三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

亀山警察署  第4回

1 日時
平成28年1月19日(火)午後1時30分~午後3時30分
場所
亀山警察署会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
井上武委員、今井俊積委員、瀧本麻須美委員、中島徹委員、根本寛子委員
2 警察署(7名)
署長、副署長、生活安全課長、地域課長、交通係長、警備係長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 伊勢志摩サミットをめぐる情勢等説明(警備係長)
2 管内概況説明(署長)
3 主な協議
<委員>道路の白線が薄くなっているところがある。修繕のルールなどは決まっていないのか。塗り替えるまでの期間など、管理はどうなっているのか。
【署長】交通規制に係る道路標示は、交通部門で管理している。塗り替え等の事業についても、必要性、危険性等を勘案し、順位をつけて予算を執行する。交通規制に係る標示以外のものは、道路管理者の管理となるものもある。
<委員>警察官を騙る詐欺という話があったが、具体的にどのような内容なのか。
【署長】劇場型と言われており、複数の人物が登場する。まず、警察官を名乗る者が電話をかけてきて、逮捕した犯人の持っていた名簿にあなたの名前があったとか、あなたの銀行口座が危ないとか言って、例えば「銀行協会の者が取りに行くので、それまでに口座からお金をおろして、その者に手渡してほしい。」などと言ってだまし、実際に別の者が受け取りに来るような手口である。
<委員>本当は、警察官から電話などめったにかかってこないということか。
【署長】警察から市民の方に電話をかけることはないというわけではないが、警察官が「現金を準備して、誰かに渡せ。」と言うような話をすることはない。いきなりかかってきた電話で、お金の話をしたら詐欺だと思ってほしい。株を買う権利が当たったとか、権利を譲ってほしいとか、一旦権利を譲ることを承諾したためにそれは法律違反になるとか、訴訟になったので金がかかるとか、とにかく電話でいきなりそんなお金の話をすることは、通常あり得ないので、つまり全て詐欺ですよ、と言っている。ま た、犯人が取りに来て渡してしまっている。人間が取りに来ればその場で押さえることができる。「だまされたふり作戦」といって、取りに来た犯人を捕まえることができる時もある。電話で通帳や現金の話があったら、警察に通報してほしい。
<委員>警察に通報するという判断のできない人がだまされる。
<委員>取りに来るのはアルバイトで雇われた末端の人間なのではないか。
【署長】そのとおりだが、手掛かりにはなる。
<委員>空き巣、忍込みが増加したという話があったが、どこか狙われているところがあるのか。狙われて、そこばかり被害に遭っているということはないのか。
【署長】被害場所に目立った特徴はない。決まった家が何度も狙われているということはない。
<委員>昨年の正月、名阪国道が通行止めになって、道路上に車が停まってしまった。何時間も閉じ込められて、体調を崩した人から救急要請があったが救急隊も行けなかった。
【署長】大渋滞で車両が立ち往生している場合などは、道路管理者の権限で車両を排除したり、移動させたりすることができる。物理的に警察車両が現場臨場できない場合もあることについて、想定はしている。緊急時に現場に行き着けない場合もある。大雨などの災害の時も同じである。
<委員>街中なら例えばトイレでも、道路際の家で借りることができるし、お互いに助け合うこともできるが、あんな自動車専用道の上で立ち往生してしまっては近くに家もなく、どうしようもない。また、運転する人も、雪が降ったらスリップして動けなくなることは分かっているはずなのに、チェーンを付けるなどのルールを守らず、それぞれが無責任にいい加減なことをするのでどうにもならなくなる。
【署長】警察官もあの日は、車両が通行できず歩いて現場臨場していた。
<委員>災害時には、予期しないことが起こる。
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