三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

津警察署  第2回

1 日時
平成29年9月28日(木)午後3時30分~午後5時00分
開催場所
津警察署1階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(10名)
  淺生智美委員、門山原大委員、北田昌克委員、斉藤哲也委員、
  清水麻紀子委員、長谷マルシア委員、中西万喜夫委員、速水正美委員、
  不破孝幸委員、山本潤子委員
2 警察署(15名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、
  生活安全課長、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、
  警備課長、事務局2名 
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 委嘱状伝達
2 会長挨拶
3 署長挨拶
4 副署長紹介
5 管内概況等説明(署長)
6 主な協議
<委員>特殊詐欺の中の振り込め詐欺以外の詐欺とは、どのようなものか。   
【刑事第二課長】振り込め詐欺以外の詐欺には、金融商品等取引名目の詐欺、ギャンブル必勝情報提供名目の詐欺、異性との交際あっせん名目の詐欺がある。振り込め詐欺には、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金詐欺というのがあり、これを総称して特殊詐欺という概念で公表している。
<会長>だまされたふり作戦とは、どういうものか。
【刑事第二課長】犯人グループから、高齢者の家にランダムに電話が架かってくる。例えば、警察官や息子をかたって、言葉巧みにお金をだまし取ろうとしてくる。その途中で、詐欺ではないかと気付いて警察へ通報があれば、状況によっては、その後もだまされたふりを続け、警察と一緒に犯人を誘い出して捕まえることができ、これをだまされたふり作戦と呼んでいる。
 実際に、銀行員姿の犯人が高齢者宅を訪れ、不審に思った高齢者の方が、銀行に電話をし、銀行員が警察に通報、駆けつけた警察官が逃げていく犯人を捕まえたという事例や、また、「電話でお金の要求が続いている。」、「お金を渡していない。」という相談に基づいて、金の引き渡し場所まで犯人を誘導して検挙したという事例がある。
<委員>私は1週間くらい前に交通事故にあった。私は歩行者で、横断歩道を渡っていたが、相手側が、私に気が付かず車のドアミラーが当たった。幸い怪我は軽くて済んだが、このときから交通安全について、よく考えるようになった。
 警察に言うことではないが、歩道は段差が多く、歩行者や自転車用の作りになっていないと感じる。都市部ではフラットな歩道に改良されているので、市内でも段差のない歩道ができればいいと感じた。
<委員>振り込め詐欺を防ぐ方法の広報にはいろいろあるが、私は車で通勤しており、ラジオで振り込め詐欺の話題をよく聞く。広報は、人目に付くようなものを考えていけば良いと思う。
<委員>振り込め詐欺で、高齢者宅に対する巡回連絡はどのように行っているのか。
【生活安全課長】捜査を進めた中で押収した名簿を参考に各家庭を巡回し、お話を聞かせてもらっている。
<委員>新学期が始まり子供達が登下校するのに合わせ、横断歩道に立ち、子供達に「おはよう」と声かけをして、安全に通学する姿を見せてもらっている。大人が黄色のタスキや緑の服を着て、横断歩道の両サイドに立っているが、車は止まろうとしない。子供達が、道路にはみ出しそうになっても車は止まらない。私達が危ないと思い、子供達を歩道側に戻すと、車は止まることなく通り過ぎて行く。
山間の地方へ行くと、私が横断歩道で止まると、子供達はきちっとお辞儀をしていく。信号が点滅すると渡ることなく止まっている。気持ちが良くモラルがいいと感じた。
 モラルの問題で、津駅の西口だが、最近学習塾が増え、路上駐車する車が多くなった。反対車線にそのまま駐車している車が多く、子供を迎えにきた親御さんが乗って待っている。時間にして午後9時から午後10時までの間だが、あの辺りを一度、警らしていただくと状況がよくわかると思う。子供の教育を高めようと思うのは分かるが、親がモラルを守っていないと、逆に子供に悪影響を与えるのではないかと思う。
<委員>自転車のマナーで、左側通行なのか、右側通行なのか未だにわからない。本当は左側というのが頭にあるが、間違っているか。
【交通官】間違っていない。左側通行だが、場所によって違う場合がある。歩道で自転車のマークの付いた青い標識があるところは、自転車も歩道を通行できるという場所である。この場合は、歩道での自転車のすれ違いはある。ただ、車道などは左側通行が原則である。通行の際は、標識などをよく確認していただきたい。
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