大台警察署 第3回
2018年05月15日
1 | 日時 平成29年12月11日(月)午後2時00分~午後4時00分 開催場所 大台警察署講堂 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(5名) 浮田美里委員、小掠幸志委員、小野敏志委員、川竹美奈委員、 木田川弘委員 2 警察署(8名) 署長、副署長、会計課長、生活安全刑事課長、地域課長、交通係長、 事務局2名 |
3 | 傍聴者 なし |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 署長挨拶 2 平成29年度警察署協議会代表者会議結果についての報告 3 管内治安概況等の説明 (1) 警察安全相談取扱状況(副署長) (2) 犯罪発生状況及び犯罪抑止対策(生活安全刑事課長) (3) 交通事故の発生状況(交通係長) (4) 山岳遭難の発生状況(地域課長) (5) 警備関係の連絡(副署長) 4 高齢者の犯罪被害防止対策について DVD視聴「特殊詐欺音声DVD」 5 主な協議 (1) 管内治安概況について <委員>子供が道に迷って保護者に連絡してきた場合、地名が分からない子供に、どのように説明させれば居場所が分かるか。 【地域課長】周囲の建物や川など、その場所から見えるものを言ってもらって、居場所を特定できる場合がある。携帯電話を持っているのであれば、110番に架けると、GPSである程度の場所が分かるので、警察官が臨場することができる。 山岳遭難の関係で説明したが、登山に行く場合は、登山届を出していただきたい。 【署長】家族に「大台の山に行ってくる。」とだけ言って出かけて遭難しても、どの山を捜索すればよいのか分からないので、正確に伝えていただきたい。また、山を歩きながら、携帯電話の電波の通じる場所を確認しておくことや、子供から目を離さないことが大事である。 <委員>いつも登っている山でも、注意しなければならない。 <委員>大台町は、100円でコミュニティバスに乗れる制度があるが、他にもサービスを広げていく必要があると思う。 【署長】県のホームページに、協賛している会社からの特典が掲載されているので参考にしていただきたい。 <委員>伐採した木材を、明らかに積みすぎの状態で走っている車を見かける。交通違反はもとより、業界のイメージにも悪い影響がある。指導取締りをお願いしたい。 【署長】発見すれば取締り等を実施している。引き続き注意して対応していく。 (2) 高齢者の犯罪被害防止対策について 【生活安全刑事課長】「この電話は詐欺防止のため録音しています。」という音声が流れる電話機があり、被害防止に効果が出ている。 だまされないための取組も必要であるが、だまされたとしても、お金を相手に渡させないための取組も必要である。金融機関やコンビニと連携して取り組んでおり、実際に水際阻止された事例もある。 架空請求詐欺は、特殊詐欺認知件数の全体の約6割を占めており、増加している。電子マネーを購入させたり、収納代行を悪用したりと、手口が巧妙化している。この種の手口は、犯人側で現金を振り込ませるための口座(通帳)を用意する必要がなく、警察の捜査を困難にしている。 【副署長】今年の夏以降、「法務省管理組合消費者トラブル総合センター」をかたる「民事訴訟通告書」と書かれた葉書が、大台署管内の家庭に多数届いている。すべて女性の名前宛てである。葉書に記載してあった番号に電話をかけた相談者によると、相手が親切だったため、詐欺だとは信じられないとのことであった。だまされないよう注意してほしい。 <委員>電話は、非通知拒否設定やナンバーディスプレイにしたほうがよいか。 【生活安全刑事課長】そのほうがよい。留守番電話設定にしておいて、相手を確認してから出る方法もある。 <委員>今回聞いた内容を、周囲にどのように伝えればよいか。 【生活安全刑事課長】警察本部や大台署が発行している広報用チラシを使ってもらったらよい。 【副署長】ミニ広報誌の配布やキャンペーンも行っている。 <委員>詐欺の葉書やメールが届いたとき、どの程度の情報を警察に提供すればよいか。 【署長】頻繁に届くもの、変わっているなと感じるものがあれば、電話でもよいので教えてほしい。 【副署長】情報を提供してもらえれば、分析することができる。 <委員>私が、社会福祉協議会で集めた葉書などを持ってくることもできる。 【署長】ごくまれに、本物の訴訟の文書が届くこともあるので、注意は必要である。 <委員>社会福祉協議会でも、配布されたパンフレットを活用したい。 |