三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊勢警察署  第2回

1 日時
平成30年10月9日(火)午後3時~午後5時
場所
伊勢警察署4階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(12名)  
  伊藤由美子委員、浦田智啓委員、岡田麻沙委員、齋藤郁雄委員、冨田薫委員、中村忠彦委員、
  中谷美津子委員、菱田幸子委員、福田道雄委員、南家幸子委員、右田麻弓委員、山下裕子委員
2 警察署(12名)
  署長、副署長、警務官、交通官、生活安全課長、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、
  警備課長、事務局3名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶 
2 署長挨拶
(1) 年間テーマについて
(2) 懲戒処分の結果について
3 管内犯罪等の情勢
(1) 刑法犯関係(刑事第一課長)
(2) 少年非行関係(生活安全課長)
(3) 交通事故関係(交通官)   
4 秋の全国交通安全運動の実施結果について説明(交通官)
5 全国地域安全運動の実施について説明(生活安全課長)
6 年間テーマ協議(子供を犯罪から守る対策~登下校防犯プラン)(生活安全課長)
7 主な協議     
<委員> 小学校の通学路には防犯灯や防犯カメラがなく、農道で暗い道を一人で帰宅する児童は不安を感じている。通学路沿いにある事業所や民家に対し、防犯カメラを設置してもらうよう協力依頼することも対策の一つである。
<委員> 管内で児童を対象とした犯罪の発生状況はどうか。
【生活安全課長】 どの地区で多く発生しているという状況はない。小俣地区で声掛け事案が多発した時は、よう撃捜査を実施した。連続的な発生があれば速やかに対応している。
<委員> 関係機関と地域団体など各種団体等で具体的な内容について情報を共有し、パトロール等活動することが必要である。
【生活安全課長】 防犯パトロールは夜間の時間帯が多い。下校時間帯は、市内は市の職員、周辺地域ではボランティアの方が中心にパトロールを実施している。また、宅配業者等にも協力依頼している。
<委員> 人通りの多い所でも不審者がいたという話も聞いた。警察官がコンビニに警戒のため立ち寄っているのをよく見掛けるが、警察官の姿を見ると安心する。警察官によるパトロールをできる限りお願いする。
【署長】 コンビニや金融機関へは、定期的に立ち寄っている。制服警察官はもちろん、振り込め詐欺被害防止のため私服警察官も警戒に当たっており、店員や行員、局員の声掛けで未然に防止したケースも多くある。児童への声掛け等不審者情報は多く、善意の声掛けまで不審になる時代であり、対応は難しいが、現在までのところでは目立った事案は発生していない。
<委員> 高齢者向けに地域包括支援活動を行い、様々なケアに当たっているが、少年に対しても同じで、直接、顔が見られる活動や交流が必要である。地域における防犯カメラの設置に対し補助金制度を設けるべきである。不審者情報のメールがよく送信されてきており、参考となるが、結末が送られてこないため不安が残る。  <委員> 通学路沿いの会社や商店等への防犯カメラの設置は防犯効果は大きい。警察から各自治体や各種業者等へ防犯カメラの設置協力を依頼してほしい。
【署長】 毎年、市町へ地域安全予算の確保をお願いしている。警察自体も予算的には少ないが増設している。商店、会社等に対しても設置への協力を依頼していく。
<委員> 学校関係者以外の一般住民は声掛け事案の発生や危険な場所などは知らないし、分からないのが現状である。各種団体における防犯教室の実施など広く広報、情報提供を行い、積極的な支援や協力依頼をしていくことが重要である。
【生活安全課長】 防犯団体等へ積極的に協力依頼をしていく。
<委員> 不審者情報の発信を受けるが、地域の人へは届かない。地域と一体となった活動のために、情報発信を積極的に行ってほしい。子供自らが力を付ける、その教育、指導が大切である。
<委員> 学校で児童に対し防犯教室を実施しているが、機会を増やすことで判断力が養われていくと思う。各種団体への協力依頼が重要である。
<委員> 児童も力を付ける努力が必要であり、地域と一体となっていけば伸びていく。現場での教育が必要であり、現場で指導することの重要性を働き掛けてほしい。
<委員> 子供が大きくなるにつれ、各種防犯活動等と疎遠になり関心が薄くなる。SOS看板を掲げているが、飛び込む児童はない。自ら力を付けることが課題だ。
【署長】 各種団体や、教育委員会へ積極的に働き掛けていく。不審者情報の結果はなかなか出ないが、結果があれば発信していく。地域への情報発信も積極的に行っていきたい。各委員も地域において、身近な活動や働き掛けをしてほしい。
<委員> 今回の協議では、防犯カメラや防犯灯の整備、防犯グッズ等の活用が効果的であること、児童自らに力を付けさせる活動を推進していくことも重要であることが協議された。今回の提言としたい。
9 会長総評
10 視察(道場にて逮捕術訓練を視察)
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