津警察署 第2回
2016年12月28日
1 | 日時 平成28年9月14日(水)午後1時30分~午後3時30分 場所 津警察署1階会議室 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(9名) 小田篤子委員、北田昌克委員、古閑 シルレイ ヨシエ委員、斉藤哲也委員、坂昌寛委員、清水麻紀子委員、中西万喜夫委員、速水正美委員、中川多和子委員 2 警察署(12名) 署長、副署長、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、地域課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名 3 警察本部(2名) 生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室員2名 |
3 | 傍聴者 2名 |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 委嘱状伝達 2 会長挨拶 3 署長挨拶 4 管内治安概況説明(署長) 5 主な協議 <委員>最近、国道23号等の幹線道路での大規模な検問が少なくなったと感じるが如何か。この様な検問は、運転する者に緊張感を持たせ、交通安全に有効であると考える。最近はスマートフォンを操作しながら運転していたりする者が散見されるので、検問や取締りなど交通安全について啓発してほしい。 【署長】確かに、大がかりな検問の実施回数は減少傾向にあるが、年末の検問など、適宜実施している。最近は、交通死亡事故を抑止するために交差点等でのミニ検問を多く実施している。取締り路線や実施日を広報する公開取締りの実施や交差点での監視等、パトカーや制服の警察官の姿を見せる活動を行い、ドライバーに緊張感を持ってもらうという活動も実施している。 <委員>携帯電話を操作しながら運転する違反は実際多いのか。 【交通官】実際にこの様な違反は多いと感じており、携帯電話を持ちながらの運転は非常に危険であるため、交通指導取締り等に努めている。 6 討議 特殊詐欺の発生状況と抑止対策について(警察本部生活安全部生活安全企画課犯罪抑止対策室補佐による説明) <委員>自動通話録音警告機を付けると全て会話が録音されるのか。また、非常通報装置としての機能があるがどのようなものか。 【生活安全企画課犯罪抑止対策室補佐】通話の内容は全て録音される。非常通報装置については、機械の設置者が何かあった場合に備え、あらかじめ連絡したい相手の電話番号を登録しておき、緊急の場合に装置中央の赤いボタンを押下すると、登録先に電話連絡が自動発信される機能を有している。 <委員>委員の中でこの自動通話録音警告機を設置していただける方は、生活安全課まで申し出てもらい、その効果等について検証したいと考える。 【生活安全企画課犯罪抑止対策室補佐】委員の自宅だけでなく、両親が津市内にお住まいであれば1年間は無料で設置できることから、モデル事業への積極的な参加をお願いしたい。 <委員>説明の警告機が普及すると、今度は相手がこの警告機を騙すことに利用して、たとえば、「この警告機を付けないと違法になる」等が懸念されるが如何か。 【署長】確かに、騙そうとする者は「どのように騙し取るか。」ばかりを考えており、次から次へと巧妙な手口を考えてくる。今後も高齢者が増加する傾向であり、特殊詐欺に対する諸対策は継続して実施していく。 <委員>特殊詐欺抑止対策の説明の中で、金融機関の窓口対応において窓口担当者が詐欺に気付いて未然に防いでもらったケースもあれば、窓口や決裁過程でチェック機能が働かず、預金を引き出されて被害に遭ってしまうケースがあると伺った。そこで、協議会として、「金融機関では、窓口対応など、どのように被害の未然防止に取り組んでおられるのか」を学び、何らかの行動をしたいと思うが、如何か。 【署長】金融機関の窓口でも被害防止に一生懸命尽力をしていただいている。詐欺の電話に出てしまい、騙された高齢者の被害を防止する最後の砦は、金融機関の窓口である。当署も金融機関の窓口担当者向けに実践塾を開催し、窓口でのやりとりを想定した訓練を実施している。生活安全課員が犯人や被害者を演じ、窓口担当者を言葉巧みに騙してお金を引き出そうとしたが、各担当者はしっかりと対応していただき、警察へ通報してもらっている。委員からも提案いただいたように、次回は金融機関での水際阻止の訓練風景を見ていただくことなどを検討したいと思う。 <委員>次回以降、署長の言われた金融機関における取組などについて、協議会で取り上げていきたいと思うが委員各位の考えは如何か。また、金融機関の防犯機関などに対し、啓発メッセージを発信したり、被害防止に向けた啓発活動を実施していきたいと考えているが、委員各位は賛同いただけるか。 ※ 挙手により出席委員満場一致で可決した。 それでは、次回も継続して特殊詐欺の対策を協議会の協議テーマとしていく。 |