三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

桑名警察署  第1回

1 日時
平成27年6月22日(月)午後2時~午後4時
場所
桑名警察署4階道場
2 出席者
1 警察署協議会(11名)
伊藤純子委員、江上信道委員、太田靖人委員、川瀬みち代委員、薫田靖夫委員、近藤芳樹委員、佐藤貴志委員、竹内恵美子委員、田中ポール委員、服部岳委員、道藤和子委員
2 警察署(10名)
署長、副署長、警務官、会計課長、生活安全課長、地域課長、交通官、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 委嘱状伝達
3 警察署協議会委員及び警察署幹部自己紹介
4 役員選出
会長 佐藤貴志委員  副会長 川瀬みち代委員 
5 会長挨拶
6 報告
(1) 桑名警察署協議会の役割(署長)
(2) 管内の治安情勢(刑法犯発生・検挙状況、交通事故発生状況等)(署長)
7 主な協議
<委員>会社にいろいろな会社から電話、FAXやメールが届くが無視をしている。法を犯す人の方が進歩しており、どうしようも無い状態であるが、何か対策の方法があれば教えてほしい。
【生活安全課長】迷惑電話や一方的にFAXが送信されてくることに対して、機器やNTTのサービスを利用して着信拒否をしてもらうように依頼している。
ナンバーディスプレイ機能付きの電話であれば、架かってきた電話番号が分かるし、ナンバーディスプレイ機能が無い場合は電話切断後に、136をダイヤルすると直近に架かってきた電話番号を有料で教えてくれるサービスがあるが、非通知の電話番号は分からない。
判明した電話番号を警察に教えて貰えれば、今後の捜査の役に立つ。
<委員>不審な団体から高額な本の購入電話や本や請求書が送り付けられてくることがあると聞いているが、勝手に送り付けられてきた場合どうしたらよいのか
【生活安全課長】注文していない本が届いた場合は、特定商品取引に関する法律に基づき、送り付けられた本を処分できる場合があるので、相談してほしい。
<委員>♯9110警察安全相談とは何か。
【署長】緊急の場合は110番通報をお願いしているが、♯9110は何の相談でも大丈夫である。♯9110以外にも警察署、交番、駐在所でも警察安全相談受けており、受けたものは記録に残している。
<委員>アパート1階の空き巣が多発していると報告があったが、この現状に対して、抑止や検挙のためにどのような活動をしているのか教えてほしい。
【署長】地域課長が地域課員の勤務状況を統制して、犯罪多発地帯の警戒を指示している。
<委員>自治会の会長会に出席した際、警察からもらった詐欺の資料等を配布するようにしているが、地域によって発生する犯罪が違うと思うので、犯罪発生状況について細かく短期間で報告して貰えると、各自治会が警戒できると思うので検討してほしい。
いなべ地区には企業がたくさん進出しており、国道258号から県道を抜けていなべ方面に通勤する人が非常に多くなっており、抜け道として多度町内の旧道を高速で走行する車が多くなっている。通学、通勤の時間帯に交通事故が起きる可能性が高いので、朝の時間帯に規制をかけられないか検討していただきたい。
高齢者の事故防止に関して、老人会を中心に自治体も協力して、高齢者の交通対策をしっかりやってこうと思っている。
【副署長】犯罪情勢については、交番だよりや交番の協議会で情報提供していると思うが、検討していく。
【交通官】管内情勢に関して今年は月2回各所管区別に事故があった場所を地図に落として、各所管区にカラー刷りで送っているので、各交番、駐在所に行ってもらえれば、事故があった場所の道路上に×を落とした地図を見ることができる。
交通規制の関係だが、難しい問題があり、通勤の車だけを規制すことは無理であり、また、旧道に時間帯で一方通行や通行車両を減らすための通行禁止の交通規制をかけると、その地区の町民の方にもすべて影響する。
脇道を通って、通勤するという人はたくさんおり、どうしても通学路と重なるところがあり、危険が生じる。危険が生じると規制をかけようという話になるが、規制をすると住民に負担が掛かるので、住民の総意がないと規制できない。
【副署長】住民から速度が速すぎる車や一方通行を無視する車があるという安全相談を受理したときは、その都度交通課や地域課に現状を確認させ、交通指導や駐留警戒をするように指示している。
<委員>速度の速い車への対策として、例えばスーパーだと凹凸を付けてスピードを落とさせる仕組みがあるが、公道に対しては使えないものか。
【交通官】ハンプというものだと思うが、一つの手段方法であるが、その振動によりトラックの荷物が崩れた、振動によって怪我をした、単車、自転車が転倒したと言われ、今の時代は管理責任を問われる。
そのため、道路管理者は、ハンプを付けることに難色を示し、なかなか進んでいない。
例えば、新しくできる団地内の生活道路に、最初からハンプを付けて速度が上がらないようにする試みはいいと思う。
ラインによって視覚に訴えかける方法も考えるので、言ってもらえば現場を確認しに行き、道路管理者と協議したいと思う。
<委員>窓口は警察か、それとも市や県か。
【交通官】できれば個人ではなく、自治会として市に要望してもらい、市から警察に要望をもらった方がいいと思う。
公安委員会の交通規制がかけれなかった場合、その後の安全措置対策は市になるので、道路管理者も要望を知っていなければならないため、市民の要望の窓口としては市役所がいいと思う。
<委員>新しくできた道に一時停止の規制があり、既存の道が優先道路になっているため事故が多発している。将来的に信号機が設置されると思うが、道としては既存の道より新しい道の道幅の方が広いため、車が早い速度で進入してくる。対応してほしい。
自宅近くにある自動販売機が5、6回くらい盗難被害に遭っており、防犯カメラを設置した。犯人は同一人物で、来る時間帯も分かっているが、どうしたらよいか。
【副署長】被害の詳細を確認し、張り込みや警戒を実施し検挙したい。
<委員>自転車乗車時の子供のヘルメット着用は強制的なのか。
【交通官】道路交通法第63条の11に、児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶせるよう努めなければならないとなっている。
<委員>木曽岬町のサークルKで強盗事件が起きた後、パトカーが赤色灯を回してパトロールをしているのをよく見掛け、地域住民は安心している。
空き巣が多発しているということだが、木曽岬町地内は鍵を掛けない家が多いので、どうしたら良いか、いい方法はないか。
【生活安全課長】出掛ける際には、隣家へ一声掛けたり、自治会でも回覧板等で注意喚起をしてはどうか。
<委員>駐在所が不在の時、電話がつながらない。どのように連絡したらよいか。
【署長】駐在所が不在の時は、本署に電話してほしい。本署から勤務員に連絡したり、パトカーの勤務員を向かわせる。
<委員>赤色灯の使い分けについて、また教えてほしい。
また犯罪の検挙率について、三重県や桑名署は全国と比べてどうなのかを次回教えてほしい。
6 その他
次回の協議会は、9月末頃とし、警察学校見学を予定
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