四日市南警察署 第3回
2019年03月12日
1 | 日時 平成30年11月21日(水)午後3時~午後5時 場所 四日市南警察署5階多目的ホール |
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2 | 出席者 1 警察署協議会(9名) 石川義典委員、一村隆委員、伊藤靖則委員、坂嵜克彦委員、田中由紀子委員、 二井悠介委員、久本哲也委員、安井パウラ委員、山下淳委員 2 警察署(18名) 署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、警務課主幹、留置管理課長、 生活安全課長、北勢少年サポートセンター主幹、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、 交通第二課長、警備課長、事務局3名 |
3 | 傍聴者 なし |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 署長挨拶 2 警察署協議会代表者会議結果報告 3 特殊詐欺等被害防止対策について(DVD視聴)(生活安全課長) 4 主な協議 <委員> 特殊詐欺等被害防止のDVDを見て思ったが、不審なメールが届き、警察に相談するとメールアドレスを変更するようアドバイスを受けたが、登録している知人等にアドレス変更を連絡するのが大変なため躊(ちゅう)躇(ちょ)する。携帯電話の操作に慣れていないと着信拒否設定も難しい。 <委員> 不審メールのアドレスも巧妙化しており、一見して不審かどうか見分けがつかない。 <委員> 詐欺のハガキが届いても外国の人は日本語が読めないのでほとんど無視しているが、金額が書いてあると心配だとの相談を受ける。 <委員> 高齢者に届いた詐欺のハガキから捜査はできないのか。 【署長】 ハガキから犯人を特定することは難しい。電話は電話番号が特定されるため捜査が可能な場合もある。電話で連絡を取った場合でも、だまされた振りをして犯人を捕まえる“だまされた振り作戦”を実施しているので協力してほしい。また、高齢者を狙ったオレオレ詐欺などで子供に相談しても、子供たちは「それは詐欺に決まっている。」などと冷たい事を言ったり、子供たちに怒られるため、高齢者が相談しにくいと言う声を聞く。やさしく話を聞いてあげてほしい。 <委員> 詐欺の被害に遭った高齢者の話で、子供と疎遠な高齢者が犯人がやさしくしてくれたので信じたという話を聞いたことがある。普段からの家族の関係が大切だと思った。高齢者の方は制服を着た人、例えば銀行員等には安易に通帳を見せたり、印鑑を預けたりするので心配である。 <委員> 一度、詐欺被害に遭った人は何度も同じ様な被害に遭うことがあるが、自分が騙されやすいかどうかをアプリ等を活用して知ることが防衛手段になるのではないだろうか。 <委員> 詐欺の被疑者は詐欺について研究しておりプロだと思うので、こちらも相応の勉強が必要である。 <委員> 特殊詐欺の犯人の検挙状況について教えてほしい。 【署長】 犯人グループの規模が大きく、首謀者の検挙に至っていない。首謀者は逮捕されないよう出し子や受け子などを使い、自身に捜査が及ばないようにしているため捜査が難航している。巡回連絡等を通じて警察が注意喚起をしたり、近所の人同士で話をしたりすると耳に残るので周りの方が被害者とならないよう防衛してほしい。 <委員> 資源ゴミの持ち去りが多い。ゴミを積み込んだ後、逃げるように走り去るが子供たちの通学時間帯と重なるため交通事故が心配である。見付けたらどうしたらよいのか。 【署長】 不審車両等のナンバーや特徴を覚え、警察へ通報してほしい。その時は捕まえることができなくても、何度も通報されると嫌がって来なくなり、不審者を寄せ付けない地域づくりにもなる。市民が直接注意するのは反撃の危険があるので避け、すぐに警察に通報してほしい。 <委員> ショッピングセンターなどの駐車場での交通事故は事故証明書を発行してもらえるのか。任意保険は使えるのか。 【署長】 不特定多数の車や人が行き交う駐車場は道路とみなし、道路と同じ様に交通事故として取り扱い、事故証明書も発行される。駐車場では車等の陰で子供や高齢者など人が見えにくいので、特に注意が必要である。運転者と歩行者の互いの立場に立って考えることが大切である。 |