四日市北警察署 第3回
2018年05月09日
1 | 日時 平成29年12月1日(金)午前10時00分~午前11時40分 開催場所 四日市北警察署3階大会議室 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(10名) 一木万希子委員、石川久美委員、平田源次委員、藤田貴大委員、 前田健次委員、水谷悦子委員、百瀬哲也委員、森一正委員、 山口ひろみ委員、渡邊淳委員 2 警察署(10名) 署長、副署長、会計課長、警務官、地域課長、交通課長、警備課長、 事務局3名 |
3 | 傍聴者 なし |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 会長挨拶 2 署長挨拶 3 管内概況説明(署長) 各課関係部門の治安情勢等の説明 4 主な協議 <委員>相談受理件数や110番受理件数が多いが、実際に警察官が現場へ駆けつけた件数が分かるなら教えてほしい。 【地域課長】110番の受理は、警察本部の110番センターが一元管理しており、件数を集約している。通報に対しては、各警察署が現場臨場等の対応を行っている。実際に「臨場した」、「臨場しなかった」という件数の取りまとめは困難である。 【署長】基本的に、事件事故の通報であれば、管轄署の警察官が現場に駆けつける。 110番通報には、電話番号の押し間違えや、子供が誤って架けたケースもある。軽微な物損事故などでは、110番センターから警察署への出頭を促すこともあり、現場へ臨場しない場合もある。 <委員>説明を受けた交通死亡事故について、実際に検証して、車のライトがハイビームであれば防げた事故だったと判断したのか。 【交通課長】今年、当署管内で発生した3件の交通死亡事故では、事故を起こしたときの事故車両のライトは、すべてロービームであった。実際、夜間、現場で事故の状況を再現し、ハイビームの場合とロービームの場合の見通しの違いや、歩行者がどの位置で見えるかなどの確認(実況見分)を行った。運転者も、この実況見分に立ち会い、ハイビームであれば歩行者が見えていたことを確認し、ロービームでの走行が事故の原因の1つであることが判明した。 交通事故の原因や責任が、すべて車両の運転者側にある訳ではないが、車両の運転状況等を明らかにすることで、事故の原因を究明している。 三重県では、過去3年間、ハイビームでの死亡事故は発生していない。車の運転手には、ライトのこまめな切替えを行っていただきたい。 <委員>高齢者が自動車を運転する際、アクセルとブレーキを踏み間違えて、コンビニなどに突っ込むという事故が後を絶たない。最近の車には、アクセルとブレーキを踏み間違えても制御するシステムが付いているが、そのような装置を義務付ける方向には議論が進んでいない。強制はできないが、今後、車を買い替える際、そのような制御システムが付いた車を選択するよう警察で推奨してはいかがか。 【交通課長】国では、高齢者が運転できる車を制限する運転免許の制度として、免許に自動安全装置が付いた車であれば運転できるとの条件を付すことが検討されているとのことである。 |