MESSAGE先輩の声

警察官

所属:警察署 交通第一課

採用年:平成27年

警察官を志した動機と現在の仕事について

 学生時代に海外旅行へ行った際、すりの被害に合う、夜道を歩いていると集団に追いかけられる、といった出来事がありました。

 日本では、このようなことは滅多にありません。

 この出来事以来、治安の大切さを感じ、警察官になりたいと思うようになりました。

 警察官になって3年目から、交通部門で勤務しています。

 現在は、交通規制を担当しており、横断歩道や一時停止等交通規制の新規設置、見直し、更新等を行い、交通の安全や交通の円滑化に努めています。

仕事のやりがい、職場の魅力について

 現在担当している交通規制の仕事は、警察の仕事としては印象が薄く、日の当たる仕事ではないかもしれません。

 ひき逃げ事件の被疑者や悪質な違反者の検挙といった目に見える成果も少なく、感謝されることも少ないです。

 現場に足を運び、地理地形や交通実態を把握し、それに応じた交通規制や、時には交通規制の廃止を行う、地道な仕事です。

 しかし、交通の安全と円滑を実現する上で、交通規制業務は非常に重要で、悲惨な交通事故の発生を未然に防ぐことにつながっています。

 実際に交通事故が減少するなど、交通規制の効果を実感できた時には、特にやりがいを感じます。

余暇の過ごし方

 休日は家族と過ごしたり、同僚と登山をしたりしています。

 警察業務の性質上、休日の急な呼び出しや徹夜で仕事に臨むこともありますが、その場合は時間差出勤をしたり、振替休日を取得したりできるため、家族との時間や趣味の時間に目一杯時間をあてることができています

今後の目標

 県内での「交通事故死者数ゼロ」を実現したいです。

 そのためには、交通警察全ての分野の知見が必要になると考えます。

 これまで交通事故捜査、交通指導取締、交通規制の分野で勤務してきましたが、今後は未経験の交通総務の分野にも携わり、交通警察全ての知識技術の研鑽に努め、交通事故によって悲しむ人がいない交通環境を実現したいです。

三重県警察官を目指す方へ

 警察業務は地域、生活安全、刑事、交通、警備等様々な部門があり、その中で必ず自分の長所を活かせる部門があると思います。

 「警察の仕事に興味はあるけど、私には向いていないかも」と思っている方も、ぜひ警察官になって、自分に合った仕事を見つけてください。

ある1日のタイムスケジュール

   8:30 出勤、業務準備、係内会議

   9:00 書類確認

 10:00 現場調査

 12:00 昼食

 13:00 会議出席

 15:00 書類作成

 17:15 終業

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