三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

名張警察署  第2回

1 日時
平成29年9月25日(月)午後1時30分~午後3時40分
開催場所
名張警察署大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  川﨑詠美子委員、冨山修委員、中尾友美委員、花垣淳美委員、
  藤原敏男委員、前田正文委員、山本美千代委員
2 警察署(11名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、警備課長、事務局2名 
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内治安情勢説明(署長・各課長)
(1)警察安全相談受理件数
(2)刑法犯認知・検挙件数について
(3)重点犯罪の認知状況
(4)特殊詐欺の発生状況
(5)ストーカーの認知等の状況
(6)配偶者暴力の認知等の状況
(7)少年非行の状況
(8)交通事故の発生状況
4 主な協議  
<委員>刑法犯の検挙率が低いと感じるが、主な原因は何か。
【刑事課長】検挙率は概ね30パーセント前後で推移しており、本年の26.4パーセントは若干低いと感じている。刑事課としては、更に検挙と予防に努めたいと考えている。一人の被疑者が何件も犯罪を犯す、いわゆる職業泥棒を検挙した場合、検挙率が急激に上がる。
<委員>ストーカーの認知件数は11件ということだが、どの程度の行為からストーカーと見なされるのか。
【生活安全課長】つきまとい等の行為が2回以上反復継続され、被害者が不安を感じた場合にストーカー行為と見なされる。
<委員>積田神社が、ポケモンゲームのメッカになっており、人と車の出入りが多い。事故が起こらないか不安なので、パトロールをしてほしい。
【交通課長】ポケモンゲームが出始めのころ、愛知県で死亡事故が発生するなど社会現象となったが、それ以降、携帯電話を片手に運転する違反者を厳しく取り締まったことで、一定の効果が見られ、現在では人気も下火になったと承知している。
<委員>積田神社のほか、大村神社も常時10~20台の車が止まっており、30人位の人が携帯電話を片手に行ったり来たりしているので、ポケモンゲームの人気がぶり返していると感じる。
【交通課長】パトロールを通じ、違反を現認したら検挙するなどして、厳しく対処していく。
<委員>暴走バイクが165号線を走る音をよく聞くが、赤目町から出発して赤目町に帰って行くので、取締りの参考にしてほしい。
【交通課長】取締りの参考にする。バイクで暴走する違反者を捕まえてみると、家庭的な事情を抱えた少年であることが多いが、必要な指導は確実に行う。
<委員>横断歩道等の道路標示が消えている場所が散見される。高齢者や子供が、そのような場所で事故に遭わないか心配である。塗り替えをしてもらいたい。
 警察は、事故防止の観点から高齢者の運転免許証の返納を促しているが、田舎では、車がなければ買い物にも行けない者が多く、返納できない事情があるところを分かっていただきたい。
 今、交通安全運動期間中だが、悲惨な事故の現状を目にする機会は少ないので、ポスター等で広報すべきだと思う。プライバシーの問題もあると思うが、啓発の方法を一つ一つ見直し、小さな事から積み上げていくのが良いと思う。   
<委員>停止線が、ほぼ見えないくらいまで消えかかっている道路は多い。これは名張市だけではなく、伊賀市も奈良県も同じ状況である。百合が丘地区でも要望書を出したが、市議会から待つよう言われた。いつ事故が起こっても、おかしくない状況と思える。
【署長】道路標示については、いろいろなところから要望をもらっており、署として場所を検討している段階である。摩耗の具合を見て、通学路や高齢者が通る場所、車がよく通る場所等を重点に選定するが、委員から教えてもらった場所も含めて前向きに検討したい。
<委員>先般、靴を履いていない少年が、歩いているところを見かけた。虐待かと思い声をかけたが、親の目を盗んで母親のバックを持ち出したらしく、親の教育力不足を感じた。
【署長】当該事案は、発達障害を持つ少年が、電車に乗って奈良県まで移動し、奈良県橿原警察署で保護されたもので、その後、両親から具体的な話を聞き、市や児童相談所とも情報共有して見守り態勢をとっている。家庭に問題がある児童は、この子だけではないが、一つずつ対応していく。 
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