三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊賀警察署  第2回

1 日時
平成28年10月3日(月)午後3時~午後5時
場所
伊賀警察署大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
家喜正治委員、今井康之委員、菊澤昌平委員、菊山順子委員、谷武尚委員、中香代子委員、山由美委員   
2 警察署(11名)
署長、副署長、警務官、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
無し
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
1 署長挨拶
2 会長挨拶
3 管内概況説明(署長)
4 高齢運転者対策等に関する道路交通法改正点についての説明(交通課長)
5 人形劇による交通安全教室について
協議会委員がボランティアとして参加している人形劇による交通安全教室について、実演の様子を記録したDVDを視聴し、同劇の構成等について協議した。
6 主な協議
<委員>管内概況説明で空き巣の発生が多いと話にあったが、どの地域での発生が多いのか。
【刑事課長】昨年から本年春先にかけて、管内郊外で散発している。当署管内は名阪国道が通っていることもあり、これを利用して犯行に及ぶこともあるので、戸締まり等気を付けてもらいたい。
<委員>道路交通法の改定により若い人が免許を取得して準中型車を運転できるのは仕事の幅が広がるので良いと思う。安全運転管理者講習等で周知を図ってもらいたい。
<委員>NPO法人での通訳人と保険代理店を営んでいる関係で、先日も事故に遭った外国人から連絡があり、電話越しに現場臨場した警察官の対応している声が聞こえたが、外国人に対する話の聞き方が少し強いように感じた。外国人の対応は、気が焦るかもしれないが、そういった時こそ簡単な言葉で優しく話してもらうと良いと思う。
<委員>ハイトピア伊賀の北東の交差点は上野図書館側からの歩行者が多い影響か、夕方、よく混雑しているので、歩者分離信号にできないのか。
【交通課長】歩者分離信号にすることのメリットとして、歩行者と車両との接触事故を減少できることが挙げられる。しかし、歩行者が通行する時間分、車両の信号待ちの時間が長くなり、渋滞が増加する場合があることがひどくなることがデメリットとして挙げられる。車も人も多い、大きな交差点では効果的であるが、この交差点の規模で1箇所だけ変更してしまうと、他の渋滞を生んでしまう可能性がある。時間帯別で歩者分離にすることが可能かどうかは検討するが、現在の運用が良いと思われる。
<委員>紀北町で拳銃騒ぎがあったこともあり、不安に感じている人もいると思うので、より一層、地域安全に尽力いただきたい。警察署の庁舎は地域安全の象徴であり、災害時には拠点となるものである。署の庁舎が古くなってきたように感じるので、建て替えを検討してはどうか。
<委員>本日、車で伊賀警察署まで来たが、後退時、近くにいた警察官が誘導をしてくれ、すごく良いことだと思った。
<委員>名阪国道の上野東インターチェンジの標示等が新しくなり、とてもわかりやすくなったように感じる。中瀬インターチェンジ高架下の国道163号は単独で左折車線が設けられ、直進と右折レーンが同一車線にあるが、右折待ちの車両が多くなると直進車両が左折車線にはみ出して抜いていくので非常に危ない。車線を増やす等、対応してもらいたい。
【交通課長】名阪国道へ流入する車両が多いことから、左折車線が単独で設けられ、現在の形になっている。右折車線を設けるには幅員が狭く、高架下を広げる必要があるので難しい。
<委員>大山田中学校前には黄色点滅の歩行者用信号があるが、車両の運転者が早い速度で通過するので危ない。また、西側に信号交差点(平田交差点)があり、ここを通過した車は信号交差点を通過したことに安心し、歩行者用信号に気が付かないことで事故になりそうになることがよくある。子供たちも信号を待ちきれずに道路を横断してしまうこともあり、指導は必要だと感じているが、信号を無くすか、信号がすぐに変わるようにできないのか。
【交通課長】信号が変わるまでの時間が短いと通行する車両が停止するまでの時間を確保できない。西側の信号機と同一の動きをさせることも可能であるが、歩行者が信号待ちをする時間は長くなる。交通ルールを守るようにお願いしたいが、当署としても何か良い方法がないか検討する。
<委員>島ヶ原地区の行事に駐在所員が出席してもらっていたが、住民の輪の中に積極的に入ってくれ、交通誘導を的確にする姿を見て、とても頼もしく感じた。地域に密着した警察の姿が見えるのは良いことだと思う。
<委員>私の両親は80歳を超えているが、ともに運転免許証を持っている。高齢であるので運転免許証の返納させたいが、どのように促せばよいか悩んでいる。家族がいないときは外出の足がないので、返納に踏み切れないようである。
【交通課長】運転免許を保持している人の状態を一番わかるのは、やはり家族である。免許保持者の状態について免許の窓口で一緒に説明してもらえると、我々も運転でき得る状態であるかどうかを判断しやすい。
【署長】運転免許証の返納に際し、免許返納後の交通手段等で家族等に負担がかかることを返納する際に、まず家族が納得してもらうことが必要である。
<委員>松阪でAEDの盗難があったと、報道されていた。AEDがなかったことで命を落としている傷病者もいるので、人の命を救うAEDが盗られたことはとても重大な出来事である。今後、被害が拡大する可能性もあるので、県内で情報を共有するなど連携して対応してもらいたい。
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