熊野警察署 第2回
2016年12月28日
1 | 日時 平成28年9月30日(金)午後3時~午後5時 場所 熊野警察署3階会議室 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(4名) 辻本浩規委員、野地麻貴委員、濱田直美委員、松田元委員 2 警察署(10名) 署長、副署長、会計課長、生活安全刑事課長、交通課長、警備係長、地域係長、生活安全係長、事務局2名 |
3 | 傍聴者 無し |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 会長挨拶 2 署長挨拶 3 管内概況説明(署長) 4 特殊詐防止対策(生活安全係長) 5 主な協議 <委員>熊野警察署管内において、ポケモンGOが関連する事故は把握しているか。 【交通課長】現在、ポケモンGOが関連した事故の報告はない。警察としては、歩きスマホや自転車に乗りながらのスマホ操作に対して積極的に警告等を行っている。 <委員>ATM前で詐欺を未然に防止した際の状況を教えてほしい。 【生活安全刑事課長】被害を防止した人以外の自宅に詐欺の予兆電話がかかってきたとの通報があったので署員がATMの警戒をしていたところ、電話をしながらATM機の操作をしている人がいた。その人に声を掛けたところ被害防止につながったという状況である。 【署長】銀行以外のATMに誘い出すという手口が多いため、署員もいろいろな場所のATMを警戒していた。 <委員>日頃の警察官の活動や情報収集が被害防止につながったことがわかった。 <委員>様々な詐欺の手口が年々増えており、ニュースやラジオ等においても取り上げられ、以前より啓発運動が進んでいるように思うが、なぜ被害はなくならないのか。 【署長】警察は発生した事案に対し、未然防止の対策を取っているが、手口がどんどん巧妙化しているので、対策も追いつかない状況である。 <委員>詐欺の手口もいろいろあるので、自分も騙されてしまいそうだと思った。 【副署長】還付金詐欺等で騙されてしまう人が多いため、詐欺の被害に遭う人が多い。 <委員>10日ほど前の話になるが、会社名を騙らずに女性の声で「電力が安くなる」等という内容の電話がかかってきた。これも詐欺の電話なのか。 【生活安全刑事課長】実際にある会社に似せて話をしてくる場合もある。詐欺グループは相手に「そうなのかな。」と思い込ませて話を誘導している。そのため、詐欺に遭った被害者に「これは詐欺です。」と説明しても、自分が詐欺に遭ったことを認めない人もいる。粘り強く特殊詐欺について広報して未然防止していかなくてはならないと思っている。 【署長】騙されないのが一番であるが、万が一騙されたとしてもATMの前で思いとどまれば被害に遭わないので、周囲の人が「おかしいな。」と気付いてあげることが大切である。 【生活安全係長】なぜ自分のところに詐欺グループから電話がかかってくるかについてであるが、今は同窓会名簿が売れる時代である。また、スマートフォンの占いアプリ等でも個人情報が抜き取られており、様々なところから個人情報が漏れているため、詐欺の電話がかかってくる。 <委員>自分は騙されないと思っていたが、今回の話から詐欺の巧妙さがとても伝わった。自分や自分の両親も騙されるかもしれない。詐欺の情報を「知る」ということで両親や周囲の人に広報できるので、未然に防止していくことが大切だとわかった。これからはATMの前で電話をしている人を見かけたら声を掛けたいと思う。 <委員>自分の周囲の人に特殊詐欺について広報して輪を広げていくことが大切であると思う。 6 視察 熊野警察署の駐車場において、若手警察官による実戦的総合訓練の様子を視察した。 |