三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

鈴鹿警察署  第3回

1 日時
平成30年11月30日(金)午後2時30分~午後5時
場所
鈴鹿警察署1階多目的ホール
2 出席者
1 警察署協議会(11名)
  内海伴教委員、太田正明委員、大野宏幸委員、奥野三基委員、河尻浩一委員、
  佐野仁美委員、鈴木秀紀委員、田畑博美委員、中原尚美委員、日置尚代委員、
  山本浩委員
2 警察署(11名)
  署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、
  刑事第二課長、交通第二課長、警備課長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 鈴鹿警察署の活動について(地域課長)
3 警察署協議会代表者会議結果報告
4 主な協議
<委員> 架空請求詐欺のハガキについて相談を受けることもあり、その際は以前警察で教えてもらったように説明しているが、初めてハガキを受け取った人はやはり困惑しているように感じる。交番等を通じて、架空請求詐欺ハガキについて広報してほしい。
【署長】 特殊詐欺被害防止について、巡回連絡を通じて、注意喚起を行っているが、不審なハガキが届いた場合は警察へ相談してほしい。もし、知人等から相談を受けた場合は、無視をすることや、警察に相談することを教示してほしい。
<委員> 信号のない横断歩道で車が止まるか止まらないかというJAFの調査結果が新聞に掲載されていた。「車が止まる」割合は、三重県は約3%で全国でワースト3位だった。割合が高い県、例えば長野県は約50%だった。同じように自動車運転免許証を取得しているのに、三重県の割合はなぜこんなに低いのか。
【署長】 三重県はシートベルトの着用率も低い傾向にある。管内では今年、死亡事故が10件発生し、10人の方が亡くなられたが、横断歩道横断中の事故が多かった。歩行者の立場に立った運転を心掛けるよう、指導していきたい。
<委員> 横断歩道の通行について、自転車を降りて歩く人は歩行者扱いになると思う。しかし、自転車に乗ったまま、横断歩道を勢いよく走行していく人もいる。自転車は歩行者として解釈するのか。
【署長】 自転車は軽車両なので、歩行者ではない。自転車に乗っていれば軽車両、自転車を降りて押して歩いていれば歩行者である。歩行者と自転車が接触した時は、交通事故となる。自転車の利用方法については学校等と連携し、指導等行っている。
<委員> 今年は台風21、24号が襲来し、特に台風21号の時には、かなりの地域で停電となった。国道23号線沿いの信号機がほぼ全滅しており、右折もできないような状態であった。そういう場合、警察官の手信号等による交通誘導はないのか。
【署長】 今回の台風21号では、日中は飛来物等の対応に追われており、交通量が増える午前6時頃に国道23号線の主要交差点5か所に警察官を配置した。1か所につき8人の警察官を配置した。
<委員> 磯山駅前交差点の信号機は、台風21号の時、翌朝になっても信号機が消えたままであった。その交差点は通学路でもあり、通学時間帯に警察官による交通整理を実施していただいた。通学路には危険なところもあるので、危険箇所を情報発信してほしい。
【署長】 交番や駐在所しか分からない部分もあると思うので、連絡を密にしていただきたい。なお、参考であるが、当署管内には発動発電機を用いて対応できる信号機もあるので、災害時等必要な際は発動発電機を活用していきたい。
<委員> 信号が滅灯していたが、台風の時、交通事故は多かったのか。
【署長】 交通事故の発生は少なかった。
<委員> 最近、暴走族が中央道路を走ることがある。以前は鈴鹿警察署が神戸地内にあったので、中央道路を走ることがなかったように思う。暴走族の取締りは難しいのか。
【署長】 暴走族に対する取締り要望は多数ある。暴走族内で情報が回ることがあるため、取締りはなかなか難しいが、地道に捜査をしている。
<委員> 高齢者の集まるふれあいサロン等で、振り込め詐欺に関する寸劇をしてもらうことはできるのか。
<委員> 警察署代表者会議で、県警本部の音楽隊の振り込め詐欺被害防止啓発のための寸劇を視察した。とてもおもしろく、わかりやすかった。
【署長】 交通関係のイベントの際、音楽隊の演奏を依頼したこともある。当署には、落語で振り込め詐欺被害防止啓発を行う警察官がいるので、参考にしていただきたい。
<委員> 鈴鹿ではサーキット等のイベントが開催されている時などは土地勘のない車が鈴鹿市内を抜け道として走行していることがある。子供たちにはそういったことも含め、交通安全を意識してほしいので、交通安全指導に回っていただきたい。
【署長】 依頼があれば、各学校とは随時調整しつつ対応している。また、警察署見学の際に交通安全指導行ったりしている。
<委員> 近所でポケモンGOのスポットになっている場所があり、路上駐車が多数あるが、その際は取締り等はしないのか。
【地域課長】 通報があった場合は現場臨場し、対応している。ポケモンGOの対策として、自治会等でポケスポットの窓口にメール等で問い合わせをし、要望を出すとポケスポットを解除してもらえる場合もある。
<委員> 以前、鈴鹿市の施設がポケスポットになっていたことがあり、その際はポケモンGOの管理者側に取り消しの申請依頼を行ったと聞いた。
【地域課長】 申請は個人でなく、自治会や団体等の責任者が行う方が良いと思う。ポケスポットに対する車両の取締り要望があれば、取締りや広報するなどして対応している。
5 年末・年始特別警戒及び年末の交通安全県民運動合同出発式への出席
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