公安委員会定例会議開催概要

平成26年1月31日(金)に開催された定例会において、三重県警察から次の事項について報告・説明がなされ、それぞれの事項について審議を行いました。

1 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「各委員には、本日開催された教育委員会との意見交換会で、多岐にわたる御意見をいただき御礼を申し上げる。意見交換会での話題にも関連するが、先日、知事に対して、四日市北警察署の建設用地取得、チャイルドガーディアンみえ推進事業、街頭緊急警報装置整備の3点についてお願いを申し上げた。知事からは、チャイルドガーディアンみえ推進事業について、地域差が生じないようにしてもらいたいといったコメントがあった。」との発言があった。
 委員長から、「いずれも重要な事業である。順調に進むことを期待している。」との発言があった。

2 全体会議

(1)議決・承認事項
犯罪被害者等給付金申請受理について
警務部首席参事官から、犯罪被害者等給付金の申請受理2件について説明があり、承認された。
(2)報告事項
○耐寒訓練の実施について
警務部首席参事官から、本年2月3日から2月14日までの間に実施予定の耐寒訓練について報告があった。
委員長から、「警察官は、強靱な体力が必要である。こうした訓練を通じて体力の向上に努めていただきたい。」との発言があった。
委員から、「警察本部での訓練への参加率はどれくらいか。」との質問があり、警務部首席参事官から、「前回の参加率は、約30パーセントであった。今回は、参加率の向上を図るため、訓練期間を延長した。」との説明があった。
○平成25年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について
警務部首席監察官から、平成25年度第3四半期における監察の実施及び受監状況について報告があった。
委員長から、「警察署における総合監察の実施状況を視察したが、しっかりやっていただいていた。引き続きお願いしたい。」との発言があった。
委員から、「伊賀警察署の改革提案箱の設置による女性職員の悩み事等の解消とは、どのような趣旨か。」との質問があり、警務部首席監察官から、「セクシュアルハラスメント等に関する意見要望の申告による職場環境の改善を想定している。」との説明があった。
他の委員から、「こうした提案箱は、どこの警察署に設置しているのか。」との質問があり、警務部首席参事官から、「女性職員意見箱として、全ての警察署に設置している。」との説明があった。
○少年非行の情勢について
生活安全部長から、少年非行の情勢(平成25年中・概数)について報告ががあった。
委員から、「少年の薬物事犯について、覚醒剤をどのように入手しているのか。」との質問があり、生活安全部長から、「一般的に成人を介して入手している場合が多い。暴力団員や薬物の密売人から購入するケースがある。」との 説明があった。
○第4回科学捜査研究所研究発表会の開催について
刑事部長から、本年2月6日に開催予定の第4回科学捜査研究所研究発表会について報告があった。
委員から、「車両のホイールボルトの折損解析は、どのようなことに用いるのか。」との質問があり、刑事部長から、「車両のタイヤ脱落事故における原因の究明などへの活用が考えられる。」との説明があった。
○治安出動に係る自衛隊との共同訓練について
警備部長から、本年2月14日に実施予定の治安出動に係る自衛隊との共同訓練について報告があった。
委員長から、「自衛隊の治安出動の命令は、誰が発するのか。」との質問があり、警備部長から、「自衛隊法第78条により内閣総理大臣である。」との説明があった。 
委員から、「こうした訓練は、いつから行っているのか。」との質問があり、警備部長から、「平成22年から実施している。」との説明があった。

3 個別会議

(1)議決事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり14件の行政処分等が決定された。

 

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