WELFARE福利厚生・各種制度

福利厚生について

給与

警察官の給与は、職務の特殊性から優遇されています。また、住宅や通勤、扶養、休日勤務などの諸手当や年2回の賞与も支給されているので、安心して職務に専念することができます。

福利厚生制度

住宅支援 三重県内各地に単身寮・家族住宅を完備しています。
給付制度 人生の各ステージにおいて、様々な給付金が支給されます。
保険制度 全国約36万人の警察職員が支え合う安心の共済・団体保険制度が利用できます。
健康診断等 定期健康診断、特別健康診断を行っています。
各種相談支援 保健師、臨床心理士等への健康相談が可能なほか、弁護士、税理士等などの専門家から生活相談へのアドバイスも受けられます。

勤務形態・勤務時間

通常勤務 勤務時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までで、原則週休2日、祝日が休みです。
休日に勤務した場合は、平日に休みを振り替えるか手当が支給されます。月に数回の宿日直勤務に従事することもあります。
交替制勤務 当番(24時間勤務※休憩・仮眠時間を含む)、非番、週休日を繰り返す3交代制勤務等です。
非番は翌日の勤務員と交替し、帰宅します。翌日は休日となります。

勤務形態・勤務時間

職員がしっかりと休暇を取得し、リフレッシュしていきいきと働くことができるよう、三重県警察では休暇制度が充実しています。

年次有給休暇 年間20日(1年目は15日)で、翌年に繰り越すことができるため、最大で40日となります。
休日に勤務した場合は、平日に休みを振り替えるか手当が支給されます。月に数回の宿日直勤務に従事することもあります。
夏季特別休暇・夏季休暇 計13日
その他 結婚・忌引などの特別休暇、病気休暇、介護休暇等

研修・出向制度について

活躍の場を広げる研修・出向制度があります。
三重県警察では、様々な教養を行っていますが、教養は三重県の警察学校だけで行われるのではありません。
上位の階級に昇任する際や、専門的知識・技能を深める際は、愛知県にある中部管区警察学校や東京都にある警察大学校で、他の都道府県の警察職員と合同で研修を受ける機会があります。
語学力や国際感覚に優れた人材を育成するため、半年間から2年間の語学研修や海外研修が幅広く行われています。得られた知識を活かし、3年間または4年間、世界各地の大使館や総領事館で外交官として勤務する機会もあります。
多くの職員が警察庁や中部管区警察局に数年間出向し、国の治安行政に携わっています。
三重県庁や県内主要市の幹部職員として出向する機会も少なくありません。
これらの総数は毎年約70人に上ります。

体系的な教育・研修制度

他機関で活躍する職員

警察庁生活安全局生活安全企画課

私は東京の霞が関にある警察庁で、全国の地域警察部門の運営に関する企画立案、情報の収集と統計、各都道府県警察に対する業務指導、国会対応等を担当しています。交番・駐在所を中核とする地域警察は住民と密接に関わり合う警察の原点であり、その全国的な指導監督と調整に三重県警察で得た知識経験を生かしています。警察庁には私を含めて約15人が三重から出向し、同じように働いています。
警察の仕事は多種多様であり、「エキスパートとして自分の専門分野を突き進んでいきたい人」「ゼネラリストとして様々な分野に携わっていきたい人」のいずれの方も、自分の能力や適性に応じたキャリアを形成していける職場です。皆さんと仕事が出来ることを楽しみにしています。

中部管区警察学校指導部学生科教官

私は愛知県小牧市にある中部管区警察学校で教官をしています。本校は、中部6県の警察から警部補又は巡査部長に昇任した者を集め、幹部に必要な実務能力や指揮能力を向上させるための教育を行う機関です。また、刑事警察や交通警察等の専門職種に携わる職員を対象に捜査技法等の専門的な知識及び能力を向上させるための課程もあり、そのカリキュラムを編成し、司法関係者や大学教授等を講師として招いたりするのも重要な業務です。
私は長年刑事部門で勤務していましたが、今は異なる環境で日々刺激を受けています。将来を担う幹部の育成という任務を誇りに思い、新たなやりがいを感じながら仕事をしています。

鈴鹿市役所危機管理部交通防犯課

私は市役所で、これまで警察官として身に付けた安全対策のノウハウを生かし、日常生活の中で起こり得る事件や事故を防止するための広報啓発活動を立案したり、保育園や小中学校、高齢者の集まりに出向いて交通安全教育や防犯教育を行なったりしています。年齢層に合わせて表現を変えたり資料を自作したりと常に一工夫入れるように努めており、参加者から「分かりやすかった!」と言ってもらえると次に繋がる活力が湧き上がります。
他にもたくさんの県警職員が県や市に出向しています。自分たちが警察と自治体の架け橋となって相互に連携協力しやすい環境を作ることで、事故や事件を減少させ、県民の皆さんが安心して暮らせる街を実現したいと考えています。

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