犯罪被害者等支援
被害者支援要員制度
警察では、犯罪被害者等支援が必要とされる事案が発生したときに、捜査員とは別に犯罪被害者等支援を担当する警察職員が医療機関への付添いや各種支援制度の説明などを行う「被害者支援要員制度」を運用しています。
- 医療機関への付添い
- 事情聴取や実況見分などへの付添い
- 刑事手続や支援制度についての説明
- 警察以外の支援機関の紹介 など
お困りごとや不安なことがある際は、何でもご相談ください。
被害にあわれた方の要望する性別の捜査員による対応
性被害における事情聴取など、捜査の過程における精神的な不安を少しでも和らげるため、被害にあわれた方の要望する性別の捜査員が対応するように配慮しています。
みえ犯罪被害者総合支援センター
三重県公安委員会から犯罪被害者等支援を適切・確実に行うことができる団体として「犯罪被害者等早期援助団体」の指定を受けている民間の支援団体です。
専門的な研修を受けた相談員などによる電話・面接相談を行うほか、警察、検察庁、裁判所への付添支援などを行っています。
詳しくは、みえ犯罪被害者総合支援センターウェブサイトをご覧ください。
被害者連絡制度
警察では、殺人、性犯罪等の身体犯、ひき逃げ事件、交通死亡事故などの重大な交通事故事件の被害者やそのご遺族に対して、以下の事項について連絡する「被害者連絡制度」を運用しています。
- 刑事手続や犯罪被害者のための制度
- 捜査の状況、犯人の氏名など
- 犯人の検挙状況
- 事件を送致した先の検察庁
- 起訴、不起訴などの処分結果
- 裁判を行う裁判所
※犯人が少年（20歳未満）の場合は、連絡内容が異なります。
なお、情報提供を望まない方もいることから、被害者連絡は、被害者の方の意向を確認して行っています。
再被害防止の措置
被害にあわれた方やそのご家族、ご遺族の中には、警察に事情を話したことで、加害者から仕返しをされるのではないかと不安に思われる方がいるかもしれません。
警察では、そのような方が再び被害にあうおそれのある場合には、「再被害防止対象者」に指定し、必要な助言、パトロールの強化などを行います。
加害者が暴力団員、暴力団関係者などで、これら暴力団などからの仕返しを受けるおそれがあるときには、被害にあわれた方やそのご家族、ご遺族を「保護対象者」として指定し、暴力団などからの保護に必要な措置をとって、被害の未然防止を徹底しています。
もし、加害者や暴力団などから生命・身体に危害を加えられるような脅しを受けたときには、すぐに警察へ通報してください。