公安委員会定例会議開催概要

平成26年10月3日(金)に開催された定例会において、三重県警察から次の事項について報告・説明がなされ、それぞれの事項について審議を行いました。

1 はじめに

全体会議に先立ち、本部長から、「本日、三重県議会教育警察常任委員会が開催され、警察本部からは犯罪及び交通情勢等について説明したほか、松阪警察署における犯罪統計原票の取扱いに関してこれまでの経緯等を説明したところ、おおむね御理解いただいた。」との発言があった。
委員長から、「犯罪統計について全国的な見直しが行われるのか。」との発言があり、本部長から、「警察庁からは、チェック機能の一層の充実について指示がなされている。」との説明があった。

2 全体会議

(1)議決・承認事項
犯罪被害者等給付金(重傷病給付)の支給について
警務部長から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付)について説明があり、裁定された。
(2)報告事項
○三重県殉職警察職員慰霊祭の執行について
警務部長から、本年10月15日に行われる三重県殉職警察職員慰霊祭について報告があった。
○平成26年全国地域安全運動の実施について
生活安全部長から、本年10月11日から20日までの間に実施される平成26年全国地域安全運動について報告があった。
委員から、「重点の住宅対象犯罪のうち忍込み等は、凶悪事件に発展する場合もあるのではないか。」との質問があり、本部長から、「被疑者と家人と遭遇した場合、強盗事件となる可能性があることから、被害の未然防止と被疑者の検挙が重要となる。」との説明があった。
委員長から、「昨年の運動重点は何か。」との質問があり、生活安全部長から、「昨年は、全国重点はなく、住宅対象犯罪の被害防止、子供と女性の犯罪被害防止及び特殊詐欺被害の防止を本県の実施重点として取り組んだ。」との説明があった。
○シルバー交通安全指導者養成研修会の開催について
交通部長から、本年10月14日に開催されるシルバー交通安全指導者養成研修会について報告があった。
○第45回全国白バイ安全運転競技大会の開催について
交通部長から、本年10月11日及び12日に開催される第45回全国白バイ安全運転競技大会について報告があった。
委員長から、「出場区分の第一部は、どのようなチームか。」また、「オフロード車はどのような時に使用するのか。」との質問があり、交通部長から、「第一部は、交通機動隊の規模の大きい9都道府県のチームで構成されている。」また、「オフロード車は災害等の対策用として保有し、訓練を行っている。」との説明があった。
○平成26年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練の実施について
警備部長から、本年10月7日及び8日に実施される平成26年度中部管区広域緊急援助隊合同訓練について報告があった。
委員長から、「本県警察には、放射線に備えた装備等はあるのか。」との質問があり、警備部長から、「化学防護服や放射線測定器等を保有している。」との説明があった。
委員から、「来年度は三重県で実施されるとのことであるが、どのような訓練を行うのか。」との質問があり、警備部長から、「現在、訓練計画は未定で   あるが、南海トラフ地震等を想定した訓練内容について検討されるものと思われる。」との説明があった。
○速度管理指針の公表について
交通部長から、「本県警察の速度管理指針について、本年10月6日に報道機関への資料提供及び県警察ホームページで公表するほか、各警察署の速度取締り指針についても、順次、ホームページに掲載していく予定である。」との説明があった。

3 個別会議

(1)議決・承認事項
○運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり24件の行政処分等が決定された。
○警察官等の援助要求について
警備部警備第二課長から、警察官等の援助要求について説明があり、承認された。

 

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