所属:警察署 生活安全課
採用年:平成28年
私が警察官を目指した動機は、少年の非行防止や更生に関わる仕事をしたいと思ったからです。
罪を犯すことはもちろんいけないことですが、罪を犯してしまったことだけをとらえて後ろ指を指され、その人の良い一面を見てもらえないことがあるのではないかと、もどかしさを感じていました。
そんな少年を一人でも減らすことができればと思い、警察官を志望しました。
現在、私は、希望していた生活安全課少年係で、少年事件捜査や児童虐待への対応、学校での非行防止教室を行っています。
最もやりがいを感じるのは、非行少年から更生しようとする意欲を感じられたときです。
少年はまわりの環境に流されたり、目先の利益にとらわれたりして罪を犯してしまうことがあり、そのため成人に比べて再犯率が高くなっています。
対応した少年から、真面目に学校や仕事に行き、充実した生活を送っていることを聞いた時には、この仕事をしていてよかったと嬉しく思います。
性犯罪の被害者や小さな子供からの聴取を担当するのは、女性警察官が多いです。
警察に対して「怖い」とか「近寄りがたい」といったイメージを持っている人も多いかもしれませんが、女性警察官が話を聞くことで、相手をリラックスさせ、話しやすい雰囲気を作ることができます。
性被害を受けた小さな女の子の聴取に当たった時、「○○さんのおかげで話ができた」と話しをしてくれたことがありました。
女の子の心の負担を少しでも和らげることができたのではないかと嬉しく思いました。
休日は、体を動かしたり、友人や同僚と遊びに出掛けたりしてリフレッシュしています。
私は学生時代に野球やソフトボールの経験があり、現在も草野球チームで野球を続けています。
警察官は色々な人と話をする機会が多く、様々なことを知っていると話の糧になるので、キャンプやゴルフ、サーフィンなど、これまでに経験したことのないことにも積極的に参加するようにしています。
被害者の気持ちを1番に考え、親身になって対応できる警察官になりたいです。
被害者の方は、助けを求めて警察にみえます。
捜査により犯人を検挙し、事件を解決することももちろん大切ですが、相手の立場に立って寄り添うことのできる警察官でありたいと思っています。
特に性犯罪などでは、辛い思いを抱えながら勇気を出して相談に来てくれているので、それでも「相談してよかった」と思ってもらえるような対応を心掛けていきたいです。
警察官には、犯罪の検挙、交通違反の取締り、パトロール等、様々な業務があります。
日々、色々な事案に対応しますが、全く同じ事案は1つとしてありません。
時には大変なこともありますが、それ以上にやりきった時の達成感は大きく、とてもやりがいのある仕事だと思います。
成長を実感できる仕事でもあるので、ぜひ警察官を目指して欲しいと思います。
8:30 出勤、業務準備
9:00 少年事件捜査
12:00 昼食休憩
13:00 書類作成
17:15 終業