三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

尾鷲警察署  第1回

1 日時
平成29年7月6日(木)午後3時10分~午後4時20分
開催場所
尾鷲警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  奥川豊樹委員、北川博敏委員、土井弘人委員、西村留理子委員、
  吉川孝男委員
2 三重県公安委員会 
  川端郁子委員
3 警察署(10名)
  署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、
  警備係長、留置管理係長、事務局
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 委嘱状交付
2 公安委員会委員挨拶
3 署長挨拶
4 警察署協議会委員及び警察署幹部自己紹介
5 役員選出
  会長 土井弘人委員
  副会長 奥川豊樹委員
6 会長及び副会長挨拶
7 紀伊長島インター交差点安全対策についての説明(署長)
8 管内治安情勢説明(署長)
9 主な協議
<委員>高校生が登下校時、横断歩道を渡る際、スマートフォンを見ながら渡っており、とても危険だと感じる。今後、どのような指導をしていくのか。
【署長】当署管内では、昨年4件、今年1件の死亡事故が発生している。その内、2件が自損事故で、3件が横断歩道に関する事故である。登下校の時間帯に、交差点の駐留警戒を推進している。
また、7月12日に自転車の盗難防止モデル校として尾鷲高校を指定する。その際、盗難防止対策だけでなく、スマートフォンやイヤホンを使用しないといった交通事故防止対策についても指導していく。
<委員>少年非行については、全国的に減少しているのはよく聞くことであるが、18歳あたりで重大な事件が起きている。
私は非行について、学校内だけの問題ではないと考える。今の生徒は、スマートフォンを使用して、非行につながっていくと考えられる。是非ともスマートフォンの使用方法について指導していただきたい。さらに、学校で活用できるよう、様々なデータや資料を準備していただきたい。
【署長】深夜はいかいや喫煙といった非行少年の数は、県下全体で減っており、当署管内においても減っている。非行については、防犯教室で指導しているとともに、交通安全教室の場においても防犯について指導をしている。
一方、昨年10月に、鈴鹿で少年少女が男子中学生を暴行により殺害した事件や、2月には四日市で男子高校生が母親を殺害した重大事件が発生している。これについては、何かの兆しを掴み、早めの対応をすることが大事だと考える。御要望いただいたことについては、今後の参考としたい。
<委員>気になるのは、虐待についてである。学校現場においても問題となっている。県と警察は合同で訓練をしており、私もこれまでに2、3回出ている。ただ、未だに何でこんな訓練をするのかと思うところもある。虐待について、児童相談所のできること、警察のできること、それぞれの法令的なものも含め、学校警察連絡協議会の場で教えて欲しい。
【生活安全課長】先般行われた学校警察連絡協議会においても、尾鷲高校、紀北町の中学校、小学校において、いじめの問題を話し合った。警察としては、事件化できるものはしている。いじめをなくす事が大事なことであり、大きな事件になる前に対処しなければならないと感じている。
スマートフォンの話については、紀北町の小学生の内、5、6年生の8割がスマートフォンを持っているという話を聞いている。普及の理由については、防犯目的に持たせているものが多い。利用方法に問題のある子どもは、ツイッターを使用して友達に会いに行くなどの問題がある。そのような状況から、家庭内での使用方法について、先生や保護者に呼び掛けをしているところである。
【署長】虐待防止について、児童相談所と警察は、協定を結んで情報共有に取り組んでいるところである。
<委員>スマートフォンについて、管内では盗撮事案の発生があるのか教示願いたい。
【署長】発生は分からないが、検挙はない。
<委員>賀田湾の曽根地区にある廃棄物について、どこが対応するのか。環境的にも防災的にも津波が来たら大変ということで、地域の人々の話題となっているので教示願いたい。
【署長】三重県警からも職員を派遣しているが、県の廃棄物対策課が指導、対応している。
<会長>矢ノ川峠登り口の交差点について、交差点の先に数年前にコンビニエンスストアができたが、交差点には左折レーンがあり、その先に合流地点がある。コンビニエンスストアに入るためには、交差点付近で進路変更をしなければならない状況にある。左折レーンを直進できるようにならないか。
【交通課長】道路管理者に働きかけ、検討したい。同交差点付近は、スピードが出る場所であり、また、国道42号上は、商業施設からの出入り、緩やかなカーブと事故が起こりやすい環境である。今後検討したい。
9 署長謝辞
10 公安委員会委員講評
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