INTRODUCING THE POLICE ACADEMY警察学校の紹介

警察官になりたい

警察官としての第一歩はここから始まります。
1、2年かけて警察学校での教養・訓練と警察署での実習を反復することで、無理なく段階的に一人前の警察官へと成長することができます。

入学から卒業まで

期間や内容は、採用区分によって異なります。
警察官A(大学を卒業した人)は6 か月間、警察官B(警察官A 以外の人)は10 か月間、同じ目的を持った仲間とともに、警察官として必要な基礎知識・技能を習得します。

  • 初任科教養

    警察官としての職責の自覚と社会人としての心構えを養い、専門的な法学、地域警察活動の基本となる知識、技能を習得します。

  • 職場実習

    県内各警察署の交番等に職場実習生として配属され、パトロールや住民の方々との交流を通して警察業務の基礎を磨きます。

授業カリキュラム

一般教養 倫理、英会話、社会情勢、ICT技術など
関係法令 憲法、行政法、刑法、刑事訴訟法など
警察実務 地域警察、生活安全警察、刑事警察、交通警察、警備警察、警務警察、その他実務に関する知識(職務質問、交通取締り、鑑識、無線通話など)
術科訓練 体育、教練、柔道/剣道(いずれか選択)、逮捕術、救急法、拳銃操法など
その他 警察署での実務研修、各種行事など

教官×学生(学校対談)

教官 入校当時はどんな気持ちだった?

学生 寮生活で人間関係に悩むと思いました。
学生 私は運動部ではなかったので、体力面の心配があって、めちゃくちゃ走らされて脱落したらどうしようと不安で一杯でした。

教官 そうでもなかったでしょう?

学生 寮は個室で、授業時間以外はスマホが使えます。テレビもあります。平日は買い物に出掛け、土日は家に帰ることができたので24時間・365日べったり共同生活という感じじゃなかったです。もっと駅から近いと良かったのですが。
学生 最初は、運動部に入っていた同期生と差を感じましたが、教官や同期生から効果的なトレーニング方法を教えてもらったりして、卒業するときには自分でも見違えるほど、体力がついていました。法律の勉強や無線技士の資格の勉強も大変でした。試験前はみんな必死でしたね。

教官 特に印象に残っていることは?

学生 職場実習に行き制服姿で街を歩いた時です。直接、市民の方に接してとても緊張しました。
教官に見守られる有り難みを感じました(笑)。
初めて制服に袖を通したときのように、改めて警察官になった実感が湧き上がりました。
学生 職務質問や交通取締りのような人と接する訓練は真剣でした。卒業すれば、実習生とはいえ、市民から見れば一人前の警察官ですから。

教官 同期生ってどんな存在?

学生 いつも一緒にいるので悩みを相談しやすかったです。みんな真剣に話を聞いてくれました。
学生 誰かが困っていたら自然と手を差し伸べ合う関係でした。私も何度も助けられました。
卒業後も連絡を取り合って絆を深めていきたいと思います。

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