三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

亀山警察署  第3回

1 日時
平成29年12月14日(木)午後1時00分~午後3時00分
開催場所
亀山警察署会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  大谷美貴子委員、中島徹委員、福島富士子委員、古田秀樹委員、
  森日出子委員、
2 警察署(7名)
  署長、副署長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、
  事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 管内治安概況等の説明(署長)
(1) 治安概況
(2) 警察安全相談受理状況
(3) その他(前回の質問等への対応結果)
2 主な協議
<委員>知人から、「国道306号の消防署の北東分署前の横断歩道で、毎朝、警察官が交通整理をしており、分署側からの左折車両ばかりを通行させるので本線が渋滞している。」と聞いたが、そのようなことはあるのか。
【署長】駐在所員が、その地域で交通監視を行っていることは承知している。横断歩道を横断する学生を優先して通行させるため、車両が滞留しているのかもしれない。一度、状況を確認する。
<委員>医療センターの近くに横断歩行者用の信号があるが、停止線がない。このようなときはどうすればよいのか。
【交通課長】停止線があれば、停止線で止まらなければならない。停止線がなければ、横断歩道の手前で停止することとなる。
<委員>信号交差点に、カーブミラーは設置されないのか。
【交通課長】カーブミラーは公安委員会の規制ではなく、道路管理者が設置するものであるが、一般的に信号交差点にカーブミラーは設置されない。交差点における安全確認の方法は決まっている。
<委員>テレビで、黄色点滅信号は危ないので見直すという話が放送されていたが、三重県でも見直しを行っているのか。
【交通課長】実際に、そのような要望や箇所があれば検討する。
<委員>意見があればということか。全体的な見直しは行っていないのか。
【交通課長】黄色点滅信号に限らず、交通規制については常に検証し、見直しを行っている。
<委員>運転しながら携帯電話を使っているドライバーをよく見かける。交通取締りで、この種の違反は少なくなったと思ったが、最近また増えてきたような気がする。
<委員>運転中、携帯電話のヘッドセットを使って通話することは、違反になるのか。
【交通課長】画面を注視すると違反になる。
<委員>私の車は、電話が着信するとナビの画面が電話になる。これは大丈夫か。
【署長】画面を注視して、運転に支障が出ると違反になる。何より危険であるので気を付けていただきたい。運転中の携帯電話の使用については取締りを行っており、今後も継続して行っていく。
<委員>横断歩道の交通取締りもよくやってもらっている。横断歩道に歩行者がいれば、通行車両は停止しなければならないことを忘れている人が多すぎる。市役所前の横断歩道も、なかなか止まってもらえない。
<委員>市立医療センター前の横断歩道も、ほとんど通行車両は止まらない。また、横断歩道の近くに指定車両の駐車枠があって、かえって危険な気がする。その駐車枠には、指定車両以外の車もよく止まっているように思うが、どういった車両が指定されているのか。
【交通課長】指定車両用の駐車枠は、妊婦などに許可証を発行し、駐車できるようにしているものである。
<委員>特殊詐欺が管内で発生したということだが、お金の受取場所はどこか。
【刑事課長】この時は、被害者の自宅の近くのお寺が指定された。
<委員>そのような場所であれば、目撃者などはいなかったのか。
【署長】今のところは目撃情報はない。犯人が地図などを見て、家の周辺も調べていたことがうかがえる。
<委員>詐欺に限らず、最近は電話回線の勧誘など、怪しい電話が多い。
<委員>「今なら無料。」とか「あなたが選ばれました。」とか言ってくる。そして、関係ないのに、「何人家族ですか。」とか「自宅は築何年ですか。」などと尋ねてくる。そのような質問には「お答えできません。」と返答することにしている。
【署長】何らかの勧誘の電話などは、皆さんのご自宅に架かってきていると思う。各家庭で、気を付けていただきたい。
<委員>運転免許証の自主返納の話が出ていたが、返納件数は、純粋に自分から返納した数なのか、それとも家族などから説得されて、返納した数も含まれているのか。
【署長】統計上の返納数は、その両方の数が計上されている。高齢ドライバーとしては、車を運転できなくなると、日常生活が不便になるので、自主返納をためらうところがある。
<委員>私の親も、そろそろ運転免許証を自主返納した方がいいと思っているが、生活の不便さを考えると、きつくは言えない。
【署長】確かに、あまりきつく言うと、誤った方向に受け止められることがある。交通安全運動出発式の挨拶で、運転免許証の自主返納の話をしたところ、「老人が責められる時代になった。」などと誤解されたことがあった。運転免許証の自主返納は、高齢運転者による交通事故をなくすことを目的としている。
<委員>実際のところ、お年寄りは急に発進したり、急ブレーキをかけたりするので、見ていて危ないところがある。
<委員>高齢者は、運転免許更新時の試験にパスしなければ、更新できないのではないのか。
【署長】75歳以上の方が運転免許を更新する場合、高齢者講習と認知機能検査を受ける必要がある。認知機能検査は試験ではないが、検査結果によっては、運転免許を更新できないことがある。
<委員>8年位前になるが、私の家では1年間に2回、泥棒に入られたことがあった。1回目は、外出するのを見張っていたかのようで、30分程で帰宅したのに被害に遭った。2回目は、2階にいる間に1階に入られた。
<委員>空き巣の被害は、年末にかけて多くなるのか。
【刑事課長】最近は口座振替やカード決済が多く、昔のように年越しのための現金を持たないので、年末であるから多くなるという傾向はない。
<委員>仕事柄、各家庭を訪問することが多いが、高齢者の一人暮らしがとても増えてきた。市内でも、一人暮らしの高齢者が、訪問販売で消化器を買ったなどという話を聞く。ちょっと間違えば、オレオレ詐欺などの被害に遭うのではないかと心配している。
<委員>医療機関としては、高齢者の一人暮らしも心配であるが、高齢者夫婦のみの世帯も心配である。同居人がいることで、福祉の目が行き届かないこともある。
【署長】警察としても、独居高齢者には特別な対策をとっている。通常の巡回連絡とは別に、独居高齢者宅を訪問して、安否を確認し、その際に犯罪被害防止の注意喚起を行っている。
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