハンディは設けていないが、同点の場合は年齢の高い人が上位となるとの説明があった。さらに、委員から、「高齢ドライバーは、年齢や運転技能を気にかけている人が多い。高齢者事故を抑止するため、安全指導をしっかりと実施していただきたい。」との発言があった。
○第44回全日本大学駅伝対校選手権大会開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
交通部長から、本年11月4日に開催される第44回全日本大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理の実施について報告があった。委員長から、「交通規制・交通整理は長時間に及ぶが、事故のないようにしっかりと実施願いたい。」との発言があった。
(2)その他
○インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)の検証について
刑事部首席参事官及び警務部総務課取調べ監督室長から、インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)に関して、検証体制、検証項目及び取調べ監督室における調査について報告があった。委員から、「いつまでに検証結果を取りまとめるのか。」との質問があり、刑事部首席参事官から、早急に実施したいと考えており、検証結果を取りまとめ次第、公安委員会に報告することとしているとの説明があった。また、委員長から、「今回の事案は県民の関心も高いことから、しっかりと検証を行っていただきたい。」との発言があった。
○人身取引対策の推進について
生活安全部生活環境課次長から、人身取引対策の推進(現状と問題点)について報告があった。

494 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「先日開催された中勢・伊賀ブロック女性警察官研修会では、出席者による活発な意見交換が行われ、大変良かったと思う。女性警察官として、また、母として両立するのは大変だと思うが頑張ってほしい。応援している。」との発言があった。

495 議決事項

1運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

496 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年度第2四半期における監察実施状況について
首席監察官から、平成24年度第2四半期における監察実施状況について報告があった。
委員から、「再犯防止対象者とはどのような人か。」との質問があり、生活安全部長から、13歳未満の者に対して、強制わいせつや強姦等の性的犯罪を犯した者のうち、再犯の危険性が高いと認められる者をいうとの説明があった。また、委員長から、「指摘事項として、交番・駐在所の施錠設備のない引き出し等に個人が特定できるメモ等を入れていたとの説明であるが、個人情報の取扱いは特に慎重にするなど、情報管理を徹底願いたい。」との発言があり、生活安全部長から、二度とこのようなことがないよう、しっかりと指導し、再発防止に努めたいとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年10月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○平成24年シルバー交通安全指導者養成研修会の開催について
交通部長から、本年11月13日、三重県交通安全研修センターにおいて開催する平成24年シルバー交通安全指導者養成研修会について報告があった。委員から、「歩行シミュレーターとはどのようなものか。」との質問があり、交通部長から、体験者の歩行状況をセンサーで検知し、コンピュータグラフィックの映像として横断歩道の横断等を疑似体験できる装置であり、自分の足で実際に歩き、歩行速度や歩幅などを現実の道路横断と同じ感覚で体験できることから、特に高齢者の方の身体機能の確認や交通安全意識の向上に役立つものと思うとの説明があった。さらに、委員から、「地域交通安全活動推進委員や高齢者交通安全アドバイザーは、全体で何人くらいいるのか。」との質問があり、交通部長から、地域交通安全活動推進委員は道路交通法の規定に基づき約280人を委嘱、高齢者交通安全アドバイザーは各地区交通安全協会の役員等800人強を委嘱し、それぞれの地域において交通安全活動を推進していただいているとの説明があった。加えて、委員から、「電動車いすは、道路交通法上、どのように扱われるのか。」との質問があり、交通部長から、道路交通法の適用は歩行者として扱われるとの説明があった。また、委員長から、「電動車いす利用者の危険な場面を見かけたことがあるが、このような研修会を通じてしっかりと啓発し、高齢者事故の防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○三重県国民保護共同実動訓練への参加予定について
警備部長から、本年11月8日、伊勢市内において開催される三重県国民保護共同実動訓練への参加予定について報告があった。委員長から、「毎年、このような訓練を実施しているのか。」との質問があり、警備部長から、平成19年から図上訓練を実施しているが、実動訓練は今回が初めてであるとの説明があった。
(2)その他
○運転免許取消処分取消請求事件の判決について
警務部監察課副参事から、運転免許取消処分取消請求事件の判決について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年10月19日から11月1日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

497 議決事項

(1)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。

498 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)について
警務部長から、平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)について報告があった。
○平成25年三重県警察年頭視閲式の実施について
警務部長から、平成25年1月10日に実施する平成25年三重県警察年頭視閲式について報告があった。
委員長から、「非常に寒い時期に実施することから、健康管理には十分配意されたい。良い天気に恵まれることを願っている。」との発言があった。
○平成24年度実戦的総合訓練点検の実施について
警務部長から、本年11月下旬から12月中旬にかけて実施する平成24年度実戦的総合訓練点検について報告があった。委員長から、「点検種目によって指導者は交代するのか。」との質問があり、警務部長から、指導者の指揮能力の向上を図るため、点検種目ごとにそれぞれ指定することとしているが、兼ねることもできるとの説明があった。さらに、委員長から、「女性の幹部警察官も増加していることから、女性警警察官も指導者として指定し、女性警察官の指揮能力の向上に努めていただきたい。」との発言があった。また、委員から、「全警察署を対象に点検を行うのか。」との質問があり、警務部長から、三重県警察全体のレベルアップを図るため、全警察署を対象に実施することとしており、中部管区内の大会も予定されているとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年10月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。本部長から、「今月は苦情の報告件数が多いが、職員には件数の多少にとらわれず、しっかりと丁寧に対応するよう指導しているところ、警察活動に係る感謝事例等についても調査しており、改めて報告いたしたい。」との発言があった。
○平成24年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部首席参事官から、本年11月26日及び27日に愛知県豊橋市において実施する平成24年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について報告があった。委員長から、「広域緊急援助隊と緊急災害警備隊の違いは何か。」との質問があり、警備部首席参事官から、広域緊急援助隊は警備、交通及び刑事部隊により編成される災害対策の専門部隊であるが、緊急災害警備隊は災害の状況に応じて、被災者の救出救助や行方不明者の捜索のほか、避難所の警戒等被災者のニーズに応じた幅広い活動を行う部隊であり、東日本大震災の教訓を踏まえて新設されたものであるとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、本年10月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

499 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)について
警務部長から、平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)について報告があった。
○平成25年三重県警察年頭視閲式の実施について
警務部長から、平成25年1月10日に実施する平成25年三重県警察年頭視閲式について報告があった。
委員長から、「非常に寒い時期に実施することから、健康管理には十分配意されたい。良い天気に恵まれることを願っている。」との発言があった。
○平成24年度実戦的総合訓練点検の実施について
警務部長から、本年11月下旬から12月中旬にかけて実施する平成24年度実戦的総合訓練点検について報告があった。委員長から、「点検種目によって指導者は交代するのか。」との質問があり、警務部長から、指導者の指揮能力の向上を図るため、点検種目ごとにそれぞれ指定することとしているが、兼ねることもできるとの説明があった。さらに、委員長から、「女性の幹部警察官も増加していることから、女性警警察官も指導者として指定し、女性警察官の指揮能力の向上に努めていただきたい。」との発言があった。また、委員から、「全警察署を対象に点検を行うのか。」との質問があり、警務部長から、三重県警察全体のレベルアップを図るため、全警察署を対象に実施することとしており、中部管区内の大会も予定されているとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年10月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。本部長から、「今月は苦情の報告件数が多いが、職員には件数の多少にとらわれず、しっかりと丁寧に対応するよう指導しているところ、警察活動に係る感謝事例等についても調査しており、改めて報告いたしたい。」との発言があった。
○平成24年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部首席参事官から、本年11月26日及び27日に愛知県豊橋市において実施する平成24年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について報告があった。委員長から、「広域緊急援助隊と緊急災害警備隊の違いは何か。」との質問があり、警備部首席参事官から、広域緊急援助隊は警備、交通及び刑事部隊により編成される災害対策の専門部隊であるが、緊急災害警備隊は災害の状況に応じて、被災者の救出救助や行方不明者の捜索のほか、避難所の警戒等被災者のニーズに応じた幅広い活動を行う部隊であり、東日本大震災の教訓を踏まえて新設されたものであるとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、本年10月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)の検証の進捗状況について
刑事部首席参事官から、インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)の検証の進捗状況について報告があった。
○平成24年度の監査委員による定期監査結果について
警務部会計課監査室長から、平成24年度の監査委員による定期監査結果について報告があった。

500 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「本日、公安委員会終了後に年末年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動合同出発式を実施するが、年末年始は犯罪や事故の多発が懸念されることから、選挙違反取締りと併せて、組織の総力を挙げて事件事故の抑止に努めてまいりたい。」との発言があった。
また、委員長から、「先日、全国公安委員会連絡会議に出席し、「警察改革の精神の徹底に向けた公安委員会の管理の在り方」をテーマとする討議等、多くのことを勉強させていただいた。これらのことを参考としつつ、公安委員会としての責務をしっかりと果たしてまいりたい。」との発言があった。

501 議決事項

(1)犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員から、「被害を受けた状況によって、支給金額は変わるのか。」との質問があり、警務部長から、犯罪行為の誘発等、被害者に帰責性が認められる場合には減額事由となるとの説明があった。
(2)警察職員等の援助要求について
警備部長から、警護警備に伴う4府県公安委員会に対する警察職員等の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「警衛という言葉はどういうときに使うのか。」との質問があり、警備部長から、警戒警備の対象が、天皇及び皇族の場合は警衛警備といい、内閣総理大臣、国賓等の要人の場合は警護警備というとの説明があった。
(3)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。

502 報告事項等

(1)報告事項
○警察職員の使命感と誇りを醸成する施策の推進について
警務部長から、警察職員の使命感と誇りを醸成する施策(警察活動に関する感謝事例等の部内への周知・教養及び部外への情報発信等)の推進について報告があった。
委員から、「以前、津南警察署協議会において、警察署に届いた礼状が報告され、協議会委員の皆さんも親切な行為として称えていたが、このような取組は大変良い取組だと思う。県民の皆さんに情報発信し、信頼の確保と職員の士気高揚に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成24年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について
警務部長から、平成24年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について報告があった。
委員から、「就職情報のダイレクトメールは、どのような人に送付するのか。」との質問があり、警務部長から、インターネットの就職情報サイトである「マイナビ」に登録している人の中から、三重県警察をエントリーした人や三重にゆかりのある人に送付することとしているとの説明があった。
○留置施設における全面禁煙の実施について
警務部長から、平成25年1月16日から実施する留置施設における全面禁煙について報告があった。
委員から、「警察本部は全面禁煙か。」との質問があり、警務部長から、現在、留置施設内の運動場を除き、警察署、警察本部ともに全面禁煙であり、建物外に喫煙所を設けているとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年11月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○平成24年「年末の交通安全県民運動」の実施について
交通部長から、本年12月11日から12月20日までの10日間実施する平成24年「年末の交通安全県民運動」について報告があった。
委員長から、「年末に向け、事故の多発が懸念されることから、交通事故抑止対策を推進し、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
○飲酒運転取締強化月間の実施結果について
交通部長から、本年11月に実施した飲酒運転取締強化月間の結果について報告があった。
引き続いて、交通部長から、中央自動車道のトンネル天井板落下事故に伴う国道42号矢ノ川トンネルの点検結果及び平成22年11月、紀勢自動車道のトンネル内で発生した交通死亡事故の被疑者逮捕について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年11月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)の検証結果について
刑事部首席参事官及び警務部総務課取調べ監督室長から、インターネットを利用した犯行予告・ウィルス供用事件(伊勢神宮に対する威力業務妨害事件)の検証結果について報告があった。
委員から、「今回の取調べにおいて、不適正な取調べはなかったとのことであるが、録音・録画を行っていない状況の中で、なぜ、不適正な取調べはなかったといえるのか。」との質問があり、警務部総務課取調べ監督室長から、捜査担当者や取調べ監督官等からの聞き取り、関係書類の閲覧等、総合的な見地から、監督対象行為を始め、不適正な取調べはなかったと判断したとの説明があった。
また、委員長から、「検証結果は公表するのか。」との質問があり、刑事部首席参事官から、公表することとしているとの説明があった。
○「三重県警察政策大綱」に掲げる各施策の推進状況の検証結果について
警務部警務課企画室長から、「三重県警察政策大綱」に掲げる各施策の推進状況の検証結果(「平成23年政策評価実施結果」の公表)について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年11月16日から12月6日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

503 おわりに

会議の終わりに、本部長から、「平成21年5月、愛知県海部郡蟹江町において発生した強盗殺人事件の被疑者が、本日、愛知県警察に逮捕されたが、本県において被疑者を窃盗容疑で逮捕した際に、DNA型を採取したことが逮捕のきっかけとなったものであり、大変良かったと思う。今後も証拠に基づく緻密かつ適正な捜査を推進してまいりたい。」との発言があった。

504 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「最近、交通死亡事故が続発しているが、今週から年末年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動が始まったところであり、引き続き、組織の総力を挙げて事件事故の抑止に努めてまいりたい。また、本日は県内一斉特別警戒日であり、定例会議終了後に警戒活動現場の督励をお願いいたしたい。」との発言があった。

505 議決事項

(1)交通規制の解除について
交通部長から、交通信号機の撤去に係る交通規制の解除について説明があり、原案どおり議決された。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。

506 報告事項等

(1)報告事項
○長谷川国家公安委員会委員による県内視察について
警務部長から、本年12月20日及び翌21日に行われる長谷川国家公安委員会委員による県内視察について報告があった。
委員長から、「先日開催された全国公安委員会連絡会議に出席した際、長谷川国家公安委員会委員と挨拶を交わしたところ、長谷川委員から「三重県の視察を楽しみにしている。」との言葉があった。長谷川委員の期待に添えるよう、しっかり対応願いたい。」との発言があった。
○平成25年三重県警察運営の重点目標について
警務部長から、平成25年三重県警察運営の重点目標について報告があった。
委員から、「執行の重点の一つに「県民の身近で発生する犯罪の抑止対策の推進」とあるが、犯罪の抑止は県民の皆さんの安全・安心感を醸成するものであり、大変良い重点であると思う。しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
また、委員長から、「県民の身近で発生する犯罪とは、街頭犯罪のことではないのか。」との質問があり、生活安全部長から、街頭犯罪だけではないが、特に県民の身近で発生する強制わいせつや路上強盗等の街頭犯罪の抑止を重点的に実施することとしているとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年11月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
委員長から、「遺失届や拾得届は件数も多く、形式的な処理に流れがちであるが、遺失者や拾得者の立場に立った親切・丁寧な処理に努められたい。」との発言があった。
○警察活動に関する感謝事例について(平成24年12月分)
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長及び委員から、「感謝事例の報告は、警察官の潜在的な活動がよくわかり、心温まる大変良い取組であると思う。引き続き、苦情の報告だけでなく、このような感謝事例も報告されたい。」との発言があった。
○平成24年度三重県警察駅伝競走大会の開催について
警務部長から、平成25年2月6日、松阪市中部台運動公園において開催する平成24年度三重県警察駅伝競走大会について報告があった。
委員から、「オープン参加とはどういう意味か。」との質問があり、警務部長から、希望者による参加のことであるが、各所属の代表だけではなく、広く希望者による参加を募り、三重県警察職員全体の基礎体力や気力の向上を図ろうとするものであるとの説明があった。
また、委員長から、「多くの職員が参加することを期待しているが、大変寒い時期であり、健康管理に十分留意して実施されたい。」との発言があった。
○組織犯罪対策強化期間の実施結果について
刑事部長から、本年10月及び11月の2か月間実施した組織犯罪対策強化期間の結果について報告があった。
委員から、「「不当要求拒否宣言の街」を設立したことに関して、嫌がらせはないか。」との質問があり、刑事部長から、特に嫌がらせを受けたとの報告はないが、保護対策に万全を期するとともに定期的に情報交換を実施する等、「不当要求拒否宣言の街」が効果的に運営されるよう、支援してまいりたいとの説明があった。
さらに、委員から、「「不当要求拒否宣言の街」には、どの程度の割合の店舗が加盟しているのか。」との質問があり、刑事部長から、この取組に賛同していただいた地区のほぼ100%の店舗に加盟していただいているが、引き続き、街(地域)の拡大を図ってまいりたいとの説明があった。
また、委員長から、「「不当要求拒否宣言の街」を設立しているのは、県内で何地区あるのか。」との質問があり、刑事部長から、桑名、四日市、鈴鹿、亀山、津、松阪及び伊勢の合計7市の商店や飲食店が集中している地区において設立しているとの説明があった。
○年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員長から、「東名阪自動車道の四日市IC付近は3車線化されても渋滞するのか。」との質問があり、交通部長から、渋滞は緩和されるものの、解消はしないと思われるとの説明があった。
さらに、委員長から、「先日、四日市西警察署協議会に出席した際、協議会委員から「新たに温泉施設ができたことから、国道477号の渋滞が激しくなった。」との報告があったが、新規の渋滞予測箇所として国道477号の菰野町を設定したのはそのためか。」との質問があり、交通部長から、温泉施設の開設が紅葉時期と重なり、渋滞に拍車がかかったが、新たに温泉施設ができたことにより、休日等には恒常的な渋滞が発生していることから新たな渋滞箇   所として予測したものであるとの説明があった。
(2)その他
○顔画像鑑定について
刑事部科学捜査研究所所長から、顔画像鑑定について、実演を交えて報告があった。

507 議決事項

(1)指定自動車教習所に対する行政処分について
交通部長から、指定自動車教習所に対する行政処分について説明があり、原案どおり議決された。
(2)運転免許の行政処分について  
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり24件の行政処分が決定された。

508 報告事項

(1)平成25年1月中業務計画について
警務部長から、平成25年1月中の業務計画について報告があった。
(2)平成24年三重県警察10(重)大ニュースについて
警務部長から、平成24年三重県警察10(重)大ニュースについて報告があった。
(3)平成24年三重県警察学校武道納会の開催について
警務部長から、本年12月26日、三重県警察学校において開催する平成24年三重県警察学校武道納会について報告があった。
委員長から、「昼食会も計画されているので、出場する選手には頑張っていただきたい。観戦を楽しみにしている。」との発言があった。
(4)三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成24年11月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「本年の交通事故死者数は、当初、前年比で大きく減少していたが、10月頃から死亡事故が続発していることから、これらの事故をしっかりと分析し、事故抑止対策を推進していただきたい。」との発言があった。
(5)平成25年内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について
警備部長から、平成25年内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について報告があった。

509 おわりに

会議の終わりに、委員長から、「年の瀬も押し迫ってきたが、県民の皆さんが穏やかな新年を迎えられるよう、組織の総力を挙げて事件・事故の抑止に努めていただきたい。」との発言があった。

510 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「今年1年を振り返ると、当初懸念されていた刑法犯認知件数は前年比700件余り減少見込みであり、交通事故死者数も昨日現在95人と、前年を下回ることはできなかったものの、前年と同水準であり、減少傾向を定着させることができたものと考えている。委員長を始め、各委員には長崎県西海市におけるストーカー殺人事件やパソコンの遠隔操作に係るウィルス供用事件において本県警察の対応を検証し、御指導をいただいたほか、警察改革の精神の徹底に向けた取組に関しては臨時会議を開催し、協議していただいた。来年は、これらの反省・教訓を踏まえ、新たな気持ちで治安維持に万全を期してまいりたい。」との発言が
あった。
また、委員長から、「本年は様々な出来事があったが、適切に対応していただいた。来年も県民の皆さんの安全・安心を確保するため、組織の総力を挙げて事件・事故の抑止に努めていただきたい。」との発言があった。

511 報告事項

(1)平成24年度三重県教育委員会と三重県公安委員会との意見交換会の開催について
警務部長から、平成25年1月18日に開催する平成24年度三重県教育委員会と三重県公安委員会との意見交換会について報告があった。
委員から、「昨年度の協議テーマであるが、自転車の運転マナーに関して、高校生の危険な場面を見かけることが多いとの意見があることから、引き続き、対  策を講じていただきたい。」との発言があった。
また、委員長から、「通学路における合同点検の結果に基づく対策の推進状況は如何か。」との質問があり、交通部長から、今回の緊急合同点検の結果、公安委員会として対策が必要な箇所は837箇所であり、このうち、既に2割強の箇所については対策を実施したが、残りの箇所については来年度以降、順次実施することとしているとの説明があった。
さらに、委員から、「今回の緊急合同点検の結果については国に報告されているのか。」との質問があり、交通部長から、今回の緊急合同点検は、文部科学省、国土交通省及び警察庁の三者合同によるものであり、それぞれ報告が行われており、三者が情報共有しているとの説明があった。
(2)平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)の結果について
警務部長から、平成24年第2回三重県議会定例会(11月会議)の結果について報告があった。
委員から、「(三谷委員からの質疑に関して)法令義務により定められている事業が優先度判断調書のC事業に位置付けられている理由は何か。」との質問があり、本部長から、法令で義務づけられている事業であっても、A、Bの枠に
はまり切らずにCに位置づけざるを得なかったもので、決して法令義務をないがしろにしているものではないので、必要な事業については、ゼロではなく、必要性を説明して、予算を獲得してまいりたい、また、法令義務により定められていても、予算を伴わずに実施可能な事務もあるとの説明があった。
さらに、委員から、「(長田委員からの質疑に関して)自殺統計は警察の所管か。」との質問があり、生活安全部長から、自殺者数については、検視をベースとして集計しており、自殺防止対策に資することを目的に県に提供しているとの説明があった。
(3)警察署長会議の開催について
警務部長から、平成25年1月22日に開催する警察署長会議について報告があった。
(4)平成25年「110番の日」の広報活動について
生活安全部長から、平成25年「110番の日」の広報活動について報告があった。
委員から、「伊勢警察署の取組である「模擬110番通報の体験」は、110番センターで行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、現地(イオン楠部店)において、110番の通話要領等を体験していただくこととしているとの説明があった。

512 その他

(1)情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成24年12月7日から12月27日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

513 はじめに

会議に先立ち、委員長から、「昨日の三重県警察年頭視閲式では、大変寒い中、警察官の規律ある行動と凜々しい姿に接し、大変頼もしく感じた。本年も治安維持にしっかりと取り組み、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言が
あった。
本部長から、「委員各位には、昨年1年間、多くの御指導をいただいたところであるが、本年も引き続き、足らざる点について御指摘をいただくなど、御指導をよろしくお願いいたしたい。本年は「みどりの愛護のつどい」や「伊勢神宮式年遷宮」などの大きな行事が予定されていることから、警戒警備等に県警察の総力を挙げて取り組み、治安維持に万全を期してまいりたい。また、新年は比較的平穏に幕が開けたと思ったが、交通死亡事故が多発しており、本年も交通事故抑止対策を始め、事件・事故の抑止対策を強力に推進してまいりたい。」との報告があった。

514 議決事項

(1)警察官の援助要求について
警備部長から、原子力関連施設の警戒警備に伴う福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「防護服等の装備資機材を有効に活用するなど、安全には十分配意し、しっかりと警戒警備に当たっていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「派遣隊員はどのように選定しているのか。」との質問があり、警備部長から、銃器対策という現地での任務を踏まえて、適任者を選定しているとの説明があった。
(2)警察官の援助要求について
警備部長から、原子力関連施設の警戒警備に伴う福井県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察官の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(3)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり24件の行政処分が決定された。

515 報告事項等

(1)報告事項
○平成24年度警察署協議会代表者会議の開催について
警務部長から、本年1月21日に開催する平成24年度警察署協議会代表者会議について報告があった。
○平成24年度三重県警察拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年1月30日に開催する平成24年度三重県警察拳銃射撃競技大会について報告があった。
委員長から、「遅撃ち、速撃ちの違いは何か。」との質問があり、警務部長から、標的の動作や射撃方法の相違による区分であるとの説明があった。
○耐寒訓練の実施について
警務部長から、耐寒訓練の実施について報告があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、平成24年12月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について(平成25年1月分)
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「四日市西警察署の事例は大変心温まる事例である。独居老人宅訪問などの温かい活動は、引き続き積極的に推進し、住民の皆さんの安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。
(2)その他
○警察航空隊の活動について
生活安全部地域課警察航空隊長から、警察航空隊の活動について報告があった。
○子どもを守る取組について
生活安全部少年課及び交通部交通企画課から、本年1月18日に開催する三重県教育委員会と三重県公安委員会との意見交換会の議題である「子どもを守る取組」について報告があった。

516 はじめに

会議に先立ち、本部長から、「先ほどの教育委員会と公安委員会との意見交換会では活発な協議が行われたところであり、委員各位には謝意を申し上げる。また、週明けには警察署協議会代表者会議、署長会議と会議が続くが、よろしくお願いいたしたい。」との発言があった。
また、委員長からは、「今月は多くの行事が予定されているが、県民の安全・安心を確保するため、しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

517 議決事項

(1)人事案件について
本部長から、人事案件について説明があり、承認された。
(2)人事案件について
警務部警務課人事調査官から、人事案件について説明があり、承認された。
(3)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり22件の行政処分が決定された。

518 報告事項等

(1)報告事項
○平成25年2月中業務計画について
警務部長から、平成25年2月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「2月には管区警務部長会議と中部管区内交通事故抑止対策検討会が開催されるが目的は何か。」との質問があり、警務部長から、中部管区警察局主催により、管区内各県警察が連携を強化して情報共有を図るとともに、交通事故防止等の諸対策を検討するために開催されるものであるとの説明があった。
○警察安全相談等の受理状況について(平成24年中)
警務部長から、平成24年中の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
○初任科第154期生(長期課程)卒業式の挙行について
警務部長から、本年1月28日に三重県警察学校において挙行する初任科第154期生(長期課程)の卒業式について報告があった。
○平成24年度総合監察の実施結果について
警務部首席監察官から、平成24年10月1日から同年11月14日までの間に実施した平成24年度総合監察の結果について報告があった。
○街頭犯罪等の情勢について(平成24年中・暫定値)
生活安全部長から、平成24年中の街頭犯罪等の情勢(暫定値)について報告があった。
委員長から、「最近、パトカーや防犯パトロールの姿をよく見かけるが、その成果として、刑法犯認知件数が減少し、過去10年間で最少となったものと   思われる。引き続き、自主防犯団体等の関係機関と連携を強化して、治安の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
また、委員から、「ゲートウェイ犯罪とはどのような犯罪か。」との質問があり、生活安全部長から、万引きや自転車盗等、犯罪の入り口となる初発型の犯罪をいい、進化(悪化)すると侵入窃盗や強盗に発展するとの説明があった。
○犯罪情勢について(平成24年中・暫定値)
刑事部長から、平成24年中の犯罪情勢(暫定値)について報告があった。
委員から、「振り込め詐欺以外の特殊詐欺とはどのような犯罪か。」との質問があり、刑事部長から、昨年、本県で被害があったのは社債や未公開株の購入等、金融商品の取引名下に行われた、いわゆる投資詐欺であるとの説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について(平成24年中・概数)
交通部長から、平成24年中の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「三重県は、人口10万人当たりの交通事故死者数がワースト10位であるが、ベストはどこか。」との質問があり、交通部長から、最も少ないのは東京都であり、神奈川県、大阪府の順で続いているとの説明があり、更に委員から「それでは人身事故の多い都道府県はどこか。」との質問があり、交通部長から、東京都、愛知県、大阪府が多いとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、平成24年12月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(2)その他
○警察職員の援助要求について
警備部警備第二課長から、東日本大震災に伴う災害警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について報告があった。
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成24年12月28日から平成25年1月17日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

519 はじめに

全体会議に先立ち、委員長から本部長に対して、「1月25日付けで三重県警察本部長に着任され、お祝いを申し上げる。今後、三重県の治安維持のために、頑張っていただきたい。」との発言があった。
本部長からは、「本日付けで三重県警察本部長を命ぜられた。私は大阪出身で、三重県には一種の親近感を抱いており、今後、三重県民の安全・安心を確保するため、一生懸命取り組むこととしているので、よろしくお願いいたしたい。」との発言があった。

520 議決事項

(1)警察職員の救慰に関する条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について
首席監察官から、警察職員の救慰に関する条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について説明があり、原案どおり承認された。
委員から、「障害者救慰金は、障害等級が低くなるほど(障害の程度が軽くなるほど)改正案の金額の上昇率が高くなっているが、理由は何か。」との質問があり、首席監察官から、他府県の状況を踏まえて見直した結果であるとの説明があった。
(2)警察職員の援助要求について
警備部長から、東日本大震災に伴う災害警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「東日本大震災に伴う管区機動隊(三重県部隊)の派遣は今回で14回目とのことであるが、一人当たりの出動日数はどの程度か。」との質問があり、警備部長から、隊員によって異なるが多い人は100日を超えているとの説明があった。
(3)運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり18件の行政処分が決定された。

521 報告事項等

(1)報告事項
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について(平成24年中)
警務部長から、平成24年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
○110番受理、緊急配備実施状況及び特定通報者自動表示システム登録状況について(平成24年中)
生活安全部長から、平成24年中の110番受理、緊急配備実施状況及び特定通報者自動表示システム登録状況について報告があった。
委員から、「特定通報者自動表示システムへ登録する場合は、本人に確認しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、本人からの申出や本人の同意を得て登録しているとの説明があった。
さらに、委員から、「特定通報者自動表示システム登録者からの通報は多いのか。」との質問があり、生活安全部長から、多くはないが、通報により被害を未然に防止できた例があり、引き続き、効果的な運用に努めてまいりたいとの説明があった。
また、委員長から、「110番通報の無効件数が相当数あるが、どのような通報か。」との質問があり、生活安全部長から、無言電話やいたずら電話が多いとの説明があった。
○サイバー犯罪に対する三重県警察と県内金融機関との共同対処協定の締結式について
生活安全部長から、本年1月31日、警察本部において実施するサイバー犯罪に対する三重県警察と県内金融機関との共同対処協定の締結式について報告があった。
○機動警察通信隊活動状況について(平成24年中)
情報通信部長から、平成24年中の機動警察通信隊活動状況について報告があった。
委員から、「監視カメラの設置が相当数あるが、その成果はいかがか。」との質問があり、情報通信部長から、約20%が検挙に結びついているところであり、今後も事案主管課との連携を更に強化し、三重県警察の業務運営に貢献してまいりたいとの説明があった。
(2)その他
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

522 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「今週、委員各位には、業務多忙の折、初任科第154期生の卒業式や拳銃射撃競技大会に御臨席を賜り、謝意を申し上げる。また、昨日はサイバー犯罪に対する三重県警察と県内金融機関との共同対処協定を締結したところであるが、今後、この協定を有効に活用し、インターネットバンキング等のサイバー犯罪の未然防止や被害の拡大防止に努めてまいりたい。ところで、先日、私の着任記者会見の記事を見た人から、「体感治安という言葉を使っているがよくわからない。」との指摘を受けたことから、今後、わかりやすい説明に努めてまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「警察の専門用語はわからない場合があることから、平易なわかりやすい説明をお願いいたしたい。」との発言があった。

523 全体会議

(1)議決事項
○三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について
警務部長から、職員の増員に伴う「三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例案」の県議会への提案について説明があり、原案どおり承認された。
○三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について
生活安全部長から、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令の一部改正(予定)に伴う「三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案」の県議会への提案について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○平成24年中の被疑者取調べ監督の実施状況について
警務部長から、平成24年中の被疑者取調べ監督の実施状況について報告があった。
○第7回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
警務部長から、本年3月3日に開催する第7回犯罪被害者支援チャリティコンサートについて報告があった。
○平成24年度実地監査の実施結果について
警務部長から、平成24年度実地監査の実施結果について報告があった。
○少年非行の状況について(平成24年中・暫定値)
生活安全部長から、平成24年中の少年非行の状況(暫定値)について報告があった。
委員長から、「刑法犯少年の学識別において、小学生はどのような犯罪を犯しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、主として万引きであるが、刑法犯少年全体の再犯率が高いことから、居場所づくり活動など、三重県版コネクションズを推進し、少年の非行防止に取り組んでまいりたいとの説明があった。
また、委員から、「不良行為の不良交友とは何か。」との質問があり、生活安全部長から、犯罪性のある人、その他少年の健全育成上支障のある人と交際する行為をいうとの説明があった。
さらに、委員から、「軽犯罪法違反の虚偽申告とは、具体的にどのような事案か。」との質問があり、生活安全部長から、いたずらの110番通報や偽りの被害申告であるとの説明があった。

524 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○平成24年度包括外部監査の結果について
警務部会計課長から、平成24年度包括外部監査の結果について報告があった。
委員から、「指摘を受けた事項の措置結果については、包括外部監査人に報告するのか。」との質問があり、警務部会計課長から、対応状況や措置結果については県が取りまとめて監査委員に報告するとの説明があった。
○運転免許行政処分取消請求事件について
警務部監察課副参事から、運転免許行政処分取消請求事件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年1月18日から1月31日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○平成24年度三重県自動車排出窒素酸化物等総量削減計画策定協議会への出席結果について
交通部長から、本年1月29日、三重県教育文化会館において開催された平成24年度三重県自動車排出窒素酸化物等総量削減計画策定協議会への出席結果について報告があった。
委員から、「対策地域の範囲はどのように定めているのか。」との質問があり、交通部長から、8都府県の特定地域が政令によって定められており、三重県は四日市市、桑名市(旧多度町を除く)、鈴鹿市、木曽岬町、朝日町及び川越町が指定されているとの説明があった。
さらに、委員から、「窒素酸化物や粒子状物質の測定局はどのくらいあるのか。」との質問があり、交通部長から、本県の対策地域内では道路の測定局5か所、その他の場所(学校等)の測定局10か所の合計15か所であるとの説明があった。

525 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、四日市南警察署員を盗撮容疑にて逮捕したが、県民を守るべき立場にある警察官としてあるまじき行為であり、深くおわびを申し上げる。今後、このような行為に至った動機や背景を究明し、厳正な処分と併せて、不祥事案の再発防止に努めてまいりたい。ところで、昨日の国家公安委員会において、三重県警察が取り扱った事案2件、「上野市ビジネスホテルにおける強盗殺人事件被疑者の逮捕」と「外為法違反(北朝鮮への中古車不正輸出)事件被疑者の逮捕」が報告された。今後もこのような事件を検挙すべく、緻密かつ適正な捜査を推進してまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「警察官の逮捕事案はあってはならないことであり、今後このようなことがないよう再発防止対策を徹底されたい。しかし、国家公安委員会で報告された2件の事案は難しい事件の検挙であり、大変嬉しく思う。引き続き、捜査力の向上に努められたい。」との発言があった。

526 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、平成25年1月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について(平成25年2月報告分)
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「感謝事例は、いずれも身近な事案に対して親切に対応した結果であり、大変心温まる内容である。引き続き、困り苦しむ人を助け、不安を抱く人々に安心を与えていただきたい。」との発言があった。
○平成24年度第3四半期における監察実施状況について
首席監察官から、平成24年度第3四半期における監察実施状況について報告があった。
委員から、「交通事故再発防止教養の効果はいかがか。」との質問があり、首席監察官から、交通事故再発防止教養の受講者が再度事故を起こした場合は、警察本部に招致して直接指導しているが、その対象者はほとんどいないこ   とから、一定の効果は認められるものと思う。引き続き、指導を徹底し、事故防止に努めてまいりたいとの説明があった。
また、委員長から、「前回に引き続き、交番・駐在所の書類管理に関して指摘がなされたが、ロッカー等の鍵や個人情報の取扱いについて、再度、管理を   徹底願いたい。」との発言があり、首席監察官から、二度とこのようなことがないよう、しっかりと指導し、再発防止に努めたいとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、平成25年1月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○平成24年度交通安全教育指導員研修会の開催について
交通部長から、本年2月21日、警察本部において開催する平成24年度交通安全教育指導員研修会について報告があった。
委員長から、「交通安全教育指導員を設置している自治体は6市(桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、松阪市及び伊勢市)だけか。」との質問があり、交通部長から、6市以外では、御浜町に事務局を置く南牟婁郡交通安全対策協議会が設置しているが、県下全域をカバーするため、三重県警察の委託を受けて、交通安全協会が交通安全アドバイザーという名称で交通安全教育指導員を運用しているとの説明があった。
○第6回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について
交通部長から、本年2月17日に開催される第6回美し国三重市町対抗駅伝に伴う交通規制及び交通整理について報告があった。
委員長から、「多くの人が参加する大きな大会であるので、事故のないよう交通対策に万全を期されたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、平成25年1月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○情報技術解析状況について
情報通信部長から、平成24年中の情報技術解析状況について報告があった。
委員長から、「装備資機材の充実や技術力の向上を図るなど、解析対象の増大にしっかりと対応願いたい。」との発言があった。

527 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

528 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日の国家公安委員会において、本県警察を含む4都府県警察が合同捜査中の「遠隔操作ウィルス「iesys.exe」を使用した威力業務妨害事件被疑者の逮捕」について報告されたところ、今後、本県の事案を含めて合同捜査本部において、慎重に捜査が推進されるものと承知している。ところで、先日、県の政策会議において、県民の声として、職員採用試験の年齢制限に関する説明があったが、三重県警察においても、優秀かつ多様な人材を採用するため、年齢制限の引上げ等を検討してまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「遠隔操作ウィルス事件は国民の関心も高いことから、しっかりと捜査を推進し、事案の全容解明に努めていただきたい。」との発言があった。

529 全体会議

(1)報告事項
○平成25年3月中業務計画について
警務部長から、平成25年3月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「管区内情報通信部長テレビ会議は、一堂に会することなく効率的に会議が実施できると思うが、どの程度の頻度で実施しているのか。」との質問があり、情報通信部長から、中部管区警察局主催により、毎月1回実施しているとの説明があった。
○新任専務員育成プログラム教養対象者に対する研修会等の開催について
警務部長から、本年2月25日、三重県警察学校において開催する新任専務員育成プログラム教養対象者に対する研修会等について報告があった。
委員から、「新任専務員育成プログラムの教養対象者は、どのような警察官か。」との質問があり、警務部長から、警察署の生活安全、刑事、交通及び警   備部門に新しく任用された巡査及び巡査部長の階級にある専務員のうちから、警察署長が指定する者であり、年齢は比較的若いとの説明があった。
○三重県防犯優良アパート認定制度の運用について
生活安全部首席参事官から、本年3月1日に運用を開始する三重県防犯優良アパート認定制度について報告があった。
委員長から、「認定に警察は関与するのか。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、防犯協会をはじめとする共同認定機関が制定した認定基準(「犯罪のない安全で安心な三重のまちづくり条例」に基づく「犯罪の防止に   配慮した住宅の構造、設備等に関する指針」に準拠)により共同認定機関が認定するものであり、警察は「後援」という立場であるとの説明があった。
また、委員から、「具体的な認定基準はいかがか。」との質問があり、生活安全部首席参事官から、侵入されにくい構造、設備として、共用出入口、駐車場への防犯カメラ、防犯ガラス、ガラス破壊検知アラーム、優れた錠前の設置などであり、侵入された場合の外部への連絡手段として、玄関、浴室、寝室への屋外警報設備と連動する発信器の設置などであるとの説明があった。
さらに、委員長から、「安全で安心して暮らせるまちづくりに資するため、この制度が広く普及することを期待している。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成25年1月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員から、「列車と歩行者の事故が死亡事故として報告されたが、列車の関与する事故も死亡事故として計上するのか。」との質問があり、交通部長から、事故統計は警察庁の基準に基づいて厳格に判断しており、踏切内における列車の関与する事故については、自殺が明らかなものを除き、交通事故として計上しているとの説明があった。
さらに、委員から、「報告資料に「死亡事故の概要」が新たに追加されたが、わかりやすい記載方法である。これらの死亡事故をしっかりと分析し、効果的な再発防止対策を講じられたい。」との発言があった。

530 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部長から、人事案件について報告があった。
○人事案件について
警務部警務課調査官から、人事案件について報告があった。
○遠隔操作ウィルス「iesys.exe」を使用した威力業務妨害事件被疑者の逮捕について
刑事部捜査第一課次長から、遠隔操作ウィルス「iesys.exe」を使用した威力業務妨害事件被疑者の逮捕について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年2月1日から2月14日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

531 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日来、盗撮容疑事案や拳銃の取扱不適正事案など、職員による非違事案が続発しており、深くおわびを申し上げる。このため、緊急に非違事案対策を実施することとしたが、今回の対策はあくまでも緊急的なものであり、今後、身上把握・指導を徹底するなど、継続的かつ総合的に非違事案対策を推進し、再発防止、未然防止に努めてまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「しっかりと対策を講じて、再発防止に努めていただきたい。」との発言があった。

532 全体会議

(1)議決事項
○特定交通安全施設等整備事業(補助事業)を実施すべき道路の指定に係る公安委員会の意見の提出について
交通部長から、特定交通安全施設等整備事業(補助事業)を実施すべき道路の指定に係る公安委員会の意見の提出について説明があり、原案どおり承認された。
○放置違反金納付命令(督促)に対する異議申立ての却下について
交通部長から、放置違反金納付命令(督促)に対する異議申立ての却下について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○平成25年三重県議会定例会2月定例月会議について
警務部長から、平成25年三重県議会定例会2月定例月会議について報告があった。
委員から、「専決処分の報告案件で、賠償額の大きな事故はどのような事故か。」との質問があり、警務部長から、交差点を青信号で直進する際、対向右折の原付車と衝突した人身事故であり、相手方の怪我の程度が重かったことから賠償額が高額となったものであるとの説明があった。
○平成25年度警察費当初予算(案)の概要について
警務部長から、平成25年度警察費当初予算(案)の概要について報告が
○平成25年春の組織改編及び定員の見直しについて
警務部長から、平成25年春の組織改編及び定員の見直しについて報告があった。
委員長から、「時代背景を踏まえた組織改編や定員の見直しであるが、効果的に運用していただきたい。」との発言があった。
○緊急非違事案対策について
警務部長から、非違事案続発に伴い、緊急非違事案対策について報告があった。
委員長から、「拳銃の取扱いに関する教養を含め、しっかりと対策を講じていただきたい。」との発言があった。
また、委員からも、「拳銃の取扱いに関する不適正事案は、誤った仲間意識が優先し、事案の重大性を認識していなかったと思われることから、そういったことも含めて、しっかりと指導・教養を実施していただきたい。」との発言があった。
○「防犯ボランティアフォーラムin三重」の開催について
生活安全部長から、本年2月26日、津市島崎町「ベルセ島崎」において開催する「防犯ボランティアフォーラムin三重」について報告があった。
委員長から、「新しい取組であるが、今後も継続して実施し、防犯ボランティア団体の活動の活性化を期待している。」との発言があった。

533 個別会議

(1)議決事項
○人事案件について
警務部長から、人事案件について説明があり、原案どおり承認された。  
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○平成25年度警察費当初予算(案)について
警務部会計課長から、平成25年度警察費当初予算(案)について報告があった。

534 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「今週から三重県議会の2月定例月会議が始まったが、委員各位には本会議への出席をよろしくお願いいたしたい。議会関係では、2月27日に議案聴取会があり、平成24年度補正予算案や平成25年度当初予算案を説明したところ、信号機や飲酒運転根絶対策、通学路の安全対策に関して質問があった。予算案が認められれば、これらの事業や対策を強力に推進してまいりたい。また、昨日、定例記者会見を開いたところ、取調べの録音・録画の実施状況や東日本大震災に伴う職員の派遣状況について質問があり、それぞれ説明を行ったところであるが、いずれも引き続き、しっかりと取り組んでまいりたい。」との発言があった。
また、委員長から、「先ほど、公安委員会表彰を行い、交番勤務員1人、少年補導員1人が受賞されたが、それぞれの立場で活躍されており、本当によく頑張っていると感じた。引き続き、地域に密着した活動を推進し、地域住民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

535 全体会議

(1)議決事項
○三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について
警務部長から、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について説明があり、原案どおり議決された。
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の仮給付について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の仮給付について説明があり、原案どおり決定された。
○犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
○交通規制の実施について
交通部長から、平成25年度第1回交通信号機新設関係に係る交通規制の実施について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「信号機の種別の選定理由は何か。」との質問があり、交通部長から、信号機の種別は主道路と従道路の交通量等、設置箇所の交通環境を踏ま   えて選定しており、一般的に従道路の交通量が少ない場合には半感応式の信号機を設置しているとの説明があった。
また、委員長から、「信号機は設置要望が多く、県民の関心も高いことから、必要性等をよく検討し、効果的な整備に努めていただきたい。」との発言があった。
○交通規制の解除について
交通部長から、交通信号機の撤去に係る交通規制の解除について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○異動期におけるメンタルヘルス対策の推進について
警務部長から、異動期におけるメンタルヘルス対策の推進について報告があった。
委員から、「警察職員はストレスが多く大変だとは思うが、対策の効果はいかがか。」との質問があり、警務部長から、メンタル疾患による休業開始者数が減少傾向にあることから一定の効果は認められるものの、メンタル疾患の多くが異動後の半年間に発症していることから、この期間のメンタルヘルス対策を強化し、心の病の未然防止等に努めてまいりたいとの説明があった。
また、委員長から、「環境の変化に対する順応は、個人差が大きいと思われることから、そういったことも踏まえて、臨床心理士や保健師による健康相談を推進するなど、しっかりと対策を講じていただきたい。」との発言があった。
○国の平成24年度補正予算(第1号)に係る三重県該当事業について
情報通信部長から、国の平成24年度補正予算(第1号)に係る三重県該当事業について報告があった。
委員長から、「情報通信部の事業は、捜査の高度化や警察業務の運営に大きく貢献するものであることから、効果的に事業を推進し、県民の安全・安心の確保に努めていただきたい。」との発言があった。

536 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり10件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○個人情報開示請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年2月15日から2月28日までの間における個人情報開示請求対応状況について報告があった。

537 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、窃盗容疑で本県警察職員を逮捕し、本日は虚偽有印公文書作成事案等に係る懲戒処分等を実施したが、委員各位には御心配をおかけしたところであり、被害者の方を始め、関係者、県民の皆様に深くおわびを申し上げる。先日来、緊急に非違事案対策を推進していた矢先のことであり、今後、更に再発防止対策を強力に推進し、県民の皆様の信頼回復に努めてまいりたい。」との発言があった。

538 全体会議

(1)議決事項
○三重県情報公開条例審査基準及び三重県個人情報保護条例に基づく処分に係る審査基準の改正について
警務部長から、三重県情報公開条例審査基準及び三重県個人情報保護条例に基づく処分に係る審査基準の改正について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○警察活動に関する感謝事例について(平成25年3月報告分)
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員から、「多くの感謝事例が報告されたが、いずれも心温まる内容である。今後も県民の立場に立った職務執行に努めていただきたい。」との発言があった。
○大学と連携した優秀な人材確保の推進について(平成24年度)
警務部長から、大学と連携した優秀な人材確保の推進について報告があった。
委員から、「三重大学における講義は、「犯罪と非行について考える」と題した全16回の講義であり、そのうち、警察本部が担当するのは4回とのこと   であるが、その他はどこが担当するのか。」との質問があり、警務部長から、科目責任者である担当教授のほか、検察官、裁判官、弁護士、みえ犯罪被害者総合支援センター事務局長などであるとの説明があった。
さらに、委員から、「地元大学での講義は、警察活動や治安情勢について、学生の関心を高め、理解を深める良い取組である。優秀な人材の確保につながることを期待している。」との発言があった。
○名張警察署職員宿舎の竣工について
警務部長から、本年3月12日に竣工する名張警察署職員宿舎について報告があった。
委員から、「職員宿舎の土地はどうしたのか。」との質問があり、警務部長から、名張市の土地を購入したとの説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年2月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員から、「2件目の事案の行為者は、現在、逮捕勾留中とのことであるが、釈放された場合はどうするのか。」との質問があり、生活安全部長から、釈放される場合には、二度とストーカー行為をしないよう、厳重に指導いたしたいとの説明があった。
○紀勢自動車道延伸に伴う料金所における防犯訓練の実施について
交通部長から、本年3月18日に実施予定の紀勢自動車道延伸に伴う料金所における防犯訓練について報告があった。
委員から、「防犯訓練は、どのような内容で行うのか。」との質問があり、交通部長から、深夜、拳銃等を所持した2人組が料金所事務所を襲い、現金を強奪して逃走したとの想定で、犯人への対処要領や110番通報、カラーボールの投てき、警察官の事情聴取への対応訓練等であるとの説明があった。
さらに、委員から、「防犯訓練にしっかりと取り組み、防犯意識の高揚と被害の未然防止に努めていただきたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年2月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

539 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり12件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○平成24年度行政監査結果及び財政的援助団体等監査結果について
警務部会計課次長及び刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、平成24年度行政監査結果及び財政的援助団体等監査結果について報告があった。
○遠隔操作ウィルス「iesys.exe」を使用した犯行予告事件被疑者の再逮捕について
刑事部捜査第一課次長から、遠隔操作ウィルス「iesys.exe」を使用した犯行予告事件被疑者の再逮捕について報告があった。

540 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員各位には、三重県議会2月定例月会議の本会議に出席をいただき、謝意を申し上げる。この間、予算決算常任委員会の総括質疑において、スーパー防犯灯(街頭緊急警報装置)に関する質問があり、「子供を守るという観点から、夜間を含め、子供の通行の多い箇所に整備する」旨答弁したところである。また、本日午前中には、予算決算常任委員会教育警察分科会及び教育警察常任委員会があり、警察本部の提出議案について審査の上、御承認いただいたところであるが、2月定例月会議は今月末まで予定されていることから、引き続き、よろしくお願いいたしたい。」との発言があり、委員長からは、「スーパー防犯灯は、目に見える数字統計的な効果だけではなく、地域住民の皆様の安心感を醸成するものでもあることから、効果的な整備に努めていただきたい。」との発言があった。

541 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
委員から、「今回は一方的な被害であるが、例えば、けんかのように双方が殴り合って怪我をした場合は、給付金を支給できるのか。」との質問があり、警務部長から、給付金の申請があれば受理するが、被害者の帰責程度等により、減額事由に該当する場合や支給できない場合があるとの説明があった。
○警察職員の救慰に関する規則の一部を改正する規則(案)について
首席監察官から、警察職員の救慰に関する規則の一部を改正する規則(案)について説明があり、原案どおり議決された。
○自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律に基づく行政処分の公表に関する公安委員会規程(案)について
交通部長から、自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律に基づく行政処分の公表に関する公安委員会規程(案)について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「当該処分の公表が適切でないと認めた場合とは、どのような場合をいうのか。」との質問があり、交通部長から、現在、具体的な想定はなく、公表基準に該当する行政処分は原則公表であるが、将来、特段の事情が生じる場合を想定し、規定しようとするものであるとの説明があった。
○三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について
交通部長から、三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○平成25年4月中業務計画について
警務部長から、平成25年4月中業務計画について報告があった。
委員長から、「4月16日に嘱託警察犬審査会が予定されているが、本県において警察犬により事案解決したのは、どのような事例があるのか。」との質 問があり、刑事部長から、最近は、直接、事件検挙に結びついた事例はないが 多くの事件に出動しているとともに、行方不明者の捜索等でも活躍しているとの説明があった。
さらに、委員長から、「多くの犬を警察犬として嘱託できることを期待している。」との発言があった。
○「ヘルスアップ・21(第2次)」計画について
警務部長から、平成25年度から実施する「ヘルスアップ・21(第2次)」計画について報告があった。
委員から、「第1次計画の目標達成状況はいかがか。」との質問があり、警務部長から、第1次計画は平成13年度から取り組んだものであるが、目標として、肥満として感じている人の割合、朝食を食べない人の割合、1日7千歩以上歩いている人の割合などを目標値として設定したが、達成状況が芳しくなかったことから、このたび、新たな課題と目標値を設定し、組織的な健康づくりを推進しようとするものであるとの説明があった。
また、委員長から、「国は「健康日本21」として国民健康づくり運動を推進しているが、「ヘルスアップ・21」は三重県警察独自の取組なのか。」との質問があり、警務部長から、「健康日本21」の一環として、三重県警察独自に取り組んでいるものであるとの説明があった。
さらに、委員長から、「全ての職員が健康で生き生きと職務執行できるよう、しっかりと健康管理対策を推進していただきたい。」との発言があった。
○平成25年度監察等実施計画について
首席監察官から、平成25年度の監察等実施計画について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成25年2月末現在の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○三重県警察緊急情報伝達ネットワークシステムの運用について
警備部長から、三重県警察緊急情報伝達ネットワークシステムの運用について報告があった。

542 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年3月1日から3月14日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○緊急雇用創出事業における受託業者による不適正事案について
警務部警務課企画室長から、緊急雇用創出事業における受託業者による不適正事案について報告があった。
○交通安全教育資機材等について
交通部交通企画課調査官から、交通安全教育資機材等について、実演を交えて報告があった。

543 はじめに

全体会議に先立ち、委員長から、「先ほど、異動に伴う転任や退職の挨拶があったが、各位には重責を全うした労をねぎらいたい。それぞれ、新任地での活躍を祈念している。」との発言があった。
また、本部長から、「今回の異動では、生活安全部長、刑事部長を始め、多くの職員が退職するが、引継ぎを徹底し、治安維持に間隙が生じることのないよう万全を期してまいりたい。」との発言があった。

544 全体会議

(1)議決事項
○パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について
交通部長から、パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「認定の基準は何か。」との質問があり、交通部長から、認定のための資格確認審査として、法人格を有することや道路交通法第51条の8第3項第2号の該当者の有無、管理事務所の所在地等、8項目について審査をしたものであるとの説明があった。
(2)報告事項
○平成25年度警察官採用候補者試験(1回目)の公告等について
警務部長から、平成25年度警察官採用候補者試験(1回目)の公告等について報告があった。
委員長から、「多くの人が応募するよう、しっかりと募集活動を推進し、優秀な人材を確保していただきたい。」との発言があった。
○初任科第155期生(短期課程)卒業式の挙行について
警務部長から、昨年10月1日採用の初任科第155期生(短期課程)18名の卒業式の挙行について報告があった。
○紀勢自動車道延伸に伴うトンネル内無線通信対策について
情報通信部長から、紀勢自動車道延伸に伴うトンネル内無線通信対策について報告があった。

545 個別会議

(1)議決事項
○人事案件について
警務部長から、人事案件について説明があり、原案どおり承認された。
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり9件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての棄却1件が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○被害届管理システムの構築について
刑事部企画調整官から、本年4月1日に運用を開始する被害届管理システムの構築について報告があった。

546 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「三重県では、本年4月から「三重県観光キャンペーン」をスタートするので、御参考としていただきたい。」との説明があり、また、「警察職員の非違事案対策の一環として「マインド・アップファイル」を作成し、全職員に配布する。」「昨日の定例記者会見で、暴力団排除条例の施行状況等について質問があり、刑事部長の説明により御理解いただいた。」「同じく昨日に開催された県と市町との協議会で、「県内全ての市町で暴排条例を制定していただいたが、この暴排条例と対をなす生活安全条例については未だの市町があるので、早期の制定をお願いしたい。」と依頼した。」との発言があった。
また、委員長から、「昨日、警察学校において初任科第155期生の卒業式に出席したが、若い警察官の毅然とした姿に感動した。警察官としての初心を忘れずに仕事に当たっていただきたい。」との発言があった。

547 全体会議

(1)議決事項
○警察職員の援助要求について
警備部長から、東日本大震災に伴う災害警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○平成25年度警察本部における通常点検等の実施について
警務部長から、平成25年度の警察本部における通常点検等の実施について報告があった。
委員から、「通常点検とは、具体的にどのようなことをするのか。」との質問があり、警務部長から、服装の乱れや警察手帳、拳銃、警棒などの装備品を提示させて異常の有無等を点検するものであるとの説明があった。
○初任科生入校式の挙行について
警務部長から、本年4月1日採用予定の初任科第156期生(短期課程)62名、初任科第157期生(長期課程)39人並びに一般職員初任科第28期生10名の入校式の挙行について報告があった。
○平成25年春の全国交通安全運動の実施について
交通部長から、本年4月6日から4月15日までの10日間実施する平成25年春の全国交通安全運動について報告があった。
委員長から、「4月9日に行われる通学路における全国一斉取締りは、どのように取締りを行うのか。」との質問があり、交通部長から、主として小学校等の通学路及び学校周辺における車両に対する取締り、児童等に対する交通安全指導等を行うものであるとの説明があった。

548 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての受理について説明があり、原案どおり9件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての審査1件が決定された。
(2)報告事項
○保有個人情報開示請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年3月15日から平成25年3月28日までの間における保有個人情報開示請求等対応状況について報告があった。

549 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本年5月18日に紀北町で開催予定の第24回全国「みどりの愛護」のつどいについて、警察本部として所要の準備を進めている。」との発言があった。
また、委員長から、「本日、警察学校で開催された初任科第156期生、157期生並びに一般職員初任科第28期生の入校式に出席したが、厳粛かつ元気溢れる素晴らしい入校式であり、入校生の皆さんの今後に大いに期待をしています。」との発言があった。

550 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年4月23日に開催予定の警察署長会議について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年3月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○特定通報者自動表示システムの登録状況及び効果的事例について
生活安全部長から、特定通報者自動表示システムの運用開始後1年間の登録状況及び効果的事例について報告があった。
委員から、「登録の増加によるシステムの容量に余裕はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、今後の登録の増加に対応できる十分な余裕があるとの説明があった。
○紀勢自動車道「紀勢大内山IC」から「紀伊長島IC」間の延伸・供用開始について
交通部長から、本年3月24日から紀勢自動車道「紀勢大内山IC」から「紀伊長島IC」までの区間の延伸・供用開始及び高速道路交通警察隊紀勢分駐隊の設置について報告があった。
委員長から、「紀勢分駐隊の管轄及び体制はどのようになっているのか。」との質問があり、交通部長から、現在建設中の「紀伊長島IC」から「海山IC」の区間が開通するまでの間は、「勢和多気JCT」から「紀伊長島IC」の間を同分駐隊の管轄とし、7名体制で運用しているとの説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年3月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

551 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり21件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○死因究明法医解剖の実施委託先について
刑事部捜査第一課上席検視官から、警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律に基づく死因究明法医解剖の実施委託先について報告があった。

552 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本年4月9日に愛知県で開催された中部管区内警察本部長会議において、「警察の事態対処能力の向上方策」「警察署長の在り方」等について協議が行われ、本県警察としても、県民の安全安心のために引き続き努力してまいりたい。」との発言があった。
また、委員長から、「公安委員会としては、今後、警察署長の業務内容や実情等について更に伺った上で、助言などをさせていただきたい。」との発言があった。

553 全体会議

(1)議決事項
○三重県留置施設視察委員会委員の任命について
警務部長から、三重県留置施設視察委員会委員の任命について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成25年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について
警務部長から、平成25年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について報告があった。
委員から、「柔道・剣道と逮捕術・拳銃の訓練期間が異なるのはなぜか。」との質問があり、警務部長から「柔道と剣道の特別訓練員は機動隊勤務の警察   官で、年間を通じて部内外の大会に出場しており、訓練をしているが、逮捕術と拳銃の特別訓練員は警察署勤務の警察官であり、警察の全国大会終了までの間を訓練期間としている。」との説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、職務執行に関する苦情受理(2月、3月)・処理状況(3月)について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○三重県の治安に関するアンケートの実施について
生活安全部長から、三重県の治安に関するアンケートの実施について報告があった。
○三重県警察嘱託警察犬審査会の開催について
刑事部長から、第45期(平成25年度)三重県警察嘱託警察犬審査会の開催について報告があった。
委員から、「参加する犬種で一番多いのは何か。」との質問があり、刑事部長から、「参加する39頭中、シェパードが35頭で最も多く、他はゴールデン・リトリーバーが2頭、ラブラドール・リトリーバーが2頭である。」との説明があった。
○ポルトガル語運転免許学科試験の実施状況について
交通部長から、平成24年度中のポルトガル語による運転免許学科試験の実施状況について報告があった。
○当面の警備情勢について
警備部長から、当面の警備情勢について報告があった。

554 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり13件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年3月29日から平成25年4月11日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

555 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、知事との春の政策協議で、「みえ県民力ビジョン」の施策である「犯罪に強いまちづくり」について、刑法犯の認知件数は全体として減少するなど、おおむね順調であり、本年も更に強力に推進まいりたい旨説明を行った。また、知事からは、サイバー犯罪への対応について触れられたほか、ボストン・マラソン爆発事件に関して、県内においても警察力による県民の不安感の除去について要望があった。」との発言があった。
委員長から、「ボストン・マラソン爆発事件は、米国のことではあるが、日本においても多数の人が集まるイベント等があるので、警備等をよろしくお願いしたい。」との発言があった。

556 全体会議

(1)議決事項
○平成25年度実地監査計画(案)について
警務部長から、平成25年度留置施設の実地監査計画(案)について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成25年5月中業務計画について
警務部長から、平成25年5月中の業務計画について報告があった。
委員から、「「さわやか行政サービス運動」とは何か。」との質問があり、警務部長から、県民のための行政サービスの向上を目的として、積極的な取組を行う運動であるとの説明があった。
また、委員長から、「「振り込め詐欺撲滅の日」には、どのような活動を行っているのか。」との質問があり、生活安全部長から、主として大型店舗や駅前等において、振り込め詐欺被害防止等の広報啓発活動を実施しているとの説明があった。
○身近で発生する犯罪等の情勢について
生活安全部長から、身近で発生する犯罪等の情勢(平成25年3月・暫定値)について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成25年3月末・概数)について報告があった。
○春の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、平成25年春の全国交通安全運動の実施結果について報告があった。
○春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員長から、「「パークアンドバスライド」とは、シャトルバス等の運行による渋滞対策と理解しているが。」との質問があり、交通部長から、そのとおり観光地等の周辺に設けられた臨時駐車場等に自動車を駐車し、そこからバス等を利用することで交通渋滞を解消しようとする対策であるとの説明があった。

557 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

558 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、名張警察署員によるわいせつ電磁的記録記録媒体陳列等に係る懲戒処分等を実施するに当たり、委員各位には御心配をおかけしたところであり、被害者の方を始め、関係者、県民の皆様に深くおわびを申し上げる。今後、更に非違事案対策を徹底し、再発防止に努め、県民の皆様の信頼回復を図ってまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「しっかりと対策を講じて、再発防止に努めていただきたい。」との発言があった。

559 全体会議

(1)議決事項
○当面の警備情勢について
警備部首席参事官から、当面の警備情勢について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について
警務部長から、平成24年度中の「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について報告があった。
○平成25年春の叙勲勲章伝達式の実施について
警務部首席監察官から、本年5月8日に実施する平成25年春の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○「無事故・無違反チャレンジ1(いち)2(に)3(さん)」の実施について
交通部長から、本年7月1日から10月31日までの123日間をチャレンジ期間とする「無事故・無違反チャレンジ1(いち)2(に)3(さん)」の実施について報告があった。
委員から、「チャレンジ期間中、参加者の自動車の走行距離などの条件はあるのか。」との質問があり、交通部長から、走行距離に関する条件はないとの説明があった。

560 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。
○定例会議等への委員長及び委員外の出席者について
警務部総務課公安委員会事務室長から、平成25年5月10日以降に開催される公安委員会定例会議及び臨時会議への委員長及び委員以外の出席者について、警務部広聴広報課広報室長を出席させることについて説明があり、承認された。
(2)報告事項
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年4月12日から平成25年4月25日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○重点犯罪及び重点対象地域の指定に伴う効果的事例について
生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長から、重点犯罪及び重点対象地域の指定に伴う効果的事例について報告があった。
○サイバー犯罪対策の推進状況について
生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室長から、サイバー犯罪対策の推進状況について報告があった。
委員から、「IHCとは何か。」との質問があり、生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室長から、インターネット・ホットラインセンターの略で、警察庁がサイバーパトロールを業務委託した民間の団体である。国民からの通報を受け、警察に通報するなどの活動を行っているとの説明があった。

561 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「来週には警衛警備を控えており、気を引き締めて取り組んでまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「ゴールデンウィークも終わり、いろいろ予定も多くなってきたが、来週の「みどりの愛護」のつどいへの対応もよろしくお願いいたしたい。公安委員会としてもしっかりと活動していきたい。」との発言があった。

562 全体会議

(1)議決事項
○請求妨害の防止命令(仮の命令)発出に伴う意見聴取について
刑事部長から、請求妨害の防止命令(仮の命令)発出に伴う意見聴取について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○三重県警察拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年6月6日に開催予定の平成25年度三重県警察拳銃射撃競技大会について報告があった。
委員から、「制服の部と私服の部はどう違うのか。」との質問があり、警務部長から、制服の部と私服の部は競技種目が異なり、制服の部は遅撃ち・速撃ち及び高撃ちであり、私服の部は高撃ち及び膝撃ちであるとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年4月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「身近なところで感謝される警察活動が行われている。これからも頑張っていただきたい。」との発言があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年4月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○ゴールデンウィーク中の行楽地等の人出結果について
生活安全部長から、ゴールデンウィーク中の行楽地等の人出結果について報告があった。
委員から、「警備警察官の固定配置とはどのような活動をいうのか。」との質問があり、生活安全部長から、警ら途中での立ち寄り等は含まず、専ら対象施設に配置して行う警備方法であるとの説明があった。
○三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
刑事部長から、第45期(平成25年度)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について報告があった。
○ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について
交通部長から、ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況等について報告があった。
○放置車両確認事務の委託について
交通部長から、放置車両確認事務の委託について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年4月中における示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

563 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年4月26日から平成25年5月9日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例(案)」について
交通部交通企画課次長から、三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例(案)について報告があった。
委員から、「1回目で受診する場合、どれくらいの人数が見込まれるのか。また、受診病院はどこになるのか。」との質問があり、交通部交通企画課次長から、年間に約600人が見込まれる。受診は指定の病院となる。」との説明があった。
さらに委員から、「今後、更に積極的に広報をしていかないと、飲酒運転は減少しないと思われる。」との発言があった。
○警察署長の業務について
警務部警務課企画室長から、警察署長の業務について報告があった。
○犯罪捜査におけるDNA型鑑定の活用について
刑事部刑事企画課企画調整官及び科学捜査研究所法医係長から、犯罪捜査におけるDNA型鑑定の活用について報告があった。
委員から、「DNAを増幅するとはどういうことか。」との質問があり、科学捜査研究所法医係長から、採取した資料からDNAを抽出するだけでは、DNA型判定はできない。このため、DNA型を判定するために、PCR法という手法を用いて、特定のDNA断片を選択的に増幅する手順のことであるとの説明があった。

564 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「5月17日から19日までの行啓警衛警備では、所期の目的を達成することができた。また、本県警察の警衛警備に対して皇太子殿下からねぎらいの御言葉を賜った。」との発言があった。
委員からは、「警衛警備を無事終了したとの報告を受け、関係各位に謝意を表する。」との発言があった。

565 全体会議

(1)報告事項
○平成25年6月中業務計画について
警務部長から、本年6月中の業務計画について報告があった。
委員から、「警察職員意見発表大会には、全国大会などもあるのか。」との質問があり、警務部長から、管区大会及び全国大会があり、本大会は管区大会の予選会を兼ねているとの説明があった。
さらに委員から、「情報通信部のテレビ会議について、他の部門でも行われているのか。」との質問があり、情報通信部長から、現在のところ情報通信部のみで行われているとの説明があった。
○平成25年度三重県議会役員改選結果について
警務部長から、本年5月16日に行われた平成25年度の三重県議会における役員改選の結果について報告があった。
○夏期における年次休暇等の取得奨励について
警務部長から、夏期における職員の執務能率の向上と健康の保持・増進等を図るための年次休暇等の取得奨励について報告があった。
委員から、「警察署の刑事部門等の休暇取得が少ないのは、仕事の内容にもよるものと思うが、できるだけ取得できるようにしていただきたい。」との発言があり、警務部長から、計画的な休暇取得ができるように指導してまいりたいとの発言があった。
○三重県の治安に関するアンケートの実施結果について
生活安全部長から、本年4月5日から5月7日までの間に実施した三重県の治安に関するアンケートの結果について報告があった。
委員から、「アンケート結果について、報道発表を検討されたい。」との発言があり、生活安全部長から、アンケート結果について、三重県ホームページ   への掲載を予定しているが、報道発表についても検討いたしたいとの説明が
あった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成25年4月末・概数)について報告があった。
○最近の警備情勢について
警備部長から、最近の警備情勢について報告があった。

566 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分及び運転免許の行政処分に対する異議申立ての受理について説明があり、原案どおり21件の行政処分及び行政処分に対する異議申立ての審査1件が決定された。
(2)報告事項
○運転免許取消処分取消請求事件について
警務部監察課訟務官から、運転免許取消処分取消請求事件について報告があった。
○運転免許行政処分取消請求事件の判決について
警務部監察課訟務官から、運転免許行政処分取消請求事件の判決について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年5月10日から平成25年5月23日までの間における情報公開請求等の対応状況について報告があった。

567 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「第24回全国「みどりの愛護」のつどい開催に伴う行啓警衛警備に対して、先日、東宮大夫から御挨拶状を頂いた。また、昨日の定例記者会見では、県内のストーカー被害及び暴力団犯罪の状況について質問があり、それぞれ担当部長から誠実に回答させていただいた。」との発言があった。
委員からは、「本年5月24日に東京で開催された全国公安委員会連絡会議(代表者会議)に出席させていただいた。討議事項等について活発な意見交換を行うことができた。」との発言があった。

568 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○請求妨害の防止命令(本命令)発出に伴う意見聴取について
刑事部長から、請求妨害の防止命令(本命令)発出に伴う意見聴取について説明があり、承認された。
委員から、「防止命令の有効期間はいつまでか。」との質問があり、刑事部長から、1年間であるとの説明があった。
(2)報告事項
○平成25年三重県議会定例会6月定例月会議について
警務部長から、平成25年三重県議会定例会6月定例月会議の日程、警察本部関係議案等について報告があった。
委員長から、「三重県警察は、何台の車両を保有しているのか。また、整備及び保険の加入状況はどうか。」との質問があり、警務部長から、1,004台の四輪車を保有しており、対人・対物賠償の任意保険に加入している。整備   等については、警察本部の車両整備工場で法定検査のほか、修理等を行っている。また、各警察署を訪問しての車両の巡回点検等を行っているとの説明があった。
さらに委員から、「人身事故はどのような状況であったのか。」との質問があり、警務部長から、一時停止の交通規制のある交差点の事故で、左方から進行してきた相手方車両と衝突し、この事故により、相手方に頸椎捻挫の傷害を負わせたものであるとの説明があった。
○平成24年度三重県警察会計監査結果及び平成24年度警察庁会計監査結果について
警務部長から、平成24年度三重県警察会計監査結果及び平成24年度警察庁会計監査結果について報告があった。
委員長及び委員から、「監査結果は良好であったとの報告を受けたが、今後も引き続き適正な会計経理に努められたい。」との発言があった。
○平成25年度三重県警察犯罪被害者支援推進計画の策定について
警務部長から、平成25年度三重県警察犯罪被害者支援推進計画の策定について報告があった。
委員から、「犯罪被害者支援では、何か起きる前に防止していかなければならないという難しい面もあるが、今後も適切な対応をお願いしたい。」との発言があった。
○三重県警察サイバーパトロール・モニターの委嘱について
生活安全部長から、本年6月3日に委嘱式及び研修会を開催予定の平成25年度三重県警察サイバーパトロール・モニターについて報告があった。
委員長から、「モニターの委嘱人数に上限はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、モニターの人数に制限はなく、できるだけ多くの方にパトロールをしていただきたいと考えているとの説明があった。

569 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○三重県暴力団排除対策推進会議の設立について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、本年6月3日に設立予定の三重県暴力団排除対策推進会議について報告があった。
委員から、「会議の会長は誰か。」との質問があり、刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、会長は、三重県警察本部刑事部組織犯罪対策課長となる予定であるとの説明があった。
さらに委員から、「会議に一般市民の出席はあるのか。」との質問があり、刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、各市町の自治体の代表者が出席するとの説明があった。
(3)その他
○中部公安委員会連絡会議における協議事項について
警務部総務課公安委員会事務室長から、本年6月4日に愛知県で開催される中部公安委員会連絡会議における協議事項等について、説明があった。

570 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日は、三重県警察拳銃射撃競技大会に各委員の御出席をいただき御礼を申し上げる。」、また、「本年6月3日、全国警察本部長会議において、国家公安委員会委員長から4点ほどの治安課題について御発言があった。そのうち交通取締りの在り方に関しては、本県警察では従前から交通事故の発生実態等の分析に基づく交通指導取締りに努めているところであり、御発言の趣旨に沿うものと考えている。」との発言があった。
委員長からは、「交通事故の多発箇所等での交通取締りに配意しているとのことであり、今後もよろしくお願いしたい。また、本年6月4日に開催された中部公安委員会連絡会議に出席させていただいた。各県公安委員会委員から、幅広く活発な発言があり、今後の公安委員会活動の参考になった。」との発言があった。

571 全体会議

(1)報告事項
○平成24年度第4四半期における監察実施状況について
警務部首席監察官から、平成24年度第4四半期における監察実施状況について報告があった。
○生活安全関係情報集約システムの運用状況について
生活安全部長から、平成24年11月30日から運用を開始した生活安全関係情報集約システムの運用状況について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年5月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○第41回二輪車安全運転三重県大会の開催結果について
交通部長から、本年6月2日に開催された第41回二輪車安全運転三重県大会の結果について報告があった。
委員から、「二輪車は少なくなっているが、若年者の無謀運転が目立つように思う。」との発言があり、交通部長から、引き続き、若年者に対する指導取締りに努めるとの発言があった。
さらに委員から、「高速道路等での工事渋滞については、渋滞箇所の相当手前から案内表示等を行い、ドライバーに注意喚起をする必要があると思う。」との発言があり、交通部長から、道路管理者等に対して指導してまいりたいとの発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年5月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

572 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年5月24日から平成25年6月6日までの間における情報公開請求等の対応状況について報告があった。

573 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、中部管区警察局長による巡視があり、本県の事務概況について御報告した。局長からは、警察を取り巻く厳しい状況下における事態対処に関して説明があり、本県においてもしっかりと対応してまいりたい。」との発言があった。
委員長からは、「最近、警察の不祥事に関するニュース等が多く報じられている。本県での非違事案防止のため、一層の引き締めをお願いいたしたい。」との発言があった。

574 全体会議

(1)議決事項
○禁止命令にかかる聴聞の実施について
生活安全部長から、ストーカー行為等の規制等に関する法律第5条第2項の禁止命令にかかる聴聞の実施について説明があり、承認された。
委員から、「警告に従わない事案とのことであり、しっかりと対応していただきたい。」との発言があった。
○請求妨害の防止命令(本命令)の発出について
刑事部長から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する請求妨害の防止命令(本命令)の発出について説明があり、承認された。
○暴対法に規定する「縄張に係る禁止行為」事実及び三重県暴排条例に規定する「利益の供与の禁止」事案について 刑事部長から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する「縄張に係る禁止行為」事実及び三重県暴力団排除条例に規定する「利益の供与の禁止」事案について説明があり、承認された。 
(2)報告事項
○地方交付税等削減に伴う給料の減額について
警務部長から、地方交付税等の削減に伴う給与の減額について報告があった。
委員長から、「減額による職員の士気の低下が心配されるが、大丈夫か。」との質問があり、警務部長から、職員の士気低下や業務への影響がないように努めてまいりたいとの説明があった。
○第28回三重県青年警察職員意見発表大会の開催について
警務部長から、本年6月20日に開催予定の第28回三重県青年警察職員意見発表大会について報告があった。
委員長から、「青年警察職員とは、どのような職員が対象となるのか。」との質問があり、警務部長から、採用時教養終了後、6年以内の職員を対象としているとの説明があった。
さらに委員から、「審査はどのような基準で行われるのか。」との質問があり、警務部長から、発表の内容、発表力、発表態度について審査するとの説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年5月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「県民に寄り添った心温まる事例ばかりで、現場の警察官が、誠心誠意仕事をしていただいているのが分かる。」との発言があった。
さらに委員から、「いい話題とともに悪い情報もしっかり把握して、今後の警察活動に反映させていただきたい。」との発言があった。
○薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年5月7日から実施された、薬物及び暴力団等取締活動強化月間の結果について報告があった。

575 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり20件の行政処分等が決定された。

576 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、公用車による交通事故が発生し、各委員には大変御心配をお掛けした。捜査の必要から前日より運転していたものであるが、一層の再発防止に努めてまいりたい。」との発言があった。
委員からは、「引き続き、職員の交通事故防止対策について徹底されたい。」との発言があった。

577 全体会議

(1)報告事項
○平成25年7月中業務計画について
警務部長から、本年7月中の業務計画について報告があった。
○平成25年三重県警察記念日表彰式の実施について
警務部首席監察官から、本年7月1日に実施する平成25年三重県警察記念日表彰式について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年5月末・概数)について報告があった。
委員から、「最近、何度か交通事故発生直後の現場に遭遇したが、重大な事故でなく幸いであった。こうした事故の多くは、ちょっとした不注意が原因であるが、その実態に応じた抑止対策をお願いしたい。」との発言があった。
○第47回交通安全子ども自転車三重県大会の開催について
交通部長から、本年7月6日に開催される第47回交通安全子ども自転車三重県大会について報告があった。

578 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり13件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○若手職員に対する非違事案防止教養の実施について
警務部首席監察官から、若手職員に対する非違事案防止教養の実施について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年6月7日から6月20日までの間における情報公開請求等の対応状況について報告があった。

579 その他

(1)機能別部隊の訓練状況について
警備部機動隊において、機能別部隊の訓練状況を視察し、警備部機動隊長から、訓練内容、保有する装備等について説明があった。

580 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、三重県議会6月定例月会議が終了し、各委員には御礼を申し上げる。また、同議会において田中委員の再任の同意が得られたことから、委員には、引き続き、よろしくお願い申し上げる。」との発言があった。

581 全体会議

(1)議決事項
○ストーカー規制法における禁止命令について
生活安全部長から、ストーカー規制法における禁止命令について説明があり、承認された。
委員から、「なかなか収まらない事案であるが、引き続き、適切な対応をお願いしたい。」との発言があった。
○用心棒行為等防止命令の発出について
刑事部長から、用心棒行為等防止命令の発出について説明があり、承認された。
○警察職員の援助要求について
警備部長から、「東日本大震災に伴う災害警備」に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「先日、機動隊の訓練状況を視察したが、隊員の厳しい訓練を見て大変心強く感じた。今回の任務も完遂されたい。」との発言があった。
(2)報告事項
○第24回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催について
警務部首席参事官から、本年7月10日に開催予定の第24回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会について報告があった。
○平成25年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
警務部首席参事官から、本年7月10日に開催予定の平成25年度中部管区内警察柔道・剣道大会について報告があった。
委員から、「選手には、本県警察の代表として、頑張っていただきたい。」との発言があった。
○第63回“社会を明るくする運動”街頭広報活動の実施について
生活安全部長から、本年7月1日に実施予定の第63回“社会を明るくする運動”街頭広報活動について報告があった。
委員から、「他にどのような活動が行われるのか。」との質問があり、生活安全部長から、街頭広報活動のほか、テレビ放映・ポスター掲示等による広報啓発活動、小・中学生を対象とした作文コンテストの開催等が実施されるとの説明があった。
○平成25年夏の交通安全県民運動の実施について
交通部長から、本年7月11日から7月20日までの間実施される、平成25年夏の交通安全県民運動について報告があった。
委員から、「交通安全対策は終わりがないものであるが、引き続き、よろしくお願いしたい。」との発言があった。

582 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○運転免許行政処分取消請求控訴事件について
警務部監察課訟務官から、運転免許行政処分取消請求控訴事件について報告があった。

583 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、東名阪自動車道で走行中の観光バスの運転手が意識を失うということがあり、幸い、乗客の方3名が協力してバスを停止させたため、大事に至らなかった。3名の方の功労に対して警察本部長感謝状を贈ることとなった。」との発言があった。
委員長から、「本日が、公安委員会委員長としての最後の定例会議となる。委員長として在任中、本部長を始め各位の御尽力に対して深く感謝を申し上げる。委員として再任いただいたことから、引き続きよろしくお願い申し上げる。また、次期委員長については、委員による互選の結果、西本委員に決定した。」との発言があった。

584 全体会議

(1)議決事項
○請求妨害防止命令(仮の命令)発出に伴う意見聴取について
刑事部長から、請求妨害の防止命令(仮の命令)発出に伴う意見聴取について説明があり、承認された。
○交通規制の実施について
交通部長から、交通信号機関係の交通規制の実施について説明があり、決定された。
(2)報告事項
○平成25年三重県議会定例会6月定例月会議の結果について
警務部長から、三重県議会定例会6月定例月会議の結果について報告があった。
委員から、「教育警察常任委員会の質疑にあった「県産材の使用」については、どのような状況にあるのか。」との質問があり、警務部長から、平成24年中に駐在所2か所を立て替えたが、いずれも県産材の使用比率は100パーセントであった。また、交番は1か所を建て替えたが、鉄骨構造であることから、県産材の使用比率は約36パーセントとなっていると説明があった。
さらに委員から、「駐在所における勤務員不在時の来訪者への対応は、どのようにしているのか。」との質問があり、生活安全部長から、不在時には、パトロール中である旨の案内表示等をしているほか、備え付けの電話の受話器を上げれば本署につながるようになっているとの説明があった。
○平成25年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について
警務部長から、本年度第2回警察官採用候補者試験に係る公告等について報告があった。
委員から、「語学採用については、男女の区分はあるのか。」との質問があり、警務部長から、男女による区分はないとの説明があった。
○「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間の設定について
警務部長から、「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間の設定について報告があった。
委員長から、「磯谷氏の講演は、非常に胸につまる内容で、多くの方が聞いていただいたらよいと思う。」との発言があった。    
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年6月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○重要窃盗犯捜査及び鑑識活動月間の実施結果について
刑事部長から、本年6月中に実施した重要窃盗犯捜査及び鑑識活動月間の結果について報告があった。
委員から、「月間中に多数の検挙ができる理由は。」との質問があり、刑事部長から、事前に内偵等をしっかり行っていることが、検挙につながっているとの説明があった。
○「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例」について
交通部長から、「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例」について報告があった。
委員から、「医療機関での受診費用は、誰が負担するのか。」との質問があり、交通部長から、受診者本人の負担になるとの説明があった。
○飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の実施について
交通部長から、飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の実施結果について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年6月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

585 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年6月21日から7月4日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

586 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「田中委員には、一年間、委員長として御尽力いただいたことに対して御礼を申し上げるとともに、新しく委員長に就任された西本委員長には、今後ともよろしくお願いいたしたい。また、谷川委員には、昨日、幹部職員に対して「警察改革の精神の徹底」に関する御講演をいただき、厚く御礼申し上げる。貴重な御意見を今後の取組に反映させてまいりたい。」との発言があった。

587 全体会議

(1)議決事項
○風俗営業者に対する行政処分について
生活安全部長から、風俗営業者に対する行政処分について説明があり、承認された。
○警察官等の派遣に係る援助要求について
刑事部長から、警察官等の派遣に係る援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成25年8月中業務計画について
警務部長から、本年8月中の業務計画について報告があった。
委員から、「警察官の採用・就職説明会はどのように行うのか。」との質問があり、警務部長から、「8月中、警察学校でのオープンキャンパスのほか、県内4か所でそれぞれ会場を設けて、警察官の仕事内容について説明・紹介等を行う予定である。」との説明があった。
さらに委員から、「先日、四日市西警察署における山岳遭難の救助訓練を視察したが、非常に高度な訓練で、隊員も優れた技術を有しており、警察官はこんなこともできるのかと、大変感心をした。」との発言があった。
生活安全部長から、「山岳地域を管轄する警察署には、山岳救助隊が編成されており、地元山岳会等と定期的に訓練を行っている。」との説明があった。
○第24回警察装備開発改善・鑑識実務研究発表会の開催結果について
警務部長及び刑事部長から、本年7月10日に開催された第24回警察装備開発改善・鑑識実務研究会の結果について報告があった。
委員長から、「いろいろと工夫を凝らして装備の開発改善を行っている。耐刃防護衣の重さはどのくらいか。」との質問があり、警務部長から、「耐刃防護衣単体で約2.3キログラムの重量がある。」との説明があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年6月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「多くの心温まる感謝の言葉が寄せられている。これからもよろしくお願いしたい。」との発言があった。
○身近で発生する犯罪等の情勢について
生活安全部長から、身近で発生する犯罪等の情勢(平成25年6月・暫定値)について報告があった。
○ストーカー規制法及びDV防止法の一部改正について
生活安全部長から、ストーカー規制法及びDV防止法の一部改正について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年6月末・概数)について報告があった。
委員長から、「交通安全運動期間中でもあり、一件でも交通事故を減少させるよう取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○「追突“ゼロ”作戦」の実施について
交通部長から、本年8月1日から実施予定の「追突“ゼロ”作戦」の実施について報告があった。
委員から、「基本方針の「当事者とならないための配意事項」とは具体的にはどのようなことか。」との質問があり、交通部長から、「追突事故を起こさないだけでなく、追突をされないために、むやみに急ブレーキを掛けない。早めのブレーキ・ポンピングブレーキを励行する等に配意していただくことである。」との説明があった。
さらに委員から、「この取組をどのように県民に浸透させるのか。」との質問があり、交通部長から、「広報啓発活動のほか、ドライバーが緊張感を持って運転をしていただくために、幹線道路等での指導取締りを推進する。」との説明があった。

588 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり19件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年7月5日から7月18日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

589 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、定例記者会見において、本年上半期の犯罪情勢、交通事故発生状況について質問があり、それぞれ担当部長から回答させていただいた。特に、交通部長からは、「追突“ゼロ”作戦」の実施について説明をさせていただいた。」との発言があった。
委員長から、「先日、男の子の将来なりたい職業で、警察官が第2位であったとの報道があった。警察のこれまでの取組の成果により、子供たちが警察の仕事に対して憧れを持つようになったものと思う。これからも一層頑張っていただきたい。」との発言があった。

590 全体会議

(1)議決事項
○無店舗型性風俗特殊営業第1号に対する行政処分について
生活安全部長から、無店舗型性風俗特殊営業第1号に対する行政処分について説明があり、承認された。
○請求妨害防止命令(本命令)発出に伴う意見聴取について
刑事部長から、請求妨害防止命令(本命令)発出に伴う意見聴取について説明があり、承認された。
委員長から、「仮命令、本命令等大変な手続ではあるが、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
○警察職員等の援助要求について
警備部長から、警察職員等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、本年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
委員から、「決定内容の「不存在」とはどういう意味か。」との質問があり、警務部長から、「開示請求に該当する文書が存在しないということである。」との説明があった。
○平成25年度第1四半期における監察実施状況について
警務部首席監察官から、本年度第1四半期における監察実施状況について報告があった。
委員から、「何箇所の交番・駐在所に対して実施したのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、「今回は、18か所の交番及び駐在所に対して実施した。」との説明があった。
○110番受理状況等について
生活安全部長から、本年上半期における110番受理状況等について報告があった。
委員から、「警察相談電話♯9110について、どのように周知しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「110番広報強化日や110番の日における広報、交番・駐在所広報紙、三重県警察ホームページ等により周 知を図っているが、今後、更に広報啓発活動の推進に努めたい。」との説明があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、本年上半期における犯罪情勢について報告があった。
○夏の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、本年7月11日から7月20日に実施した夏の交通安全県民運動の結果について報告があった。
委員長から、「運動期間中、死亡事故が発生したことは残念であったが、引き続き交通事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「指導取締りで信号無視が多いのはなぜか。」との質問があり、交通部長から、「交通事故の多くが交差点付近で発生しており、事故に直結する信号無視等の違反を取締りの重点としているためである。」との説明があった。
○夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
○第46回二輪車安全運転全国大会の開催について
交通部長から、本年8月3日及び4日に開催予定の第46回二輪車安全運転全国大会について報告があった。
委員長から、「参加者は、一般の方か。」との質問があり、交通部長から、「選手は、全員、一般の方である。全国各地の予選を経て出場している。」との説明があった。

591 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり20件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○禁止命令に係る聴聞の実施について
生活安全部生活安全企画課子ども・女性安全対策室長から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令に係る聴聞の実施について報告があった。

592 その他

神宮式年遷宮に伴う諸対策について
警備部警備第二課警衛警護官から、神宮式年遷宮に伴う諸対策について説明があった。

593 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「警察職員による非違事案があり、本日、懲戒処分等を実施したが、関係者、県民の皆様に深くおわびを申し上げる。防止対策が未だ万全でなかったものと受け止めており、今後は、職員のメンタル面も含めしっかりと対策を講じてまいりたい。また、引き続き、非違事案に対しては厳正な対応を行っていく。」との発言があった。
委員長から、「さまざまな対策を講じてきた中での発生は、非常に残念に思う。一層の取組をお願いしたい。」との発言があった。

594 全体会議

(1)議決事項
○請求妨害防止命令(本命令)発出について
刑事部長から、請求妨害防止命令(本命令)発出について説明があり、承認された。
委員長から、「煩雑な作業を伴って大変であるが、適正な手続をお願いする。」との発言があった。
○自動車販売業者等に対する三重県暴力団排除条例違反(勧告)事案について刑事部長から、自動車販売業者等に対する三重県暴力団排除条例違反(勧告)事案について説明があり、承認された。
委員から、「事実関係の確認は、十分であるか。」との質問があり、刑事部長から、「慎重な捜査により、確実な事実関係の確認を行っている。」との説明があった。
○交通規制の解除について
交通部長から、交通信号機撤去による交通規制の解除について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○「三重県警察政策大綱」に掲げる各施策の検証結果について
警務部長から、「三重県警察政策大綱」に掲げる各施策の検証結果について報告があった。
委員長から、「非常に幅広い警察活動であり、バランスよく推進していくことは大変であるが、今後も、頑張ってもらいたい。」との発言があった。
○平成25年度三重県警察柔道・剣道大会の開催について
警務部長から、本年8月28日に開催予定の平成25年度三重県警察柔道・剣道大会について報告があった。
委員長から、「暑さ厳しい時期であるので、熱中症を始め体調の管理に配意して開催されたい。」との発言があった。
○耐暑訓練の実施について
警務部長から、本年8月1日から実施予定の耐暑訓練について報告があった。
委員から、「全員が参加するのか。」との質問があり、警務部長から、「勤務の都合もあるが、原則、全職員の参加を求めている。」との説明があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、本年上半期の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
委員長から、「警察に対して寄せられる意見・要望は、増加傾向にあるが、引き続き、迅速な対応をお願いしたい。」との発言があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年7月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員から、「メール等によるストーカー行為は、増加していくと思われるが。」との質問があり、生活安全部長から、「今後、増加が予想されるメール等によるストーカー行為について、適正な対応に努める。」との説明があった。
○少年非行の情勢について
生活安全部長から、本年上半期の少年非行の情勢について報告があった。
○平成25年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部長から、本年度の中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について報告があった。
○機動警察通信隊活動状況について
情報通信部長から、本年上半期の機動警察通信隊の活動状況について報告があった。

595 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり27件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年7月19日から8月8日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○公文書開示決定に対する不服申立ての受付について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、公文書開示決定に対する不服申立ての受付について報告があった。
○セーフコミュニティについて
生活安全部生活安全企画課子ども・女性安全対策室長から、県内におけるセーフコミュニティの取組状況等について報告があった。

596 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、三重テレビ放送の番組に出演し、県内の犯罪情勢及び交通事故発生状況について説明するとともに、その対策等についても紹介をさせていただいた。今後も機会あるごとに県民の皆様に訴えていきたいと考えている。」との発言があった。
委員長から、「これからも、是非とも様々なところで、警察活動等についてアピールをしていただきたい。」との発言があった。

597 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2)報告事項
○平成25年9月中業務計画について
警務部長から、本年9月中の業務計画について報告があった。
委員から、「本部長招致検討会は、どのような内容か。」との質問があり、本部長から、「今回は、災害対策をテーマとして、全国の8県から警察本部長が出席して行われる。」との説明があった。
さらに委員から、「火薬類取扱場所に対する立入りは、どのような所に対して行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、「火薬類の製造、販売、消費、保管を行っている場所等を対象に行う。」との説明があった。
また、本部長から、「福知山市の花火大会での爆発事故を受けて、先日、熊野市で開催された熊野大花火大会では、消防との連携により、露天商に対して同種事故の防止について指導を行った。」との発言があった。
○平成25年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
警務部長から、本年9月6日に開催予定の平成25年度全国警察柔道・剣道選手権大会について報告があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年7月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「県民に対して誠意ある対応を行ってきたことが、このように多くの感謝の声が寄せられることになったものと思う。」との発言があった。
○熊野大花火大会の雑踏警備実施結果について
生活安全部長から、本年8月17日に開催された熊野大花火大会の雑踏警備実施結果について報告があった。
委員長から、「厳しい暑さの中での雑踏警備であったが、大きなトラブル等の発生もなく、任務を完遂されたことに感謝する。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年7月末・概数)について報告があった。
○夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞結果について
交通部長から、夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞の結果について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、本年7月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○防災週間等における各種災害対策の推進について
警備部首席参事官から、防災週間等における各種災害対策の推進について報告があった。

598 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり19件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年8月9日から8月22日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○禁止命令に係る聴聞の実施変更について
生活安全部生活安全企画課子ども・女性安全対策室長から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令に係る聴聞の実施の変更について報告があった。
○三重県警察本部防災訓練及び三重県総合防災訓練の視察について
警備部警備第二課長から、本年8月29日に実施予定の三重県警察本部防災訓練及び9月1日に実施予定の三重県総合防災訓練の視察について報告があった。

599 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、昨日、三重県警察総合防災訓練に御参加いただき、また、各委員には、一昨日の三重県警察柔道・剣道大会に御臨席をいただいたことに対して御礼を申し上げる。」、「四日市北警察署管内で、女子中学生が殺害されるという凶悪事件が発生した。徹底した捜査により事件の究明と被疑者の早期検挙に努める所存である。」との発言があった。
委員長から、「非常に痛ましい事件であり、強い憤りを感じる。是非とも犯人の検挙をお願いしたい。」との発言があった。

600 全体会議

(1)議決事項
○運転免許に係る講習等に関する規程の一部改正について
交通部長から、運転免許に係る講習等に関する規程(平成22年三重県公安委員会規程第7号)の一部を改正する規程について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○携帯電話機等の利用実態調査結果について
警務部長から、携帯電話機等の利用実態の調査結果について報告があり、引き続き、情報通信部長から、スマートフォンの機能等について説明があった。
委員長から、「大変便利なものであるが、しっかりと管理をしていただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「個人が所有する携帯電話等の管理は、どのように行われているのか。」との質問があり、警務部長から、「警察庁情報セキュリティポリシーでは、個人が所有する携帯電話も管理の対象としており、今後も適正な使用、管理について指導教養を実施していく。」との説明があった。
○第29回似顔絵講習会の開催結果について
刑事部首席参事官から、本年8月21日に開催された第29回似顔絵講習会の開催結果について報告があった後、朝日町地内で発生した女子中学生被害に係る死体遺棄・強盗殺人事件について事件概要の説明があった。
委員長から、「似顔絵講習会は、初心者コースの方もよく描けている。捜査活動への活用を期待する。」、「身近なところで大事件が発生し、県民は非常に不安を感じている。早期の解決をお願いしたい。」との発言があった。
さらに委員から、「初心者コースで、どのくらいの時間で作成しているのか。」との質問があり、刑事部首席参事官から、「初心者については、2時間以内での作成としているが、早い者は約1時間で作成する。」との説明があった。
○情報技術解析状況について
情報通信部長から、本年上半期の情報技術解析状況について報告があった。
委員から、「情報通信技術の進歩が激しく、対応が大変と思う。」との発言があり、情報通信部長から、「特に、記録容量の増大が著しく、その解析に多くの時間が必要となってきている。」との説明があった。

601 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○請求妨害防止命令(本命令)の送達結果について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、請求妨害防止命令(本命令)の送達結果について報告があった。
○自動車販売業者等に対する勧告の送達結果について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、自動車販売業者等に対する勧告の送達結果について報告があった。

602 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、9月1日に行われた三重県総合防災訓練に御臨席をいただき御礼を申し上げる。」、「昨日、国家公安委員会において、刑事局長から朝日町地内における女子中学生被害の強盗殺人等事件の発生について報告があった。本県警察としては、引き続き、事件の解明に向け徹底した捜査を行ってまいりたい。」、さらに「昨日、知事と会談し、知事から、朝日町の事件の早期解決について発言があった。また、知事に対して、来年度、本県警察では、子どもを守る対策、サイバー犯罪対策、災害対策を重点として取り組みたい旨を申し上げた。これに対して、知事から、最重点を示すようコメントがあったことから、来週、子どもを守る対策が最重点であると申し上げる予定である。」との発言があった。
委員長から、「朝日町の事件については、よろしくお願いしたい。このように少年が被害に遭う凶悪事件が発生するなど、非常に重要な対策である。しっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。

603 全体会議

(1)議決事項
○ストーカー規制法における禁止命令について
生活安全部長から、ストーカー規制法における禁止命令について説明があり、原案どおり承認された。
委員長から、「違反に対する罰則はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「ストーカー行為に関する違反は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金であるが、禁止命令違反は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金 である。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成25年三重県議会定例会9月定例月会議について
警務部長から、平成25年三重県議会定例会9月定例月会議の日程、警察本部関係議案等について報告があった。
○ブロック警察署長会議の開催について
警務部長から、本年10月に開催予定のブロック警察署長会議について報告があった。
委員長から、「ブロック別の会議では、これまで以上に活発な意見が交わされることが期待できる。」との発言があった。
さらに委員から、「ブロック別の開催は、今後も継続するのか。」との質問があり、警務部長から、「今後の開催については、その都度、検討していくこととなる。」との説明があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部長から、警察活動に関する感謝事例について報告があった。
委員長から、「相談者の立場に立った活動の良い事例である。」との発言があった。
さらに委員から、「こうした警察活動が定着してきたのは、これまで目標を掲げて、地道に取り組んできた成果と思われる。」との発言があった。
○朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について
刑事部長から、朝日町大字埋縄地内における女子中学生被害に係る強盗殺人等事件の事件概要等について報告があった。
委員長から、「身近な場所でこのような凶悪事件が発生し、県民は、非常に不安に感じている。是非とも事件解決に向けて頑張っていただきたい。」との発言があった。
○平成25年「秋の全国交通安全運動」の実施について
交通部長から、本年9月21日から9月30日までの間に実施される平成25年秋の全国交通安全運動について報告があった。
委員から、「本運動のチラシに記載されている「交通安全のための行動の10年」とは何か。」との質問があり、交通部長から、「2010年3月、国連総会において、2011年から2020年を「交通安全のための行動の10年」とする議決がなされたもので、これは、この10年間で世界の交通事故死者を500万人、重傷者を5,000万人削減することを目標とし、各国で取り組んでいこうとするものである。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年8月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

604 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年8月23日から9月5日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

605 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日の台風18号については、警察として必要な措置をとり対応した。津市芸濃町地内における2名の行方不明事案は、消防等と連携して捜索活動を行っていたところ、今朝、2名の御遺体が発見され、現在、身元を確認中である。」との発言があった。
委員長から、「台風18号対策では、厳しい環境下での警察活動であり、大変であったと思うが、今後も適切な対応をお願いしたい。」との発言があった。

606 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の申請受理について説明があり、承認された。
委員長から、「内容等について精査し、慎重に調査・対応していただきたい。」との発言があった。
(2) 報告事項
○平成25年10月中業務計画について
警務部長から、本年10月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「特殊詐欺撲滅のための月間では、被害の防止に成果があるように頑張っていただきたい。」との発言があった。
○平成25年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年9月25日に開催予定の平成25年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。
○職務執行に関する苦情受理・処理状況について
警務部長から、本年8月中の職務執行に関する苦情受理・処理状況について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年8月末・概数)について報告があった。
委員長から、「人身事故が減少傾向にあるとのことであり、これから年末にかけて、更なる減少に向けた取組をお願いしたい。」との発言があった。
○初任科第156期生(短期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、本年9月27日に挙行予定の初任科第156期生(短期課程)の卒業式について報告があった。
委員長から、「多くの新人警察官が現場に配置されることから、適切な指導をお願いしたい。」との発言があった。

607 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり23件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年9月6日から9月19日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

608 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、先週から県議会への御出席をいただいているほか、委員長には、本日、警察学校での初任科第156期生の卒業式に御臨席をいただき、御礼を申し上げる。」、「来週、伊勢神宮において式年遷宮に伴う遷御の儀が行われるが、しっかりと警戒警備に当たる所存である。」との発言があった。
委員長から、「遷宮に伴い多くの人出等が予想されると思うので、事故等のないようにお願いしたい。」との発言があった。

609 全体会議

(1)議決事項
○警察官の援助要求について
警備部長から、東日本大震災に伴う警戒警備に係る福島県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、承認された。
委員長から、「今回派遣される警察職員は、福島県への派遣は初めてか。」との質問があり、警備部長から、「同じ職員は派遣していないため、全員、初めての派遣となる。」との説明があった。
(2)報告事項
○セクシュアル・ハラスメント防止研修会の開催について
警務部長から、本年10月10日に開催予定のセクシュアル・ハラスメント防止研修会について報告があった。
委員から、「このような研修会は、初めての開催か。」との質問があり、警務部長から、「平成23年には、弁護士を講師とした研修会を開催している。」との説明があった。
○警察改革強化期間における取組結果について
警務部長から、本年7月13日から8月31日までの間の警察改革強化期間における取組結果について報告があった。
委員長から、「時代の変化に応じた警察活動については、大変であると思うが、今後もよろしくお願いしたい。」との発言があった。
○街頭活動強化月間の実施結果について
生活安全部長から、本年7月1日から8月31日まで実施された街頭活動強化月間の実施結果について報告があった。
○三重県警察サイバー犯罪対策アドバイザーの委嘱について
生活安全部長から、本年10月1日に開催予定の三重県警察サイバー犯罪対策アドバイザーの委嘱について報告があった。
委員から、「アドバイザーに対する報酬はあるのか。」との発言があり、生活安全部長から、「アドバイザーは無報酬である。」との説明があった。
○第44回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
交通部長から、本年10月12日から13日の2日間に開催される第44回全国白バイ安全運転競技大会について報告があった。
○初任科第158期生(短期課程)入校式の挙行について
警察学校長から、本年10月4日に挙行される初任科第158期生(短期課程)の入校式について報告があった。
○朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について
刑事部長から、「本年8月25日発生の朝日町大字埋縄地内における女子中学生被害に係る強盗殺人等事件の捜査に関して、9月29日に事件現場付近やスーパーマーケット等においてチラシを配布し、情報提供を求める広報活動を行う予定である。」との報告があった。

610 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり16件の行政処分が決定された。
(2)その他
情報分析支援システムについて
刑事部刑事企画課企画調整官から、情報分析支援システムについて説明があった。

611 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、本日、警察学校で行われた初任科第158期生の入校式に御臨席をいただき、御礼を申し上げる。」また、「一昨日、内宮で執り行われた遷御の儀の警備は、無事に終了しており、明日の外宮における遷御の儀についてもしっかりと対応いたしたい。」との発言があった。
委員長から、「外宮についても長時間の警備であるが、よろしくお願いしたい。」との発言があった。

612 全体会議

(1)議決事項
○交通規制の実施について
交通部長から、交通信号機関係の交通規制の実施について説明があり、決定された。
(2)報告事項
○三重県警察音楽隊定期演奏会の開催について
警務部長から、本年11月16日に開催予定の三重県警察音楽隊定期演奏会(おまわりさんのコンサート)について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年9月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○秋の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、本年9月21日から9月30日までの10日間実施された秋の全国交通安全運動の実施結果について報告があった。
委員長から「死亡事故が増加したのは残念であった。これから年末にかけて一層の取組をお願いしたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年9月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○「通つうキャラバン」の実施結果について
情報通信部長から、本年6月24日から8月7日までの間に実施された「通つうキャラバン」の結果について報告があった。
委員長から「現場の警察官は多くの装備を装着しており大変と思う。少しでも便利なようにしていただきたい。」との発言があった。
また委員から「無線機の小型化等には時間がかかるのか。」との質問があり、情報通信部長から「過去の例からみても相当の時間を要するものと思われる。」との説明があった。
さらに委員から「署活系の不感地帯は多くあるのか。また、トンネルはどう か。」との質問があり、情報通信部長から「署活系は、市街地のほとんどをカバーしているが、山間部等では不感地帯となる地域が多い。また、高速道路のトンネルは大部分で無線通話ができるが、一般道路のトンネルは全てをカバーすることは難しい。」との説明があった。

613 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり16件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○ベテラン警察官を対象としたブラッシュアップ研修の開催について
警務部教養次長から、ベテラン警察官を対象としたブラッシュアップ研修の開催について説明があった。
委員から「階級別の人数はどうか。」との質問があり、警務部教養課次長から「警部補218人、巡査部長160人、巡査97人である。」との説明があった。
さらに委員から「一回につき何人が参加するのか。」との質問があり、警務部教養課次長から「おおむね80人の出席を予定している。」との説明があった。
○情報公開請求等対応状況について
 警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年9月20日から10月3日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○平成25年全国地域安全運動の実施について
生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長から、本年10月11日から10月20日までの10日間実施される平成25年全国地域安全運動について報告があった。
委員から「三重県防犯協会連合会の会長は誰か。また、会員数はどれくらか。」との質問があり、生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長から「会長は伊勢市長である。会員は各地区の防犯協会等からなる正会員が47団体あり、このほか135の賛助会員が加入している。」との説明があった。

614 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先般、内宮及び外宮における遷御の儀が滞りなく執り行われた。秋篠宮殿下、内閣総理大臣外8閣僚の御臨席等に伴う警衛・警護警備については、無事終了した。」、「外宮ではアクシデント等はなかったが、内宮では、体調不良で救護所に運ばれた方がいらっしゃったほか、識別証を所持していない外国人記者が会場内に紛れ込んでいたため、会場外に出ていただくなどのことがあった。」、「今後、伊勢神宮及び周辺では、休日や年末年始に多くの人出が見込まれることから、しっかり対応してまいりたい。」との発言があった。
委員長から、「特段の事件事故等はなかったとのことであり、警備に当たった各位に御礼を申し上げる。」との発言があった。

615 全体会議

(1)議決事項
○警察職員等の援助要求について
警備部長から、警察職員等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年度当初予算調製方針について
警務部長から、平成26年度当初予算の調製方針について報告があった。
○サイバー犯罪に対する三重県警察と県内インターネットサービスプロバイダ等との共同対処協定の締結式について
生活安全部長から、本年10月21日に開催されるサイバー犯罪に対する三重県警察と県内インターネットサービスプロバイダ等との共同対処協定の締結   式について報告があった。
○平成25年シルバー交通安全指導者養成研修会の開催について
交通部長から、本年10月22日に開催される平成25年シルバー交通安全指導者養成研修会について報告があった。
委員から「本研修の修了により、何らかの資格が得られるのか。」との質問があり、交通部長から、「資格等が与えられるものではない。修得した知識等をそれぞれの地域等における交通安全活動等に生かしてもらうことが、本研修の趣旨である。」との説明があった。
○朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について
刑事部長から、「本日から、鈴鹿市以北の地域の路線バスやタクシーにポスターを掲出し、事件に関する情報提供を求める広報活動を行う。」との報告があった。

616 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり9件の行政処分が決定された。

617 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「三重県議会定例会9月定例月会議が終了し、各委員に御礼を申し上げる。次回11月定例月会議を控えて、委員会等が続く予定であるが、何かあれば、適時、報告申し上げる。」との発言があった。

618 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について説明があり、裁定された。
(2)報告事項
○平成25年11月中業務計画について
警務部長から、本年11月中の業務計画について報告があった。
○三重県公安委員会委員と三重県議会教育警察常任委員会委員との懇談会の開催について
警務部長から、本年11月1日に開催予定の三重県公安委員会委員と三重県議会教育警察常任委員会委員との懇談会について報告があった。
○「国民の期待と信頼に応える強い警察」の確立に向けた取組の強化について警務部長から、「国民の期待と信頼の応える強い警察」の確立に向けた取組の強化について報告があった。
○三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、本年11月19日に執行予定の三重県殉職警察職員慰霊祭について報告があった。
○平成25年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会の開催について警務部長から、本年10月21日に開催予定の平成25年度全国警察剣道大会及び翌22日に開催予定の全国警察柔道大会について報告があった。
委員から、「日頃の訓練の成果を発揮し、頑張ってもらいたい。」との発言があった。
○重点犯罪の情勢について
生活安全部長から、重点犯罪の情勢(本年9月末・暫定値)について報告があった。
委員から、「刑法犯の認知件数が減少しているとのことであり、今後も効果的な対策を講じてもらいたい。」との発言があった。
○F1日本グランプリレースの雑踏警備実施結果について
生活安全部長から、本年10月11日から3日間開催されたF1日本グランプリレースの雑踏警備実施結果について報告があった。
委員から、「今回は、本部長が警備本部長であったのか。」との質問があり、生活安全部長から、「災害やテロ等の発生を想定し、本部長を警備本部長として警備体制を強化したものであり、警備は、無事終了した。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年9月末・概数)について報告があった。
委員から、「10月に入り死亡事故が減少傾向にあり、年末に向けて一層の取組をお願いしたい。」との発言があった。
○第44回全国白バイ安全運転競技大会の結果について
交通部長から、本年10月12日から2日間開催された第44回全国白バイ安全運転競技大会の結果について報告があった。

619 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり15件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年10月4日から10月17日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

620 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「台風の接近に伴う対応のため、本日、東京で開催されている全国警察本部長会議に警務部長を代理出席させた。台風27号への対応として、現在、警察本部と尾鷲警察署に災害警備本部を設置して、万一の事態に備えているほか、各警察署において風水害に対する警戒活動及び情報発信活動に努めている。災害被害への迅速な対応がとれるよう、明日にかけて対応を強化してまいりたい。」との発言があった。委員長から、「台風が接近していることから、多くの住民が不安を感じている。しっかりとした備えと対応をお願いしたい。」との発言があった。

621 全体会議

(1)報告事項
○平成25年三重県議会定例会9月定例月会議の結果について
警務部首席参事官から、三重県議会定例会9月定例月会議の結果について報告があった。
○警察幹部による大学講義の実施について
警務部首席参事官から、本年度に実施予定の警察幹部による大学での講義について報告があった。
委員長から、「大変良いことと思う。警察活動に対する大学生の理解を深めるとともに、優秀な人材確保に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成25年度全国警察柔道・剣道大会の試合結果について
警務部首席参事官から、本年10月21日から2日間開催された平成25年度全国警察柔道・剣道大会の試合結果について報告があった。
委員から、「日頃の訓練の成果を発揮され、よく頑張っていただいた。」との発言があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部首席参事官から、本年9月末の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
委員から、「警察安全相談は、大変であるが非常に重要な業務である。住民の信頼を得られるように、更に頑張っていただきたい。」との発言があった。
○全国犯罪被害者週間に伴う各種行事の実施について
警務部首席参事官から、本年11月25日から12月1日までの間に実施予定の全国犯罪被害者週間について報告があった。
委員長から、「県民に対する効果的な広報活動をお願いしたい。」との発言があった。
○平成25年度第2四半期における監察の実施及び受監状況について
警務部首席監察官から、本年度第2四半期における監察の実施及び受監状況について報告があった。
委員長から、「引き続き、非違事案の防止対策の推進等に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成25年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
警務部首席監察官から、本年11月5日に実施予定の平成25年秋の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○秩父宮賜杯第45回全日本大学駅伝対校選手権大会開催に伴う交通規制・交通整理の実施について
交通部長から、本年11月3日に開催予定の秩父宮賜杯第45回全日本大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理の実施について報告があった。
委員から、「大規模な交通規制等を実施することとなるが、事故のないよういお願いしたい。」との発言があった。
○テレビ会議システムについて
情報通信部長から、テレビ会議システムについて報告があった。
○米の産地偽装事件について
生活安全部長から、四日市市の米穀販売会社による米の産地偽装事件の捜査概要について報告があった。
委員長から、「適正な捜査により事案の究明に努めていただきたい。」との発言があった。

622 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○平成25年度の監査委員による定期監査結果について
警務部会計課監査室長から、本年度の監査委員による定期監査結果について報告があった。
○運転免許行政処分取消請求控訴事件の判決について
警務部監察課訟務官から、運転免許行政処分取消請求控訴事件の判決について報告があった。

623 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、三重県議会定例会予算決算常任委員会教育警察分科会が開催され、平成24年度三重県一般会計歳入歳出決算関係分等について説明申し上げた。委員からは、三重県の刑法犯検挙率についての質問があり、その向上に努める旨お答えした。これに関連して刑法犯認知件数の統計方法の変更の有無についても質問があり、変更はない旨お答えした。また、防犯ボランティアに対する継続的な支援についての質問があり、今後も継続的な支援を積極的に行っていく旨をお答えした。さらに警察職員住宅の計画的な立て替え整備に関して質問があり、計画的な予算要求等について検討していく旨をお答えした。」との発言があった。

624 全体会議

(1)議決事項
○警察職員の援助要求について
警備部長から、警戒活動に伴う福岡県公安委員会から三重県公安委員会に対する警察職員の援助要求について説明があり、原案どおり承認された。
委員長から、「厳しい勤務になるが、しっかり任務に当たっていただきたい。」との発言があった。
(2)報告事項
○被疑者取調べ監督制度開始以降に拝命した警察官に対する巡回教養の実施結果について
警務部長から、本年7月31日から9月6日までの間に実施した被疑者取調べ監督制度開始以降に拝命した警察官に対する巡回教養の結果について報告があった。
委員長から、「適正な取調べのため、しっかりと教養をお願いしたい。」との発言があった。
さらに委員から、「若手職員へのこのような教養は、今後も、是非、継続して実施していただきたい。」との発言があった。
○平成25年度三重県警察逮捕術大会の開催について
警務部長から、本年11月7日に開催予定の平成25年度三重県警察逮捕術大会について報告があった。
委員長から、「逮捕術は、警察官自身の身を守るためにも重要であるので、しっかりと訓練をしていただきたい。」との発言があった。
○狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について
生活安全部長から、狩猟期における猟銃等に係る事件・事故の防止と取締りの強化について報告があった。
委員長から、「適法かつ安全な狩猟が行われるよう、指導及び取締りに努めていただきたい。」との発言があった。
○平成25年度高齢ドライバー安全運転大会の開催について
交通部長から、本年11月11日に開催予定の平成25年度高齢ドライバー安全運転大会について報告があった。
委員から、「こうした取組を通じて、ドライバーの安全運転意識を高めていただきたい。」との発言があった。

625 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり11件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年10月18日から10月31日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○審査請求に係る審理結果について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、審査請求に係る審理結果について報告があった。
委員から、「内容等をよく検討して対応していただきたい。」との発言があった。
○NEXCO中日本社長からの特別感謝状について
交通部高速道路交通警察隊長から、中日本高速道路株式会社から交通部交通規制課及び交通部高速道路交通警察隊に対する特別感謝状の贈呈について報告があった。
(3)その他
テレビ会議システムについて
情報通信部機動通信課長から、テレビ会議システムの機器を設置、作動状況を示して、システムの機能、操作要領等について説明があった。
委員から、「機能等についてよく理解することができた。平素から機器の整備、充実に努めていただきたい。」との発言があった。

626 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、先般、秋の叙勲勲章伝達式に御出席いただいたほか、各委員には、昨日、三重県警察逮捕術大会に御臨席いただき、御礼を申し上げる。」また、「昨日、警察本部に勤務する男性職員が、本部庁舎から転落して亡くなるという痛ましい事故があった。心から御冥福をお祈りするとともに、今後、こうしたことがないように努めてまいりたい。」との発言があった。

627 全体会議

(1)議決事項
三重県留置施設視察委員会条例の一部を改正する条例案の提出について
警務部長から、三重県留置施設視察委員会条例の一部を改正する条例案の提出について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○「三重県警察における女性警察官の採用・登用の拡大に向けた計画」の改訂について
警務部長から、本年10月30日に改訂した三重県警察における女性警察官の採用・登用の拡大に向けた計画について報告があった。
委員長から、「女性警察官の配偶者の約85パーセントが警察官とのことであり、配偶者である男性警察官の理解と参加が大切と思われる。」との発言があった。
委員から、「警察と一般事業所とは異なるところもあるが、一歩一歩、取組を進めていただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「厳しい県財政であると思うが、女性の採用・登用拡大に伴って、交番等の施設の整備もお願いしたい。」との発言があった。
○鈴鹿市東江島地内発生の殺人事件に係る配偶者暴力相談の受理状況等について生活安全部長から、本年11月1日に発生した鈴鹿市東江島地内における殺人事件に係る配偶者暴力相談の受理状況等について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年10月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員長から、「警察は、被害者の意思を尊重しつつ努力を重ねているが、被害を食い止めることは難しい。」との発言があった。
○平成25年度三重県白バイ安全運転競技大会の実施について
交通部長から、本年11月21日に開催予定の平成25年度三重県白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員から、「女性警察官はどのような白バイを使用するのか。」との質問があり、交通部長から、「男性警察官と同じ排気量800tの白バイを使用する。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年10月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

628 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)その他
暴力団情勢と暴力団対策の現状について
刑事部組織犯罪対策課暴力団対策室長から、暴力団情勢と暴力団対策の現状について報告があった。

629 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、先日、津南警察署における総合監察を御視察いただいたほか、各委員には、明日、三重県警察音楽隊定期演奏会に御出席いただくとのことであり、御礼を申し上げる。」との発言があった。

630 全体会議

(1)報告事項
○平成25年12月中業務計画について
警務部長から、本年12月中の業務計画について報告があった。
○平成25年三重県議会定例会11月定例月会議について
警務部長から、本年の三重県議会定例会11月定例月会議の日程、警察本部関係議案等について報告があった。
○平成25年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年11月19日に開催予定の全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。
委員長から、「先ほど、出場選手に対して激励を申し上げた。これまでの訓 練成果が発揮できるよう頑張っていただきたい。」との発言があった。
○組織犯罪対策強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年10月1日から10月31日までの間実施された組織犯罪対策強化月間の実施結果について報告があった。
委員長から、「薬物事件は、外国人被疑者が多いようであるが。」との質問があり、刑事部長から、「薬物事件は、外国人被疑者の占める割合が高い。短期間で居所を転々としたり、犯行方法を次々と変えるなど、ますます巧妙化が進んでいる。」との説明があった。
さらに委員から、「この強化月間は、毎年この月に実施しているのか。」との質問があり、刑事部長から、「情勢により期間が異なる場合はあるが、組織犯罪対策の効果的な推進を図るため例年実施している。」と説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年10月末・概数)について報告があった。
委員長から、「10月の交通死亡事故は、前年と比較して減少したが、高齢者が多かった。」との発言があり、交通部長から、「本年は、全交通事故死者のうち高齢者の占める割合が比較的低いが、10月中は8人中7人が高齢者であった。」との説明があった。
さらに委員から、「昼間の死亡事故が多く発生している。夜間だけでなく昼間の事故防止対策もよろしくお願いしたい。」との発言があった。

631 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり12件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年11月1日から11月14日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○審査請求に係る裁決について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、審査請求に係る裁決について報告があった。

632 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日から三重県議会定例会11月定例月会議が始まり、各委員には御出席をお願い申し上げる。また、委員長には、明日開催される犯罪被害者支援を考える集いに御臨席いただくとのことであり、御礼を申し上げる。」との発言があった。

633 全体会議

(1)報告事項
○平成25年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の試合結果について
警務部長から、本年11月19日に開催された全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の試合結果について報告があった。
委員長から、「今回は残念な結果であったが、今後も訓練に励んでいただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「拳銃射撃競技大会は、何点満点で競われるのか。」との質問があり、警務部長から、「個人の満点は400点であり、チーム4人の合計得点で競われる。」との説明があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、本年10月末の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
委員長から、「警察活動に対して、県民から御批判をいただく場合もあるが、御礼状等で寄せられた感謝の言葉から、現場では多くの警察官が地道に頑張っているのが分かる。」との発言があった。
○「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
生活活安全部長から、年末・年始における特別警戒取締りについて報告があった。
委員長から、「これから年末に向けて、事件事故を未然防止するための警戒活動をよろしくお願いしたい。」との発言があった。
○第2回三重県警察現場鑑識競技会の開催について
刑事部長から、本年11月26日に開催予定の第2回三重県警察鑑識競技会について報告があった。
委員長から、「鑑識活動を競技会として競わせる目的は何か。」との質問があり、刑事部長から、「鑑識活動は専門性の高い分野であるが、それぞれの担当者が持つ技術を競わせることで、鑑識技術の一層のレベルアップを図ることを目的としている。」との説明があった。
○ベトナム人グループによるトラクター等を対象とした広域自動車盗事件被疑   者の逮捕について
刑事部長から、本年11月20日、三重県警察、岐阜県警察及び滋賀県警察が合同でベトナム人グループによるトラクター等を対象とした広域自動車盗事件の被疑者を逮捕したことについて報告があった。
委員長から、「大きな被害が出ていた事件であり、早期に解決できてよかったと思う。」との発言があった。
○朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について
刑事部長から、本年8月25日に発生した朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件が、警察庁の捜査特別報奨金制度の対象事件と認められたことについて報告があった。
委員から、「本制度の対象事件は、全国にどれくらいあるのか。」との質問があり、刑事部長から、「現在、全国で約20件の対象事件がある。」との説明があった。
○平成25年「年末の交通安全県民運動」の実施について
交通部長から、本年12月11日から12月20日までの間に実施予定の平成25年「年末の交通安全県民運動」に関して、運動の重点及び主な行事予定について報告があった。

634 個別会議

(1)議決事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。
○その他
全国公安委員会連絡会議における協議事項について
警務部総務課公安委員会事務室長から、本年11月29日に東京都で開催される全国公安委員会連絡会議における協議事項について説明があった。

635 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、全国公安委員会連絡会議、三重県議会等への対応をいただき、御礼を申し上げる。予算決算常任委員会では、特異案件はなかった。一方、知事から年頭視閲式の中止について御心配をいただいた。会場確保の困難さから最終的に中止を判断したものであると説明し、御理解をいただいた。」との発言があった。

636 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、裁定された。
○公安委員会関係三重県飲酒運転〇(ゼロ)をめざす条例施行規則の制定及び専決規定の一部改正について
交通部長から、公安委員会関係三重県飲酒運転〇(ゼロ)をめざす条例施行規則の制定及び専決規定等の一部改正について説明があり、原案どおり承認された。
委員長から、「「異例又は重要と認められるもの」と判断された場合は、どのように措置するのか。」との質問があり、交通部長から「公安委員会に報告し、決裁を受けることとなる。」との説明があった。
さらに委員から、「「異例又は重要」である場合に関しては、本専決規程に規定されているのか。」との質問があり、交通部長から、「同規程第2条のただし書きに「異例又は重要と認められるものについては、この限りではな   い。」と規定されている。」との説明があった。
○警察官の援助要求について
警備部長から、警察職員の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○メンタルヘルスセミナー(特別講演)の開催結果について
警務部長から、本年11月29日に開催されたメンタルヘルスセミナー(特別講演)の結果について報告があった。
委員長から、「警察は、24時間体制の忙しい職場であるので、こうした取組は重要である。今後もよろしくお願いしたい。」との発言があった。
さらに委員から、「職員が悩みなどを相談したことの秘密は守られるのか。」との質問があり、警務部長から、「相談に関する秘密は、確実に守られる。」との説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年11月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○第2回三重県警察現場鑑識競技会の実施結果について
刑事部長から、本年11月26日に開催された第2回三重県警察現場鑑識競技会の結果について報告があった。
委員長から、「鑑識代行員の部の最優秀賞及び優秀賞の受賞者は、鑑識の経験者か。」との質問があり、刑事部長から、「いずれも地域課員であり、鑑識の経験はない。」との説明があった。
○飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の実施結果について
交通部長から、本年11月1日から11月30日までの間に実施された飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の結果について報告があった。
委員から、「飲酒運転周辺者三罪とは何か。」との質問があり、交通部長から、「車両の提供、酒類の提供、車両に同乗をすることである。」との説明があった。
さらに委員から、「駐車方法違反とはどのような違反か。」との質問があり、交通部長から、「道路の左側端に沿わない、いわゆる逆駐車などがこれに当たる。」との説明があった。
○大規模災害発生時における三重県警友会の協力に関する協定の締結について警備部長から、大規模災害発生時における三重県警友会の協力に関する協定の締結について報告があった。
委員長から、「交番相談員のような形態になるのか。」との質問があり、警備部長から、「交番相談員は警察職員であるが、今回の協定では、三重県警察からの協力要請を受けた警友会の会員が、支援として活動を行うものである。」との説明があった。
(3)その他
平成26年度当初予算要求状況(主な事業)について
警務部長から、平成26年度当初予算要求状況の概略について報告があった。

637 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり13件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年11月15日から12月5日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

638 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、本日、年末・年始特別警戒取締りに伴う県内一斉特別警戒活動への激励をいただくとのことであり、御礼を申し上げる。また、昨日開催された、三重県議会予算決算常任委員会教育警察分科会において、チャイルドガーディアンみえ推進事業について質問があり、事業概要等について説明を申し上げた。このほか、三重郡朝日町における女子中学生被害にかかる強盗殺人等事件に300万円の報奨金が付けられたことに関して、報奨金の限度額等に関する質問もあり、その基準等について説明を申し上げた。」との発言があった。
委員長から、「チャイルドガーディアンみえ推進事業については、子供の安全に関わる重要なことであるので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。

639 全体会議

(1)報告事項
○平成26年三重県警察運営の重点目標について
警務部長から、平成26年三重県警察運営の重点について報告があった。
委員長から、「重点目標のサブタイトルにあるように、強い警察の確立に向けて頑張っていただきたい。」との発言があった。
○平成25年三重県警察重(10)大ニュースについて
警務部長から、平成25年三重県警察重(10)大ニュースについて報告があった。
委員長から、「いずれのニュースも重大な事件・事故や強く印象に残るものばかりである。」との発言があった。
さらに委員から、「コメの産地偽装問題については、その後の捜査状況はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「押収した資料の精査等を行うなど、鋭意、捜査中である。」との説明があった。
○平成25年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について
警務部長から、平成25年度の警察官及び事務官採用試験の実施結果について報告があった。
委員から、「合格者は県内出身者が多いのか。」との質問があり、警務部長から、「大半は県内出身者である。」との説明があった。
委員長から、「引き続き、優秀な人材が得られるようにお願いしたい。」との発言があった。
○第8回犯罪被害者支援チャリティコンサートの開催について
警務部長から、平成26年1月19日に開催予定の第8回犯罪被害者支援チャリティコンサートについて説明があった。
委員長から、「盛りだくさんの内容であり、多くの方に来場していただけるとよいと思う。」との発言があった。
○重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年11月1日から11月30日までの間に実施された重要窃盗犯捜査及び鑑識活動強化月間の結果について報告があった。
委員から、「月間中だけではなく、年間を通じて努力している所属については、どのように評価するのか。」との質問があり、刑事部長から、「年間優秀として表彰等を行っている。」との説明があった。
○年末年始における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、年末年始における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。
委員から、「昨年以上の交通渋滞が予想されるのか。」との質問があり、交通部長から、「本年、伊勢神宮で遷宮が行われたことから、参拝客や観光客の増加が見込まれ、例年以上の交通渋滞が予想される。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部首席参事官から、本年11月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

640 個別会議

(1) 議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり25件の行政処分等が決定された。
(2)その他
白バイの訓練及び街頭活動について
交通安全研修センターにおいて、交通部交通機動隊長から、白バイの訓練及び街頭活動の状況について説明があった。

641 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本年最後の定例会議となり、各委員には、一年間にわたり御指導をいただき、御礼を申し上げる。当面、年末年始の伊勢神宮等における雑踏警備や交通渋滞対策、年初における総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備にしっかり対応していく所存である。」との発言があった。
委員長から、「本年は、みどりの愛護のつどいや伊勢神宮の式年遷宮など、大変な警備活動を無事完遂したほか、各部門にわたって三重県警察の力を発揮していただいた。各位に敬意を表する。」との発言があった。

642 全体会議

(1)報告事項
○平成26年1月中業務計画について
警務部長から、平成26年1月中の業務計画について報告があった。
○平成26年三重県警察本部年頭点検及び仕事始め式の実施について
警務部長から、平成26年1月7日に実施予定の三重県警察本部年頭点検及び仕事始め式について報告があった。
○平成25年度三重県警察駅伝競走大会の開催について
警務部長から、平成26年1月29日に開催予定の三重県警察駅伝競走大会について報告があった。
委員長から、「現場の警察官にとって、走るという基礎体力は最も大切なことであるので、その維持向上に努めていただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「しっかりと準備をしていただき、選手の体調管理と事故防止をお願いしたい。」との発言があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、本年11月末の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
委員長から、「県民からの感謝の声は、交番等が丁寧で細やかな対応を行った成果と思われる。」との発言があった。
○交番・駐在所勤務員等による地域住民のニーズの把握と対応状況について
生活安全部長から、交番・駐在所勤務員等による地域住民のニーズの把握と対応状況について報告があった。
委員から、「巡回連絡を行う基準はあるのか。また、パトロールメモはいつから交付を行っているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「巡回連絡は、一か月当たり、交番勤務員は80世帯以上、駐在所勤務員は160世帯以上を目標としている。また、パトロールメモは、以前にも同様のものがあったが、平成15年から現在の形となった。」との説明があった。
さらに委員から、「パトロールメモはいい取組と思う。どのようなところに交付しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「警察官によるパトロールについて要望があった場所や防犯上問題が認められたところなどに交付している。」との説明があった。
委員長から、「住民の皆さんからの要望への対応は、今後、ますます増加していくと思われるので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年11月末・概数)について報告があった。
委員から、「今年も残りわずかであるが、引き続き、事故抑止に頑張っていただきたい。」との発言があった。
○平成26年内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について
警備部長から、平成26年内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備について報告があった。 

643 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり11件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年12月6日から12月19日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

644 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日は、委員長には、警察本部年頭点検及び仕事始め式に御出席いただき、御礼を申し上げる。」、「昨日、四日市市内の工場において爆発があり、5名の方が亡くなるという事故が発生した。警察としては、今後、詳しく検証等を行い、しっかりと対応していく所存である。」との発言があった。
委員長から、「爆発事故については、県民の関心も高く、引き続き適切な対応をお願いしたい。」との発言があった。

645 全体会議

(1)議決事項
○犯罪被害者等給付金申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金の申請受理2件について説明があり、承認された。
委員長から、「関係者の心情を考えると、できるだけ円滑な手続をお願いしたい。」との発言があった。
○警察官等の援助要求について
刑事部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
○放置違反金納付命令(督促)に対する意義申立ての却下について
交通部首席参事官から、放置違反金納付命令(督促)に対する意義申立ての却下について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求3件について説明があり、承認された。
委員長から、「警察官等の派遣は、今後も続くと思われるが、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
(2)報告事項
○平成25年三重県議会定例会11月定例月会議の結果について
警務部長から、三重県議会定例会11月定例月会議の結果について報告があった。
委員から、「「放置違反金及び延滞金の回収・整理目標」の内容はどのようなものか。」との質問があり、警務部長から、「件数と金額の目標が示されており、今後4年間で回収するものを4等分した金額を年間の目標額としている。」との説明があった。
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年1月23日に開催予定の警察署長会議について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、平成25年12月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員長から、「ストーカー行為等は、事実関係を把握することが重要であるが、積極的に取り組んでいただきたい。」との発言があった。
○伊勢神宮初詣等雑踏警備実施結果について
生活安全部長から、平成25年12月31日から本年1月3日までの間における伊勢神宮初詣等雑踏に伴う警備実施結果について報告があった。
○年末・年始における刑事事案について
刑事部長から、年末・年始における刑事事案について報告があった。
○平成25年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について
交通部首席参事官から、平成25年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について報告があった。
委員長から、「交通事故死者数の減少は、これまでの取組の成果と思われる。歩行中の死者が多いことから、今後はこうした事故の抑止にも配意いただきたい。」との発言があった。
さらに委員から、「交通事故死者数が減少したことは良かった。引き続き、よろしくお願いしたい。」との発言があった。

646 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。 (2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、平成25年12月20日から本年1月9日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

647 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「今週火曜日から実施された会計検査院による会計実施検査が本日終了した。受検したのは、警察本部、情報通信部、鈴鹿、津、伊勢の各警察署と警察学校であったが、いずれも指摘事項はなく終了した。今後も適正な会計経理に努める所存である。」との発言があった。

648 全体会議

(1)議決承認事項
放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付命令に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおりに議決された。
委員長から、「時間に関する問題はないのか。」との質問があり、交通部長から、「放置駐車違反は、直ちに車両を移動できる運転手がいない場合に成立し、時間に関係ない。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成26年2月中業務計画について
警務部長から、平成26年2月中の業務計画について報告があった。
委員から、「自衛隊との共同実働訓練はどのくらいの規模で行うのか。」との質問があり、警備部長から「訓練は武装ゲリラによる重要防護施設に対するテロが発生したという想定に基づき、自衛隊1個小隊、警察1個小隊が、陸上自衛隊久居駐屯地等を訓練場所として行われる。」との報告があった。
また、別の委員から「この訓練は毎年実施しているのか。」との質問があり、警備部長から、「災害時における対応なども含め、自衛隊との共通認識を持つ場として、3年位前から年1〜2回定期的に実施している。」との説明があった。
○重点犯罪の情勢について
生活安全部長から、重点犯罪の情勢(平成25年中・暫定値)について報告があった。
委員から、「自転車盗難防止モデル校の指定は、どういう趣旨で行っているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「生徒自らに防犯意識を持ってもらうためで、県内の中学校及び高等学校を対象として取り組んでおり、これまで重複して行った学校もあるが、延べ158校で実施している。また、モデル校の委嘱期間は1年間である。」との説明があった。
さらに委員から、「盗難の発生件数が少ない学校を優良モデル校として指定するのはどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「学校別の発生件数については、大きな差はないが、今後推進する上で検討していきたい。」と説明があった。
また、別の委員から、大型農業機械の盗難の実態に関し、「盗難が増えたのは買い取る者が増えたからなのか。また盗難にあった農業機械はその後どのように処分されるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「盗まれた大型農業機械は、ヤードと呼ばれる解体場所に運ばれて、分解されて海外等に売り渡される例が多い。警察としては、引続き被害防止の呼び掛けを行っていきたい。」との説明があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、犯罪情勢(平成25年中・暫定値)について報告があった。
委員長から、「拳銃の押収で、暴力団員等から4丁を押収した以外には、どのような者から押収したのか。」との質問があり、刑事部長から暴力団員等以外の者で、遺品整理の中で拳銃を発見して押収した例などがある。」との説明があった。
また、委員から、「重要犯罪の認知・検挙状況の中で、殺人が100%検挙となっているが、強盗殺人の場合は、この殺人に含まれないのか。」との質問があり、刑事部長から「犯罪統計で殺人に計上されるのは、純然とした殺人の場合で、強盗殺人の場合は、強盗に計上されるシステムになっている。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成25年中・概数)について報告があった。
委員長から、「交通事故死者数が減少したとの報告があったが、今年は更に減少できるよう頑張っていただいたい。」との発言があった。
また、委員から、「昨年の伊勢警察署は、遷宮等で観光客が多い中、死者数が減少しているが、何か特別な対策を行ったのか。」との質問があり、交通部長から、「平成24年中の伊勢警察署管内における交通事故死者数が多かったことから、伊勢市を始めとする行政と連携した対策を強力に推進した成果が、平成25年の大幅な減少につながったと思われる。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱い(平成25年12月中)について報告があった。
○初任科第157期生(長期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、初任科第157期生(長期課程)卒業式の挙行について報告があった。

649 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり20件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
生活安全部少年課少年サポートセンター副センター長から、大学生ボランティアによる「少年非行防止対策」について説明があった。

650 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、昨日、警察署長会議に御出席、御講評をいただいたほか、委員長等には、先日開催された犯罪被害者支援チャリティコンサートに御臨席いただき、御礼を申し上げる。また、次週も、警察学校初任科生卒業式、三重県警察駅伝競走大会、教育委員会との意見交換会等の行事が続くところ、よろしくお願いしたい。」との発言があった。

651 全体会議

(1)報告事項
○平成25年度三重県教育委員会と三重県公安委員会との意見交換会の開催にについて
警務部長から、本年1月31日に開催予定の平成25年度三重県教育委員会と三重県公安委員会との意見交換会について報告があった。
委員長から、「子どもの安全に関するテーマであり、大切なことであるので、しっかりと意見交換、情報共有を行いたい。」との発言があった。
○平成26年春の組織改編及び定員の見直しについて
警務部長から、本年春の組織改編及び定員の見直しについて報告があった。
委員長から、「社会情勢等の変化に伴う組織等の見直しは、重要なことであるので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、平成25年12月中の警察安全相談等の受理状況について報告があった。
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成25年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
○110番受理状況について
生活安全部長から、平成25年中の110番受理状況等について報告があった。
委員から、「松阪警察署では、消防からの通報が110番で行われるようになったとのことであるが、他に一般電話による通報を行っている地区はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「他にも一般電話で、直接、警察署に通報を行っている消防はある。通報方法の統一等については、今後、検討していきたい。」との説明があった。
さらに委員から、「説明の検挙件数は、緊急配備中に検挙したものか。」との質問があり、生活安全部長から、「そのとおり。緊急配備の実施により、被疑者を検挙した件数である。」との説明があった。
委員長から、「昨年中のリスポンス・タイムはどれくらいか。」との質問があり、生活安全部長から、「7分19秒である。前年と比較して6秒短縮された。」との説明があった。
委員から、「緊急配備による検挙率が、大変よくなっている。一層の向上をお願いしたい。」との発言があった。

652 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり26件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年1月10日から1月23日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

653 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、本日開催された教育委員会との意見交換会で、多岐にわたる御意見をいただき御礼を申し上げる。意見交換会での話題にも関連するが、先日、知事に対して、四日市北警察署の建設用地取得、チャイルドガーディアンみえ推進事業、街頭緊急警報装置整備の3点についてお願いを申し上げた。知事からは、チャイルドガーディアンみえ推進事業について、地域差が生じないようにしてもらいたいといったコメントがあった。」との発言があった。
 委員長から、「いずれも重要な事業である。順調に進むことを期待している。」との発言があった。

654 全体会議

(1)議決・承認事項
犯罪被害者等給付金申請受理について
警務部首席参事官から、犯罪被害者等給付金の申請受理2件について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○耐寒訓練の実施について
警務部首席参事官から、本年2月3日から2月14日までの間に実施予定の耐寒訓練について報告があった。
委員長から、「警察官は、強靱な体力が必要である。こうした訓練を通じて体力の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
委員から、「警察本部での訓練への参加率はどれくらいか。」との質問があり、警務部首席参事官から、「前回の参加率は、約30パーセントであった。今回は、参加率の向上を図るため、訓練期間を延長した。」との説明があった。
○平成25年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について
警務部首席監察官から、平成25年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について報告があった。
委員長から、「警察署における総合監察の実施状況を視察したが、しっかりやっていただいていた。引き続きお願いしたい。」との発言があった。
委員から、「伊賀警察署の改革提案箱の設置による女性職員の悩み事等の解消とは、どのような趣旨か。」との質問があり、警務部首席監察官から、「セクシュアルハラスメント等に関する意見要望の申告による職場環境の改善を想定している。」との説明があった。
他の委員から、「こうした提案箱は、どこの警察署に設置しているのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、「女性職員意見箱として、全ての警察署に設置している。」との説明があった。
○少年非行の情勢について
生活安全部長から、少年非行の情勢(平成25年中・概数)について報告ががあった。
委員から、「少年の薬物事犯について、覚醒剤をどのように入手しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「一般的に成人を介して入手している場合が多い。暴力団員や薬物の密売人から購入するケースがある。」との 説明があった。
○第4回科学捜査研究所研究発表会の開催について
刑事部長から、本年2月6日に開催予定の第4回科学捜査研究所研究発表会について報告があった。
委員から、「車両のホイールボルトの折損解析は、どのようなことに用いるのか。」との質問があり、刑事部長から、「車両のタイヤ脱落事故における原因の究明などへの活用が考えられる。」との説明があった。
○治安出動に係る自衛隊との共同訓練について
警備部長から、本年2月14日に実施予定の治安出動に係る自衛隊との共同訓練について報告があった。
委員長から、「自衛隊の治安出動の命令は、誰が発するのか。」との質問があり、警備部長から、「自衛隊法第78条により内閣総理大臣である。」との説明があった。 
委員から、「こうした訓練は、いつから行っているのか。」との質問があり、警備部長から、「平成22年から実施している。」との説明があった。

655 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。

656 はじめに

会議に際して、本部長から、「各委員には、先週は警察情報通信研究センター等の視察、今週から三重県議会への対応をいただき、御礼を申し上げる。本日の県議会本会議では、議員から、チャイルドガーディアンみえ推進事業の概要について質疑があったが、その中で、「ネーミングも良く、子どもを犯罪被害から守るため、しっかり取り組んでもらいたい。」旨の発言があった。」との発言があった。

657 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○特定交通安全施設等整備事業(補助事業)を実施すべき道路の指定に係る公安委員会の意見の提出について
交通部長から、特定交通安全施設等整備事業(補助事業)を実施すべき道路の指定に係る公安委員会の意見の提出について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年3月中業務計画について
警務部長から、本年3月中の業務計画について報告があった。
○警察安全相談等の受理状況について
警務部長から、警察安全相談等の受理状況(1月末現在)について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、三重県の刑法犯認知状況等(1月末現在・暫定値の)について報告があった。
委員長から、「昨年は、トラクター等の自動車盗が多く発生したが、本年についても、抑止対策を推進していただきたい。」との発言があった。
○人身安全関連事案に対処するための体制の確立について
生活安全部長から、人身安全関連事案に対処するための体制の確立について報告があった。
委員長から、「何でもないような出来事が、大変な事態に発展する場合もあり、こうした体制を作っておくことは非常に重要と思われる。」との発言があった。
委員から、「特殊詐欺についてもプロジェクトチームのような体制があるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「特殊詐欺については、刑事部と生活安全部による体制を確保している。」との説明があった。
他の委員から、「関東地方では、関連するような悲惨な事件が発生しているようであるが、こうした事案への対応は、非常に難しいと思われるので、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(1月末現在・概数)について報告があった。
○交通安全教育指導員研修会の開催について
交通部長から、本年2月26日に開催予定の交通安全教育指導員研修会について報告があった。
委員長から、「交通安全対策は、多くの方が協力して行われているが、一層の推進をお願いしたい。」との発言があった。

658 個別会議

(1)議決・承認事項
○人事案件について
警務部長及び警務部警務課次長から、人事案件について説明があり、それぞれ承認された。
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり27件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年1月24日から2月20日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

659 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、今週は2度の三重県議会の一般質問に御出席いただき、御礼を申し上げる。本日、県議会で追加議案聴取会があったが、警察関係の補正予算に関して質疑等はなかった。」との発言があった。

660 全体会議

(1)議決・承認事項
○三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について
警務部長から、三重県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(案)について説明があり、承認された。
○三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について
警務部長から、三重県警察職員の組織ごとの定員を定める規程の一部を改正する規程(案)について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○留置施設の実地監査の実施結果について
警務部長から、留置施設の実地監査の実施結果(平成25年度中)について報告があった。
○通信指令技能検定(初級)の実施結果について
生活安全部長から、通信指令技能検定(初級)の実施結果(平成25年度中)について報告があった。
委員長から、「検定の取得率はどれくらいか。」との質問があり、生活安全部長から、「これまでの取得者は、上級5名、中級38名、初級823名で、全警察官に占める取得率は、31.4パーセントである。」との説明があった。
委員から、「資格として検定を取得する必要があるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「検定を取得しなくとも通信指令業務は行えるが、通信指令の知識・技能の向上による初動警察活動の強化のために実施しているものである。」との説明があった。
他の委員から、「警察官は、無線免許を持っているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「採用時教養等の中で、第二級陸上特殊無線技士の免許を取得している。」との説明があった。
○被疑者等画像手配に係る警備業者との協定の締結について
生活安全部長から、被疑者等画像手配に係る警備業者との協定の締結について報告があった。
委員から、「全国における協定の締結状況はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「既に、京都、大阪、奈良、和歌山、香川、兵庫、警視庁、愛媛、富山、愛知、大分、鹿児島、沖縄の13都府県で協定が締結されている。」との説明があった。
○情報技術解析状況について
情報通信部長から、情報技術解析状況(平成25年中)について報告があった。
委員から、「高度な解析を要するものとは、どのようなものか。」との質問があり、情報通信部長から、「例として、消去されたデータの復元、解析等がある。」との説明があった。

661 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり26件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
(3)その他
平成26年度当初予算について
警務部会計課長から、平成26年度当初予算について説明があった。

662 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日の国家公安委員会において、三重県朝日町における女子中学生被害の強盗殺人等事件の被疑者の逮捕について報告がなされた。」との発言があった。
委員長から、「全国的に注目されている事件であり、今後は、全容解明のための捜査をしっかりお願いしたい。」との発言があった。

663 全体会議

(1)議決・承認事項
○三重県警察関係手数料条例に規定する手数料の減免に関する規則の一部を改正する規則(案)について
交通部長から、三重県警察関係手数料条例に規定する手数料の減免に関する規則の一部を改正する規則(案)について説明があり、承認された。
○パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について
交通部長から、パーキング・メーター等の運用管理業務に係る受託法人の認定について説明があり、承認された。
委員長から、「認定は、毎年行うのか。」との質問があり、交通部長から、「1年契約の委託事務であることから、毎年、認定を受けることになる。」との説明があった。
(2)報告事項
○三重県留置施設視察委員会の活動状況について
警務部長から、三重県留置施設視察委員会の活動状況(平成25年度中)について報告があった。
委員から、「視察以前に留置担当官のベッド用マット等が新調されていなかったのはなぜか。」との質問があり、警務部長から、「限られた予算の中で、被留置者の環境整備等を優先している。」との説明があった。
他の委員から、「被留置者用寝具の天日干しは、衛生的にもよいと思うが、どのように行っているのか。」との質問があり、警務部長から、「警察署により異なるが、留置担当官が、警察署の屋上等に運び天日干しを行っている。」との説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部首席参事官から、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施(本年2月中)について報告があった。
委員長から、「ストーカー行為等が、増加しているとのことであり、その対応は大変と思われるが、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
○朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について
刑事部長から、朝日町大字埋縄地内女子中学生被害に係る強盗殺人等事件について報告があった。
○証拠物件取扱保管要領に係る規程の見直し及び証拠物件管理システムの運用開始について
刑事部長から、証拠物件取扱保管要領に係る規程の見直し及び証拠物件管理システムの運用開始について報告があった。
委員から、「この証拠物件管理システムは、全国的なものであるのか。」との質問があり、刑事部長から、「本県独自のものである。」との説明があった。
○紀勢自動車道全線開通に伴う管轄区域の変更について
交通部長から、紀勢自動車道全線開通に伴う管轄区域の変更について報告があった。
委員から、「一般のドライバーが道路上の落下物等を発見した場合は、どうすればよいのか。」との質問があり、交通部長から、「道路管理者に連絡することとなるが、実際、その多くは110番に通報していただいている。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱い(本年2月中)について報告があった。

664 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

665 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「今週、開催された三重県議会予算決算常任委員会教育警察分科会においては、今年度の警察関係当初予算が、特段の指摘なく了承された。また、教育警察常任委員会において、議員から、特殊詐欺被害防止のための知事のビデオメッセージについて、「実はそれ、ぜんぶ詐欺なんです!」というキャッチフレーズは、県民に分かりやすくてよいとの評価を受けた。」との発言があった。

666 全体会議

(1)議決・承認事項
○地方自治法第180条の2に基づく協議について
警務部長から、地方自治法第180条の2に基づく協議について説明があり、承認された。
○犯罪被害者等給付金(障害給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の申請受理について説明があり、承認された。
○三重県道路交通法施行細則の一部を改正する規則(案)について
交通部長から、三重県道路交通法施行細則の一部を改正規則(案)について説明があり、承認された。委員長から、「高さ3.8メートルを超える背高車両はあるのか。」との質問があり、交通部長から、「国内より大きな規格の国際海上コンテナを積載した場合、高さが約4.1メートルとなる。」との説明があった。
○当面の警備情勢について
警備部長から、当面の警備情勢について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年度4月中業務計画について
警務部長から、平成26年度4月中の業務計画について報告があった。
○平成26年度監察等実施計画について
警務部首席監察官から、平成26年度の監察等実施計画について報告があった。委員長から、「交通事故の再発防止教養はどのように行うのか。」との質問があり、警務部首席監察官から、「警務部監察課において、教養用の資料等を作成し、各警察署等で教養を行う。」との説明があった。
○平成25年度退職に伴う辞令交付及び表彰式等の実施について
警務部首席監察官から、平成25年度退職に伴う辞令交付及び表彰式等の実施について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、三重県の刑法犯認知状況等(平成26年2月末・暫定値)について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成26年2月末・概数)について報告があった。委員長から、「今後も、事故の発生実態に応じた事故抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○平成26年春の全国交通安全運動の実施について
交通部長から、本年4月6日から15日までの間に実施される平成26年春の全国交通安全運動について報告があった。委員長から、「広く県民に周知し、交通事故防止の意識を高めるような運動にしていただきたい。」との発言があった。
○初任科第158期生(短期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、本年3月24日に挙行予定の初任科第158期生(短期課程)卒業式について報告があった。委員から、「途中退職した学生がやや多いようであるが、どのような理由によるものなのか。」との質問があり、警察学校長から、「警察官に向いていないとか、自信を失ったとの理由による。」との説明があった。
○初任科生入校式の挙行について
警察学校長から、本年4月4日に挙行予定の初任科生入校式について報告があった。

667 個別会議

(1)議決・承認事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について説明があり、承認された。
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課情報公開・個人情報保護推進室長から、本年2月21日から3月13日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
(3)重点ヒアリング
運転免許に係る講習等について
交通部運転免許センター運転者教育室長から、運転免許に係る講習等について説明があった。

668 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日は、各委員には、組織改編に伴う新設所属等発足式に御出席いただいたほか、委員長には、退職者表彰式、初任科生入校式に御臨席をいただき、御礼を申し上げる。」また、「先月25日からの天皇皇后両陛下の行幸啓警衛警備では、全日程をつつがなく終えられて還幸啓遊ばされる際に、天皇陛下から労いの御言葉があったほか、皇后陛下から、「警備は大変でしたね。」とお声掛けいただいたので、粗相があったと存じますと申し上げたところ、「大変、立派な警備でした。」とのお褒めの御言葉まで頂戴し、誠に畏れ多いことであった。」との発言があった。委員長から、「昨年の伊勢神宮式年遷宮から大変な警衛警備が続いたが、今回、最大の任務を無事完遂したとの報告を受け、公安委員会として御礼を申し上げる。」との発言があった。

669 全体会議

(1)報告事項
○平成26年三重県議会定例会2月定例月会議の結果について
警務部長から、三重県議会定例会2月定例月会議の結果について報告があった。委員長から、「チャイルドガーディアンみえ推進事業は、既に始まっているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「本年4月8日にチャイルドガーディアンの委嘱式を行い、その後、本格的に活動を行うこととなる。」との説明があった。委員から、「特殊詐欺対策における金融機関との連携について質問があったとのことであるが、既に金融機関と連携した取組を行っているが、新たな提案等があったのか。」との質問があり、警務部長から、「具体的な提案ではなく、一層の連携に努めていただきたいとの趣旨であった。」との説明があった。他の委員から、「街頭緊急警報装置の整備とは、どのような内容か。」との質問があり、生活安全部長から、「現在設置されている装置の老朽化等に伴い、新たな機器を設置するものである。」との説明があった。
○平成26年度警察本部における通常点検等の実施について
警務部長から、平成26年度の警察本部における通常点検等の実施計画等について報告があった。委員から、「点検官と検査官とは、どう違うのか。」との質問があり、警務部長から、「点検官は点検を行う者であり、検査官は点検官を補助する者である。」との説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、平成26年3月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○未成年者略取事件について
刑事部長から、本年3月18日に鈴鹿市内で発生した未成年者略取事件について報告があった。委員長から、「早期に解決していただき、大変、よかったと思う。」との発言があった。
○行幸啓警衛警備を終えて
警備部長から、行幸啓警衛警備の結果等について報告があった。

670 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年3月14日から4月3日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○審査請求に係る裁決について
警務部広聴広報課次長から、審査請求に係る裁決について報告があった。

671 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、本年度予算で新たに認められたチャイルドガーディアンの委嘱式を行った。知事への表敬では、知事から、「全国初の取組であり、県内全域で濃淡のない活動を行っていただきたい。また、こうした取組が全国に広がることを期待する。」との激励があった。」との発言があった。

672 全体会議

(1)議決・承認事項
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
委員長から、「警察官等の派遣は、今後も続くと思われるが、よろしくお願いしたい。」との発言があった。
(2)報告事項
○平成26年度術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について
警務部長から、平成26年度の術科特別訓練員・白バイ特別訓練員指名式及び特別訓練の実施等について報告があった。
委員から、「柔道・剣道大会と逮捕術大会を別の日に開催することとしたのはなぜか。」との質問があり、警務部長から、「選手層の薄い小規模警察署等の負担を考慮したためである。」との説明があった。
○「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について(平成25年度中)
警務部長から、平成25年度中の「命の大切さを学ぶ教室」の実施結果について報告があった。
委員長から、「こうした教室を通じて、犯罪被害者等に対する中学生や高校生の理解が深まると思われる。是非、今後も続けていただきたい。」との発言があった。
委員から、「犯罪被害者遺族による講演の講師は、交通事故の遺族であったのか。」との質問があり、警務部長から、「昨年度は、交通事故の遺族による講演であった。一昨年は、殺人事件の被害者遺族による講演も行っている。」との説明があった。
○児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反(児童ポルノ製造)事件被疑者の検挙について
生活安全部長から、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反(児童ポルノ製造)事件被疑者の検挙について報告があった。
○第46期(平成26年度)三重県警察嘱託警察犬審査会の開催について
刑事部長から、本年4月17日に開催予定の第46期(平成26年度)三重県警察嘱託警察犬審査会について報告があった。
委員長から、「昨年の警察犬の出動は、どれくらいあったのか。」との質問があり、刑事部長から、「昨年の出動は、52回であった。」との説明があった。
委員から、「審査会は公開されているのか。」との質問があり、刑事部長から「公開しており、実施状況については報道もされている。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年3月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
 

673 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○審査請求に係る裁決について
警務部広聴広報課次長から、審査請求に係る裁決について報告があった。
○損害賠償請求事件について
警務部監察課訟務官から、損害賠償請求事件について報告があった。

674 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、中部管区内警察本部長会議が開催され、人身安全関連事案への対処や特殊詐欺対策について、私からは、人身安全関連事案に対処するためのプロジェクトチームの編成、特殊詐欺被害防止のための知事のビデオメッセージの制作等本県警察の取組について報告を行った。」との発言があった。

675 全体会議

(1)報告事項
○平成26年5月中業務計画について
警務部長から、本年5月中の業務計画について報告があった。
委員から、「通訳官指定式とは。」との質問があり、刑事部長から、「語学に優れた警察官を通訳官として指定するものである。」との説明があった。
別の委員から、「何カ国語の通訳官がいるのか。」との質問があり、刑事部長から、「現在、12言語61名の通訳官が指定されている。」との説明があった。
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年4月22日に開催予定の警察署長会議について報告があった。
委員長から、「新体制での初めての警察署長会議であることから、十分な意思統一を図っていただきたい。」との発言があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、三重県の刑法犯認知状況等(本年3月末・暫定値)について報告があった。
委員長から、「特殊詐欺が増加しているようであるが、手口に特徴等はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「件数は多くはないが、レターパックやゆうパックを使用した手口が増えている。」との説明があった。
委員から、「次々と新しい手口で出てきていることから、しっかり対応していただきたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(本年3月末・概数)について報告があった。
○平成26年春の全国交通安全運動の実施結果について
交通部長から、本年4月6日から4月15日までの10日間実施された平成26年春の全国交通安全運動の実施結果について報告があった。
委員長から、「自転車利用者に対する指導警告を行った違反で、「その他」とあるのはどのような違反か。」との質問があり、交通部長から、「自転車の並進、右側通行等である。」との説明があった。
委員から、「警告等はどのように行っているのか。」との質問があり、交通部長から、「違反等があった場合は、自転車の利用者に対して、停止を求めた理由とその違反によりどのような危険があるのかを説明して、安全な利用の必要性について理解していただくようにしている。」との説明があった。
○春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、春の行楽期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。

676 個別会議

(1)議決・承認事項
○異議申立てに係る決定について
警務部総務課公安委員会事務室長から、異議申立てに係る決定について説明があり、承認された。
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり15件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年2月から3月までの間における警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年2月から3月までの間における警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年4月4日から4月17日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

677 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、先日の警察署長会議に御出席をいただき、御礼申し上げる。」また、「一昨日に開催された春の政策協議において知事と意見交換を行った。私からは、子供を犯罪被害から守るためのチャイルドガーディアンの効果的運用、県民アンケートで不安を感じるとの声が多かった窃盗事件について、捜査力強化のための捜査第三課の新設及びサイバー空間における脅威に対処するためのサイバー犯罪対策課の新設等による今後の取組について御説明した。知事からは、特殊詐欺被害防止対策として新たなビデオレターの作成やクレーン車等の窃盗事件の発生を踏まえた取組のほか、三重県警察年頭視閲式を開催するよう御意見があったので、検討する旨をお答えした。」との発言があった。
委員長から、「年初の年頭視閲式は、警察活動のよい広報にもなり、知事の御意見どおり、開催していただきたいと思う。」との発言があった。

678 全体会議

(1)報告事項
○平成26年春の叙勲勲章伝達式の実施について
警務部首席監察官から、本年5月8日に実施予定の平成26年春の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○三重県警察サイバー防犯ボランティアとの広報啓発イベントの開催について
生活安全部長から、三重県警察サイバー防犯ボランティアとの広報啓発イベントの開催予定等について報告があった。
委員から、「広報啓発イベントに参加予定のボランティアとは、どのような方か。」との質問があり、生活安全部長から、「三重県警察サイバー防犯ボラ   ンティアの方である。」との説明があった。
○「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について
交通部長から、本年7月1日から10月31日までをチャレンジ期間とする「無事故・無違反チャレンジ123」の実施について報告があった。
委員長から、「できるだけ多くの方が参加していただけるとよいと思う。」との発言があった。
○警察署交通機動隊員指名式の実施について
交通部長から、本年4月28日に実施予定の警察署交通機動隊員指名式について報告があった。
委員から、「警察署交通機動隊員に指名された者は、将来どのような仕事に進むのか。」との質問があり、交通部長から、「交通部交通機動隊で白バイ乗   務を目指す者が多い。」と説明があった。
別の委員から、「警察署交通機動隊に女性の隊員はいるのか。」との質問があり、交通部長から、「隊員16名中1名が女性である。」との説明があった。
○当面の警備情勢について
警備部長から、当面の警備情勢について報告があった。

679 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり23件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動推進状況について
生活安全部少年課長から、少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動推進状況ついて報告があった。
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。

680 その他

(1)重点ヒアリング
警備部警備第二課から、平成25年度岩手県警察への特別出向者による体験発表等が行われた。

681 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「以前、首席監察官より報告させていただいていた犯罪統計処理について不適切な取扱いと思われる事案については、現在も調査中である。検証を行ってしっかりと対応してまいりたい。」との発言があった。

682 全体会議

(1)報告事項
○COOLBIZ(クールビズ)の実施について
警務部長から、本年5月1日から実施のCOOLBIZ(クールビズ)について報告があった。
○暴走行為採証実戦塾の開催について
交通部長から、本年5月に開催予定の暴走行為採証実戦塾について報告があった。
委員長から、「暴走ぐ犯者とは何か。」との質問があり、交通部長から、「爆音走行を行うなどの違反行為を敢行するおそれのある者をいう。」との説明があった。
委員から、「爆音走行の取り締まりはできないのか。」との質問があり、交通部長から、「爆音走行時の音量測定を行うことで、整備不良等として検挙することは可能である。」との説明があった。
他の委員から、「暴走行為により検挙された場合、どのような処罰があるのか。」との質問があり、交通部長から、「他の道路交通法違反と同様に、罰則として懲役又は罰金があるが、少年の場合は少年院送致、保護観察等の措置がある。」との説明があった。

683 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり22件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○四日市南警察署保護事案について
生活安全部首席参事官から、本年5月1日に発生した四日市南警察署における保護事案について報告があった。
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年4月18日から5月1日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

684 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、昨日、春の叙勲勲章伝達式に御出席いただき御礼申し上げる。」また、「名張市では、特殊詐欺の被害防止対策として、高齢者世帯に迷惑電話チェッカーと通話録音装置の貸し出しを始めているところ、特殊詐欺対策には知事も大変関心が深いことから、警察としては、引き続き自治体への働き掛けを積極的に行ってまいりたい。」との発言があった。
委員長から、「こうした取組を進めることで、特殊詐欺の被害防止を図っていただきたい。」との発言があった。

685 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
(2)報告事項
○平成25年度第4四半期における監察の実施及び受監結果について
警務部首席監察官から、平成25年度第4四半期における監察の実施及び受監結果について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年4月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○無線自動車動態管理システム(カーロケータシステム)の県間接続について
生活安全部長から、無線自動車動態管理システム(カーロケータシステム)の県間接続について報告があった。
委員長から、「愛知県及び岐阜県については、県内全域で表示されるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「愛知、岐阜、三重については、三県内の全域で動態表示が行われている。」との説明があった。
委員から、「県間接続は、全国的に行われているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「現在、25の府県で行われている。」との説明があった。  
○第46期(平成26年度)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について
刑事部長から、第46期(平成26年度)三重県警察嘱託警察犬の嘱託について報告があった。
委員から、「臭気選別審査に合格するのは難しいようであるが、候補犬もいないのか。」との質問があり、刑事部長から、「20頭が参加したが、候補犬に該当するものはなかった。」との説明があった。
他の委員から、「審査会場を現在の場所とした理由はなにか。」との質問があり、刑事部長から、「参加者の交通の便が良く、会場の環境や施設等が良好   であるためである。」との説明があった。
○春の大型連休中の交通事故発生状況等について
交通部長から、春の大型連休中の交通事故発生状況等について報告があった。
委員長から、「連休中、ラジオ等で交通渋滞情報が提供されていたが、ドライバーの運転の参考になっていると思われる。」との発言があった。

686 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「ケネディ駐日米国大使から、同大使が先月に本県を訪問された際の警護警備に関して、丁重なる御礼状を頂戴したので御報告申し上げる。」との発言があった。

687 全体会議

(1)議決・承認事項
○道路交通法等の改正に伴う三重県道路交通法施行細則及び公安委員会規程の一部改正並びに公安委員会告示の施行について
交通部長から、道路交通法等の改正に伴う三重県道路交通法施行細則及び公安委員会規程の一部改正並びに公安委員会告示の施行について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○平成26年6月中業務計画について
警務部長から、本年6月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「三重県高速道路交通安全協議会とは、どのような団体か。」との質問があり、交通部長から、「貨物自動車運送事業所が中心となって構成され、高速道路・自動車専用道路等における交通事故防止のための広報啓発活動等を行っている団体である。」との説明があった。
委員から、「三重県鉄道警察連絡協議会とは何か。」との質問があり、生活安全部長から、「鉄道における事件・事故等の防止を目的とした県内の鉄道事業者8事業所と警察との連絡協議会である。」との説明があった。
○平成26年度三重県警察拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年6月5日に開催予定の平成26年度三重県警察拳銃射撃競技大会について報告があった。
○夏期における年次休暇等の取得奨励について
警務部長から、夏期における年次休暇等の取得奨励について報告があった。
委員から、「なかなか十分な休暇を取るのは難しいようであるが、幹部が率先して取得するなど、できるだけ取得できるようにしていただきたい。」との発言があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、三重県の刑法犯認知状況等(平成26年4月末・暫定値)について報告があった。
○ゴールデンウィーク中の行楽地等の人出結果について
生活安全部長から、ゴールデンウィーク中の行楽地等の人出結果について報告があった。
委員長から、「登山者数に対して山岳事故の件数が多いようである。」との質問があり、生活安全部長から、「近年の登山ブームの中、余裕ある計画や十分な装備等しっかりと準備して登山を行っていただくように、今後も注意喚起を行っていきたい。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成26年4月末・概数)について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年4月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

688 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり18件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部警務課次長から、人事案件について報告があった。
○平成26年度三重県議会役員改選結果について
警務部参事官(総務課長)から、平成26年度三重県議会役員改選結果(速報)について報告があった。
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年4月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年4月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年5月2日から5月15日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

689 その他

(1)重点ヒアリング
○高速道路の延伸と高速道路交通警察隊の活動について
交通部高速道路交通警察隊長から、高速道路の延伸と高速道路交通警察隊の活動について説明があった。その後、交通事故捜査想定訓練及び交通取締要領等について視察を行った。

690 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、三重県議会教育警察常任委員会が開催され、業務概要について報告いたした。」また、「委員から質問があり、松阪署での犯罪統計に関しては、しっかり検証等を行い再発防止に努める旨を、また、先日の警察本部における停電に関しては、原因等については調査中であるが、非常用電源により県民への影響は最小限であった旨を、それぞれ担当部長より説明いたした。」との発言があった。
委員長から、「停電の原因等については、よく調べていただくようお願いする。」との発言があった。

691 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)について説明があり、原案どおり議決された。
○三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について
交通部長から、三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について説明があり、原案どおり議決された。
委員長から、「一定の病気等とは何か。」との質問があり、交通部長から、「政令で規定されているものであり、統合失調症、てんかん等である。」との説明があった。
委員から、「報告徴収とは何か。」との質問があり、交通部長から、「警察活動を通じて一定の病気等が疑われる場合に、免許保有者本人に報告を求めることである。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成26年度三重県議会役員改選結果について
警務部長から、本年度三重県議会役員の改選結果について報告があった。
○第42回二輪車安全運転三重県大会の開催について
交通部長から、本年6月1日に開催予定の第42回二輪車安全運転三重県大会について報告があった。
委員から、「参加者には常連の方もいるのか。」との質問があり、交通部長から、「バイクの愛好家で毎年参加している方もいるが、積極的に新たな参加者を募りたい。」との説明があった。

692 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり14件の行政処分が決定された。

693 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、知事との個別協議があり、平成26年度三重県経営方針に掲げられた3つのポイントに関して、少子化対策については子どもを守る諸対策を、グローバル化への対応についてはボーダレス下の諸対策を、三重のブランド力アップについては時代を先取りする警察づくりを、また、これらに共通することとして、警察活動を支えるツールの充実と高度化が求められている旨、知事に説明申し上げた。」また、「昨日、定例記者会見があり、記者から松阪警察署の統計に関して質問がなされ、私からは、現在調査中であるが、しっかり対応していく旨を説明した。」との発言があった。

694 全体会議

(1)議決・承認事項
○三重県留置施設視察委員会委員の任命について
警務部長から、三重県留置施設視察委員会委員の任命について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「委員会から述べられた意見とその措置内容については、どのように公表しているのか。」との質問があり、警務部長から、「三重県警察のホ   ームページで公開している。」との説明があった。
○公益財団法人暴力追放三重県民センターによる適格都道府県センターの認定申請について
刑事部長から、公益財団法人暴力追放三重県民センターによる適格都道府県センターの認定申請について説明があり、原案どおり議決された。
委員から、「平成25年1月の暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の改正により、公益財団法人暴力追放三重県民センターの名称となったのか。」との質問があり、刑事部長から、「同センターは、法改正以前からこの名称を用いている。都道府県により名称は異なるが、同様の団体が置かれている。」との説明があった。
他の委員から、「近所に暴力団が進出してきた場合は、住民はどこに相談すればよいのか。」との質問があり、刑事部長から、「警察又は暴力追放運動推進センターに相談していただきたい。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成26年三重県議会定例会6月定例月会議について
警務部長から、平成26年三重県議会定例会6月定例月会議の日程、警察本部関係議案等について報告があった。
○平成25年度三重県警察会計監査結果及び平成25年度中部管区警察局会計監査結果について
警務部長から、平成25年度三重県警察会計監査結果及び平成25年度中部管区警察局会計監査結果について報告があった。
○平成26年度三重県インターネット防犯連絡協議会総会の開催について
生活安全部長から、本年6月4日に開催予定の平成26年度三重県インターネット防犯連絡協議会総会について報告があった。
委員長から、「サイバー犯罪を抑止するためには、このような団体との連携・協力が重要であると思われる。」との発言があった。

695 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり21件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課長から、本年5月16日から5月29日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○運転免許取消処分取消請求事件の判決について
警務部監察課訟務官から、運転免許取消処分取消請求事件の判決について報告があった。

696 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、各委員には、三重県警察拳銃射撃競技大会に、また、本日は、三重県議会本会議並びに留置施設視察委員会委員の任命式に御出席いただき御礼申し上げる。」との発言があった。

697 全体会議

(1)議決・承認事項
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○銃砲刀剣類一斉検査の実施結果について
生活安全部長から、本年4月21日から5月30日までの間に実施された銃砲刀剣類一斉検査の実施結果について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年5月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
委員長から、「ストーカー行為等にはさまざまなケースがあると思われるが、しっかりと対応をお願いしたい。」との発言があった。
○平成26年度交通鑑識実践塾(衝突実験)の実施について
交通部長から、本年6月10日に実施予定の交通鑑識実践塾(衝突実験)の実施について報告があった。
委員長から、「実験では、実際に車両を衝突させるのか。」との質問があり、交通部長から、「車両を衝突させ、衝突による挙動、破損状況等の確認を行う。」との説明があった。
委員から、「8回目の実施となるが、今回の特徴等は何か。」との質問があり、交通部長から、「地元事業所の協力により、プロのテストドライバーが衝突実験を行うなど、より実際の交通事故に近い実験ができるものと考えてい   る。」との説明があった。

698 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり8件の行政処分が決定された。
(2)その他
○地域警察官の装備について
生活安全部参事官(地域課長)から、地域警察官の装備について説明があった。
各委員から、「制服警察官が、非常に重い装備を身につけているのがわかった。これで長時間の勤務をするのは大変と思うが頑張っていただきたい。装備については、今後、更に軽量化等の改良が望まれる。」との発言があった。

699 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「一昨日、三重県議会本会議において、四日市北警察署の建て替え移転について質問があり、計画予定について説明し、また、地域との連携についての質問については、警察署協議会やチャイルドガーディアンを引き合いに出して説明いたした。」との発言があった。

700 全体会議

(1)議決・承認事項
○幹部交番、交番、警察官駐在所等の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について
警務部長から、幹部交番、交番、警察官駐在所等の名称、位置及び所管区(公安委員会告示)の一部改正(案)について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
刑事部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○第29回三重県青年警察職員意見発表大会の開催について
警務部長から、本年6月24日に開催予定の第29回三重県青年警察職員意見発表大会について報告があった。
委員長から、「出場選手に年齢等の制限はあるのか。」との質問があり、警務部長から、「採用時教養を終えて6年以内の警察職員を対象としている。」との説明があった。
委員から、「全国大会に出場したことはあるのか。」との質問があり、警務部長から、「昭和60年以降、5人が出場している。」との説明があった。
○平成26年度三重県警察犯罪被害者支援推進計画の策定について
警務部長から、平成26年度の三重県警察犯罪被害者支援推進計画の策定について報告があった。
委員長から、「代理受傷とはなにか。」との質問があり、警務部長から、「被害者支援に従事する警察職員が、被害者等の心情に共感するなどによって心に傷を受けることである。」との説明があった。
委員から、「新たに盛り込む施策に仮給付制度があるが、これは以前から   あったのではないか。」との質問があり、警務部長から、「以前から実施しているものであるが、全国的に仮給付を行っていることが少なく、その効果的な活用を促進しようとするものである。」との説明があった。
別の委員から、「遺体修復の内容はどのようなものか。」との質問があり、警務部長から、「顔等の修復が主となると考えている。」との説明があった。
○第42回二輪車安全運転三重県大会の開催結果について
交通部長から、本年6月1日に開催された第42回二輪車安全運転三重県大会の結果について報告があった。
○松阪市における交通死亡事故多発警報発令に伴う諸対策について
交通部長から、松阪市における交通死亡事故多発警報発令に伴う諸対策について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年5月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

701 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり11件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年5月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年5月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年5月30日から6月12日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

702 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、三重県議会教育警察常任委員会が開催され、各委員からの質問について各部長から適切に御説明を申し上げた。」との発言があった。
委員長から、「次期公安委員会委員長について、先ほど委員による互選を行った結果、谷川憲三委員に決定した。」との報告があった。

703 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(遺族給付)の支給について説明があり、裁定された。
(2)報告事項
○平成26年7月中業務計画について
警務部長から、本年7月中の業務計画について報告があった。
○平成26年度中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について
警務部長から、平成26年度の中部管区内警察柔道・剣道大会の開催について報告があった。
委員から、「剣道女子の部は、いつから開催されているのか。」との質問があり、警務部長から、「平成24年度からである。」との説明があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、三重県の刑法犯認知状況等(平成26年5月末・暫定値)について報告があった。
委員長から、「今後、増加が予想される刑法犯等はなにか。」との質問があり、生活安全部長から、「例年、これから夏場にかけて性犯罪等が増加する傾   向にある。」との説明があった。
○薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年5月7日から6月6日までの間に実施された薬物及び暴力団等取締活動強化月間の実施結果について報告があった。
委員から、「暴排ローラーとはなにか。」との質問があり、刑事部長から、「飲食店街等において店舗等を軒並みに訪問し、暴力団に関する犯罪情報、被   害実態等を調査するとともに、暴力団を排除するための指導等を行う活動である。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、三重県の交通事故発生状況(平成26年5月末・概数)について報告があった。

704 個別会議

(1)議決・承認事項
○人事案件について
警務部長から、人事案件について説明があり、承認された。
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。

705 その他

(1)重点ヒアリング
○水上警察隊の概要及び活動状況について
生活安全部参事官(地域課長)から、水上警察隊の概要及び活動状況について報告があり、その後、警察用船舶の視察を行った。

706 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、私の異動について内示があり、本日が、公安委員会への最後の出席となった。在任期間中、各委員には、本県警察に対して適時適切な御指導をいただき厚く御礼申し上げる。今後とも一層の御理解と御支援を賜るようお願い申し上げる。」との発言があった。
委員長から、「本部長には、在任中、「みどりの愛護」のつどいを始め、伊勢神宮式年遷宮に伴う警衛警備等を完遂されたほか、多くの重大事件・事故の捜査指揮に当たられ、県民の安全・安心の確保に御尽力いただいたことに御礼申し上げる。新任地での更なる御活躍を祈念申し上げる。」との発言があった。

707 全体会議

(1)報告事項
・「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間の設定について
警務部長から、「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間の設定について報告があった。
・平成26年三重県警察記念日表彰式の実施について
警務部首席監察官から、本年7月1日に実施予定の平成26年三重県警察記念日表彰式について報告があった。
・第64回“社会を明るくする運動”街頭広報活動の実施について
生活安全部長から、本年7月1日に実施予定の第64回“社会を明るくする運動”街頭広報活動について報告があった。
委員長から、「他にどのような活動が行われるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「7月を“社会を明るくする運動”強調月間として、関係機関・団体による各地区での広報活動や作文コンテスト等が実施される。」との説明があった。

708 個別会議

(1)議決・承認事項
・運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり11件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
・監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
委員長から、「本事案の概要、措置状況等については、これまでも報告・説明を受けているところであり、今後、調査結果等を踏まえて同種事案の再発防止に努めていただきたい。」との発言があった。
・人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
・捜査特別報奨金制度に係る報奨金の支払について
刑事部首席参事官から、捜査特別報奨金制度に係る報奨金の支払について報告があった。
委員から、「審査委員会はどこに置かれているのか。また、委員は誰か。」との質問があり、刑事部首席参事官から、「警察庁に捜査特別報奨金審査委員   会が設置されている。審査委員長は警察庁次長であり、審査委員には刑事局長等が就いている。」との説明があった。
・情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年6月13日から6月26日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

709 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「6月30日付で警察本部長に着任いたした。今後、本県の状況をしっかりと把握し、職務に邁進する所存である。各委員には、警察に対する率直な御意見をいただくようお願い申し上げる。」との発言があった。

710 全体会議

(1)議決・承認事項
・警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、原案どおり承認さ   れた。
(2)報告事項
・平成26年三重県議会定例会6月定例月会議の結果について
警務部長から、本年6月3日から6月23日までを会期とした平成26年三重県議会定例会6月定例月会議の結果について報告があった。
委員から、「コンビニ防犯ボックスとは、どのようなものか。」との質問があり、警務部長から、「千葉県で試行している事業で、コンビニエンスストアの敷地内にボックスを設置し、警察官OB等の嘱託職員が駐留して、防犯ボランティアとの合同パトロールや街頭監視活動、諸願届等への一時的対応を行うものである。」との説明があった。
・平成26年度警察装備・情報通信開発改善及び鑑識実務研究発表会の開催について
警務部長から、本年7月16日に開催予定の平成26年度警察装備・情報通信開発改善及び鑑識実務研究発表会について報告があった。
委員長から、「先日、公安委員会では、警察官が装着している装備に関する説明を受け、実際に着装体験もしたところであるが、このような取組を通じて装備等の改善を進めていただきたい。」との発言があった。
・サイバー犯罪対策・サイバー攻撃対策の対処能力強化のための研修会について生活安全部長から、本年7月7日に開催予定のサイバー犯罪対策・サイバー攻撃対策の対処能力強化のための研修会について報告があった。
委員から、「このような講演会等を1年以上前から行っているとのことであり、今後もしっかりと取り組んでいただきたい。」との発言があった。
・公益財団法人暴力追放三重県民センターによる適格都道府県センターの認定取得について
刑事部長から、本年7月3日に取得した公益財団法人暴力追放三重県民センターによる適格都道府県センターの認定について報告があった。
・平成26年夏の交通安全県民運動の実施について
交通部長から、本年7月11日から7月20日までの間実施予定の平成26年夏の交通安全県民運動について説明があった。
・飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の実施結果について
交通部長から、本年6月1日から6月30日までの間実施された飲酒運転及び放置駐車違反等取締り強化月間の結果について報告があった。
・警備広報研修会の開催について
警備部長から、本年7月7日から7月8日の2日間開催予定の警備広報研修会について報告があった。
委員長から、「本県は雑踏警備活動等が多く、こうした研修会を通じて警備広報能力の向上に努められたい。」との発言があった。

711 個別会議

(1)議決・承認事項
・運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。

712 はじめに

全体会議に先立ち、委員長から、「本日から委員長を務めさせていただくこととなった。まだまだ勉強不足であるが、全力で職務に当たる所存であるので、よろしくお願い申し上げる。」との発言があった。
本部長から、「前委員長には、一年間にわたる御尽力に対して感謝を申し上げる。また、先日は警察本部職員に対して御講演いただき、厚く御礼申し上げる。」との発言があった。

713 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)申請の受理について説明があり、承認された。
○交通規制の実施について
交通部長から、交通規制の実施(平成26年度第1回交通信号機新設関係)について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年8月中業務計画について
警務部長から、本年8月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「警察学校のオープンキャンパスは、どのような内容か。」との質問があり、警務部長から、「8月1日に警察学校で開催するものであり、事前に三重県警察ホームページから参加申込みのあった三重県警察への就職希望者等を対象として、授業見学、警察学校学生との座談会、鑑識体験、白バイ走行訓練見学等を予定している。」との説明があった。さらに委員長から、「水上オートバイ等の指導取締りは、どのような場所で行うのか。」との質問があり、生活安全部長から、「木曽三川等、水上オートバイの利用が多い河川等での取締りを予定している。」との説明があった。
○耐暑訓練の実施について
警務部長から、本年8月1日から9月30日までの間を実施期間とする耐暑訓練について報告があった。
委員から、「訓練には警察署の職員も参加するのか。」との質問があり、警務部長から、「警察本部勤務の職員を対象としている。各警察署においても、それぞれ同様の訓練を計画している。」との説明があった。
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、本年上半期の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
委員長から、「開示請求の処理区分にある「却下」とは。」との質問があり、警務部長から、「開示請求に係る公文書が、三重県情報公開条例第2条第2項ただし書き及び同第48条の規定により条例の適用が除外されている公文   書である場合等に開示請求の却下を行うこととなる。」との説明があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年上半期の三重県の刑法犯認知状況等について報告があった。
委員から、「路上強盗とは、どのような犯罪形態をいうのか。」との質問があり、生活安全部長から、「路上で通行人を脅して金品を強奪する犯罪をいう。」との説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年6月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、本年上半期の犯罪情勢について報告があった。
委員から、「コンビニ強盗の発生をよく耳にするが、地域住民も不安に感じていると思う。」との発言があり、刑事部長及び生活安全部長から、「勤務態勢の弱い夜間のコンビニエンスストアに対する警戒活動に努めるとともに、可能な限り複数勤務を確保するように事業所に要請しているところである。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年6月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「自転車の単独事故とは、どのような事故形態か。」との質問があり、交通部長から、「いずれも高齢者が自転車に乗車中、何らかの原因により転倒し、又は、側溝に転落したものである。」との説明があった。
○第47回二輪車安全運転全国大会の開催について
交通部長から、本年8月2日及び3日に開催予定の第47回二輪車安全運転全国大会について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱い(本年6月中)について報告があった。

714 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分について説明があり、原案どおり17件の行政処分が決定された。
(2)報告事項
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年6月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年6月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年6月27日から7月17日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○損害賠償請求事件及び求償金請求事件の判決について
警務部訟務官から、損害賠償請求事件及び求償金請求事件の判決について報告があった。
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
(3)その他
○全国公安委員会連絡会議(代表者会議)の協議事項について
警務部総務課公安委員会事務室長から、本年7月22日に開催予定の全国公安委員会連絡会議(代表者会議)の協議事項について説明があった。

715 はじめに

全体会議に先立ち、委員長から、本年7月22日、東京都で開催された全国公安委員会連絡会議の出席結果について報告があった。
本部長から、「本県警察としては、当面、皇太子殿下御一家の神宮御参拝に伴う警衛警備に全力で当たり、所期の目的の完遂に努める所存である。」との発言があった。

716 全体会議

(1)議決・承認事項
○平成26年度留置施設に対する実地監査計画(案)について
警務部長から、平成26年度の留置施設に対する実地監査計画(案)について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
刑事部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年度警察装備・情報通信開発改善及び鑑識実務研究発表会開催結果について
警務部長及び刑事部長から、本年7月16日に開催された平成26年度警察装備・情報通信開発改善及び鑑識実務研究発表会の結果について報告があった。
委員から、「職員間チャットシステムは、情報を管理する上での危険性はないのか。」との質問があり、警務部長から、「今後開発をしていくものであるが、技術的にも危険性の少ないものとすることは可能と思われる。」との説明があった。
委員長から、「例年、警察装備の充実等に関して、創意工夫を凝らした多くの開発・改善提案がなされており、職員の意識の高さが伺える。」との発言があった。
○110番受理状況等について
生活安全部長から、本年上半期の110番受理状況等について報告があった。
委員から、「全件送信、指令については、繁雑な対応が求められるが、良い取組である。」との発言があった。
○少年非行の情勢について
生活安全部長から、本年上半期の少年非行の情勢について報告があった。
○平成26年夏の交通安全県民運動の実施結果について
交通部長から、本年7月11日から7月20日までの間実施された平成26年夏の交通安全県民運動の結果について報告があった。
委員から、「自転車の交通違反には、どのように対応しているのか。」との質問があり、交通部長から、「違反者に対しては警告を行い、警告に従わないなど悪質なものについては検挙措置をとることとしている。」との説明があった。
○夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、夏季行楽期及び旧盆期における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。

717 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり27件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○飲酒運転違反者誤情報提供事案について
交通部交通企画課次長から、「飲酒運転0をめざす条例」に基づく県への飲酒運転違反者情報提供に伴う誤情報提供事案の発生について報告があった。委員長から、「原因等をよく検証し、再発の防止に努められたい。」との発言があった。
(3)その他
○重点ヒアリング
犯罪者プロファイリングについて
刑事部科学捜査研究所所長から、犯罪者プロファイリングの概要等について説明があった。

718 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先週の皇太子殿下御一家の神宮御参拝に伴う警衛警備については、無事、所期の目的を達成することができた。還啓遊ばされる際、殿下から労いの御言葉を頂戴した。」また、「西本委員には、本日が最後の定例会議への御出席となり、これまでの御尽力に対して深く感謝を申し上げる。」との発言があった。

719 全体会議

(1)1報告事項
○平成26年度第1四半期における監察の実施及び受監結果について
警務部首席監察官から、本年度第1四半期における監察の実施及び受監結果について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年7月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○第30回似顔絵講習会の開催について
刑事部長から、本年8月19日に開催予定の第30回似顔絵講習会について報告があった。
委員長から、「似顔絵の作成が必要な事件が発生した場合、似顔絵の技術を有する捜査員を派遣しているのか。」との質問があり、刑事部長から、「各警察署に似顔絵を作成できる職員を配置するようにしている。」との説明があった。
○皇太子殿下御一家の神宮御参拝に伴う警衛警備結果について
警備部長から、皇太子殿下御一家の神宮御参拝に伴う警衛警備結果について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

720 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり29件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年7月18日から8月7日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

721 はじめに

全体会議に先立ち、山本委員から、「本年8月10日付けで公安委員会委員に任命され、本日が初めての定例会議への出席となる。これまでの経験を生かして、委員としての責務を全うできるように努めるので、よろしくお願い申し上げる。」との発言があった。

722 全体会議

(1)報告事項
○平成26年9月中業務計画について
警務部長から、本年9月中の業務計画について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年7月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員から、「三重県知事出演による特殊詐欺被害防止に向けたビデオレターを作成するとのことであり、効果的な活用に努められたい。」との発言があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年7月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○三重県警察速度管理指針(案)の策定について
交通部長から、三重県警察速度管理指針(案)の策定について報告があった。
委員長から、「三重県警察速度管理指針等の公表はいつ頃か。」との質問があり、交通部長から、「9月以降に開催される各警察署協議会における指針案の説明及び意見聴取等を経てからとなる。」との説明があった。
○「夜光反射材着用促進重点地区」の指定について
交通部長から、「夜光反射材着用促進重点地区」の指定について報告があった。
委員長から、「活動に必要な予算はどうするのか。」との質問があり、交通部長から、「広報啓発活動については、松阪市と連携して行う予定である。」との説明があった。
○平成26年度三重県警察本部防災訓練の実施について
警備部長から、本年9月1日に実施予定の平成26年度三重県警察本部防災訓練について報告があった。

723 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり27件の行政処分等が決定された。
○警察官等の援助要求について
警備部警備第二課長から、本年8月20日に発生した広島市における土砂災害の被害状況及び警察官等の援助要求について説明があり、承認された。 
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○監察の取扱事案について
首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○損害賠償請求事件の判決結果について
警務部訟務官から、損害賠償請求事件の判決結果について報告があった。
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年7月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年7月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年8月8日から8月21日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○米穀事業者による米偽装事件捜査について
生活安全部生活環境課長から、米穀事業者による米偽装事件捜査について報告があった。

724 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先日、愛知県で開催された管区内警察本部長会議に出席した。同会議では、取調べの可視化、交通死亡事故抑止対策等について協議が行われた。今後、本県における取組等について検討してまいりたい。」との発言があった。

725 全体会議

(1)報告事項
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年9月11日に開催予定の警察署長会議について報告があった。
○携帯電話機の利用実態調査結果について
警務部長から、職員の携帯電話機の利用実態調査結果について報告があった。
委員から、「個人所有の携帯電話を公務で使用することはあるのか。」との質問があり、警務部長から、「連絡等で個人所有の携帯電話を使用することがある。このため、セキュリティ対策を万全にするように指導しているところである。」との説明があった。
委員長から、「個人所有の携帯電話の使用に対する公費負担はあるのか。」との質問があり、警務部長から、「捜査活動に伴う使用については公費負担がある。」との説明があった。
別の委員から、「情報処理能力検定とは、公的な検定であるのか。」との質問があり、警務部長から、「警察独自の検定である。」との説明があった。
○平成26年度全国警察柔道・剣道選手権大会について
警務部長から、本年9月5日に開催予定の平成26年度全国警察柔道・剣道選手権大会について報告があった。
委員長から、「大会での本県選手の健闘を期待している。」との発言があった。
○「追突“ゼロ”作戦」開始後1年間(平成25年8月〜平成26年7月)の実施結果について
交通部長から、「追突“ゼロ”作戦」開始後1年間(平成25年8月〜平成26年7月)の実施結果について報告があった。
委員長から、「追突事故防止対策として、どのような具体的取組を行ったのか。」との質問があり、交通部長から、「車間距離不保持及び速度超過等防止のための指導取締り等を推進した。」との説明があった。
委員から、「高齢者に対する交通安全教育は、どのような形で行っているのか。」との質問があり、交通部長から、「主に老人クラブ等高齢者の集まる機会を利用し、交通安全教室等を開催している。」との説明があった。
別の委員から、「ラウンドアバウト交差点について、どのように考えているのか。」との質問があり、交通部長から、「ラウンドアバウト交差点の導入に関しては、交通量等の交通状況や用地の確保等について総合的な検討が必要と考えている。」と説明があった。
○広島県への特別派遣結果について
警備部長から、広島県における土砂災害現場への警察官等の特別派遣結果について報告があった。

726 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり28件の行政処分等が決定された。
(2)その他
○三重県知事出演による特殊詐欺被害防止に向けたビデオレター(第2弾)の作製・配布について
生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室長から、三重県知事出演による特殊詐欺被害防止に向けたビデオレター(第2弾)の作製・配布について説明があった。

727 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、来年度の本県の経営方針に関して、知事との個別協議を行った。県の少子化対策に資するため、警察本部としてはチャイルドガーディアンみえ推進事業やゾーン30の推進について説明した。このほか、子供を守る対策、テロ対策、災害対策等について協議を行った。」との発言があった。

728 全体会議

(1)報告事項
○平成26年三重県議会定例会9月定例月会議について
警務部長から、平成26年三重県議会定例会9月定例月会議の日程、警察本部関係議案等について報告があった。
○平成26年度三重県警察柔道・剣道大会の開催について
警務部長から、本年9月18日に開催予定の平成26年度三重県警察柔道・剣道大会について報告があった。
委員長から、「柔道の女子個人試合はないのか。」との質問があり、警務部長から、「女性警察官については、術科で柔道を選択している者が少ないことから、剣道の個人試合のみ開催とした。」との説明があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年8月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○秋の全国交通安全運動に伴う各種取組の推進について
交通部長から、本年9月21日から9月30日までの間実施予定の秋の全国交通安全運動に伴う各種取組の推進について報告があった。
○生活道路対策「ゾーン30」の推進状況について
交通部長から、生活道路対策「ゾーン30」の推進状況について報告があった。
委員長から、「本年度は、松阪市等で整備されるとのことであるが、今後、更に整備・充実を図られたい。」との発言があった

729 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり12件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年8月22日から9月4日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

730 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、各委員には、警察署長会議に御出席いただき、御礼申し上げる。」との発言があった。

731 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)について説明があり、原案どおり裁定された。
○三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について
生活安全部長から、三重県公安委員会事務専決規程の一部改正について説明があり、原案どおり承認された。
○放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○平成26年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年9月25日に中部管区警察学校で開催予定の平成26年度中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。
委員長から、「中部管区警察学校は、どのような教養を行っているのか。」との質問があり、警務部長から、「中部管区警察学校は、愛知県小牧市に所在し、主に中部6県の警察職員の警部補及び巡査部長等への昇任時の教養並びに各種専科教養を行っている。」との説明があった。
委員から、「昨年の逮捕術大会では、本県は2位と好成績であった。本年も頑張っていただきたい。」との発言があった。
○三重県暴力団排除条例の改正案について
刑事部長から、三重県暴力団排除条例の改正案について報告があった。
○第3回三重県警察現場鑑識競技会の開催について
刑事部長から、本年9月17日に開催予定の第3回三重県警察現場鑑識競技会について報告があった。
委員から、「管区内又は全国的な同種の競技会はないのか。」との質問があ
り、刑事部長から、「都道府県ごとでの開催はされているが、全国的なものはない。」との説明があった。
別の委員から、「鑑識係を希望する者はいるのか。」との質問があり、刑事部長から、「鑑識の仕事を目指す者もあり、こうした競技会を経て鑑識係となる者もいる。」との説明があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部長から、本年8月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
○初任科第159期生(短期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、本年9月26日に挙行予定の初任科第159期生(短期課程)卒業式について報告があった。

732 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり19件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年8月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年8月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。

733 

その他
○重点ヒアリング
三重県警察情報セキュリティポリシーについて
警務部情報管理課長から、三重県警察情報セキュリティポリシーについて説明があった。

734 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会が開催され、本県警察は逮捕術は第3位、拳銃が4位であった。個人成績では拳銃私服の部で1位、女性の部で2位となった。今後も各種術科の向上に努める所存である。」との発言があった。

735 全体会議

(1)議決・承認事項
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
委員から、「保護対象者の警戒も行っているのか。」との質問があり、本部長から、「保護対象者は保護対策実施要綱により定められており、警戒度に応じた警戒活動が行われているものと思われる。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成26年10月中業務計画について
警務部長から、本年10月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「サイバー犯罪被害防止のためのイベントとは、具体的にどのようなことを行うのか。」との質問からあり、生活安全部長から、「サイバー犯罪の脅威について広く県民に知っていただくため、大型店舗等においてサイバー犯罪による被害状況のデモンストレーション等の広報啓発活動を行う予定である。」との説明があった。
○警察改革強化期間における取組結果について
警務部長から、本年7月中を強化期間とした「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間における取組結果について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年8月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員長から、「尾鷲警察署管内において車上ねらい等が大幅に増加している理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、「被疑者を検挙したため、余罪捜査等により新たに被害が確認されたものが計上されたことによ   る。」との説明があった。
○警察官等の援助要求について
委員長から、警察官の援助要求に関して、三重県公安委員会の運営に関する規則第9条に基づく公安委員会の権限行使の措置について報告があった。
刑事部長から、同援助要求の概要について説明があった。
○第3回三重県警察現場鑑識競技会の開催結果について
刑事部長から、本年9月17日に開催された第3回三重県警察現場鑑識競技会の結果について報告があった。
委員から、「鑑識等の専門分野の仕事に就くには個人の適性等も重要と思われるが、組織としてどのように適任者を選考しているのか。」との質問があり、刑事部長から、「このような競技会によるほか、平素の勤務や取組姿勢等から適任者の把握を行っている。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年8月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「出会い頭事故の原因はどのようなものか。また、その抑止対策はどうか。」との質問があり、交通部長から、「出会い頭事故は、信号や一   時停止規制がされていない交差点で多発しており、交差点における安全確認や一時停止、徐行等が不十分な場合が多く、交差点周辺における指導取締りを進めたい。」との説明かあった。
委員から、「交差点における左方車両への進行妨害の禁止等基本的なルールについて、ドライバーへの徹底の必要を感じる。」との発言があった。
○初任科第161期生(短期課程)の入校式の挙行について
警察学校長から、本年10月6日に挙行予定の初任科第161期生(短期課程)入校式について報告があった。

736 個別会議

(1)議決・承認事項
○ 運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年9月5日から9月25日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

737 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、三重県議会教育警察常任委員会が開催され、警察本部からは犯罪及び交通情勢等について説明したほか、松阪警察署における犯罪統計原票の取扱いに関してこれまでの経緯等を説明したところ、おおむね御理解いただいた。」との発言があった。
委員長から、「犯罪統計について全国的な見直しが行われるのか。」との発言があり、本部長から、「警察庁からは、チェック機能の一層の充実について指示がなされている。」との説明があった。

738 全体会議

(1)議決・承認事項
犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)について説明があり、裁定された。
(2)報告事項
○三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、本年10月15日に行われる三重県殉職警察職員慰霊祭について報告があった。
○平成26年全国地域安全運動の実施について
生活安全部長から、本年10月11日から20日までの間に実施される平成26年全国地域安全運動について報告があった。
委員から、「重点の住宅対象犯罪のうち忍込み等は、凶悪事件に発展する場合もあるのではないか。」との質問があり、本部長から、「被疑者と家人と遭遇した場合、強盗事件となる可能性があることから、被害の未然防止と被疑者の検挙が重要となる。」との説明があった。
委員長から、「昨年の運動重点は何か。」との質問があり、生活安全部長から、「昨年は、全国重点はなく、住宅対象犯罪の被害防止、子供と女性の犯罪被害防止及び特殊詐欺被害の防止を本県の実施重点として取り組んだ。」との説明があった。
○シルバー交通安全指導者養成研修会の開催について
交通部長から、本年10月14日に開催されるシルバー交通安全指導者養成研修会について報告があった。
○第45回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
交通部長から、本年10月11日及び12日に開催される第45回全国白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員長から、「出場区分の第一部は、どのようなチームか。」また、「オフロード車はどのような時に使用するのか。」との質問があり、交通部長から、「第一部は、交通機動隊の規模の大きい9都道府県のチームで構成されている。」また、「オフロード車は災害等の対策用として保有し、訓練を行っている。」との説明があった。
○平成26年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部長から、本年10月7日及び8日に実施される平成26年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について報告があった。
委員長から、「本県警察には、放射線に備えた装備等はあるのか。」との質問があり、警備部長から、「化学防護服や放射線測定器等を保有している。」との説明があった。
委員から、「来年度は三重県で実施されるとのことであるが、どのような訓練を行うのか。」との質問があり、警備部長から、「現在、訓練計画は未定で   あるが、南海トラフ地震等を想定した訓練内容について検討されるものと思われる。」との説明があった。
○速度管理指針の公表について
交通部長から、「本県警察の速度管理指針について、本年10月6日に報道機関への資料提供及び県警察ホームページで公表するほか、各警察署の速度取締り指針についても、順次、ホームページに掲載していく予定である。」との説明があった。

739 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。
○警察官等の援助要求について
警備部警備第二課長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。

740 全体会議

(1)議決・承認事項
交通規制の実施について
交通部首席参事官から、交通規制の実施(平成26年度第2回交通信号機新設関係)について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○男性幹部職員研修及び女性警察官スキルアップ研修の開催について
警務部長から、本年10月27日に開催される男性幹部職員研修及び女性警察官スキルアップ研修について報告があった。
委員長から、「今後、全職員の意識改革をどのように進めるのか。」との質問があり、警務部長から、「今回の研修での女性職員の意見を踏まえ、今後、全職員の意識改革を図っていくこととしている。」と説明があった。
委員から、「本研修の開催結果についても報告をお願いしたい。」との発言があった。
○平成26年度全国警察柔道大会及び全国警察剣道大会の開催について
警務部長から、本年10月27日及び28日に開催予定の平成26年度全国警察柔道及び全国警察剣道大会について報告があった。
○三重県警察音楽隊定期演奏会の開催について
警務部長から、本年11月15日に開催予定の三重県警察音楽隊定期演奏会(おまわりさんのコンサート)について報告があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年9月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○台風19号について
警備部長から、台風19号の状況及び対応方針等について報告があった。

741 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり25件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年9月26日から10月9日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部警備第二課長から、本年9月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

742 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「先週、全国警察本部長会議が開催され、警察庁長官から現下の情勢を踏まえ、本部長としての留意事項について指示があった。今後、本県警察における対応について検討していく予定である。」との発言があった。

743 全体会議

(1)議決・承認事項
○放置違反金納付督促に対する異議申立ての却下について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての却下について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求2件について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年度三重県警察逮捕術大会の開催について
警務部長から、本年11月5日に開催予定の平成26年度三重県警察逮捕術大会について報告があった。
○全国犯罪被害者週間に伴う各種行事の実施について
警務部長から、本年11月25日から12月1日までの全国犯罪被害者週間に伴う各種行事の実施予定について報告があった。
委員から、「命の大切さを学ぶ教室における講演は、どのような講師が行うのか。」との質問があり、警務部長から、「県内及び愛知県と大阪府に居住す   る方で、いずれも交通事故や傷害致死事件で自分の子供を亡くされた被害者遺族である。」との説明があった。
○平成26年度第2四半期における監察の実施及び受監結果について
警務部首席監察官から、平成26年度第2四半期における監察の実施及び受監結果について報告があった。
委員長から、「今後も、引き続き適正な事務に努めていただきたい。」との発言があった。
○秩父宮賜杯第46回全日本大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理の実施について
交通部長から、本年11月2日に実施予定の秩父宮賜杯第46回全日本大学駅伝対校選手権大会に伴う交通規制・交通整理について報告があった。
委員長から、「交通部長は、現地で指揮するのか。」との質問があり、交通部長から、「津市内の第5中継点等で部隊の指揮を行う予定である。」との説明があった。
○平成26年度三重県・志摩市総合防災訓練への参加について
警備部長から、本年11月2日に行われる平成26年度三重県・志摩市総合防災訓練への参加について報告があった。

744 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり22件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事評価について
本部長から、人事評価について報告があった。
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○平成26年度全国警察柔道・剣道大会の試合結果について
警務部教養課次長から、平成26年度全国警察柔道・剣道大会の試合結果について報告があった。
○その他
中部公安委員会連絡会議の協議内容について
警務部総務課公安委員会事務室長から、本年11月18日に開催予定の平成26年度中部公安委員会連絡会議の協議内容について説明があった。

745 全体会議

(1)報告事項
○平成27年三重県警察年頭視閲式の実施について
警務部長から、平成27年1月15日に実施予定の平成27年三重県警察年頭視閲式について報告があった。
○男性幹部職員研修及び女性警察官スキルアップ研修の開催結果について
警務部長から、本年10月27日に開催された男性幹部職員研修及び女性警察官スキルアップ研修の結果について報告があった。
委員から、「たいへん良い取組であるが、全国的に行っているのか。また、今後も継続して行うのか。」との質問があり、警務部長から、「本県独自で開催したものである。今後も年一回程度の開催を考えている。」との説明があった。
更に委員から、「女性が働きやすい職場施設の整備については、経費の問題もあると思われるが、警察署や交番等の建て替えに際しては、女性職員からの細かな意見も聞いていただきたい。」との発言があった。
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年10月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○平成26年度三重県警察白バイ安全運転競技大会の実施について
交通部長から、本年11月20日に実施予定の平成26年度三重県警察白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員長から、「交通機動隊と警察署交通機動隊に配置されている白バイの車種は異なるのか。」との質問があり、交通部長から、「現在、警察署交通機動隊には、おおむね800t以下の白バイが配置されているものと承知している。」との説明があった。

746 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり21件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年10月24日から11月6日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部警備第二課次長から、本年10月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。
(3)その他
全国公安委員会連絡会議の討議内容について
警務部総務課公安委員会事務室長から、本年11月28日に開催予定の平成26年度全国公安委員会連絡会議の討議内容について説明があった。

747 はじめに

全体会議に先立ち、警務部長から、「昨日、平成26年度三重県議会定例会9月定例月会議の予算決算常任委員会において、平成27年度当初予算編成に向けての警察本部としての基本的な考え方について説明を行った。」との発言があった。

748 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(障害給付)の支給について説明があり、原案どおり裁定された。
○犯罪被害者等給付金の支給についての裁定に係る審査基準の改正について
警務部長から、犯罪被害者等給付金の支給についての裁定に係る審査基準の改正について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○平成26年11月中業務計画について
警務部長から、本年11月中の業務計画について報告があった。
委員から、「麻薬・覚醒剤乱用防止運動三重大会は、各県の持ち回りによるものか。」との質問があり、警務部長から、「中部ブロック6県の持ち回りと   なっており、本年は三重県での開催となる。」との説明があった。
○平成26年三重県議会定例会9月定例月会議の結果について
警務部長から、本年9月16日から10月17日までを会期とした平成26年三重県議会定例会9月定例月会議の結果について報告があった。
委員から、「暴力団排除条例の効果等に関する質問にはどのように答弁したのか。」との質問があり、警務部長から、「条例制定以後、これまで3年間の取組及び他の都道府県の状況等を踏まえた改正について説明した。」との説明があった。
委員長から、「外国人集住地区への語学堪能な警察官の配置については、どのように考えているのか。」また、「通訳人は何人いるのか。」との質問があり、刑事部長から、「既に外国人集住地区を管轄する交番に語学能力に優れた警察官の配置を行っており、今後も充実に努めたい。」また、「現在、本県警察では146名が通訳人として登録されている。」との説明があった。
別の委員から、「県内に自動販売機での危険ドラッグの販売は行われているのか。」との質問があり、刑事部長から、「現在、県内での自動販売機による危険ドラッグの販売は把握していない。」との説明があった。
○平成27年度当初予算調製方針について
警務部長から、平成27年度当初予算の調製方針について報告があった。
委員から、「人件費は減少となるのか。」との質問があり、警務部長から、「定年退職に伴う職員の新規採用により、県警察全体としての人件費は減少を見込んでいる。」との説明があった。
○平成26年秋の叙勲勲章伝達式の実施について
警務部首席監察官から、本年11月6日に実施予定の平成26年秋の叙勲勲章伝達式について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年9月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年9月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○平成26年度シニアドライバー安全運転大会の開催について
交通部長から、本年10月26日に開催予定の平成26年度シニアドライバー安全運転大会について報告があった。

749 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり22件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理及び申請者の死亡に伴う取消しについて
警務部広聴広報課長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の申請受理及び申請者の死亡に伴う取消しについて報告があった。
○平成26年度監査委員による定期監査結果について
警務部参事官(会計課長)から、平成26年度の監査委員による定期監査結果について報告があった。
委員長から、「入札の中止とは、どのような内容か。」との質問があり、警務部参事官(会計課長)等から、「入札公告後、仕様書に誤りがあったなどの事務処理上の誤りにより入札を中止したものである。」との説明があった。
委員から、「今後、更に適正な事務処理に努めていただきたい。」との発言があった。
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年9月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年9月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年10月10日から10月23日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。
○三重県警察航空隊の県外特別派遣について
生活安全部地域課次長から、三重県警察航空隊の県外特別派遣について報告があった。
委員それぞれから、「非常に困難と危険を伴う任務であったとのことであるが、今後もしっかりと安全を確保し、任務の完遂に努められたい。」との発言があった。
○第45回全国白バイ安全運転競技大会の結果について
交通部交通機動隊長から、本年10月11日及び12日に開催された第45回全国白バイ安全運転競技大会の結果について報告があった。
委員から、「6位入賞したとのことであり、今後も安全運転技術の向上に努め、安全で信頼される職務執行に生かしていただきたい。」との発言があった。

750 その他

重点ヒアリング「犯罪現場における客観的な証拠の収集について」
刑事部鑑識課長から、犯罪現場における客観的な証拠の収集について説明するとともに、同課員により現場資料の採取要領等の実演を行った。

751 全体会議

(1)議決・承認事項
○職員の配偶者同行休業に関する条例の制定に伴う三重県警察職員定員条例の一部改正について
警務部長から、職員の配偶者同行休業に関する条例の制定に伴う三重県警察職員定員条例の一部改正について説明があり、原案どおり承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年三重県議会定例会11月定例月会議について
警務部長から、平成26年三重県議会定例会11月定例月会議の会期日程、警察本部関係議案等について報告があった。
○平成26年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の開催について
警務部長から、本年11月18日に開催予定の平成26年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会について報告があった。
委員長から、「拳銃射撃競技大会は、出場選手の年齢制限等はあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「年齢の制限はなく、同一階級での出場が3回までと規定されている。」との説明があった。
○「年末・年始特別警戒取締り」の実施について
生活安全部長から、「年末・年始特別警戒取締り」の実施について報告があった。
委員長から、「県内一斉特別警戒日は、各部長等による督励・巡視等もあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「各部長等により各警察署にお   ける検問等の取締り現場への巡視を予定している。」との説明があった。
○留学生対象の犯罪インフラ対策の実施結果について
刑事部長から、留学生対象の犯罪インフラ対策の実施結果について報告があった。
委員から、「大変良い取組と思われる。今後も積極的に行っていただきたい。」との発言があり、刑事部長から、「従来から外国人の技能実習生、外国人学校生徒等を対象として講習会を行っており、今後も幅広く実施していきたい。」との説明があった。
○木曽三川ウルトラマラソン2014に伴う交通整理の実施について
交通部長から、本年11月22日に開催予定の木曽三川ウルトラマラソン2014に伴う交通整理の実施について報告があった。
委員長から、「同大会は、初めて開催されるものか。」との質問があり、交通部長から、「本年が、第1回目となる大会である。」との説明があった。

752 個別会議

議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり21件の行政処分等が決定された。

753 はじめに

全体会議に先立ち、警務部長から、「本日、全国本部長会議出席のため、本部長は欠席させていただいた。」また、「本日午前中に開催された三重県議会議案聴取会において、警察本部関係議案等として平成26年度三重県一般会計補正予算及び専決処分の報告として公用車事故の和解報告3件について説明したが、質疑等はなかった。」との発言があった。

754 全体会議

(1)議決・承認事項
○交通規制の解除について
交通部長から、交通信号機の撤去について説明があり、原案どおり承認された。
(2)報告事項
○平成26年12月中業務計画について
警務部長から、本年12月中の業務計画について報告があった。
○平成27年三重県警察運営の重点目標について
警務部長から、平成27年三重県警察運営の重点目標について報告があった。
○平成26年三重県人事委員会給与勧告の概要について
警務部長から、平成26年三重県人事委員会給与勧告の概要について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年10月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員長から、「路上強盗の被害者は、女性が多いのか。」との質問があり、刑事部長から、「特に女性の被害が多いという傾向はみられない。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年10月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「本年は、人身事故は大幅に減少したが、死亡事故が増加しているので、その抑止に努めていただきたい。」との発言があった。
○年末の交通安全県民運動に伴う各種取組について
交通部長から、本年12月1日から12月10日までの間に実施される年末の交通安全県民運動に伴う各種取組について報告があった。

755 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり16件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年10月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年10月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年11月7日から11月20日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○平成26年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の試合結果について
警務部教養課次長から、本年11月18日に開催された平成26年度全国警察逮捕術・拳銃射撃競技大会の試合結果について報告があった。

756 全体会議

(1)報告事項
○ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について
生活安全部長から、本年11月中のストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について報告があった。
○第19回三重県警察嘱託警察犬訓練協議会の開催について
刑事部長から、本年12月9日に開催予定の第19回(平成26年)三重県警察嘱託警察犬訓練競技会について報告があった。
委員長から、「本県で嘱託されている警察犬は何頭か。」との質問があり、刑事部長から、「足跡追求を行う警察犬は21頭を嘱託しており、臭気選別の嘱託はない。」との説明があった。
委員から、「臭気選別が必要な場合は、どうするのか。」また、「高齢者等が行方不明等になった場合、警察犬の出動を要請することがあるのか。」との質問があり、刑事部長から、「臭気選別が必要となる場合は非常に少ないが、  必要な場合は、他県の警察犬を要請することとなる。」また、「行方不明者の捜索は、足跡追求等の効果が期待できる場合で、かつ要請に対応できる警察犬がいれば可能である。」との説明があった。
別の委員から、「警察犬は、どれくらい出動しているのか。」との質問があ   り、刑事部長から、「本年6月1日に嘱託した警察犬は、犯罪捜査に5回、行方不明者捜索に20回の出動を要請している。」との説明があった。
○飲酒運転等取締り強化月間の実施結果について
交通部長から、本年11月1日から同月30日までの間に実施された飲酒運転等取締り強化月間の結果について報告があった。
委員長から、「どのような場合に、飲酒運転等の被疑者を逮捕することとなるのか。」との質問があり、交通部長から、「逃走及び証拠隠滅のおそれを総合的に検討して逮捕の必要性を判断している。」と説明があった。

757 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり31件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年11月21日から12月4日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○新規免許証の誤作成事案について
交通部運転免許センター免許管理室長から、新規免許証の誤作成事案について報告があった。
○特定秘密保護法の施行について
警備部首席参事官から、本年12月10日施行の特定秘密保護法の概要等について報告があった。

758 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「委員長には、本日、四日市市内において県内一斉特別警戒日における活動状況の視察及び激励を行っていただくとのことであり、よろしくお願い申し上げる。」との発言があった。

759 全体会議

(1)報告事項
○組織犯罪対策強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年11月1日から同月30日までの間に実施された組織犯罪対策強化月間の実施結果について報告があった。
委員長から、「度会町の暴力団排除措置要綱の改正に伴う要綱運用協定書の再締結について、今後、他の市町についてはどのようにしていくのか。」との質問があり、刑事部長から、「各市町が締結する契約等の下請業者からの暴力団排除規定に関する要綱の改正について要請を行い、警察と市町との要綱運用協定の再締結を推進する。」との説明があった。
○(一社)三重県タクシー協会との「路上寝込み者等の轢過事故の防止に関する協定」調印式の実施について
交通部長から、本年12月19日に実施される(一社)三重県タクシー協会との「路上寝込み者等の轢過事故の防止に関する協定」調印式について報告があった。
委員から、「タクシーが当事者となる轢過事故の発生はあるのか。」との質問があり、交通部長から、「本年、本県での発生はないが、一般車両によるものが5件発生している。」との説明があった。
別の委員から、「年末等は飲酒の機会が多くなり、路上等で寝込む人が増えることが懸念される。こうした取組を含めて同種事故の防止を図っていただきたい。」との発言があった。
委員長から、「このような協定締結は全国的に行われているのか。」との質問があり、交通部長から、「本県は、全国で6番目の実施となる。」との説明があった。

760 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり19件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部警備第二課次長から、本年11月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

761 全体会議

(1)議決・承認事項
三重県公安委員会における特定秘密の保護に関する規程の制定について
警備部長から、三重県公安委員会における特定秘密の保護に関する規程の制定について説明があり、原案どおり議決された。
(2)報告事項
○平成27年1月中業務計画について
警務部長から、平成27年1月中の業務計画について報告があった。
委員から、「暴走族の状況はどうか。」との質問があり、交通部長から、「近年は、単独又は数台で爆音走行をするという形態が多くみられ、地域の実   態に応じた取締りに努めている。」との説明があった。
○平成26年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について
警務部長から、平成26年度警察官及び事務官採用試験の実施結果について報告があった。
委員長から、「特別採用の試験区分で採用された場合は、その専門分野での指導者等になるのか。」との質問があり、警務部長から、「武道等の指導者になる場合もあるが、基本的には一般の警察官と同様の業務を行う。」との説明があった。
委員から、「優秀な人材確保のため、語学や情報技術等の特別採用を始め、引き続き積極的な募集活動に努められたい。」との発言があった。
別の委員から、「通訳官には、語学で採用された者が就いているのか。」との質問があり、刑事部長から、「通訳官は、語学の試験区分で採用された者のほか、一般の警察官が外国語の勉強をして通訳官となる者もいる。」との説明があった。
○平成26年三重県警察重(10)大ニュースについて
警務部長から、平成26年三重県警察重(10)大ニュースについて報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年11月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
○指名手配被疑者捜査強化月間の実施結果について
刑事部長から、本年11月中に実施された指名手配被疑者捜査強化月間の結果について報告があった。
委員から、「被疑者自身は、自分が指名手配されていることを知っているのか。」との質問があり、刑事部長から、「被疑者自身は、知らない場合が多い。」との説明があった。
○第19回三重県警察嘱託警察犬訓練競技会の開催結果について
刑事部長から、本年12月9日に開催された第19回(平成26年)三重県警察嘱託警察犬訓練競技会の結果について報告があった。
委員長から、「犬の嗅覚はどの程度か。」との質問があり、刑事部長から、「犬の嗅覚力は、人間の3,000倍から1億倍とされ、脂肪酸等の特定の臭いについては、人間の100万倍以上と言われている。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年11月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
○年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について
交通部長から、年末・年始における交通渋滞予測と解消対策について報告があった。

762 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり15件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○監察の取扱事案について
警務部首席監察官から、監察の取扱事案について報告があった。
○警察活動に関する苦情について
警務部広聴広報課次長から、本年11月中の警察活動に関する苦情について報告があった。
○警察活動に関する感謝事例について
警務部広聴広報課次長から、本年11月中の警察活動に関する感謝事例について報告があった。
○情報公開請求対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年12月5日から同月18日までの間における情報公開請求対応状況について報告があった。

763 その他

重点ヒアリング
警察学校の活動について
三重県警察学校において、警察学校長から警察学校の活動について説明を受けた後、警察学校の施設及び授業状況等の視察及び学生との意見交換を行った。

764 はじめに

全体会議に際して、本部長から、「本年最後の定例会議となった。各委員には、一年間にわたり御指導をいただき、御礼を申し上げる。本年は、大規模警衛警備や重要事件の解決等一定の成果を挙げることができた。新年に向けて、年末年始の雑踏警備、年初における内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護警備等の完遂に取り組んでいく所存である。」との発言があった。
委員長から、「本部長を始め各位には、一年間、大変よくやっていただいた。新年もよろしくお願いしたい。」との発言があった。

765 全体会議

(1)議決・承認事項
○放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について
交通部長から、放置違反金納付督促に対する異議申立ての棄却について説明があり、原案どおり承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○平成26年三重県議会定例会11月定例月会議の結果について
警務部長から、本年11月21日から12月19日までを会期とした平成26年三重県議会定例会11月定例月会議の結果について報告があった。
委員から、「平成27年度当初予算要求にある危険ドラッグ緊急対策事業費とは具体的にどのようなものか。」との質問があり、警務部長及び刑事部長から、「鑑定の迅速化を図るために必要な資機材及び危険ドラッグの影響を記録化するためのビデオカメラの整備費用等である。」との説明があった。
○平成27年「110番の日」における広報活動について
生活安全部長から、平成27年1月10日「110番の日」における広報活動について報告があった。
○平成27年内閣総理大臣、閣僚等の神宮参拝に伴う警護警備について
警備部長から、平成27年内閣総理大臣、閣僚等の神宮参拝に伴う警護警備について報告があった。

766 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
鈴鹿市住吉三丁目地内における持凶器金融機関強盗事件の検挙について
生活安全部通信指令課次長から、本年11月21日に発生した鈴鹿市住吉三丁目地内における持凶器金融機関強盗事件の検挙について、その概要等について報告があった。

767 全体会議

(1)報告事項
○警察署長会議の開催について
警務部長から、本年1月22日に開催予定の警察署長会議について報告があった。
○耐寒訓練の実施について
警務部長から、本年1月13日から2月27日までの間に実施される耐寒訓練について報告があった。
委員長から、「警察署で行われる体育とは、どのようなことをするのか。」との質問があり、警務部長から、「警察本部と同様、主にランニング等の走訓練が行われる。」との説明があった。
○「初詣等に伴う人出結果」について
生活安全部長から、本年1月1日から同月3日までの間における初詣等に伴う人出結果について報告があった。
委員から、「初詣等の人出数が減少した理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、「降雪等天候の影響が大きいと思われる。」との説明があった。
○年末・年始における事件の認知・検挙状況等について
刑事部長から、年末・年始における事件の認知・検挙状況等について報告があった。
○平成26年中の交通死亡事故発生状況及び年末年始における交通渋滞結果等について
交通部長から、平成26年中の交通死亡事故発生状況、年末年始における交通渋滞結果及び東名阪自動車道等における暴走族対策等について報告があった。
委員から、「暴走族対策は、一般ドライバーへの影響を少なくするため、事前広報等について検討していただくなど、より丁寧な対策をお願いしたい。また、今後の対策に当たっては、女性の意見等にも配意していただきたい。」との発言があり、交通部長から、「本年の結果を踏まえ、今後の対策を検討していく。」との説明があった。

768 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、平成26年12月19日から本年1月8日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。
○東名阪自動車道等における暴走族対策について
交通部高速道路交通警察隊長から、東名阪自動車道等における暴走族対策の概要及び実施結果等について報告があった。

769 全体会議

(1)報告事項
○平成27年2月中業務計画について
警務部長から、平成27年2月中の業務計画について報告があった。
○平成27年度地方警察官の増員について
警務部長から、平成27年度地方警察官の増員について報告があった。
委員長から、「本県警察の増員数等は、どのように決められたのか。」との質問があり、本部長から、「警察庁において、各都道府県警察の諸情勢等を総合的に判断したものと承知している。」との説明があった。
委員から、「人身安全関連事案対策の強化として増員されるとのことであるが、どのような部門に配置するのか。」との質問があり、本部長から、「今後、検討していくこととなるが、増員項目の趣旨に沿って、生活安全部門及び   刑事部門への配置が考えられる。」との説明があった。
別の委員から、「増員分については、平成27年度の新規採用で増員するのか。」との質問があり、警務部長から、「次回の警察官採用から反映されることとなり、実質的な増員は本年の秋以降となる。」との説明があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、平成26年中の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員から、「特殊詐欺の被害金額は、増加傾向にあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、特殊詐欺の手口で増加している現金送付型は、送金額が高額であることが多く、全体の被害金額が増加している原因となってい   る。」との説明があった。
別の委員から、「社会全体が万引きに対して一層の関心を持ち、抑止を図っていくことが重要と思われる。」との発言があり、生活安全部長から、「計画的に大量の商品を窃取したり、犯行を繰り返すなど悪質な事案については、今   後も厳正に対応していく。また、事業所においても、商品の陳列方法を工夫するなど、様々な取組が進められている。」との説明があった。
委員長から、「本県における万引きの発生状況はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「平成25年までは減少傾向にあったが、昨年は前年比で13.4パーセント増加した。」との説明があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、平成26年中の犯罪情勢(暫定値)について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成26年中の三重県の交通事故発生状況(暫定値)について報告があった。
○初任科第160期生(長期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、本年1月26日に挙行予定の初任科第160期生(長期課程)の卒業式について報告があった。

770 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり16件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○損害賠償、求償金請求訴訟事件の判決について
警務部訟務官から、損害賠償、求償金請求訴訟事件の判決について報告があった。
○災害対策基本法及び同施行令の一部改正と道路管理者から公安委員会への通知について
交通部交通規制課長から、災害対策基本法及び同施行令の一部改正と道路管理者から公安委員会への通知について報告があった。
委員長から、「改正された同施行令第33条の3による公安委員会への通知については、今後も速やかに行われるよう配意いただきたい。」との発言があった。
○運転免許証誤作成・交付について
交通部運転免許センター副センター長から、運転免許証の誤作成・交付について報告があった。
委員から、「運転免許証の作成に当たっては、確実に点検を行う等、誤作成等の再発防止に努められたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部警備第二課次長から、平成26年12月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

771 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、各委員には、警察署長会議に出席いただき、お礼を申し上げる。」また、「先日、知事に対して、平成27年度警察費当初予算に関して、ストーカー・DV被害者等保護対策事業、子ども・女性の安全確保推進事業、インターネットバンキング不正送金事犯対策事業、危険ドラッグ緊急対策事業についてお願いを申し上げた。」との発言があった。

772 全体会議

(1)議決・承認事項
○犯罪被害者等給付金(重傷病・障害給付)の申請受理について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病・障害給付)の申請受理について説明があり、承認された。
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○山本国家公安委員会委員による県内視察について
警務部長から、山本国家公安委員会委員による県内視察の日程等について報告があった。
○女性警察官用新型制服の導入について
警務部長から、本年4月1日から導入する女性警察官用新型制服について報告があった。
委員から、「機能・デザイン等よく考えられているが、どこが考えたのか。また、点数制度による制服の支給とはどのようなものか。」との質問があり、警務部長から、「デザイン等の仕様については、警察庁から示されたものである。点数制度による制服の支給については、制服等を警察官全員に定期的に支給するのではなく、個々の警察官がそれぞれ必要とする制服等を、各自の持ち点の範囲内で最小限支給するものであり、経費節減対策の一環である。」との説明があった。
○平成26年度三重県警察駅伝競走大会の開催について
警務部長から、本年2月4日に開催予定の三重県警察駅伝競走大会について報告があった。
○交通安全教育指導員研修会の開催について
交通部長から、本年2月3日に開催予定の交通安全教育指導員研修会について報告があった。
委員長から、「交通安全教育指導員は、何名いるのか。」との質問があり、交通部長から、「県内7地区に計33名の交通安全教育指導員がいる。」との説明があった。
委員から、「交通安全教育指導員は、どこに所属しているのか。」との質問があり、交通部長から、「交通安全教育指導員を委嘱しているのは、市町、地区の交通安全対策協議会等である。」との説明があった。

773 重点ヒアリング

恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案の現状と対策について
生活安全部生活安全企画課子ども・女性安全対策室長から、恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案の現状と対策について説明があった。
各委員から、プロジェクトチームによる事案対応状況、現場における課題等について質問がなされた。

774 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、定例記者会見において、本年1月3日、東名阪自動車道等における暴走族対策でサービスエリアの閉鎖を行ったことに関して、一般の方にご不便をかけたこと及び今後の対策についてはよく検討していく旨を申し上げた。」との発言があった。

775 全体会議

(1)議決・承認事項
○三重県警察定員条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について
警務部長から、三重県警察定員条例の一部を改正する条例案の県議会への提案について説明があり、原案どおり承認された。
○三重県暴力団排除条例の一部を改正する条例案の上程及び三重県暴力団排除条例施行規則の一部改正について刑事部長から、三重県暴力団排除条例の一部を改正する条例案の上程及び三重県暴力団排除条例施行規則の一部改正について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○情報公開及び個人情報の開示請求状況について
警務部長から、平成26年中の情報公開及び個人情報の開示請求状況について報告があった。
○平成26年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について
警務部首席監察官から、平成26年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について報告があった。
委員から、「本年度の監察の実施結果は、昨年と比較してどうだったか。」との質問があり、警務部首席監察官から、「全ての監察が終了していないものの、現時点ではおおむね良好と思われる。」との説明があった。
○110番受理状況等について
生活安全部長から、平成26年中の110番受理状況等について報告があった。
委員長から、「110番通報のうち有効件数として計上しないものには、どのようなものがあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、「明らかないたずら電話、試験接続、誤接である。」との説明があった。

776 個別会議

(1)議決・承認事項
○「損害賠償の額の決定及び和解」の議会上程について
交通部交通規制課長から、「損害賠償の額の決定及び和解」の議会上程について報告があり、原案どおり承認された。
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。

 

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