三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

熊野警察署  第3回

1 日時
平成27年11月30日(月)午後2時~午後3時
場所
熊野警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(4名)
岡内めぐみ委員、硎屋忠夫委員、桝本典暁委員、松田元委員
2 警察署(9名)
署長、副署長、会計課長、生活安全刑事課長、地域課長、交通課長、警備係長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内の犯罪情勢及び交通情勢等説明(生活安全刑事課長、交通課長)
4 警察署協議会代表者会議の伝達(会長)
5 取組状況の説明
(1)「熊野警察署高齢者対策アクションプラン」の推進状況について(副署長)
(2)熊野警察署が進める伊勢志摩サミットへの取組について(警備係長)
6 主な協議
<委員>高齢者対策は、今後も高齢者が増加していく熊野市において重要な課題になると認識している。
【副署長】熊野警察署が行っている活動の多くは、高齢者が関わっている。
【署長】認知症の方の免許証の自主返納は難しい状況である。一定の条件をクリアした者に運転を許可するシステムになっているが、認知症の方の中にも常に発症しない方もいる。一概的に、「あなたは認知症なので運転できないよ。」とは言うことはできない。
 また、この地域は車がないと生活することができない。都会の方は、運転免許を自主返納すると、公共交通機関が安くなるが、こちらの方ではそうはいかない。
 難しい部分ではあるが、警察としては、万が一の事を考えなくてはならない。認知症の方が運転をしていた際、本人が怪我をする、あるいは一般の方を巻き込んだ事故を防ぐため、説明しながら家族の協力や本人の理解を得た上で、少しずつではあるが、進めて行かなければならないと考えている。
<委員>高齢者自身より、高齢者の周囲の方が困っている状況だと思う。私たちは、この高齢者アクションプランについて協議会で聞いているので分かるが、地域の方や困っている家族の方に対し、どれだけ伝えられるかだと思う。今後は、地域住民が高齢者に対し「もうそろそろ免許を返したらどう。」と声を掛けられるような取組をしていかなければならないと考える。
【署長】警察として「近所の認知症高齢者が運転をしているがどうしたら良いか。」といった相談があれば、解決に向けた助言等や関係機関も紹介をする。
【署長】爆発物の原材料は、薬局やホームセンターで売っている。当署も、事業者にお願いし、金融機関の声掛け運動のように爆発物の原材料になる物を必要以上に買う者がおれば、氏名や使用目的等を聞く等、ロールプレイング方式で訓練をするようお願いしている。絆が強くなることにより、行政機関以外からも情報が入ってくるような関係を県単位、署単位で作っていくものである。
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