三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

桑名警察署  第4回

1 日時
平成29年2月2日(木)午後1時~午後5時30分
場所
桑名警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(10名)
伊藤純子委員、太田靖人委員、薫田靖夫委員、近藤芳樹委員、竹内恵美子委員、高科栄里香委員、西田賀和委員、服部岳委員、水谷茂委員、山本舞委員
2 警察署(11名)
署長、副署長、会計課長、警務官、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、警備課長、交通総務係長、事務局2名
3 傍聴者
無し
4 公開・非公開の別
公開
5 1 三重県交通管制センターの視察
2 会長挨拶(薫田委員)
3 署長挨拶
4 治安概況の説明(署長)
5 道路交通法の改正についての説明
6 主な協議
<委員>昨年中の車上ねらい被害の件数が、前年比でマイナス88件と減少しているが、その要因について教えていただきたい。
【署長】桑名は、他府県から窃盗グループが犯行にくるという特徴があるが、昨年中は一昨年に比べ、他府県の窃盗グループによる犯行が減ったものと考えている。
【刑事第一課長】車上ねらい被害防止のための広報啓発活動を継続して実施している。一方で自動車盗や、ナンバープレートやタイヤを盗む部品ねらいが多発しており、これらの防犯対策を呼びかける必要がある。
<委員>3年間の協議会委員としての活動は、本当に良い経験となり、感謝している。
 高齢者の運転免許証の返納についてだが、知人の高齢者は、家族とよく返納について話し合うそうだ。家族は返納を勧めるが、その高齢者は日常生活に支障が出るとの理由で返納をしない。返納後の生活の利便性を確保できれば、高齢者の運転免許証の返納が促進されるのではないか。
 もう一点、以前は大山田交番にポルトガル語が話せる警察官がいたと聞いた。桑名市に住む外国人で、ポルトガル語や英語しか話せない人は想像以上に多いと思う。ポルトガル語などを話せる警察官を増やすことはできないか。
【署長】免許証返納の件だが、行政や民間のサービスを受ける特典が多ければ、返納を決断しやすくなる。特典がなくとも状況により、車の維持費を考えれば、タクシーやバスの利用に変更する選択もある。一方で高齢者だから返納すべき、不便だから返納しない、というものではなく、重大な事故を起こす危険性を考慮して決めていただきたい。
 警察における外国語への対応だが、警察官の中に通訳官がおり、三重県警察本部で派遣等について管理している。また、通訳官が足りない場合や、対応できない言語などについては、民間の通訳人を手配している。
<委員>交通管制センターの視察は、貴重な体験となった。国道1号や23号の渋滞でイライラすることがあったが、それでも交通管制センターの絶え間ない努力により緩和されていることが分かった。
<委員>街頭緊急警報装置について、防犯面で良いものだと思うが、周囲の電柱などに同化している。支柱を黄色にしたらどうかと感じている。
【署長】確かに目立たないが、景観との兼ね合いもある。
<委員>昨日の中日新聞で、還付金詐欺被害の記事を読んだ。私たち一人一人が被害に遭わないよう、注意点などについて教えてほしい。
【刑事第二課長】還付金詐欺被害について、被害者は当初、金融機関の店舗のATMに行くつもりが、詐欺グループに別のATMに行くよう指示されたようだ。金融機関では、電話をしながらATMを操作する人に対し、職員が声を掛けるなどして警戒していることから、詐欺グループは職員のいないATMに誘導しようとする。
 地道に、高齢者に対して注意喚起をしていくことが大切だと考えている。高齢者の家族など身近な方も、自分自身の問題だと捉えて、高齢者の特殊詐欺被害防止に取り組んでいただきたい。
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