2025/01/09 公安委員会定例会議開催概要
1 開催日時
令和7年1月9日午後1時40分~午後3時40分
2 開催状況
⑴ 公安委員会宛ての苦情申出に対する調査結果について(審議:警務部)
警察本部から苦情内容と調査結果等の説明を受け、審議の上、回答について決定した。
⑵ 運転免許の行政処分について(審議:交通部)
警察本部から、運転免許の行政処分(13件)について説明を受け、審議の上、行政処分を決定した。
⑶ 示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて(令和6年12月中)(報告:警備部)
警察本部から、示威行進及び集団示威運動の申請状況について報告があった。
会議の冒頭、本部長から「年末年始の休暇期間中も事件事故の対応や年末警戒、初詣の雑踏警備などに当たり、これらを無事終えることができた。また、内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護は、歓送迎者の手荷物検査を行うなど、より強化した形で実施したが、無事完遂することができ、県警察としてよいスタートが切れたと考えている。今年一年、しっかりと対応していきたい。」旨発言があった。
⑴ 令和7年三重県警察年頭視閲式の開催について(報告:警務部)
警察本部から、実施体制や式次第等について報告があった。
⑵ 伊勢神宮初詣等雑踏警備の実施結果について(報告:地域部)
警察本部から、警備体制や人出数等について報告があった。
村田委員から「今年は神宮参拝客が非常に多く、コロナ禍前に戻った感がある中、適切に声掛けをするなどして、うまく雑踏を整理できていたように思う。伊勢では、これから式年遷宮に向けた行事が多数執り行われることになり、その都度多くの人出があると思われるので、よろしくお願いする。」旨の発言があった。
⑶ 令和6年中の交通死亡事故発生状況について(報告:交通部)
警察本部から、交通死亡事故件数や死傷者数等について報告があった。
吉田委員から「交通事故死者はゼロが理想ではあるが、それでも例年より少ない結果であったのは喜ばしい。このような結果につながる地道な活動の積み重ねに感謝したい。一方で、シートベルトを着用せずに事故で亡くなる方が多いなどの課題も残っている。更なる交通事故死者の減少を目指し、引き続き取組を進めていただきたい。」旨の発言があった。
志田委員長から「事故の増減等については、理由を分析して今後の取組に生かすようよろしくお願いする。今後、高齢化率は更に高まっていくが、高齢者は何らかの病気に罹患することが多く、それが運転に影響するなどして、更に交通事故に遭いやすくなっているのではないかと思う。死亡事故における高齢者の割合が高いことから、こういった点についても考えていくことが必要ではないかと考えている。」旨の発言があった。
⑷ 内閣総理大臣等の神宮参拝に伴う警護結果について(報告:警備部)
警察本部から、実施体制や実施結果等について報告があった。
村田委員から「雨の中、従事した職員は大変だったと思うが、しっかりした警備が行われていた。」旨の発言があった。