三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

松阪警察署  第3回

1 日時
平成29年12月15日(金)午後3時00分~午後5時00分
開催場所
松阪警察署4階訓授室
2 出席者
1 警察署協議会(11名)
 青木道夫委員、乾由美子委員、浦田美三委員、太田廣美委員、
  小山利郎委員、瀬古久美子委員、髙山貢委員、谷口まゆみ委員、
  玉置久雄委員、床呂さや子委員、藪谷一雄委員
2 警察署(15名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、
  生活安全課長、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、
  警備係長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
一部非公開(映像射撃訓練)
5 1 フリートーキング
2 署長挨拶
3 平成29年度警察署協議会代表者会議結果報告
4 映像射撃訓練視察
5 主な協議
<委員>第2回目の警察署協議会で、警察学校の視察を行ったが有意義であった。地元の自治会では、毎年、年初の取組として企業見学会を行っているが、今回の見学先として、警察学校の見学を計画している。地域の住民が、子供や孫に警察学校視察の経験を語り、警察官を志望する若者の増加につながればよいと感じている。
 警察署協議会活動用の腕章とベストが新調されたので、様々な機会で活用し、警察署協議会の活動をアピールしたい。
【署長】警察署協議会の腕章とベストについては、是非、有効活用をお願いしたい。
<委員>私の居住する地域で、交通死亡ひき逃げ事故が発生した。被害者は、早朝の暗い時間帯に、一つ先のバス停に向かって歩いているときに事故に遭われたようだ。
 かねてから、夜間に散歩する人に対しては、反射材のタスキを着用するよう指導してきたが、朝の散歩については指導が手薄であった。早朝も反射材を着用していれば、防げた可能性がある。この事故を契機に、75歳以上の方々に対し、反射材のタスキを配布して交通事故防止を図った。
【署長】夜間に外出する方々には、反射材の着用を促しているが、今回の交通死亡事故は、早朝、時間に余裕があった被害者が、一つ先のバス停まで歩いているときに発生したもので、残念な結果となった。
<委員>1週間前、不注意により前の車に追突するという交通事故を起こした。交通事故のニュースでは、アクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故として簡単に報道されるが、細かく見れば、ブレーキペダルが金属製であったために足が滑り、アクセルを踏み込んでしまったという車の構造が原因である場合もある。
【交通官】踏み間違いの防止は難しい問題である。加速抑止システム等の補助装置付きのセーフティサポートカーを購入するのも一つの方法であるが、環境への負荷を軽減させるため、ゆっくり加速する運転も参考にしてほしい。
<委員>勤務先の幼稚園で、警察官に防犯教室を開催してもらった。女性だけの職場であり、教諭については刺股の使い方などを、園児に対しては「いかのおすし」の話などを教えていただいた。また、不審者の人物像について、変装している者だけが不審者ではないと聞き、不審者についての注意点を再認識した。
【署長】啓発ポスターの悪人のイラストは、サングラスに髭といったように、分かりやすいイメージが多いと思うが、そうした風体の不審者はまれで、普通のサラリーマンや若者が犯人であるときもある。
 特殊詐欺の現状については、昨日(12月14日)までに、管内で24件約4,000万円の被害が発生している。昨年は12件であり、倍の発生となっている。
 最近は犯人の検挙が困難化している。被害が全国に及び、捜査が進みにくい状況にある。
<委員>警察署長の出席を得て、先日開催した飯高地区住民協議会(森を考える会)では、約30名が出席して意見交換を行ったが、中日新聞と夕刊みえの報道もあり大きな反響であった。新聞報道を通じて警察署協議会活動が広報され、非常に良かったと感じている。
 住民協議会の席上、ツーリングバイクの違反取締りについてお願いしたところ、早速、次の週の日曜日に取締りを行っていただいた。そのことが他のツーリング仲間へ広まったようで、走行速度が抑制され、交通の安全が確保された。
【交通第二課長】委員が指摘した路線は、交通死亡事故が年に何件か発生し、バイクによる交通事故も発生している。これまで、速度取締りの頻度は少なかったが、今回効果があったので、今後も速度取締りを継続いたしたい。
<委員>5月頃がツーリングの多い時期であり、引き続き、速度取締りをお願いする。
<委員>業者から、光ファイバー回線に関する説明を受けた際、話しの流れの中で、暗証番号をうっかり話してしまったことがある。相手に悪意がなくても、話しの流れの中で無意識に大切な情報を明かしてしまうので、詐欺のプロならば、もっと巧妙にだますのではないかと感じた。
【署長】犯人側はだましの話術が巧みで、声色を変えたりする一方、高齢者は話に乗せられやすく、付け込まれる傾向がある。  
<委員>12日17日に、多気町でマラソン大会が予定されており、地元の駐在所員に協力していただく予定である。よろしくお願いしたい。
<委員>私は川井町交番の管内に居住しており、先般、川井町交番連絡協議会(地域課長出席)へ出席した。交番の管轄区域は広く、花岡地区居住者から、同地区に交番を設けてほしいという意見が出たが、大きな事件の発生もなく、管轄内の情報交換を密接に行いながら対応していくこととなった。
 年の瀬に入っているが、市民が、犯罪や事故に巻き込まれないよう警戒をお願いしたい。
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