2016/02/26 公安委員会定例会議開催概要

第1 開催日時
平成28年2月26日(金)午後1時10分~午後3時50分

第2 開催状況

1 会議冒頭の発言

【委員長】2月もあと残りわずかとなり、3月に入るといよいよ伊勢志摩サミット警備が本格化してくるところ、しっかり対応して警備に万全を期されたい。
 昨日の大阪・梅田において乗用車が多数の歩行者をはねた交通事故が発生した。国民の関心が高い事故である。これまでは認知症である高齢者の運転の対策が必要であるということで取り組んできた。今回の事故の原因は現時点では不明であるが、運転者の病気が原因の可能性もある。いろいろな面から交通安全対策に取り組んでいく必要があるため、的確に対応されたい。
【本部長】私からは2点報告する。まず1点目は、先週金曜日、東京へ出張した際、警察庁及び警視庁の幹部と面会し、伊勢志摩サミット警備に対する協力依頼とこれまでの対応についてお礼を申し述べてきたところである。警察庁からは、サミット警備とともに、一般治安の確保についても配意するよう指示があった。この指示のとおり、サミット警備と一般治安の両面ともにしっかり対応していきたい。
 2点目は、三重県議会定例会2月定例月会議について、公安委員会委委員の方々にも対応いただくところ、サミット関連や交通安全施設の整備について関心が高いと思われる。県議会は県民の方々に説明する大事な場でもあるため、しっかりと対応していきたい。

2 審議事項

(1)公安委員会宛ての意見、要望等対応(案)について(警務部)
 警察本部から、公安委員会宛ての意見、要望等対応(案)について説明があり、原案どおり議決した。

(2)犯罪被害者等給付金の遺族給付の支給(案)及び重傷病・障害給付の申請受理について(警務部)
 警察本部から、犯罪被害者等給付金の遺族給付の支給(案)及び重傷病・障害給付の申請受理について説明があり、原案どおり議決するとともに、申請の受理について議決した。

(3)道路交通法に規定する三重県公安委員会が認める法人等の認定にかかる審査結果(案)について(交通部)
 警察本部から、道路交通法に規定する三重県公安委員会が認める法人等の認定にかかる審査結果(案)について説明があり、原案どおり議決した。

(4)運転免許の行政処分等(案)について(交通部)
 警察本部から、運転免許の行政処分等(案)について説明があり、原案どおり13件の行政処分等を議決した。

3 報告事項

(1)平成28年3月中業務計画について(警務部)
 警察本部から、平成28年3月中業務計画について報告があった。 【委員長】3月22日に警察学校で行われるオープンキャンパスに多数の参加者を募り、警察官志望者の確保・増加に努めてもらいたい。
【警察本部】オープンキャンパスでは、警察官の仕事の魅力を紹介し、参加者から理解を得るため、様々な企画を準備している。新企画である現場体験型インターシップ、ファッション&トークショーを実施するとともに、白バイ走行訓練、ポリグラフ検査体験、学校の授業・施設見学などを実施し、警察官の採用募集の推進を図ることとしている。
【委員長】伊勢志摩サミット関連の会議が予定されており、万全警備のため、しっかり意思統一を図られたい。

(2) 三重県警察における女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画について(警務部)
 警察本部から、三重県警察における女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画について報告があった。
【委員】計画の数値目標1として、平成31年度までに、全女性警察官に占める警部補以上の女性警察官の割合をおおむね15%にするとしているが、女性警察官が昇任試験を受ける割合が少ないのか。昇任試験に合格する者が少ないのか。
【警察本部】受験資格のある者は昇任試験を受けているが、昇任試験を受ける時期が結婚や出産と重なり、その後昇任意欲が低下することも懸念される。女性警察官の採用・登用の拡大に取り組んでおり、職域の拡大や幹部への登用に向けた働きやすい職場環境づくりを更に推進していきたい。【委員長】計画の数値目標2として、配偶者出産休暇の取得率を65% 以上、育児参加休暇の取得率を15%以上にするとしているが、これら休暇を取得する対象職員が休暇を取るためには、その他の職員の理解も必要である。今までは、これらの休暇を取得しづらい雰囲気もあったと思われ、この雰囲気を変えていくためには、休暇制度を全職員に浸透させていく必要がある。目標に対する取組事項にあるように、周囲の職員の休暇制度への理解の醸成が大事である。しっかり取り組まなければ、数値目標の達成は困難であるため、よろしく対応願いたい。
【委員】休暇取得を増やしていくためには、幹部が率先して休暇を取得していくことも大事である。例えば、各部長や署長が配偶者の誕生日に休暇を取得するということである。幹部自らも率先していただければ、休めるときは、休めるんだというように意識が変わり、休暇を取得しやすい雰囲気になる。
【警察本部】県警察としてもワークライフバランスの確立を推進しており、私生活と仕事の充実は車の両輪のようなものであるため、休暇を取得しやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいきたい。
【委員】警察の仕事は、緊急の事件事故に対応する必要もあり、仕事柄から休暇が取得しにくいという面もある。また、平素から仕事が忙しく、仕事量が多いため、休暇が取得しにくいという面もある。休暇を取得すれば、仕事が溜まるということでは休暇を取得しにくくなる。緊急の事件事故が発生した場合の対応は仕方ないが、平素の業務の合理化を更に推進するととともに、職員の意識改革も必要である。そうすれば、配偶者出産休暇や育児参加休暇だけでなく、有給休暇も取得しやすくなるため、各種取組を推進されたい。
【警察本部】有給休暇を取得しやすくするため、業務の合理化・効率化を更に推進するとともに、全職員の意識改革を徹底していきたい。

(3)平成28年度術科特別訓練の実施等について(警務部)
 警察本部から、平成28年度術科特別訓練の実施等について報告があった。

(4)三重県の刑法犯認知状況等について(生活安全部)
 警察本部から、平成28年1月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
【委員長】刑法犯認知件数が減少傾向であり、このまま推移するように各種対策を推進されたい。
【委員】北勢地域で忍込みが増加傾向にあることが気掛かりである。
【委員】特殊詐欺をコンビニエンスストアで水際阻止した件数が2件あったということであるが、どのように阻止したのか。
【警察本部】1件は、コンビニエンスストアのATMで携帯電話をしている方がいたので、店員が気付いて水際阻止をしてもらったものである。もう1件は、プリペイド式電子マネーを買うように言われた方が、コンビニエンスストアにある機器を操作していたところ、画面上に「詐欺の可能性がある」旨の警告メッセージが表示されたため、これは詐欺であると気付き、水際阻止できたものである。

(5)三重県の交通事故発生状況について(交通部)
 警察本部から、平成28年1月末の三重県の交通事故発生状況(暫定値)について報告があった。
【委員長】歩行者と列車の事故で歩行者が亡くなっているが、この事故も交通死亡事故に該当するのか。
【警察本部】踏切における歩行者と列車の接触事故も交通事故の一つの形態である。自殺であれば交通死亡事故に該当しないが、この事故は、自殺であると判断できる状況がないため、交通死亡事故とした。
【委員長】交通事故死者数が前年よりも増加している。2月も残りわずかであるが、交通死亡事故等抑止の対策に努められたい。

(6)損害賠償請求事件について(警務部)
 警察本部から、損害賠償請求事件について報告があった。

 

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