三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊賀警察署  第1回

1 日時
平成27年6月29日(月)午後3時~午後5時
場所
伊賀警察署大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
今井康之委員、菊澤昌平委員、菊山順子委員、榊原成人委員、谷武尚委員、西尾尚子委員、山由美委員   
2 三重県公安委員会 山本進委員
3 警察署(9名)
署長、副署長、警務官、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備係長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 前警察署協議会委員への感謝状贈呈
2 委嘱状交付
3 公安委員会委員挨拶
4 署長挨拶
5 出席者自己紹介
6 役員選出
  会長 榊原成人委員  副会長 谷武尚委員  
7 会長挨拶
8 管内概況説明(署長)
9 主な協議 
<委員>警察の方々が、取締目的でなくても白黒パトカーが町中を回っていると住民の気が引き締まるし、犯罪等の抑止につながっていくと思う。
猿野駐在所には従来白黒パトカーがなく、二輪車で移動している。一目見てわかる白黒のパトカーを配置してほしいし、伊賀は峡路が多いので、三重県警にはないと聞いているが、軽自動車のような小回りのきく小さい車も必要だと思う。
【署長】三重県警には軽自動車の導入はなく、また、署の一存ではできないことであるので、本部等とも協議していく。
<委員>駐在所に連絡してもパトロールをしているからか不在のことが多い。駐在所が留守になるのを減らしてほしい。また、不在時のモニター対応や本署へつながるようにしてほしい。  
【署長】不在時のモニター対応は過去にしていたが、現在は実施していない。
警察署へ電話を掛けていただければ、駐在所へ転送することはもちろん可能であるし、駐在所に出向けば『不在用件簿』という書類も設置してあるので、記入いただければ用件を伝えることができる。
<委員>伊賀市内の小学校でセアカゴケグモが出た時、防犯・防災メールで素早く配信されており、とても便利なものだと感じた。
しかし、自ら登録をしないと情報を得ることができないので、もっと広報をして、広めていくべきだと思う。 
【署長】防犯・防災メールは市が配信しているものであり、署単位での配信はないが、我々も不審者情報等を配信してもらっているので、市へも意見を伝えていきたい。
<委員>他県で駅構内を歩いている時に絶対に目に付かないような場所に指名手配のポスターが掲示してあった。もっと目に付くところに掲示するよう指導した方がいいと思った。
【署長】掲示場所については強制はできないが、掲示を依頼する時は、その都度お願いしていく。
<委員>ATMコーナーに貼ってあるチラシについて、工夫をして掲示してもらっているが、だまされて金を振り込もうとしている人は絶対にチラシに気が付かないと思う。もっと効果的なところにチラシを貼ったり、ATM画面に表示できないのか。
【署長】特殊詐欺に引っかかっている人の目に止まらないということはよくある。ATM表示や掲示方法については、金融機関次第ということもあるが、工夫が必要であると思うので、参考にする。 
<委員>自治体の協議会は、会ごとに参加者に変化がある。
伊賀市内でのある会は、独居老人ばかりを集めたものであり、そこで警察の方も参加して広報をしていたので、よい取組だと思った。
今後も参加する人に合わせた広報啓発活動を実施してほしい。
<委員>伊賀は動物と車が衝突する事故が多発していると思うが、交通事故件数に入っているのか。
【交通課長】物件事故として件数に入っている。県下的に見ても、伊賀市内での動物との事故は非常に多い。   
<委員>上野万町から上野丸之内に抜ける狭い道は南北の道路が優先であるが、脇道から出てきた車との事故が多かった。しかし、中央線がオレンジ色のラインに変わり、優先道路の区別がつきやすく、脇道からの車両も徐行するようになったので、非常に良いと思った。
<委員>蓑虫庵前にゴミの不法投棄がされており、警察が来ていた。その後不法投棄を禁止する看板が立ったが、警察が立てたものなのか。
また、別場所でゴミの不法投棄があった際、外国人名が記載してあるゴミが入っていたので、市に相談したが、どうしたらいいのか教えてもらえなかった。今後も不法投棄が続くようなら、警察に相談してもいいのか。
【署長】看板は自治体等が設置したのではないか。不法投棄の形態によるが、事件化できるものもあるので、相談は可能である。
<委員>6月に自転車に関するルールが変わったが、外国語版のチラシを配る予定はあるのか。外国人の交通手段が自転車であることは非常に多く、周知が必要だと思う。 
【交通課長】今現在、外国語版のチラシはなく、配布予定もない。
今後、外国語版のチラシができ次第、広報等に活用していく。
<委員>日本語がわからない外国人に限らず、高齢者等社会でコミュニケーションが取りづらい人たちが取り残されてしまうこともあると思うので、危ないことはどんどん広報していってほしい。チラシ等がなくても、講話などは可能であると思うので、広報をしてほしい。
自動車の免許を持っている人は更新時講習等で新しいことを知ることができるが、自転車については免許がないので、そのような機会が無いが、自転車に乗る人には特に教えていく必要があると思う。
<委員>スマートフォンを操作しながらやイヤホンを付けたまま等危ない自転車の運転していたのは高校生が多かったが、携帯電話の普及によってか、中学生も多くなったように感じる。子供も大人もこういった自転車の運転をしていれば、自分も他人も傷つけてしまうことになることを教えていってほしい。
<委員>地域の犯罪等の情勢を知るためには、現段階では自ら情報を取りに行かなければ知ることができず、情報が発信されているのかどうかすらわからない。地域別の事件事故発生状況を知りたい
【署長】情報発信の方法については検討していきたい。事件事故発生状況については、答えられる範囲でお伝えしていきたい。
<委員>協議会委員として地域の意見要望を吸い上げる良い方法があれば教えてほしい。
【署長】良い方法がないか、署でも検討する。
<委員>ガードレールや標識等の設置要望は、警察に言えばいいのか。
【署長】要望を伝えてもらい、警察でなければ管轄する部署に伝達するので、意見要望があれば教えてほしい。
<委員>自転車法令の改正で、『自転車も車』であると、ようやく認知されると思う。しかし、自転車専用道路等がない場所がほとんどであり、まだまだ自転車は走りづらい。車と同等と言われてもまだまだ整備が必要であると感じた。
<委員>蓑虫庵前は一方通行の規制がかかっているが、さらに現在水道工事をしているので、より遠回りをしなければならない。少し通るだけでも逆走は許されないのか。
【署長】やむを得ず通行しなければいけない人は、警察署にて通行禁止道路通行許可の申請をしてもらい、許可されれば通行することは可能だが、それ以外で通行することは許されない。
10 公安委員会委員長講評
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