三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

四日市南警察署  第3回

1 日時
平成28年12月14日(水)午後2時~午後4時
場所
四日市南警察署5階多目的ホール及び2階武道場四日市西警察署3階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(10名)
伊藤愛子員、岡本仁志委員、小川喜美子委員、加藤泰委員、田中公美佳委員、玉垣茉織委員、西村康浩委員、服部早慧子委員、水野孝美委員、矢野正剛委員
2 警察署(17名)
署長、副署長、事件指導官、副参事(会計課長)、副参事(少年)、警務官、留置管理課長、調査官(生活安全課長)、地域課長、調査官(刑事第一課長)、刑事第二課長、交通官、交通第二課長、調査官(警備課長)、会計課主幹、事務局2名
3 傍聴者
無し
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 警察署協議会代表者会議出席結果報告(会長)
3 生活道路対策「ゾーン30」の説明(交通官)
4 実戦的総合訓練の視察
5 主な協議
<委員>時速30㎞とは、どのくらいの速さか。
【交通官】一般的には、自転車の平均速度の約倍の速さと言われている。
<委員>指定速度を守らせるためのパトロールをお願いしたい。「ゾーン30」の啓蒙に効果的であると思うので、積極的に実施されたい。
<委員>ドライバーの認識が低いようなので、積極的に周知されたい。  
<委員>「ゾーン周辺の対策」として、「信号制御の見直し」や「右折車線の設置」を行うと、ゾーン内にどのような効果があるのか。
【交通官】「ゾーン30」では、「通過交通(抜け道としての通行)の抑制・排除」を対策のポイントとしている。ゾーン周辺における車両交通の流れを円滑にすることによって、停滞を避けるための抜け道としてゾーン内に進入する通過車両を抑制し、ゾーン内の交通安全を確保するものである。
<委員>赤信号矢印による信号制御は都会でもよく見掛けるが、車両もスムーズに流れているので、ゾーン周辺の対策として抜け道通行車両の抑制には非常に有効である。
<委員>「ゾーン内の対策」として、「路側帯の設置・拡幅と中央線の抹消」を行うと、車両対向時に交通事故が発生した場合に双方の過失責任の判定が困難ではないか。
【交通第二課長】 中央線の有無に関わらず、路面痕跡やドライブレコーダー、目撃者等の客観的証拠から鋭意交通事故捜査を行い、交通事故原因等を追求していくものであるため、問題はない。
<委員>「ゾーン内の対策」として、「車道狭さく」や「ハンプ」の整備は、車両速度の抑制に非常に効果的だと思う。住宅街の一般道路でも整備してもらえるとよい。
<委員>「ゾーン30」に指定された橋北地区の通行車両速度が低下したことを実感している。しかし、住民の認知度が低いようなので、運転免許の更新時講習時や自転車利用者に対しても積極的に周知してほしい。
<委員>「ゾーン30」の設置を増やしていく傾向にあるのか。
【署長】設置は、地域からの要望により道路管理者と協議して進めていくことになっているため、条件が整えば増設も可能である。
<委員>自転車で危ない走り方をする者がいるが、ゾーン内は自転車の走行は可能か。
【交通官】ゾーン内を自転車は走行できるが、歩行者に配意した走行に心掛けていただきたい。
<委員>「ゾーン30」を積極的に広報するとともに、設置箇所を更に増やしてほしい。
<委員>訓練はどのくらいの頻度で実施しているのか。
【警務官】毎日ではないが、定期的に実施している。また、他県で教訓とすべき事案が発生した際は、その都度、想定として取り上げ実施している。また、総合的な訓練であるため、他には通信指令(現場指揮)訓練や書類作成訓練、総合術科訓練があり、適宜実施している。
<委員>犯人役の警察官も真剣で、訓練の緊張感が我々にも伝わってきた。
<委員>このような厳しい訓練があって、我々市民の日常が守られているのだと分かった。
<委員>今後も訓練を続けていただき、市民を守る強い警察官でいてほしい。
6 署長挨拶
7 その他
次回開催日を平成29年3月1日、協議事項は「平成28年中の総括と平成29年の業務運営」と決定した。
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