尾鷲警察署 第3回
2018年05月16日
1 | 日時 平成29年12月14日(木)午後2時30分~午後5時00分 開催場所 尾鷲警察署3階会議室等 |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(5名) 奥川豊樹委員、北川博敏委員、土井弘人委員、西村留理子委員、 吉川孝男委員 2 警察署(10名) 署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、 警備係長、留置管理係長、事務局1名 |
3 | 傍聴者 なし |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 国道42号熊野尾鷲道路「尾鷲第4トンネル(仮称)」の視察 2 署長挨拶 3 管内治安情勢等の説明(署長) (1) 警察安全相談の状況 (2) 刑法犯の認知・検挙件数の状況 (3) 重点犯罪の状況 (4) 少年非行の状況 (5) 交通事故の発生状況 4 主な協議 <委員>前回の協議会において、「自転車の防犯登録について、広報をしてほしい。」という意見があった。この件について、回答をお願いする。 【生活安全課長】自転車の防犯登録については、三重県自転車防犯登録協会が管理しており、自転車を購入する者は必ず登録することになっている。有効期間は7年で、無料で更新できる。自転車の登録数が多いので、更新の通知は行っていない。防犯登録についての説明は、防犯登録の申込書の裏面に分かりやすく記載されている。 今後も引き続き、学校、販売店に対し広報活動を行っていきたい。 <委員>前回、「紀北町三浦地内、国道42号の信号交差点について、押しボタン式を廃止してはどうか。」という意見があった。ほかに、「学生がスマートフォンを見ながら横断歩道を渡っている。今後、どのような指導をしていくのか。また、スーパーマーケットの前の道が坂になっており、自転車が速い速度で走行するため危険である。」という意見があった。これらの意見について、回答をお願いする。 【交通課長】三浦地内の信号機については現場点検を行い、また、定周期式信号機への切り替えについて、警察本部交通規制課とともに検討した。現在は、交通量等から、押しボタン式信号機になっており、この信号機を定周期式信号機に変更すると、車の流れが円滑でなくなり、また別の意見が出てくるかもしれない。 学生がスマートフォンを見ながら歩く、いわゆる「ながらスマホ」、「歩きスマホ」の対策について、登下校の時間帯に駐留警戒等の街頭活動を行っている。尾鷲高校の先生にも街頭指導していただいている。今月18日には、尾鷲高校で交通安全防犯教室の開催を予定しており、「歩きスマホ」について指導する。 スーパーマーケットの前の道については、交通課員だけでなく地域課員も含め、指導警告活動を行っている。今後も事故が起きないよう、引き続き、指導警告活動を行っていく。 <委員>三浦地内の信号機について、現場点検をしていただき感謝している。依然として、速度の速い車両が多く、いつ事故が起きてもおかしくない状況である。今後も指導取締りを続けてほしい。 【交通課長】今後も引き続き、速度抑制のため、指導取締りを実施していく。 <委員>三浦地内に限らず、スマートフォンを見ながら運転している者が多い。引き続き、指導取締りをお願いしたい。 <委員>スマートフォンを見ながら運転している者を、私もよく見かける。どのような指導取締りをしているのか教えてほしい。 【交通課長】当署管内において、人身事故の約半数が国道42号で発生している。事故抑止の観点から、国道42号を中心に速度、シートベルト、携帯電話の指導取締りを強化しているが、ほかにも様々な場所で取締りをしている。 昨年、車両と歩行者との交通事故は、約7割が歩行者の道路横断中に発生したものであった。車両運転者の前方不注意が原因のものが多いと考えられる。「ながらスマホ」により前方不注意となることから、運転中は携帯電話を使用しないよう、様々な機会を活用し、広報活動に努めていく。 <委員>先日、交通事故の現場に遭遇した。事故渋滞について、いつ頃事故処理が終わるのか分からないので、その場でどうしたらよいか分からなかった。私は事故現場の近くにいたため、交通事故による渋滞だと分かっていたが、後続車両からは、なぜ渋滞しているのかも分からない。現場で、事故処理がいつ終わるのかなどの広報活動をしてほしい。 【署長】事案の規模によっても対応は異なってくる。警察署の人員は限られており、現場での広報に人員を割くのは難しいのが現状である。ただ、事故処理がいつ終わるのかの見通しについては、現場の警察官もはっきりとは分からない。人員の増強は難しいが、広報については今後の参考といたしたい。 <委員>事故現場において、交通の障害となっている車両を動かしてもよいのか。 【署長】まず事故現場においては、負傷者の救護が優先されるので、救護をお願いしたい。また、車両移動については、証拠の確保、現場保存の観点から個々のケースで異なる。 <委員>熊野尾鷲道路の各インターについて、道路に色分けがされており、分かりやすい。 <委員>紀勢自動車道路始神テラスの出入口についても、道路が色分けされており、分かりやすい。 <委員>始神テラスについては、道路の色分けのおかげで、逆走する車両が減少したと感じる。 <委員>尾鷲第4トンネルの視察の結果を地域の人に伝えていきたい。 <委員>携帯電話に届く迷惑メールについてだが、先日、ネット通販会社をかたる詐欺と思われるメールが届いた。無視すればよいと言われたが、一人暮らしの者であれば不安だと思う。広報活動をお願いしたい。 【生活安全課長】特殊詐欺について、発生件数の多い手口は、電子マネーを購入させ、それに記載されている番号を伝えさせるというものである。対策として、電子マネーを販売しているコンビニや家電量販店等に対し、注意書きの文書を配付し、掲示していただいている。また、電子マネー購入者に対し、注意や説明をしていただくよう広報している。 <委員>年末年始は犯罪が発生しやすいと聞くが、具体的に尾鷲警察署として、どの ような活動をしていくのか。 【署長】昼間は署員を増強して、パトカーで地域の警戒を行っている。また、年末の少年補導活動については、ボランティアの方々とも協力していく。 <委員>少年補導を実施する場所は、どこが多いのか。 【署長】深夜時間帯に、コンビニでタバコを所持している少年を補導することが多い。夜中に、出歩いている少年もいる。 <委員>携帯電話を使用しながら運転するのは危険だと思うが、タバコを吸いながらの運転も危険だと思う。喫煙しながらの運転については取り締まらないのか。 【署長】喫煙しながらの運転については、取締りの対象ではないが、危険な運転については指導、警告を行っていく。 <委員>運転免許証を自主返納した場合のメリットを教えてほしい。 【署長】自治体や公共交通機関等で、運転免許証の自主返納を支援する取組を行っている。自主返納に伴い、「運転経歴証明書」の申請をすることができるが、その申請手数料は1,000円である。その申請について、紀北町では1,000円の補助が出るが、尾鷲市では補助の制度はない。次回協議会までに、運転免許証を自主返納した場合に受けられる様々な支援内容について調査しておく。 <委員>危ない運転をしている者を多く見かける。運転免許証の自主返納については、私たちも地域の方々に伝えたいので、次回の協議会でメリットを教えてほしい。 5 署長謝辞 |