公安委員会定例会議開催概要

平成27年1月16日(金)に開催された定例会において、三重県警察から次の事項について報告・説明がなされ、それぞれの事項について審議を行いました。

1 全体会議

(1)報告事項
○平成27年2月中業務計画について
警務部長から、平成27年2月中の業務計画について報告があった。
○平成27年度地方警察官の増員について
警務部長から、平成27年度地方警察官の増員について報告があった。
委員長から、「本県警察の増員数等は、どのように決められたのか。」との質問があり、本部長から、「警察庁において、各都道府県警察の諸情勢等を総合的に判断したものと承知している。」との説明があった。
委員から、「人身安全関連事案対策の強化として増員されるとのことであるが、どのような部門に配置するのか。」との質問があり、本部長から、「今後、検討していくこととなるが、増員項目の趣旨に沿って、生活安全部門及び   刑事部門への配置が考えられる。」との説明があった。
別の委員から、「増員分については、平成27年度の新規採用で増員するのか。」との質問があり、警務部長から、「次回の警察官採用から反映されることとなり、実質的な増員は本年の秋以降となる。」との説明があった。
○三重県の刑法犯認知状況等について
生活安全部長から、平成26年中の三重県の刑法犯認知状況等(暫定値)について報告があった。
委員から、「特殊詐欺の被害金額は、増加傾向にあるのか。」との質問があり、生活安全部長から、特殊詐欺の手口で増加している現金送付型は、送金額が高額であることが多く、全体の被害金額が増加している原因となってい   る。」との説明があった。
別の委員から、「社会全体が万引きに対して一層の関心を持ち、抑止を図っていくことが重要と思われる。」との発言があり、生活安全部長から、「計画的に大量の商品を窃取したり、犯行を繰り返すなど悪質な事案については、今   後も厳正に対応していく。また、事業所においても、商品の陳列方法を工夫するなど、様々な取組が進められている。」との説明があった。
委員長から、「本県における万引きの発生状況はどうか。」との質問があり、生活安全部長から、「平成25年までは減少傾向にあったが、昨年は前年比で13.4パーセント増加した。」との説明があった。
○犯罪情勢について
刑事部長から、平成26年中の犯罪情勢(暫定値)について報告があった。
○三重県の交通事故発生状況について
交通部長から、平成26年中の三重県の交通事故発生状況(暫定値)について報告があった。
○初任科第160期生(長期課程)卒業式の挙行について
警察学校長から、本年1月26日に挙行予定の初任科第160期生(長期課程)の卒業式について報告があった。

2 個別会議

(1)議決・承認事項
運転免許の行政処分等について
運転免許センター長から、運転免許の行政処分等について説明があり、原案どおり16件の行政処分等が決定された。
(2)報告事項
○損害賠償、求償金請求訴訟事件の判決について
警務部訟務官から、損害賠償、求償金請求訴訟事件の判決について報告があった。
○災害対策基本法及び同施行令の一部改正と道路管理者から公安委員会への通知について
交通部交通規制課長から、災害対策基本法及び同施行令の一部改正と道路管理者から公安委員会への通知について報告があった。
委員長から、「改正された同施行令第33条の3による公安委員会への通知については、今後も速やかに行われるよう配意いただきたい。」との発言があった。
○運転免許証誤作成・交付について
交通部運転免許センター副センター長から、運転免許証の誤作成・交付について報告があった。
委員から、「運転免許証の作成に当たっては、確実に点検を行う等、誤作成等の再発防止に努められたい。」との発言があった。
○示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて
警備部警備第二課次長から、平成26年12月中の示威行進及び集団示威運動に関する条例の取扱いについて報告があった。

 

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