三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

亀山警察署  第1回

1 日時
平成30年6月28日(木)午後1時30分~午後3時30分
開催場所
亀山警察署会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  大谷美貴子委員、福島富士子委員、古田秀樹委員、松井幸紀委員、
  森日出子委員
2 警察署(8名)
  署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、事務局1名
3 傍聴者
1名(前協議会委員)
4 公開・非公開の別
公開
5 1 退任委員への感謝状贈呈
2 委嘱状伝達
3 役員選出等
  会 長 福島富士子委員
  副会長 古田秀樹委員
4 管内治安概況等の説明(署長)
(1) 犯罪発生・検挙状況
(2) 声掛け事案発生状況
(3) 少年犯罪の状況
(4) 特殊詐欺発生状況
(5) 交通事故発生状況
(6) 運転免許証自主返納者の推移
5 「速度取締り指針」及び「ゾーン30」についての説明(交通課長)
6 主な協議
<委員>「ゾーン30」の話があったが、ゾーンの規制が始まると速度オーバーの罰則も変更されるのか。
【交通課長】速度超過の規制は変わらない。路線に対する規制と同じである。
<委員>市民への周知はどうなっているのか。
【交通課長】郵便局でチラシを配布して広報する予定である。また、規制の対象となる本町地区の自治会には説明を行っており、市の広報紙にも記事を掲載してもらうなど、周知に努めている。<委員> 昨年、横断歩道の歩行者優先の交通取締りを重点的に行うという説明があったと思うが、その重点は変わっていないのか。
【交通課長】交通取締りの重点は変わっていない。通称「4S+1」と言っているが、プラスワンが歩行者対策で、施策的には変わっていない。(4Sは、Silver【シルバー】高齢者の交通事故防止、Seatbelt【シートベルト】シートベルト着用促進対策、Sake【サケ】飲酒運転根絶対策、Speed【スピード】速度抑制対策の4つの「S」)
<委員>医療センターの前には2か所の横断歩道があるが、歩行者が待っていても車は全く止まらない。交通取締りをお願いしたい。市役所の前の横断歩道もなかなか止まってもらえない。停止した車を横から追い越していく車もあり、危険である。
【交通課長】交通取締りは行っているが、中には「そんなルールは知らない。」などと言う違反者もいる。自動車学校で習っているはずなのに徹底されていない。重点的に取り組んでいきたい。
<委員>市内の道路のラインが消えているところが多い。横断歩道やセンターラインも消えてしまっている。警察では把握していないのか。
【署長】道路標示については、交通規制に係るものと、道路管理者の管理に係るものとがあるが、警察でも把握はしている。昨年度、かなり修復したが、まだ、残っている状況である。順次、作業していくことになる。 
<委員>順番でやっているうちに、また消えてしまうことのないようにお願いしたい。
【交通課長】道路外側線は道路管理者の管理になる。場所を言ってもらえば、警察からも管理者に情報提供することはできる。
<委員>最近、テレビなどに町の防犯カメラの映像がよく写る。あれは警察が設置している防犯カメラの映像か。また、警察はどれくらい防犯カメラを設置しているのか。
【署長】警察では、防犯カメラは基本的に設置していない。テレビなどの映像は、付近の事業所やコンビニなどに設置された防犯カメラの映像かと思われる。警察で設置しているものは、緊急警報装置の付いた防犯灯にカメラが付いているものがある程度で、それも設置されているのは都市部である。
【副署長】維持管理や予算の関係で、集中的に設置してアピールしている状態である。
<委員>市内の公園に防犯カメラはあるのか。
<委員>市では、公園には防犯カメラは設置していない。学校、幼稚園、無人駅には全部設置されている。
【署長】警察の捜査でも、防犯カメラの映像は重要な役割を果たしている。亀山駅周辺の痴漢の犯人も、防犯カメラに写っていたことから検挙につながった。防犯カメラは付けてもらえればありがたい。
<委員>防犯カメラが付いていると、犯罪の抑止効果もある。犯人検挙にもつながる。
<委員>2年前になるが、テニスコートのトイレに変質者が出たことがあった。学校では集団登校をしているが、下校時は、学年によってバラバラになるので、重点的にパトロールをお願いしたい。
また、関町の旧宿場町の中の一方通行を無視する車が多い。狭い道なので危険である。住民も生活しているので事故が心配される。見回ってもらいたい。
<委員>パトロールをしてもらうと犯罪の抑止になる。今でもよく回ってもらっているが、更なる強化をお願いしたい。
 特殊詐欺の話の中で、亀山では架空請求詐欺が3件発生していると説明があったが、被害者は若い人なのか。
【署長】架空請求詐欺は、比較的若い人が被害にあっている。スマートフォンを使いこなす年代の人である。高齢者を対象としたいわゆるアポ電は、5月中も数10件確認している。いずれも被害には至っていない。
<委員>以前、特殊詐欺被害防止のための自動通話録音警告機の貸出しの話を聞いたが、その後、どうなっているのか。
【生活安全課長】亀山署には10機あるが、現在、すべて貸出し中である。着信すると、「この通話は自動的に録音されています。」などとアナウンスが流れる。販売用もあり、値段は税込み1万800円と聞いている。家電専門店などで市販されているものもある。
【副署長】留守番電話の機能があれば、同様に効果は高い。犯人は自分の声が録音されることを嫌う。常時、留守番録音状態にしておいて、相手の声を聞いてから電話に出ればよい。在宅時にも留守番設定にすることを勧めている。
<委員>今年の夏は、三重県でインターハイが開催される。亀山にも相当数の関係者が来訪する。何か対策を講じるのか。
【署長】会場警戒は制服の警察官が担当する。警衛もあるので、併せて警戒する。
【副署長】痴漢の話であるが、ぜひ家庭・地域などで注意喚起をお願いしたい。クラブ活動の帰りなど、単独で帰宅する子が心配である。一人で帰る時に、ながらスマホやヘッドホンをしている子は、犯人からすれば狙いやすい。すぐ近くまで接近しても気づかれない。子供には、明るい道を選んで、ながらスマホなどせずに注意して帰るよう指導してやってもらいたい。
 新潟での事件の後、赤色灯を点灯してパトロールするレッド走行や通学路対策を進めている。地域の見守り活動も積極的にやってもらっている。警察も努力するので、引き続きお願いしたいと思っている。
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