三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

鳥羽警察署  第4回

1 日時
平成28年2月19日(金)午後2時~午後5時
場所
鳥羽警察署1階多目的ホール等
2 1 警察署協議会(7名)
大幡佐和委員、小川満久委員、片岡由郎委員、柴原喜次委員、出口優子委員、西川実委員、西﨑登委員
2 警察署(10名)
署長、副署長、警務官、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、地域課主幹、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内治安概況説明(署長)
4 伊勢志摩サミット関係の説明(署長)
5 主な協議
<委員>志摩市内で開かれた第2回住民懇話会に参加した。発言はしなかったが、志摩町から阿児町へ入るに際し検問が厳しくなる。1回検問を受けたらOKということにはならないのか。
【署長】同じ警察官が同じ場所に24時間いるわけではなく、他の都道府県から派遣されてくる警察が住民の個々の顔を覚えることは難しい。検問には、いろいろなやり方があり、例えば、信号待ちの間に声を掛ける形態の検問、いよいよテロの危険が迫っている情勢であるならば、入念な検問を行う必要があるので御協力をお願いしたい。
<委員>テロ対策は馴染みがないが、数年前、自宅前で大型車同士の事故が発生し、タイヤが破裂してバーンという音がした。事故を見たさに野次馬が寄って来たが、テロでは爆音がしたら逃げなければならないところ、市民心理としては、大きな音がする方向へ近寄ってしまう心理がある。こうした心理は警備対策を行っていく上で、支障になると感じる。フランスなどでは、爆音がしたら反対方向へ逃げる人が多いと感じる。危険場所へ近づかないよう対策を講じていく必要を感じる。
【署長】本日のスペイン村の訓練でも同じで、確かに野次馬的な意識が存在するが、具体的な対策は非常に難しい。テロ対策自体説明が難しい部分がある。交通事故防止や犯罪抑止対策は、過去の経験の蓄積があり、現実感を持って対応ができるが、テロに対しては経験がなく、どのようにすれば、うまく伝わるのかということを考えていかなければならないが、いずれにしてもテロについては、既に現実的な問題となっており、広く広報をしていく必要があると感じている。
<委員>交通取締りは相当数の人員が必要となるので、事故が多い時間帯に制服で何人か街頭に立つという方式で実施してはどうか。制服姿を見せることにより、スピードが若干控えめになると思われる。朝のラッシュ時に鳥羽駅周辺を走ると、すごいスピードで走行する車がある。安全運転を励行しているが、朝熊へ通じる道路を走るとき、後ろにつかれ怖い思いをしたことがある。車間距離の取り方や、スピードについての慣れが事故を起こす原因ではないか。試みとして、事故が起きたような場所において、警察官が立ってほしい。通勤の時間帯などについてやっていただきたい。
<委員>私は磯部から鳥羽までの通勤経路として、五知峠を利用している。警察官が立つことで意識付けができるかもしれないが、今まで通勤をしてきた経験から、スピードを出すところは大体決まっている様子である。五知峠を通り越した辺りが実勢速度が速く、怖い思いをすることも多々あり、こういう場所で取り締まったら良い。また、会社終わってからの帰宅時は、交通量も少ないのでそれほど感じないが、6時とか7時になると速度を出す者がいるので、取締りをすることによって良い結果が出るのではないかなと思う。
<委員>五知峠に警察官が立つのであれば、1人でも2人でも良い。
<委員>パトカーがあってこそのことだと思う。
【交通課長】交通監視は一定の効果があり実施している。警察力については悪質違反者の検挙の重点を置きたい。警察官の姿を見せることによる速度抑止効果に配意しつつ、悪質違反者は免許停止等を行い、交通秩序を維持していきたい。
【署長】重大な事故を抑制していくためには、過度な速度超過を抑制していく必要があると認識している。速度抑制をしていくためのやり方は様々で、交通規制や道路改良などもあり、警察官の姿を見せるやり方もその一つである。各種対策を組み合わせ、バランスよくやっていくことが必要と感じている。
<委員>サミットが近づき緊張感が増してくると思うが、5月のサミットが終わってからも気を抜かず、事件事故の抑止をお願いしたい。
6 テロ対策訓練視察
志摩スペイン村においてテロ対策鳥羽・志摩地区パートナーシップによるテロ対策訓練を視察
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