三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

松阪警察署  第2回

1 日時
平成28年10月4日(火)午後2時30分~午後4時30分
場所
松阪警察署4階訓授室
2 出席者
1 警察署協議会(13名)
青木道夫委員、石川哲章委員、乾由美子委員、浦田美三委員、太田廣美委員、瀬古久美子委員、髙山貢委員、谷口まゆみ委員、玉置久雄委員、床呂さや子委員、中村愛実委員、濱口一郎委員、山越一委員
2 警察署(15名)
署長、副署長、事件指導官、交通官、警務官、調査官(刑事第一課長)、会計課長、留置管理課長、生活安全課長、地域課長、刑事第二課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
無し
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 主な協議
(1) 速度取締り指針及び放置駐車のガイドライン(交通第二課長説明)
<委員>走行中はハイビーム、ロービームのどちらにしなければならないのか。
【交通官】ロービームでは40メートル先しか見えない。ハイビームでは100メートル先まで見えるので、運転者は早く歩行者を発見できるし、歩行者に対しても車が来ていることを知らしめることができる。ハイビームで走り、こまめにロービームに切り替えることが重要である。
<委員>認知症の方が車の運転をすると危ない。自主的に運転免許証を返納しないといけない。 
<委員>松阪警察署の前で暴走族がうるさくしているように感じるが。
【交通第二課長】暴走族の取締りに関しては、積極的にやっているがなかなかなくならない。共同危険行為で検挙したり、公務執行妨害、列車往来危険罪、無免許、無車検、無保険でも検挙しているが暴走族はゼロにはなっていない。
<委員>出会い頭は国道23号や国道42号ではほとんどない。 
【交通第二課長】追突事故は、幹線道路で渋滞になりやすいところで多発している。出会い頭については、住宅地の中であったり、細い路地で多く発生している。
<委員>小中高生の自転車の乗り方について、いろいろな講習をしても何年かに一度になる。規則が変わっているのでできるだけ講習の機会を増やしてほしい。また、高齢者の運転については、運転席から見えない様な高齢者が多い。運転席から見えてないのではないか。
<委員>運転免許証の更新時に座高とかライトオンを周知すればよいのではないか。
(2) 警察安全相談(警務官説明)
<委員>相談を受ける時間帯はどうか。
【署長】日中もあるが、夜間深夜にわたりあらゆる相談がある。ゴミの問題とか近隣トラブルなどで現場に行ったり、パトロール要望では日を変えて行ったりしている。
<委員>電話での相談が多いのか。
【副署長】電話が多いが来訪もある。警察本部にはメールで相談してもらうこともできる。警察本部で相談を受けても松阪警察署に関することであれば松阪警察署に通知されるというシステムが構築されている
(3) ワークライフバランスの確立と向上・女性の職域拡大(警務官説明)
<委員>メンタルヘルスが問題になっている。一番大事なのはストレスチェックで悪くなる前にチェックを入れることである。医療機関は女性の多い職場であるが、最後まで続けた女性の外科医1人しかおらず、ロールモデルが少ない。
【副署長】署員の健康管理は、私が一元的に管理している。長時間勤務になるとストレスを感じるというアンケート結果が出ているので、各担当課においてケアをしている。ストレスに過敏に反応する者については、適切な職場配置を考えている。警察では女性の幹部の登用が少ないので、これから幹部の登用も進んでいくと考えている。
<委員>結婚して子供ができるとストレスが溜まる。特別なことは考えているのか。
【副署長】女性警察官が働きやすい環境づくりを考えていかなければならない。育児中の職員に対し、育児休暇制度、時短勤務、育児休暇から復帰する際の個人指導等の施策を講じている。女性特有の悩みについては、女性職場相談員を配置して相談しやすい環境を整えている。男性警察官もこれからは育児、介護に関与していけるように意識改革を図っているところである。
<委員>実際に男性警察官が育児休暇を取っているか。
【副署長】松阪警察署では育児参加休暇を取っている者はいない。 
<委員>女性だけが育児休暇を取らなければならないということになっているのではないか。
【副署長】もちろん男性職員でも育児参加休暇は取れる。我々もイクボス宣言の促進を図っていく。
<委員>向上意欲のある人は休みにくいと思うのでフォローが必要である。幹部が若い人の助けになってやってほしい。
【署長】我々が警察に入ったころは、年次休暇が取りにくい雰囲気であった。今は、環境を作ってあげれば、もっと市民のために仕事ができるということで、幹部が部下の勤務内容や家族の誕生日等を把握して積極的に声を掛けている。
<委員>夏季休暇も含めてなので休暇取得が少ない。各種制度をどんどん拡大していくといいと思う。男性の働き方を変えれば女性も変わると思う。
<委員>最近、自治会のイベントで女性警察官にも参加してもらっている。最近の交番は、親しみやすく身近に感じるようになった。もっと地域住民と交流してもらえるとよい。
【署長】最近の交番、駐在所には相談室を設置している。交番、駐在所に来てもらい話をしてほしい。
3 警察署長謝辞
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