三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊勢警察署  第2回

1 日時
平成29年10月6日(金)午後3時30分~午後5時15分
開催場所
伊勢警察署4階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(10名)
  浦田智啓委員、伊藤由美子委員、北村典子委員、齋藤郁雄委員、
  曽根章江委員、冨田薫委員、中村忠彦委員、濵口廣委員、
  濱千代美治委員、菱田幸子委員
2 警察署(15名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長
  地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通官、交通第二課長
  警備課長、事務局3名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内犯罪等の情勢説明
(1)刑法犯関係(生活安全課長説明)
(2)交通事故関係(交通官説明)
4 秋の全国交通安全運動の結果(交通官説明)
5 全国地域安全運動の実施(生活安全課長説明)
6 質疑 
<会長>度会町地内で、家の敷地内で交通死亡事故があったと聞いたが、新聞などで記事を目にすることはなかった。実際のところはどうだったのか。
【交通官】車にはねられ死亡する事案は発生したが、道路上ではなく、周りを囲まれた私有地での発生だったことから、交通事故の扱いではなく報道もされていない。
<委員>車上ねらいは、伊勢署管内のどこで多く発生しているのか。
【生活安全課長】いずれかの地区で集中的に発生しているという状況はないが、自宅の駐車場や、ショッピングセンターの駐車場などで発生している。ドアロックをせず、車内に荷物が置いてある車が狙われている。
<委員>高齢者講習では、どのようなことが行われているのか。
【交通官】事故概要説明、横断方法などの講習を行っている。
<委員>事故を起こしやすい特定の年齢層はあるのか。
【交通官】伊勢署管内では、特にこの年代が多いという傾向はない。
7 年間テーマの検討
 年間テーマ「歩行者・自転車の交通事故防止対策」について検討し、各委員から
 ・ 自転車専用レーンを設けたらどうか
 ・ 歩行者専用のグリーンベルトの設置
 ・ 地域でお年寄りに集まってもらい、ルールの勉強会を開催
 ・ 車、自転車ともにルールを守る
 ・ 違法駐車が、歩行者・自転車通行の邪魔となっている
 ・ 子供、老人目線での看板、ミラーの設置
 ・ 自転車が車道を走るのは危険ではないか
 ・ 小中高各学校で、定期的に自転車の交通ルールの勉強会を開催
 ・ 危険箇所マップを地域の子供が警察と協力して作成
 ・ 歩行者が道路を渡る際、渡るという意思表示をしてほしい
 ・ 自転車も免許制にするべきではないか
 ・ 夜間は強制的にライトが付く自転車にすべき
 ・ 自転車の「傘差し運転」、「スマホ見ながら運転」の取締り強化
 ・ 横断歩道に歩行者がいれば、止まるという意識を持つ
などの意見が出された。
<委員>それでは、多くの意見が出た中で、4点を挙げさせていただく。
 1点目、子供・老人目線で、注意喚起看板や、四つ角にミラーを設置していただきたい。どうしても、大人目線での設置となっているため、子供や老人には目線が高すぎる。
 2点目、危険箇所を子供たちに指摘してもらい、警察と協力して危険箇所マップを作成する。
 3点目、自転車を免許制にしてはどうか。自転車運転マナーに差がありすぎる。また、今の自転車ルールは、伊勢の町に適合しているのかも検討してもらいたい。
 4点目、横断歩道に歩行者がいたら、停まるのは交通法規上、本来当たり前のことである。その当たり前のことが守られていない。横断歩道付近での指導取締りを強化して意識付けを行ってはどうか。
【署長】本日は、さまざまな御意見を頂いた。次の第3回目には、関連した現場を実際に確認したりして、最終的に、第4回目でお答えしたいと思う。
<委員>年間テーマについて、フリートーキングで検討した結果、多くの意見が出された。本日、出された意見が、少しでも交通事故防止対策の参考になることを願っている。住民一人一人に、安全意識を持ってもらうことが最善の方法だと思う。伊勢警察署管内が安全で安心な街として肌で感じられるよう、委員それぞれの立場で地域に幅広く広報していく。
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