三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

四日市西警察署  第2回

1 日時
平成30年9月18日(火)午後2時~午後3時40分
場所
四日市西警察署3階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  位田嘉則委員、小西功委員、空谷拓也委員、戸屋いずみ委員、服部通子委員、
  森靖貴委員、山川しより委員
2 警察署(9名)
  署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、交通課長、
  刑事課捜査係長、事務局員2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内概況等説明(署長)
(1) 刑法犯の認知状況
(2) 特殊詐欺の発生状況
(3) 人身安全関連事案の認知・受理状況
(4) 少年非行の状況
(5) 犯罪検挙状況等
(6) 山岳遭難発生状況
4 速度取締り指針説明(交通課長)
(1) 管内の交通事故発生状況等
(2) 速度取締り指針等説明
5 主な協議
<委員> 国道477号バイパスの延長予定に伴い、バイパス沿いに通る県道と、9月1日から供用が開始された新設道路の、新旧県道がバイパスを挟んで平行して通る形となり、旧道からバイパス下を横断して新しい県道へ進行する車両の飛び出しが心配である。高齢者なども新設の県道になじみにくいようで、今後、分かりやすい道路標識等の表示が必要と考える。秋にはバイパスが供用開始されるので、交通指導取締りの強化をお願いしたい。
<委員> 新しい県道や新しい信号の設置があり、車の流れも変わり、今後、通勤時間帯など渋滞が発生すると、ドライバーの焦りにつながることが考えられる。交通事故の発生しやすい場所について教示してほしい。
【署長】 本年10月末頃の国道477号バイパスの供用開始に伴い、供用開始されている新県道との接続も完成形となる。現段階で、交通情勢の変化に伴う交通事故発生ポイント等の判断はつきかねる。今後、交通事故発生状況等の説明をしていきたい。
<委員> 新しい県道ができ、私自身も見慣れない道路環境となり、交通事故などの発生を心配している。一層の交通安全活動をお願いしたい。
<委員> 新しい県道ができてから、ミルクロードを進行して県道を横断する車両は渋滞を避けるため、抜け道へ迂回したり、黄色信号でも無理に通過する車両が増えているようだ。
<委員> 国道477号と湯の山温泉街を連絡する「かもしか大橋」が開通し、車両が道路に停まっていることが多く、通行車両に迷惑を掛けている状況がある。
<委員> 菰野町内では企業に勤務する方の自転車通勤が多い。自転車利用者が複数で一緒に走行する姿があり、自転車の利用方法について危険だと感じることがある。
【署長】 ミルクロードは、元々、農免道路で、新たに歩道を設置するのは困難と考える。自動車運転手に対する交通取締りなどを推進し、自転車の安全通行を図っていく。自転車の通行は交通量の少ない道路を利用したり、歩道が設置された道路で「歩道通行可能」と標識で示している場合は歩道を利用していただきたい。
<委員> 菰野町役場付近の国道で、道路両脇を自転車で通行する学生等がいるが、歩道利用はできないのか。車道を通行するのは危険だと感じる。
【交通課長】 菰野町役場付近の国道の歩道は自転車通行可能ではないので、自転車は原則、車道の左側を通行することになる。
【署長】 交通量の多い道路では、自転車用の通行帯の設置が考えられるが、道路の幅員が必要となるので、幅員の拡張を踏まえた道路管理者への要望となる。
<委員> 菰野町役場前交差点付近の店舗に出入りする車両が、自転車を優先させようと停止し、交差点が渋滞するのを見掛けることがある。学生は自転車の通行方法を分かっているのだろうか。
【署長】 学校や教育委員会と連携し、自転車の安全利用の指導や道路交通法の周知を進めていく。
<委員> 「かもしかマラソン」に向けて練習する人の姿が多くなってきた。ランニングをする人の多くがイヤホンを付けて走り、周囲の交通情報を遮っている様子がある。ランナーが道路中央を走り、他の車両に迷惑を掛ける様子も見掛ける。学生もイヤホンを付けて自転車で走り、車両に注意を向けていない場合がある。車両で走行する際は運転手の注意が必要だと感じる。
<委員> 警察官1人あたりの負担人口の話があったが、四日市西警察署の負担数の差は埋められるのか。
【署長】 警察署の体制は人口負担数だけでなく、犯罪の発生件数など警察事象の諸々の問題を含めて見直されていくところである。
<委員> 事件検挙で説明のあった、オレオレ詐欺の被害金額は、被害者に被害回復できたのか。被害を未然に防止できなかったのは残念だ。
【署長】 被害の現金は被害者に戻っていない。現金を手渡しており、その行方は不明である。金融機関での引き出しの場合でも、詐欺グループからは、引き出す理由についても具体的に指示が出ており、銀行の窓口行員に疑われないようにしている。特殊詐欺が全国的に増加傾向であり、懸命に広報する中、伝わっていないところもあると考える。
【生活安全課長】 特殊詐欺の被害抑止に向け、金融機関への広報を継続するほか、10月には窓口の対応や声掛け訓練を実施していく。
<委員> 警察官の不祥事の報道を聞くと、ストレスが溜まっている状況や、業務の大変さから、心と体の健康を害しているのではないかと思う。
【署長】 ワークライフバランスを推進しているところであり、各自が休暇を取得し、リフレッシュして仕事に就くよう意識付けを行い、徐々にそのような環境になりつつある。
<委員> 四日市西署では、本年3月に「インターネット上で流れていたあおり運転」の映像から、運転手を検挙したと聞く。同じように、犯罪の検挙のために、防犯カメラ等の映像は提供されることはあるのか。また、警察で防犯カメラの設置はないのか。
【署長】 特定の犯罪立証のため、防犯カメラの映像を提供してもらうことはある。入手は然るべき手続きを踏んでいる。
【生活安全課長】 当署管内には、警察が運用する街頭防犯カメラは設置されていないが、大規模署や繁華街を受け持つ警察署の管内では運用されている。事案が発生した際、防犯カメラの映像は有効活用されている。
6 署長謝辞
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