伊賀警察署 第3回
2017年03月14日
1 | 日時 平成28年12月6日(火)午後3時~午後5時 場所 伊賀警察署大会議室 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(7名) 家喜正治委員、今井康之委員、菊澤昌平委員、菊山順子委員、谷武尚委員、中香代子委員、山由美委員 2 警察署(10名) 署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、交通課長、警備課長、事務局3名 |
3 | 傍聴者 無し |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 署長挨拶 2 会長挨拶 3 人形劇の実演(協議会委員) 4 管内概況の説明(署長) 5 主な協議 <委員>市の防災メールで特殊詐欺の発生状況等が配信されているが、警察からの一方的な配信であり、疑問等を返すことができない。市民の意見を集約するものはないのか。【署長】様々なツールで呼び掛けているが、お尋ねのメールについては、警察から市に情報提供をし、防災メールで配信するというものであり、我々に情報が返ってくるものではない。問合せについては、メールに手段を限れば、三重県警察ホームページにある相談メールがある。その他、警察署や交番・駐在所へ直接問い合わせていただくケースもある。 <委員>駅周辺での自転車盗やオートバイ盗の発生が多いと説明があったが、盗まれた物は止めた場所と違うところで見つかるのか。 【署長】乗っていった先に放置することもあるので、場所が違うこともある。防犯登録されていると所有者がわかるので、見つかりやすい。 <委員>カーブミラーの方向がおかしい時は、どこに言えばいいのか。 【交通課長】カーブミラーは設置してある道路管理者が管理している。警察に話をしてもらった場合、道路管理者に連絡する。 <委員>事件の発生状況はわかったが、検挙率はどれくらいなのか。 【署長】本年発生の刑法犯認知件数の内、約3分の1強を検挙している。 <委員>目撃者がいるから、検挙できるのか。 【署長】目撃者がいたことにより、検挙できる場合もある。最近では、防犯カメラの映像から被疑者が判明することもある。 <委員>防犯カメラの設置があると犯罪の発生状況は変わるのか。 【署長】防犯カメラの設置が無いところの方が犯罪が発生しやすい。 犯人の検挙だけではなく、抑止面でも効果がある。 <委員>管内情勢の説明で、子供や女性対象の犯罪や特殊詐欺の発生が0件であると聞き、簡単にはできないと思うので、地道な活動が実を結んだのだと思う。 【署長】警察活動の基本は抑止である。どれだけ検挙しても盗まれた物が壊れて返ってくるようでは意味がない。併せて、検挙も犯罪者を隔離するといった意味で必要なことである。あらゆる機会において広報等も実施しているが、当署員だけで達成することは難しい。よって、市民の方々や各団体の協力が不可欠であり、皆さんのおかげで抑止できているので、今後も協力をお願いしたい。 <委員>犯罪に遭う人と遭わない人の違いは、年齢ではなく、情報を吸収できる環境にあるかどうかだと思う。被害者に高齢者が多いのは、情報を得にくいからであると思う。我々としても、情報を得にくい環境にある人へ広報等積極的に活動していく必要があると感じた。また、高齢者は交通事故に遭う件数も多い。核家族化から独居が多くなり、また、高齢者も他人に迷惑はかけられないという思いを持っている人が多く、更に孤立しやすいのではないかと思う。実情を踏まえ、もっと広報を工夫し、事件も事故も抑えていきたいと思った。 【署長】事件事故の抑止のため、今後も市民の方々の協力をお願いしたい。高齢者の交通事故については、独居だから交通手段として車を運転する必要があり、免許証が返納できないという事態になっている。免許返納後の代替え措置が必要であるが、なかなか難しいのが現状である。認知症を患っている者の交通事故もあり、対策を考える必要がある。 6 警察協議会代表者会議の報告(会長) |