大台警察署 第4回
2017年10月10日
1 | 日時 平成29年3月2日(木)午後1時30分~午後3時30分 場所 大台警察署講堂等 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(5名) 浮田里美委員、大内結委員、小掠幸志委員、小野敏志委員、久保田美晴委員 2 警察署(9名) 署長、副署長、会計課長、生活安全刑事課長、地域課長、交通課長、警備係長、事務局2名 |
3 | 傍聴者 無し |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 署長挨拶 2 管内治安概況説明(副署長、生活安全刑事課長、交通課長、地域課長) <委員>医師が、飲酒運転によって逮捕されたが、年末など定期的に飲酒運転取締りをしているのか。 【交通課長】年末だけでなく年間を通じて実施している。今年は2件検挙しており、月1件のペースで検挙している。潜在的には、飲酒運転はまだあると思われる。 <委員>アルコール依存の可能性があるため、治療が必要かもしれない。 【署長】飲酒運転で検挙した者に対しては、受診をすすめているが、強制はできない。「見つからなければ良いだろう。」と思って飲酒運転をしている。「警察や近所の人がどこで見ているか分からない。」と思わせることが大事である。 <委員>警察安全相談受理状況について、警備関係1件の詳細内容は何か。 【副署長】オウム真理教の事件情報提供というハガキを受理した。中身は全くオウムと関係がない意味不明なものであった。 <委員>空き家の被害の詳細はどんなものか。 【生刑課長】エアコンの室外機を盗んだ事案や、空き家から機械類を盗んだ事案がある。誰も住んでいない、管理していないから、と思って盗んでいる。時間帯は昼間・夕方・夜間いつでも起こる。空き家でもしっかり鍵をかけ、近所の人に見知らぬ人を見たら通報するように伝えている。 3 高齢者の交通事故防止を目的とした交通安全教育(歩行環境シミュレータ)の説明 <委員>歩行環境シミュレータでは、うまく渡れる人は少ないのか。 【交通課長】やり方を分かってもらえれば、うまく渡れるようになる。 <委員>運動機能の低下を理解することと、車の動きへの認識と、両方必要である。健康づくりも合わせてできると効果的である。 【交通課長】大台町地域包括支援センターの方から、身体機能の低下の話をしてもらい、その後、歩行環境シミュレータを実施した。 <委員>歩行者と車両の人身事故が6件発生しているが、運転手も高齢者なのか。 【交通課長】運転手は高齢者ではなく、40~50代が多く、前方の確認不足などが原因で事故が起きている。 <委員>行けると思って横断し始めるが、体力が低下しており、思ったより早く車が走ってくるため、事故にあってしまう。高齢者自身の自覚が必要である。ドライバーも、高齢者が多い地区に住んでいるという自覚を持たないといけない。 バスの本数が少なく、目的地がバス停から遠い場合もあり、車がないと不便である。 地域ならではの働きかけが重要である。シミュレータのように、気を付ける意識を持ってもらうのもいいと思う。 <委員>国道42号線は、時速50km制限であるが、その速度を守っていると、通常後ろに車の列ができてしまう。後ろの車はイライラしながら運転している。他の車と同じ流れで運転するほうが安全なのか。速度規制を守っていると、むしろ事故を誘発しないか。特に軽トラが遅い気がする。高齢者が運転しているのか。 【署長】実際は、時速60km位で走っている車が多いが、規制速度は道路交通の安全の観点から定められている速度であるから、規制速度を守り、急いでいる車には道を譲るといい。 <委員>思いやりの運転が大事である。 <委員>高齢者は、身体能力や動体視力が低下していることを、認識する必要がある。横断歩道で歩行者を見て止まる車は少ないが、その中でいかに安全に渡るかが難しい問題である。 【署長】まずはドライバーが止まらなければならない。 <委員>関東では、交通量が多いが、譲り合って運転している。三重県では、狭い道でも譲らず突っ込んでくる。意識の違いがある。今までの運転感覚が抜けないようである。 【署長】三重県では、4S対策や、横断歩行者を守るための啓発活動をするなどの取組をしている。 <委員>ドライバーのマナーの問題である。 【署長】横断歩行者を妨害する行為が違反ということを知らない人が多い。 <委員>人口が少ない地域のため、人がいないという前提で運転しているようである。歩道との間に柵がない道も多いので、飛び出しに気を付けなければならない。 <委員>高齢者が横断しようとしているときは、特に止まってほしい。警察には、ことあるごとに街に出て、広報啓発してほしい。 【交通課長】歩行者の交通事故防止対策として、歩行者にやさしい三重づくり作戦や、交通安全“見える・見せる”キャンペーンを推進している。 |