三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊賀警察署  第1回

1 日時
平成30年6月28日(木)午後3時00分~午後5時10分
開催場所
伊賀警察署大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  家喜正治委員、奥谷和久委員、恒岡信政委員、中香代子委員、
  中林博輝委員、南出幸子委員、南畑陽子委員
2 警察署(10名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、警備課長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 退任委員への感謝状贈呈
2 委嘱状伝達
3 署長挨拶
4 役員選出等
  会 長  家喜正治委員、
  副会長  奥谷和久委員
5 管内概況説明(署長)
  警察組織、刑法犯発生状況、特殊詐欺の概況、交通事故発生状況の説明
6 主な協議
<委員>伊賀市千戸地内にある点滅信号を撤去されては困るとの意見が、住民から出ている。警察からは、「通学路から離れている」「交通量が少ない」等の点を考慮して撤去する方針であると説明を受けた。撤去の基準等の説明をしてほしい。
【署長】直ちに撤去するものではない、ということを理解いただきたい。説明不足であったかもしれないので、今後は十分な説明を行い、地域住民に理解していただけるよう努める。
 当初は交通量が多いため信号機が設置されたのであろうが、交通量も変化している。信号機が真に必要であるか、現在の交通量を鑑み検証していく必要がある。
【交通課長】現在、信号機撤去の可否について話を進めているところである。説明内容が正確に伝わらなかったかもしれない。撤去となった際には、道路管理者と連携して注意喚起の標識や、看板を設置するなどの対策を検討しており、安全安心を確保した上で撤去する。<委員> 地域住民に警察の方針等を伝えていく。
<委員>意見要望について3点述べる。
1点目は、各学校の校長会が集まる校長会というものがあり、警察から教育関係に対し意見要望等があれば利用されてはいかがか。
2点目は、私の友人からの要望である。古くなった街灯は防犯上不安なので、新しい街灯を設置してもらうよう、警察から市に要望してもらうことは可能か。
3点目は、警察が市民を対象にAEDの講習を行うことがあれば参加したい。
【署長】校長会への参加については、教育委員会と調整して検討したい。
街灯の設置要望は、地域住民で意見をまとめて自治会長から市に要望を伝えることによって、地域住民の要望であると理解していただけると思う。
AED講習については、署員に対する教養は実施しているが、市民対象の講習会は開催していない。消防が講習会を開催しているので、そちらに参加していただきたい。
【生活安全課長】各校の生徒指導担当者とは定期的に情報共有を行っているところであり、校長会への参加についても検討していきたい。
<委員>伊賀市庁舎の移転に伴い、友生インター付近の交差点の渋滞が予想される。四十九駅からの歩行者も増えるため交通事故が心配である。交通対策について、何か検討しているのか。
【署長】市の担当者と協議中であり、具体的な規制等について対策を練っているところである。
【交通課長】渋滞緩和のため、信号周期の変更等も考えている。また、市役所職員の通勤に関しては、経路を設定するなど、対策を講じるよう市の担当者に要望している。それでも交通渋滞が深刻な場合は、新たな交通規制をするつもりである。
<委員>今年は高校総体があり、今後も東京オリンピックや三重国体等の大きな行事が予定されている。警備対策はどうしているのか。
【署長】伊勢志摩サミットが開催される前に、各地域の警察署と事業者で「テロ対策パートナーシップ」を発足した。伊賀警察署では23事業所と提携している。年に1回、会議とテロ対策訓練を実施してテロの未然防止を図っている。
【警備課長】官民一体となったテロ対策を推進しており、爆発物を取り扱う店や商業施設等のソフトターゲット、宿泊所等の管理者対策も併せて行い、テロの未然防止に努めている。
<委員>架空請求のハガキが家に届いたが、私は詐欺のハガキであると知っていたので冷静に対応することができた。職場の人にも注意喚起をしている。
【署長】架空請求についての相談が増加している。コンビニ、金融機関等における水際対策で未然防止につながった事案もあり、今後も広報啓発活動を推進していく。
<委員>名張警察署管内において、刀を振り回している人がいたとの事案があったと聞いた。刀等の刃物は、簡単に手に入るものなのか。
【署長】刀は簡単に手に入らないが、登山用のナイフや包丁等はどこにでも販売されており、規制を厳しくするのは困難であると思われる。しかし、正当な理由なく所時していれば犯罪に当たるので、検挙の対象となる。
<委員>自転車は車道を走行するのが基本で、自転車歩行者道の標識がある場所では、自転車が歩道を走行しても良いと認識している。やはり自転車は、その標識がなければ車道を走行しなくてはならないのか。
【署長】自転車は原則、車道を走行しなければならない。しかし、自転車歩行者道の標識があれば、自転車であっても歩道を走行することは可能である。車道を走行することで交通事故の危険性があるならば、自転車歩行者道の標識がなくとも、歩行者を優先した上で歩道を走行することは可能である。
<委員>城東中学校の通学路について、約100台くらいの通学の自転車が交差点を右折するところがあり、信号で右折待ちの自転車が安全に停止できる場所がなく、とても危険である。自転車が安全に右折できるよう改善できないか。
【副署長】現場を確認した上で、道路管理者と連携を図りながら検証していく。
<委員>中学生に対し、自転車のマナーについての意識付けを行っているところであるが、徒歩で通学している小学生と接触しそうになったという話もしばしば聞く。
【署長】生徒に対し、「自転車は車両の一種である」ということを説明し、責任を持って自転車に乗るよう伝えていただきたい。
<委員>8月26日に開催される花火大会の実行委員となった。特に注意すべき点等あるか。
【地域課長】各種事故防止に配慮し、綿密な雑踏警備計画を立てることが重要である。
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