2024/12/26 公安委員会定例会議開催概要
1 開催日時
令和6年12月26日午後1時40分~午後3時50分
2 開催状況
⑴ 人事案件について(審議:警務部)
警察本部から人事案件について説明があり、原案のとおり了承した。
⑵ 警察宛てに申し出られた職員の職務執行に関する苦情の処理状況(令和6年11月終結分)について(報告:警務部)
警察本部から、申出の要旨や調査結果等について報告があった。
⑶ 公文書及び保有個人情報の開示請求状況(令和6年11月中)について(報告:警務部)
警察本部から、請求内容や開示内容等について報告があった。
⑷ 運転免許の行政処分について(審議:交通部)
警察本部から、運転免許の行政処分(16件)について説明を受け、審議の上、行政処分を決定した。
⑸ 審査請求の裁決について(審議:警務部)
警察本部から、事案概要や審理関係人の主張等について説明を受け、審議の上、棄却を決定した。
会議の冒頭、本部長から「今年は元日の能登半島地震に始まり、その後多くの職員が被災地に派遣され、またコロナ禍で中断されていた行事等が従前に戻るなど多忙な一年となったが、公安委員会の指導をいただきながら、無事に年の瀬を迎えることができた。年末年始は例年より長めの休みとなるが、体制の弱い時に緊急事態が起きることもあり得るので、十分な備えをしつつ新年を迎えることとしたい。」旨の発言があった。
⑴ 令和6年三重県議会定例会11月定例月会議の結果について(報告:警務部)
警察本部から、質疑内容や今後の議会日程等について報告があった。
⑵ 少年の居場所づくり活動の実施結果について(報告:生活安全部)
警察本部から、活動の趣旨や実施結果等について報告があった。
吉田委員から「対象となる少年の参加を促すのは難しさがあるのではないか。また、保護者の理解が得られないなどの事情により、参加しない少年に向けてこそ、この種取組が必要だと感じる。」旨の発言があり、警察本部から「地区ごとに配置されている少年育成支援官がつなぎ役となり、粘り強く継続的に参加を促している。」旨の説明があった。
村田委員から「近年、不登校の児童、生徒が大きく増えており、子どもの心と心のつながりをいかに維持するか懸念している。警察のこのような活動は有効であるので、子どもたちが何をしたいのかをよく知り、内容を十分吟味し、継続的に取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。
志田委員長から「この取組は学生ボランティアの存在が重要であると思う。引き続きよろしくお願いする。」旨の発言があった。
⑶ 三重県警察職員安否確認システムの運用開始について(報告:警備部)
警察本部から、運用目的やシステムの概要等について報告があった。
志田委員長から「災害時における連絡体制の維持は警察にとって極めて重要であるが、自衛隊、消防、医療機関においても同様である。例えば医師会では専門家の助言を聞いて取組を進めているところであり、これら機関と相互に連携することも有効ではないかと考えている。」旨の発言があった。