三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

鈴鹿警察署  第3回

1 日時
平成27年12月15日(火)午後2時30分~午後5時45分
場所
鈴鹿警察署3階大会議室等
2 1 警察署協議会(11名)
大藏かよ子委員、桂みこ委員、小山雄利委員、寺田忠幸委員、中道公子委員、兵連恒夫委員、藤原正範委員、宮﨑由美子委員、毛知鉄夫委員、山川武志委員、米川佳秀委員
2 警察署(14名)
署長、副署長、交通官、警務官、会計課長、留置管理課長、生活安全課長、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 警察署代表者会議報告(会長)
3 特殊詐欺抑止対策について(生活安全課長)
4 主な協議
<委員>先日、鈴鹿市が配信している防犯メールのメルモニで「鈴鹿市役所の水道課を騙って、『一斉に断水する』という詐欺メールが入ってきたという情報があるので注意すること。このようなメールが入ってきたら、鈴鹿市役所の水道課に連絡すること」といった注意喚起のメールが入ってきた。このような詐欺メールが届いた場合、メールを開けた時点で相手方に何らかの情報が渡ってしまったり、被害を被るのか。
 一般市民は、このようなメールが入ったら何の疑いもなくすぐに開いてしまうと思うが、このような水道課を騙るメールが原因で何か被害はあったのか。これは、水道課を騙ったメールであれば誰でも開くという心理を突いたメール詐欺と言える新たな手口ではないか。もし鈴鹿警察署でこのようなメールが原因で被害が発生しているなら、教えてほしい。
【生活安全課長】今のところ、水道課を騙るメールに起因する詐欺の被害は発生していない。しかし、似たような被害はあり、銀行や企業を騙って「入力フォームに個人情報を入力してください。」と言って、相手に個人情報を入力させるものがあった。
<委員> 私はこのような詐欺メールに対しての注意喚起メールがあったことを、自分の家族に話し「絶対開くなよ。」と注意しているので大丈夫であるが、メルモニの登録をしていない人は、このような詐欺メールを信じて被害に遭ってしまうかもしれない。
<委員>大学において学生が「特殊詐欺をどうやったら防ぐことができるか。」という問題解決学習を行っている。三重県警察本部の警察官にも来てもらい、指導を受けた。
<委員>親、お年寄り等家族から話しを聞いて、特殊詐欺について理解を深めさせることも我々の役目だと思うし、職場や地域で広報活動を行い、理解を広めるもの大事だと思うので、委員の方々には積極的に取り組んでいただきたい。
【署長】特殊詐欺の被害者調査において、特殊詐欺に対する注意喚起等の広報を聞いたことがある者が8割、自分は騙されないと考えていたにも関わらず被害に遭った者が8割となっている。このように被害に遭うまでは、他人事のように考えている方がたくさんいる。各委員の皆様からいろいな意見をいただき、当方で検討すべきことは検討し、今後生かせられるところがあれば、生かしていきたい。いろいろな方法で被害を減らして行きたいと思っているので、御協力をよろしくお願いする。
6 視察
三重県警察本部110番センター
7 その他
次回開催は2月下旬頃、協議事項を「伊勢志摩サミットの取組について」と決定した。
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