三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

尾鷲警察署  第1回

1 日時
平成27年6月9日(火)午後1時30分~午後3時
場所
尾鷲警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
浅川研委員、土井弘人委員、西秀委員、西村留理子委員、林宏城委員
2 三重県公安委員会 谷川憲三委員長
3 警察署(9名)
署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備係長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 主な協議内容
1 委嘱状交付
2 公安委員会委員長挨拶
3 署長挨拶
4 警察署協議会委員及び警察署幹部自己紹介
5 役員選出
会長 浅川研委員 副会長 西秀委員
6 会長及び副会長挨拶
7 管内治安情勢説明(生活安全課長・交通課長)
8 主な協議
<委員>紀北町で、ヘリコプター墜落、親族殺人事件や行方不明者と大きな事案が続いた。特に行方不明者は未だに発見されていない。単なる行方不明なのか事件、事故に巻き込まれたのかわからない。
地域の安全を考えた場合、警察から情報を発信して住民が情報を得るようにし、住民から警察に情報が伝わるようにすると抑止効果があると思う。
【生活安全課長】行方不明の件では事件性も念頭に捜査を行っている。行方不明の捜索は大々的に広報する場合もあるが、親族の意向に基づいて手配を行っている。
<委員>パトカーで警察官が回っていると犯罪の抑止効果になる。住民も期待している。
【生活安全課長】引き続き街頭活動を続けていく。
<委員>全国的に少年の凶悪犯罪が大きなニュースとして報道されている。管内では発生していないが少年犯罪や少年が被害者とならないように尽力してほしい。
<委員>市民を挙げて子供を見守る活動を積極的に行うような取組をしてほしい。
【生活安全課長】管内には多くの「見守り隊」がボランティア活動で協力をしてもらっている。引き続き警察との連携を図り、少年を守る活動を行っていきたい。
いじめの問題も中学校、高校の生徒指導の教師と情報交換を行い連携して早期発見に努めている。
スマートフォンの浸透で以前のような注意の仕方はできずに難しくなっている。子供を守るための情報の入手は難しいので、知り得た情報は積極的に提供してほしい。  
<委員>自転車運転の違反に対して、どのような周知をしているのか。
4車線ある国道42号を平気で横断する高齢者がいる。自分も加害者になる可能性があるのでマナー向上のための取組を行ってほしい。
【交通課長】自転車の違反に関しては広報紙に掲載しており、各種の機会を通じて幅広く広報を行っている。
国道42号の事故防止に関しては、老人クラブに通じて高齢者への交通安全教育を行っている。自転車に関しても小学校等に出張して実技指導を行っており、早い年齢から交通安全の意識を身に付けることができ、大人になった時の土壌づくりという目的で行っている。
<委員>子供が親を殺す等残虐で悪質な少年犯罪が増加している。少年犯罪を防止するための対策はどうしているのか。
【生活安全課長】高校や中学校に対しては、生徒の前で防犯講話を行っている。最近の川崎事件、名古屋大学女子大生の事件等凶悪事件の発生など内容も変えている。スマートフォンの適正利用に関しては、業者から生徒に教育してもらう機会も設けている。
<委員>交通取締りをしている姿を見るとドライバーは注意しなければという意識になる。その意識をもっと強くするために、少し離れた所で取締りを行うと効果があると思うので行ってほしい。
【交通課長】交通違反取締りは、ドライバーに緊張感を与え交通事故の抑止効果を上げる面も持っている。尾鷲署管内で取締りを行い、熊野署等の隣接警察署の管内でも取締りを連動して行う等紀州全域で連動して行えばマナーアップにつながると思うので計画したい。
【副署長】白バイを国道42号で走行させる等見せる活動を行い、抑止効果を高めたい。
<委員>他県ではインターネットで交通取締りを行っている情報を提供しているが、三重県警察ではいかがか。
【交通課長】三重県警察でも公開取締り情報に関する配信を行っている。
<委員>警察署協議会委員の役割は、地域住民の意見を警察に伝達するだけでなく、警察の意見を地域に伝えて住民に理解してもらうことである。
年に1回でも、駐在所員と防犯協会、老人会、協議会委員が集まり、意見や情報を交換できる場があってもよいのではと思う。
【署長】交番や駐在所では年4回、連絡協議会を開催している。自治会、老人会も出席して意見交換を行っている。その拡大版としてできないか検討したい。
<委員>地区に駐在所員がいるだけで心強いものである。昼間は自転車でパトロールをして姿を見せてもらうことで安心し、その姿が犯罪の抑止につながると思う。地域の安全のためによろしくお願いする。
9 署長謝辞
10 公安委員会委員長講評
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