公安委員会定例会議開催概要

平成26年9月26日(金)に開催された定例会において、三重県警察から次の事項について報告・説明がなされ、それぞれの事項について審議を行いました。

1 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「昨日、中部管区内警察逮捕術・拳銃射撃競技大会が開催され、本県警察は逮捕術は第3位、拳銃が4位であった。個人成績では拳銃私服の部で1位、女性の部で2位となった。今後も各種術科の向上に努める所存である。」との発言があった。

2 全体会議

(1)議決・承認事項
○警察官等の援助要求について
警備部長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。
委員から、「保護対象者の警戒も行っているのか。」との質問があり、本部長から、「保護対象者は保護対策実施要綱により定められており、警戒度に応じた警戒活動が行われているものと思われる。」との説明があった。
(2)報告事項
○平成26年10月中業務計画について
警務部長から、本年10月中の業務計画について報告があった。
委員長から、「サイバー犯罪被害防止のためのイベントとは、具体的にどのようなことを行うのか。」との質問からあり、生活安全部長から、「サイバー犯罪の脅威について広く県民に知っていただくため、大型店舗等においてサイバー犯罪による被害状況のデモンストレーション等の広報啓発活動を行う予定である。」との説明があった。
○警察改革強化期間における取組結果について
警務部長から、本年7月中を強化期間とした「警察改革の精神」の徹底に向けた強化期間における取組結果について報告があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、本年8月末の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員長から、「尾鷲警察署管内において車上ねらい等が大幅に増加している理由は何か。」との質問があり、生活安全部長から、「被疑者を検挙したため、余罪捜査等により新たに被害が確認されたものが計上されたことによ   る。」との説明があった。
○警察官等の援助要求について
委員長から、警察官の援助要求に関して、三重県公安委員会の運営に関する規則第9条に基づく公安委員会の権限行使の措置について報告があった。
刑事部長から、同援助要求の概要について説明があった。
○第3回三重県警察現場鑑識競技会の開催結果について
刑事部長から、本年9月17日に開催された第3回三重県警察現場鑑識競技会の結果について報告があった。
委員から、「鑑識等の専門分野の仕事に就くには個人の適性等も重要と思われるが、組織としてどのように適任者を選考しているのか。」との質問があり、刑事部長から、「このような競技会によるほか、平素の勤務や取組姿勢等から適任者の把握を行っている。」との説明があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、本年8月末の三重県の交通事故発生状況(概数)について報告があった。
委員長から、「出会い頭事故の原因はどのようなものか。また、その抑止対策はどうか。」との質問があり、交通部長から、「出会い頭事故は、信号や一   時停止規制がされていない交差点で多発しており、交差点における安全確認や一時停止、徐行等が不十分な場合が多く、交差点周辺における指導取締りを進めたい。」との説明かあった。
委員から、「交差点における左方車両への進行妨害の禁止等基本的なルールについて、ドライバーへの徹底の必要を感じる。」との発言があった。
○初任科第161期生(短期課程)の入校式の挙行について
警察学校長から、本年10月6日に挙行予定の初任科第161期生(短期課程)入校式について報告があった。

3 個別会議

(1)議決・承認事項
○ 運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり17件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○人事案件について
警務部首席参事官から、人事案件について報告があった。
○情報公開請求等対応状況について
警務部広聴広報課次長から、本年9月5日から9月25日までの間における情報公開請求等対応状況について報告があった。

 

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