三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

大台警察署  第2回

1 日時
平成30年10月4日(木)午後3時30分~午後5時
場所
大台警察署講堂
2 出席者
1 警察署協議会(4名)
  浮田美里委員、小野敏志委員、川竹美奈委員、北雅有委員
2 警察署(9名)
  署長、副署長、生活安全刑事課長、地域課長、交通課長、会計課長、警備係長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 管内治安概況説明
(1) 警察安全相談取扱状況(副署長)
(2) 非違事案防止対策とワークライフバランスへの取組(副署長)
(3) 犯罪発生状況及び犯罪抑止対策(生活安全刑事課長)
(4) 交通事故の発生状況と分析結果(交通課長)
(5) 山岳遭難の発生状況(地域課長)
(6) 地域警察官の実務能力向上方策(地域課長)
3 主な協議
<委員> 夜間、車両を運転していると、特に雨が降っている日などは路面の反射により道路が見えにくいことがある。高齢の方なども「夜は見えにくく怖いので出歩けない。」と聞くので、暗くて危険な道路には街灯の設置を推進してほしい。
【交通課長】 危険な場所には積極的に反射板を設置するなどして対応している。街灯の設置は、当署独自では難しいが、働き掛けなど取り得る措置は行っていきたい。
<委員> 今回はスライドを使用して説明していただき、今までの説明よりもイメージがつかみ易かった。老人ホーム等に集まっていただいた方に、協議会で説明を受けたことを話す機会があるが、警察の活動に興味を示してくれる方が多く、伝える力は大きいと感じる。スライドでの広報について、学校で生徒に説明する際などにも使えたら良いと感じた。
 私は高齢者の方でも案外、基本的な事を理解していない方がいるのではないかと感じる。高齢者の方が運転免許を取得した時代と、今では交通安全教育も異なる部分はあるのではないだろうか。例えば、車両のライトについても「上向きライトが基本で、対向時には下向きライト」は今は常識的だが、以前は聞かなかったと思う。高齢になると「車の運転が苦手な機械操作」になりがちで、私が運転操作の話をしても、高齢者の方は「分からない。」と答える人もいる。機会を捉えて、車の基本操作や日常点検などの基本を見直す機会があっても良いと思う。
【交通課長】 運転の基本を再確認してもらう意味でも、機会があれば、そういった点を踏まえた指導をしていきたい。
<委員> 警察の活動状況について説明を受け、治安維持活動に尽力されていると感じた。また、交番襲撃事件も発生しており、警察官は危険と隣り合わせで仕事をされていると思う。滋賀県で警察官が上司を殺害した事件は非常に残念な気持ちである。
 警察は、凶悪犯罪に対する大きな抑止力であると思う。訓練をしっかり行い、強い警察を保持してほしい。また、警察官が尊い命を落としてしまうことのないように、対策を講じていただきたいと思う。
<委員> 私は、仕事でチェーンソーを使用している。防災訓練の映像でチェーンソー等を使用していたが、使用する際は危険なので、防護ズボンを履くようにした方が良い。装備品として取り入れた方が良いと思う。また、チェーンソーなどを長時間使用する際は難聴になるおそれもあるため、耳栓を使用する方が良い。
<委員> 私の息子がボートクラブに入っており、冬になると宮川沿いを走る。反射材などをつけているが、危険だと言われることがある。大台にはランニング道等はなく、車両が通るときは怖いと思う。
<委員> 私はランニングをする際、工事現場の人が着る反射ジャケットに、充電式のライトを頭につける。事故に遭わないようにするためには、やりすぎかと思うくらいの方が良い。夜間のウォーキングに慣れた人はLEDライトを首に掛けたり、懐中電灯を持って歩いたりしている。一方で、初心者は反射タスキすら着けない人もいる。夜間、ウオーキング等するときは、白い服で走った方が目立って安全であるなどの広報をしてほしい。
【署長】 反射タスキは片掛けでは、一方からは見えづらい部分がある。両方からクロスして掛けるとかなり効果があるので参考にしていただきたい。
4 テーマ「全年代に対する交通事故抑止について」について説明(交通課長)
 本年度のメインテーマに沿い、いかに全世代が交流するかをコンセプトに新たな企画として、「交通安全ラリー」を考案した。
 概要は、大台警察署の各駐在所(7か所)の掲示板に交通安全に関するクイズを掲示し、クイズに答えてキーワードを完成させ、認定証を贈呈する計画である。
 11月11日から12月31日までを試行期間とし、好評であれば、将来的に、町や商業施設と供にラリーをして、町おこしにも活用できるのではないかと考え、現在、メディアへの広報や各種広報紙への掲載、管内学校への周知等を考えている。
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