三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

桑名警察署  第1回

1 日時
平成29年6月22日(木)午後2時30分~午後5時00分
開催場所
桑名警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(11名)
  伊藤朋子委員、太田靖人委員、岡直也委員、近藤芳樹委員、
  竹内恵美子委員、西田賀和委員、坂夏美委員、平林東光哲委員、
  水谷茂委員、諸戸浩委員、山本舞委員
2 三重県公安委員会
  山本進委員長
3 警察署(13名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、
  地域課長、刑事第一課長、交通官、交通第二課長、警備課長、
  事務局2名
3 傍聴者
5名
4 公開・非公開の別
公開
5 1 感謝状贈呈
2 委嘱状交付
3 公安委員会委員長挨拶
4 役員選出
  会長 近藤芳樹委員
  副会長 竹内恵美子委員
5 会長挨拶
6 署長挨拶
7 治安概況及び議題説明
8 主な協議
<委員>自転車乗車時のヘルメット着用について、中学生や高校生は、学校によって態様が異なっている。また、自転車乗車時に守るべきルールを知らない中学生や高校生が多いように思う。この2点について、どのように指導を実施しているのか教えていただきたい。
【交通官】ヘルメットの着用については、全年齢を対象に啓発活動を実施している。  交通ルールについては、主に小中学校で交通安全教室を実施しており、同教室では実際に車でヘルメットを踏んで、その強度や有効性についても理解していただいている。
<委員>これから増えると思うが、爆音走行するバイクを見かけた場合は、どのようにしたらいいのか。
【署長】警察へ通報していただきたい。直近にいるパトカーなどにより、写真撮影などの検挙に向けた活動ができる可能性がある。
【交通第二課長】現状として、暴走族のグループが少なくなり、把握が困難になってきている。通報していただくことで、検挙活動のほか、情報として把握することもできるので、見かけたら通報していただきたい。
<委員>桑名水郷花火大会では、堤防道路から一本入った裏路地で犯罪が起こる可能性があると思う。人通りの多いところよりも、裏路地に人員を配置すべきではないのか。
【署長】警察としては、人が多く集まる場所に人員を多く配置する必要があると考える。裏路地等については、巡回するなどして対応する。
<委員>花火大会の会場周辺は交通規制がかけられるが、その周辺部でも花火の見物客が通行するため渋滞が発生する。また、歩行者が多く、車の通行も危険であるので、規制をもっと広げていただきたい。
【交通官】警察としては、規制を拡大し安全を確保したいところであるが、地元住民の要望等も踏まえて規制箇所と人員の配置を決めており、御理解いただきたい。
<委員>近年、日常的にパトロールをしているパトカーを見る機会が多くなった。何らかの理由があるのか。また、大央町交差点の右折車線の設置は、大変便利になったが、運転の苦手な人は、なかなか右折できないようで、右折矢印信号を設置することはできないか。
【署長】パトカーの台数自体は増えていないが、ここ数年、赤色灯を回してのパトロールを実施することが多くなったため、パトカーの存在に気付きやすくなっているのではないか。
【交通官】大央町交差点については関係機関と検討を重ね、現在の形になったが、まだまだ改良の必要性を感じている。右折矢印信号についても、設置の是非を検討しているところである。
<委員>車上ねらいや部品ねらいの被害防止対策について教えていただきたい。
【刑事第一課長】車内に貴重品やカバン等を置かないのが原則である。これらの犯罪は短時間での犯行であり、大通りに近く逃げやすい場所、人目に付きにくい場所などが狙われる。防犯カメラや照明の設置、見通しの確保が、有効な対策である。
<委員>振り込め詐欺について、弊社が発行するフリーペーパーに毎月掲載させていただいている。振り込め詐欺の電話が架かってきたときは、具体的にどうすればいいのか教えていただきたい。
【生活安全課長】警察に通報していただきたい。振り込め詐欺の予兆電話が多発した場合、「三重の見守りコールセンター」から、多発地域の金融機関へ情報を提供するなど、被害防止活動を行うので、ためらわず警察へ通報していただきたい。
<委員>桑名駅西口から桑名東インターへ向かう途中の高架道路の両側に側道があるが、一方通行の規制はない。しかし、形状から一方通行と思い込み進行してくる車があり、危険だと思う。一方通行ではないとの注意喚起の標示はできないか。
【交通官】道路では定められた標示しかできず、一方通行ではないという標示はできない。委員が言われた場所は、通常は一方通行の規制がかけられるような状況であるが、道路を管理する市に地元から要望があり、一方通行の規制をかけなかった。
<委員>年間1,500万人程度の来場者がある長島リゾートでは、関係機関と合同でテロの想定訓練などを実施している。桑名警察署のテロ対策について、教えていただきたい。
【警備課長】長島リゾートは、テロ対策において、ソフトターゲットと位置付けており、パトカーによる巡回強化やパートナーシップ協定など、総合的な対策を講じているところである。そのほか、爆発物の原材料となりうる品目を販売する事業者に対して、不審な購入があれば通報するよう協力を依頼している。
<委員>テロを起こす可能性のある人物の入国情報や国内での動きなどは、長島リゾートなどの会社側に情報提供されるのか。
【警備課長】基本的には提供できないが、テロ対策で協力を求める際に必要な場合は提供することもあると考える。
<委員>どのようなことをした少年が、犯罪少年や不良行為少年に分類されているのか教えていただきたい。
【署長】犯罪少年は、万引きなどの犯罪を犯した14歳以上20歳未満の少年で、不良行為少年は、喫煙や深夜はいかいなどで補導をされた20歳未満の少年である。
【生活安全課長】犯罪少年の半数以上は、万引きなどの窃盗で、不良行為少年の半数以上は、喫煙や深夜はいかいとなっている。
【署長】犯罪少年はもちろんだが、補導した場合でも、基本的には保護者に連絡をしている。
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